| 【発明の名称】 |
電動調理器 |
| 【発明者】 |
【氏名】長坂 敏夫 【住所又は居所】千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日立ホームテック内
【氏名】斉藤 恭一 【住所又は居所】千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日立ホームテック内
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| 【要約】 |
【課題】収納性の改善と、出来上がったドリンクを美味しく飲むための改善を図る電動調理器を得る。
【解決手段】本体ケース2と底板3とで構成した本体1を有し、本体ケース2の上面に形成した突出部2aの上部に、内部にリブ7aを有するコップ7とカッター9とカッター9をコップ7の底部に固定するコップベース10を備えたコップ組15を着脱自在に載置し、このコップ組15の上部開口部にフタ12を着脱自在に載置した電動調理器において、前記本体ケース2の突出部2aの外径をコップ7に設けたリブ7aの内径よりも小さく構成し、更にフタ12の内面側下方にリング状に張り出したフタリブ12bとフタリブ12bで囲まれた部分にメッシュ12aを設け、且つフタリブ12bの外径を前記コップベース10に設けてあるリング状の嵌合リブ10aの内径よりわずかに小さく構成した電動調理器。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 本体ケース(2)と底板(3)とで構成した本体(1)を有し、本体ケース(2)の上面に形成した突出部(2a)の上部に、内部にリブ(7a)を有するコップ(7)とカッター(9)とカッター(9)をコップ(7)の底部に固定するコップベース(10)を備えたコップ組(15)を着脱自在に載置し、このコップ組(15)の上部開口部にフタ(12)を着脱自在に載置した電動調理器において、前記本体ケース(2)の突出部(2a)の外径をコップ(7)に設けたリブ(7a)の内径よりも小さく構成し、更にフタ(12)の内面側下方にリング状に張り出したフタリブ(12b)を設け、且つフタリブ(12b)の外径を前記コップベース(10)に設けてあるリング状の嵌合リブ(10a)の内径よりわずかに小さく構成し、収納時に本体ケース(2)の突出部(2a)の外周部にコップ組(15)を逆さまにして被せるとともに、コップ組(15)のコップベース(10)にフタ(12)を差し込むようにしたことを特徴とする電動調理器。 【請求項2】 本体ケース(2)と底板(3)とで構成した本体(1)を有し、本体ケース(2)の上面に形成した突出部(2a)の上部に、内部にリブ(7a)を有するコップ(7)とカッター(9)とカッター(9)をコップ(7)の底部に固定するコップベース(10)を備えたコップ組(15)を着脱自在に載置し、このコップ組(15)の上部開口部にフタ(12)を着脱自在に載置した電動調理器において、前記本体ケース(2)の突出部(2a)の外径をコップ(7)の内径よりも小さく構成し、且つ突出部(2a)にコップ組(15)を逆さまに被せたときのコップ(7)のリブ(7a)の対応位置に縦溝(2b)を設け、更にフタ(12)の内面側下方にリング状に張り出したフタリブ(12b)を設け、且つフタリブ(12b)の外径を前記コップベース(10)に設けてあるリング状の嵌合リブ(10a)の内径よりわずかに小さく構成し、収納時に本体ケース(2)の突出部(2a)の外周部にコップ組(15)を逆さまにして被せるとともに、コップ組(15)のコップベース(10)にフタ(12)を差し込むようにしたことを特徴とする電動調理器。 【請求項3】 フタ(12)の内面側下方にリング状に張り出したフタリブ(12b)を設けるとともに、このフタリブ(12b)で囲まれた上面中央部にメッシュ(12a)を一体的に設けた構成となし、このメッシュ(12a)に液体状の撹拌材料を注ぐことにより濾過する機能を設けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の電動調理器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭などで使用するミキサーなどの電動調理器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種の電動調理器は、一般的に調理用ガラス容器(以下コップと称する)を本体の上部に載せて、材料を入れ、フタをかぶせてからスイッチを入れてモーターを運転し、コップに入れた材料を一定時間カッターで切削し、また撹拌して使用していた。使用後は、清掃した後も使用時と同様にコップを本体上に載せたまま収納していた。このため、背の高い製品を収納しなければならず、一般家庭では収納場所が限定され、使用後の置き場所に困るという問題があった。 【0003】この問題点を解消するために、収納時は、ミキサ調理体(コップ)を上下反転させて本体の段部に載置し、その上にフタを被せて、全体の高さを低くすることにより大きな収納スペースを必要としない調理器が提案されている。(例えば実公昭58−16364号公報)また、撹拌した材料は、そのまま別のコップに注ぎ飲んでいた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記従来例の構成では、収納形態が大きく、どこにでも収納可能とはならないものであった。また、後者の実公昭58−16364号公報のものでは、ある程度収納時の高さは低くなるものの、上下反転したコップを筒状の本体途中に設けた段部に載置しているのでコップと本体部の重なる部分が少なく中途半端な高さとなっていた。 【0005】また、出来上がった材料をそのまま飲めば、かなり大粒な物も混ざり口中でざらつきが感じられ、ドリンクとしての飲み心地が悪いものであった。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明は、本体ケースと底板とで構成した本体を有し、本体ケースの上面に形成した突出部の上部に、内部にリブを有するコップとカッターとカッターをコップの底部に固定するコップベースを備えたコップ組を着脱自在に載置し、このコップ組の上部開口部にフタを着脱自在に載置した電動調理器において、前記本体ケースの突出部の外径をコップに設けたリブの内径よりも小さく構成し、更にフタの内面側下方にリング状に張り出したフタリブを設け、且つフタリブの外径を前記コップベースに設けてあるリング状の嵌合リブの内径よりわずかに小さく構成し、収納時に本体ケースの突出部の外周部にコップ組を逆さまにして被せるとともに、コップ組のコップベースにフタを差し込むようにした電動調理器としたものである。 【0007】あるいは、本体ケースと底板とで構成した本体を有し、本体ケースの上面に形成した突出部の上部に、内部にリブを有するコップとカッターとカッターをコップの底部に固定するコップベースを備えたコップ組を着脱自在に載置し、このコップ組の上部開口部にフタを着脱自在に載置した電動調理器において、前記本体ケースの突出部の外径をコップの内径よりも小さく構成し、且つ突出部にコップ組を逆さまに被せたときのコップのリブの対応位置に縦溝を設け、更にフタの内面側下方にリング状に張り出したフタリブを設け、且つフタリブの外径を前記コップベースに設けてあるリング状の嵌合リブの内径よりわずかに小さく構成し、収納時に本体ケースの突出部の外周部にコップ組を逆さまにして被せるとともに、コップ組のコップベースにフタを差し込むようにした電動調理器としたものである。 【0008】また、フタの内面側下方にリング状に張り出したフタリブを設けるとともに、このフタリブで囲まれた上面中央部にメッシュを一体的に設けた構成となし、このメッシュに液体状の撹拌材料を注ぐことにより濾過する機能を設けたものである。 【0009】本発明はこのような構成としたことにより、収納時にはコップを本体ケースの突出部に逆さまにして被せることができるので製品全体の高さを低くコンパクトにできるものであり、また、出来上がった撹拌材料を濾過することにより、滑らかで舌触りの良いドリンクとすることが出来るものである。 【0010】 【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す電動調理器の使用状態の断面図である。図2は同じく使用時の斜視図であり、図3は同じく使用状態の分解斜視図である。図4は同じく収納状態の断面図であり、図5は同じく収納状態の斜視図である。 【0011】図において、1は本体であり、本体1は本体ケース2と底板3とで構成されている。本体ケース2は段部2cと、この段部2cより一段高い位置のスイッチ取付面2fにより形成され、段部2cには突出部2aを有しスイッチ取付面2fには複数のスイッチ5が設けられている。 【0012】本体1の上部にはコップ組15が載置され、コップ組15の上部開口部にフタ12が着脱自在に載置してある。コップ組15は、内部にリブ7a外部にとって7bを有するコップ7と、材料を粉砕あるいは撹拌するカッター9と、カッター9をコップ7の底部に固定するコップベース10、カップリング上8などにより構成されている。 【0013】前記本体ケース2の段部2cに設けられた突出部2aの外径はコップ7の内径よりもやや小さく形成してあり、且つ突出部2aにコップ7を逆さまにして被せたときにコップ7のリブ7aを逃げるためにその対応位置に縦溝2bを設け、コップ7が突出部2aの最下端まで被さるようになっている。 【0014】尚、本実施例とは別の実施例として、突出部2aの外径をコップ7内のリブ7aの内径よりも小さくすると、前記縦溝2bが不要となり、しかも同様の作用、効果を有するものである。 【0015】更に段部2cの突出部2aの外周部分には、コップ7を逆さまにして被せたときの水滴を受けるために全周に亘ってU溝2dが設けられており、U溝2dの後部でコード14の引き出し位置を避けた位置には水を排出する排出溝2eが設けられている。 【0016】2gは突出部2aの上部に設けたコップ組15との嵌合部で、コップベース10に設けたリング状の嵌合リブ10aと着脱自在に嵌合される。 【0017】4は本体1内に収容されたモーターで、モーターシャフト4aが本体ケース2の上方に突出し、嵌合部2gで囲まれた凹部でカップリング下6が固定されている。8はカップリング上でコップ組15の下部でコップ7にパッキン11を介して締め付け固定されたコップベース10内でカッターシャフト10cに固定され、軸受け10b、オイルシール10dを介して回動自在にコップベース10に取り付けられている。また、カップリング上8はカッターシャフト10cの上端に固定されたカッター9に、前記カップリング下6を介してモーター4の回転力を伝達する。 【0018】12はフタで、コップ7の上部開口部に被せて、鍔12cをコップ7の内面に圧接し、コップ7内に収容した撹拌材料が運転中に上方に飛び出すのを防止している。12aはフタ12の内面側下方にリング状に張り出したフタリブ12bで囲まれた上面中央部にインサート成形にて一体に固定されたメッシュで、補強リブ12dにより強固に固定されている。また、フタリブ12bの外径は前記コップベース10に設けた嵌合リブ10aの内径よりわずかに小さく形成されているものである。 【0019】13は前記底板3の底部に設けた複数の足部3aに挿入し、固定したゴム足である。14は本体1後方に設けた電源用のコードである。 【0020】次に、以上のような構成からなる本実施例の動作について説明する。 【0021】先ず、コップ組15のコップ7の中に調理用の材料を投入し、コップ組15の開口部にフタ12を被せ、これを本体1の上に載置する。この時、カップリング上8、カップリング下6が互いに噛み合い、モーター4の回転力がカッター9に伝達される状態が準備される。 【0022】次にコード14を電源に差し込み、スイッチ5を押すとモーター4への通電がなされる。モーター4の回転力は、カップリング下6、上8を介してカッター9へ伝達されるので、カッター9は高速で回転し、コップ7内の材料は切削撹拌され、約1分後にはコップ7内の材料は細かく砕かれ、水分とともに液体状になるものである。 【0023】撹拌後は、本体1からコップ組15を外し、フタ12を取り外し、コップ組15内の液体状の材料をグラスに注ぐか、あるいは図3のように、グラスの上でフタ12のフタリブ12b内に液体状になった材料を注ぐと、メッシュ12aにより粉砕材の粗い部分が取り除かれ、グラス内には飲み易い目の細かい部分が通り抜けて注がれるので、簡単な装置で飲み易いドリンクを作ることができるものである。 【0024】次に、使用後の後片付けについて説明する。フタ12及びコップ組15を本体1から取り外し、十分に洗浄し、水切りを行った後、図4、図5のように本体1の上からコップ組15の上下を反転して逆さまに被せると、本体ケース2の突出部2aはコップ7の内径より細く、且つコップ7のリブ7aを逃げるように複数の縦溝2bを設けて形成されているので、突出部2aはコップ7内に完全に収容され、コップ7の開口端部は本体ケース2の段部2cに当接された状態となるものである。 【0025】この状態は使用時よりも高さが略半分位となりコンパクトに収納ができるものである。 【0026】また、コップ組15のカッター9周辺に水滴が残っているとコップ7の内壁面を伝わって滴り落ちるが、本体ケース2の段部2cにはU溝2dが設けてあるので少量の水であればU溝2dに溜まって自然乾燥する。また、量が多い場合は電気部品などのない方向に排出溝2eを設けたので、電気的な不具合を発生することなく、余分な水を本体1外に排出することができるものである。 【0027】更に、コップ組15を逆さまに収納すると、フタ12の収納に苦慮することになるが、本実施例では逆さまになったコップベース10の嵌合リブ10a部にフタ12のフタリブ12bを差し込むと、座り良くコンパクトに収納ができるように形成されているものである。 【0028】 【発明の効果】以上、本発明はこのような構成としたことにより、収納時にはコップを本体ケースの突出部全体に逆さまにして被せることができるので、製品高さを大幅に低く、コンパクトにでき、またフタについても逆さまにしたコップ組に被せられるので、高さ方向の制限を緩和することができ、収納場所の少ない台所や食器棚などでも収納が可能となる。 【0029】また、収納時のコップ組の水切りが不十分な場合でも本体内の電気部品に水がかかることもなく、安全に収納できるものである。 【0030】更に、着脱自在なフタに設けたメッシュを利用して簡単に飲み易く、木目が細かく、滑らかで舌触りの良いドリンクを作ることができ、しかもフタまでもひとつの製品の中に収納できるので、使用後に部品が無くなるということがなく、取り出しも手間がかからず、使用頻度の多くなる、便利な電動調理器を提供することができるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005131 【氏名又は名称】株式会社日立ホームテック 【住所又は居所】千葉県柏市新十余二3番地1
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| 【出願日】 |
平成14年1月16日(2002.1.16) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−204888(P2003−204888A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月22日(2003.7.22) |
| 【出願番号】 |
特願2002−6916(P2002−6916) |
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