| 【発明の名称】 |
ベッド装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 隆司 【住所又は居所】東京都江東区東砂2丁目14番5号 パラマウントベッド株式会社内
【氏名】西村 章 【住所又は居所】東京都江東区東砂2丁目14番5号 パラマウントベッド株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ベッドにおけるマットレスに付設して、従前の金属製側柵と同等の機能は勿論、小物入れ等様々な機能を付加して、ベッド生活を一層快適なものとする。
【解決手段】ボトム上に載置されるマットレス3のマットレスユニット6として、頭ユニット6h,6h’と、足ユニット6fと、背側面ユニット6s1,6s1’、足側面ユニット6s2とを有し、頭ユニット6h,6h’と背側面ユニット6s1,6s1’、さらに足ユニット6fと足側面ユニット6s2とは、それぞれコーナーユニット6cを介して一体状に配置する。前記頭ユニット6h’に、内部に小物入れのための空間部Rを形成して、マットレス3上面より突出する上部位を、前記空間部を囲むための蓋部材7とする。さらに、背側面ユニット6s1’には、空間部を覆う蓋部材7に、ティッシュペーパーボックスTbを収容して、蓋部材7を介してティッシュを取り出せるようにスリットSを形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 クッション材を詰物として構成した複数のマットレスユニットを有し、これらマットレスユニットは、少なくともベッド装置頭側または足側に対応するマットレスの端面と、ベッド装置側部側に対応するマットレスの側端面にそれぞれ当接させると共にマットレス上面より突出させた状態で着脱可能に構成し、前記マットレスの端面に配置したマットレスユニットとマットレス側端面に配置したマットレスユニットとを一体状に配置するようにし、前記マットレスユニットのうちの少なくとも一つのマットレスユニットに小物入れのための空間部を画成したことを特徴とするベッド装置。 【請求項2】 空気を充填して構成した複数のマットレスユニットを有し、これらマットレスユニットは、少なくともベッド装置頭側または足側に対応するマットレスの端面と、ベッド装置側部側に対応するマットレスの側端面にそれぞれ当接させると共にマットレス上面より突出させた状態で着脱可能に構成し、前記マットレスの端面に配置したマットレスユニットとマットレス側端面に配置したマットレスユニットとを一体状に配置するようにし、前記マットレスユニットのうちの少なくとも一つのマットレスユニットに小物入れのための空間部を画成したことを特徴とするベッド装置。 【請求項3】 前記空間部を、マットレスユニットに回動自在に取り付けると共に、マットレス上面より突出させるように構成した蓋部材によって形成したことを特徴とする請求項1または2記載のベッド装置。 【請求項4】 前記蓋部材によって囲んだマットレスユニット上に、小物置用凹部またはカップホルダを設けたことを特徴とする請求項3記載のベッド装置。 【請求項5】 前記マットレスユニットは、ベッド装置頭側、足側、側面側に対応するマットレスの端面にそれぞれ当接させると共にマットレス上面より突出させた状態で着脱可能に構成した頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、足側面ユニットを有し、前記頭ユニットと背側面ユニットと、または足ユニットと足側面ユニットとを、コーナーユニットを介して一体状に配置するようにしたことを特徴とする請求項1ないし4記載のうち、いずれか1記載のベッド装置。 【請求項6】 前記頭ユニットと背側面ユニットと、または足ユニットと足側面ユニットとをコーナーユニットを介して連結する構成としたことを特徴とする請求項5記載のベッド装置。 【請求項7】 前記頭ユニットとコーナーユニットと、または背側面ユニットとコーナーユニットとを一体構成としたことを特徴とする請求項5記載のベッド装置。 【請求項8】 前記足ユニットとコーナーユニットと、または足側面ユニットとコーナーユニットとを一体構成としたことを特徴とする請求項5記載のベッド装置。 【請求項9】 前記蓋部材を開いた状態で略水平状態に保持して、蓋部材裏面に小物置き台としての平担面を構成したことを特徴とする請求項3または4記載のベッド装置。 【請求項10】 前記マットレスユニットに電気機器ユニット類を組み込む構成としたことを特徴とする請求項1ないし5記載のうちいずれか1記載のベッド装置。 【請求項11】 前記マットレスユニットに湯水用貯留タンクを構成したことを特徴とする請求項1ないし5記載のうち、いずれか1記載のベッド装置。 【請求項12】 前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットは、互いに置換え可能とすると共に、ボトムに直に取付具によって着脱可能に構成したことを特徴とする請求項5または6記載のベッド装置。 【請求項13】 前記取付具は、前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、ボトムに差し入れて挟持してなるクランプ部と、このクランプ部を締付ける締付ノブとによって構成したことを特徴とする請求項12記載のベッド装置。 【請求項14】 前記ボトムは通孔を有し、前記取付具は、前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記ボトムの通孔に引掛係止してなる引掛係止具によって構成したことを特徴とする請求項12記載のベッド装置。 【請求項15】 前記ボトムは線体を格子状に張って構成し、前記取付具は、前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記線体格子状のボトムに係合載置してなる係合枠部材と、係合枠部材を前記線体格子状のボトムから脱落しないように締付ける締付具とによって構成したことを特徴とする請求項12記載のベッド装置。 【請求項16】 前記ボトム長手方向に装着パイプを配設し、前記取付具は、前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットにおける底部にそれぞれ固定した支柱パイプを前記装着パイプに嵌入し、抜止手段により保持する構成とし、前記抜止手段は、支柱パイプの内壁に固設したガイド部材に、ばね部材の付勢下に支柱パイプ内壁から外壁に突没可能に設けた係止ピンによって構成し、この係止ピンを、装着パイプに設けた凹部にばね部材の付勢下に係脱させてなることを特徴とする請求項12記載のベッド装置。 【請求項17】 前記マットレスユニットは、それぞれマットレスの周端面側と係着手段によって結合する構成としたことを特徴とする請求項1ないし11記載のうち、いずれか1記載のベッド装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドにおけるマットレスに付設して、従前の金属製側柵と同等の機能は勿論、従前のヘッドボードやフットボードとしての機能をももたらし、小物入れ等様々な機能を付加して、ベッド生活を一層快適なものとした、ベッド装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、床部起伏機構を備えたベッド1(ギャッチベッド)は、図10に示すようにボトム2を傾斜させて、使用者にとって使いやすいようにしてきた。また、かかるギャッチベッドを初めベッドには、側面側にスチールパイプによって構成された側柵(図示省略)が設けられてきた。さらにかかる側柵には、最近では、取り扱い性の観点から、重量の軽減化を図るためにアルミ製のものが製品化されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マットレス3上に身の回りの小物類(例えばめがねG、ティッシュペーパボックスTb、リモコンスイッチRs等)を置いたままで、床部起伏機構を操作してボトム2と共にマットレス3を傾斜させると、これら小物類はずり落ちてしまう。また、ベッド1側面に装着される上記のような金属製の側柵では、触れば冷たく、ぶつけたりすると痛いし、怪我のおそれもある。その上、前記側柵は、使用者の落下防止のために、ベッド1側面を使用者の身体が抜け出ない間隔の柵部でカバーしているので、無理に出ようとすると、挟まったり乗り越えようとしてより高いところから落下するおそれがある。一方、床頭台(ベッドサイドキャビネット)等にも物を置いたときに、前記側柵が邪魔となり、取りづらい。また前記側柵をベッド1側部に装着していないときは、マットレス3の周縁に身体を近づけすぎると、落下するおそれがあり、寝返りも満足にできない程、常に緊張を強いられ、快適性を損ねることとなっていた。さらに、これまでのマットレス3は、背上げ時に背ボトムとずれてヘッドボード4側に突出するので、ヘッドボード4とぶつかってしまうことがあった。本発明は、以上のような不都合を改善するために提案されたものであって、ベッドにおけるマットレスに付設して、従前の金属製側柵と同等の機能は勿論、従前のヘッドボードやフットボードとしての機能をももたらし、小物入れ等様々な機能を付加して、ベッド生活を一層快適なものとした、ベッド装置を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、クッション材を詰物として構成した複数のマットレスユニットを有し、これらマットレスユニットは、少なくともベッド装置頭側または足側に対応するマットレスの端面と、ベッド装置側部側に対応するマットレスの側端面にそれぞれ当接させると共にマットレス上面より突出させた状態で着脱可能に構成し、前記マットレスの端面に配置したマットレスユニットとマットレス側端面に配置したマットレスユニットとを一体状に配置するようにし、前記マットレスユニットのうちの少なくとも一つのマットレスユニットに小物入れのための空間部を画成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項2において、空気を充填して構成した複数のマットレスユニットを有し、これらマットレスユニットは、少なくともベッド装置頭側または足側に対応するマットレスの端面と、ベッド装置側部側に対応するマットレスの側端面にそれぞれ当接させると共にマットレス上面より突出させた状態で着脱可能に構成し、前記マットレスの端面に配置したマットレスユニットとマットレス側端面に配置したマットレスユニットとを一体状に配置するようにし、前記マットレスユニットのうちの少なくとも一つのマットレスユニットに小物入れのための空間部を画成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項3において、前記空間部を、マットレスユニットに回動自在に取り付けると共に、マットレス上面より突出させるように構成した蓋部材によって形成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項4において、前記蓋部材によって囲んだマットレスユニット上に、小物置用凹部またはカップホルダを設けたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項5において、前記マットレスユニットは、ベッド装置頭側、足側、側面側に対応するマットレスの端面にそれぞれ当接させると共にマットレス上面より突出させた状態で着脱可能に構成した頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、足側面ユニットを有し、前記頭ユニットと背側面ユニットと、または足ユニットと足側面ユニットとを、コーナーユニットを介して一体状に配置するようにしたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項6において、前記頭ユニットと背側面ユニットと、または足ユニットと足側面ユニットとをコーナーユニットを介して連結する構成としたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項7において、前記頭ユニットとコーナーユニットと、または背側面ユニットとコーナーユニットとを一体構成としたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項8において、前記足ユニットとコーナーユニットと、または足側面ユニットとコーナーユニットとを一体構成としたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項9において、前記蓋部材を開いた状態で略水平状態に保持して、蓋部材裏面に小物置き台としての平担面を構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項10において、前記マットレスユニットに電気機器ユニット類を組み込む構成としたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項11において、前記マットレスユニットに湯水用貯留タンクを構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項12において、前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットは、互いに置換え可能とすると共に、ボトムに直に取付具によって着脱可能に構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項13において、前記取付具は、前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、ボトムに差し入れて挟持してなるクランプ部と、このクランプ部を締付ける締付ノブとによって構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項14において、前記ボトムは通孔を有し、前記取付具は、前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記ボトムの通孔に引掛係止してなる引掛係止具によって構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項15において、前記ボトムは線体を格子状に張って構成し、前記取付具は、前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記線体格子状のボトムに係合載置してなる係合枠部材と、係合枠部材を前記線体格子状のボトムから脱落しないように締付ける締付具とによって構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項16において、前記ボトム長手方向に装着パイプを配設し、前記取付具は、前記頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットにおける底部にそれぞれ固定した支柱パイプを前記装着パイプに嵌入し、抜止手段により保持する構成とし、前記抜止手段は、支柱パイプの内壁に固設したガイド部材に、ばね部材の付勢下に支柱パイプ内壁から外壁に突没可能に設けた係止ピンによって構成し、この係止ピンを、装着パイプに設けた凹部にばね部材の付勢下に係脱させてなるベッド装置を開示する。さらに本発明では、請求項17において、前記マットレスユニットは、それぞれマットレスの周端面側と係着手段によって結合する構成としたベッド装置を開示する。 【0005】請求項1によれば、マットレスユニットを、ベッド装置頭側または足側に対応するマットレスの端面と、ベッド装置側部側に対応するマットレスの側端面にそれぞれ当接させると共にマットレス上面より突出させた状態で着脱可能に構成したことにより、落下予防は勿論、金属製のように触れても冷たくはなく、また就寝中などに手足をぶつけても怪我するおそれはなく、安心して使用することができる。また前記マットレスユニットのうちの少なくとも一つのマットレスユニットに小物入れのための空間部を画成したので、小物の置き場所に困るようなことはない。 【0006】請求項2によれば、空気を充填して構成したマットレスユニットを、少なくともベッド装置頭側または足側に対応するマットレスの端面と、ベッド装置側部側に対応するマットレスの側端面にそれぞれ当接させると共にマットレス上面より突出させた状態で着脱可能に構成したので、落下予防は勿論、金属製のように触れても冷たくはなく、また就寝中などに手足をぶつけても怪我するおそれはない。 【0007】請求項3によれば、蓋部材によって囲んだマットレスユニット上の空間部に、小物類を保管しておくことができるので、ギャッチ動作時においても小物類を落とすこともなく、置き場所に困ることはない。 【0008】請求項4によれば、前記蓋部材によって囲んだマットレスユニット上に、小物置用凹部またはカップホルダを設けたので、小物類や、カップの置き場所に困ることはない。 【0009】請求項5によれば、頭ユニットと背側面ユニットと、または足ユニットと足側面ユニットとを、コーナーユニットを介して一体状に配置するようにしたので、従前のような、ベッド頭側、足側におけるボードの機能は勿論、側柵の機能をももたらすことができる。 【0010】請求項6によれば、前記頭ユニットと背側面ユニットと、または足ユニットと足側面ユニットとをコーナーユニットを介して一体的に連結したことにより、ユニット自体がクッション材、または空気を充填して構成したものであっても、必要な強度がもたらされる。 【0011】請求項7によれば、頭ユニットとコーナーユニットと、または背側面ユニットとコーナーユニットとを一体構成することで、強度もそれだけ確保することができ、ユニット数を減らすことができる。 【0012】請求項8によれば、足ユニットとコーナーユニットと、または足側面ユニットとコーナーユニットとを一体構成することで、ユニット数を減らすことができ、強度も高めることができる。 【0013】請求項9によれば、マットレスユニットにおける蓋部材を開いて蓋部材裏面側を上方に向けた状態で保持し、前記裏面側の平担面を小物置きとして活用することができる。 【0014】請求項10によれば、マットレスユニットに、電気機器類やベッドのボトム起伏機構を作動させるためのリモコンスイッチを、組み込んだことにより、操作しやすく置き場所に困ることはない。また、例えばオーディオ機器としてのスピーカユニットを組み込むことで、枕元で個別に音楽を楽しんだり、ナースセンタと繋いでナースコールシステムのスピーカユニットとして、会話のやり取りが可能となる。 【0015】請求項11によれば、マットレスユニットに湯水用貯留タンクを構成したことにより、冬期には、お湯を入れてマットレスユニット自体を暖め、夏期には、冷水を入れてマットレスユニット自体を冷やすことで、快適な睡眠をもたらすことができる。 【0016】請求項12によれば、頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットは、互いに置換え可能とすることにより、小物入れ他、付帯機能を有するユニットを所望の位置にもたらすことができる。また、ボトムに直に取付具によって着脱可能に構成したので、ギャッチベッドに適したマットレスユニットとなる。 【0017】請求項13によれば、頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットは、底部にそれぞれ固定したクランプ部を、ボトムに差し入れて挟持し、このクランプ部を締付ノブによって締付けて各ユニットを保持することができる。 【0018】請求項14によれば、ボトムの通孔に、引掛係止具を引っ掛け係止させ、頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットをそれぞれ支持することができる。 【0019】請求項15によれば、線体を格子状に張って構成したボトム上に、係合枠部材を載置し、この係合枠部材を前記線体格子状のボトムから脱落しないように締付具によって締付けることで、頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットをそれぞれ支持することができる。 【0020】請求項16によれば、支柱パイプを装着パイプに嵌入して、支柱パイプ側の係止ピンを、装着パイプに設けた凹部にばね部材の付勢下に係止させることで、頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットをそれぞれ支持することができる。 【0021】請求項17によれば、マットレスユニットを、それぞれマットレスの周端面側と係着手段によって結合する構成としたので、ギャッチベッドのマットレスユニットとして使用することができる。 【0022】 【発明の実施の態様】次に、本発明にかかるベッド装置について、一つの実施の形態を示し、添付の図面に基づいて以下説明する。図1に示すベッド装置5は、ギャッチベッドであり、ボトム上に載置されるマットレス3の頭側、足側、側面側に当接させると共に、マットレス3上面より突出させるようにした複数のマットレスユニット6を設けている。すなわちマットレスユニット6として、頭ユニット6h,6h’と、足ユニット6fと、背側面ユニット6s1,6s1’、足側面ユニット6s2とを有し、頭ユニット6h,6h’と背側面ユニット6s1,6s1’、さらに足ユニット6fと足側面ユニット6s2とは、それぞれコーナーユニット6cを介して一体状に配置している。なお、頭ユニット6h,6h’または背側面ユニット6s1,6s1’は、コーナーユニット6cと一体構成してもよい。また、足ユニット6fまたは足側面ユニット6s2とは、コーナーユニット6cと一体で構成することもできる。また、前記頭ユニット6h,6h’のうち頭ユニット6h’には、後述するが、内部に小物入れのための空間部を形成して、マットレス3上面より突出する上部位を、前記空間部を囲むための蓋部材7としている。さらに、背側面ユニット6s1,6s1’のうち、背側面ユニット6s1’は、内部に同様に空間部を形成して、空間部を覆う蓋部材7に、例えばティッシュペーパーボックスTbを収容して、蓋部材7を介してティッシュを取り出せるようにスリットSを形成している。また、頭ユニット6h,6h’、足ユニット6f、背側面ユニット6s1,6s1’、および足側面ユニット6s2並びにコーナーユニット6cは、ウレタンフォーム等のクッション材を詰物とし、ビニールレザー等の表地で覆う構成としている。なお、符号Cはキャスタを示し、8はフレームを示す。 【0023】前記マットレスユニット6を構成する頭ユニット6h,6h’、足ユニット6f、背側面ユニット6s1,6s1’、および足側面ユニット6s2とは、互いに置換え可能なように規格寸法が同一で、ボトム2に直に取付具9によって着脱可能に固定している(図3参照)。この場合、取付具9は、マットレスユニット6における底部に固定し、ボトム2に差し入れて挟持してなるクランプ部9aと、脱落しないようにクランプ部9aを締付ける締付ノブ9bによって構成している。 【0024】そして、前記頭ユニット6h’について説明する。すなわち、頭ユニット6h’は、クッション材を詰物とし、ビニールレザー等の表地で覆ったユニット下部10と、マットレス3上より突出する箇所を開閉可能な蓋部材7で構成している。この蓋部材7は、前記ユニット下部10の上面を覆うようにユニット下部10にヒンジhgを介し開閉可能に取り付けたもので、断面ドーム型の形状を有している。かかる蓋部材7は、周知の合成樹脂の一体成形体によって構成することができ、表面に前記ユニット下部10と同様、ビニールレザー等の表地を積層している。かかる蓋部材7によって内側に空間部Rを画成するようにしている。そして前記ユニット下部10には、上面に例えば、小物置用凹部11や、紙コップ、飲料缶等を嵌入して保持できるようにしたカップホルダ12を設けることができる。 【0025】一方、前記背側面ユニット6s1’においても、クッション材を詰物とし、ビニールレザー等の表地で覆ったユニット下部10と、マットレス3上より突出する箇所を開閉可能な蓋部材7で構成し、この場合の蓋部材7には、空間部RにティッシュペーパボックスTbを収容して、ティッシュペーパを取り出しやすくするためのスリットSを形成するようにしている。 【0026】さらに前記コーナーユニット6cは、マットレス3の角において、頭ユニット6h,6h’と背側面ユニット6s1,6s1’と、また、足ユニット6fと足側面ユニット6s2とを、一体状に配置するために、適宜な結合手段、例えば面ファスナ(図示省略)によって結合分離可能に連結している。かかるコーナーユニット6cは、頭ユニット6h,6h’と背側面ユニット6s1,6s1’と同様の断面ドーム型の形状を有し、さらに表面に前記ユニット下部10と同様、ビニールレザー等の表地を積層している。なお、勿論、前記結合手段がなくてもよい。各ユニット毎、互いに当接状態で配置するだけでもよい。 【0027】以上のようなベッド装置5において、マットレス3の頭側、足側、側面側に、必要に応じて頭ユニット6h,6h’、足ユニット6f、背側面ユニット6s1,6s1’、および足側面ユニット6s2を装着することができる。これらマットレスユニット6は、ユニット下部10底部の取付具9であるクランプ部9aを、ボトム2に差し入れて挟持すると共に、締付ノブ9bによってクランプ部9aを締付けて固定することができる。これによってマットレス3の頭側、足側、側面側には、マットレス3上面よりも突出するマットレスユニット6の上部側、および蓋部材7がもたらされる。 【0028】そして、頭ユニット6h’と背側面ユニット6s1’とは、コーナーユニット6cによって面ファスナを介し一体状に結合することができる。同様に、足ユニット6fと足側面ユニット6s2とを、コーナーユニット6cによって面ファスナを介し一体状に結合することができる。このため、従前のような、ベッド装置5頭側、足側におけるボードの機能は勿論、側柵の機能をももたらすことができる。なお、マットレス3に、頭ユニット6h,6h’と背側面ユニット6s1,6s1’、並びに足ユニット6fと足側面ユニット6s2とを、一体状に装着すると、マットレス3中央、側部側が開放状態にあるので、ベッドの乗り降りや、介護行為、治療行為は何ら問題なく行うことができる。 【0029】ところでマットレス3頭側に配置した頭ユニット6h’の蓋部材7を開くと、ユニット下部10の上面の空間部Rが露出する。ここに小物類を置いて再び蓋部材7を閉めることで小物類を収容しておくことができる。また前記ユニット下部10の上面に小物置用凹部11やカップホルダ12を形成したものにあっては、種々の小物類を小物置用凹部11に装入し、紙コップ、飲料缶等を前記カップホルダ12に嵌入して保持しておくことができる。 【0030】一方、マットレス3頭側寄りの側面側に配置した背側面ユニット6s1’の蓋部材7には、スリットSが形成されているので、蓋部材7内側の空間部RにはティッシュペーパボックスTbを収容することができ、ティッシュペーパを前記蓋部材7のスリットSから容易に取り出すことができる。 【0031】このように、小物類は、マットレスユニット6のうち頭ユニット6h’、背側面ユニット6s1’の蓋部材7内側の空間部Rに収容しておくことで、ベッド1のボトム2をギャッチ動作させても、ベッド下に小物類を落としてしまうようなことはない。勿論、これら蓋部材7による空間部Rを形成した頭ユニット6h’、背側面ユニット6s1’は、それぞれ規格寸法が統一されているので、自由に使いやすい箇所に配置して使用することができる。 【0032】本発明にかかるベッド装置5は、次のように構成することもできる。すなわち、図4に示すマットレスユニット6を構成する頭ユニット6h’では、蓋部材7をユニット下部10脇へ展開してユニット下部10脇で保持し、小物置きとして機能させるようにしている。この場合、蓋部材7は、ユニット下部10上面と当接する縁部Eに対して段差形成した平坦な平担面13を有し、この平担面13を小物置き台として使用するようにしている。 【0033】このようなベッド装置5のマットレスユニット6によれば、頭ユニット6h’における蓋部材7を開いてユニット下部10脇にて保持し、平担面13を上方に向けることで、前記平担面13に小物を置くことができ、小物置き台として活用することができる。 【0034】また本発明にかかるベッド装置5は、次のように構成することもできる。このベッド装置5では、図5に示すように、例えば背側面ユニット6s1にギャッチ操作用のリモコンスイッチRsや、スピーカユニットSpを搭載している。この場合、前記リモコンスイッチRsは、マットレス3上面に突出する上部位に搭載し、スピーカユニットSpは、ユニット下部10に組み込んでいる。 【0035】このようなベッド装置5によれば、使用に際していつでもリモコンスイッチRsに手が届き、またリモコンスイッチRsを手にとって操作することができ、不使用時の置き場所に困ることもない。また、前記スピーカユニットSpとオーディオシステム(図示省略)とを繋げれば枕元で音楽を楽しむことができるし、また、スピーカユニットSpとナースコールシステム(図示省略)とを繋ぐことで、ナースセンタとの間で、ベッド個別の連絡報知システムを構築することができ、ベッド数の多い大病室内においてもプライバシーを確保し、きめ細かな連絡体制をとることができる。 【0036】さらに本発明では、ベッド装置5に湯水用貯留タンク14を組み込むこともできる。この場合、マットレスユニット6(頭ユニット6h、足ユニット6f、背側面ユニット6s1、足側面ユニット6s2)をブロー成形で製造し、内部に湯水用貯留タンク14を形成している。 【0037】以上のように、マットレスユニット6に湯水用貯留タンク14を形成することにより、冬期には、前記湯水用貯留タンク14にお湯を入れてマットレスユニット6自体を暖め、夏期には、冷水を入れてマットレスユニット6を冷やすことで、快適な睡眠をもたらすことができる。 【0038】以上、本発明にかかるベッド装置5について、マットレスユニット6の実例を種々挙げて説明したが、マットレスユニット6のボトム2への取り付け方としては、以下のような構造のものも可能である。すなわち、図6に示すように、ボトム2は複数の通孔15を有し、取付具9を、マットレスユニット6の各ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記ボトム2の通孔15に引掛係止してなる引掛係止具16によって構成している。この引掛係止具16は、板金を折り曲げ加工して構成したもので、マットレスユニット6底面からマットレスユニット6のボトム2に相対する面にかけて密接するように加工すると共に適宜な固定手段(ねじ等)によりマットレスユニット6に固定している。そして、引掛係止具16の先端側には、前記ボトム2の通孔15に、ボトム2の表面から通孔15の裏面にかけて引っ掛けるようにした鉤状部Fを有している。なお、前記引掛係止具16をボトム2の通孔15に引っ掛けた状態で固定する固定手段(図示省略)を設けることもできる。 【0039】かかる構成によれば、引掛係止具16の先端側の鉤状部Fを、ボトム2の通孔15に、ボトム2の表面から通孔15の裏面にかけて引っ掛けるだけであるから、マットレスユニット6の取り付けが簡単であり、ギャッチベッドに適したマットレスユニット6とすることができる。 【0040】またマットレスユニット6のボトム2への取り付け方としては、図7に示すように構成することができる。このベッド装置5では、固定脚17によって支持するフレーム8上のボトム2は、線体18を格子状に張って構成し、取付具9を、マットレスユニット6の各ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記線体格子状のボトム2に係合載置してなる係合枠部材19と、係合枠部材19を前記線体格子状のボトム2から脱落しないように締付ける締付具20とによって構成している。前記ボトム2は、周縁部を構成する枠縁21と、枠縁21中間に配した補強枠22とこれら枠縁21および補強枠22で囲う面に前記線体18を格子状に帳設して構成している。そして前記係合枠部材19は、前記枠縁21と補強枠22とに係止させるための縁部19e,19eを有し、前記締付具20は、係合枠部材19を縁部19e,19eを介して前記枠縁21と補強枠22とに係止させた状態で締付けるためのものである。 【0041】以上のような取り付け方によれば、マットレスユニット6は、係合枠部材19を縁部19e,19eを介して前記枠縁21と補強枠22とに係止させた状態で締付具20により締め付け固定して、支持するだけであるから、マットレスユニット6の装着は簡単であり、必要に応じて取り付けたり、外したりすることができる【0042】また本発明では、マットレスユニット6の取り付け方は以下のようにすることもできる。すなわち図8に示すように、取付具9は、ボトム2内側に、ボトム2長手方向に固設した装着パイプ23に、マットレスユニット6底部に取り付けた支柱パイプ24を嵌入し、抜止手段25で脱落しないように保持する構成としている。前記装着パイプ23には、抜止手段25を係止させてなる凹部26を形成している。前記抜止手段25は、支柱パイプ24の内壁に固設したガイド部材27に、ばね部材28の付勢下に支柱パイプ24内壁から外壁に突没可能に設けた係止ピン29によって構成している。なお、この係止ピン29の先端は、装着パイプ23における凹部26の曲率より、若干小さめの曲率のドーム状に形成している。 【0043】以上のような取り付け方によれば、マットレスユニット6底部における支柱パイプ24をボトム2側の装着パイプ23に嵌入する際、抜止手段25の係止ピン29をばね部材28の付勢力に抗して押し込んだ状態で嵌入する。そして、かかる抜止手段25の係止ピン29が装着パイプ23における凹部26にもたらされることで、ばね部材28の付勢力により係止ピン29が凹部26に係止して、マットレスユニット6を保持することができる。なお、マットレスユニット6をある程度の力でボトム2長手方向に引っ張ると、抜止手段25の係止ピン29が、ばね部材28の付勢力に抗して押し込まれ、装着パイプ23における凹部26を乗り越えることができ、マットレスユニット6を取り外すことができる。 【0044】また本発明では、マットレスユニット6の取り付け方として、図9に示すように直接マットレス3の周端面と係着手段30によって結合することも可能である。係着手段30としては、図示するように周知の面ファスナを用いることができる。また、頭ユニット6h’と背側面ユニット6s1’とを、コーナーユニット6cによって面ファスナを介し一体状に結合することもできる。同様に、足ユニット6fと足側面ユニット6s2とも、コーナーユニット6cによって面ファスナを介し一体状に結合することができる。 【0045】このような構造であれば、一層、取り付け取り外しが楽であるし、取付具9のような金具を用いたものではないので、軽量化することができ、ギャッチベッドに適したマットレスユニット6とすることができる。 【0046】さらに前記マットレスユニット6は、空気を充填して構成することもできる。この場合、図9に示す係着手段30によって直接マットレス3の周端面と取り付ける取り付け方を用いることができる。またこの場合、頭ユニット6hと背側面ユニット6s1と、また足ユニット6fと足側面ユニット6s2とをコーナーユニット6cを介して一体的に且つ連通状態で空気を充填しやすいように構成することができる。 【0047】かかる空気を充填したマットレスユニット6によっても、一体的に且つ連通状態で構成することで、必要な強度がもたらされ、しかも取付具9のような金具を用いたものではないので、軽量化することができ、ギャッチベッドに適したものと言える。 【0048】 【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、(1)落下予防は勿論、金属製のように触れても冷たくはなく、また就寝中などに手足をぶつけても怪我するおそれはなく、安心して使用することができる。また前記マットレスユニットに形成した小物入れのための空間部、小物置用凹部またはカップホルダにより、小物の置き場所に困るようなことはない。 (2)頭ユニットと背側面ユニットと、または足ユニットと足側面ユニットとを、コーナーユニットを介して一体状に配置するようにしたので、従前のような、ベッド頭側、足側におけるボードの機能は勿論、側柵の機能をももたらすことができる。 (3)頭ユニットと背側面ユニットと、または足ユニットと足側面ユニットとをコーナーユニットを介して一体的に連結したことにより、ユニット自体がクッション材、または空気を充填して構成したものであっても、必要な強度がもたらされる。 (4)マットレスユニットにおける蓋部材を開いて蓋部材裏面側を上方に向けた状態で保持し、前記裏面側の平担面を小物置きとして活用することができる。 (5)マットレスユニットに、電気機器類やベッドのボトム起伏機構を作動させるためのリモコンスイッチを、組み込んだことにより、操作しやすく置き場所に困ることはない。また、例えばオーディオ機器としてのスピーカユニットを組み込むことで、枕元で個別に音楽を楽しんだり、ナースセンタと繋いでナースコールシステムのスピーカユニットとして、会話のやり取りが可能となる。 (6)マットレスユニットに湯水用貯留タンクを構成したことにより、冬期には、お湯を入れてマットレスユニット自体を暖め、夏期には、冷水を入れてマットレスユニット自体を冷やすことで、快適な睡眠をもたらすことができる。 (7)頭ユニット、足ユニット、背側面ユニット、および足側面ユニットは、互いに置換え可能とすることにより、小物入れ他、付帯機能を有するユニットを所望の位置にもたらすことができる。また、ボトムに直に取付具によって着脱可能に構成したので、ギャッチベッドに適したマットレスユニットとなる。 【0049】
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| 【出願人】 |
【識別番号】390039985 【氏名又は名称】パラマウントベッド株式会社 【住所又は居所】東京都江東区東砂2丁目14番5号
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| 【出願日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071102 【弁理士】 【氏名又は名称】三觜 晃司
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| 【公開番号】 |
特開2003−159156(P2003−159156A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−361723(P2001−361723) |
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