| 【発明の名称】 |
循環式浴槽の吸込口構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】河鍋 郁夫 【住所又は居所】東京都荒川区西日暮里6−22−22 クリナップ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】部品点数が少なく構造が簡単で、コストも低減でき、取り扱いも容易な吸込口構造を提供する。
【解決手段】浴槽1の外部に設けた循環パイプ2の吸込み側に接続されて前記浴槽に取付けられる吸込口の構造において、前記吸込口5には、前記浴槽1の内部側から着脱可能で且つ湯水が流通可能なフィルターを兼ねたカバー部材3を有し、このカバー部材3に係合して回動する弁体19を有すると共に、その弁体19の回動動作により前記湯水3の流路を開閉する開閉弁4を前記吸込口5の内部に設け、かつ前記カバー部材3が前記吸込口5から離脱している状態のときは、前記開閉弁4が前記流路を遮蔽するようにしたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 浴槽の外部に設けた循環パイプの吸込み側に接続されて前記浴槽に取付けられる吸込口の構造において、前記吸込口には、前記浴槽の内側から回動可能で、かつ湯水が流通可能なフィルターを兼ねたカバー部材が取り付けられていることを特徴とする循環式浴槽の吸込口構造。 【請求項2】 前記カバー部材に係合して回動する弁体を有すると共にその弁体の回動動作により前記湯水の流路を開閉する開閉弁を前記吸込口の内部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の循環式浴槽の吸込口構造。 【請求項3】 浴槽の外部に設けた循環パイプの吸込み側に接続されて前記浴槽に取付けられる吸込口の構造において、前記吸込口には、前記浴槽の内側から着脱可能で且つ湯水が流通可能なカバー部材を有し、このカバー部材に係合して回動する弁体を有すると共にその弁体の回動動作により前記湯水の流路を開閉する開閉弁を前記吸込口の内部に設け、かつ前記カバー部材が前記吸込口から離脱している状態のときは、前記開閉弁が前記流路を遮蔽するようにしたことを特徴とする循環式浴槽の吸込口構造。 【請求項4】 浴槽の外側に吸込口本体が取り付けられ、前記吸込口本体における円筒部内に、内部に流路を備えている弁体が嵌合配置されると共に、前記弁体が円筒部の端部から浴槽側に突出しないように配置され、かつ前記弁体が閉弁位置から開弁位置の所定角度の範囲内のみ回動可能に嵌設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の循環式浴槽の吸込口構造。 【請求項5】 浴槽の内側に取り付けられると共に前記吸込口本体に螺合されるブシュに、カバー部材がブシュに圧着した状態でブシュの周方向に回動可能に、かつ軸方向に移動しないように係合されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の循環式浴槽の吸込口構造。 【請求項6】 前記弁体の筒状壁に設けられた弁体回動用脚片用凹部に、カバー部材における弁体回動用脚片が嵌設され、かつ前記弁体回動用脚片に設けた突起が、吸入口本体の円筒部に設けた係止用溝に着脱可能に係止されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の循環式浴槽の吸込口構造 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽の湯水を循環させて噴流を発生させる循環式浴槽の吸込口装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年は、健康指向の高まりによって、浴槽の湯水を循環させて噴流を発生させるジェット噴流バスが普及している。このジェット噴流バスは、循環式浴槽の一種であり、循環ポンプなどを含む循環配管路を浴槽の外部に設けて浴槽と接続している。そして、浴槽の底面に近い壁面には湯水の吸込口を設け、この吸込口より高い位置の浴槽壁面には、湯水と気泡を噴出するための吐き出し口が設けられた構造になっている。 【0003】循環ポンプの吸引力は、その揚程が強力であるため、吸込口からタオルその他の異物が吸い込まれるのを防止するため、吸込口はカバー部材で覆うのが一般的である(たとえば、特開平8−173494号公報)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このカバー部材が何らかの原因で吸込口から離脱している状態でジェット噴流バスを使用していると、異物が吸込口に吸い込まれる恐れがある。そのため、このような不具合を確実に防止することができる技術が求められていた。実用新案登録第2586507号公報および特開2000−37434号公報などには、異物が吸込口に吸い込まれた場合に、電気的信号を出力して循環ポンプを停止する制御などを行う技術が開示されている。しかしながら、これら二つの公報に記載された従来技術は、異物が吸込口に吸い込まれた後の対策であるので、異物が吸込口に吸い込まれる以前の対策が求められていた。また、電気的信号に基づいて循環ポンプを制御しているが、これより確実に吸込みを遮蔽するなどの直接的な対策が求められていた。 【0005】また、このような課題を解決するために、循環式浴槽の吸込口に異物が吸い込まれないうちに、吸込口の流路を確実に遮蔽するために、カバー部材が何らかの原因で吸込口から離脱している状態では、ばね等の付勢手段により閉弁させるようにした循環式浴槽の吸込口構造も考えられ、本出願人により特願平2001−300882号として出願されている。 【0006】しかし、前記特願平2001−300882号の場合は、ばね等の付勢手段により閉弁させるようにした吸込口構造であるため、部品点数が多く、構造が複雑になり、高価になるという問題があった。 【0007】本発明は、この課題を解決するためになされたもので、カバー部材が吸込口から離脱している状態では、吸込口の流路を確実に遮蔽するようにした信頼性が高く、部品点数も少なく、構造的に簡単で、コストも低減でき、取り扱いも簡単な吸込口装置を提供することを目的とする。 【0008】 【問題を解決するための手段】上述の目的を達成するため、請求項1に記載の循環式浴槽の吸込口構造では、浴槽1の外部に設けた循環パイプ2の吸込み側に接続されて前記浴槽に取付けられる吸込口の構造において、前記吸込口5には、前記浴槽1の内側から回動可能で、かつ湯水が流通可能なフィルターを兼ねたカバー部材3が取り付けられていることを特徴とする。また、請求項2の発明においては、請求項1に記載の循環式浴槽の吸込口構造において、前記カバー部材3に係合して回動する弁体19を有すると共にその弁体19の回動動作により前記湯水3の流路Lを開閉する開閉弁4を前記吸込口5の内部に設けたことを特徴とする。 【0009】さらに、請求項3の循環式浴槽の吸込口構造においては、浴槽1の外部に設けた循環パイプ2の吸込み側に接続されて前記浴槽に取付けられる吸込口の構造において、前記吸込口5には、前記浴槽1の内側から着脱可能で且つ湯水12が流通可能なカバー部材3を有し、このカバー部材3に係合して回動する弁体19を有すると共にその弁体19の回動動作により前記湯水3の流路Lを開閉する開閉弁4を前記吸込口5の内部に設け、かつ前記カバー部材3が前記吸込口5から離脱している状態のときは、前記開閉弁4が前記流路Lを遮蔽するようにしたことを特徴とする。 【0010】さらにまた、請求項4の発明においては、請求項1〜3のいずれかに記載の循環式浴槽の吸込口構造において、浴槽1の外側に吸込口本体32が取り付けられ、前記吸込口本体32における円筒部33内に、内部に流路を備えている弁体19が嵌合配置されると共に、前記弁体19が円筒部33の端部から浴槽1側に突出しないように配置され、かつ前記弁体19が閉弁位置から開弁位置の所定角度の範囲内のみ回動可能に嵌設されていることを特徴とする。 【0011】なおまた、請求項5の発明においては、請求項1〜4のいずれかに記載の循環式浴槽の吸込口構造において、浴槽1の内側に取り付けられると共に前記吸込口本体32に螺合されるブシュ45に、カバー部材3がブシュ45に圧着した状態でブシュ45の周方向に回動可能に、かつ軸方向に移動しないように係合されていることを特徴とする。 【0012】また、請求項6の発明においては、請求項2〜5のいずれかに記載の循環式浴槽の吸込口構造において、前記弁体19の筒状壁に設けられた弁体回動用脚片用凹部28に、カバー部材3における弁体回動用脚片60が嵌設され、かつ前記弁体回動用脚片60に設けた突起61が、吸入口本体32の円筒部33に設けた係止用溝に着脱可能に係止されていることを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】次に、図によって本発明の一実施形態を詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明にかかる循環式浴槽を示す概略説明図である。図2ないし図9は本発明の一実施形態を示す図で、図2は吸込口装置を示す一部縦断側面図、図3(a)は吸込口本体の正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。図4(a)は図3(a)のB−B線断面図、図4(b)は図3(a)のC矢視図である。図5(a)はブシュの正面図、(b)は一部縦断側面図、(c)は(b)の一部を拡大して示す図である。図6(a)は開閉弁の平面図、(b)は正面図、(c)は(b)のF−F線断面図、(d)は側面図である。図7(a)カバー部材の正面図、(b)は底面図である。図8(a)はカバー部材の一部縦断側面図、(b)は(a)のD−D線断面図、(c)は(a)の一部を拡大して示す図、(d)は(c)のE−E線断面図である。図9は段付きボルトを示す図、図10および図11は、開閉弁が閉弁および開弁状態の説明図である【0014】本実施形態では、循環式浴槽としてジェット噴流バスを例にとって説明するが、本発明は、ジェット噴流バス以外の循環式浴槽の吸込口にも適用可能である。まず始めに、ジェット噴流バスについて説明する。 【0015】図1に示すように、ジェット噴流バス6では、循環ポンプ7および循環パイプ2,8などを含む循環配管路9が、浴槽1の外部に設けられている。浴槽1の底面10の高さ位置に近い壁面11には、循環配管路9に連通接続された一つ(または、複数)の吸込口5が設けられている。浴槽壁面11の下部は、湾曲部10aを介して底面10に及んでいる。 【0016】吸込口5より高い位置の浴槽壁面11には、湯水12と気泡13を噴出するために循環配管路9に連通接続された複数(ここでは、二つ)の吐き出し口14が設けられている。浴槽1の上部には、循環配管路9の吸気管15に連通接続された空気取入れ口16が設けられている。 【0017】吸込口5と循環ポンプ7は、吸入み側の循環パイプ2により接続され、循環ポンプ7と吐き出し口14は、吐出側の循環パイプ8により接続されている。吸気管15は、吐出側の循環パイプ8に連通接続されている。なお、吸気管15は循環ポンプ7に連通接続された場合であってもよい。 【0018】空気は、空気取入れ口16から吸気管15を通って吐出側の循環パイプ8に吸引され(矢印B1)、吐出側の循環パイプ8を流れる湯水に混入して、吐き出し口14から噴流17として噴出される。 【0019】前記構成のジェット噴流バス6において、循環ポンプ7が運転されると、浴槽1内の湯水12が、矢印B4に示すように吸込口5から吸い込まれて吸入み側循環パイプ2を通って循環ポンプ7に流入する(矢印B2)。循環ポンプ7で圧力の上昇した湯水12は、吐出側の循環パイプ8を流れ(矢印B3)、空気取入れ口16と吸気管15を通って流入した空気と混合した後、吐き出し口14から噴流17として浴槽1内に噴出されて循環する。 【0020】吐き出し口14から噴出された噴流17は、浴槽1内の人間の腰などに当たって、こりや疲れなどが効果的に緩和される。このように、浴槽1内の湯水12は、循環使用され、湯水12に混じっているごみなどは、吸込口5における後記のフィルターを兼ねたカバー3により阻止されるので、循環する湯水12は、常に比較的清浄に保たれている。 【0021】次に、本発明の一実施形態の循環式浴槽の吸込口構造における吸込口5について説明する。まず、吸込口5の部分の要部概略構造について簡単に説明すると、浴槽1の外部に配置されて取り付けられる吸込口本体32における内側円筒部33内に、弁体19が収納されるように配置され、この弁体19の弁体回動用凹部28に係合するように、カバー部材3の弁体回動用脚片60が挿入され、またカバー部材3が浴槽1の内側に配置されて前記吸込口本体32に連結されて取り付けられるブシュ45のフランジ47に軸方向に移動しないように係合され、カバー部材3を把持した状態で、これを強制的に回動することにより、弁体19を閉弁位置から開弁位置に回動し、また、カバー部材3が離脱しているときには、弁体19が閉弁位置に回動されるように構成されている。さらに具体的に説明すると、図1ないし図9に示すように、吸込口5は、浴槽1の外部に設けた循環パイプ2の吸込み側に接続されて浴槽1に取付けられている。吸込口5は、湯水12が流通可能な有底筒状の合成樹脂製カバー部材3を、浴槽1の内側から着脱可能に装着した構造を有している。 【0022】吸込口5の内部には、カバー部材3の回動動作により回動される弁体19により、湯水12の流路Lを開閉する開閉弁4が設けられている。カバー部材3が吸込口5から離脱している状態のときは、開閉弁4が流路Lを遮蔽するようになっている。 【0023】開閉弁4は、開閉弁4の中心軸線CLのまわりに回動可能な合成樹脂製弁体19を備えている。前記弁体19の構成について図6を参照して説明すると、軸方向の一端側が開口されている有底筒状弁体19における筒状壁21の中間部外周面にOリング嵌合用の環状溝22が設けられ、底部18の外面には、ほぼ半球状突条からなる位置規制用凸部23が設けられ、底部内側の中心部には、中心軸線CLと同心状に段付きボルト挿通用透孔24を備えた内向きフランジ20を有するボルト挿通用凸部25が軸方向内向きに一体に設けられ、前記凸部25の裏面側(底部18の外面側)には、連結部収納用凹部26が形成されている。前記環状溝22から底部側に離れた位置において、前記弁体19の底部側の側周壁には、開口部27が設けられ、その開口部27と反対側の底部外面に、前記位置規制用凸部23が設けられている。 【0024】さらに図6(a)を参照して説明すると、前記弁体19の一端側の開放端部の側周面には、筒状壁21を半径方向に貫通すると共に開口端側に開口する弁体回動用脚片用凹部28が中心軸線CLを中心として対称位置に設けられ、前記弁体回動用脚片用凹部28は、前記凸部25と中心軸線CLを結ぶ軸線CL1に対して直交する軸線CL2を中心とするように、中心軸線CLを中心として対称に設けられている。 【0025】前記軸線CL1を中心軸線とするように、筒状壁21の開口端側には、筒状壁21を貫通する一対のスリット29が間隔を設けられていると共に、前記スリット29間の中央部に、筒状壁21の肉厚よりも薄い押圧片30が筒状壁21に一体に設けられ、前記押圧片30の周方向外周面は、周方向端部側から中央部に向って、筒状壁21の外周面より半径方向外側に突出する円弧状外面31に形成され、周方向端部側では筒状壁21の外周面とほぼ同じ周面上に位置している。前記押圧片30は筒状壁21の周方向に等角度間隔を置いて複数(図示の場合は、180°間隔で2つ)設けられている。前記円弧状外面31の突出部の半径方向の寸法は、合成樹脂製吸込口本体32の内側円筒部33の半径よりも若干大きく設定されている。したがって、カバー部材3が取り付けられていない状態でも、弁体19は、湯水12の流れのみによっては、前記内側円筒部32内を回動しないように、規制される。 【0026】開閉弁4は、カバー部材3が離脱している状態では、流路Lが閉弁状態になるように、弁体19の位置が規制されている。 【0027】循環パイプ2の吸込み側には、吸込口5の吸込口本体32が連通接続されている。吸込口本体32は有底中空の内側円筒部33を有し、前記円筒部33には、小径の出口34aおよびこれに接続する大径の出口部34が一体的に形成されている。出口部34には、循環パイプ2が連通接続されている。 【0028】吸込口本体32には、浴槽壁面11に対向配置されるフランジ部35が一体形成されている。フランジ部35の端面には、パッキン36を装着するための円環状の溝部37が形成されている。また、フランジ部35を備えた外側筒状部37が本体32に一体に設けられ、その外側筒状部37の内面には、雌ねじ38が設けられている。 【0029】前記外側筒状部37の内側に、前記内側円筒部33が同心状に本体32と一体に設けられ、内側円筒部33の吸込口側の内周面には、その肉厚内において、吸い込み口側に開口し内側円筒部軸方向に延長する複数のカバー部材係止突起挿入用溝40が中心軸線CLを中心として対称位置(図示の場合は2箇所)に設けられ、かつこれに接続すると共に内周方向に延長するようにほぼ90°にわたってカバー部材係止突起係止用溝41が設けられている。前記カバー部材係止突起挿入用溝40は中心軸線CL2を中心とするように設けられ、前記出口部34の中心軸線と一致している。 【0030】前記カバー部材係止突起挿入用溝40に対して90°の間隔をおいて、前記カバー部材係止突起挿入用溝40よりも浅溝の複数の弁体位置確認用溝43が設けられ、各弁体位置確認用溝43は軸方向に延長するように設けられて、カバー部材係止突起係止用溝41に接続されている。前記カバー部材係止突起挿入用溝40と弁体位置確認用溝43の溝巾は、ほぼ同巾寸法に形成されて、後記の弁体19における押圧片30の円弧状外面31を収容できるように構成され、また後記のカバー部材3における係止突起61(図2、図8参照)を前記カバー部材係止突起挿入用溝40から挿入し、浅溝の複数の弁体位置確認用溝43から挿入できないように、前記カバー部材3における係止突起61間の直径方向の寸法は、弁体位置確認用溝43間の内径寸法よりも大きく、カバー部材係止突起挿入用溝40間の内径寸法よりも小さくなるように、適宜設定される。 【0031】また、吸込口本体32の内側円筒部33の深さ寸法D(図3b参照)は、弁体19の軸方向の長さ寸法d(図6c参照)よりも大きく設定されて、カバー部材3を取外した状態でも、浴槽1内に弁体19が突出しないように構成されている。また、前記内側円筒部33の底板部64には、中心軸線CLと同心状に雌ねじ部材からなるインサート65が円柱状の凸部42に埋め込み固定され、インサート65の雌ねじ孔が内側円筒部33内に開口している。前記インサート65および円柱状の凸部42により連結部が構成され、前記連結部収納用凹部26に配設される。 【0032】さらに、底板部64には、図3に示すように、前記出口34aおよび出口部34側から90°離れた位置(ほぼ弁体位置確認用溝43)から始まり、出口部34の中心軸線CL2における出口34aと反対側のほぼ中心軸線付近まで(ほぼカバー部材係止突起挿入用溝40まで)時計方向に延長するように円弧状の弁体位置規制用溝66が設けられている。前記の弁体位置規制用溝66は、ほぼ内側円筒部33における弁体位置確認用溝43とカバー部材係止突起挿入用溝40までのほぼ90°の範囲で設けられている。 【0033】前記弁体位置規制用溝66により、弁体19を吸込口本体32における内側円筒部33内に挿入した時に、弁体19における位置規制用凸部23が前記弁体位置規制用溝66に挿入されない状態から挿入される時には、弁体19の軸方向の移動が生じるので、弁体19が吸込口本体32における内側円筒部33の軸方向の所定の位置に設置されたことを手の触感または目視により確認することができる。 【0034】また、前記の位置規制用凸部23と弁体位置規制用溝66により、弁体19はほぼ90°の範囲で、閉弁位置から開弁位置の回動移動ができるようにされている。このように弁体19と出口34aを有する内側円筒部33等により開閉弁4が構成されている。 【0035】前記弁体19は、その環状溝22に止水用Oリング67が嵌合された状態で、内側円筒部33内の所定の位置に挿入配置され、弁体19における段付きボルト挿入用透孔24に挿入されると共に、前記インサート65に螺合されたステンレス製段付きボルト68により、回動可能に装着されている。前記段付きボルト68は、図9に示すように、回動工具係合用溝70を備えた大径頭部71と、ボルト挿通孔24に嵌設される中間軸部72と、前記中間軸部72よりも小径の雄ねじ軸部73を先端側に備えている。前記中間軸部72の軸方向の寸法は、弁体19における内向きフランジ20の厚さよりも僅かに大きく設定されて、弁体19を吸込口本体32の底板部64に圧着させないようにしている。そして前記弁体19は内側円筒部33内において、ほぼ90°の範囲にいて回動移動可能に構成されている。 【0036】前記Oリング67が前記内側円筒部33の内周面に圧着することにより、弁体19の外周面と内側筒状体33の内周面間からの湯水の流れを防止し、また、弁体19が内側円筒部33内において、中心軸線CLの回りに自由に回動移動するのを防止していると共に、中心軸線CL方向、すなわち浴槽1の内側方向に抜け出すのを段付きボルト68と共に防止している。したがって、カバー部材3を取り除いた状態においても、弁体19を吸込口本体32から取り出すためには、段付きボルト68を取り外した上で、前記のOリング67の圧着力に抗する力が必要であり、簡単に内側円筒部33から取り出せないように構成されている。 【0037】また弁体19の軸方向の寸法が内側円筒部33の深さよりも短い寸法であるので、内側円筒部33内の隠れた位置となっており、弁体19が浴槽1の内側に突出しないように構成されているので、カバー部材3を外した状態(閉弁状態)でも、簡単に操作されないようにされている。なお、前記開閉弁4における弁体19の中心軸線と、前記カバー部材3の中心軸線と、内側円筒部33が同一中心軸線になるように配置されている。 【0038】図2および図5に示すように、浴槽壁面11には円形の開口部44が形成され、開口部44には、浴槽1内側の受金具となっているフランジ付き円筒状のブシュ45が浴槽1の内部側から装着される。ブシュ45の円筒部46の一端には、大径のフランジ部47が一体形成されている。前記フランジ47には等角度間隔をおいて複数の回動工具係合用透孔47aが設けられ、前記透孔47aに回動工具を係合させることにより、ブシュ45を回動できるようにしている。 【0039】前記フランジ部47の側周面には、フランジ部47の板厚内において、カバー部材3を着脱可能に支持するための環状係止溝48が、円周方向全周に渡って形成されている。また、前記円筒部46の外周面には、雄ねじ50が設けられ、前記吸込口本体32における外側円筒部37の雌ねじ部38に螺合連結可能に構成されている。 【0040】前記フランジ部47の環状係止溝48には、図7および図8に示すカバー部材3における係止部49が係合離脱可能に係合される。 【0041】図7および図8に示すように、この実施形態のカバー部材3では、表面板51に千鳥状に多数の貫通した小孔からなる湯水流入孔52を有すると共に、前記表面板51に接続する周側面板53の基端側に、等角度間隔をおいて複数列の多数の貫通した小孔からなる湯水流入孔52を備えている凹溝状のフィルターを兼ねたカバー部材3とされ、前記多数の小孔は異物の流入を防ぐフィルターとされ、前記多数の湯水流入孔52の合計面積は、本体32における出口34aの面積より大きく(図示の形態では2倍程度)設定され、カバー部材3内に流入する湯水12の流速を遅くし、吸い込み力を小さくしている。また、前記凹溝状のカバー部材3における前記周側面板53の先端部内側には、環状の段部54が形成されて、その環状の段部54の先端側は、薄肉の分割環状部55とされている。 【0042】前記分割環状部55は、周方向に間隔をおいて、軸方向に延長する一対のスリット56が比較的接近した間隔で設けられ、前記スリット56によって区画形成されたカバー部材3の係止部49が周方向に等角度間隔(図示の場合は、90°間隔)を置いて設けられ、その各係止部49の内側の軸方向中間部には周方向に延長するように断面ほぼ半円状の係止凸部58が設けられ、かつ前記各係止部49とそれ以外の分割環状部55の軸方向先端部内側には、端部に向って拡開するように傾斜する傾斜ガイド面59が形成されている。 【0043】カバー部材3を手で把持した状態で、ブシュ45のフランジ部47に分割環状部55を嵌合させるようにすると、前記傾斜ガイド面59により、カバー部材3の分割環状部55がフランジ部47にガイドされながら嵌合され、かつ前記係止部49の弾性変形により、前記係止凸部58をブシュ45における環状係止溝48に嵌合でき、また係止凸部58によりフランジ部47を把持した状態でカバー部材3の回動を防止し、また、カバー部材3を手で把持した状態で、前記環状係止溝48に沿って係止凸部58を強制回動移動できるように構成されている。 【0044】また、前記カバー部材3の表面板51の内側には、等角度間隔を置いて複数(図示の場合は2つ)の断面円弧状の弁体回動用脚片60が軸方向に突出するように一体に設けられ、その各弁体回動用脚片60の先端部外側には、カバー部材係止突起61が設けられ、前記各弁体回動用脚片60の先端部には先細状の傾斜ガイド部62を備えている。 【0045】前記弁体回動用脚片60の円弧状外面は、弁体19の外径寸法よりもわずかに小さく設定され、カバー部材係止突起61間の寸法は、半径方向に対向する前記カバー部材係止突起挿入用溝40間の寸法およびカバー部材係止突起係止用溝41間の寸法よりも小さく設定され、また弁体位置確認用溝43間の寸法よりも大きく設定されている。したがって、前記カバー部材3をブシュ45に装着するときは、本体32のカバー部材係止突起挿入用溝40から挿入できるが、前記弁体位置確認用溝43からカバー部材係止突起61を挿入することができないように構成されている。 【0046】また、カバー部材3におけるカバー部材係止突起61を、本体32におけるカバー部材係止突起挿入用溝40から挿入して、カバー部材3を所定角度(カバー部材係止突起挿入用溝40から外れた位置まで)回動させれば、カバー部材3が本体32に係止され、カバー部材3の離脱が防止されるように構成されている。 【0047】前記吸込口本体32と、ブシュ45を浴槽壁面11に装着させるには、吸込口本体32のフランジ部35を浴槽壁面11の外周面に対向させ、パッキン63を嵌設装着したブシュ45を、浴槽1の内部側から開口部44に挿入して、ブシュ45の雄ねじ50を本体32の雌ねじ38に螺合させて所定位置までねじ込むことにより、吸込口本体32のフランジ部35と浴槽壁面11の外周面との間は、パッキン36によりシールされ、フランジ部47と浴槽壁面11の内周面との間は、パッキン63によりシールされる。これにより、吸込口本体32とブシュ45が、浴槽1に位置決め固定される。 【0048】この実施形態の場合は、吸込口本体32における外側筒状部37における雌ねじ38とブシュ45における雄ねじ50の螺合距離代を比較的長くしていると共に、弁体19における弁体回動用脚片用凹部28の長さと、カバー部材3における弁体回動用脚片60の係合が軸方向に比較的長く、また本体32におけるカバー部材係止突起係止用溝41の軸方向の溝寸法を、カバ−部材係止突起61より比較的長く3倍程度あるので、この範囲において、カバー部材係止突起係止用溝41とカバ−部材係止突起61とが係合していればよいので、浴槽1の種々の壁厚寸法に対応させて、本体32およびブシュ45およびカバー部材3を設置することができる。 【0049】前記実施形態では、カバー3内に流入した湯水は、筒状内周面の弁体19内から出口34まで、ほとんど障害物がないので、湯水をほぼ層流状態で流すことができるため、弁体19内で異物が留まることがない。 【0050】次に、弁体19の装着時の動作と、吸込口5の動作について説明する。浴槽1内にブシュ45が壁面11を圧着して止水状態で吸込口本体32に取り付けられた状態で、Oリング67を装着した弁体19を吸込口本体32の内側円筒部33にOリング67を弾性変形させながら圧入する時、弁体19における位置規制用凸部23が底板部64の表面から弁体位置規制用溝66に落ち込むように貫入すると、作業者は手の触感により弁体19が所定の位置に装着されたことが確認でき、前記の位置規制用凸部23と180度反対側にある弁体19側の開口部27は、図10(b)に示すように、吸込口本体32における出口部34と、位相が90°変位しているので、前記開口部27と、前記出口部34が連通していない閉弁状態で装着することができる。 【0051】また、図10(a)に示すように、前記弁体19における押圧片30の円弧状外面31が、弁体位置確認用溝43に落ち込んで係合するとき、内側円筒部33の開口端部内周面に圧着係合して半径方向内側に縮径変形するように弾性変形した状態から開放され時の手の触感、および押圧片30が弁体位置確認用溝43に位置していることの目視による確認が容易に行なえるように構成されている。 【0052】また、前記位置規制用凸部23が底板部64の上面にある状態では、弁体19が内側円筒部33に収まらず、内側円筒部33から突出した状態になるので、この点でも、弁体19の装着の確認ができるようにされている。 【0053】このようにして、弁体19が内側円筒部33内の所定の位置に装着された状態で、カバー3の弁体回動用脚片60におけるカバー係止突起61を、内側円筒部33におけるカバー部材係止突起挿入用溝40から挿入させる(なお、一対のカバー係止突起61間の寸法は、内側筒状体39における弁体位置確認用溝43間の外径寸法よりも大きいので、この溝43からは前記突起61を挿入することはできない。)。次いで、カバー3を弁体の軸方向に装着するように移動させると、カバー3における弁体回動用脚片60が弁体19の弁体回動用脚片用凹部28に挿入され、続いて、カバー3における分割環状部55が、ブシュ45のフランジ部47に傾斜ガイド面59によりガイドされながら装着されると共に、係止部49が半径方向外側に弾性変形して前記フランジ部47の環状係止溝48に嵌設され、分割環状部55がフランジ部47の周側面に当接され、また、環状の段部54が、ブシュ45におけるフランジ部47の浴槽内前面側の周縁部に当接された状態で、ブシュ45にカバー部材3が装着される。 【0054】この状態の弁体19の位置は閉弁状態であり、この状態からカバー3を時計方向(右周り)に90°回動させると、図11(a)および(b)に示すように、弁体19が時計方向に回動され、また弁体19における位置規制用凸部23が弁体位置規制用溝66に沿って移動し、弁体における開口部27と、吸込口本体32における出口34aが一致して、全開状態の開弁状態となる。また、カバー部材係止突起61が、カバー部材係止突起係止用溝41に沿って90°回動されて、カバー部材係止突起挿入用溝40から外れて、カバー部材3が浴槽1の内側へ移動して離脱するのを防止され、また、カバー部材3の浴槽外側方向への移動は、前記段部54とフランジ部47の前面の係合により防止される。 【0055】その結果、吸込口5における流路Lは、カバー部材3,開閉弁4,出口34a,出口部32の順に連通状態になって、湯水12が吸込口5を流れることができる。 【0056】すなわち、浴槽1内の湯水12は、カバー部材3の多数の孔52を通り、フィルターを兼ねたカバー部材3でごみなどが除去されて清浄になった後、出口部32から吸込み側の循環パイプ2に流れる。その後、湯水12は、循環配管路9を介して吐き出し口14から噴流17として浴槽1内に噴出して循環する。 【0057】カバー部材3の清掃をする場合には、前記と逆に反時計方向に90°回動して、浴槽内側に移動させるようにして、カバー部材3を離脱させる。この状態では、前記開閉弁4は、弁体19が90°回動されて、弁体19が閉弁状態の位置になるので、流路Lは閉じた状態とされる。 【0058】このようにして、カバー部材3の着脱動作に連動して開閉する開閉弁4により、湯水12の流路Lを連通したり遮蔽したりすることができる。 【0059】なお、カバー部材3が何らかの原因で吸込口5から離脱している状態では、弁体19は90°回動された状態になるので、閉弁位置に回動移動され、開閉弁4は流路Lを遮蔽した状態になるので、吸込口5に異物が吸い込まれることがない。 【0060】ところで、上述のようにカバー部材3が吸込口5から離脱した状態でジェット噴流バス6を使用している場合、開閉弁4は流路Lを遮蔽するが、この状態が長時間続くと、循環ポンプ7に大きな負荷がかかる恐れがある。そのため、循環ポンプ7の吸込み側または吐出側の循環配管路9には圧力検出器Pなどが設けられ、ジェット噴流バス6を制御する制御部69にはタイマーTなどが設けられている。開閉弁4が流路Lを遮蔽しているときは、循環配管路5内の圧力が大きく変化するので、圧力検出器Pは、所定値以上の圧力変化を検出して制御部69に信号を出力する。そして、この信号に基づいて、所定値以上の圧力変化が検出された時点からターマーTで所定時間(たとえば、約8秒)を計測し、この所定時間経過後、制御部69から出力される信号により循環ポンプ7を自動停止してこれを保護するようにしている。 【0061】なお、図示を省略するが、吸込口5から循環ポンプ7にいたる循環パイプ2の部分に、制御部69の信号により作動されて、開弁される空気吸い込み弁を設け、前記圧力検出器Pの出力信号に基づいて制御部69から出力される信号により、前記空気吸い込み弁を開弁させて、循環パイプ2に流入させることにより、吸込口5側の負圧状態を低減させて、湯水12の吸い込み力を小さくするようにしてもよい。 【0062】前記実施形態にかかる吸込口5においては、カバー部材3が吸込口5から外れている状態では、常時、吸込口の流路Lを確実に遮蔽している状態とすることができる。これにより、吸込口5への異物の吸い込み現象を確実に防止することができる。また、開閉弁4は、電気的信号の代りに機械的な作動により確実に開閉動作するので信頼性が高い。 【0063】本発明では、ジェット噴流バス6の使用中,停止中のいずれの場合でも、カバー部材3を吸込口5から離脱させると、自動的に開閉弁4が閉弁方向に作動されて、流路Lが自動的に遮蔽される。したがって、カバー部材3を吸込口5に取付けるのを忘れて循環ポンプ7を運転した場合や、ジェット噴流バス6の使用中に何らかの原因によりカバー部材3が外れたような場合でも、開閉弁4が流路Lを確実に且つ直接的に遮蔽するので、異物が吸込口に吸い込まれる恐れがなく安全である。 【0064】また、ジェット噴流バス6の使用中に、カバー部材3が何らかの原因で外れて開閉弁4が閉じた場合には、循環配管路5内の大きな圧力変化を圧力検出器Pで検出し、タイマーTで計測される所定時間経過後に循環ポンプ7を自動的に停止するので、循環ポンプ7を保護することができる。 【0065】本発明を実施する場合、ブシュ45の円筒部46の内周面に環状溝を設けて、止水用Oリングを嵌設し、吸込口本体32における内側円筒部33との間で止水するようにしてもよい。 【0066】 【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、請求項1の発明によると、浴槽内の吸込口に、回動可能な湯水が流通可能なフィルターを兼ねたカバー部材が、取り付けられているので、吸入口の構造を簡単な構造とすることができる。 【0067】請求項2の発明によると、カバー部材を回動させるだけで、これに係合する弁体を回動させて流路を開閉制御することができ、部品点数の少ない簡単な構造の吸込口構造とすることができ、安価な吸込口構造とすることができる。 【0068】請求項3の発明によると、カバー部材を回動させるだけで、これに係合する弁体を回動させて、開閉弁の開閉動作を行なうことができ、特に、前記カバー部材が前記吸込口から離脱している状態のときは、前記開閉弁が前記流路を遮蔽するようにしたので、カバー部材が離脱している時には、弁体を閉弁位置に回動させて流路を遮蔽することができ、しかも、吸込口の構造が簡単で、部品点数を少なくてすみ、安価な吸込口構造とすることができる。 【0069】請求項4の発明によると、吸込口本体における円筒部内から突出しないように弁体が嵌設されているので、カバー部材がない状態でも、弁体に触れて作動される恐れがなく、また弁体を誤って操作せれる恐れを少なくすることができる。また、弁体が自由に回動することがなく、これに係合するカバー部材を所定角度回動させるだけで、弁体を所定角度回動させて開閉動作させることができる。 【0070】請求項5の発明によると、浴槽の内側に取り付けられるブシュ部材を利用して、カバー部材を回動可能に、軸方向に移動しないように係合させることができ、カバー部材の取り付け構造が簡単になる。 【0071】請求項6の発明によると、弁体に弁体回動用脚片用凹部を設けると共にカバー部材に弁体回動用脚片を設けるだけで、弁体をカバー部材に係合させることができ、また、カバー部材により容易に弁体を回動動作させて、弁の開閉動作をさせることができる。また弁体回動用脚片に突起を設けると共に、吸込口本体に突起係止用溝を設けるだけで、カバー部材を吸込口本体に係止させて、カバー部材が離脱するのを防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000104973 【氏名又は名称】クリナップ株式会社 【住所又は居所】東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号
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| 【出願日】 |
平成13年12月4日(2001.12.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107250 【弁理士】 【氏名又は名称】林 信之 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−164384(P2003−164384A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月10日(2003.6.10) |
| 【出願番号】 |
特願2001−369604(P2001−369604) |
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