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【発明の名称】 洗面台の配管構造
【発明者】 【氏名】松岡 輝樹
【住所又は居所】愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式会社イナックス内

【氏名】小早川 育雄
【住所又は居所】愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式会社イナックス内

【氏名】日影 正弘
【住所又は居所】愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式会社イナックス内

【氏名】中村 佳代子
【住所又は居所】愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式会社イナックス内

【要約】 【課題】洗面器の下方に形成した空間に止水栓及び排水トラップを配置させない。

【解決手段】洗面室Gの外部へ延設する元側配管28と洗面台21に備えた水回り器具25とを配管具31で接続するときに、洗面台21の左右外側の一方に、洗面器22の下方の空間Dに面する配管スペース35を形成したキャビネット34が並設され、配管スペース35に配管具31を構成する止水栓32及び/又は排水トラップ33を配置したこと。
【特許請求の範囲】
【請求項1】洗面室の外部へ延設する元側配管と洗面台に備えた水回り器具とを配管具で接続する洗面台の配管構造において、前記洗面台の左右外側の一方に、洗面器の下方の空間に面する配管スペースを形成したキャビネットが並設され、該配管スペースに前記配管具を構成する止水栓及び/又は排水トラップを配置したことを特徴とする洗面台の配管構造。
【請求項2】前記キャビネットは、前記洗面器の上方の空間に面するその上部に収納スペースを形成し、その下部に前記配管スペースを形成したトールキャビネットである請求項1記載の洗面台の配管構造。
【請求項3】前記洗面器の下方の空間は、その手前側が開口している請求項1又は2記載の洗面台の配管構造。
【請求項4】前記配管スペースは、前記洗面器の下方の空間に面する側が、上方に開口部を形成して下方の側板で覆われ、該開口部を前記配管具の横引き配管が貫通する請求項1,2又は3記載の洗面台の配管構造。
【請求項5】前記キャビネットの外側であって前記洗面台を配置しない側に洗濯機が配置され、前記キャビネットの外側面に洗濯機用給水栓の給水口を露出し、前記配管スペースを用いて該洗濯機用給水栓と前記元側配管を接続した請求項1,2,3又は4記載の洗面台の配管構造。
【請求項6】前記キャビネットの収納空間に洗濯機用給水栓の給水口を露出し、前記配管スペースを用いて該洗濯機用給水栓と前記元側配管を接続した請求項1,2,3又は4記載の洗面台の配管構造。
【請求項7】前記トールキャビネットの外側であって前記洗面台を配置しない側に洗濯機が配置され、前記トールキャビネットの洗濯機に面する外側面に、収納スペースの高さ位置で洗濯機用給水栓の給水口を露出し、該洗濯機用給水栓と前記元側配管を接続する接続配管を、前記トールキャビネットの側板で覆ってトールキャビネットの外側に露出させないようにした請求項2記載の洗面台の配管構造。
【請求項8】前記キャビネットの外側であって前記洗面台を配置しない側に水洗式便器が配置され、前記キャビネットの水洗式便器に面する外側面に、便器用給水栓の給水口を露出し、前記配管スペースを用いて該便器用給水栓と前記元側配管とを接続した請求項1,2,3又は4記載の洗面台の配管構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面台を設置した洗面室の室外へ延設する元側配管と洗面台に備えた水回り器具とを配管接続する洗面台の配管構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面台の配管構造は、図7に示す如く、洗面器2の下方に形成した空間Dを利用して、洗面台1に備えた水回り器具5と洗面室Gの室外へ延設する元側配管8を、給水配管9及び排水配管10からなる配管具で接続している。水回り器具5は、水栓3と、洗面器2に取着した排水具4とからなる。元側配管8は、元側給水管6及び元側排水管7からなる。給水配管9は、水栓3と元側給水管6を接続するものであり、途中に止水栓11を備えている。排水配管10は、排水具4と元側排水管7を接続するものであり、途中に排水トラップ12を備えている。前記水栓3が湯水混合水栓の場合には、前記給水配管9として、冷水用及び温水用の二経路が備えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記洗面器2の下方に形成した空間Dは、洗面台1の収納スペースとして利用されたり、腰掛けた利用者の膝が入り込むニースペース(この場合には、空間Dの前面は開口している)として利用される。該空間Dを収納スペースとして利用するときには、止水栓11及び排水トラップ12が収納スペースを狭め、また、出し入れする収納物が排水トラップ12等に衝突して配管外れを招くこともある。更に、利用者は、収納物を出し入れするときに、空間Dに露出した止水栓11及び排水トラップ12が目障りとなり、不快感を招くことがある。また、空間Dをニースペースとして利用するときには、脚で止水栓11及び排水トラップ12を蹴飛ばして配管外れを招くこともある。
【0004】本発明は、上記問題を解決するために、洗面器の下方に形成した空間に止水栓及び/又は排水トラップを配置させない洗面台の配管構造を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】洗面器の下方に形成した空間に止水栓及び/又は排水トラップを配置させないために請求項1記載の本発明が採用した手段は、洗面室の外部へ延設する元側配管と洗面台に備えた水回り器具とを配管具で接続する洗面台の配管構造において、前記洗面台の左右外側の一方に、洗面器の下方の空間に面する配管スペースを形成したキャビネットが並設され、該配管スペースに前記配管具を構成する止水栓及び/又は排水トラップを配置したことを特徴とする洗面台の配管構造である。なお、配管の施工が容易となるように、前記元側配管に対して前記配管具を配管スペース内で接続することもある。本発明にあっては、洗面台に並設したキャビネットの配管スペースに止水栓及び/又は排水トラップを配置してあるため、止水栓及び/又は排水トラップを洗面器の下方の空間から無くすことができる。
【0006】キャビネットの収納スペースを増大させて洗面台の使い勝手の向上を図るために請求項2記載の本発明が採用した手段は、前記キャビネットは、前記洗面器の上方の空間に面するその上部に収納スペースを形成し、その下部に前記配管スペースを形成したトールキャビネットである請求項1記載の洗面台の配管構造である。なお、前記収納スペースは、前記洗面器の上方の空間に面する側を開口し、洗面器の上方の空間から収納物を出し入れできるようにすることで、使い勝手の向上を図ることもある。本発明にあっては、洗面台にトールキャビネットを並設することで、収納スペースを増大させることができると共にトールキャビネットの下部に配管スペースを形成できる。
【0007】洗面器の下方の空間に対して、収納ワゴン等の出し入れを容易にしたり、または腰掛けた利用者の脚の出し入れを容易にして使い勝手の向上を図るために請求項3記載の本発明が採用した手段は、前記洗面器の下方の空間は、その手前側が開口している請求項1又は2記載の洗面台の配管構造である。本発明にあっては、洗面器の下方の空間の手前側が開口しているので、この下方の空間に対する出し入れが容易にできる。
【0008】配管や保守点検等の作業が容易にできるようにするために請求項4記載の本発明が採用した手段は、前記配管スペースは、前記洗面器の下方の空間に面する側が、上方に開口部を形成して下方の側板で覆われ、該開口部を前記配管具の横引き配管が貫通する請求項1,2又は3記載の洗面台の配管構造である。作業が更に容易となるように、前記下方の側板を着脱可能とすることもある。本発明にあっては、配管スペースを形成する側板の上方に形成した開口部を利用して、横引き配管ができると共に洗面器の下方の空間から配管スペース内の止水栓及び/又は排水トラップに対する操作や点検ができる。
【0009】キャビネットを介して洗濯機を並設したときに配管スペースの有効利用を図るために請求項5記載の本発明が採用した手段は、前記キャビネットの外側であって前記洗面台を配置しない側に洗濯機が配置され、前記キャビネットの外側面に洗濯機用給水栓の給水口を露出し、前記配管スペースを用いて該洗濯機用給水栓と前記元側配管を接続した請求項1,2,3又は4記載の洗面台の配管構造である。本発明にあっては、洗濯機のための給水配管と洗面台のための接続配管を配管スペースで纏めることができる。
【0010】洗濯機を並設したときに配管スペースの有効利用を図るために請求項6記載の本発明が採用した手段は、前記キャビネットの収納空間に洗濯機用給水栓の給水口を露出し、前記配管スペースを用いて該洗濯機用給水栓と前記元側配管を接続した請求項1,2,3又は4記載の洗面台の配管構造である。本発明にあっては、洗濯機のための給水配管と洗面台のための接続配管を配管スペースで纏めることができる。
【0011】トールキャビネットを介して並設した洗濯機のための接続配管をトールキャビネットの収納スペースに露出させないようにするために請求項7記載の本発明が採用した手段は、前記トールキャビネットの外側であって前記洗面台を配置しない側に洗濯機が配置され、前記トールキャビネットの洗濯機に面する外側面に、収納スペースの高さ位置で洗濯機用給水栓の給水口を露出し、該洗濯機用給水栓と前記元側配管を接続する接続配管を、前記トールキャビネットの側板で覆ってトールキャビネットの外側に露出させないようにした請求項2記載の洗面台の配管構造である。本発明にあっては、洗濯機用給水栓の高さ位置がトールキャビネットの上部の収納スペースの高さに位置しても、収納スペースを用いて洗濯機用給水栓と元側配管を接続する接続配管が、側板で覆われるのでトールキャビネットの外側に露出することはない。
【0012】並設した水洗式便器のための給水配管と洗面台のための接続配管を纏めて配管スペースの有効利用を図るために請求項8記載の本発明が採用した手段は、前記キャビネットの外側であって前記洗面台を配置しない側に水洗式便器が配置され、前記キャビネットの水洗式便器に面する外側面に、便器用給水栓の給水口を露出し、前記配管スペースを用いて該便器用給水栓と前記元側配管とを接続した請求項1,2,3又は4記載の洗面台の配管構造である。本発明にあっては、水洗便器のための給水配管と洗面台のための接続配管を配管スペースで纏めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る洗面台の配管構造(以下、「本発明配管構造」という)を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0014】(第1の実施の形態)図1及び図2は本発明構造の第1の実施の形態を示すものであって、図1は洗面台の手前斜め右側から見た斜視図、図2は正面図である。
【0015】本実施の形態にあっては、洗面台21に備えた水回り器具25と洗面室Gの外部へ延設する元側配管28とを、洗面台21の左右外側の一方(図面に示す本実施例にあっては左側)に並設したキャビネット34の配管スペース35を利用して配管具31で接続している。配管スペース35は、洗面器22の下方の空間Dに面するように形成されている。本実施の形態では、配管の施工が容易となるように、配管スペース35に導いた配管具31を、配管スペース35内から元側配管28に接続している。
【0016】前記水回り器具25は、水栓23と、洗面器22に取着した排水具24とからなる。元側配管28は、元側給水管26及び元側排水管27からなる。配管具31は、給水配管29及び排水配管30からなる。給水配管29は、水栓23と元側給水管26を接続するものであり、途中に止水栓32を備えている。排水配管30は、排水具24と元側排水管27を接続するものであり、途中に排水トラップ33を備えている。水栓23は、吐水口23aから洗面鉢22aへ向かって吐水するようになっている。排水具24は、洗面器22の排水口22bへ連通するように、洗面器22に取り付けられている。水栓23は、図示の場合は湯水混合水栓であるため、給水配管29として、冷水用及び温水用の二経路が備えられるが、単水栓形式に変更されることもある。単水栓形式の場合には、給水配管29として、冷水用の一経路が備えられる。
【0017】本実施の形態にあっては、キャビネット34の配管スペース35に導いた給水配管29及び排水配管30からなる配管具31を、配管スペース35内から元側配管28に接続している。しかし、これに限定するものではなく、図示は省略したが、配管具31である給水配管29及び排水配管30の一方の配管を配管スペース35内から元側配管28に接続し、他方の配管を、配管スペース35内を介することなく洗面器22の下方の空間Dを利用して壁W又は床の裏側にある元側配管28に接続することもある。
【0018】本実施の形態にあっては、洗面台21に並設したキャビネット34の配管スペース35に止水栓32及び/又は排水トラップ33を配置することで、止水栓32及び/又は排水トラップ33を洗面器22の下方の空間Dから無くすことができる。
【0019】前記キャビネット34は、洗面器22の上方の空間Eに面するキャビネット上部に収納スペース36を形成し、キャビネット下部に前記配管スペース35を形成したトールキャビネットになっている。収納スペース36は、洗面器22の上方の空間Eに面する側を開口し、この空間Eから収納物を出し入れできるようにすることで、使い勝手の向上を図っている。収納スペース36は、棚板41が配置されている。本実施の形態にあっては、洗面台21にトールキャビネット34を並設することで、収納スペース36を増大させることができると共にトールキャビネット34の下部に配管スペース35を形成できる。なお、前記キャビネット34は、前記トールキャビネットの他に、背丈が1000mm程度のもの(図示略)に変更することも可能である。
【0020】前記洗面器22の下方の空間Dは、手前側が開口している。この開口を形成する方法としては、洗面室Gの壁面Wに洗面器22をブラケット(図示略)で片持ち状に支持するか、または、手前側が開口しているキャビネット(図示略)で洗面器22を支持する。本実施の形態にあっては、洗面器22の下方の空間Dに対する収納ワゴン(図示略)の出し入れや、椅子に座った利用者の脚等の出し入れが、手前側の開口を利用して容易にできる。
【0021】前記キャビネット34の配管スペース35は、洗面器22の下方の空間Dに面する側(図面に示す本実施例にあっては右側)が、上方に開口部37を形成して下方の側板38で覆われ、前記配管具31の給水配管29及び/又は排水配管30が横引き配管として開口部37を貫通している。側板38は、配管や保守点検等の作業が容易となるように着脱可能とすることもある。本実施の形態にあっては、この開口部37を利用して、横引き配管が容易にできると共に洗面器下の空間Dから配管スペース35内の止水栓32及び/又は排水トラップ33に対する操作や点検が容易にできる。
【0022】なお、図示は省略したが、キャビネット33の配管スペース35の上方に前記水回り器具25(水栓23及び/又は排水具24)が突出するときには、配管具31の給水配管29及び/又は排水配管30を横引き配管することなく縦引き配管することができる。図2中の39は右側のトールキャビネット、40は鏡である。
【0023】(第2の実施の形態)図3は本発明構造の第2の実施の形態を示すものであって、洗面台の手前斜め左側から見た斜視図である。
【0024】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相違する点は、キャビネット44の外側であって洗面台21を配置しない側に洗濯機45を配置し、キャビネット44の外側面44aに洗濯機用給水栓46の給水口46aを露出し、キャビネット44の配管スペース35を用いて洗濯機用給水栓46と元側給水管26を給水配管47で接続したことである。この相違点以外の構成は、前記第1の実施の形態(図1及び図2参照)と実質的に同一であり、同一の符号は同一の構成部材等を示す。
【0025】前記洗濯機用給水栓46は、キャビネット44の内側に配置した水栓本体46bと、キャビネット44の外側へ露出した開閉操作ハンドル46c及び給水口46aとを備え、洗濯機45の給水ホース48を給水口46aへ接続している。
【0026】本実施の形態にあっては、洗濯機45のための給水配管47と洗面台21のための接続配管(29,30)を配管スペース35で纏めることができ、配管スペース35の有効利用が図れると共に、纏めた配管の漏水等の保守点検が容易となる。
【0027】(第3の実施の形態)図4は本発明構造の第3の実施の形態を示すものであって、(A)は平面図、(B)は洗面台の手前斜め右側から見た斜視図である。
【0028】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相違する点は、トールキャビネット34の外側であって洗面台21を配置しない側に洗濯機45を配置し、トールキャビネット34の洗濯機45へ面する外側面34aに、収納スペース36の高さ位置で洗濯機用給水栓56の給水口56aを露出し、洗濯機用給水栓56と元側給水管26を接続する接続配管57を、トールキャビネット34の側板58で覆って、トールキャビネット34の外側に露出させないようにしたことである。本実施の形態において収納スペース36は、接続配管57の収納スペースとなる。この相違点以外の構成は、前記第1の実施の形態(図1及び図2参照)と実質的に同一であり、同一の符号は同一の構成部材等を示す。
【0029】前記側板58は、収納スペース36を覆うように配置してあり、配管施工及び保守点検を考慮して着脱自在となっている。
【0030】前記洗濯機用給水栓56は、キャビネット44の内側又は外側に配置した水栓本体56bと、キャビネット34の外側へ露出した開閉操作ハンドル56c及び給水口56aとを備え、給水口56aへ洗濯機45の給水ホース48を着脱自在に接合できるようになっている。
【0031】本実施の形態にあっては、洗濯機45のための給水配管57と洗面台21のための接続配管(29,30)を配管スペース35で纏めることができ、配管スペース35の有効利用が図れると共に、纏めた配管の漏水等の保守点検が容易となる。また、本実施の形態にあっては、洗濯機用給水栓56の高さ位置がトールキャビネット34の収納スペース36の高さに位置しても、収納スペース36を利用して洗濯機用給水栓56と元側給水管26を接続する接続配管57が、トールキャビネット34の側板58で覆われてトールキャビネット34の外側に露出しないので、見栄えがよい。
【0032】(第4の実施の形態)図5は本発明構造の第4の実施の形態を示すものであって、(A)は平面図、(B)は洗面台の手前斜め右側から見た斜視図である。
【0033】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相違する点は、キャビネット34の収納空間36に洗濯機用給水栓56の給水口56aを露出し、配管スペース35を用いて洗濯機用給水栓56と元側給水管26を接続配管57で接続したことである。この相違点以外の構成は、前記第1の実施の形態(図1及び図2参照)と実質的に同一であり、同一の符号は同一の構成部材等を示す。
【0034】前記洗濯機用給水栓56は、収納空間36の内側又は外側に配置した水栓本体56bと、収納空間36の内側へ露出した開閉操作ハンドル56c及び給水口56aとを備え、給水口56aへ洗濯機45の給水ホース48を着脱自在に接合できるようになっている。
【0035】本実施の形態にあっては、洗濯機45のための給水配管57と洗面台21のための接続配管(29,30)を配管スペース35で纏めることができ、配管スペース35の有効利用が図れると共に、纏めた配管の漏水等の保守点検が容易となる。
【0036】(第5の実施の形態)図6は本発明構造の第4の実施の形態を示す平面図である。
【0037】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相違する点は、キャビネット34の外側であって洗面台21を配置しない側に水洗式便器65を配置し、キャビネット34の水洗式便器65に面する外側面34aに便器用給水栓66の給水口66aを露出し、キャビネット34の配管スペース35を用い便器用給水栓66と元側給水管26(図1及び図2参照)とを給水配管67で接続したことである。この相違点以外の構成は、前記第1の実施の形態(図1及び図2参照)と実質的に同一であり、同一の符号は同一の構成部材等を示す。
【0038】前記便器用給水栓66は、キャビネット34の内側又は外側に配置した水栓本体66bと、キャビネット34の外側へ露出した開閉操作ハンドル66c及び給水口66aとを備え、水洗式便器65の給水管68を給水口66aへ接続している。なお、排水トラップ33より下流側は、便器65に接続した排水管(図示略)へ接合してある。
【0039】本実施の形態にあっては、水洗式便器65のための給水配管67と洗面台21のための接続配管(29,30)を配管スペース35で纏めることができ、配管スペース35(図1及び図2参照)の有効利用が図れると共に、纏めた配管の漏水等の保守点検が容易となる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の本発明配管構造は、止水栓及び/又は排水トラップが洗面器の下方に形成した空間から無くなるため、この空間の見栄えか良くなると共に、配管の外れの原因となる止水栓や排水トラップに対する収納物等の衝突を回避できる。
【0041】請求項2記載の本発明配管構造は、下部に配管スペースを形成したトールキャビネットを並設することで、収納スペースを増大させて使い勝手の向上を図ることができる。
【0042】請求項3記載の本発明配管構造は、洗面器の下方の空間に対する出し入れが容易となり、使い勝手の向上を図ることができる。
【0043】請求項4記載の本発明配管構造は、配管スペースを形成する側板の上方に形成した開口部を利用して、配管や保守点検等の作業が容易にできる。
【0044】請求項5及び6記載の本発明配管構造は、洗濯機のための給水配管と洗面台のための接続配管を配管スペースで纏めることで配管スペースの有効利用が図る。
【0045】請求項7記載の本発明配管構造は、洗濯機用給水栓の高さ位置がトールキャビネットの上部の収納スペースの高さに位置しても、洗濯機のための接続配管をトールキャビネットの収納スペースに露出しないので、収納スペースを見栄え良くできる。
【0046】請求項8記載の本発明配管構造は、水洗式便器のための給水配管と洗面台のための接続配管を配管スペースで纏めることで配管スペースの有効利用が図る。
【出願人】 【識別番号】000000479
【氏名又は名称】株式会社INAX
【住所又は居所】愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地
【出願日】 平成14年4月26日(2002.4.26)
【代理人】 【識別番号】100082016
【弁理士】
【氏名又は名称】内田 敏彦
【公開番号】 特開2003−310458(P2003−310458A)
【公開日】 平成15年11月5日(2003.11.5)
【出願番号】 特願2002−125400(P2002−125400)