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【発明の名称】 ティッシュ分離方法およびその装置
【発明者】 【氏名】陳 建榮

【氏名】林 明忠

【要約】 【課題】引張部材の移動速度と送出部材の移動速度の差から生じた力量を利用して通過したティッシュを切断分離線の位置でロール状ティッシュから分離させることができるティッシュ分配器のためのティッシュ分離方法およびその装置を提供する。

【解決手段】切断分離線が設けられたティッシュを分離装置に案内させ、分離装置には送出部材と引張部材が形成され、送出部材と引張部材はロール状のティッシュが移動するように駆動するすることができ、引張部材の移動速度は送出部材の移動速度より速くなるように構成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 切断分離線(41)が設けられたロール状のティッシュ(4)を分離装置(3)に案内させ、前記分離装置(3)に設けられた送出部材(1)と引張部材(2)によりティッシュ(4)を移動させ、前記引張部材(2)の移動速度が送出部材(1)の移動速度より速くなるように両者を回動させることによりティッシュ(4)を切断分離線(41)に沿って分離することを特徴とするティッシュ分離方法。
【請求項2】 送出部材(1)、引張部材(2)およびティッシュ(4)により構成され、前記送出部材(1)には回転自在の駆動ローラー(11)が設けられ、前記引張部材(2)には回転自在の駆動ローラー(21)が設けられ、前記ティッシュ(4)は連続したロール状のティッシュからなり、前記ティッシュ(4)は切断分離線(41)を有すると共に、前記送出部材(1)と引張部材(2)の駆動ローラー(11,21)に付着して移送され、前記引張部材(2)の駆動ローラー(21)の移動速度は送出部材(1)の駆動ローラー(11)の移動速度より速くなるように構成されることを特徴とするティッシュ分離装置。
【請求項3】 前記送出部材(1)と引張部材(2)にはそれぞれその駆動ローラー(11,21)を連動して回転したり停止したりするための動力部材(13,23)が設けられることを特徴とする請求項2に記載のティッシュ分離装置。
【請求項4】 制御信号を発信することができる制御部材(35)が設けられ、前記制御部材(35)によって前記送出部材(1)の駆動ローラー(11)に回転するのを停止させることができることを特徴とする請求項3に記載のティッシュ分離装置。
【請求項5】 前記送出部材(1)と引張部材(2)の駆動ローラー(11,21)が非等速で回転は伝動部材(24)を介して単一の動力部材(23)によって連動されることを特徴とする請求項2に記載のティッシュ分離装置。
【請求項6】 制御部材(35)と嵌脱部材(36)が設けられ、前記制御部材(35)は信号を発信することにより、前記動力部材(13,23)が送出部材(1)と引張部材(2)の駆動ローラー(11,21)を同時に回転させるように連動することができる、または前記引張部材(2)の駆動ローラー(21)が単独で回転するように連動することができることを特徴とする請求項5に記載のティッシュ分離装置。
【請求項7】 前記送出部材(1)には押圧部材(12)が設けられ、前記押圧部材(12)によってロール状のティッシュ(4)を前記駆動ローラー(11)に確実に付着するように押圧することができることを特徴とする請求項2に記載のティッシュ分離装置。
【請求項8】 前記押圧部材(12)は弾性部材の引張りによって前記駆動ローラー(11)に接近するように形成されることを特徴とする請求項7に記載のティッシュ分離装置。
【請求項9】 前記押圧部材(12)はローラーからなることを特徴とする請求項7に記載のティッシュ分離装置。
【請求項10】 前記引張部材(2)には押圧部材(22)が設けられ、前記押圧部材(22)によってティッシュローラーのティッシュ(4)を前記駆動ローラー(21)に確実に付着するように押圧することができることを特徴とする請求項2に記載のティッシュ分離装置。
【請求項11】 前記押圧部材(22)は弾性部材の引張りによって前記駆動ローラー(21)に接近するように形成されることを特徴とする請求項10に記載のティッシュ分離装置。
【請求項12】 前記押圧部材(22)はローラーからなることを特徴とする請求項10に記載のティッシュ分離装置。
【請求項13】 前記送出部材(1)と引張部材(2)にはそれぞれロール状のティッシュ(4)を前記駆動ローラー(11,21)のローラーの間に導入するための案内板(32)が設けられることを特徴とする請求項2に記載のティッシュ分離装置。
【請求項14】 ティッシュ(4)を湿らすように液体を噴出するための液体噴出管(33)が設けられることを特徴とする請求項2に記載のティッシュ分離装置。
【請求項15】 切断されたティッシュ(4)を下方へ導くための導引板(34)が設けられることを特徴とする請求項2に記載のティッシュ分離装置。
【請求項16】 送出部材(1)、引張部材(2)およびティッシュ(4)により構成され、前記送出部材(1)には回転自在の駆動ローラー(11)が設けられ、前記引張部材(2)には回転自在な巻き付けベルト(51)と縒り板(52)が設けられ、前記巻き付けベルト(51)と縒り板(52)の間には隙間(53)が形成され、前記隙間(53)は前記送出部材(1)の供出位置に位置するように形成され、前記ティッシュ(4)は連続したロール状のティッシュからなり、前記ティッシュ(4)には切断分離線(41)が設けられ、前記ティッシュ(4)は前記送出部材(1)の駆動ローラー(11)に付着して前記引張部材(2)の隙間(53)に進入され、前記巻き付けベルト(51)の巻き付けの速度は送出部材(1)の駆動ローラー(11)の回転速度より速くなるように構成されることを特徴とするティッシュ分離装置。
【請求項17】 前記送出部材(1)と引張部材(2)にはそれぞれ制御信号を発信することができる制御部材(35)が設けられ、前記巻き付けベルト(51)の巻き付けの速度は前記制御部材(35)によって送出部材(1)の駆動ローラー(11)の回転速度より速くなるように制御されることを特徴とする請求項16に記載のティッシュ分離装置。
【請求項18】 前記制御部材(35)が発信した信号によって前記送出部材(1)の駆動ローラー(11)の回転を停止させることができることを特徴とする請求項17に記載のティッシュ分離装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ティッシュ分配器のためのティッシュ分離方法およびその装置に関するもので、特に切断分離線を有したロール状のティッシュの一端を引張ってティッシュ分離装置を通過させ、分離装置によって切断分離線でティッシュをロール状ティッシュから分離するためのティッシュ分離方法およびその装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
【0003】従来のティッシュ分配器における切断構造としては、図1に示すように、二個の壁板90の間にローラー91、圧板92、動力輪93および刃輪94が枢接されている。ティッシュは下圧された圧板92とローラー91の間を通過すると共に、動力輪93とローラー91の駆動によって降下するように引っ張られる。動力輪93はローラー91と刃輪94を同時に駆動し、刃輪94が回転する時、カッタ95と止め板96が接触することによって通過したティッシュを切断するように構成されたものがある(例えば、外国特許文献1を参照)。
【0004】また、従来のティッシュ分配器の切断構造としては、図2に示すように、ケース本体80には二組のローラー組81,82が設けられている。二組のローラー組81,82にはそれぞれ二個以上のローラーを備え、これらのローラーはそれぞれ動力部品83によって等速かつ相互に対応して回転するように駆動される。連続したティッシュ84は二組のローラー組81,82の間を通過され、そして下方へ引っ張られる。ティッシュ84には予定された長さで検出印85が設けられ、ティッシュ84に設けられた検出印85が通過したことをセンサー86によって検出された時、センサー86は信号を発することができ、それにより、二組のローラー組81,82のローラーの回転速度に回転速度差が生じさせて、二組のローラー組81,82の間に位置するティッシュ84を切断することができるようにしているものもある(例えば、外国特許文献2を参照)。
【0005】また、従来のティッシュ分配器における分離装置の構造としては、図3に示すように、二組のローラー組81,82の内の一組のローラー組82に設けられたローラーの輪面を非単一の輪面に形成すると共に、その輪面は接触または準接触になるように形成される。連続したティッシュ84には予定された長さで検出印85と切断分離線87が設けられている。切断分離線87には長孔と孔が設けられるため、ティッシュ84に設けられた検出印85がセンサー86によって検出された時、センサー86は制御信号を発し、それにより、二組のローラー組81,82の間のティッシュ84は切断される。二組のローラー組81,82を駆動する動力部材83は比較的小さい駆動トルクを必要とするだけである(例えば、外国特許文献3を参照)。
【0006】
【特許文献1】中華民国新型第168262号公報【特許文献2】中華民国新型第90116695号明細書【特許文献3】中華民国新型第90116695A01号明細書【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のティッシュ機の切断構造について、一定の使用期間が過ぎると、カッタ95と止め板96は頻繁の接触によってカッタ95に摩擦損失が生じるため、ティッシュを確実に切断することができなくなり、そのため、製造メーカにとってそのメンテナンスが膨大な負担になると共に、消費者にとっても大変不便である。さらに、ティッシュの切断に必要とするする構造も比較的複雑になるという問題点があった。
【0008】また、上述した従来のティッシュおよびその分離装置の構造について、その分離装置に使用されているロール状ティッシュにはそれぞれセンサー86が検出するための検出印85が必要になり、そのために使用上において比較的不便になるという問題点があった。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、切断分離線が設けられたロール状ティッシュの一端を分離装置に案内させ、前記分離装置には少なくとも送出部材と引張部材が形成され、前記送出部材と引張部材はロール状のティッシュが移動するように駆動することができ、前記引張部材の移動速度は送出部材の移動速度より速くなるように形成されるため、前記移動速度の差から生じた力量を利用して通過したティッシュを切断分離線の位置で前記ロール状ティッシュから分離させることができる、ティッシュ分配器のためのティッシュ分離方法およびその装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本発明によるティッシュ分離装置は、下記のようになるものである。すなわち、送出部材、引張部材およびティッシュにより構成される。前記送出部材には回転自在の駆動ローラーが設けられ、前記引張部材には回転自在の駆動ローラーが設けられる。前記ティッシュは連続したロール状のティッシュからなり、切断分離線を有すると共に、前記送出部材と引張部材の駆動ローラー(11,21)に付着して移送される。前記引張部材の駆動ローラーの移動速度は送出部材の駆動ローラーの移動速度より速くなるように構成される。
【0011】上述の如く構成される本発明のティッシュ分離装置は、切断分離線が設けられたロール状のティッシュを分離装置に案内させ、前記分離装置に設けられた送出部材と引張部材によりティッシュを移動させ、前記引張部材の移動速度が送出部材の移動速度より速くなるように両者を回動させることによりティッシュを切断分離線に沿って分離し、それにより1回の使用分のティッシュを作成する。
【0012】本発明によるティッシュ分離装置はまた次のようにも構成できる。すなわち、送出部材、引張部材およびティッシュにより構成される。前記送出部材には回転自在の駆動ローラーが設けられ、前記引張部材には回転自在な巻き付けベルトと縒り板が設けられる。前記巻き付けベルトと縒り板の間には隙間が形成され、前記隙間は前記送出部材の供出位置に位置するように形成される。前記ティッシュは連続したロール状のティッシュからなり、切断分離線が設けられている。前記ティッシュは前記送出部材の駆動ローラーに付着して前記引張部材の隙間に進入される。前記巻き付けベルトの巻き付けの速度は送出部材の駆動ローラーの回転速度より速くなるように構成される。
【0013】更に、本発明のティッシュ分配器のティッシュ分離装置は、下記のようにも構成することもできる。
1. 前記送出部材と引張部材にはそれぞれその駆動ローラーを連動して回転したり停止したりするための動力部材が設けられる。
2. 制御信号を発信することができる制御部材が設けられ、前記制御部材によって前記送出部材の駆動ローラーに回転するのを停止させることができる。
3. 前記送出部材と引張部材の駆動ローラーが非等速で回転は伝動部材を介して単一の動力部材によって連動される。
4. 制御部材と嵌脱部材が設けられ、前記制御部材は信号を発信することにより、前記動力部材が送出部材と引張部材の駆動ローラーを同時に回転させるように連動することができる、または前記引張部材の駆動ローラーが単独で回転するように連動することができる。
5. 前記送出部材には押圧部材が設けられ、前記押圧部材によってロール状のティッシュを前記駆動ローラーに確実に付着するように押圧することができる。
6. 前記押圧部材は弾性部材の引張りによって前記駆動ローラーに接近するように形成される。
7. 前記押圧部材はローラーからなる。
8. 前記引張部材には押圧部材が設けられ、前記押圧部材によってティッシュローラーのティッシュを前記駆動ローラーに確実に付着するように押圧することができる。
9. 前記押圧部材は弾性部材の引張りによって前記駆動ローラーに接近するように形成される。
10. 前記送出部材と引張部材にはそれぞれロール状のティッシュを前記駆動ローラーのローラーの間に導入するための案内板が設けられる。
11. ティッシュを湿らすように液体を噴出するための液体噴出管が設けられる。
12. 切断されたティッシュを下方へ導くための導引板が設けられる。
13. 前記送出部材と引張部材にはそれぞれ制御信号を発信することができる制御部材が設けられ、前記巻き付けベルトの巻き付けの速度は前記制御部材によって送出部材の駆動ローラーの回転速度より速くなるように制御される。
14. 前記制御部材が発信した信号によって前記送出部材の駆動ローラーの回転を停止させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0015】
【実施例1】図4は本発明の実施例1によるティッシュ分配器のためのティッシュ分離装置の分解斜視図である。本発明の装置に使用されるティッシュ4は一定間隔で切断分離線41を設けられたロール状のティッシュからなり、天然繊維、人造繊維、合成繊維などの材質から製造されたティッシュの連続体である。ロール状のティッシュ4は、切断された後にティッシュ4の繊維が脱落するのを防止するため、切断分離線41の両側は熱溶接などの方式によって圧合部42が形成される。
【0016】本発明のティッシュ分離方法は主に分離装置3によって完成できるもので、分離装置3は送出部材1と引張部材2により構成される。
【0017】送出部材1には駆動されて回転する駆動ローラー11が少なくとも一個設けられる。駆動ローラー11はモーターなどの動力部材によって直接または間接に回転するように駆動されることができ、その回転速度は等速または速く遅くの変化を与えることができ、さらに回転開始、停止の変化を与えることもできる。本実施例において、前記動力部材は第一動力部材13であり、歯車などの伝動部材14を経て駆動ローラー11を一定の速度で回転、または停止するように駆動される。これにより、駆動ローラー11に付着されたティッシュローラーのティッシュ4を移送するように駆動したり停止したりすることができる。送出部材1には押圧部材12が設けられ、駆動ローラー11に付着されたティッシュローラーのティッシュ4を確実に移送することができる。本実施例において、押圧部材12は弾性部材15によって駆動ローラー11に押圧された板片からなることができる。ロール状のティッシュ4は押圧部材12によってロール状のティッシュ4を押圧されて駆動ローラー11に付着させることにより移送できる。
【0018】引張部材2は送出部材1の下側または後端に位置するように形成されるため、送出部材1によって移送されたロール状ティッシュ4を受けることができると共に、このロール状ティッシュ4を送り出すことができる。引張部材2には駆動ローラー21が設けられ、駆動ローラー21はモーターなどの動力部材によって直接または間接に回転するように駆動される。回転速度は等速または速く遅くの変化を与えることができ、さらに回転、停止の変化を与えることもできる。本実施例において、前記動力部材は独立の第二動力部材23である。第二動力部材23は、歯車などの伝動部材24を経て、駆動ローラー21を一定の速度で回転、または停止するように駆動される。これにより、駆動ローラー21に付着されたロール状ティッシュ4を移送するように駆動したり停止したりすることができる。引張部材2には押圧部材22が設けられるため、駆動ローラー21に付着されたロール状のティッシュ4を確実に送出することができる。押圧部材12は送出部材1の押圧部材12と同様に板片により構成するか、或いは図4に示すように、ローラーにより構成することができると共に、伝動部材24によって回転するように伝動されることができる。
【0019】本実施例において、分離装置3は二個の壁板31をもって送出部材1、引張部材2が枢着するのに用いられ、さらに分離装置3には案内板32、液体噴出管33および導引板34が設けられる。案内板32は送出部材1と引張部材2の上方に位置され、ロール状のティッシュ4を下方へ案内することができる。液体噴出管33は通過したティッシュ4を濡らすように液体を噴出するのに用いられる。導引板34はロール状ティッシュから分離されたティッシュ4を導出するのに用いられる。
【0020】図5,6は本発明の実施例1のティッシュ分配器のためのティッシュ分離装置の側面断面図と、図5の6−6線に沿った断面図である。本実施例においてロール状のティッシュ4を送出部材1、引張部材2に導入させることにより、ティッシュ4を駆動ローラー11,21に付着させ、そして駆動ローラー11,21によって移送される。引張部材2の駆動ローラー21の回転速度は送出部材1の駆動ローラー11の回転速度より速くなるように構成され、二個の駆動ローラー11,21の回転速度の差によってロール状ティッシュから移送されるティッシュ4に対して引張の力量が形成されるため、ロール状のティッシュ4の切断分離線41が二個の駆動ローラー11,21の間に介在した時、ロール状のティッシュ4はその切断分離線41の位置で切断される(図7参照)。切断されたティッシュ4は導引板34の導引によって下落され、そして液体噴出管33から噴出した液体によってティッシュ4はウエットティッシュとして形成される。また、ロール状のティッシュ4は再び案内板32の案内によって引張部材2に案内されることにより、ティッシュ分配器からティッシュ4が引き続き供出されるように形成される。
【0021】再び図4,5を参照すると、分離装置3には他に制御部材35が設けられることができ、制御部材35は従来の光センサー、赤外線センサー、タイマーなどからなることができる。制御部材35がティッシュ4の切断分離線41が通過するのを検出したとき、または前記実施例で詳述した二個の駆動ローラー11,21の回転速度の差によって回転したとき、切断分離線41が段々と拡張して形成された孔が通過した場合、または予定された時間に達した場合、制御部材35は制御信号を発信することにより、送出部材1の駆動ローラー11の回転速度と引張部材2の駆動ローラー21の回転速度の差を拡大させたり、或いは送出部材1の駆動ローラー11の回転を停止させたりし、このように二個のローラー11,21の間のロール状のティッシュ4をその切断分離線41の位置でさらに簡単に切断することができる。
【0022】
【実施例2】図8は本発明の実施例2によるティッシュ分配器のためのティッシュ分離装置の分解斜視図である。本発明の実施例2における分離装置3は送出部材1と引張部材2により構成される。送出部材1と引張部材2にもそれぞれ少なくとも一個の駆動ローラー11,21が設けられる。そして、ロール状のティッシュ4は二個の駆動ローラー11,21に付着して移送される。本実施例において、引張部材2の駆動ローラー21は動力部材23によって伝導部材24を経て回転するように伝動され、そして送出部材1の駆動ローラー11には直接連動するための動力部材が欠けている。分離装置3の壁板31には嵌脱部材36が設けられ、嵌脱部材36は嵌脱輪37からなることができると共に、電磁バルブ38によって制御することができる。平常の状態として、嵌脱部材36の嵌脱輪37は送出部材1および引張部材2の伝動部材14,24と噛み合うように形成されるため、動力部材23は送出部材1および引張部材2の駆動ローラー11,21が回転するのを同時に連動することができる。そして、駆動ローラー11,21の回転は等速で回転するように構成するか、或いは伝動部材14の歯車の数の差を利用して送出部材1の駆動ローラー11に比較的遅い回転速度を有するように構成することができる。制御部材35が制御信号を発信した時、嵌脱部材36の嵌脱輪37は電磁バルブ38によって引張られるため、嵌脱輪37と送出部材1の伝動部材14は分離するように形成され、それにより、動力部材23は引張部材2の駆動ローラー21だけを回転させるように連動することができる。このように、送出部材1と引張部材2の間でロール状のティッシュ4を切断分離線41の位置から分離することができる。
【0023】
【実施例3】図9は本発明の実施例3によるティッシュ分配器のためのティッシュ分離装置の分解斜視図である。本発明の実施例3における分離装置3は送出部材1と引張部材5により構成される。送出部材1には少なくとも一個の駆動ローラー11が設けられ、駆動ローラー11は回転することができるように壁板31に脱着自在に枢着されると共に、動力部材13によって伝動部材14を経て回転するように連動される。最良な適用形態として、送出部材1に押圧部材12を設けることにより、ティッシュローラーのティッシュ4を駆動ローラー11に確実に付着させることができる。
【0024】引張部材5は送出部材1の下側または後端に位置され、引張部材5は従来のティッシュ巻き付け装置からなることができる。引張部材5は駆動されて回転することができる巻き付けベルト51および固定された縒り板52により構成され、巻き付けベルト51と縒り板52の間には適当な隙間53が形成される。隙間53は送出部材1のロール状のティッシュ4の供出位置に位置するように形成されると共に、ロール状のティッシュ4が進入するのに用いられることができる。ティッシュ4が隙間53に進入した時、ティッシュ4は引張部材5の巻き付けベルト51によって引張られると共に、円筒形状に巻かれる。引張部材2の巻き付けベルト51がティッシュ4を引張って移動する速度は駆動ローラー11がティッシュ4を駆動して移動する速度より速いことを利用することにより、送出部材1と引張部材5の間に介在するティッシュ4を切断分離線41の位置で切断することができる。
【0025】また、本実施例において、分離装置3にも制御部材35が設けられる。制御部材35が制御信号を発信することにより、駆動ローラー11を駆動するための動力部材13は作動を停止する。かくして、引張部材5はロール状のティッシュ4を引張り続けることができると共に、切断分離線41の位置で確実に切断することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によるティッシュ分配器のためのティッシュ分離方法およびその装置は従来のティッシュの供給方法を変えたもので、従来のティッシュ機と比較した結果、その刃組の部品が減らされたため、本発明の構造は比較的簡単になると共に、組立上において比較的便利になると同時に、刃組の摩擦損失などの故障問題もなくなるため、製造メーカでの刃組の摩擦損失に関するメンテナンスの作業を減らすこともできる。さらに、本発明に使用されているロール状ティッシュには切断分離線を設置することだけでよいため、ロール状ティッシュを簡単に製造することができるという利点がある。
【0027】本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
【出願人】 【識別番号】599173192
【氏名又は名称】元山科技工業股▲分▼有限公司
【出願日】 平成14年10月1日(2002.10.1)
【代理人】 【識別番号】100067448
【弁理士】
【氏名又は名称】下坂 スミ子 (外1名)
【公開番号】 特開2003−290072(P2003−290072A)
【公開日】 平成15年10月14日(2003.10.14)
【出願番号】 特願2002−288953(P2002−288953)