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【発明の名称】 自動炊飯器
【発明者】 【氏名】池田 典生
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】由良 政樹
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】稲田 剛士
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】中西 邦行
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】松下 初彦
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】品部 晃宏
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【要約】 【課題】水量不足で炊き損じることがなく、また、給水工程を途中で中断することも防止できるので、使用者が運転を開始させる前に、給水タンク内の水量を確認する必要がない使い勝手の優れた自動炊飯器を提供すること【解決手段】 米を炊飯する炊飯部24と、炊飯部24に給水する給水タンク34と、給水タンク34から炊飯部24へ給水する給水経路と、給水タンク34の水量を検知する水量検知手段とを備えたことにより、水量不足で炊き損じることがなく、また、給水工程を途中で中断することも防止できるので、使用者が運転を開始させる前に給水タンク34内の水量を確認する必要がない使い勝手の優れた自動炊飯器を提供できる。

【解決手段】米を炊飯する炊飯部24と、炊飯部24に給水する給水タンク34と、給水タンク34から炊飯部24へ給水する給水経路と、給水タンク34の水量を検知する水量検知手段とを備えたことにより、水量不足で炊き損じることがなく、また、給水工程を途中で中断することも防止できるので、使用者が運転を開始させる前に給水タンク34内の水量を確認する必要がない使い勝手の優れた自動炊飯器を提供できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 米を炊飯する炊飯部と、前記炊飯部に給水する給水タンクと、前記給水タンクから前記炊飯部へ給水する給水経路と、前記給水タンクの水量を検知する水量検知手段とを備えた自動炊飯器【請求項2】 水量検知手段が、給水タンク内に給水タンクと連通して鉛直方向に配設された管と、前記管内に設けられた磁石を有したフロートと、前記給水タンクの外側に備えられるとともに前記磁石に感動するリードスイッチである請求項1記載の自動炊飯器。
【請求項3】 リードスイッチを鉛直方向に複数設けた請求項1記載の自動炊飯器。
【請求項4】 給水タンクにタンク蓋を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
【請求項5】 最下位置のリードスイッチはフロートが管内の最下点に位置した時に感動する請求項3または4に記載の自動炊飯器【請求項6】 タンク蓋に管を取り付けた請求項4または5に記載の自動炊飯器。
【請求項7】 給水タンクが装置されてからの時間を計測する計測手段と、所定時間経過した時に報知する報知手段を備えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
【請求項8】 給水タンクが水平方向に着脱自在であるとともに、自動炊飯器本体の前面に設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
【請求項9】 炊飯部に米を供給する給米部を備えた請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用する自動炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水タンクを有する自動炊飯器としては、例えば、特公平7−40986号公報に記載されているようなものがあった。図4、図5は前記公報に記載された従来の自動炊飯器を示すものである。
【0003】図4、図5において、1は本体キャビネットで、この本体キャビネット1には引出しが設けられ、上段引出し2には内鍋3aを内蔵する炊飯部3と水タンク4が設置され、下段引出し5には内部に炊飯用の米を収納する米びつ6が設けられている。米びつ6の下段には体積計量部6aが設けられ、その下方には、ラス網状の研米体7aと表面にブラシなどが設けられた研摩体7bとからなる研米装置7および研米後、米を上部の炊飯部3へ空気吹出しにより送るファン8、エジェクタ9などよりなる米移送装置が設けられている。
【0004】また、炊飯部3上には蒸気処理装置10が設けられ、炊飯中に発生する蒸気を中に備えたファンで冷却し、本体キャビネット1の前面上部に設けた排気口から排出する。また、水タンク4の底には小型のポンプ11が設けられ、炊飯部3の蓋12の中を通るパイプ13から炊飯用水を内鍋3aの中に供給する。
【0005】このような構成において、炊飯したい炊飯量をキーインした後、スタートスイッチを押すと米びつ6の米を体積計量部6aで計量して研米装置7へ入れ、研米した米を米移送装置により米移送パイプ14、給米筒25などを通して内鍋3aに移送させる。続いて、移送した米に見合う水を水タンク4よりポンプ11によりパイプ13、給米筒25を通して内鍋3aに供給する。米移送と水供給が終わると炊飯工程に自動的に移行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の構成では、水タンクの水量が検知されていないので、米に見合う水が水タンク内に供給されているかどうかわからない。水量が足らない場合は水量不足のまま炊飯されて、硬いご飯が炊き上がってしまう。あるいは、水の鍋内への給水途中で、例えば水供給量センサー等で水が足らないことを検知して、次の炊飯工程に移行しないで中断させざるを得なかった。これでは、スタートスイッチを押して水供給量センサー等で水が足らないことを検知するまで、時間がかかるため、使用者は給水工程が中断したことを知らない場合が起こり得るので、使用者はスタートスイッチを押す前に、必ず水タンク内の水量を確認しなければならないという課題を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもので、使用者が運転を開始させる前に水タンク内の水量を検知して、炊飯する米に見合う水が水タンク内にあるかどうかを使用者に報知することができ、水量不足による炊き損じを防止することができる。また、給水工程を途中で中断することには至らないので、使用者が運転を開始させる前に、水タンク内の水量を確認する必要がない使い勝手の優れた自動炊飯器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決するために、米を炊飯する炊飯部と、前記炊飯部に給水する給水タンクと、前記給水タンクから前記炊飯部へ給水する給水経路と、前記給水タンクの水量を検知する水量検知手段とを備えたものである。
【0009】これによって、使用者が運転を開始させる前に水タンク内の水量を検知して、炊飯する米に見合う水が水タンク内にあるかどうかを使用者に報知することができるので、水量不足による炊き損じを防止することができる。また、給水工程を途中で中断するには至らないので、使用者が運転を開始させる前に、水タンク内の水量を確認する必要がない使い勝手の優れた自動炊飯器を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、米を炊飯する炊飯部と、前記炊飯部に給水する給水タンクと、前記給水タンクから前記炊飯部へ給水する給水経路と、前記給水タンクの水量を検知する水量検知手段とを備えたことにより、使用者が運転を開始させる前に給水タンク内の水量を検知して、炊飯する米に見合う水が給水タンク内にあるかどうかを使用者に報知することができるので、水量不足による炊き損じを防止することができる。
【0011】また、給水工程を途中で中断するには至らないので、使用者が運転を開始させる前に、給水タンク内の水量を確認する必要がない使い勝手の優れた自動炊飯器を提供することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の自動炊飯器において、水量検知手段が、給水タンク内に給水タンクと連通して鉛直方向に配設された管と、前記管内に設けられた磁石を有したフロートと、前記磁石に感動するリードスイッチとを前記給水タンクの外側に備えたことにより、給水タンク内の水量に連動して磁石を有したフロートの位置が変わるので、リードスイッチはフロートが有している磁石に感動して、フロートの位置すなわち水量を検知することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1に記載の自動炊飯器において、リードスイッチを鉛直方向に複数設けたことにより、磁石を内蔵したフロートの位置を細かい単位で検知することが出来るので、炊飯する米の量に見合う水の量があるかどうかをより細かい単位で知ることができる。
【0014】例えば、1カップ(0.18L)〜5カップ(0.9L)炊飯できる炊飯器の場合、1個のリードスイッチのみでは、水量が多い・少ないの2段階の検知に限られので、その境界を2カップと3カップの間に設定すると、たとえ4カップの米に見合う水が給水タンクにあったとしても、5カップの米に見合う水が給水タンクにないので、水が不足しているという判定をせざるをえない。
【0015】ところが、5個のリードスイッチを設けることにより、1カップ未満と各カップ数の合計6段階の検知が可能となるので、各カップ数単位で炊飯したい米に見合う水が給水タンクにあるかどうかを知ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1〜3のいずれか1項に記載の給水タンクにタンク蓋を設けることにより、蓋体を開けた状態でも給水タンクの水が外界にさらされることがないので、給水タンク内へのゴミの侵入を防止できる。また、炊飯後ご飯をよそう時にご飯をこぼすことがよくあるが、それでも給水タンク内への落下を防止できるので、衛生上清潔な給水を得ることができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、特に、請求項3または4に記載の最下位置のリードスイッチはフロートが管内の最下点に位置した時に感動する位置に配設したことによって、給水タンク内に水がない場合は最下位置のリードスイッチはONになるが、給水タンク自体が自動炊飯器本体にセットされていないときは、いずれのリードスイッチもOFFになる。よって、給水タンク内に水がない(少ない)のか給水タンク自体がセットされていないかを判別できるので、使用者にその状況を報知することができ、使用者はその報知内容によって、水を追加すべきか給水タンクをセットすべきか知り得て的確に行動することができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、特に、請求項4または5に記載のタンク蓋に管を取り付けたことにより、磁石はタンク蓋に付随することになるので、タンク蓋を給水タンクにセットしないと全てのリードスイッチはOFFになるので、使用者がタンク蓋のセットし忘れた場合、報知することができるため、使用者がタンク蓋をセットしないまま炊飯することを防ぐことができる。
【0019】請求項7に記載の発明は、特に、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動炊飯器において給水タンクが装置されてからの時間を計測する計測手段と、所定時間経過した時に報知する報知手段を備えたことによって、使用者が給水タンクに水を入れたまま長時間経過させて、新鮮でない水で炊飯して損なった味のご飯になることを防止することができる。
【0020】請求項8に記載の発明は、特に、請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動炊飯器において水平方向に着脱自在な給水タンクを自動炊飯器本体の前面部に設けたことによって、給水タンクをセットする際、鉛直方向に着脱自在に構成されたものより、給水タンクを高く持ち上げる必要がなく、容易にセットすることができる。また、給水タンクを透明の材料で形成することにより、給水タンク内の水の量を横方向から見ることができるので、使用者は給水タンク内の水量の概略を知ることができる。さらに、給水タンクに炊飯する米に見合う水量の水位線を設けることにより、使用者は水の量の過不足をあらかじめ知ることができる。
【0021】請求項9に記載の発明は、特に、請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動炊飯器において炊飯部に米を供給する給米部を備えたことにより、使用者はあらかじめ水を給水タンクに、米を貯米部に入れておくだけで、運転開始のスイッチを入れることにより、炊飯を実施することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
(実施例1)図1および図2に示す自動炊飯器本体20は、少なくとも炊飯したい量の米を収納することができる貯米部21、米を計量する米計量部22、米計量部22から供給された米をとぐ米とぎ部23、米とぎ部23でとがれた米を炊飯する炊飯部24、米とぎ部23と炊飯部24とを接続する米搬送部25を備えている。貯米部21、米計量部22、米とぎ部23、米搬送部25を給米部と呼ぶ。26は炊飯部24内に着脱自在に収納した鍋で、27は鍋26を加熱する誘導加熱コイルである。
【0023】28は自動炊飯器本体20の上面開口部を覆う開閉自在に軸29で軸支した蓋体である。自動炊飯器本体20の後方部には蓋体28の軸29を支えるヒンジ部30を備えている。
【0024】蓋体28内には米搬送部25からの米を鍋26まで供給する米搬送パイプ31、米搬送パイプ31の先端には米投入弁32が設けられている。33は炊飯中に鍋内で発生した蒸気を外に排出する蒸気口である。
【0025】蓋体28に上方部を覆われた給水タンク34は給水タンク収納部35に鉛直方向に着脱自在に収納されて、給水タンク34の底にはインペラー36が設けられ、インペラー36の下方部にはインペラー36を回転させるモータ37が配設されている。
【0026】38は給水タンク34内に設けられた給水タンク側給水経路で、蓋体28内に設けた蓋体側給水経路39の先端部40と着脱自在に接続されている。
【0027】給水タンク側給水経路38、蓋体側給水経路39を給水経路と呼ぶ。
【0028】41は給水タンクの上面開口部を覆うタンク蓋である。
【0029】42は給水タンク34内に鉛直方向に配設された管で、タンク蓋41の下面に取り付けられている。管42の下方部43は給水タンクの底付近で連通している。磁石44を内蔵したフロート45は管42内で上下運動自在に配設されている。磁石44を内蔵したフロート45の比重は水の比重より小さい値で独立発泡樹脂で形成されている。磁石44に感動するリードスイッチ46a、46b、46c、46dを管42と平行に配設してリードスイッチ取付板47に取り付けられている。リードスイッチ取付板47は給水タンク収納部35の外側にネジ48によって固定されている。
【0030】最下位置にあるリードスイッチ46dはフロート45の最下点位置とほぼ同じ高さに配設されており、フロート45が最下点の位置にあるときリードスイッチ46dは感動してONになる。
【0031】49は制御部で、米計量、米とぎ、米搬送、給水、炊飯を制御する。
【0032】米とぎ部23は、米計量部22で計量された米を収納する米収納容器45、米収納容器50内で回転自在に配設された回転羽根51、回転羽根51を駆動する駆動手段52を備えている。
【0033】米搬送部25は、米搬送ファン53が生み出す空気流により米を炊飯部24へ搬送する。
(実施例2)図3は、本発明の第2の実施例の自動炊飯器の断面図である。図3において、54は自動炊飯器本体の前面部に設けた水平方向に着脱自在な給水タンクである。給水タンク54の材料は例えばアクリルなどの透明で形成されており、前面部には炊飯する米に見合う水量の水位線が印刷されている。水位線を給水タンクの表面を凸または凹のラインで形成しても支障はない。
【0034】以上のように構成された自動炊飯器について、以下その動作、作用を説明する。
【0035】使用者は米を貯米部21内に投入し、蓋体28を開けて給水タンク34に水を入れる。給水タンク34は着脱自在なので、給水タンク34を自動炊飯器本体20から取り出して水を入れることができる。水を入れた給水タンク34を給水タンク収納部35にセットして、蓋体28を閉める。
【0036】次に、使用者は炊飯したい米の量を入力した後、運転開始ボタン(図示しない)を押すと、制御部49はそれぞれのリードスイッチのON−OFF状態を感知する。
【0037】給水タンク34の水位高さにフロート44が位置しているので、そのフロートに最も近いリードスイッチがONになる。
【0038】ONになったリードスイッチ(46aまたは46bまたは46cまたは46d)によって、フロート44の位置すなわち給水タンク34内の水量を検知することができる。
【0039】ところが、検知した給水タンク34内の水量が使用者の炊飯したい米の量に見合う水量未満であれば、水量不足であることを報知して、運転を開始しない。
【0040】また、最下位置にあるリードスイッチ46dがONのときは、フロート45が最下点の位置にあるときなので、給水タンク34内には水がほとんどないと判断して、同様に水量不足であることを報知して、運転を開始しない。
【0041】そして、全てのリードスイッチがOFFのときは、給水タンク34が給水タンク収納部35に収納されていない場合か、あるいは、タンク蓋41が給水タンク34にセットされていない場合(実施例1)であるので、その旨を報知して、運転を開始しない。
【0042】さらに、給水タンク34が給水タンク収納部35に収納されると、いずれかのリードスイッチはONになるので、いずれかのリードスイッチがONになっている時間を計測して、一定時間、例えば水の新鮮度がなくなる時間が経過したらその旨を表示して、使用者に水の交換を促す。
【0043】水の新鮮度は外気温によって大きく変化するので、給水タンク付近に室温センサーを設けて、室温によって、報知する時間を変えることにより、気温が高い夏にはより短い時間経過でも使用者に水の交換を促すことができる。
【0044】また、水の腐敗の恐れがある時間まで時間が経過した場合には、使用者に水の交換を促すだけではなく、その旨を報知して、運転を開始しないこともできる。
【0045】使用者は報知内容によって、給水タンク34に水を補給したり、給水タンク34をセットしたり、あるいは給水タンク34内の水を交換する。
【0046】その結果、給水タンク34内の水量が使用者の炊飯したい米の量に見合う水量以上であれば、自動炊飯器20の運転が開始する。
【0047】運転が開始されると、制御部49は、まず、モータ37を動作させて、使用者が設定した炊飯量に最適な量の水を、給水タンク34から給水タンク側給水経路38、蓋体側給水経路39、蒸気口33を経て炊飯部24の鍋26へ供給する。
【0048】次に、制御部49は米計量部22を動作させる。そして、米計量部22は、所定量の米を米収納容器45へ供給する。
【0049】所定量の米が米収納容器50に供給されると、制御部49は米とぎ工程プログラムに従って駆動手段52を動作させる。駆動手段52が動作することにより回転羽根51が回転し、米収納容器50内に収納された米をとぐ米とぎ工程が行われる。
【0050】米とぎ工程が終了すると、制御部49は米搬送工程プログラムに従って米搬送ファン53および米投入弁32を動作させる。そして、米とぎ部23でとがれた米を、米搬送部25を介して炊飯部24の鍋26へ供給する。
【0051】このようにして、所定量の水と米が鍋26へ供給されると、制御部49は米に水を吸収させる浸漬工程プログラムおよび炊飯工程プログラムに従って炊飯部24を動作させる。炊飯部24が動作することにより、使用者が炊飯したい量の米が炊飯されることになる。
【0052】なお、本実施例において、あらかじめ制御部49がそれぞれのリードスイッチのON−OFF状態を感知することによって、使用者が炊飯したい米の量を入力した前に、または、運転開始ボタンを押す前に、どれだけの炊飯量に見合う水が給水タンク34内にあるかを検知し表示することもできる。
【0053】また、水量検知手段としては重量センサーにて水の重量を測ったり、光センサーで水位を検知する等の手段もある。
【0054】磁石を有したフロートとリードスイッチによって、水位を検知する水量検知手段において、フロートをドーナツ状に形成し、そのフロートの中心穴にリードスイッチを配設する形態がよく知られている。しかし、フロート、リードスイッチとも給水タンク内に配置されてしまうので、給水タンクを着脱自在に収納するためにはリードスイッチの電気線をも着脱可能な接続にしなければならず、周囲に水が存在する部位であるので、信頼性確保のためにコスト高となる。それに比して、本実施例のように、リードスイッチを給水タンクの外側に備えることにより、低コストで、信頼性の高い水量検知を実現することができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、水量不足による炊き損じを防止することができ、また、給水工程を途中で中断するには至らないので、使用者が運転を開始させる前に、給水タンク内の水量を確認する必要がない使い勝手の優れた自動炊飯器を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
【出願日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2003−325320(P2003−325320A)
【公開日】 平成15年11月18日(2003.11.18)
【出願番号】 特願2002−135115(P2002−135115)