| 【発明の名称】 |
花の陳列用什器 |
| 【発明者】 |
【氏名】大野 栄三 【住所又は居所】東京都八王子市旭町1番1号 八王子ターミナルビル株式会社内
【氏名】市川 政紘 【住所又は居所】東京都八王子市旭町1番1号 八王子ターミナルビル株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】客が自分で選択するような販売方法であっても花が傷むのを防止できるとともに、花を自由に組み合わせて選択することも可能にする。
【解決手段】花(3)を投入する上端開口部(2)を有する筒状体(1)を複数相互に固定したものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 花を投入するための上端開口部を有する筒状体を複数相互に固定したことを特徴とする花の陳列用什器。 【請求項2】 前記筒状体は上端にいくにつれて断面積が大きいことを特徴とする請求項1記載の花の陳列用什器。 【請求項3】 前記筒状体は投入した花が観察できる透明な材質からなることを特徴とする請求項1または2記載の花の陳列用什器。 【請求項4】 前記筒状体は上端及び下端に開口部を有していることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の花の陳列用什器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は生花店における花の陳列用什器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】生花店における花の陳列は、大きな花器に花をまとめて投げ入れて陳列するのが一般的である。このような陳列方法の場合、客が自ら花を取り出したり花器に戻したりすると、花、特に花の蕾や葉が絡まりあって、たちまち花や蕾が折れたり葉が傷んで売り物にならなくなってしまうことが多い。従って、このような陳列方法をとる場合には、客に直接花を手に取ってもらうことはせず、店員が客の求めに応じて花を取り扱うのが一般的となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし店員が客の求めに応じて花を取り扱う方法では、店員の人件費がかさむため、花を1本、1本使い捨ての透明な袋に入れ、花器にまとめて入れて陳列することも行われている。この方法によれば、花は袋により保護されているため、客が直接花を手にとっても傷むことはないが、袋の口を拡げて花を入れる作業が必要で、その手間がかかるとともに使い捨ての袋の費用も嵩むこととなる。また、客によっては袋を剥がしてほしいと言う場合があり、花を傷めずに袋を剥がす作業にも手間がかかるという問題がある。 【0004】また、花を5本、或いは10本とまとめて透明な袋に入れて陳列することも行われているが、袋単位で販売することになるため、客の好みに応じて1本は赤、1本は黄色というように自由に花の組み合わせを選択することができないという問題がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決しようとするもので、客が自分で選択するような販売方法であっても花が傷むのを防止できるとともに、花を自由に組み合わせて選択することも可能な花の陳列用什器を提供することを目的とする。そのために請求項1の発明は、花を投入するための上端開口部を有する筒状体を複数相互に固定したことを特徴とする。請求項2の発明は、前記筒状体が上端にいくにつれて断面積が大きいことを特徴とする。請求項3の発明は、前記筒状体は投入した花が観察できる透明な材質からなることを特徴とする。請求項4の発明は、前記筒状体は上端及び下端に開口部を有していることを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は本発明の花の陳列用什器の基本的構成を説明する図である。1は花を投入するための筒状体で、材質はアクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)、塩化ビニール樹脂等の自己支持性を有するプラスチックフィルムやシートのほか、木材、金属、ガラス等を問わないが、投入した花が観察できるように透明であることが望ましい。筒状体1は、上端開口部2から花を投入したとき受ける力や花の重み、或いは人間が通常扱う程度の力が加わっても簡単に変形してしまわない自己支持性を有している必要があり、プラスチックフィルムやシートを用いる場合では、加工性や材料費等を考慮すると0.5mm〜3mm程度の厚みを有していることが望ましい。 【0007】筒状体1の断面は三角、五角、六角、八角等の多角形、円形、楕円形、紡錘形等からなっており、花の投入し易さ、取り出し易さを考慮すると、筒状体の上端にいくにつれて断面積を大きくすることが望ましいが、上端から下端まで同一断面積であってもよい。 【0008】また、筒状体1は基本的には花を1本入れる程度の断面積を有しているが、花の種類に応じて断面積の大きさは適宜選択すればよく、複数本入れて陳列したいような場合にも適宜大きさを選択すればよい。筒状体の長さも、図1(a)に示すように、花が全部入ってしまうような長さ、或いは図1(b)に示すように、花の上部が上に出るような長さ等花の種類に応じて適宜選択すればよい。 【0009】図2は複数の筒状体を組み合わせた陳列用什器を示す図である。各筒状体相互を接着剤などで一体化し、各筒状体に花を一本一本投げ込めるようにしたものである。もちろん、接着剤による一体化に代えて、筒状体相互を固定する固定具を用いて一体化してもよい。この陳列用什器を水の入った容器に入れて使用する場合には筒状体の下端は開口とし、陳列用什器自体に水を入れて使用する場合には筒状体の下端は開口ではなく塞がれている。なお、この例では各筒状体とも円形で上端にいくにつれて径を大きくしており、そのため下端面は各筒の中心線に対して傾斜し、その傾斜角は外側に配置される筒の方が内側に配置される筒よりも大きくして什器全体の下端面が平坦になるようにしている。花は、通常、葉や花、蕾が分岐し、茎の上方が下方より横断面でみて大きくなっているので、筒状体を上端部にいくにつれてその断面積を大きくすることにより、花を上方に引き抜く場合に抵抗が少なく、抜きやすくすることができる。 【0010】図3は本発明の陳列用什器の使用例を示す図で、図3(a)は円形断面の筒状体、図3(b)は矩形断面の筒状体の例を示す図である。この例では各筒状体の下端は開口し、水を入れた容器に陳列用什器を入れ、図示するように、筒状体のそれぞれに花を1本づつ投げ込んで陳列する。このように、筒状体に花を1本づつ入れることにより、隣の花と花や蕾、葉が絡みあうことが極めて少なくなる。なお、生花店に運ばれる花に水を上げる場合、花の種類に応じて茎の下端に挟みを入れたり、叩いたり、加熱した後に茎を水に浸している。挟みで裁断する場合は、花の下端部も綺麗なので陳列用什器に入れたとき花全体が見えた方がよく、一方、叩いたり、加熱する場合は、花の下端部は見栄えがよくないので見えない方がよい。従って、挟みで裁断する花の場合には、陳列用什器の各筒状体の底面は開口とせず、筒状体自体に水を入れて陳列用什器を他の容器に入れないように使うのが好ましい。一方、花の下端部の4栄えがよくない場合には、図3のように各筒状体の下端は開口として水を入れた容器に陳列用什器を入れて下端部を隠すように使うのが好ましい。 【0011】 【発明の効果】本発明の陳列用什器により以下のような効果が得られる。 ■筒状体に花を1本づつ入れることにより、隣の花と花や蕾、葉が絡みあうことが極めて少なくなる。 ■花は、通常、葉や花、蕾が分岐し、茎の上方が下方より横断面でみて大きくなっているので、筒状体を上端部にいくにつれてその断面積を大きくすることにより、花を上方に引き抜く場合に抵抗が少なく、抜きやすくなり、結果として客により抜いたり、戻されたりした場合でも傷むことが少なくなる。 ■客自身が選択する販売方法でも花が傷むことが少なくなり、しかも単品の花を自由に選んで買うことができるようになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】502119336 【氏名又は名称】八王子ターミナルビル株式会社 【住所又は居所】東京都八王子市旭町1番1号
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| 【出願日】 |
平成14年4月3日(2002.4.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092495 【弁理士】 【氏名又は名称】蛭川 昌信 (外8名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−290007(P2003−290007A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月14日(2003.10.14) |
| 【出願番号】 |
特願2002−101140(P2002−101140) |
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