| 【発明の名称】 |
風呂掃除システム |
| 【発明者】 |
【氏名】市吉忠三郎
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| 【要約】 |
【課題】浮遊ゴミを効率よく吸い込む、底のぬめりや砂等を除去する。既設の浴槽を改造しなくても取り付けできる。コストの安いシステムを提供する。
【解決手段】フロート付の浮遊ゴミ吸い込み口、水中回転振動ブラシ掃除機で剥ぎ取りろ過する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】水中回転振動ブラシ13を備えた風呂掃除システム【請求項2】水面に浮遊するゴミを効率良く集めるために、フロートと重り及び浮遊ゴミガイド31を持つ、浮遊ゴミ吸い込み部1を備えた風呂掃除システム【請求項3】浮遊ゴミ吸い込み部1の沈み深さを安定し、効率良くゴミを捕集する為に、取水水深hの安定化の為のフロートを備えた風呂掃除システム【請求項4】浮遊ゴミ吸い込み部1の内部に渦の発生による気泡の吸い込みを防ぐ為に、渦の発生を止める渦防止板34を備えた風呂掃除システム【請求項5】ろ過水槽5の内側の側壁や底部に細かい縦溝や凹凸をつけろ過水を流れ易くしたろ過水槽5を備えた風呂掃除システム【請求項6】ろ過水槽5への浴水の流入速度が速い為に、ろ過紙やろ布8を損傷しない様に流速を低下する減勢板35を備えた風呂掃除システム |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】家庭用の風呂場で、浴水及び浴槽を浄化する装置に関する。但し、通称24時間風呂ではない。 【0002】 【従来の技術】浴水の浄化装置や類似装置としては、多数の提案がある。 例えば、特開2001-129323 浴槽水循環濾過装置特開2001-157804 浄化装置付還流型水槽電動掃除機特開平4-367633 あふれ浴槽 等がある。 しかし、既設の浴槽に簡単に取り付け可能で、浴槽の底部のぬめりや砂等を除去できる安いシステムは見当たらない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】浴槽内の汚れとしては、浴水の水面に浮遊する体毛、垢や水中に保持されている垢と浴槽6の底部や給湯口30の周辺に付着し易いぬめりや砂がある。これ等を効率よく安全に除去できるシステムを安く提供する。 【0004】既設の浴槽に、風呂掃除システムを設置する場合に簡単に取り付けができると共に工事費用も極力掛からない様にする。 【0005】入浴中も運転可能とし、入浴の邪魔にならない様に極力小型にする。又、使用しない時は容易に浴槽外に移動できる。 【0006】 【課題を解決するための手段】図−1にシステム全体の構成を示す。浮遊ゴミ吸い込み部1回転振動ブラシ掃除機13、電動ポンプ3、ろ過水槽5等から構成される。可撓吸い込み管2、吐出管4等で連結されている。 【0007】浴水の水面に浮遊する体毛、垢などを吸い込み除去するために、図−2に示す、浮遊ゴミ吸い込み部1を備えている。 【0008】 【発明の実施の形態】浮遊ゴミ吸い込み部1には、フロート19、重り20、浮遊ゴミ吸い込み口21、浮遊ゴミガイド31があり、フロート19と重り20により浮遊ゴミ吸い込み部1を水平に保持する。図−2では、浮遊ゴミ吸い込み口21を浮遊ゴミ吸い込み部1の周囲4方向に配置しているが、6方向、8方向更に多方向としても良い。 【0009】浮遊ゴミを効率良く吸い込むと言うことは、出きるだけゴミは多く、浴水は少なく吸い込む様にしたいが、図−8のhで表す水深を小さくする事になる。 【0010】hが過小になると、Sの位置に渦を発生し、電動ポンプ3に空気を吸い込む不都合が起こる。渦防止板34が効果的に渦の発生を防止し、空気の吸い込みを防ぐ。 【0011】逆に、hが過大になると、浮遊ゴミ吸い込み部1の内部の水深Hが小さくなり、流速vも小さくなる。そのため、浮遊ゴミを効率良く吸い込む事が不可能になる。従って、hを適切な値に、安定して保持する必要がある。 【0012】浮遊ゴミ吸い込み口21からゴミを吸い込む場合、図−7に示す様に浮遊ゴミガイド31を備える事により、浴水の流線33が改善され、浮遊ゴミをより効率良く吸い込む事ができる。 【0013】しかも、浮遊ゴミ吸い込み部1の内部の水深Hが浮遊ゴミ吸い込み部1の見かけの比重を変化させ、hに影響を与える。水深Hが小さくなると、浮遊ゴミ吸い込み部1が重くなり、沈むのでhが大になり水量が増加し水深Hを更に小さくする方向に作用する。即ち、正帰還作用が働き、hが振動する原因となる。 【0014】この対策として、図−8に示す様に、フロート19の水面との接水部の形を緩いテーパー付とし、浮遊ゴミ吸い込み部1が沈むと急激に浮力が増加する様にした。この為、浮遊ゴミ吸い込み口21は常に一定の水深に保たれるので、水面の浮遊ゴミを効率よく吸い込む事ができる。流量調整弁32は浮遊ゴミ吸い込み部1への吸い込み水量を適切に保つ様に調整し、hの安定化に貢献する。 【0015】又、浮遊ゴミ吸い込み部1は浴槽内の水面を自由に移動できるので浮遊ゴミの濃度の濃い部分に移動させて効率良く浮遊ゴミを吸い取る事ができる。 【0016】浴水の水中に浮遊保持されている垢などのゴミは、図−1に示す様に浴水吸い込み部23から吸い取られる。 【0017】図−4に示す様に、切替弁18は、回転振動ブラシ掃除機13か浴水吸い込み部23かを選択する為のものである。 【0018】回転ブラシ掃除機13は、図−5に示す様に水流16により、螺旋羽根14が回転し、同じ回転軸12に取り付けられた回転振動ブラシ11が回転する。 【0019】更に、図−6に示す様に水流16により、回転振動ブラシ11は推力36を受けるが、推力受けピン28、ローラー27で支持する。推力受けワッシャー29は厚さに変化を持たせているので、回転振動軸12は回転すると軸方向に振動する。軸受部25は回転振動軸12を支える。水力駆動の為に、電気は不要で感電の危険が無く安全である。 【0020】浴槽の底部に付着したぬめりや砂等は、回転振動ブラシ11により剥がされ水流16により吸い込まれる。浴槽6の湯口30と浴槽6の内壁の間等ぬめりの発生し易い狭い部分の掃除はブラシの回転のみでは不十分でブラシの先端が振動しながら狭い部分に侵入するブラシが非常に有効である。図−4に示す様に、切替弁17は、回転振動ブラシ掃除機13か浮遊ゴミ吸い込み部1かを選択するものである。 【0021】図−3に示す様に、ろ過水槽5にはろ過紙又はろ布8、金網9があり、固体汚れをろ過する。但し、水溶性の汚れは除去できない。金網9はろ過紙又はろ布8がろ過水槽5の壁や底に密着すると、ろ過水の流れが悪くなるのでこれを防止する為のものである。図−3断面図に示す様に、ろ過水槽5の側壁及び底部に細かな縦溝や凹凸をつけ、金網9を省略する事もできる。ろ過された綺麗な水は出口10より浴槽に戻る。 【0022】ろ過紙又はろ布8が目詰まりした場合は、オーバーフロー管24から流出が始まるのでろ過紙又はろ布8を交換する必要がある。オーバーフロー管24の一部を透明にすれば、流出が容易に判る。金網9は、ナイロンネットや他の材料でも良い。ろ過紙の場合は新品と交換する必要があるが、布製のろ布の場合は、洗濯して再利用も可能である。減勢板35は吐出管4の出口の流速が速いと、ろ過紙又はろ布8を破損する恐れがあるので流速を低下し、破損を防止する。 【0023】 【実施例】電動ポンプ3は、水量25L/分、揚程1.5m程度と小容量でよい。160Wのポンプで十分実用になる。運転時間も短くて良いので電気代も僅かで済む。 【0024】図−1に示す様に、汚れの程度に応じて、運転時間を設定し、設定した時間後に自動的に切れるOFFタイマー22を使用すれば運転の手間も掛からない【0025】 【発明の効果】上水道の節約になり、僅かな電気代のみで快適な入浴を楽しむ事ができる。温水を無駄に捨てないので、エネルギーの節約にもなる。 【0026】既設の浴槽に付加することで、容易に実現できる。工事費も掛からない。特に、大家族の風呂に好適である。更には、水道代の高い都市の家族に歓迎されるだろう。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594049940 【氏名又は名称】市吉 忠三郎
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| 【出願日】 |
平成14年1月16日(2002.1.16) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−204891(P2003−204891A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月22日(2003.7.22) |
| 【出願番号】 |
特願2002−6817(P2002−6817) |
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