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【発明の名称】 カード収容ストッパー
【発明者】 【氏名】林 光蔵
【住所又は居所】愛知県名古屋市天白区野並1丁目222番地 中日産業株式会社内

【要約】 【課題】最上段や最下段付近の棚にある商品についてのカードを顧客が通常の姿勢のままで楽に読み取ることができ、しかも、従業員等によるバーコード読み取り作業を比較的楽な姿勢で行うことができるようなカード収容ストッパーを提供すること。

【解決手段】一方のカード収容部10の板状部11の端部11aを係止溝102に差し込んで当該ストッパー1を商品陳列棚100に固定した場合、他方のカード収容部20は上向き状態となり、反対に、他方のカード収容部20の板状部21の端部21aを係止溝102に差し込んで当該ストッパー1を商品陳列棚100に固定した場合、一方のカード収容部10は下向き状態となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前部及び後部にそれぞれカード収容部、中央部に前記2つのカード収容部を接続する連結部を備えるカード収容ストッパーであって、各々のカード収容部は、略180°屈曲して互いに近接する一対の略平行な板状部により構成されるとともに、前端側及び後端側の板状部の端部は、商品陳列棚の前端部に形成された係止溝に選択的に差し込まれ当該ストッパーを商品陳列棚に固定する取付部を構成し、前記2つのカード収容部のうちいずれか一方のカード収容部の板状部の端部を前記係止溝に差し込んで当該ストッパーを商品陳列棚に固定した場合、他方のカード収容部は上向き状態となり、反対に、前記他方のカード収容部の板状部の端部を前記係止溝に差し込んで当該ストッパーを商品陳列棚に固定した場合、前記一方のカード収容部は下向き状態となることを特徴とするカード収容ストッパー。
【請求項2】 一体成形された透明なプラスチック材からなることを特徴とする請求項1記載のカード収容ストッパー。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列棚の前端部に固定され、商品のプライスカードなどカードを収容するとともに商品陳列棚から商品の落下を防止するカード収容ストッパーに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のカード収容ストッパー1は、図5に示すように、商品陳列棚の最上段から最下段までの全ての段の棚100に対して、カード収容部2を略垂直状態にして固定されていた。
【0003】このため、顧客が自分の目の位置から離れた最上段や最下段付近の棚にある商品についてのカードを見ようとする場合、通常の姿勢ではカードが読みにくいため、背伸びをしたり、屈むなどしてカードを読まなくてはならなかった。また、従業員等が最上段や最下段付近の棚にある商品についてのカードからそのバーコードをバーコードリーダーを用いて読み取る作業を行なう際、バーコードリーダーをカードに適切な角度で当てるために比較的窮屈な姿勢をとって読み取り作業を行わなくてはならなかった。
【0004】本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決し、最上段や最下段付近の棚にある商品についてのカードを顧客が通常の姿勢のままで楽に読み取ることができ、しかも、従業員等によるバーコード読み取り作業を比較的楽な姿勢で行うことができるようなカード収容ストッパーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカード収容ストッパーは、前部及び後部にそれぞれカード収容部、中央部に前記2つのカード収容部を接続する連結部を備えるカード収容ストッパーであって、各々のカード収容部は、略180°屈曲して互いに近接する一対の略平行な板状部により構成されるとともに、前端側及び後端側の板状部の端部は、商品陳列棚の前端部に形成された係止溝に選択的に差し込まれ当該ストッパーを商品陳列棚に固定する取付部を構成し、前記2つのカード収容部のうちいずれか一方のカード収容部の板状部の端部を前記係止溝に差し込んで当該ストッパーを商品陳列棚に固定した場合、他方のカード収容部は上向き状態となり、反対に、前記他方のカード収容部の板状部の端部を前記係止溝に差し込んで当該ストッパーを商品陳列棚に固定した場合、前記一方のカード収容部は下向き状態となることを特徴とする。
【0006】本発明のカード収容ストッパーは、最上段付近の商品陳列棚に固定する場合には、前記他方のカード収容部側を商品陳列棚に固定するようにして前記一方のカード収容部を下向き状態となるようにし、また、最下段付近の商品陳列棚に固定する場合には、前記一方のカード収容部側を商品陳列棚に固定するようにして前記他方のカード収容部を上向き状態となるようにする。これにより、顧客は最上段や最下段付近の商品陳列棚にある商品についてのカードを通常の楽な姿勢のままで読み取ることができるとともに、従業者等は、比較的楽な姿勢でバーコードの読み取り作業を行うことができる。
【0007】また、本発明のカード収容ストッパーは、一体成形された透明なプラスチック材からなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0009】図1は、一実施形態に係るカード収容ストッパーの一部の斜視図、図2は、一使用態様を示す断面図、図3は、他の使用態様を示す断面図、図4は、商品陳列棚への使用方法を示す側面図である。
【0010】図1〜図4において、カード収容ストッパー1は、商品陳列棚100の前端部101に固定され、商品のプライスカードなどカード200を収容するとともに商品陳列棚100から商品の落下を防止するものである。
【0011】カード収容ストッパー1は、一体成形された透明なプラスチック材からなる。カード収容ストッパー1は、図1に示すように、前部及び後部にそれぞれカード収容部10,20、中央部に2つのカード収容部10,20を接続する連結部30を備える。各々のカード収容部10,20は、略180°屈曲して互いに近接する一対の略平行な板状部11と12,21と22により構成される。前端側及び後端側の板状部11,21の端部11a,21aは、商品陳列棚100の前端部101に形成された係止溝102に選択的に差し込まれ当該ストッパー1を商品陳列棚100に固定する取付部を構成する。図3に示すように、2つのカード収容部10,20のうちいずれか一方のカード収容部10の板状部11の端部11aを係止溝102に差し込んで当該ストッパー1を商品陳列棚100に固定した場合、他方のカード収容部20は上向き状態となり、反対に、図2に示すように、他方のカード収容部20の板状部21の端部21aを係止溝102に差し込んで当該ストッパー1を商品陳列棚100に固定した場合、一方のカード収容部10は下向き状態となる。
【0012】図4に示すように、カード収容ストッパー1は、最上段付近の商品陳列棚100Aに固定する場合には、他方のカード収容部20側を商品陳列棚100Aに固定するようにして一方のカード収容部10を下向き状態となるようにし、また、最下段付近の商品陳列棚100Bに固定する場合には、一方のカード収容部10側を商品陳列棚100Bに固定するようにして他方のカード収容部20を上向き状態となるようにする。これにより、顧客は最上段や最下段付近の商品陳列棚100A,100Bにある商品についてのカード200を通常の楽な姿勢のままで読み取ることができるとともに、従業者等は、比較的楽な姿勢でバーコードの読み取り作業を行うことができる。
【0013】なお、図2及び図3に示すように、商品陳列棚100の係止溝102の前方に位置する凸部103を利用し、この凸部103を取付側のカード収容部10,20の間に入れることにより、下向き角度を緩やかなものにし、また、上向き角度を急にすることができる。このような角度調整により、最上段付近に固定されるカード収容ストッパー1に対して要求される比較的小さな下向き角度と、最下段付近に固定されるカード収容ストッパー1に対して要求される比較的大きな上向き角度とを同時に得ることができるようになる。
【0014】
【発明の効果】本発明のカード収容ストッパーによると、最上段や最下段付近の棚にある商品についてのカードを顧客が通常の姿勢のままで楽に読み取ることができ、しかも、従業員等によるバーコード読み取り作業を比較的楽な姿勢で行うことができるようになる。
【出願人】 【識別番号】000213138
【氏名又は名称】中日産業株式会社
【住所又は居所】愛知県名古屋市天白区野並1−222
【出願日】 平成14年4月17日(2002.4.17)
【代理人】 【識別番号】100076473
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 昭夫 (外1名)
【公開番号】 特開2003−304955(P2003−304955A)
【公開日】 平成15年10月28日(2003.10.28)
【出願番号】 特願2002−115116(P2002−115116)