| 【発明の名称】 |
入浴用椅子 |
| 【発明者】 |
【氏名】室井 昭宏
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| 【要約】 |
【課題】入浴時に寝てしまい溺れる事故を防ぎ、容易に半身浴が楽な体勢ででき個人の好きな楽な体勢で長時間入浴でき、水遊びにも使用でき、緊急用の救命胴衣としても安全で楽な体勢が維持できる浮力のある椅子を提供する。
【解決手段】浮力のある発泡樹脂と浮袋により体を水中と水面上とで安定させる事のできる水中で浮いた状態で座る椅子で、枕部A、背もたれ部B、脚置き部C、肘掛部Dとで構成され各部の浮力を浮袋の空気の量を変化させることにより、体重差や水に浸かる度合い、体勢、安定度合いを自由に変化させる構造を持つ。各部の浮力の変更は空気の注入と排出、または発泡樹脂の量の増減で行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】浴槽の中で使用される入浴用の椅子であって枕部A、と背もたれ部B、脚置きC、部と肘かけ部Dを有し、軟質の発泡樹脂と浮き袋の組み合わせでできた水中に浮いた状態で座ることを特徴とする椅子。 【請求項2】枕部Aと脚置き部Cとの間の背もたれ部Bの長さを自由に変え、入浴する人の身長差に対応できるようにしている請求項1記載の入浴用椅子。 【請求項3】肘かけ部Dの長さを変えることにより、枕部Aと背もたれ部Bの距離を変化させ好みの体勢を維持できるようにしている請求項1記載の入浴用椅子。 【請求項4】枕部A、脚置き部C、肘かけ部Dの浮力を調整する方法として発泡樹脂と浮袋を組み合わせ、浮袋に弁を設けその弁より空気の出し入れすることにより、体勢を安定させることができるようにしている、請求項1記載の入浴用椅子。
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【発明の詳細な説明】(1)(産業上の利用分野)この発明は座った、又は寝た体勢のままで体が沈んでしまわないように浮力を持せた椅子に関するものである。半身浴も楽な体勢で長時間することができる。 (2)(従来の技術)現状製品化されている半身浴用や入浴用の椅子は重く浴槽への出し入れのための負担が大きく、また硬い部分もあり危険である。座面が硬く長時間の入浴は身体的負担が大きい。 (3)従来の入浴用椅子は座面や背もたれ部がプラスチック製や木製で、肌触りが悪く、使用感が良くなかった。 (4)(本発明が解決しようとする課題)本発明は軽く出し入れが簡単で入浴中に眠っても椅子の浮力で溺れる事故を防ぎ、軽く取り扱いが簡単で、楽な体勢で体に負担がなく長時間入浴できる特長を有する。又海水浴の遊具としても使用可能であり、緊急用の救命胴衣としても使用できる特徴を持った椅子を提供することを課題とする。 (5)(課題を解決するための手段)前期課題を解決するため,この発明は次ぎのような技術的手段を講じている。 (6)頭と肩を支える枕部Aとふとももからふくらはぎを支える脚置部Cとそれを繋ぐ背もたれ部B、左右のふらつきを抑える両脇の肘掛部Dとで構成される。枕部Aと背もたれ部Bは1体になっている。 (7)材質は樹脂で構造は浮袋と発泡樹脂の組み合わせで構成される。発泡樹脂に浮袋を接着する方法と浮袋の中に発泡樹脂を入れる方法などがある。浮袋と接着する場合の発泡樹脂は板状、浮き袋の中に入れる場合はビーズ状の発泡樹脂が適している。背もたれ部Bは薄い板状の軟質発泡樹脂が良い。各部分の浮袋には空気注入口が取り付けられ自由に浮力が調整できる機構を持つ。空気注入口には長いホースを取り付け、入浴したまま空気を注入または、排出できる。この調整により体勢を安定させると共に好みの位置まで水中に入り、長時間の楽な体勢が可能になる。 (8)身長に合わせて背もたれ部Bの長さを変える事が可能でいろいろな体型の人に対応できる特徴を持つ。背もたれ部Bの長さを変える機構はマジックテープを脚置き部Cの表面と、背もたれ部Bの裏面に取り付けて自由な位置に固定する方法や、背もたれ部Bに調整用の穴をたくさん明け、脚置き部Cと止め具付きバンドでとめる方法などが考えられる。 (9)枕部Aと脚置き部Cとの距離を変更することにより、体勢を自由に調整できる。枕部Aと脚置き部Cとの距離を変更する方法は、肘掛部Dに凹凸又は穴を多数設け、脚置き部Cに止め具付きバンドで取り付け固定する方法や、凹凸のある部品を取り付け固定する方法などがある。枕部Aの後頭部の当たる個所は凹型にすると頭が安定して良い。 (10)入浴時の介護用として使用する場合はベルトで体を固定して使用するとより安全になる。 (11)救命胴衣として使用する場合素材は堅牢なものを使用し、浮力を有する発泡樹と浮袋全体を丈夫な素材で覆い、ベルトで体を固定すると波で投げ出されることを防止できる。また水中に浸かる部分が少なく体温の降下を防ぎ体力の消耗を少なく保てる。 (12)すべり落ちないように背もたれ部Bのでん部のあたる部分はくぼみをもたせると良い。 (13)B部分はメッシュ状か穴を明けた発泡樹脂などが水の通りが良く適している。 (14)(発明の効果)この椅子の効果により入浴中に眠って溺死する事故が防止できる。好みの楽な体勢で長時間の入浴が可能になる。軽く浴槽内の出し入れが簡単である。半身浴が手軽にできる。肌さわりが良く、体勢にフィットする。プールや海での遊具としても使用できる。緊急用の救命胴衣としても使用可能であり、従来のものと比較して体勢が楽で、うつぶせになりにくく安全である。足置部Cに空気を注入して浮力を大きくすることにより、水中に浸かる体の部分を少なくでき、体温の低下を防ぐ効果を有する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】301016919 【氏名又は名称】室井 昭宏
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| 【出願日】 |
平成13年12月14日(2001.12.14) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−180540(P2003−180540A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月2日(2003.7.2) |
| 【出願番号】 |
特願2001−402731(P2001−402731) |
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