| 【発明の名称】 |
ベッド下収納庫の係止構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】故島 利治 【住所又は居所】大阪府富田林市若松町東3丁目3番12号 生興株式会社南大阪工場内
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| 【要約】 |
【課題】簡単な操作でベッドとベッド下収納庫を係脱できるようにしたベッド下収納庫の係止構造を提供することを目的する。
【解決手段】キャスター10を下面に取り付けた引出し式のベッド下収納庫7をベッドに係脱自在とするベッド下収納庫の係止構造であって、閂片2を上下に摺動可能に取り付けた閂片支持体をベッドのフレームFに取付け、ベッド下収納庫7に閂片2の先部が嵌入する閂片受け孔8aを設けたベッド下収納庫の係止構造とした。閂片2を上げればベッドとの係止が解け、ベッド下収納庫7がキャスター10により移動可能になり、閂片2を下ろして閂片2の先部を閂片受け孔8aに嵌入させると、ベッド下収納庫7がベッドに係止される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 キャスター(10)を下面に取り付けた引出し式のベッド下収納庫(7)をベッドに係脱自在とするベッド下収納庫の係止構造であって、閂片(2)を上下に摺動可能に取り付けた閂片支持体をベッドのフレーム(F)に取付け、ベッド下収納庫(7)に閂片(2)の先部が嵌入する閂片受け孔(8a)を設けたことを特徴とするベッド下収納庫の係止構造。 【請求項2】 閂片受け孔(8a)を形成した閂片受け金具(8)をベッド下収納庫(7)の上面に取り付けていることを特徴とする請求項1記載のベッド下収納庫の係止構造。 【請求項3】 閂片(2)に、閂片支持体から抜け落ちないようにする抜け止め用ビス(9)を取り付けると共に、抜け止め用ビス(9)を取付け可能とするネジ穴(2d)を高さを変えて複数個設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のベッド下収納庫の係止構造。 【請求項4】 閂片(2)に、外側水平方向に突出する把手(1)を取り付けたことを特徴とする請求項1,2又は3記載のベッド下収納庫の係止構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、ベッドと床面との間に生ずる隙間を利用したキャスター付きの引出し式ベッド下収納庫に関し、特にベッドとベッド下収納庫を係脱自在とする係止構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、ベッドと床面との間に生ずる隙間を利用したキャスター付きのベッド下収納庫はあった(例えば、実開平7−236549号)。 【0003】この従来のベッド下収納庫は、ベッド下に入る高さの箱体からなり、上側に蓋板を蝶着し、下面に床面上を移動可能とするキャスターを取り付けたものであった。このベッド下収納庫の中には、小物雑貨、衣類、シーツ等の寝具類を収納できるようになっている。 【0004】この従来のベッド下収納庫は、上開きであるため、収納物を出し入れするときには収納庫をベッドの下から引き出さねばならず、面倒であるという問題点があった。 【0005】そこで、出願人は、収納庫をベッドの下から引き出さなくても収納物を出し入れできる引出し式のベッド下収納庫を発明したが、下面にキャスターを取り付けているため収納庫が移動しやすく、引出しを出し入れすると、僅かであるが収納庫本体まで引き出されてくるという問題点や、僅かな力がかかることによりベッド下から飛び出すことがあり、危険な場合があるという問題点があった。 【0006】一方、前記問題点を解決するためにキャスターをなくすと、ベッドの下を掃除するときに収納庫が邪魔になるという問題点が生じた。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明では、簡単な操作でベッドとベッド下収納庫を係脱できるようにしたベッド下収納庫の係止構造を提供することを目的する。 【0008】 【課題を解決するための手段】そのため、この発明では、キャスター10を下面に取り付けた引出し式のベッド下収納庫7をベッドに係脱自在とするベッド下収納庫の係止構造であって、閂片2を上下に摺動可能に取り付けた閂片支持体をベッドのフレームFに取付け、ベッド下収納庫7に閂片2の先部が嵌入する閂片受け孔8aを設けたベッド下収納庫の係止構造とした。 【0009】このようにすれば、閂片2を上げればベッドとの係止が解け、ベッド下収納庫7がキャスター10により移動可能になり、閂片2を下ろして閂片2の先部を閂片受け孔8aに嵌入させると、ベッド下収納庫7がベッドに係止される。 【0010】請求項2に記載の発明では、前記構成に加え、閂片受け孔8aを形成した閂片受け金具8をベッド下収納庫7の上面に取り付けたものとした。 【0011】このようにすれば、閂片受け金具8をベッド下収納庫7の側面に取り付けた場合に比べ、ベッド下収納庫7を外したときにベッドの枠フレームの下側から閂片2の突出している量が少なくなる。 【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1又は2記載の構成に加え、閂片2に閂片支持体から抜け落ちないようにする抜け止め用ビス9を取り付けると共に、抜け止め用ビス9を取付け可能とするネジ穴2dを高さを変えて複数個設けたものとした。 【0013】このようにすれば、ベッドの高さが多少違っていても抜け止め用ビス9を取り付ける位置を変えることにより、閂片2の上下に摺動する距離を変えることができるので、いろいろな高さのベッドに対応できるようになる。 【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1,2又は3記載の構成に加え、閂片2に、外側水平方向に突出する把手1を取り付けたものとした。 【0015】このようにすれば、外側水平方向に突出する把手1を持って閂片2を上下に摺動させることができるようになる。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、この発明のベッド下収納庫の係止構造について図1〜図4の図面に基づいて説明する。 【0017】図1は、この発明のベッド下収納庫の係止構造を示す説明図であり、図2はベッドの側部の枠フレームに閂片を取り付けた状態を示す断面図である。 【0018】符号1は、金属製の丸棒をコの字状に折り曲げ、さらに右側の先部を右に、左側の先部を左に90度折り曲げて形成された把手であり、把手1の両端にはそれぞれ閂片2,2が溶接されて取り付けられている。さらに、把手1のコの字状に形成された部分は閂片2より外側水平方向に突出するようになっている。 【0019】閂片2は、垂直板部2aと水平板部2bからなるL字形に形成された閂片支持部と、水平板部2bの先端より下方に折り曲げて垂設された閂部2cからなり、垂直板部2aには、水平板部2bからの高さを変えて複数個のネジ穴2dが形成されている。 【0020】符号3は、ベッドの枠フレームFの外側面と下側面と上側面を覆うコの字形の閂片取付用外側金具であり、下側板部3aと上側板部3bには、固定用ネジ5を挿通可能なネジ挿通孔3c,3dが穿設されており、固定用ネジ5は後述する閂片取付用内側金具4のネジ穴4c,4dと螺合するようになっている。さらに、閂片取付用外側金具3の下側板部3aには、閂片2の垂直板部2aを挿通可能な垂直板部挿通孔3eが形成されている。 【0021】符号4は、コの字形に形成された閂片取付用内側金具であり、閂片取付用外側金具3の下側板部3aと上側板部3bの間に嵌入され、ベッドの枠フレームFの内側の面を押さえるものである。閂片取付用内側金具4の下側板部4aには、閂片2の垂直板部2aを挿通可能な垂直板部挿通孔4bが形成されている。さらに、閂片取付用内側金具3の上下方向略中央には、水平方向に突出するガイド金具6が取り付けられており、ガイド金具6には垂直板部挿通孔6aが形成されている。 【0022】このように、この発明では閂片取付用外側金具3、閂片取付用内側金具4、固定用ネジ5、ガイド金具6により閂片支持体を構成している。 【0023】ベッド下収納庫7は、側面の一方が開放された長方形の箱形に形成され、下面に4つのキャスター10を取り付けた本体7aと、本体7aに挿脱自在に取り付けられた引出し7bからなるものであり、本体7aの前部上面には閂片受け金具8を取り付けている。 【0024】閂片受け金具8は、金属板を折曲して形成されたものであり、閂片2の閂部2cに対応する位置に、閂部2cの先を嵌入可能な閂片受け孔8aを2個形成している。 【0025】図2に示すように、閂片取付用外側金具3と閂片取付用内側金具4でベッドの枠フレームFを挟持し、固定用ネジ5で閂片取付用外側金具3と閂片取付用内側金具4を止めると、閂片取付用外側金具3、閂片取付用内側金具4の垂直板部挿通孔3c,4bの位置が合う。 【0026】閂片2の垂直板部2aを、閂片取付用外側金具3、閂片取付用内側金具4、ガイド金具6の垂直板部挿通孔3c,4b,6aに、下側から挿通し、適宜位置のネジ穴2dに抜け止め用ビス9を取り付けると、閂片2のベッドへの取付けが完了する。 【0027】この発明のベッド下収納庫の係止構造は、このように構成されており、閂片2は閂片2に取り付けられた把手1を持って操作される。 【0028】把手1を上にあげれば、閂片2の閂部2cの先部が閂片受け金具8の閂片受け孔8aから離脱し、ベッド下収納庫7は図3に示すようにキャスター10により移動可能となる。 【0029】把手1を下げ、閂片2の閂部2cの先を閂片受け金具8の閂片受け孔8aに嵌入させれば、ベッド下収納庫7は図4に示すようにベッドに係止され、移動できなくなる。 【0030】以上が実施例であり、ベッド下収納庫7に閂片受け孔8aを形成した閂片受け金具8を取り付けた例を示したが、ベッド下収納庫7に閂片受け孔8aを直接形成して実施することもできるし、ベッド下収納庫7の上面でなく、側面に形成することもできる。 【0031】この実施例では、閂片支持体を閂片取付用外側金具3、閂片取付用内側金具4、固定用ネジ5、ガイド金具6で構成した例を示したが、閂片2を上下に摺動可能に取り付ける構造であれば適宜変更することができる。 【0032】 【発明の効果】以上のように、この発明のベッド下収納庫の係止構造では、閂片2を上げればベッドとの係止が解け、ベッド下収納庫7がキャスター10により移動可能になり、閂片2を下ろして閂片2の先部を閂片受け孔8aに嵌入させると、ベッド下収納庫7がベッドに係止されるようになっているので、簡単にベッド下収納庫7を係脱できる便利なものである。 【0033】請求項2に記載の発明では、前記構成に加え、閂片受け孔8aを形成した閂片受け金具8をベッド下収納庫7の上面に取り付けているものとすれば、閂片受け金具8をベッド下収納庫7の側面に取り付けた場合に比べ、ベッド下収納庫7を外したときにベッドの枠フレームの下側から閂片2の突出している量が少なくなるので、ベッド下収納庫7を外した場合にも閂片2が邪魔にならない。 【0034】請求項3に記載の発明では、請求項1又は2記載の構成に加え、閂片2に閂片支持体から抜け落ちないようにする抜け止め用ビス9を取り付けると共に、抜け止め用ビス9を取付け可能とするネジ穴2dを高さを変えて複数個設けており、ベッドの高さが多少違っていても抜け止め用ビス9の位置を変えることにより、閂片2の上下に摺動する距離を変えることができるので、いろいろな高さのベッドに対応できるようになる。 【0035】請求項4に記載の発明では、請求項1,2又は3記載の構成に加え、閂片2に、外側水平方向に突出する把手1を取り付けているものとしており、閂片2を上下に摺動させやすくなり、ベッド下収納庫7の係脱が容易になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】392016395 【氏名又は名称】生興株式會社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区本町1丁目8番12号
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| 【出願日】 |
平成14年4月17日(2002.4.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072213 【弁理士】 【氏名又は名称】辻本 一義
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| 【公開番号】 |
特開2003−304947(P2003−304947A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月28日(2003.10.28) |
| 【出願番号】 |
特願2002−114761(P2002−114761) |
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