| 【発明の名称】 |
自動炊飯器 |
| 【発明者】 |
【氏名】池田 典生 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】由良 政樹 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】稲田 剛士 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】中西 邦行 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】松下 初彦 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
【氏名】品部 晃宏 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】鍋に水を供給するとき、給米経路の下端の給米弁は水でぬれないため、給米弁に糠などが付着せず、給米弁のシール性が確保できるので、炊飯や保温中などに鍋内から発生する蒸気の給米経路や給水経路への浸入を防止すること。
【解決手段】給米経路76に設けられるともに給米経路76を閉塞する給米弁80と、給米弁80内に貫通して設けた給水経路76と、給水経路76に設けられるとともに給水経路76を閉塞する給水弁83とを備え、給水経路79の鍋72側の一端は給水経路の前記鍋側の一端の下方に配設したことにより、鍋72に水を供給するとき、給米経路79の下端の給米弁80は水でぬれることはないので、給米弁80に糠などが付着せず給米弁80のシール性が確保できて、鍋内から発生する蒸気の給米経路76や給水経路79への浸入を防止することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 米を炊飯する炊飯部内に着脱自在に収納した鍋と、米を前記鍋に供給する給米部と、水を前記鍋に供給する給水部と、前記炊飯部と前記給米部を接続する給米経路と、前記給米経路に設けられるとともに前記給米経路を閉塞する給米弁と、前記給米弁内に貫通して設けた給水経路と、前記給水経路に設けられるとともに給水経路を閉塞する給水弁とを備え、前記給水経路の前記鍋側の一端は前記給米経路の前記鍋側の一端の下方に配設した自動炊飯器。 【請求項2】 給水弁と給米弁を鍋の中心線上に備えた請求項1記載の自動炊飯器。 【請求項3】 給水弁を閉塞方向に付勢する給水ばねを給水経路の外側に備えた請求項1記載の自動炊飯器。 【請求項4】 給米弁を閉塞方向に付勢する給米ばねを給米経路の外側に備えた請求項1記載の自動炊飯器。 【請求項5】 給水弁を閉塞方向に付勢するばね定数K1の給水ばねと、給米弁を閉塞方向に付勢するばね定数K2の給米ばねを備え、前記給水ばねの下端を給水経路の上面で支え、前記給米ばねの上端を給水経路の下面で支え、ばね定数K1とばね定数K2との関係を、K1>K2に設定した請求項1記載の自動炊飯器。 【請求項6】 給水弁を閉塞方向に付勢するばね定数K1の給水ばねと、給米弁を閉塞方向に付勢するばね定数K2の給米ばねを備え、前記給水ばねの下端を給水経路の上面で支え、前記給米ばねの上端を給水経路の下面で支え、ばね定数K1とばね定数K2との関係を、K1<K2に設定した請求項1記載の自動炊飯器 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用する自動炊飯器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の自動炊飯器としては、例えば、特許第2586637号公報に記載されているようなものがあった。図8は前記公報に記載された従来の自動炊飯器を示すものである。 【0003】図8において、21は本体、22は本体21に出し入れ自在に設けた上段引出しである。上段引出し22には炊飯部および水タンク23が設けられ、炊飯部は内鍋24、蓋25、誘導加熱コイル26、炊飯センサ27等より構成されている。 【0004】28は蓋25の中央部に設けられた給米筒であり、給米筒28は下端に弁29を備えている。水タンク23は水計量装置を備えており、また、上部には電磁バルブを備えた水道管が設置され、底面に設けたポンプ30により、送水ホース31と給米筒28を通って内鍋24へ水を送る。32は本体21に対し出し入れ自在な引出しに設けられ自由に本体から出し入れできる米びつ、33は米びつ32の底に設けた米計量室、34は米計量室33のシャッタ、35はシャッタ34を駆動するソレノイドである。米計量室33の下方に位置して洗米する研米装置36と、ファン37とエジェクタ38による米移送装置が設けられ、研米装置36から前記炊飯部へ米を移送する。 【0005】研米装置36を出た米は、エジェクタ38により米移送パイプ41を通って、米吹き出しパイプ42より内鍋24へ移送される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の構成では、水は給米筒28を通って内鍋24へ送られるので、給米筒28の下端に設けられた弁29が水にぬれるので、米移送時に米や糠などが弁29に付着してしまう。繰り返しの使用によって、糠などが弁29に固着して、弁29のシールが損なわれ炊飯中に内鍋24からの蒸気が給米筒28に浸入するという課題を有していた。 【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもので、給米筒下端の弁のシール性を確保して、内鍋から発生する蒸気の給米経路や給水経路への浸入を防止することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決するために、米を炊飯する炊飯部内に着脱自在に収納した鍋と、米を前記鍋に供給する給米部と、水を前記鍋に供給する給水部と、前記炊飯部と前記給米部を接続する給米経路と、前記給米経路に設けられるともに前記給米経路を閉塞する給米弁と、前記給米弁内に貫通して設けた給水経路と、前記給水経路に設けられるとともに給水経路を閉塞する給水弁とを備え、前記給水経路の前記鍋側の一端は前記給米経路の前記鍋側の一端の下方に配設したものである。 【0009】これによって、鍋に水を供給するとき、給米経路の下端の給米弁は水でぬれることはないので、給米弁に糠などが付着しない。よって給米弁のシール性確保できるので、炊飯や保温中などに鍋内から発生する蒸気の給米経路や給水経路への浸入を防止することができる。 【0010】 【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、米を炊飯する炊飯部内に着脱自在に収納した鍋と、米を前記鍋に供給する給米部と、水を前記鍋に供給する給水部と、前記炊飯部と前記給米部を接続する給米経路と、前記給米経路に設けられるともに前記給米経路を閉塞する給米弁と、前記給米弁内に貫通して設けた給水経路と、前記給水経路に設けられるとともに給水経路を閉塞する給水弁とを備え、前記給水経路の前記鍋側の一端は前記給米経路の前記鍋側の一端の下方に配設したことにより、鍋に水を供給するとき、給米経路の下端の給米弁は水でぬれることはないので、給米弁に糠などが付着しない。よって給米弁のシール性が確保できるので、炊飯や保温中などに鍋内から発生する蒸気の給米経路や給水経路への浸入を防止することができる。 【0011】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の自動炊飯器において、給水弁と給米弁を鍋の中心線上に備えたことにより、米は鍋の中心に投入されるので、鍋の円周方向で均一に供給される。さらに、米が供給された後に水が供給されても、水も鍋の中心に投入されるので、供給された米の均一性を崩さずに水を供給することができる。鍋へ加熱する誘導加熱コイルは鍋を円周方向ではぼ均一に加熱するように配設されているので、炊飯時、鍋に加えられた熱は米にもほぼ均一に伝えられて炊きむらの少ないご飯を炊き上げることができる。 【0012】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1に記載の自動炊飯器において、給水弁を閉塞方向に付勢する給水ばねを給水経路の外側に備えたことにより、水の流れは給水ばねによって阻害されることがないため、給水経路内でスムーズな水の流れを得ることができるので、短時間でかつ静かに水を鍋に供給することができる。また、給水ばねは水に接触しないので耐錆性に優れた高価な材質を使う必要がないので、コストも安価となる。 【0013】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1に記載の自動炊飯器において、給米弁を閉塞方向に付勢する給米ばねを給米経路の外側に備えたことにより、給米経路内でスムーズな米の流れを得ることができるので、短時間でかつ静かに米を鍋に供給することができる。また、給米ばねは米や糠などに触れることはないので、米が給米ばねに噛み込んだりして、給米ばねの動作が不確実になることを防止することができる。 【0014】請求項5に記載の発明は、特に、請求項1に記載の自動炊飯器において、給水弁を閉塞方向に付勢するばね定数K1の給水ばねと、給米弁を閉塞方向に付勢するばね定数K2の給米ばねを備え、前記給水ばねの下端を給水経路の上面で支え、前記給米ばねの上端を給水経路の下面で支え、ばね定数K1とばね定数K2との関係を、K1>K2(例えば、K1はK2の約20倍)に設定したことにより、給水弁を下方向に給米ばねが撓んで給米弁が開くまで荷重をかけても、給水ばねの撓みはほとんどないので、給水弁は閉じたままである。この状態で給米すると、給水弁は閉じているので、給水弁のシール部に米などが付着することはないので、給水弁のシール性を損なうことを防止できる。 【0015】請求項6に記載の発明は、特に、請求項1に記載の自動炊飯器において、給水弁を閉塞方向に付勢するばね定数K1の給水ばねと、給米弁を閉塞方向に付勢するばね定数K2の給米ばねを備え、前記給水ばねの下端を給水経路の上面で支え、前記給米ばねの上端を給水経路の下面で支え、ばね定数K1とばね定数K2との関係を、K1<K2(例えば、K2はK1の約20倍)に設定したことにより、給水弁を下方向に給水ばねが撓んで給水弁が開くまで荷重をかけても、給米ばねの撓みはほとんどないので、給米弁は閉じたままである。この状態で給水すると、給米弁は閉じているので、水が鍋底や水面に反射して飛び散っても給米弁のシール部にぬらすことはないので、給米弁のシール部に米などが付くことによる給米弁のシール性の劣化を防止することができる。 【0016】 【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。 【0017】(実施例1)図1に示す自動炊飯器60は、少なくとも炊飯したい量の米を収納することができる貯米部61、米を計量する米計量部62、米計量部62から供給された米をとぐ米とぎ部63、米とぎ部63でとがれた米を炊飯する炊飯部64、米とぎ部63と炊飯部64とを接続する米搬送部65を備えている。66は炊飯部64へ所定量の水を供給する給水部である。67は制御部で、米計量部62、米とぎ部63、米搬送部65、給水部66、炊飯部64を制御する。貯米部61、米計量部62、米とぎ部63、米搬送部65を給米部と呼ぶ。米とぎ部63は米計量部62で計量された米を収納する米収納容器68、米収納容器68内で回転自在に配設された回転羽根69、回転羽根69を駆動する駆動手段70を備えている。米搬送部65は、米搬送ファン71が生み出す空気流により米を炊飯部64へ搬送する。72は炊飯部64内に着脱自在に収納した鍋で、73は鍋72を加熱する加熱手段(誘導加熱コイル)である。74は米および水を鍋72内に密閉する内蓋である。75は炊飯部64の上方開口部を覆う蓋体である。76は米搬送部65と連結して、鍋72内に米を供給する給米経路である。 【0018】以下、図2を参照して、蓋体75内部の鍋72への給水、給米の構成を説明する。 【0019】給米経路76の下端には給米弁パッキン77が設けられて上面を給米経路76に、下面を内蓋74に当接させて、鍋内から発生する蒸気の蓋体75への浸入を防止している。給米ばね78は上端を給水経路79の上部下面に、下端を給米経路76の外側上面に触接して設けられている。給米弁80は給米ばね78によって上方に付勢され給米弁パッキン77に当接して給米経路76を閉塞している。 【0020】給水経路79の下部は給米弁80を貫通して、給水経路79の下端は給米弁80の下面を形成している。給米弁80の下面には給水弁パッキン81が設けられている。給水ばね82は上端を給水弁83の上部下面に、下端を給水経路79上部の外側上面に触接して設けられている。給水弁83は給水ばね82によって上方に付勢され給水弁パッキン81に当接して給水経路79を閉塞している。給水経路79の他端は例えばシリコーンゴム製の連結ゴム84によって蓋体側蓋体側給水パイプ85と連結され、給水経路79がある程度上下に移動しても連結ゴム84が変形して連結部からの水漏れを防止している。給水弁83の上端を押圧する位置に弁レバー86が設けられ、例えば弁駆動モータ(図示しない)でギア(図示しない)とカム(図示しない)を回転させ、弁レバー86を上下方向に多段に動作させている。給水弁83、給米弁80は鍋72の中心線上に配設されている蓋体75には炊飯中に鍋内で発生した蒸気を外に排出する蒸気口(図示しない)が設けられている。蓋体75に上方部を覆われた水タンク87は水タンク収納部88に着脱自在に収納されて、水タンク87の底にはインペラー89が設けられ、インペラー89の下方部にはインペラー89を回転させるモータ90が配設されている。91は水タンク87内に設けられた水タンク側給水経路で、蓋体75内に設けた蓋体側給水パイプ85と着脱自在に接続されている。92は水計量装置で、蓋体側給水パイプ85を通る水の量を検知する。水タンク87、インペラー89、モータ90、水タンク側給水経路91、水計量装置92を給水部66と呼ぶ。 【0021】給水ばね82のばね定数K1と給米ばね78のばね定数K2との関係は、K1>K2(例えば、K1はK2の約20倍)に設定してある。 【0022】以上のように構成された自動炊飯器について、以下その動作、作用を説明する。使用者が米を貯米部61内に投入し、炊飯したい米の量を入力した後、運転開始ボタン(図示しない)を押すと、自動炊飯器60の運転が開始する。 【0023】運転が開始されると、制御部67は、まず米計量部62を動作させる。そして、米計量部62は、所定量の米を米収納容器68へ供給する。所定量の米が米収納容器68に供給されると、制御部67は米とぎ工程プログラムに従って駆動手段70を動作させる。駆動手段70が動作することにより回転羽根69が回転し、米収納容器68内に収納された米をとぐ米とぎ工程が行われる。 【0024】米とぎ工程が終了すると、制御部67は米搬送工程プログラムに従って、弁駆動モータ(図示しない)でギア(図示しない)とカム(図示しない)を回転させ、弁レバー86をAの位置(図2)からBの位置(図3)まで下方向に移動させる。(図3)給水ばね82のばね定数K1と給米ばね78のばね定数K2との関係は、K1>K2(例えば、K1はK2の約20倍)に設定してある。 【0025】すなわち、給水ばね82を、線径d=1.2mm、有効巻数n=5、ばね径=6.5mmとすると、ばね定数Kは、K=Gd4/8nD3であるので、ばね定数K1≒1.5、但し、せん断弾性係数G=8100kg/mm2となる。 【0026】給米ばね78を、線径d=1mm、有効巻数n=8、ばね径=12mmとすると、ばね定数K2≒0.07となる。このとき、K1/K2≒20となる。 【0027】ばねの変位量はそれぞれの弁の変位量はばね定数に反比例するので、約0.2kgfの荷重をばねに加えると、給米ばね78が2.7mm撓むが、給水ばね82は0.1mmしか撓まない。その結果、給水弁83はほとんど閉塞したまま給水経路79が下方に移動して給米弁80が開く。このとき、給水経路79と蓋体側給水パイプ85とは例えばシリコーンゴム製の連結ゴム84によって連結されているので、給水経路79が下方向に移動しても連結ゴム84が変形して連結部から水漏れが発生することはない。 【0028】次に、制御部67は米搬送ファン71を動作させて、米とぎ部63でとがれた米を、米搬送部65、給米経路76を介して炊飯部64の鍋72へ供給する。 【0029】米搬送工程が終了すると、制御部67は米搬送工程プログラムに従って、弁駆動モータ(図示しない)でギア(図示しない)とカム(図示しない)を回転させ、弁レバー86をBの位置(図3)からさらに下方向にCの位置(図4)まで移動させる。給水ばね82が撓んで、給水弁83が下方に移動して、開く。 【0030】そして、制御部67は、モータ90を動作させて、使用者が設定した炊飯量に最適な量の水を、水タンク87から水タンク側給水経路91、水計量装置92、蓋体側給水パイプ85、給水経路79を経て炊飯部64の鍋72へ供給する。 【0031】給水工程が終了すると、制御部67は弁駆動モータ(図示しない)でギア(図示しない)とカム(図示しない)を回転させ、弁レバー86をもとのAの位置に移動させて、給水弁83、給米弁80とも閉塞させる。 【0032】制御部67は米に水を吸収させる浸漬工程プログラムおよび炊飯工程プログラムに従って炊飯部64を動作させる。炊飯部64が動作することにより、使用者が炊飯したい量の米が炊飯されることになる。 【0033】(実施例2)図5は本発明の第2の実施例の自動炊飯器の要部断面図である。 【0034】実施例1の構成と異なるところは、給水ばね82のばね定数K1と給米ばね78のばね定数K2との関係が、K1<K2(例えば、K2はK1の約20倍)に設定してある点である。 【0035】以上のように構成された自動炊飯器について、以下その動作、作用を説明する。使用者が米を貯米部61内に投入し、炊飯したい米の量を入力した後、運転開始ボタン(図示しない)を押すと、自動炊飯器60の運転が開始する。 【0036】運転が開始されると、実施例1の動作と同様にして、米計量、米とぎ工程が行われる。 【0037】米とぎ工程が終了すると、制御部67は給水工程プログラムに従って、弁駆動モータ(図示しない)でギア(図示しない)とカム(図示しない)を回転させ、弁レバー86をDの位置(図5)からEの位置(図6)まで下方向に移動させる。 給水ばね82のばね定数K1と給米ばね78のばね定数K2との関係は、K1<K2(例えば、K2はK1の約20倍)に設定してある。 【0038】すなわち、給水ばね82を、線径d=0.5mm、有効巻数n=3、ばね径=7mmとすると、ばね定数Kは、K=Gd4/8nD3であるので、ばね定数K1≒0.06但し、せん断弾性係数G=8100kg/mm2となる。給米ばね78を、線径d=1.6mm、有効巻数n=5、ばね径=10mmとすると、ばね定数K2≒1.3となる。このとき、K1/K2≒20となる。 【0039】ばねの変位量はそれぞれの弁の変位量はばね定数に反比例するので、約0.2kgfの荷重をばねに加えると、給水ばね82が2.7mm撓むが、給水ばね78は0.15mmしか撓まない。その結果、給米弁80はほとんど閉塞したまま給水弁83が下方に移動して給水弁83が開く。 【0040】そして、制御部67は、実施例1の動作と同様にして、水タンク87給水経路79を経て炊飯部64の鍋72へ供給する。 【0041】給水工程が終了すると、制御部67は米搬送工程プログラムに従って、弁駆動モータ(図示しない)でギア(図示しない)とカム(図示しない)を回転させ、弁レバー86をEの位置(図6)からさらに下方向にFの位置(図7)まで移動させる。給米ばね82が撓んで、給水経路79が下方に移動して給米弁80が開く。 【0042】次に、制御部67は米搬送ファン71を動作させて、米とぎ部63でとがれた米を、米搬送部65、給米経路76を介して炊飯部64の鍋72へ供給する。 【0043】米搬送工程が終了すると、制御部67は弁駆動モータ(図示しない)でギア(図示しない)とカム(図示しない)を回転させ、弁レバー86をもとのAの位置に移動させて、給水弁83、給米弁80とも閉塞させる。 【0044】そして、制御部67は実施例1の動作と同様にして、浸漬工程プログラムおよび炊飯工程プログラムに従って炊飯部64を動作させて、使用者が炊飯したい量の米が炊飯されることになる。 【0045】 【発明の効果】以上のように、請求項1〜6に記載の発明によれば、鍋に水を供給するとき、給米経路の下端の給米弁は水でぬれることはないので、給米弁に糠などが付着しない。よって給米弁のシール性が確保できるので、炊飯や保温中などに鍋内から発生する蒸気の給米経路や給水経路への浸入を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
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| 【出願日】 |
平成14年5月17日(2002.5.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−325321(P2003−325321A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月18日(2003.11.18) |
| 【出願番号】 |
特願2002−142636(P2002−142636) |
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