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【発明の名称】 せっけん製品
【発明者】 【氏名】東崎 信治

【要約】 【課題】固形せっけんの表面の水切れがよく、水分で表面が溶け出すのを防止でき、経済性に優れ、衛生的であり、手軽に吊るすことができるせっけん製品を提供する。

【解決手段】固形せっけん10と、この固形せっけん10の内部に基端部が埋め込まれた吊下部材20とから構成されており、吊下部材20の先端部に吊下部21が形成されている。このため、吊下部材20の吊下部21を所望の場所に引っ掛けて、固形せっけん10を吊るすことにより、固形せっけん10の表面を乾燥させやすくなるので、固形せっけん10の表面の水切れがよく、水分で表面が溶け出すのを防止でき、経済性に優れ、衛生的であり、手軽に吊るすことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】固形せっけんと、該固形せっけんの内部に基端部が埋込まれた吊下部材とからなり、該吊下部材の先端部に、吊下部が形成されたことを特徴とするせっけん製品。
【請求項2】前記吊下部材における、固形せっけんに埋め込まれる部分に、抜出防止部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のせっけん製品。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、せっけん製品に関する。
【0002】
【従来の技術】固形石けんは表面を濡らすとつるつる滑りやすくなる。そこで、せっけん箱を所定の場所に設置し、このせっけん箱に固形せっけんを入れて管理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、固形せっけんをせっけん箱に入れておくと、せっけん箱に水が溜まり、固形せっけんの表面が溶け出し、小さくなってしまい経済性が悪いという問題がある。かと云って、みかんや栗などを入れている合成樹脂製の網袋に、固形せっけんを入れて蛇口などに吊るしておくと、網袋の網目に水が溜まり、この水により固形せっけんの表面が溶け出し小さくなってしまい、しかも不衛生であるという問題がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、固形せっけんの表面の水切れがよく、水分で表面が溶け出すのを防止でき、経済性に優れ、衛生的であり、手軽に吊るすことができるせっけん製品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のせっけん製品は、固形せっけんと、該固形せっけんの内部に基端部が埋込まれた吊下部材とからなり、該吊下部材の先端部に、吊下部が形成されたことを特徴とする。請求項2のせっけん製品は、請求項1記載の発明において、前記吊下部材における、固形せっけんに埋め込まれる部分に抜出防止部が形成されたことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明によれば、吊下部材の吊下部を所望の場所に引っ掛けて、固形せっけんを吊るすことにより、固形せっけんの表面を乾燥させやすくなるので、固形せっけんの表面の水切れがよく、水分で表面が溶け出すのを防止でき、経済性に優れ、衛生的であり、手軽に吊るすことができる。請求項2の発明によれば、抜出防止部によって、吊下部材が固形せっけんから抜けてしまうのを防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。図1は本実施形態のせっけん製品1の正面図である。同図に示すように、本実施形態のせっけん製品1は、固形せっけん10の内部に吊下部材20の基端部が埋込まれたものである。
【0008】固形せっけん10は、せっけん液を固化したものであり、その素材や形状に特に制限はない。
【0009】前記吊下部材20は、合成樹脂製であり、細長い棒の一端に環状の吊下部21が形成され、他端に前記棒よりも太くて大きな抜出防止部22が形成されたものである。なお、吊下部材20は、合成樹脂製の棒だけでなく、凧紐や針金等であってもよく、種々の素材を採択しうる。
【0010】前記吊下部21は環状であるが、図2(B)に示すようにJ字状の吊下部21Bであってもよく、また、図2(C)に示すように、くびれ部が形成され小さな孔が形成された吊下部21C であってもよい。吊下部21B および吊下部21C は、吊下部としての単なる例示的列挙であり、吊下部としては吊下げることができれば種々の形状のものを採択しうる。前記抜出防止部22は、吊下部材20を固定するためのものであり、図2(B)に示すように凹凸が形成された抜出防止部22B でもよく、また、図2(C)に示すように、孔が形成された抜出防止部22C でもよい。なお、抜出防止部22は必ずしも形成しなくてもよい。
【0011】本実施形態のせっけん製品1を製造するには、せっけん液を型枠に入れ、せっけん液が固まる前に、吊下部材20の基端部を型枠の内部中央に配置しておく。せっけん液が固まった後に型枠を外せば、本実施形態のせっけん製品1を製造することができる。
【0012】つぎに、本実施形態のせっけん製品1の作用効果を説明する。吊下部材20の吊下部21を、洗面所や手洗場など所望の場所に引っ掛けて固形せっけん10を吊るすことにより、固形せっけん10の表面を乾燥させやすくなるので、固形せっけん10の表面の水切れがよく、水分で表面が溶け出すのを防止でき、経済性に優れ、衛生的であり、手軽に吊るすことができるという効果を奏する。
【0013】また、固形せっけん10の内部に、吊下部材20の軸部より大きな抜出防止部22が埋込まれているので、抜出防止部22によって、吊下部材20が固形せっけん10から抜けてしまうのを防止することができるという効果を奏する。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、吊下部材の吊下部を所望の場所に引っ掛けて、固形せっけんを吊るすことにより、固形せっけんの表面を乾燥させやすくなるので、固形せっけんの表面の水切れがよく、水分で表面が溶け出すのを防止でき、経済性に優れ、衛生的であり、手軽に吊るすことができる。請求項2の発明によれば、抜出防止部によって、吊下部材が固形せっけんから抜けてしまうのを防止することができる。
【出願人】 【識別番号】597070242
【氏名又は名称】東▲崎▼ 信治
【出願日】 平成13年12月20日(2001.12.20)
【代理人】 【識別番号】100089222
【弁理士】
【氏名又は名称】山内 康伸
【公開番号】 特開2003−180549(P2003−180549A)
【公開日】 平成15年7月2日(2003.7.2)
【出願番号】 特願2001−386952(P2001−386952)