| 【発明の名称】 |
水切り具 |
| 【発明者】 |
【氏名】横山 幸子
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| 【要約】 |
【課題】水切りに手間がかからないとともに、調理場の場所を取らなくて済む水切り具を提供する。
【解決手段】ボウル3と、このボウル3内に収納されるザル5と、これらボウル3とザル5とを連結する連結部7とを備え、ザル5は、連結部7を中心に回転自在である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ボウルと、このボウル内に収納されるザルと、これらボウルとザルとを連結する連結部とを備え、ザルは、連結部を中心に回転自在であることを特徴とする水切り具。 【請求項2】 連結部は、ボウルに形成されたボウル側貫通穴と、このボウル側貫通穴に対応する位置にザルに形成されたザル側貫通穴と、これら貫通穴を挿通する挿通部及びこの挿通部が前記両貫通穴から抜け出るのを防止する抜け止め部を有する挿通部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載の水切り具。 【請求項3】 挿通部材の抜け止め部は、挿通部に対して着脱自在であることを特徴とする請求項2に記載の水切り具。 【請求項4】 挿通部には、抜け止め部材が螺合可能なねじ部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の水切り具。 【請求項5】 ボウル側及びザル側貫通穴と、挿通部材には、フッ素系の樹脂によりコーティングされていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の水切り具。 【請求項6】 ボウル及びザルはそれぞれ、断面が略半円形状をなしていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の水切り具。
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【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】本発明は、調理用の材料の水切りを行うための水切り具に関する。 【従来の技術】一般に、調理用の材料の水切りを行うには、先ず、水をためたボウルの中に調理用の材料を入れ、この材料をボウル内で洗った後、ボウル内に入っている材料をザルに移し、このザルによって水切りを行っていた。 【発明が解決しようとする課題】しかし、調理用の材料の水切りを行うために、逐一、ボウルからザルに調理用の材料を移さなければならず、手間がかかっていた。また、ボウルとザルとの二つの調理具を用いなければならないので、調理場の場所を取ってしまっていた。そこで、本発明は、水切りに手間がかからないとともに、調理場の場所を取らなくて済む水切り具を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、ボウルと、このボウル内に収納されるザルと、これらボウルとザルとを連結する連結部とを備え、ザルは、連結部を中心に回転自在であることを特徴とする。この請求項1に記載の発明では、ボウル内に収納されたザルの中に調理用の材料(例えば、そば、うどん等の麺類)を入れた状態で、ボウル内に水を入れる。この状態で、調理用の材料を洗った後、連結部を中心にザルを回転することにより、ザル内にある調理用の材料とともにザルをボウル内の水から出し、このザルによって調理用の材料の水切りを行う。ザルを回転させるだけで、ボウル内の水からザルを出すことができ、従来のように、ボウルからザルに調理用の材料を移す手間を省くことができる。また、連結部によりボウルとザルとが一体化されているので、調理場において、場所を取らない。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、連結部は、ボウルに形成されたボウル側貫通穴と、このボウル側貫通穴に対応する位置にザルに形成されたザル側貫通穴と、これら貫通穴を挿通する挿通部及びこの挿通部が前記両貫通穴から抜け出るのを防止する抜け止め部を有する挿通部材とを備えることを特徴とする。この請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、連結部は、ボウル及びザルに形成した貫通穴と、挿通部材とにより構成されているだけであり、構成が簡単である。請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、挿通部材の抜け止め部は、挿通部に対して着脱自在であることを特徴とする。この請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、抜け止め部が挿通部に対して着脱自在なことにより、挿通部から抜け止め部材を外すだけで、ザルとボウルとを容易に分離でき、ザルとボウルとを独立して用いることが容易にできる。また、ザルとボウルとを別々に洗浄することができるので、一体化されたザル及びボウルをそのまま洗浄する場合に比べて、水切り具の洗浄が容易にできる。請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、挿通部には、抜け止め部材が螺合可能なねじ部が形成されていることを特徴とする。この請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、抜け止め部がねじ部の螺合によって挿通部に取り付けられていることにより、水切り時において、挿通部に対する抜け止め部の螺合を緩めて、ザルを回転し易くすることができる。また、調理用の材料を洗うときにおいては、挿通部に対する抜け止め部の螺合をきつくして、ザルを回転し難くすることにより、調理用の材料を洗うときにザルがボウルに対してぐらつかないようにすることができる。請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明において、ボウル側及びザル側貫通穴と、挿通部材とには、フッ素系の樹脂によりコーティングされていることを特徴とする。この請求項5に記載の発明では、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、ボウル側及びザル側貫通穴と挿通部材とが、撥水性を有するとともに、低摩擦係数のフッ素系の樹脂によってコーティングされていることにより、ボウルやザルがスチール等により形成されていても、錆が生じ難いとともに、ザルの回転をスムーズなものにすることができる。請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、ボウル及びザルはそれぞれ、断面が略半円形状をなしていることを特徴とする。この請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、ボウル及びザルの断面が略半円形状をなしていることにより、ザルの回転を更にスムーズにすることができる。 【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかる水切り具を示す平面図であり、図2は、図1の水切り具のA−A断面図であり、図3は、図1の水切り具の分解斜視図である。図1乃至図3に示すように、水切り具1は、断面が略半円形状のボウル3と、断面が略半円形状のザル5と、ボウル3とこのボウル3内に収納されるザル5とを連結する連結部7とを備えている。尚、本実施の形態では、ボウル3及びザル5の材質はスチールであるが、これに限定されるものではない。連結部7は、図3に示すように、ボウル3に形成された一対のボウル側貫通穴3aと、ザル5に形成された一対のザル側貫通穴5aと、これら貫通穴3a、5aに挿通される一対の挿通部材9とを有している。このように、連結部7は、ボウル3及びザル5に形成した貫通穴3a、5aと、挿通部材9とにより構成されているだけであり、構成が簡単である。ボウル3の一対のボウル側貫通穴3aは、ボウル3の開口部3b近傍で且つ互いに対向する位置に形成されている。同様に、ザル5の一対のザル側貫通穴5aも、ザル5の開口部5b近傍で且つ互いに対向する位置に形成されている。また、これら貫通穴3a、5aは略同径であり、ザル5がボウル3に収納されたとき、互いに重なるように形成されている。挿通部材9は、各貫通穴3a、5aに挿通される挿通部11と、挿通部13が各貫通穴3a、5aから抜け出るのを防止する抜け止め部13とを有している。挿通部11は、棒状をなしており、その両端部には雄ねじ部(ねじ部)11aが設けられている。また、抜け止め部13は、図3に示すように、貫通穴3a、5aよりも径の大きい略リング状をなしており、リング状の中空部には挿通部11の雄ねじ部11aに螺合する雌ねじ部(図示せず)が設けられており、挿通部11に対して着脱自在になっている。また、各貫通穴3a、5a及び挿通部材9はそれぞれ、撥水性を有するとともに低摩擦係数のフッ素径樹脂によりコーティングされている。尚、一対の挿通部材9は互いに同一の構成であるので、図3においては、一方の挿通部材9のみ図示し、他方の挿通部材9の図示は省略する。次に、上述した構成に基づき、本実施の形態の作用を説明する。水切り具1を組み立てるには、まず、ボウル3にザル5を収納し、ボウル3のボウル側貫通穴3aとザル5のザル側貫通穴5aとの位置を合わせる。そして、挿通部材9の挿通部11を各貫通穴3a、5aに挿通した後、抜け止め部13を挿通部11の両端部に螺合により取り付ける。これにより、図4及び図5に示すように、ザル5が連結部7の挿通部11を中心に矢印B方向に回転自在となり、ザル5をボウル3内から出すことが可能になる。この水切り具1を用いて調理用の材料を水切りする場合には、先ず、ボウル3内に収納されたザル5の中に調理用の材料F(例えば、そば、うどん等の麺類)を入れた状態で、ボウル3内に水Wを入れる。この状態で、調理用の材料を洗った後、連結部7の挿通部11を中心にザル5を回転することにより、ザル5内にある調理用の材料Fとともにザル5をボウル3内の水Wから出し、このザル5によって調理用の材料Fの水切りを行う。以上、説明したように、本実施の形態によれば、連結部7の挿通部11を中心にザル5を回転させるだけで、ボウル3内の水Wからザル5を出すことができ、従来のように、ボウル5からザル3に調理用の材料Fを移す手間を省くことができる。また、連結部7によりボウル3とザル5とが一体化されているので、調理場において、場所を取らない。また、抜け止め部13が挿通部11に対して着脱自在なことにより、挿通部11から抜け止め部材13を外すだけで、ボウル3とザル5とを容易に分離でき、ボウル3とザル5とを独立して用いることが容易にできる。また、ボウル3とザル5とを別々に洗浄することができるので、一体化されたボウル3及びザル5をそのまま洗浄する場合に比べて、水切り具1の洗浄が容易にできる。さらに、抜け止め部13が螺合によって挿通部11に取り付けられていることにより、調理用の材料Fの水切り時において、挿通部11に対する抜け止め部13の螺合を緩めて、ザル5を回転し易くすることができる。また、調理用の材料Fを洗うときにおいては、挿通部11に対する抜け止め部13の螺合をきつくして、ザル5を回転し難くすることにより、調理用の材料Fを洗うときにザル5がボウル3に対してぐらつかないようにすることができる。また、各貫通穴3a、5aと挿通部材9とが、フッ素系の樹脂によってコーティングされていることにより、本実施の形態のようにボウル3やザル5がスチール等により形成されていても、錆が生じ難い。しかも、フッ素系樹脂によるコーティングに加えて、ボウル3及びザル5の断面が略半円形状をなしていることによりザルの回転をスムーズなものにすることができる。本発明は、上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。本実施の形態では、連結部7の構成要素として挿通部材9を用いたが、これに限定されず、例えば、針金を用いてもよい。この場合、針金を各貫通穴3a、5aに通した後に、針金の両端部を結ぶことにより、ボウル3とザル5とを連結する。また、本実施の形態では、抜け止め部13はリング状をなしていたが、例えば、径が各貫通穴3a、5aよりも大きい球形状のものであっても良く、各貫通穴3a、5aから挿通部13が抜け出ないものであれば、その形状は特に限定しない。また、本実施の形態では、抜け止め部13を挿通部11に対して着脱自在に設けていたが、挿通部11を各貫通穴3a、5aに挿通した後に、抜け止め部13を挿通部11の両端部の少なくとも一方に溶接などによって固定するようにしてもよい。 【発明の効果】請求項1に記載の発明では、ザルを回転させるだけで、ボウル内の水からザルを出すことができ、従来のように、ボウルからザルに調理用の材料を移す手間を省くことができる。また、連結部によりボウルとザルとが一体化されているので、調理場において、場所を取らない。請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、連結部は、ボウル及びザルに形成した貫通穴と、挿通部材とにより構成されているだけであり、構成が簡単である。請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、抜け止め部が挿通部に対して着脱自在なことにより、挿通部から抜け止め部材を外すだけで、ボウルとザルとを容易に分離でき、ボウルとザルとを別々に用いることが容易にできる。また、ボウルとザルとを別々に洗浄することができるので、一体化されたボウル及びザルをそのまま洗浄する場合に比べて、水切り具の洗浄が容易にできる。請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、抜け止め部が螺合によって挿通部に取り付けられていることにより、水切り時において、挿通部に対する抜け止め部の螺合を緩めて、ザルを回転し易くすることができる。また、調理用の材料を洗うときにおいては、挿通部に対する抜け止め部の螺合をきつくして、ザルを回転し難くすることにより、調理用の材料を洗うときに、ザルがボウルに対してぐらつかないようにすることができる。請求項5に記載の発明では、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、ボウル側及びザル側貫通穴と挿通部材とが、撥水性を有するとともに、低摩擦係数のフッ素系の樹脂によってコーティングされていることにより、ボウルやザルがスチール等により形成されていても、錆が生じ難いとともに、ザルの回転をスムーズなものにすることができる。請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、ボウル及びザルの断面が略半円形状をなしていることにより、ザルの回転を更にスムーズにすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】502020696 【氏名又は名称】横山 幸子
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| 【出願日】 |
平成13年12月26日(2001.12.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100108154 【弁理士】 【氏名又は名称】豊田 英夫
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| 【公開番号】 |
特開2003−190028(P2003−190028A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月8日(2003.7.8) |
| 【出願番号】 |
特願2001−403086(P2001−403086) |
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