| 【発明の名称】 |
加熱調理器具用の稼働管理タイマー |
| 【発明者】 |
【氏名】三田 康博 【住所又は居所】名古屋市名東区若葉台110番地 シンポ株式会社内
【氏名】西脇 秀雄 【住所又は居所】名古屋市名東区若葉台110番地 シンポ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】清掃作業を効率的に行えない。
【解決手段】清掃サイクル時間を設定可能で、稼働時間を積算可能な制御回路を有するタイマー3に、ロースター1側に取り付ける稼働検知手段4を接続した稼動管理タイマーを各ロースター1に設置する。ロースター1が稼働した時点で稼働検知手段4によりタイマー3が作動して、稼働時間を表示し、かかる稼働時間を積算して、積算時間が設定清掃サイクル時間に到達した時点で警告する。而も、タイマー3をロースター1側に固定すると共に、稼働検知手段4をロースター1側に固定するだけで、ロースター1にタイマー3及び稼働検知手段4を設置出来、既存のロースターに設置することが可能になる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 清掃サイクル時間を設定可能で、稼働時間を積算して清掃サイクル時間と比較、判定して警告可能な制御回路を有するタイマーに、加熱調理器具側に取り付ける稼働検知手段を接続したことを特徴とする加熱調理器具用の稼働管理タイマー。 【請求項2】 稼働検知手段を温度センサとし、該温度センサを加熱調理器具における外箱の外側面に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器具用の稼働管理タイマー。 【請求項3】 タイマー内に時間設定部を設け、該時間設定部を操作するための開口部を、タイマーにおける加熱調理器具側との対向面に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器具用の稼働管理タイマー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、特に焼肉店等で使用するロースター等の加熱調理器具の稼働時間を積算し警告する稼働管理タイマーに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、上記ロースターにあっては、使用中に飛散した肉汁、排ガス中の油脂粒子等がロースターの内箱、外箱、排気ダクト内等に付着することから、付着油脂をそのまま放置しておくと、使用中に付着油脂等に引火して火災が発生する危険性があった。そこで、内箱などの日常的に清掃する個所以外の、外箱、排気ダクト等の個所は中期的に清掃が必要である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、焼肉店等には複数台のロースターがあり、清掃が必要な限界に至ったロースター毎に清掃する必要があるが、全てのロースターの稼働時間を管理するのは甚だ困難であることから、各ロースターの汚れの程度は無関係に全てのロースターを一度に清掃せざるを得ないため、清掃作業を効率的に行えない等解決せねばならない課題があった。。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術に基づく、各ロースター毎に清掃管理が行えない課題に鑑み、清掃サイクル時間を設定可能で、稼働時間を積算可能な制御回路を有するタイマーに、ロースター側に取り付ける稼働検知手段を接続したものを各ロースターに設置することによって、ロースターが稼働した時点で稼働検知手段によりタイマーが作動して、稼働時間を表示し、かかる稼働時間を積算して、積算時間が設定清掃サイクル時間に到達した時点で報知する様にして、上記課題を解決する。而も、タイマーをロースター側、例えば天板の下に固定すると共に、稼働検知手段をロースター側、例えば外箱に固定するだけで、ロースターにタイマー及び稼働検知手段を設置可能にすることによって、既存のロースターに設置可能にしている。 【0005】 【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る加熱調理器具用タイマーを設置したロースターの天板を外した状態の平面図であり、図2は、加熱調理器具用タイマーを設置したロースターの要部拡大図であり、図3は、タイマーの平面図であり、図4は、図3の正面図であり、図5は、図3の側面図であり、図6は、ロースターの稼働状態におけるタイマーのフローチャートである。図1、2に示す様に、加熱調理器具の一例であるロースター1側における天板2の下にタイマー3を設置し、ロースター1側に取り付けた温度センサ等の稼働検知手段4をタイマー3に接続している。 【0006】図3、4、5に示す様に、タイマー3の前面に稼働時間又は清掃迄の時間を表示するカウンター6及びタイムアップ表示ランプ7を、側面にリセットボタン8及び表示切替えスイッチ9を、上部に時間設定部10を設け、カウンター6、タイムアップ表示ランプ7、リセットボタン8、表示切替えスイッチ9及び時間設定部10をタイマー3内の制御回路に接続している。又、タイマー3の電源を、該タイマー3に内蔵のリチウム電池、イリジウム電池等の寿命の長い電池としている。カウンター6には4桁の数字表示が可能で、表示内容は2種類あり、一方の表示は、タイマー3の設置からのロースター1の稼働時間の通算(積算)で、他方の表示は前回清掃時からの経過時間であり、これらは表示切替えスイッチ9により切替え可能にしている。時間設定部10はタイマー3の上面より下方に位置すると共に、複数個の設定スイッチ12、12a …により構成し、該設定スイッチ12、12a …の「ON」、「OFF」の組み合わせにより清掃サイクル時間を変更する様にしている。例えば、第1〜3設定スイッチ12、12a 、12b の全てが「OFF」で清掃サイクル時間が20時間に設定されると共に、第1設定スイッチ12で20時間を、第2設定スイッチ12a で40時間を、第3設定スイッチ12b で80時間が夫々加算される場合、第1設定スイッチ12だけを「ON」にすれば清掃サイクル時間が40時間となり、第1〜3設定スイッチ12、12a 、12b の全てを「ON」にすれば清掃サイクル時間が160時間となる様にしている。又、タイマー3は、ドレンパン内の水量、内箱の日常的な清掃、メンテナンスは含まず、中期的な清掃を対象とし、タイマー3内の制御回路にサイクルタイム(清掃必要周期)が記憶されると共に、ロースター1の稼働時間が積算され、両者を比較、判定して稼働時間が超過した時にタイムアップ表示ランプ7が点灯する様になっており、タイムアップになったとしても、タイマー3はロースター1側の制御系とは切り離されているため、タイムアップ表示ランプ7による警告だけでロースター1は即時停止しない。 【0007】尚、時間設定部10、即ち第1〜3設定スイッチ12、12a …をタイマー3内に設けると共に、タイマー3上部に開口部13を設け、該開口部13より設定スイッチ12、12a …を操作する様にしている。つまり、時間設定部10をタイマー3の上面より低い位置に配置すると共に、開口部13を天板2で隠して、天板2から外さなければ時間設定部10を操作出来ない様にするのが望ましい。即ち、設置状態のタイマー3におけるロースター1側、即ち天板2との対向面に開口部13を設けて、該開口部13を天板2で隠している。 【0008】稼働検知手段4は、図1、2に示す様に、外箱5の外側面に取り付けた温度センサであるが、例えば、図示しないが使用時に加熱される排気ダクト自体又は排ガスの温度、ドレンパン内の水温、排ガス温度等が設定温度に到達した時点でタイマー3が作動する様な温度センサであったり、排ガス中の臭気成分が設定値以上に到達した時点でタイマー3が作動する様な臭気センサであったり、或いはバーナー炎又は炭火を検知した時点でタイマー3が作動する様な紫外線センサ、サーモカップル、フレームカップル等による炎センサであっても良い。 【0009】次に本発明に係る加熱調理器具用タイマーの作用について説明する。 (1)タイマー3における時間設定部10の第1〜3設定スイッチ12、12a …の「ON」、「OFF」を適宜組み合わせて所望の清掃サイクル時間に設定した後、タイマー3を天板2の下部に固定する。 (2)ロースター1を稼働開始後、外箱5が設定温度に達すると、タイマー3が作動してカウンター6に稼働時間を加算表示するか、又は清掃迄の時間を減算表示する。 (3)ロースター1を停止して、外箱5が設定温度以下になると、タイマー3が停止してカウンター6がそのままの表示時間で止まる。 (4)ロースター1を再稼働させると、カウンター6の表示時間に再稼働時間を加算又は減算して表示する。 (5)(2)〜(4)を繰り返し、カウンター6の表示時間が設定清掃サイクル時間又は「0」に成ると、タイムアップ表示ランプ7が点灯する。 (6)清掃後、リセットボタン8を押して、カウンター6の表示時間をリセットすると共に、タイムアップ表示ランプ7を消灯させる。 尚、(5)のタイムアップになった時点でロースター1の稼働を停止しなくても安全性に影響がないことから、ロースター1の使用時にタイムアップになってもタイムアップ表示ランプ7が点灯するだけで、調理は続行可能にする様にしている。又、(6)においてリセットボタン8を押しても、ロースター1の通算稼働時間はリセットされず、ロースター1の通算稼働時間は、表示切替えスイッチ9を押せばカウンター6に表示され、再度表示切替えスイッチ9を押すと元に戻る。 【0010】 【発明の効果】要するに本発明は、清掃サイクル時間を設定可能で、稼働時間を積算して清掃サイクル時間と比較、判定して警告可能な制御回路を有するタイマー3に、ロースター1側に取り付ける稼働検知手段4を接続したので、ロースター1が稼働した時点で稼働検知手段4によりタイマー3が作動して、稼働時間を表示すると共に、かかる稼働時間を積算して、積算時間が設定清掃サイクル時間に到達した時点で警告するため、日々の清掃を行わない個所の清掃時期を確認することが出来る。又、コンパクト且つ軽量で取扱い易く、タイマー3内に制御回路及び電源を有しているため、タイマー3と稼働検知手段4をロースター1側に取り付けるだけで設置出来ることから、新たな電源配線が不要で、ロースター1側の電気回路への接続も不要であるため、既存のロースター1に簡単に設置出来る。而も、各ロースター1の稼働管理を容易化することが出来、且つ店内全てのロースター1自体の排気経路及び各ロースター1間の排気ダクトの清掃時期を、ロースター1の稼働時間の通算から確認することが出来るため、排気経路内で発生する火災を予防する予防策を提供することが出来る。 【0011】稼働検知手段4を温度センサとしたので、ロースター1における、バーナー又は炭火による加熱作用が働く個所のどこに温度センサを取り付けてもタイマー3を作動させることが出来るため、ロースター1の機種毎に異なる最適取付け個所を選んで取り付けることが出来、而も、上記温度センサをロースター1における外箱5の外側面に取り付けたので、設置作業の簡略化を図ることが出来る。 【0012】タイマー3内に時間設定部10を設け、該時間設定部10を操作するための開口部13を、タイマー3におけるロースター1側との対向面に形成したので、開口部13を隠して、タイマー3をロースター1側から外さない限り時間設定部10を操作出来ないため、設定清掃サイクル時間をいたずらで変更されることを防止することか出来る等その実用的効果甚だ大である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591031902 【氏名又は名称】シンポ株式会社 【住所又は居所】愛知県名古屋市名東区若葉台110番地
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| 【出願日】 |
平成14年3月5日(2002.3.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073287 【弁理士】 【氏名又は名称】西山 聞一
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| 【公開番号】 |
特開2003−250706(P2003−250706A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月9日(2003.9.9) |
| 【出願番号】 |
特願2002−58215(P2002−58215) |
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