| 【発明の名称】 |
足踏み開閉式便座 |
| 【発明者】 |
【氏名】滝 好夫
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| 【要約】 |
【課題】手や腰が不自由な男性が排尿する時に、立ったままの姿勢でペダルを足で踏むだけで、便座カバーと便座の開閉を自動的に行なうことができる足踏み開閉式便座を提供するものである。
【解決手段】一端側にペダル13を取付けたレバー10を支持台7に回動自在に取付けると共に、上部を便座2に回動自在に連結するアーム11の下端を、前記レバー10の他端側に回動自在に連結し、便器上部と便座との間にエアバック19を介在させ、このエアバック19と前記ペダル13の下部に設けた足踏み式エアポンプ8とをホース20で連通し、ペダル13を足で踏んでレバー10を回動させて便座2を上昇させると共にエアバック19を膨らませ、ペダル13を解放すると便座2が自重によりエアバック19内の空気をエアポンプ8に押し戻しながら下降するようにしたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一端側にペダルを取付けたレバーを支持台に回動自在に取付けると共に、上部を便座に回動自在に連結するアームの下端を、前記レバーの他端側に回動自在に連結し、便器上部と便座との間にエアバックを介在させ、このエアバックと前記ペダルの下部に設けた足踏み式エアポンプとをホースで連通し、ペダルを足で踏んでレバーとアームを回動させて便座を上昇させると共にエアバックを膨らませ、ペダルを解放すると便座が自重によりエアバック内の空気をエアポンプに押し戻しながら下降するようにしたことを特徴とする足踏み開閉式便座。 【請求項2】 エアバックが中空ボールで形成されていることを特徴とする請求項1記載の足踏み開閉式便座。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は足踏み開閉式便座に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、洋式トイレで男性が排尿する時は、便座を上に上げて立ったままの姿勢で行なっている。一方、女性が排尿する時には、便座を下ろしてここに座って行なっている。このため男性が排尿する時は、その都度、便座を手で上げる必要がある。 【0003】しかしながら、手や腰が不自由な男性にとって、排尿する度に腰をかがめて便座を手で上げる動作は面倒で大きな負担となっていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を改善し、手や腰が不自由な男性が排尿する時に、立ったままの姿勢で、ペダルを踏むだけで、便座の開閉を自動的に行なうことができる足踏み開閉式便座を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の足踏み開閉式便座は、一端側にペダルを取付けたレバーを支持台に回動自在に取付けると共に、上部を便座に回動自在に連結するアームの下端を、前記レバーの他端側に回動自在に連結し、便器上部と便座との間にエアバックを介在させ、このエアバックと前記ペダルの下部に設けた足踏み式エアポンプとをホースで連通し、ペダルを足で踏んでレバーとアームを回動させて便座を上昇させると共にエアバックを膨らませ、ペダルを解放すると便座が自重によりエアバック内の空気をエアポンプに押し戻しながら下降するようにしたことを特徴とするものである。 【0006】本発明の請求項2記載の足踏み開閉式便座は、前記エアバックが中空ボールで形成されていることを特徴とするものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図において1は洋式トイレの便器で、この便器1の上にU形の便座2が軸3に回動自在に取付けられていると共に、この便座2の上に便座カバー4が前記軸3に回動自在に取付けられている。 【0008】5はこの便器1の横に取付けられた足踏み開閉式装置で、支持台7の上に足踏み式エアポンプ8と軸支持部9が取付けられている。この軸支持部9には、レバー10が回動自在に支持されている。このレバー10の中間はへ字形に折曲し、この一端部にペダル13が取付けられ、このペダル13の下部に前記足踏み式エアポンプ8が配置されるようになっている。 【0009】便座2の底部には図4に示すように、複数の挿着溝16…を設けた便座連結部15が両面テープなどにより取付けられている。また前記アーム11の上部には、軸14が直交して取付けられ、この軸14は、便座連結部15の一つの挿着溝16に回動自在に挿着されている。また図1に示すように軸支持部9に支持されたレバー10の他端側と、アーム11の下端とは軸18により回動自在に連結されている。 【0010】また便器1の上部と便座2との間の軸3の近傍には図5(B)に示すように、中空ボール状のエアバック19が介在されている。更にこのエアバック19はホース20を介して前記足踏み式エアポンプ8に連通しており、足踏み式エアポンプ8内の空気がホース20を通ってエアバック19内に供給され、エアバック19が押し潰されると内部の空気が足踏み式エアポンプ8に戻るようになっている。 【0011】上記構成の足踏み開閉式装置5を便座2に取付ける場合、先ず便座2を上げてこの底面の軸3の近傍に図4に示す便座連結部15を両面テープなどにより接着する。この後、アーム11の上部に横方向に突設した軸14を、便座連結部15の一つの挿着溝16に横から挿着して回動自在に連結してセットする。 【0012】図2に示すように便座カバー4を上げた状態で、便座2が下りているとする。男性が排尿する時は、図3に示すように足21でペダル13を踏むと、この下部の足踏み式エアポンプ8が押し潰され、内部に封入されている空気がホース20を通って中空ボール状のエアバック19に供給されて、これが膨らんでくる。 【0013】またこれと同時に、ペダル13が下降するとレバー10が回動し、先端が上昇して、ここに軸18で連結されたアーム11も上昇する。この時、アーム 11の上端に設けた軸14が便座連結部15の挿着溝16を回動しながら上昇し、便座2を押し上げ、便座2が斜め上方に回動していく。 【0014】このように便座2を上昇させた状態で立ったまま排尿する。便座2は図3に示すように斜め上方に持ち上げられているので、下方に向かって自重が加わった状態となっている。このため、便座2の底面がエアバック19の上面を常時、押圧している。 【0015】排尿が終わったら足21をペダル13から離すと、便座2の自重がエアバック19に加わってこれを押圧し、図5(A)に示すように内部の空気がホース20を通って押し出されて潰れた状態となり、内部の空気は足踏み式エアポンプ8に戻される。この過程で、足踏み式エアポンプ8が次第に膨らんで便座2はゆっくり下降し、図2に示すように便器1の上に重なって、元の状態に自動的に復帰する。また便器1と便座2との間にはエアバック19が介在されているので、戻る時の衝撃がなく静かに復帰させることができる。 【0016】なお上記説明ではエアバック19は中空ボール状に形成したものについて示したが、蛇腹状など他の構造のものでも良い。また洋式トイレの便器1の右側に足踏み開閉式装置5を設置した場合について示したが左側に設置しても良い。 【0017】 【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る請求項1記載の足踏み開閉式便座によれば、男性が排尿する時に、立ったままで足をペダルに載せることにより体重が足踏み式エアポンプに加わってエアバックに空気が移動して膨らむと同時に、レバーとアームが回動して、このアームの先端に連結した便座が自動的に上昇し、排尿が終わって足をペダルから離すと、便座は自重によりエアバックを押圧しながらゆっくり下降してきて便器の上に静かに重なり、手や腰が不自由な男性が排尿する時に極めて便利である。 【0018】また請求項2記載の足踏み開閉式便座によれば、エアバックが中空ボールで形成されて表面積が少ないので、エアポンプから空気が供給されると直に膨張して、便座をすばやく上昇させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】300083837 【氏名又は名称】滝 好夫
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| 【出願日】 |
平成13年12月14日(2001.12.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077883 【弁理士】 【氏名又は名称】吉川 勝郎
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| 【公開番号】 |
特開2003−180560(P2003−180560A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月2日(2003.7.2) |
| 【出願番号】 |
特願2001−381227(P2001−381227) |
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