| 【発明の名称】 |
撹拌装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】松岡 章 【住所又は居所】滋賀県草津市野路東2丁目3番1−2号 松下冷機株式会社内
【氏名】▲よし▼田 泉 【住所又は居所】滋賀県草津市野路東2丁目3番1−2号 松下冷機株式会社内
|
| 【要約】 |
【課題】固く、かつ大きな食材を粉砕混合することができる撹拌装置を提供する。
【解決手段】昇降軸16の一端に設けた複数のワイヤー27で枠体を形成した撹拌補助部材23と、前記昇降軸16内に設けた回転軸17の先端に撹拌翼24を設け、撹拌補助部材23に対して撹拌翼24が相対的に回転するが、撹拌補助部材23が食材の塊を押さえ、撹拌翼24が撹拌補助部材23の下面で回転して粉砕するので、食材の共回り、浮き上がりを防止できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上端部に補強部を有するカップを使用し、前記カップ内の材料を撹拌する撹拌装置であって、カップの補強部と当接する昇降可能な上部当接部材と、カップを固定する下部当接部材と、昇降軸の一端に設けた撹拌補助部材と、前記昇降軸の一端で昇降軸内に設けた回転軸の先端に撹拌翼を設け、前記上部当接部材と前記下部当接部材の間でカップの補強部を挟んで当着させ、撹拌補助部材と撹拌翼をカップ内に挿入してカップ内の食材を撹拌することを特徴とする撹拌装置。 【請求項2】 撹拌補助部材は複数のワイヤーで枠体を形成し、撹拌翼は、撹拌補助部材より下方に位置し、前記撹拌補助部材に対して撹拌翼が相対的に回転することを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。 【請求項3】 中空状の昇降軸と、前記昇降軸の中に挿通された回転軸を有し、前記回転軸の先端に着脱可能な撹拌翼が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。 【請求項4】 撹拌時において、撹拌補助部材と撹拌翼がカップ内で昇降することを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。 【請求項5】 昇降軸の外周に水切り部材が設けられ、撹拌補助部材が昇降する際には昇降軸の外面が前記水切り部材によって拭われることを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。 【請求項6】 上部当接部材は、円筒状で撹拌待機時に撹拌補助部材と撹拌翼を収納し、上部の昇降板とオーリングで密封し、下フランジの周囲にシールパッキンを形成して成り、上部当接部材は着脱可能なことを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。 【請求項7】 下部当接部材は、円筒状で開口した上端にカップ上端の補強部を保持する上端部を有し、カップの全高より短く形成し、下端に下部当接部材がカップ支持部と嵌合するフランジを形成して成り、下部当接部材は着脱可能なことを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。 【請求項8】 水を噴出するノズルを有し、上部当接部材の降下によって略遮断空間が形成され、前記略遮断空間内にノズルから水が噴射されることを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ジュース状又は半固形状の食品を製造する撹半装置に関するものである。また特に本発明の撹拌装置は、客の嗜好等に合わせて個別に食材を選択して撹拌する販売形態に適するものである。 【0002】 【従来の技術】ミックスジュースや、シェーク食品の様な青果物が入った冷たい食品は、喫茶店やハンバーガーショップあるいはコンビニエンスストアの定番商品として広く普及している。 【0003】従来技術においては、これらの青果物が入った冷たい飲料は、バナナやいちご等の青果物を生の状態でミキサーにかけて製造していた。 【0004】また従来技術においては、ミキサーの撹拌翼は、常に一定の位置で回転させていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年環境問題や健康問題が大きな関心ごととなり、特に食物に関してある種のこだわりを持つ者が増えた。 【0006】そこで、この傾向を鑑み、従来に無い、新規の商品及び新規の販売形態を考えついた。この新規の商品は、来客の健康状態や嗜好に応じて、個別の食材を選択し、客の目前でこれらを撹拌して提供するものである。また使用する食材は、歩留りや食感を考慮して完全に冷凍された青果物を使用し、且つ個々が相当の大きさを持つものを使用することとした。尚、原則として撹拌の際に水や氷を添加しない。 【0007】ところが、この商品を具体的に店舗展開するに際し、従来には無かった新たな問題に直面した。 【0008】すなわち完全に冷凍され、かつ相当の大きさを持つ食材を撹拌容器に投入し、従来の様に撹拌翼を撹拌開始から連続的に高速回転すると、撹拌翼が食材に食い込んで回らなくなってしまう。 【0009】すなわち本発明者らが食材として選択した冷凍青果物食材は、通常のジュースに使用する生の青果物に比べて固く、かつ大きいので、撹拌翼が食材に食い込み、回転が停止してしまう。そのため、所望の食品を製造することができないばかりか、撹拌翼を回転させるモーターが焼けついて故障が生じる懸念がある。また従来技術のミキサーを使用すると、食材がブロック状であり、且つ固いため、食材が撹拌翼と共回りしてしまう。また逆に従来技術のミキサーを使用すると冷凍青果物が撹拌翼から逃げ、上方に浮き上がってしまうことも多い。そのため粉砕や撹拌が十分に行われず、ブロック状の冷凍青果物が残ってしまうという欠点があった。 【0010】本発明は、上記した新規の商品を実現することを目的とし、固く、且つ大きな食材を粉砕混合することができる撹拌装置を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載の発明は、上端部に補強部を有するカップを使用し、カップ内の食材を撹拌する撹拌装置であって、カップの補強部と当接する昇降可能な上部当接部材と、カップを固定する下部当接部材と、昇降軸の一端に設けた撹拌補助部材と、前記昇降軸の一端で昇降軸内に設けた回転軸の先端に撹拌翼を設け、前記上部当接部材と前記下部当接部材の間でカップの補強部を挟んで当着させ、撹拌補助部材と撹拌翼をカップ内に挿入してカップ内の食材を撹拌するものであり、食材は撹拌翼により粉砕されながら撹拌補助部材に押さえられ、食材の共回りもしないし、食材の浮き上がりも阻止される。 【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、さらに、撹拌補助部材は複数のワイヤーで枠体を形成し、撹拌翼は、撹拌補助部材より下方に位置し、撹拌補助部材に対して撹拌翼が相対的に回転するようにしたものであり、撹拌翼が撹拌補助部材の下方で回転して食材を加工するので食材を撹拌翼に接触させ易くし、食材を細かく粉砕できる。 【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2に記載した発明に、さらに、中空状の昇降軸と、前記昇降軸の中に挿通された回転軸を有し、前記回転軸の先端に着脱可能な撹拌翼が取り付けられるようにしたものであり、撹拌装置は、昇降軸と回転軸を同時に昇降させることができ、撹拌補助部材が昇降軸側に取り付けられているので、撹拌補助部材は回転せず、食材の回転を阻止する能力が高い。また、撹拌翼は回転軸の先端に取り付けられているので着脱が容易である。 【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3に記載した発明に、さらに、撹拌時において撹拌補助部材と、撹拌翼がカップ内で昇降するようにしたものであり、そのため冷凍された食材でも円滑に粉砕・撹拌することができる。すなわち固く大きい食材は、撹拌翼が食い込んだり、踊ったり、逃げたりする場合が多い。そこで本発明の撹拌装置では、撹拌時に撹拌翼を昇降させ、撹拌翼の食い込みや、食材の踊り、逃げを回避している。 【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載した発明に、さらに、昇降軸の外周に水切り部材が設けられ、撹拌補助部材が昇降する際には昇降軸の外面が前記水きり部材によって拭われるようにしたので、昇降軸に付着した食材が装置の内部に入ることはない。 【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5に記載した発明に、さらに、上部当接部材は、開口した両端にオーリングとシールパッキンを設けたので、上部当接部材とカップは密封され、撹拌による食材の吹きこぼれが防止でき、また着脱可能により撹拌翼の交換などが容易にできる。 【0017】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6に記載した発明に、さらに、下部当接部材は、開口した一端にカップ上端の外周面を保持する上端部を有し、カップの全高より短く形成したので、下部当接部材にカップが収納され、撹拌装置にセットされている時は上端部で保持され、撹拌装置から外してテーブル等に置いた時は、下部当接部材よりカップの上部が抜き出ているためカップを簡単に取り出せる、また着脱可能により本体からカップと一体での取り出しが容易にできる。 【0018】また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7に記載した発明に、さらに、水を噴出するノズルを有し、上部当接部材がカップ保持部まで降下し、略遮断空間が形成され、略遮断空間内にノズルから水が噴射されるようにしたので、食材の撹拌により撹拌補助部材と撹拌翼及び、上部当接部材内に付着した残りかすを都度簡単に洗浄できる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明による撹半装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。 【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による撹拌装置の部分側面断面図であり、図2は、同実施の形態による撹拌装置の外観斜視図であり、図3は、同実施の形態による撹拌装置の側面断面図である。図4は、同実施の形態1による撹拌装置の部品の外観斜視図である。図5は、同実施の形態1による撹拌装置の部品の外観斜視図である。図6は、同実施の形態1による撹拌装置の部品の側面断面図である。図7は、同実施の形態1による撹拌装置の内部部分斜視図である。図8は、同実施の形態1による撹拌装置の洗浄時を示す側面断面図である。 【0021】図1から図8において、1は撹拌装置の本体で、箱体2から構成されている。箱体2は、底に位置するカップ支持部3と、上部の機構内蔵部4と、後方の機構保持内蔵部5を有し各面のパネル2aによって形成され、カップ支持部3の上部と、機構内蔵部4の下部に空間部6を形成し、側面から見て略「コ」字の形状をしている。 【0022】前記カップ支持部3は、中央部が円形に窪んでおり、段部7が形成されている。さらに段部7の中央には、座部8が形成されている。また座部8の中心部は、さらに窪んでいて排水枡9が形成されている。そして排水枡9には配水管10が接続されている。また排水枡9には、ノズル11が設けられている。ノズル11は、上方に向かって水を吹き出す複数の孔11aが開いており、他端に給水管12が接続されている。そして、段部7に嵌合する下部当接部材13を着脱可能に載置している。前記下部当接部材13は、カップ14を収納出来、下部当接部材13の上端部13aは、カップ14の上端の補強部14aと当接する。そして、下部当接部材13の下端部13bは、フランジ13cを形成し前記段部7に嵌合して、フランジ13cにより前記カップ支持部3に載置する。尚、下部当接部材13の全高は、カップ14より短く、前記カップ支持部3に下部当接部材13を載置した時、カップ14の下端部14bは、段部7と座部8の空間に位置する。尚、13dは取っ手である。また下部当接部材13は、透明で、内部を可視できるのも良い。 【0023】前記機構内蔵部4は、昇降・回転機構を内蔵しており、上方に昇降支持部15を設け、その昇降支持部15に垂設する昇降軸16と、昇降軸16内に回転軸17とを設けている。回転軸17は、昇降軸16の両端でベアリング18にて支持されている。そして、昇降軸16の外周と嵌合する昇降板19を設け、昇降板19を可動に支持する複数の可動軸20と、昇降板19を加圧する圧縮バネ21を昇降支持部15との間に介在している。また、昇降軸16と昇降板19の嵌合部には水切り部材22を設けている。そして、昇降軸16の下端には撹拌補助部材23を設け、また、回転軸17の先端に撹拌翼24を着脱可能に設けている。そして、昇降板19の下面には着脱可能な上部当接部材25を設けている。 【0024】また、図4において、23は撹拌補助部材で、保持部26と複数のワイヤー27で成り、ワイヤー27は保持部26に周設している。ワイヤー27は保持部26で下側に伸び、保持部26との境界部分で斜め下方向に拡径している。そしていずれも中間部分で折り曲げられており、折り曲げ部よりも先端は垂直下側に向いている。そして撹拌補助部材23の下面側は開放されている。 【0025】また、図5において、24は撹拌翼で、保持部28と複数の羽根29で成り、羽根29は保持部28の下面に固定されており複数の水平羽根29aと単独あるいは複数で上方に傾斜する傾斜羽根29bを形成している。尚、水平羽根29aと傾斜羽根29bの先端外周径は、撹拌補助部材23の外周径より小である。また、水平羽根29aは、撹拌補助部材23より下方に位置し、傾斜羽根29bは、撹拌補助部材23内に介在している。 【0026】また、図6において、上部当接部材25は、円筒形状で上部に上フランジ30aを形成し、取り付け用の穴30bとシール用の溝30cを設け、溝30cにはオーリング31を嵌合させている。また、下部に下フランジ30dを形成し下フランジ30dを覆うようにシールパッキン32を設けている。尚、上部当接部材25の内部に、前記撹拌翼24と撹拌補助部材23が位置し撹拌補助部材23の外周径との間に隙を設け、撹拌翼24と撹拌補助部材23を内蔵している。また上部当接部材25は、透明で内部を可視できるのも良い。 【0027】また、図7において、機構保持内蔵部5は、昇降・回転機構を内蔵しており、撹拌用モーター33と昇降用モーター34を設けている。上方に前記機構内蔵部4より連架する昇降支持部15の他端に撹拌用モーター33を設け、撹拌用モーター33の回転軸先端に設けた主プーリー35と、前記撹拌翼24の回転軸17の他端に設けた従プーリー36をタイミングベルト37で懸架している。また、本体1の上部に横架された上固定板38から垂設する送りネジ軸39と昇降ガイド用の支柱40を設け、本体1の中央部に横架された下固定板41に昇降ガイド用の支柱40を固定している。また、送りネジ軸39の他端はカップリング42を介して昇降用モーター34に連動している。 【0028】尚、本体1の機構内蔵部4の正面のパネル2a部は操作パネル43となっている。また、機構保持内蔵部5には図示しない制御装置が内蔵されている。 【0029】また図8は洗浄時を示しており、降下した上部当接部材25は、前記カップ支持部3の段部7に当接する。尚、上部当接部材25と連動した 撹拌補助部材23と撹拌翼24も同様に下降し、上部当接部材25内は略遮断空間44が形成されている。 【0030】以上のように構成された撹拌装置について、以下にその動作を説明する。 【0031】まず最初に、食材の入ったカップ14を下部当接部材13に挿入し、下部当接部材13をカップ支持部3の段部7にセットする。操作パネル43で指示され運転モードに入ると、昇降用モーター34が駆動し送りネジ軸39が回転して撹拌翼24、撹拌補助部材23、上部当接部材25が降下する。また、昇降軸16を中心として圧縮バネ21が取付けられているので昇降板19は常時下方向に押圧されている。昇降板19に取付けられた上部当接部材25は、追従しながら降下しカップ14に当接し、シールパッキン32で密封される。 【0032】上部当接部材25は、カップ14に当接して動作が止まるが、昇降軸16と回転軸17さらには撹拌補助部材23と撹拌翼24が共にさらに降下し、カップ14内の食材に到達し、撹拌モーター33が駆動を始め主プーリー35、タイミングベルト37、従プーリー36、回転軸17と回転力が伝達され撹拌翼24が回転し、撹拌しながらさらに降下する。但し昇降軸16と撹拌補助部材23は回転しない。 【0033】撹拌翼24が指定(上端及び下端に検知リミットスイッチを備えるが図示しない)された下端に到達することで回転及び降下が停止し、昇降軸16、回転軸17、撹拌翼24、撹拌補助部材23、上部当接部材25が上昇する。尚、回転軸17、撹拌翼24の回転は停止状態である。そして指定された上端に到達すると全機能が停止し、撹半サイクルを終了する。 【0034】また、操作パネル43で指示され洗浄モードに入ると、昇降用モーター34が駆動し送りネジ軸39が回転して撹拌翼24、撹拌補助部材23、上部当接部材25が降下する。上部当接部材25は、カップ支持部3の座部8に到達し、一旦動作が止まりノズル11から洗浄用の水が上方に噴射される。そして、撹拌モーター33が逆駆動を始め主プーリー35、タイミングベルト37、従プーリー36、回転軸17と回転力が伝達され撹拌翼24が逆回転し、略遮断空間44内で洗浄が行われる。洗浄後、撹拌翼24、撹拌補助部材23、上部当接部材25が上昇する。そして指定された上端に到達すると全機能が停止し、洗浄サイクルを終了する。 【0035】これにより、食材の撹拌により撹拌補助部材23と撹拌翼24及び、上部当接部材25内に付着した残りかすを都度簡単に洗浄できる。 【0036】また、攪拌部材24自体を着脱可能にしているため、外しての洗浄も可能となり、より清潔に衛生的に維持できる。さらに、撹拌翼24の交換などメンテナンスも容易である。 【0037】なお上記した実施の形態では、撹拌翼24が回転しつつ、降下するので、撹拌翼24は内部の食材と接触し、食材を粉砕・撹拌する。ここで容器たるカップ14は、撹拌翼24の回転力を受けるが、本実施の形態の撹拌装置では、カップ14の補強部14aが上部当接部材25の下端と、下部当接部材13の上端部13aによって挟まれ、圧縮バネ21で強く押圧されているので、カップ14は回転しない。 【0038】さらに本実施の形態では、撹拌翼24の周囲に撹拌補助部材23があり、当該撹拌補助部材23がブロック状の食材を押さえるので、ブロック状の食材も回転しない。すなわち前記した様に撹拌補助部材23は、昇降軸16に取り付けられており、回転軸17からは回転力を受けないので回転しない。また撹拌補助部材23は、枠状であって下部が開口しており、ブロック状の食材は、下部から撹拌補助部材23の枠内に入る。そして本実施の形態では、撹拌補助部材23は、線材で作られており、多くの隙間があるから食材の一部がこの隙間に引っ掛かり、回転が阻止される。従って食材は、殆ど回転することなく、撹拌翼24によって粉砕され、さらに撹拌される。また、撹拌補助部材23は金属製のワイヤー27で形成されているため、強度的にも強く耐久性に優れる。 【0039】また撹拌翼24等を引き上げる際、昇降軸16の周囲が、水切り部材22によって拭われ、昇降軸16の周囲に付着した食材等が掻き落とされる。 【0040】 【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発明は、上部当接部材と下部当接部材の間でカップの補強部を挟んで密着させ、撹拌補助部材と撹拌翼をカップ内に挿入してカップ内の食材を撹拌する様に構成したので、冷凍青果物の踊りや逃げが生じず、固く凍結し且つ相当に大きな食材であっても円滑に粉砕混合することができる効果がある。そして、カップ内を密封状態にしたので吹きこぼれがなく、シャーベツト状又はジュース状の食品を製造することができる。 【0041】また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、撹拌補助部材は下面が開放された枠体であるため、食材に覆いかぶさり食材の回転を効率的に抑えることができ、撹拌翼が冷凍青果物へ食い込まない効果がある。また、撹拌補助部材が昇降軸側に取り付けられているので、撹拌補助部材は回転せず、材料の回転を阻止する能力が高い。 【0042】また、請求項3に記載の発明は、請求項1及び2に記載の発明に加えて、回転軸の先端に着脱可能に撹拌翼を取付けたので洗浄やメンテナンスが容易にできる。 【0043】また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3に記載の発明に加えて、撹拌時において撹拌補助部材と撹拌翼が昇降するので、冷凍された食材でも円滑に粉砕・撹拌することができる。 【0044】また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の発明に加えて、昇降軸の外周に水切り部材が設けられているので、軸に付着した食材が装置の内部に入ることがなく、清潔である。 【0045】また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5に記載の発明に加えて、両端にオーリングとシールパッキンを設けたので、撹拌による食材の吹きこぼれが防止でき、また着脱可能により撹拌翼の交換などが容易にできる。 【0046】また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6に記載の発明に加えて、カップの全高より短く形成したので、テーブル等に置いた時は、カップの上部が抜き出ているためカップを簡単に取り出せる、また着脱可能により本体からカップと一体での取り出しが容易にできる。 【0047】また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7に記載の発明に加えて、略遮断空間が形成され、略遮断空間内にノズルから水が噴射されるので、食材の残りかすを都度簡単に洗浄できる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000004488 【氏名又は名称】松下冷機株式会社 【住所又は居所】滋賀県草津市野路東2丁目3番1−2号
|
| 【出願日】 |
平成14年4月26日(2002.4.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
|
| 【公開番号】 |
特開2003−310452(P2003−310452A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月5日(2003.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2002−126835(P2002−126835) |
|