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【発明の名称】 炊飯器
【発明者】 【氏名】福田 浩史
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】武智 充
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【要約】 【課題】メニュー選択手段で選択した炊飯メニューで炊飯する炊飯器において、使用者が誤って普段と異なる炊飯メニューを選択し炊飯しようとしても、炊飯を開始するときに報知手段により報知し、誤りに気付くようにする。

【解決手段】メニュー選択手段14により少なくとも2つの炊飯メニュー12の内の1つを選択し、開始スイッチ15により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、炊飯終了時に選択した炊飯メニューを記憶する記憶手17段に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、報知手段16により使用者に報知するよう構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも2つの炊飯メニューの内の1つを選択するメニュー選択手段と選択した炊飯メニューで炊飯を開始させる開始スイッチとを有する操作手段と、使用者に使用状態を報知する報知手段と、炊飯終了時に選択した炊飯メニューを記憶する記憶手段とを備え、前記メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、前記記憶手段に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、前記報知手段により使用者に報知するよう構成した炊飯器。
【請求項2】 報知手段は、ブザーなどの発音手段と、液晶表示器または発光ダイオードなどの表示手段とで構成した請求項1記載の炊飯器。
【請求項3】 記憶手段は、複数の炊飯メニューによる炊飯回数を記憶し、前記記憶手段に記憶した各炊飯メニューでの炊飯回数が予め設定された閾値以下の炊飯メニューで炊飯を開始する場合、報知手段により使用者に報知するよう構成した請求項1または2記載の炊飯器。
【請求項4】 閾値を任意に設定できるようにした請求項3記載の炊飯器。
【請求項5】 炊飯動作の継続か炊飯メニューの再選択かを選択する選択手段を備え、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段により使用者に報知した後、前記選択手段により選択された動作を行うよう構成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
【請求項6】 メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段により使用者に報知した後、一定時間経過までに選択手段による選択を行わないとき、再び前記報知手段により使用者に報知するよう構成した請求項5記載の炊飯器。
【請求項7】 報知手段により使用者に報知する動作を複数回繰り返すようにした請求項6記載の炊飯器。
【請求項8】 報知手段による報知からつぎの報知までの時間を任意に設定できるようにした請求項6または7記載の炊飯器。
【請求項9】 炊飯動作の継続か炊飯メニューの再選択かを選択する選択手段を備え、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶した炊飯メニューと異なる場合は、前記選択手段による選択を行うまで報知手段により使用者に報知しつづけるよう構成した請求項1〜8のいずれか1項に記載の炊飯器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メニュー選択手段で選択した炊飯メニューで炊飯する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、図9に示すように構成をしていた。以下、その構成について説明する。
【0003】図9に示すように、制御手段1は、マイクロコンピュータを備え、マイクロコンピュータ内の読み出し専用メモリ(ROM)に複数の炊飯メニュー2を有している。操作手段3は、炊飯メニュー2のうち1つを選択するメニュー選択手段4と、選択した炊飯メニューで炊飯を開始させる開始スイッチ5を有し、制御手段1に入力している。記憶手段6は炊飯終了時に炊飯メニューを記憶するものである。
【0004】制御手段1は、メニュー選択手段4により選択された炊飯メニューに基づいて、加熱手段7を制御して鍋8を加熱し、炊飯するよう構成している。
【0005】上記構成において動作を説明する。炊飯を開始するとき、まず、鍋8内に投入した調理物に応じて、メニュー選択手段4により、複数の炊飯メニュー2の内の1つの炊飯メニューを選択し、開始スイッチ5により炊飯を開始する。
【0006】このとき、制御手段1は、メニュー選択手段4により選択した炊飯メニューが記憶手段6に記憶された炊飯メニューと同じであるかを判定し、メニュー選択手段4により選択した炊飯メニューと記憶手段6に記憶された炊飯メニューとが同じであっても、異なる炊飯メニューで炊飯しようとしたときも、そのまま炊飯動作を継続する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の炊飯器では、メニュー選択手段4により選択した炊飯メニューと記憶手段6に記憶された炊飯メニューとが同じであっても、異なる炊飯メニューで炊飯しようとしたときも、そのまま炊飯動作を継続するので、毎回同じ炊飯メニューを炊飯する使用者が、誤って普段と異なる炊飯メニューを選択し炊飯しようとしても、その誤りに気付かず、そのまま炊飯動作を継続するといった問題があった。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもので、使用者が誤って普段と異なる炊飯メニューを選択し炊飯しようとしても、炊飯を開始するときに報知手段により報知し、誤りに気付くようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、メニュー選択手段により少なくとも2つの炊飯メニューの内の1つを選択し、開始スイッチにより選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、炊飯終了時に選択した炊飯メニューを記憶する記憶手段に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、報知手段により使用者に報知するよう構成したものである。
【0010】これにより、使用者が誤って普段と異なる炊飯メニューを選択し炊飯しようとしても、炊飯を開始するときに報知手段により報知し、誤りに気付くようにすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、少なくとも2つの炊飯メニューの内の1つを選択するメニュー選択手段と選択した炊飯メニューで炊飯を開始させる開始スイッチとを有する操作手段と、使用者に使用状態を報知する報知手段と、炊飯終了時に選択した炊飯メニューを記憶する記憶手段とを備え、前記メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、前記記憶手段に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、前記報知手段により使用者に報知するよう構成したものであり、使用者が誤って普段と異なる炊飯メニューを選択し炊飯しようとしても、炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合には、報知手段により報知することで使用者が誤りに気付くようにすることができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、報知手段は、ブザーなどの発音手段と、液晶表示器または発光ダイオードなどの表示手段とで構成したものであり、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、発音手段と表示手段を用いた報知手段により使用者に報知するので、報知手段による報知を容易に認識することがでる。
【0013】請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、記憶手段は、複数の炊飯メニューによる炊飯回数を記憶し、前記記憶手段に記憶した各炊飯メニューでの炊飯回数が予め設定された閾値以下の炊飯メニューで炊飯を開始する場合、報知手段により使用者に報知するよう構成したものであり、いつも炊飯する炊飯メニューと時々炊飯する炊飯メニュー以外の炊飯メニューを炊飯しようとしたとき、報知手段により報知することで使用者が誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができ、様々な使い方をする使用者に対しても報知機能を有効に活用することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に記載の発明において、閾値を任意に設定できるようにしたものであり、いつも炊飯する炊飯メニューと時々炊飯する炊飯メニュー以外の炊飯メニューを炊飯しようとしたとき、報知手段により報知することで、誤りに気付き不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができ、様々な使い方をする使用者に対しても報知機能をさらに有効に活用することができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜4に記載の発明において、炊飯動作の継続か炊飯メニューの再選択かを選択する選択手段を備え、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段により使用者に報知した後、前記選択手段により選択された動作を行うよう構成したものであり、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューが間違っていなければそのままの炊飯動作を継続でき、間違っていれば炊飯メニューの再選択を行うことができて、簡単に所望の炊飯動作を選択し実行することができる。
【0016】請求項6に記載の発明は、上記請求項5に記載の発明において、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段により使用者に報知した後、一定時間経過までに選択手段による選択を行わないとき、再び前記報知手段により使用者に報知するよう構成したものであり、使用者が報知手段による報知を認識していないとき、再度報知を行うことにより使用者に報知の認知を促すことができ、使用者がその誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができる。
【0017】請求項7に記載の発明は、上記請求項6に記載の発明において、報知手段により使用者に報知する動作を複数回繰り返すようにしたものであり、使用者が報知手段による報知を認識していないとき、再度報知を行う動作を繰り返すことにより使用者に報知の認知を強く促すことができ、使用者がその誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができる。
【0018】請求項8に記載の発明は、上記請求項6または7に記載の発明において、報知手段による報知からつぎの報知までの時間を任意に設定できるようにしたものであり、使用者に報知の認知をさらに強く促し、報知機能をさらに、有効に活用することができる。
【0019】請求項9に記載の発明は、上記請求項1〜8に記載の発明において、炊飯動作の継続か炊飯メニューの再選択かを選択する選択手段を備え、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶した炊飯メニューと異なる場合は、前記選択手段による選択を行うまで報知手段により使用者に報知しつづけるよう構成したものであり、使用者に報知の認知を強く行うことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0021】(実施例1)図1に示すように、制御手段11は、マイクロコンピュータを備え、マイクロコンピュータ内の読み出し専用メモリ(ROM)に複数の炊飯メニュー12を有している。操作手段13は、炊飯メニュー2のうち1つを選択するメニュー選択手段14と、選択した炊飯メニューで炊飯を開始させる開始スイッチ15を有し、制御手段11に入力している。報知手段16は使用者に使用状態を報知するものであり、記憶手段17は炊飯終了時に炊飯メニューを記憶するものである。
【0022】制御手段11は、メニュー選択手段14により選択された炊飯メニューに基づいて、加熱手段18を制御して鍋19を加熱し、炊飯するよう構成している。ここで、加熱手段18は、鍋19を加熱する加熱ヒータでもよく、また、鍋19を誘導加熱する加熱コイルであってもよい。
【0023】上記構成において動作を説明する。炊飯を開始するとき、まず、鍋19内に投入した調理物に応じて、メニュー選択手段14により、複数の炊飯メニュー2の内の1つの炊飯メニューを選択し、開始スイッチ15により炊飯を開始する。
【0024】このとき、制御手段11は、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが記憶手段17に記憶された炊飯メニューと同じであるかを判定し、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが、記憶手段17に記憶された炊飯メニュー、いいかえれば前回炊飯時の炊飯メニューと同じであれば、そのまま炊飯動作を継続する。
【0025】一方、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが、記憶手段17に記憶された炊飯メニュー、いいかえれば前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、報知手段16により使用者に報知し、炊飯動作を継続する。
【0026】これにより、使用者が誤って普段と異なる炊飯メニューを選択し炊飯しようとしても、炊飯開始時に記憶手段17に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、報知手段17により使用者に報知し、使用者がその誤りに気付くことができる。
【0027】以上のように本実施例によれば、使用者が誤って、普段と異なる炊飯メニューを選択し炊飯しようとしても、報知手段17により使用者に報知し、使用者がその誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができる。したがって、時間のロスや米・水・消費電力等の物理的なのロスを防ぐことができ、経済的効果、地球環境に対する負荷低減が期待できる。
【0028】(実施例2)図2に示すように、報知手段16aは、ブザーなどの聴覚により認識する発音手段20と、液晶表示器または発光ダイオードなどの視覚により認識する表示手段21とで構成している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0029】上記構成において動作を説明する。メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段17に記憶された炊飯メニューと異なる場合は、発音手段20と表示手段21とで構成した報知手段16aにより使用者に報知し、炊飯動作を継続する。
【0030】これにより、報知手段16aによる報知が発音手段20および表示手段21によるものであるので、報知を容易に認識することができる。
【0031】以上のように本実施例によれば、使用者が報知手段16aによる報知を見過ごすことなく容易に認識することができ、その誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができる。
【0032】(実施例3)図3に示すように、記憶手段17bは、複数の炊飯メニューによる炊飯回数を記憶している。制御手段11bは、記憶手段17bに記憶した各炊飯メニューでの炊飯回数が予め設定された閾値a以下の炊飯メニューで炊飯を開始する場合、報知手段16により使用者に報知するよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0033】上記構成において図4を参照しながら動作を説明する。ステップ30にて炊飯を開始すると、ステップ31にて、鍋19内に投入した調理物に応じてメニュー選択手段14により、複数の炊飯メニュー2の内の1つの炊飯メニューを選択し、ステップ32にて開始スイッチ15をオンし炊飯を開始する。
【0034】このとき、制御手段11は、ステップ33にて、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが記憶手段17に記憶された複数の炊飯メニューの内、メニュー1と同じであるかを判定し、メニュー1と同じであればステップ34にて、炊飯回数が予め設定された閾値a以下であるかを判定する。
【0035】炊飯回数が閾値a以下であれば、ステップ35へ進み、報知手段16により使用者に報知する。ステップ34にて炊飯回数が閾値a以下であければステップ36へ進み、炊飯動作を行い、ステップ37にて炊飯動作が終了するとステップ38にて終了する。
【0036】ステップ33にて、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが記憶手段17に記憶されたメニュー1と同じでなければ、ステップ39にてメニュー2と同じであるかを判定し、メニュー2と同じであればステップ40にて、炊飯回数が予め設定された閾値a以下であるかを判定し、以下、同様に動作する。
【0037】ステップ39にて、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが記憶手段17に記憶されたメニュー2と同じでなければ、ステップ41にてメニュー(n−1)と同じであるかを判定し、メニュー(n−1)と同じであればステップ42にて、炊飯回数が予め設定された閾値a以下であるかを判定し、以下、同様に動作する。
【0038】ステップ41にて、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが記憶手段17に記憶されたメニュー(n−1)と同じでなければ、メニューnと同じであるので、ステップ43にて、炊飯回数が予め設定された閾値a以下であるかを判定し、以下、同様に動作する。
【0039】このように本実施例によれば、いつも炊飯する炊飯メニューと時々炊飯する炊飯メニュー以外の炊飯メニューを炊飯しようとしたとき、報知手段16により報知し、使用者がその誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができる。したがって、毎回同じ炊飯メニューを炊飯する使用者だけでなく、いろんな炊飯メニューを炊飯するといった、多様な炊飯器の使い方をする使用者に対しても、報知機能を有効に活用することができる。
【0040】なお、本実施例では、ステップ34、40、42、43にて、炊飯回数の閾値aを一定としているが、この閾値を任意に設定できるようにしてもよい。
【0041】この場合は、閾値を任意に設定できるようにして、いつも炊飯する炊飯メニューと時々炊飯する炊飯メニュー以外の炊飯メニューを炊飯しようとしたとき、報知手段16により報知し、使用者がその誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができ、様々な使い方をする使用者に対しても報知機能をさらに、有効に活用することができる。
【0042】(実施例4)図5に示すように、選択手段22は、炊飯動作の継続か炊飯メニューの再選択かを選択するもので、制御手段11cに入力している。制御手段11cは、メニュー選択手段15により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段17cに記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段16により使用者に報知した後、選択手段22により選択された動作を行うよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0043】上記構成において動作を説明する。炊飯を開始するとき、まず、鍋19内に投入した調理物に応じて、メニュー選択手段14により、複数の炊飯メニュー2の内の1つの炊飯メニューを選択し、開始スイッチ15により炊飯を開始する。
【0044】このとき、制御手段11cは、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが記憶手段17cに記憶された炊飯メニューと同じであるかを判定し、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが、記憶手段17cに記憶された炊飯メニュー、いいかえれば前回炊飯時の炊飯メニューと同じであれば、そのまま炊飯動作を継続する。
【0045】一方、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが、記憶手段17cに記憶された炊飯メニュー、いいかえれば前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、報知手段16により使用者に報知し、選択手段22により炊飯動作の継続か炊飯メニューの再選択を選択して、炊飯動作を決定する。
【0046】このように本実施例によれば、報知手段16により報知した後、選択手段22による炊飯動作の選択ができる。したがって、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが間違っていなければそのままの炊飯動作を継続でき、間違っていれば炊飯メニューの再選択を行うことができる。
【0047】これらのことより、使用者が報知手段16による報知を認識したとき、操作手段13による再設定を行わなくても、選択手段22による炊飯動作の選択により、簡単に所望の炊飯動作を実行することができる。
【0048】(実施例5)図5に示す制御手段11cは、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段17cに記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段16により使用者に報知した後、一定時間経過までに選択手段22による選択を行わないとき、再び報知手段16により使用者に報知するよう構成している。他の構成は上記実施例4と同じである。
【0049】上記構成において図6を参照しながら動作を説明する。ステップ50にて炊飯を開始すると、ステップ51にて、鍋19内に投入した調理物に応じてメニュー選択手段14により、複数の炊飯メニュー2の内の1つの炊飯メニューを選択し、ステップ32にて開始スイッチ15をオンし炊飯を開始する。
【0050】このとき、制御手段11cは、ステップ53にて、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが記憶手段17に記憶された複数の炊飯メニューと同じであるかを判定し、記憶された炊飯メニューと同じであればステップ54にて、炊飯動作を行い、ステップ55にて炊飯動作が終了するとステップ56にて終了する。
【0051】ステップ53にて、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューが記憶手段17に記憶された複数の炊飯メニューと同じでなければステップ57へ進み、報知手段16により使用者に報知した後、ステップ58にて選択手段22による炊飯動作の選択があるかを判定し、炊飯動作の選択があれば、ステップ54へ進み、炊飯動作を行い、ステップ55にて炊飯動作が終了するとステップ56にて終了する。
【0052】ステップ58にて選択手段22による炊飯動作の選択がなければ、ステップ59へ進み、一定時間経過するまでステップ58とステップ59を繰り返す。一定時間経過しても選択手段22による炊飯動作の選択がなければ、ステップ60へ進み、報知手段16により使用者に報知した後、ステップ54にて炊飯動作を行い、ステップ55にて炊飯動作が終了するとステップ56にて終了する。
【0053】このように本実施例によれば、報知手段16により報知した後、その認識がなければ、一定時間経過後に再度報知手段16による報知を行い、その認識を促す。その結果、操作手段13による再設定を行わなくても、選択手段22による炊飯動作の選択により、簡単に所望の炊飯動作を実行することができ、さらに、報知を認識していないときには、さらに注意を促すことができ、使用者がその誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができる。
【0054】なお、本実施例では、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段17cに記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段16により使用者に報知した後、一定時間経過までに選択手段22による選択を行わないとき、再び報知手段16により使用者に報知するよう構成しているが、報知手段16による報知からつぎの報知までの時間を任意に設定できるようにしてもよく、この場合は、使用者に報知の認知をさらに強く促すことができ、報知機能をさらに有効に活用することができる。
【0055】(実施例6)図5に示す制御手段11cは、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段17cに記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段16により使用者に報知した後、一定時間経過までに選択手段22による選択を行わないとき、再び報知手段16により使用者に報知するよう構成し、報知手段16により報知する動作を複数回(n回)繰り返すように構成している。他の構成は上記実施例4または5と同じである。
【0056】上記構成において図7を参照しながら動作を説明する。ステップ50からステップ60までの動作は上記実施例5の動作と同じであるので説明を省略する。
【0057】ステップ58とステップ59を繰り返し、一定時間経過しても選択手段22による炊飯動作の選択がなければ、ステップ60へ進み、報知手段16により使用者に報知した後、ステップ61にて、ステップ58からステップ60までの動作をn回繰り返す。n回繰り返しても選択手段22による炊飯動作の選択がなければ、ステップ54に進み、ステップ51にて選択した炊飯メニューにより、炊飯動作を行い、ステップ55にて炊飯動作が終了するとステップ56にて終了する。
【0058】このように本実施例によれば、使用者が報知手段16による報知を認識していないとき、再度報知を行う動作を繰り返すことにより、使用者に報知の認知を強く促すことができる。また、報知の途中で使用者がそれに気付いたときには、操作手段13による再設定を行わなくても、選択手段22による炊飯動作の選択により、簡単に所望の炊飯動作を実行することができる。
【0059】なお、本実施例では、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段17cに記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段16により使用者に報知した後、一定時間経過までに選択手段22による選択を行わないとき、再び報知手段16により使用者に報知するよう構成しているが、報知手段16による報知からつぎの報知までの時間を任意に設定できるようにしてもよく、この場合は、使用者に報知の認知をさらに強く促すことができ、報知機能をさらに有効に活用することができる。
【0060】(実施例7)図5に示す制御手段11cは、メニュー選択手段14により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段17cに記憶された炊飯メニューと異なる場合は、選択手段22による選択を行うまで報知手段16により使用者に報知しつづけるよう構成している。他の構成は上記実施例4〜6と同じである。
【0061】上記構成において図8を参照しながら動作を説明する。ステップ50からステップ58までの動作は上記実施例5または6の動作と同じであるので説明を省略する。
【0062】ステップ58にて選択手段22による炊飯動作の選択がなければ、ステップ59へ進み、一定時間経過するまでステップ57からステップ59までを繰り返し、この間報知手段16により使用者に報知しつづける。
【0063】一定時間経過しても選択手段22による炊飯動作の選択がなければ、ステップステップ54に進み、ステップ51にて選択した炊飯メニューにより、炊飯動作を行い、ステップ55にて炊飯動作が終了するとステップ56にて終了する。
【0064】このように本実施例によれば、使用者が報知手段16による報知を認識するまで、報知しつづけることにより、使用者に報知の認知を強く行うことができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、少なくとも2つの炊飯メニューの内の1つを選択するメニュー選択手段と選択した炊飯メニューで炊飯を開始させる開始スイッチとを有する操作手段と、使用者に使用状態を報知する報知手段と、炊飯終了時に選択した炊飯メニューを記憶する記憶手段とを備え、前記メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、前記記憶手段に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、前記報知手段により使用者に報知するよう構成したから、使用者が誤って普段と異なる炊飯メニューを選択し炊飯しようとしても、炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合には、報知手段により報知することで使用者が誤りに気付くようにすることができる。
【0066】また、請求項2に記載の発明によれば、報知手段は、ブザーなどの発音手段と、液晶表示器または発光ダイオードなどの表示手段とで構成したから、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された前回炊飯時の炊飯メニューと異なる場合は、発音手段と表示手段を用いた報知手段により使用者に報知するので、報知手段による報知を容易に認識することがでる。
【0067】また、請求項3に記載の発明によれば、記憶手段は、複数の炊飯メニューによる炊飯回数を記憶し、前記記憶手段に記憶した各炊飯メニューでの炊飯回数が予め設定された閾値以下の炊飯メニューで炊飯を開始する場合、報知手段により使用者に報知するよう構成したから、いつも炊飯する炊飯メニューと時々炊飯する炊飯メニュー以外の炊飯メニューを炊飯しようとしたとき、報知手段により報知することで使用者が誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができ、様々な使い方をする使用者に対しても報知機能を有効に活用することができる。
【0068】また、請求項4に記載の発明によれば、閾値を任意に設定できるようにしたから、いつも炊飯する炊飯メニューと時々炊飯する炊飯メニュー以外の炊飯メニューを炊飯しようとしたとき、報知手段により報知することで、誤りに気付き不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができ、様々な使い方をする使用者に対しても報知機能をさらに有効に活用することができる。
【0069】また、請求項5に記載の発明によれば、炊飯動作の継続か炊飯メニューの再選択かを選択する選択手段を備え、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段により使用者に報知した後、前記選択手段により選択された動作を行うよう構成したから、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューが間違っていなければそのままの炊飯動作を継続でき、間違っていれば炊飯メニューの再選択を行うことができて、簡単に所望の炊飯動作を選択し実行することができる。
【0070】また、請求項6に記載の発明によれば、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶された炊飯メニューと異なる場合は、報知手段により使用者に報知した後、一定時間経過までに選択手段による選択を行わないとき、再び前記報知手段により使用者に報知するよう構成したから、使用者が報知手段による報知を認識していないとき、再度報知を行うことにより使用者に報知の認知を促すことができ、使用者がその誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができる。
【0071】また、請求項7に記載の発明によれば、報知手段により使用者に報知する動作を複数回繰り返すようにしたから、使用者が報知手段による報知を認識していないとき、再度報知を行う動作を繰り返すことにより使用者に報知の認知を強く促すことができ、使用者がその誤りに気付き、不必要な炊飯動作を未然に防ぐことができる。
【0072】また、請求項8に記載の発明によれば、報知手段による報知からつぎの報知までの時間を任意に設定できるようにしたから、使用者に報知の認知をさらに強く促し、報知機能をさらに、有効に活用することができる。
【0073】また、請求項9に記載の発明によれば、炊飯動作の継続か炊飯メニューの再選択かを選択する選択手段を備え、メニュー選択手段により選択した炊飯メニューで炊飯を開始するとき、記憶手段に記憶した炊飯メニューと異なる場合は、前記選択手段による選択を行うまで報知手段により使用者に報知しつづけるよう構成したから、使用者に報知の認知を強く行うことができる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
【出願日】 平成14年4月23日(2002.4.23)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2003−310435(P2003−310435A)
【公開日】 平成15年11月5日(2003.11.5)
【出願番号】 特願2002−120438(P2002−120438)