トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 積み上げ可能な簡易ベッドおよび当該簡易ベッド用コーナー要素
【発明者】 【氏名】ベルトラン ヴァニュロン

【要約】 【課題】コーナー要素(2)によって互いに結合されて全体として四角形のフレームを形成する細長い長手要素および横手要素(3、4)の間にシーツ(5)を張り渡した構成を持つ積み上げ可能な簡易ベッドを提供する。

【解決手段】各コーナー要素(2)は、その下面に足(6)を備え、その上面に、前記足と軸揃えされる垂直凹部(7)を備え、この凹部は、前記ベッドに積み上げられる同型の別のベッド(1)の同様の足(6)を受容するための凹部である。各コーナー要素(2)は、相互に結合される上方部分(10)と下方部分(11)とを有する。前記凹部(7)は前記上方部分(10)に形成され、かつ、上方部分は、外方に開き、凹部(7)の実質的に全高に渡って延び、かつ、上方で開口する垂直スロット状の側方開口を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コーナー要素(2)によって互いに結合される細長い長手要素および横手要素(3、4)の間に張り渡されたシーツ(5)を備え、各コーナー要素は、前記長手要素と横手要素(3、4)の受容・確保のために2個の穴を設け、これによって共同して全体として四角形のフレームを形成し、各コーナー要素は、その下面に足(6)を備え、その上面に、前記足と軸揃えされる垂直凹部(7)を備え、この凹部は、前記ベッドに積み上げられる同型の別のベッド(1)の同様の足(6)を受容するための凹部であり、各コーナー要素(2)は、上方部分(10)と下方部分(11)とが相互に結合された積み上げ可能な簡易ベッドにおいて、前記足(6)を受容する前記凹部は前記上方部分(10)に形成され、かつ、上方部分は、外方に開き、前記凹部(7)の実質的に全高に渡って延び、かつ、上方で開口する垂直スロット状の側方開口(12)を備えることを特徴とする積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項2】 前記側方開口(12)の幅は、上部ベッドの足(6)が前記凹部(7)に側方不動に保持され、外方移動ができないように選ばれることを特徴とする、請求項1記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項3】 前記上方部分(10)と前記下方部分(11)とは、単一部品から形成されることを特徴とする、請求項1または2記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項4】 前記上方部分(10)と前記下方部分(11)が、ベッド組み立て時において相互に結合される二つの別々の部品から形成されることを特徴とする、請求項1または2記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項5】 前記凹部(7)には前記上方部分(10)の雄部材(13)が設けられ、この雄部材は、前記下方部分(11)の雌部材(14)と形態的に嵌合し、この雌部材は、前記凹部(7)の側方開口(12)に一致する側方開口(15)を備えることを特徴とする、請求項4記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項6】 前記足(6)が中空である積み上げ可能な簡易ベッドにおいて、上方部分(10)の前記雄部材(13)は、その下端に、前記上方部分と下方部分(10、11)を組み合わせた場合、前記足(6)を上方に閉鎖する底部を形成する横手要素(16)を備えることを特徴とする、請求項5記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項7】 前記上方部分(10)と前記下方部分(11)とは、一つのコーナー領域(22)において、シーツ(5)の表裏面に配される、それぞれ、上部薄片(20)と下部薄片(21)を備えることを特徴とする請求項2から6のいずれか一項記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項8】 前記上部薄片(20)は、その下面に保持手段を備え、この手段は、前記下部薄片(21)の上面に配される保持手段と協調して前記シーツ(5)を保持することを特徴とする、請求項7記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項9】 前記上部薄片(20)は、前記下部薄片(21)の方に傾斜しており、そのために、第一部分および第二部分(10、11)とが組み合わされた場合、下部薄片と共に、前記シーツ(5)に対する前記保持手段を形成することになることを特徴とする、請求項8記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項10】 前記上方部分(10)は、前記凹部(7)の前記側方開口(12)の対向面に延長する外縁(23)を備え、この外縁は、前記二つの部分(10、11)の組み合わせ工程時にはガイド手段を構成し、前記二つの部分が組み合わされた後では保護手段を構成することを特徴とする、請求項4から9のいずれか一項記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項11】 前記コーナー要素(2)の前記上方部分および下方部分(10、11)は、ネジ結合手段(27)によって互いに結合・固定されることを特徴とする、請求項3から10のいずれか一項記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項12】 各足は、その自由端に、ローラー(30)確保用穴(29)を備えることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項記載の積み上げ可能な簡易ベッド。
【請求項13】 下面に足(6)を備え、上面に、前記足と軸揃えされる垂直凹部(7)を備え、この凹部は、同型の別のコーナー要素(2)の同様の足(6)を受容するための凹部を構成し、さらに、細長い長手・横手要素(3、4)を受容・確保し、それによってフレームを形成するための2個の穴を備え、前記コーナー要素は、上方部分(10)と下方部分(11)とが相互に結合された積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素において、前記凹部(7)は前記上方部分(10)に形成され、かつ、上方部分は、外方に開き、凹部(7)の実質的に全高に渡って延び、かつ、上方で開口する垂直スロット状の側方開口(12)を備えることを特徴とする、積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【請求項14】 前記側方開口(12)の幅は、別のコーナー要素(2)の足(6)が前記凹部(7)に側方不動に保持され、外方移動ができないように選ばれることを特徴とする、請求項13記載の積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【請求項15】 前記上方部分(10)と前記下方部分(11)とは、単一部品から形成されることを特徴とする、請求項13または14記載の積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【請求項16】 前記上方部分(10)と前記下方部分(11)が、ベッド組み立て時において相互に結合される二つの別々の部品から形成されることを特徴とする、請求項13または14記載の積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【請求項17】 受容のための前記凹部(7)には前記上方部分(10)の雄部材(13)が設けられ、この雄部材は、前記下方部分(11)の雌部材(14)と形態的に嵌合し、この雌部材は、前記凹部(7)の側方開口(12)に一致する側方開口(15)を備えることを特徴とする、請求項13または14記載の積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【請求項18】 前記上方部分(10)と前記下方部分(11)とは、シーツ(5)の表裏面に配される、それぞれ、上部薄片(20)と下部薄片(21)を備えることを特徴とする請求項13から17のいずれか一項記載の積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【請求項19】 前記上部薄片(20)は、その下面に保持手段を備え、この手段は、前記下部薄片(21)の上面に配される保持手段と協調して前記シーツ(5)を保持することを特徴とする、請求項18記載の積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【請求項20】 前記上部薄片(20)は、前記下部薄片(21)の方に傾斜しており、そのために、第一部分および第二部分(10、11)とが組み合わされた場合、下部薄片と共に、前記シーツ(5)に対する前記保持手段を形成することになることを特徴とする、請求項19記載の積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【請求項21】 前記上方部分(10)は、前記凹部(7)の前記側方開口(12)の対向面に延長する外縁(23)を備え、この外縁は、前記二つの部分の組み合わせ工程時にはガイド手段を構成し、前記二つの部分(10、11)が組み合わされた後では保護手段を構成することを特徴とする、請求項13から20のいずれか一項記載の積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【請求項22】 前記足(6)は、その自由端に、ローラー(30)確保用穴(29)を備えることを特徴とする、請求項13から21のいずれか一項記載の積み上げ可能な簡易ベッド用コーナー要素。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積み上げ可能な簡易ベッドおよび積み上げ可能な簡易ベッド用のコーナー要素に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このタイプの積み上げ可能な簡易ベッドは、育児センター、デイケアセンター、および、保育園ではよく使用される。この簡易ベッドは、長手要素と横手要素とがコーナーによって結合されて形成される全体として四角形のフレームの上に布を張り渡したものとして構成される。
【0003】各コーナー要素は、その下面に一本の足を、その上面には、この足と軸の揃った凹部を備えるが、この凹部は、第一のベッドに積み重ねられるべきさらに別のベッドの同様の足を受容するように構成される。ある既知のベッドでは、足は全体として円筒形をしており、凹部も全体として円筒形ではあるが、足の輪郭にたいして若干の遊びを備えており、これによって、複数の簡易ベッド相互の積み上げが容易になるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この構造は大体のところ満足すべきものではあるが、これらの凹部によって形成される穴が、幼児にたいしてある種の危険となることがある。なぜなら、このような幼児は手をまたは物品を穴の中に差し入れることがあるが、それが幼児を傷つける可能性がある。もしも手が穴の中に留まったままで、幼児がバランスを失って倒れるようなことがあれば、実際に骨折の起こる危険性がある。このため、コーナー要素ではこのような穴の形成を回避することが望ましい。
【0005】この型の簡易ベッドとして、コーナー要素が、上方部分と下方部分の二つの部分から成り、この両部分が相互に結合されるものが知られている。この簡易ベッドの各コーナー要素では、そのベッドに積み重ねられる上部ベッドの足を受容する凹部は、事実上、下方部分の、その開口が上方に向けられた中空足、および、凹部の残余部分と軸の揃った上方部分の穴とから形成される。
【0006】この簡易ベッドは前述の欠点を有する他に、コーナー要素は、その外方に向けられた辺縁全体に渡って、望ましくない接合部を備えることになる。なぜなら、もしも組み合わせられた表面同士が完全に軸揃えされていない場合、必ずやや突出する辺縁が生じ、これが危険を構成する可能性があるからである。さらに、このような接合部を見ると、子供等はその中に薄刃を差し込む誘惑に駆られるものであるから、遊び時間に子供等に重傷を負わせる可能性がある。
【0007】さらに、別の簡易ベッドで、コーナー要素は外表面に単に肩部を含むだけで、積み上げられると簡易ベッドの足がその肩部に当接するようになるものも知られている。この場合、簡易ベッドが積み上げられた場合、足は個々にその位置に固定されていない。これらの簡易ベッドが結果的に固定されるのは、ベッドのフレームを形成する要素によって相互に結合されるためである。
【0008】この型の簡易ベッドの欠点は、これらコーナー領域には、金属板とコーナー要素の間に、隙間が、悪くすると細長い穴が形成されるということである。この欠点は、前述のものと同じ理由に基づいて回避すべきである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、前述の従来の簡易ベッドの欠点を克服した簡易ベッドおよびコーナー要素を供給することである。さらにこの発明では、部品の機械加工を要せず、かつ、従来組み立てに必要とされた金属挿入体を用いないので、より安価な生産が可能である。本発明ではさらに、その構成要素をより簡単に組み立てることによってベッドの作成が可能である。
【0010】本発明の目的は、積み上げ可能な簡易ベッドであって、コーナー要素によって相互に結合された長手要素と横手要素の間に布のシーツを張り渡して構成されるベッドである。このベッドでは、各コーナー要素は、前記相互に結合されて全体として四角形のフレームを形成する長手要素と横手要素とを受容・確保するための、2個の水平孔を備え、各コーナー要素は、その下面に足を、その上面に、前記足と軸揃えされ、かつ、前記ベッドの上に積み上げられる同じ型の別のベッドの同様の足を受容するための垂直凹部を備え、各コーナー要素は相互に結合される上方部分と下方部分を備え、ここに、足を受容するための前記凹部は前記上方部分に形成され、かつ、この凹部は上方に開口するものであるが、また、外方に向いて開口し、実質的にその全高に渡って延びる垂直スロット状の側方開口を備えることを特徴とする。
【0011】本発明のその他の特徴を挙げると、以下の通りである。前記側方開口の幅は、上部ベッドの足が前記凹部(7)に側方不動に保持され、外方移動ができないように選ばれる。前記上方部分と前記下方部分とは単一部品から形成される。前記上方部分と前記下方部分とは二つの、別々の部品から構成され、ベッド組み立て時相互に結合される。前記受容凹部は、前記上方部分の雄部材を備え、これは、前記下方部分の雌部材と形態的に嵌合する。雌部材は、前記凹部の側方開口と一致する側方開口を備える。前記足は中空であり、上方部分の前記雄部材の下端には横断要素が設けられる。この横断要素は、前記上方部分と下方部分とが組み合わせられると、前記足を上方に覆う底部を形成する。前記上方部分と前記下方部分とは、コーナー領域において、布シーツの向き合う両面に配される、それぞれ、上部薄片と下部薄片とを備える。上部薄片は、その下面に、前記下部薄片の上面に配される保持手段と協調して前記布シーツを保持する手段を備える。上部薄片は下部薄片に向かって傾斜しており、第一部分と第二部分とが組み合わされた時、下部薄片と共に前記布シーツを保持する手段を形成するようになっている。前記上方部分は、前記凹部の側方開口の対向側面に延びる外縁を備える。これは、前記二つの部分を組み合わせる際にはガイド手段となり、かつ、この二つの部分が組み合わされて後は保護手段となる。前記コーナーの上方および下方部分は、ネジ結合手段によって相互に固定される。各足は、その自由端に、ローラー確保用の穴を備える。
【0012】本発明の目的はさらに、積み上げ可能な簡易ベッド用のコーナー要素である。このコーナー要素は、その下面に足を、その上面に、前記足と軸揃えされる垂直凹部で、同じ型の別のコーナー要素の同様の足を受容するための凹部を、また、フレームを形成するための、細長い長手・横手要素(3、4)を受容・保持するための2個の穴とを備え、前記コーナー要素は相互に結合される上方部分と下方部分とを有し、ここに、前記凹部は前記上方部分に形成され、かつ、この凹部は上方に開口するが、また、外方に向いて開口し、実質的にその全高に渡って延びる垂直スリット状の側方開口を備えることを特徴とする。
【0013】本発明のその他の特徴を挙げると、以下の通りである。前記凹部は前記上方部分の雄部材を備え、これは、前記下方部材の雌部材と形態的に嵌合する。下方部材は、前記凹部の側方開口と一致する側方開口を備える。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のその他の特徴や利点は、本発明の非限定的実施態様に関する下記の説明を、付図を参照しながら読解することによって明らかとなる。これらの図において、同一の、または、等価的な要素は、同じ参照番号を持つ。
【0015】簡易ベッド1は、コーナー要素2によって相互に結合される長手要素3および横手要素4によって支持される。これらの要素は、全体として、金属パイプで構成される。これらの要素は結合して全体として四角形のフレームを形成し、このフレームの上に、図7を参照しながら後述されるように、布シーツ5が張り渡される。
【0016】従って、この簡易ベッドには4個のコーナー要素2が配される。各コーナー要素は、下面に足6と、上面に、この足と軸揃えされる垂直受容凹部7を備える。これは、直下のベッドに積み上げられる同型のベッドの対応形態を持つ足を受容可能とするためである。
【0017】各コーナー要素2はさらに、それぞれ、長手要素3の一端と、横手要素4の一端を受容するのに適応した、それらの要素の受容・確保のための2個の水平孔8、9を備える。これらの受容のための孔8、9は、水平面において互いに実質的に垂直に延びる。
【0018】本発明によれば、コーナー要素は、上方部分10と、下方部分11とから構成される。この上方部分10と下方部分11は単一部品から構成され、図5に示すような概観を持っていてもよいが、または、その他の態様として、少なくとも2個の別々の部品から構成されてもよい。その場合、この2個の部品は、後で詳細に説明するように、ベッド組み立て時に結合される。本実施態様が1個の部品から成るか2個の部品から成るかとは無関係に、受容凹部7は上方部分10と一体的に形成され、かつ、側方開口を備える。この開口は、外方に開き、凹部7の実質的に全高に渡って延び、かつ、上方で開口する垂直なスロット12状を呈する。
【0019】この側方開口12の幅は、上部ベッドの足が凹部において側方に不動に保持されて、外方移動ができないように選ばれる。
【0020】凹部7は、図示の実施形態では円筒形であるが、同様に円筒形の本体13から形成される。この本体13は、雌部材を構成する下方部分の上面に形成される凹部14(図3参照)と嵌合するように適応した雄部材(図2参照)を構成する。この雌部材14は、形態的に雄部材13と適合し、上方部分10の側方開口12と一致する側方開口15を備える。これら雄部材と雌部材は本実施形態では好ましくは円形である。
【0021】図示の例では、足6は中空であり、上方部材10の雄部材13は、その下端に底部を形成する横手要素16を備える。この要素は、上方部分と下方部分が組み合わせられる際に、上方に向かって足6を緊密に受け止める(図5参照)。
【0022】図に示した実施形態は、雄部材13の末端には、縮小断面を持つ突起17がある。これは、上方部分と下方部分の二つの部分が組み合わせられる際に、雌部材14の下端の凹部18に受容される。
【0023】この突起17は、その上面に、好ましくは長手方向にリブ19を備える。このリブは凹部18の壁と協調して同壁にこの突起を保持する。
【0024】コーナー要素2の上方部分10と下方部分11は、それぞれ、上方薄片20と下方薄片21とを備えるが、これらは、コーナー領域22において、布シーツ5の表裏両面に配されるように適応される(図8および図9参照)。布シーツ保持手段は、上方薄片20の下面と、下方薄片21の上面とから形成される。これら保持手段は、好ましくは、薄片そのものから構成され、その把持力を向上させるために、上方薄片20は、両薄片がクランプを形成するように、下方薄片21の方向に傾斜されている。
【0025】別の実施形態では(図示せず)、布シーツ5に対するこれらの保持手段は、下方薄片21の上面に配される小突起であって、上方薄片20の下面に配される凹部に適合される小突起によって構成される。または、逆に、上方薄片20の下面に配される小突起であって、下方薄片の上面に配される凹部に適合される小突起によって構成される。
【0026】好ましくは、上方部分10はさらに、凹部7の側方開口12の向き合う辺上に延びる外縁23を備える。この外縁は、コーナー要素2の前記二つの部分10、11を組み合わせる際に、上方部分の雄部材13が、下方部分11の雌部材14を貫通するのと同時に、下方部分11の外面を滑走することによってガイド手段として働く。また、上方部分10と下方部分11とが組み合わせられる際に、この外縁は、コーナー要素が図6に示すように二つの部品から構成される場合、これら二つの部分の間に形成される接合平面を隠す保護としても役立つ。
【0027】ベッドのフレームの長手要素3と横手要素4を確保するために、受容・確保のための各穴8、9は、下方部分11の上面に設けられる溝8A、9Aと、上方部分10の下面に設けられ、前記溝に直面するように配される、それぞれ類似の溝8B、9Bとによって形成される(図6参照)。
【0028】この簡易ベッドの組み立て時に、受容・確保のための穴8、9において長手および横手要素を不動化するために、複数ペアの横断ピン24、25が、それぞれ、溝8Aと8B、9Aと9Bの底部から延長する。各ペアのピン24、25のピンは、長手要素および横手要素に設けられる、対向する確保穴26を貫通する。各ペアのピン24、25のピンは相互に向き合うように配されているので、固定穴28を通じて固定ネジ27を挿入することが可能であり、また、この穴があることによって、下方部分のピンは下方に向かって開放される。
【0029】コーナー要素2の足6は好ましくは中心孔29を備える。この穴は、ローラー30の固定穴を構成する。すなわち、ローラーの軸を、この穴に単純にパチンとはめ込むことによってローラーはこの固定穴に固定される。ローラーは通常移動可能であるが、好ましくはブレーキを備える。
【0030】コーナー要素が二つの部分から成るこの簡易ベッド作成のための組み立て工程を図7に模式的に示す。
【0031】先ず布シーツ5を裁断して、曲げ・溶接、または、縫製によって筒状末端31の実現が可能となるような所望の形にする。この布シーツの各コーナーを、コーナー要素2を受容できるように裁断する。
【0032】次に、この布シーツ5をひっくり返し、長手要素3および横手要素4を、対応する筒状末端31に挿入する。各要素の末端を筒状末端の両側から突出させ、長手・横手要素3、4の穴26に対する、上方部分10のピン25の挿入が可能となるようにする。これによりこれらの穴は塞がれる。長手・横手要素3、4の穴の中に対応するピン24を挿入することによって、コーナー要素の下方部分11が上方部分10の上に密着される。次に、固定ネジ27をコーナー要素下方部分11下面の穴28に挿入し、このネジをピン25中にネジ込むことによって、下方部分を上方部分10に結合させる。
【0033】上記から分かるように、この簡易ベッドの組み立ては特に易しく、手早く実行ができるから、布シーツを片側から引き延ばすための金属挿入体を必要としない。実現された簡易ベッドを図8に示す。これは極めて堅固であり、長手・横手要素3、4は、コーナー要素の固定用穴8、9に完全に捕捉されるから、外れることはあり得ない。
【0034】コーナー要素が単一部品から成る実施形態でも、この簡易ベッドの組み立ては似たようなものである。言うまでもないことであるが、長手・横手要素3、4の受容・確保のための穴8、9内へのピン25、26の挿入は省略され、代わって、もっと便利のよい固定用手段が用いられる。それは、単なる固定ネジであるが、それを、受容のための穴8、9の内部と交通する横穴に挿通し、直接対応要素3、4に押し付けることによって、または、その対応要素の壁に設けられる通路を横断することによって、固定するものである。
【0035】図9は、本発明に従って、いくつかの簡易ベッドが積み上げられたところを示す。積み上げのために特別設計された保存用付属品の必要はもはや無い。なぜなら、このようにして得られた積層体は完全な剛性を有しており、かつ、最下段のベッドにローラー30を備えさせるならば簡単に移動が可能である。このローラーにそれを不動化させるためのブレーキを設けても移動は簡単に実行が可能である。
【0036】このようにして、幼気ない幼児に対しても危険の恐れなく安全に使用が可能な簡易ベッドが得られる。
【0037】本発明は、図示し説明した実施形態のみに限定されるものではなく、当業者の熟練の範囲内でなされる、従って、本発明の範囲を逸脱することの無い全ての改変を含むことは言うまでも無い。
【出願人】 【識別番号】500009651
【氏名又は名称】ウエスコ
【出願日】 平成14年11月14日(2002.11.14)
【代理人】 【識別番号】100070002
【弁理士】
【氏名又は名称】川崎 隆夫
【公開番号】 特開2003−159157(P2003−159157A)
【公開日】 平成15年6月3日(2003.6.3)
【出願番号】 特願2002−331004(P2002−331004)