| 【発明の名称】 |
電気貯湯容器 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂下 慎一 【住所又は居所】大阪府門真市速見町三番一号 タイガー魔法瓶株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】所望の給湯温度のお湯を速やかに給湯できるようにする。
【解決手段】熱湯用容器3Aおよび冷水用容器3Bを備えた電気貯湯容器において、給湯温度設定手段によりユーザの要求する給湯温度が設定されると、給湯通路5Aを介して給湯される熱湯と給水通路5Bを介して給水される冷水とを混合させることにより、設定給湯温度のお湯を速やかに給湯できるようにしている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 熱湯を貯湯する熱湯用容器と、該熱湯用容器を加熱する加熱手段と、前記熱湯用容器の湯温を検出する湯温検出手段と、前記熱湯用容器内の熱湯を熱湯用ポンプにより外部へ給湯する給湯通路と、冷水を貯水する冷水用容器と、該冷水用容器の水温を検出する水温検出手段と、前記冷水用容器内の冷水を冷水用ポンプにより外部へ給水する給水通路と、前記給湯通路を介して給湯される熱湯の流量を測定する熱湯用流量測定手段および前記給水通路を介して給水される冷水の流量を測定する冷水用流量測定手段の少なくとも一方とを備えた電気貯湯容器であって、給湯温度を設定する給湯温度設定手段を付設するとともに、前記給湯通路を介して給湯される熱湯と前記給水通路を介して給水される冷水とを混合させて前記給湯温度設定手段で設定された温度のお湯を給湯するように構成したことを特徴とする電気貯湯容器。 【請求項2】 前記給湯温度設定手段により設定された給湯温度を、前記給湯通路を介して給湯される給湯量に対する前記給水通路を介して給水される給水量の混合割合により決定するようにしたことを特徴とする前記請求項1記載の電気貯湯容器。 【請求項3】 前記給湯量の制御を、前記熱湯用ポンプあるいは(および)前記冷水用ポンプの出力制御により行うようにしたことを特徴とする前記請求項2記載の電気貯湯容器。 【請求項4】 所望の給湯量を設定する給湯量設定手段を付設するとともに、該給湯量設定手段により給湯量が設定された場合には、前記給湯通路を介して給湯されるお湯の量と前記給水通路を介して給水される冷水の量との合計が設定給湯量となるように前記熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプの駆動制御を行うように構成したことを特徴とする前記請求項1、2および3のいずれか一項記載の電気貯湯容器。 【請求項5】 前記給湯温度設定手段により設定される給湯温度を、前記熱湯用容器における通常保温温度を超えないように規制したことを特徴とする前記請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気貯湯容器。 【請求項6】 前記熱湯用ポンプおよび前記冷水用ポンプから前記給湯通路と前記給水通路との合流部までの距離の差に基づいて前記熱湯用ポンプと前記冷水用ポンプの駆動開始時期に差を設定するように構成したことを特徴とする前記請求項1、2、3、4および5のいずれか一項記載の電気貯湯容器。 【請求項7】 前記給水通路を、前記給湯通路における最上部位より下方の吐出側において合流させるように構成したことを特徴とする前記請求項1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の電気貯湯容器。 【請求項8】 前記給水通路における冷水用ポンプから合流部までの通路を、該冷水用ポンプ側に下り勾配となるように構成したことを特徴とする前記請求項1、2、3、4、5、6および7のいずれか一項記載の電気貯湯容器。 【請求項9】 前記給湯温度設定手段により設定された給湯温度での給湯動作中に、該給湯動作の継続が困難な条件が発生した場合には前記熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプの駆動を強制的に停止するように構成したことを特徴とする前記請求項1、2、3、4、5、6、7および8のいずれか一項記載の電気貯湯容器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は、電気ポット等として使用される電気貯湯容器に関し、さらに詳しくは熱湯用容器と冷水用容器との二つの容器を具備した電気貯湯容器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】熱湯用の容器と冷水用の容器との二つの容器を備え、熱湯用容器からの熱湯用吐出口と、冷水用容器からの冷水用吐出口とが別々に開口している2タンク式の電気貯湯容器は、従来からよく知られている(例えば、特開平6−154086号公報参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の電気貯湯容器の場合、熱湯あるいは冷水を欲するユーザに対しては、それぞれの吐出口から熱湯あるいは冷水を吐出させることで対応することができるが、通常保温温度より低い温度のお湯(例えば、80℃)が必要な場合には、吐出した熱湯が冷めるを待つ必要があった。つまり、ユーザの要求に速やかに対応することができないという不具合があった。 【0004】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、所望の給湯温度のお湯を速やかに給湯できるようにすることを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上記課題を解決するための手段として、熱湯を貯湯する熱湯用容器と、該熱湯用容器を加熱する加熱手段と、前記熱湯用容器の湯温を検出する湯温検出手段と、前記熱湯用容器内の熱湯を熱湯用ポンプにより外部へ給湯する給湯通路と、冷水を貯水する冷水用容器と、該冷水用容器の水温を検出する水温検出手段と、前記冷水用容器内の冷水を冷水用ポンプにより外部へ給水する給水通路と、前記給湯通路を介して給湯される熱湯の流量を測定する熱湯用流量測定手段および前記給水通路を介して給水される冷水の流量を測定する冷水用流量測定手段の少なくとも一方とを備えた電気貯湯容器において、給湯温度を設定する給湯温度設定手段を付設するとともに、前記給湯通路を介して給湯される熱湯と前記給水通路を介して給水される冷水とを混合させて前記給湯温度設定手段で設定された温度のお湯を給湯するように構成している。 【0006】上記のように構成したことにより、給湯温度設定手段によりユーザの要求する給湯温度が設定されると、給湯通路を介して給湯される熱湯と前記給水通路を介して給水される冷水とを混合させることにより、設定給湯温度のお湯が給湯されることとなる。従って、ユーザの要求する温度のお湯が速やかに給湯できることとなるのである。 【0007】請求項2の発明におけるように、請求項1記載の電気貯湯容器において、前記給湯温度設定手段により設定された給湯温度を、前記給湯通路を介して給湯される給湯量に対して前記給水通路を介して給水される冷水の混合割合により決定するようにした場合、給湯通路を介して給湯される給湯量に対する冷水の混合割合を調整するだけで、所望の給湯温度のお湯を容易に得ることができる。 【0008】請求項3の発明におけるように、請求項2記載の電気貯湯容器において、前記給湯量の制御を、前記熱湯用ポンプあるいは前記冷水用ポンプの出力制御により行うようにした場合、一方のポンプの回転数制御によって給湯量制御を行うことができることとなり、制御の内容を簡略化することができる。 【0009】請求項4の発明におけるように、請求項1、2および3のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、所望の給湯量を設定する給湯量設定手段を付設するとともに、該給湯量設定手段により給湯量が設定された場合には、前記給湯通路を介して給湯されるお湯の量と前記給水通路を介して給水される冷水の量との合計が設定給湯量となるように前記熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプの駆動制御を行うように構成した場合、所望の温度のお湯を所望の量だけ給湯することができ、使い勝手が極めて良好となる。 【0010】請求項5の発明におけるように、請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記給湯温度設定手段により設定される給湯温度を、前記熱湯用容器における通常保温温度を超えないように規制した場合、冷水の混合割合が0のとき(換言すれば、通常保温温度)が設定給湯温度の上限となる。 【0011】請求項6の発明におけるように、請求項1、2、3、4および5のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記熱湯用ポンプおよび前記冷水用ポンプから前記給湯通路と前記給水通路との合流部までの距離の差に基づいて前記熱湯用ポンプと前記冷水用ポンプの駆動開始時期に差を設定するように構成した場合、熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプから給湯通路と給水通路との合流部までの距離に大きな差があったとしても、熱湯用ポンプによって圧送される熱湯と、冷水用ポンプによって圧送される冷水とが給湯通路と給水通路との合流部において同時に合流することとなり、給湯初期から所望の給湯温度のお湯を得ることができる。 【0012】請求項7の発明におけるように、請求項1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記給水通路を、前記給湯通路における最上部位より下方の吐出側において合流させるように構成した場合、給水通路から給湯通路に合流した冷水がポンプの駆動停止時には必ず吐出側に流出することとなり、冷水が熱湯用容器側に逆流して湯温を低下させてしまうということがなくなる。 【0013】請求項8の発明におけるように、請求項1、2、3、4、5、6および7のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記給水通路における冷水用ポンプから合流部までの通路を、該冷水用ポンプ側に下り勾配となるように構成した場合、冷水用ポンプの駆動停止時には、給水通路における合流部より上流側に残存する冷水は冷水用ポンプ側(換言すれば、冷水用容器側)に戻って、次の給水に備えることとなる。 【0014】請求項9の発明におけるように、請求項1、2、3、4、5、6、7および8のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記給湯温度設定手段により設定された給湯温度での給湯動作中に、該給湯動作の継続が困難な条件が発生した場合には前記熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプの駆動を強制的に停止するように構成した場合、給湯動作の継続が困難な条件が発生すると(例えば、冷水用容器の冷水が無くなった場合、冷水ポンプがキャビテーション等により駆動不良に陥った場合、熱湯用容器の熱湯が無くなった場合、熱湯用ポンプがキャビテーション等により駆動不良に陥った場合)、熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプの駆動が強制的に停止され、安全性が確保できるとともに、使い勝手もよくなる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。 【0016】第1の実施の形態図1ないし図6には、本願発明の第1の実施の形態にかかる電気貯湯容器が示されている。 【0017】この電気貯湯容器は、図1および図2に示すように、熱湯を保温貯湯する熱湯用容器3Aを備えた容器本体1と、該容器本体1を開閉する蓋体2と、前記熱湯用容器3Aを加熱する加熱手段である電気ヒータ4と、前記熱湯用容器3A内の湯を外部へ給湯するための給湯通路5Aと、該給湯通路5Aを介して湯を送り出す熱湯用ポンプ6Aとを備えて構成されている。 【0018】前記容器本体1は、外側面を構成する合成樹脂製の外ケース7と、内周面を構成する前記熱湯用容器3Aと、前記外ケース7と熱湯用容器3Aとを結合する合成樹脂製の環状の肩部材8と、底面を構成する合成樹脂製の底板9とからなっている。 【0019】前記熱湯用容器3Aは、板金により有底円筒形状に形成されており、その底部には、前記電気ヒータ4が取り付けられている。符号10Aは熱湯用容器3Aの温度(換言すれば、湯温)Thを検出する湯温検出手段として作用する湯温センサー、11は熱湯用容器3Aの満水位を表示する満水位表示部である。 【0020】前記蓋体2は、合成樹脂製の上板12と該上板12に対して外周縁が結合された合成樹脂製の下板13とからなっており、前記肩部材8の後部に設けられたヒンジ受け14に対してヒンジピン15を介して開閉自在且つ着脱自在に支持されている。符号16は蒸気排出通路、17は蒸気排出通路16の途中に配設された転倒止水弁である。 【0021】前記蓋体2における下板14には、金属製のカバー部材18が固定されており、該カバー部材18の外周縁には、蓋体2の閉蓋時において前記熱湯用容器3Aの給水口3Aaに圧接されるシールパッキン19が設けられている。 【0022】前記給湯通路5Aの途中である前記熱湯用容器3Aの下方位置には、前記熱湯用ポンプ6Aが配設されており、この給湯通路5Aにおいて熱湯用容器3Aにおける満水位表示部11より下方となる直管部5Aaには、該給湯通路5Aを通るお湯の流量を測定するための熱湯用流量測定手段として作用する熱湯用流量センサー20Aが設けられている。符号21は給湯通路5Aにおける最上部位5Abよりやや下方であって上流側に設けられた転倒止水弁、22は給湯通路5Aの吐出口である。 【0023】ところで、本実施の形態においては、前記容器本体1の後部(即ち、ヒンジ側)には、冷水を貯水する冷水用容器3Bが前記外ケース7の後部に対して取り付けられた外カバー23内に取り外し可能に設けられている。 【0024】前記冷水用容器3Bは、前記外カバー23に形成された容器収納部24に対して取り外し可能に収納されることとなっており、その底部には、取り外し時に閉弁し、収納時に開弁する止水弁25が設けられている。符号26は冷水用容器3Bを持ち運ぶための把手、27は冷水用容器3Bの給水口、28は給水口27を閉止する蓋、29は該蓋28と前記給水口27との間に形成された吸気用の隙間、30は容器収納部24の上部開口24aを閉蓋する蓋カバーである。 【0025】前記容器収納部24の底部には、前記冷水用容器3Bから出た冷水を一時的に貯溜する水溜め部31が形成されており、該水溜め部31には、冷水を外部へ給水するための給水通路5Bが接続されている。該給水通路5Bは、前記熱湯用容器3Aと冷水用容器3Bとの間を上方に延びる直管部5Baと、該直管部5Baの上端から前記給湯通路5Aにおける最上部位5Abより下方の吐出側に位置する合流部32に至る上流側が下位となる傾斜管部5Bbとからなっており、この給水通路5Bの途中である前記冷水用容器3Bの下方位置には、冷水を圧送するための冷水用ポンプ6Bが配設されている。このようにすると、給水通路5Bから給湯通路5Aに合流した冷水がポンプ6A,6Bの駆動停止時には必ず吐出側に流出することとなり、冷水が熱湯用容器3A側に逆流して湯温を低下させてしまうということがなくなるし、冷水用ポンプ6Bの駆動停止時には、給水通路5Aにおける合流部32より上流側に残存する冷水は冷水用ポンプ6B側(換言すれば、冷水用容器3B側)に戻って、次の給水に備えることとなる。 【0026】前記給水通路5Bにおける直管部5Baは、熱伝導性の良い素材(例えば、ステンレス)からなっており、この直管部5Baにおける下部(即ち、冷水用容器3Bにおける要給水水位に対応する部位)には、冷水用容器3Bの水温Tcを検出する水温検出手段として作用する水温センサー10Bが設けられている。 【0027】また、前記直管部5Baにおける上部(即ち、冷水用容器3Bの満量位よりやや下方部位には、給水通路5Bを通る冷水の流量を測定するための冷水用流量測定手段として作用する冷水用流量センサー20Bが設けられている。 【0028】前記流量センサー20A,20Bは、同構造とされており、図3に示すように、前記給湯通路5(あるいは給水通路5B)の途中の直管部5Aa(あるいは5Ba)に設けられた透明なガラス管33と、該ガラス管33内において回転自在に枢支された回転体34と、該回転体34の回転数を検出する光センサー35とからなっている。 【0029】前記回転体34は、前記直管部5Aa(あるいは5Ba)内において前記ガラス管33を挟むようにして上下に設けられた軸受(図示省略)に対して軸支された回転軸36にボス34aを遊嵌することにより回転自在に支持されるものであり、給湯通路5A(あるいは給水通路5B)を通るお湯(あるいは冷水)の圧力を受ける3枚の駆動羽根37,37,37と、該駆動羽根37,37,37の上方であって前記光センサー35の発光素子35aから受光素子35bへの光の照射を遮断する一対の遮光羽根38,38とを備えて構成されている。該遮光羽根38,38は、前記ボス34aの外周に対して直角に立設された四角羽根とされている。 【0030】前記光センサー35は、前記ガラス管33の外側であって前記回転体34におけるボス34aを避けた位置において発光素子35aから受光素子35bへ光が照射されるように構成されており、回転体34における遮光羽根38,38により発光素子35aから受光素子35bへの光の照射が遮断される回数を測定することにより回転体34の回転数が測定できるようになっている。前記発光素子35aおよび受光素子35bは、前記ガラス管33の外周に取り付けられ、着脱自在なセンサーカバー40により閉蓋された箱状のセンサーホルダ39内に保持されている。 【0031】図1において、符号41は後述する各種キー類を備えた操作パネル部、42はロック機構、43は前記ポンプ6A,6Bを駆動させる駆動電源回路を備えた電源基板である。 【0032】前記操作パネル部41には、図4に示すように、給湯スイッチ44、ロック解除スイッチ45、沸騰/カルキ抜きスイッチ46、保温選択スイッチ47、湯温/水温選択表示スイッチ48、給湯温度設定手段として作用する給湯温度設定スイッチ49、沸騰表示灯50、保温表示灯51、保温温度表示灯52〜55、表示部として作用する液晶表示装置56が設けられている。 【0033】図5は、この電気貯湯容器における電気的要素の結線状態を示すブロック図である。なお、既に説明した電気的要素については同一の符号を付して説明を省略する。 【0034】マイクロコンピュータユニット(以下、マイコンと略称する)57においては、各種スイッチ類44〜49、発振回路58、リセット回路59、湯温センサー10A、水温センサー10B、熱湯用流量センサー20Aおよび冷水用流量センサー20Bからの信号が入力され、各種演算処理が行われ、制御信号が沸騰表示灯50、保温表示灯51、液晶表示装置56、ブザー60、トライアック駆動回路61、リレー駆動回路62、IRG回路63、安定化電源回路64、ポンプ駆動回路65,66およびトライアック67に出力されることとなっている。符号68はタブ付きリレー、69は商用交流電源、70は温度ヒューズである。なお、電気ヒータ4は、沸騰用ヒータ4Aと保温用ヒータ4Bとからなっており、沸騰用ヒータ4Aはタブ付きリレー68により通電制御され、保温用ヒータ4Bはトライアック67により通電制御されることとなっている。 【0035】前記マイコン57は、通常の制御機能に加えて、給湯温度設定スイッチ49、湯温センサー10A、水温センサー10B、熱湯用流量センサー20Aおよび冷水用流量センサー20Bからの各種情報に基づいて各種演算処理を行い、熱湯用ポンプ6Aおよび冷水用ポンプ6Bに対して制御信号を出力することとなっている。 【0036】ついで、図6に示すフローチャートを参照して、本願発明の第1の実施の形態にかかる電気貯湯容器における給湯温度制御について説明する。 【0037】ステップS1において所望の給湯温度Tsが給湯温度設定スイッチ49の操作により設定されたと判定されると、ステップS2において湯温センサー10Aおよび水温センサー10Bからの温度情報(即ち、湯温Thおよび水温Tc)がマイコン57に入力される。そして、ステップS3において設定給湯温度Ts、湯温Thおよび水温Tcに基づいて熱湯用ポンプ6Aおよび冷水用ポンプ6Bからの流量比cの演算がなされる。この流量比cは以下のようにして求められる。なお、ステップS1において否定判定された場合(即ち、給湯温度が設定されていない時)には、ステップS4に直接進む。 【0038】例えば、熱湯用容器3Aに98℃のお湯が保温貯湯され、冷水用容器3Bに20℃の冷水が貯水されている場合に、80℃のお湯を給湯したいときには、Ts=80℃、Th=98℃、Tc=20℃とされ、次式が成立する。ここで、x:熱湯の流量、y:冷水の流量98x+20y=80(x+y) これを解くと、x=3.3yとなる。つまり、流量比c=3.3となるのである。なお、前記x,yは、流量センサー20A,20Bからの検出信号数a,bに比例する。 【0039】ついで、ステップS4において給湯スイッチ44がON操作されたと判定されると、ステップS5において流量比c=0(即ち、初期値)か否かの判定がなされ、ここで、否定判定された場合(即ち、c≠0と判定された場合)には、ステップS6以下のフローチャートが実行される。なお、ステップS4において否定判定された場合には、以下の制御が省略されてステップS1へリターンする。 【0040】ステップS6においては冷水用ポンプ6Bの駆動が開始され、ステップS7において予め設定された時間tsが経過したと判定されるのを待って、ステップS8において熱湯用ポンプ6Aが駆動開始される。このように、冷水用ポンプ6Bの駆動開始と熱湯用ポンプ6Aの駆動開始とに時差をもたせた理由は、構造上から熱湯用ポンプ6Aから合流部32までの距離と冷水用ポンプ6Bから合流部32までの距離とに大きな差ができるため、ポンプ駆動開始時期に時差をもたせることで、冷水と熱湯とが合流部32で同時に合流できるようにするためである。従って、前記時間tsは、製造段階で上記距離の差に基づいて予め決定される。ところで、実際の電気貯湯容器においては、ポンプ6A,6Bから流量センサー20A,20Bまでの距離は略等しくなるように設計されるため、熱湯用流量センサー20Aから合流部32までの距離と冷水用センサー20Bから合流部32までの距離との差に対応させてポンプ駆動開始時期に時差をもたせればよい。なお、熱湯用ポンプ6Aから合流部32までの距離と冷水用ポンプ6Bから合流部32までの距離とに差がない場合には、ポンプ6A,6Bを同時に駆動開始するようにすればよい。 【0041】ついで、ステップS9において冷水用流量センサー20Bからの出力信号数bがマイコン57に入力されると、ステップS10において熱湯用流量センサー20Aの出力信号数aがマイコン57においてa=cbに基づいて演算され、ステップS11において熱湯用ポンプ6Aの出力制御が行われる。この出力制御は、熱湯用流量センサー20Aからの検出出力信号数a′が前記出力信号数aより大きい場合には熱湯用ポンプ6Aの出力を下げ、検出出力信号数a′が前記出力信号数aより小さい場合には熱湯用ポンプ6Aの出力を上げることにより行われる。この熱湯用ポンプ6Aの出力制御は、ステップS12において給湯スイッチ44がOFF操作されたと判定されるまで継続され、ステップS12において給湯スイッチ44がOFF操作されたと判定されると、ステップS13において流量比c=0にリセットされ、ステップS14において熱湯用および冷水用ポンプ6A,6Bの駆動が停止され、制御が終了する。 【0042】一方、ステップS5においてc=0と判定された場合(換言すれば、給湯温度の設定がなされなかった場合)、ステップS15において熱湯用ポンプ6Aが駆動開始されて熱湯用容器3Aからの熱湯の給湯(即ち、通常給湯)が行われる。この通常給湯は、ステップS16において給湯スイッチ44がOFF操作されたと判定されるまで継続され、ステップS16において給湯スイッチ44がOFF操作されたと判定されると、スイッチ17において熱湯用ポンプ6Aの駆動が停止され、制御が終了する。 【0043】なお、給湯温度設定スイッチ49により設定される給湯温度Tsは、熱湯用容器3Aにおける通常保温温度を超えないように規制されている。つまり、冷水の混合割合が0のとき(換言すれば、通常保温温度)が設定給湯温度Tsの上限となっているのである。 【0044】また、給湯温度設定スイッチ49により設定された給湯温度Tsでの給湯動作中に、該給湯動作の継続が困難な条件が発生した場合(例えば、冷水用容器の冷水が無くなった場合、冷水ポンプがキャビテーション等により駆動不良に陥った場合、熱湯用容器の熱湯が無くなった場合、熱湯用ポンプがキャビテーション等により駆動不良に陥った場合)には、熱湯用ポンプ6Aおよび冷水用ポンプ6Bの駆動が強制的に停止されるようになっている。このようにすると、安全性が確保できるとともに、使い勝手もよくなる。 【0045】上記したように、本実施の形態においては、給湯温度設定スイッチ49によりユーザの要求する給湯温度Tsが設定されると、給湯通路5Aを介して給湯される熱湯と前記給水通路5Bを介して給水される冷水とを合流させて吐出させることにより、設定給湯温度Tsのお湯が給湯されることとなる。従って、ユーザの要求する温度のお湯が速やかに給湯できることとなるのである。 【0046】第2の実施の形態図7および図8には、本願発明の第2の実施の形態にかかる電気貯湯容器における操作パネル部の平面図および電気的要素の結線状態を示すブロック図が示されている。 【0047】この場合、操作パネル部41には、所望の給湯量を設定する給湯量設定手段として作用する給湯量設定スイッチ71が追加設置されており、給湯温度制御と定量給湯制御とを併用することにより、所望の温度のお湯を所望の量だけ給湯できるようにしている。その他の構成は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。 【0048】ついで、図9に示すフローチャートを参照して、本願発明の第2の実施の形態にかかる電気貯湯容器における給湯温度制御について説明する。 【0049】ステップS1において所望の給湯温度Tsが給湯温度設定スイッチ49の操作により設定されるとともに、所望の給湯量Wsが給湯量設定スイッチ71の操作により設定されたと判定されると、ステップS2において湯温センサー10Aおよび水温センサー10Bからの温度情報(即ち、湯温Thおよび水温Tc)がマイコン57に入力される。そして、ステップS3において設定給湯温度Ts、湯温Thおよび水温Tcに基づいて熱湯用ポンプ6Aおよび冷水用ポンプ6Bからの流量比cの演算と、熱湯用容器3Aからの給湯量W1および冷水用容器3Bからの給水量W2の演算とがなされる。この流量比c、給湯量W1および給水量W2は以下のようにして求められる。なお、ステップS1において否定判定された場合(即ち、給湯温度が設定されていない時)には、ステップS4に直接進む。 【0050】例えば、熱湯用容器3Aに98℃のお湯が保温貯湯され、冷水用容器3Bに20℃の冷水が貯水されている場合に、80℃のお湯を400ml給湯したいときには、Ts=80℃、Th=98℃、Tc=20℃、Ws=400とされ、次式が成立する。 【0051】98W1+20W2=80(W1+W2) W1+W2=400これを解くと、W1=3.3W2、W1=308ml、W2=92mlとなる。つまり、流量比c=3.3となるのである。なお、前記W1,W2は、流量センサー20A,20Bからの検出信号数a,bに比例する。 【0052】ついで、ステップS4において給湯スイッチ44がON操作されたと判定されると、ステップS5において流量比c=0(即ち、初期値)か否かの判定がなされ、ここで、否定判定された場合(即ち、c≠0と判定された場合)には、ステップS6以下のフローチャートが実行される。なお、ステップS4において否定判定された場合には、以下の制御が省略されてステップS1へリターンする。 【0053】ステップS6においては冷水用ポンプ6Bの駆動が開始され、ステップS7において予め設定された時間tsが経過したと判定されるのを待って、ステップS8において熱湯用ポンプ6Aが駆動開始される。このように、冷水用ポンプ6Bの駆動開始と熱湯用ポンプ6Aの駆動開始とに時差をもたせた理由は、構造上から熱湯用ポンプ6Aから合流部32までの距離と冷水用ポンプ6Bから合流部32までの距離とに大きな差ができるため、ポンプ駆動開始時期に時差をもたせることで、冷水と熱湯とが合流部32で同時に合流できるようにするためである。従って、前記時間tsは、製造段階で上記距離の差に基づいて予め決定される。ところで、実際の電気貯湯容器においては、ポンプ6A,6Bから流量センサー20A,20Bまでの距離は略等しくなるように設計されるため、熱湯用流量センサー20Aから合流部32までの距離と冷水用センサー20Bから合流部32までの距離との差に対応させてポンプ駆動開始時期に時差をもたせればよい。なお、熱湯用ポンプ6Aから合流部32までの距離と冷水用ポンプ6Bから合流部32までの距離とに差がない場合には、ポンプ6A,6Bを同時に駆動開始するようにすればよい。 【0054】ついで、ステップS9において冷水用流量センサー20Bからの出力信号数bがマイコン57に入力されると、ステップS10において熱湯用流量センサー20Aの出力信号数aがマイコン57においてa=cbに基づいて演算され、ステップS11において熱湯用ポンプ6Aの出力制御が行われる。この出力制御は、熱湯用流量センサー20Aからの検出出力信号数a′が前記出力信号数aより大きい場合には熱湯用ポンプ6Aの出力を下げ、検出出力信号数a′が前記出力信号数aより小さい場合には熱湯用ポンプ6Aの出力を上げることにより行われる。この熱湯用ポンプ6Aの出力制御は、ステップS12において熱湯用流量センサー20Aの出力信号数aが給湯量W1に対応する値にまで達し且つ冷水用流量センサー20Bの出力信号数bが給水流量W2に対応する値にまで達したと判定されるまで継続され、ステップS12において肯定判定されると、ステップS13において流量比c=0にリセットされ、ステップS14において熱湯用および冷水用ポンプ6A,6Bの駆動が停止され、制御が終了する。 【0055】一方、ステップS5においてc=0と判定された場合(換言すれば、給湯温度の設定がなされなかった場合)、ステップS15において熱湯用ポンプ6Aが駆動開始されて熱湯用容器3Aからの熱湯の給湯(即ち、通常給湯)が行われる。この通常給湯は、ステップS16において給湯スイッチ44がOFF操作されたと判定されるまで継続され、ステップS16において給湯スイッチ44がOFF操作されたと判定されると、スイッチ17において熱湯用ポンプ6Aの駆動が停止され、制御が終了する。 【0056】なお、給湯温度設定スイッチ49により設定される給湯温度Tsは、熱湯用容器3Aにおける通常保温温度を超えないように規制されている。つまり、冷水の混合割合が0のとき(換言すれば、通常保温温度)が設定給湯温度Tsの上限となっているのである。 【0057】また、給湯温度設定スイッチ49により設定された給湯温度Tsでの給湯動作中に、該給湯動作の継続が困難な条件が発生した場合(例えば、冷水用容器の冷水が無くなった場合、冷水ポンプがキャビテーション等により駆動不良に陥った場合、熱湯用容器の熱湯が無くなった場合、熱湯用ポンプがキャビテーション等により駆動不良に陥った場合)には、熱湯用ポンプ6Aおよび冷水用ポンプ6Bの駆動が強制的に停止されるようになっている。このようにすると、安全性が確保できるとともに、使い勝手もよくなる。 【0058】上記したように、本実施の形態においては、給湯温度設定スイッチ49および給湯量設定スイッチ71によりユーザの要求する給湯温度Tsおよび給湯量Wsが設定されると、給湯通路5Aを介して給湯される熱湯の所定量W1と前記給水通路5Bを介して給水される冷水の所定量W2とを合流させて吐出させることにより、所望の温度Tsのお湯が所望の量Wsだけ給湯されることとなる。従って、ユーザの要求する温度のお湯が所望の量だけ速やかに給湯できることとなるのである。 【0059】上記各実施の形態においては、熱湯用ポンプ6Aおよび冷水用ポンプ6Bから給湯通路5Aと給水通路5Bとの合流部32までの距離の差に基づいて前記熱湯用ポンプ6Aと前記冷水用ポンプ6Bの駆動開始時期に差を設定するようにしているため、熱湯用ポンプ6Aおよび冷水用ポンプ6Bから前記合流部32までの距離に大きな差があったとしても、熱湯用ポンプ6Aによって圧送される熱湯と、冷水用ポンプ6Bによって圧送される冷水とが合流部32において同時に合流することとなり、給湯初期から所望の給湯温度のお湯を得ることができる。 【0060】また、給湯量の制御を、熱湯用ポンプ6Aの出力制御により行うようにしているので、熱湯用ポンプ6Aの回転数制御によって給湯量制御を行うことができることとなり、制御の内容を簡略化することができる。なお、給湯量の制御を、冷水用ポンプ6Bの出力制御により行うようにする場合もある。 【0061】また、給湯温度設定スイッチ49により設定される給湯温度Tsは、熱湯用容器3Aにおける通常保温温度を超えないように規制されている。つまり、冷水の混合割合が0のとき(換言すれば、通常保温温度)が設定給湯温度Tsの上限となっているのである。 【0062】なお、上記各実施の形態においては、熱湯用流量センサーと冷水用流量センサーの両方を備えた電気貯湯容器について説明したが、熱湯用流量センサーのみを備え、冷水側の給湯量は一定(即ち、冷水用ポンプの出力は一定)とし、熱湯用流量センサーにより測定した値に応じて熱湯用ポンプの出力制御を行って熱湯と冷水との混合割合を決定するようにしてもよく、また、冷水用流量センサーのみを備え、熱湯側の給湯量は一定(即ち、熱湯用ポンプの出力は一定)とし、冷水用流量センサーにより測定した値に応じて冷水用ポンプの出力制御を行って熱湯と冷水との混合割合を決定するようにしてもよい。 【0063】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、熱湯を貯湯する熱湯用容器と、該熱湯用容器を加熱する加熱手段と、前記熱湯用容器の湯温を検出する湯温検出手段と、前記熱湯用容器内の熱湯を熱湯用ポンプにより外部へ給湯する給湯通路と、冷水を貯水する冷水用容器と、該冷水用容器の水温を検出する水温検出手段と、前記冷水用容器内の冷水を冷水用ポンプにより外部へ給水する給水通路と、前記給湯通路を介して給湯される熱湯の流量を測定する熱湯用流量測定手段および前記給水通路を介して給水される冷水の流量を測定する冷水用流量測定手段の少なくとも一方とを備えた電気貯湯容器において、給湯温度を設定する給湯温度設定手段を付設するとともに、前記給湯通路を介して給湯される熱湯と前記給水通路を介して給水される冷水とを混合させて前記給湯温度設定手段で設定された温度のお湯を給湯するように構成して、給湯温度設定手段によりユーザの要求する給湯温度が設定されると、給湯通路を介して給湯される熱湯と前記給水通路を介して給水される冷水とを混合させることにより、設定給湯温度のお湯が給湯されるようになっているので、ユーザの要求する温度のお湯が速やかに給湯できるという効果がある。 【0064】請求項2の発明におけるように、請求項1記載の電気貯湯容器において、前記給湯温度設定手段により設定された給湯温度を、前記給湯通路を介して給湯される給湯量に対して前記給水通路を介して給水される冷水の混合割合により決定するようにした場合、給湯通路を介して給湯される給湯量に対する冷水の混合割合を調整するだけで、所望の給湯温度のお湯を容易に得ることができる。 【0065】請求項3の発明におけるように、請求項2記載の電気貯湯容器において、前記給湯量の制御を、前記熱湯用ポンプあるいは前記冷水用ポンプの出力制御により行うようにした場合、一方のポンプの回転数制御によって給湯量制御を行うことができることとなり、制御の内容を簡略化することができる。 【0066】請求項4の発明におけるように、請求項1、2および3のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、所望の給湯量を設定する給湯量設定手段を付設するとともに、該給湯量設定手段により給湯量が設定された場合には、前記給湯通路を介して給湯されるお湯の量と前記給水通路を介して給水される冷水の量との合計が設定給湯量となるように前記熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプの駆動制御を行うように構成した場合、所望の温度のお湯を所望の量だけ給湯することができ、使い勝手が極めて良好となる。 【0067】請求項5の発明におけるように、請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記給湯温度設定手段により設定される給湯温度を、前記熱湯用容器における通常保温温度を超えないように規制した場合、冷水の混合割合が0のとき(換言すれば、通常保温温度)が設定給湯温度の上限となる。 【0068】請求項6の発明におけるように、請求項1、2、3、4および5のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記熱湯用ポンプおよび前記冷水用ポンプから前記給湯通路と前記給水通路との合流部までの距離の差に基づいて前記熱湯用ポンプと前記冷水用ポンプの駆動開始時期に差を設定するように構成した場合、熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプから給湯通路と給水通路との合流部までの距離に大きな差があったとしても、熱湯用ポンプによって圧送される熱湯と、冷水用ポンプによって圧送される冷水とが給湯通路と給水通路との合流部において同時に合流することとなり、給湯初期から所望の給湯温度のお湯を得ることができる。 【0069】請求項7の発明におけるように、請求項1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記給水通路を、前記給湯通路における最上部位より下方の吐出側において合流させるように構成した場合、給水通路から給湯通路に合流した冷水がポンプの駆動停止時には必ず吐出側に流出することとなり、冷水が熱湯用容器側に逆流して湯温を低下させてしまうということがなくなる。 【0070】請求項8の発明におけるように、請求項1、2、3、4、5、6および7のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記給水通路における冷水用ポンプから合流部までの通路を、該冷水用ポンプ側に下り勾配となるように構成した場合、冷水用ポンプの駆動停止時には、給水通路における合流部より上流側に残存する冷水は冷水用ポンプ側(換言すれば、冷水用容器側)に戻って、次の給水に備えることとなる。 【0071】請求項9の発明におけるように、請求項1、2、3、4、5、6、7および8のいずれか一項記載の電気貯湯容器において、前記給湯温度設定手段により設定された給湯温度での給湯動作中に、該給湯動作の継続が困難な条件が発生した場合には前記熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプの駆動を強制的に停止するように構成した場合、給湯動作の継続が困難な条件が発生すると(例えば、冷水用容器の冷水が無くなった場合、冷水ポンプがキャビテーション等により駆動不良に陥った場合、熱湯用容器の熱湯が無くなった場合、熱湯用ポンプがキャビテーション等により駆動不良に陥った場合)、熱湯用ポンプおよび冷水用ポンプの駆動が強制的に停止され、安全性が確保できるとともに、使い勝手もよくなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003702 【氏名又は名称】タイガー魔法瓶株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市城東区蒲生2丁目1番9号
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| 【出願日】 |
平成13年12月17日(2001.12.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075731 【弁理士】 【氏名又は名称】大浜 博
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| 【公開番号】 |
特開2003−180523(P2003−180523A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月2日(2003.7.2) |
| 【出願番号】 |
特願2001−382738(P2001−382738) |
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