| 【発明の名称】 |
ベッド装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】関根 秀祥 【住所又は居所】東京都江東区東砂2丁目14番5号 パラマウントベッド株式会社内
【氏名】松本 孝樹 【住所又は居所】東京都江東区東砂2丁目14番5号 パラマウントベッド株式会社内
【氏名】田中 良 【住所又は居所】東京都江東区東砂2丁目14番5号 パラマウントベッド株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ベッドにおけるボトム上のマットレス周縁の適所に付設して、転落防止機能は勿論、従前のヘッドボードやフットボードとしての機能をももたらす。
【解決手段】ベッドフレーム2上のボトムBに支えられマットレス3に、ベッドの頭側、足側、背側面側、足側面側から当接させるように、クッション材を詰物として構成した複数のマットレスユニット4として頭ユニット4h,足ユニット4f,背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2を互いに一体状に設ける。これら頭ユニット4h,足ユニット4f,背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2は、マットレス3の頭側、足側、背側面側、足側面側に当接させると共に、マットレス3上面よりほぼ等しい高さに突出させるように保持する構成とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 クッション材を詰物として構成した複数のマットレスユニットを有し、これらマットレスユニットを、マットレスの頭側、足側、側面側に当接させると共にマットレス上面より突出させるように保持する構成とし、頭側のマットレスユニットと側面側のマットレスユニット、または足側のマットレスユニットと側面側のマットレスユニットを互いに一体状に構成するようにしたことを特徴とするベッド装置。 【請求項2】 空気を充填して構成した複数のマットレスユニットを有し、これらマットレスユニットを、マットレスの頭側、足側、側面側に当接させると共にマットレス上面より突出させるように保持する構成とし、頭側のマットレスユニットと側面側のマットレスユニット、または足側のマットレスユニットと側面側のマットレスユニットを互いに一体状に構成するようにしたことを特徴とするベッド装置。 【請求項3】 前記マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを連続的に連なる構成としたことを特徴とする請求項1または2記載のベッド装置。 【請求項4】 前記マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを係着手段により互いに結合分離可能に構成したことを特徴とする請求項1または2記載のベッド装置。 【請求項5】 前記マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを締結手段により互いに結合分離可能に構成したことを特徴とする請求項1または2記載のベッド装置。 【請求項6】 前記マットレスユニットは脚部を有し、この脚部を介して、ベッドのボトムを支えるフレーム側部側、フレーム頭側、またはフレーム足側に形成した差込穴に着脱可能に装着する構成としたことを特徴とする請求項1ないし5記載のうち、いずれか1記載のベッド装置。 【請求項7】 前記マットレスユニットは、マットレスを支えるボトムに取付手段を介して着脱可能に構成したことを特徴とする請求項1ないし5記載のうち、いずれか1記載のベッド装置。 【請求項8】 前記取付手段は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固定し、ボトムに差し入れて挟持してなるクランプ部と、このクランプ部を締付ける締付ノブとによって構成したことを特徴とする請求項7記載のベッド装置。 【請求項9】 前記ボトムは通孔を有し、前記取付手段は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記ボトムの通孔に引掛係止してなる引掛係止具によって構成したことを特徴とする請求項7記載のベッド装置。 【請求項10】 前記ボトムは線体を格子状に張って構成し、前記取付手段は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記線体格子状のボトムに係合載置してなる係合枠部材と、係合枠部材を前記線体格子状のボトムから脱落しないように締付ける締付具とによって構成したことを特徴とする請求項7記載のベッド装置。 【請求項11】 前記ボトム長手方向に装着パイプを配設し、前記取付手段は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固定した支柱パイプを前記装着パイプに嵌入し、抜止手段により保持する構成とし、前記抜止手段は、支柱パイプの内壁に固設したガイド部材に、ばね部材の付勢下に支柱パイプ内壁から外壁に突没可能に設けた係止ピンによって構成し、この係止ピンを、装着パイプに設けた凹部にばね部材の付勢下に係脱させてなることを特徴とする請求項7記載のベッド装置。 【請求項12】 前記マットレスユニットは、それぞれマットレスの周端面側と係着手段によって結合する構成としたことを特徴とする請求項1ないし5記載のうち、いずれか1記載のベッド装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドにおけるボトム上のマットレス周縁の適所に付設して、転落防止機能は勿論、従前のヘッドボードやフットボードとしての機能をももたらした、新規なベッド装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、病院用ベッドにおいても、在宅ベッド、あるいは通常の家具ベッドにおいても、基本的な構造として、ボトムを支えるベッドフレーム長手方向頭側にヘッドボード、足側にフットボード、側面側に側柵を配置するというものであった。かかるベッドにおいて、ヘッドボードやフットボードは、かつてはベッドフレームと一体のパイプ材で構成され、また側柵においても、多くはパイプ材で構成されてきた。最近では、前記ヘッドボードやフットボードは、文字通りボード材、パネル材で構成され、さらに側柵においても、軟質材で覆った柵部を有するものも見受けられる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ヘッドボードやフットボードは、所詮、側柵とは別の機能のものであり、それぞれ個々に製造して、ベッドの構成部品として組み立ててきたのである。従って、基本的なベッドの概念は変わるものではなかった。本発明は、かかる背景から提案されたものであって、ベッドにおけるボトム上のマットレス周縁の適所に付設して、転落防止機能は勿論、従前のヘッドボードやフットボードとしての機能をももたらした、新規なベッド装置を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、クッション材を詰物として構成した複数のマットレスユニットを有し、これらマットレスユニットを、マットレスの頭側、足側、側面側に当接させると共にマットレス上面より突出させるように保持する構成とし、頭側のマットレスユニットと側面側のマットレスユニット、または足側のマットレスユニットと側面側のマットレスユニットを互いに一体状に構成するようにしたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項2において、空気を充填して構成した複数のマットレスユニットを有し、これらマットレスユニットを、マットレスの頭側、足側、側面側に当接させると共にマットレス上面より突出させるように保持する構成とし、頭側のマットレスユニットと側面側のマットレスユニット、または足側のマットレスユニットと側面側のマットレスユニットを互いに一体状に構成するようにしたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項3において、前記マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを連続的に連なる構成としたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項4において、前記マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを係着手段により互いに結合分離可能に構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項5において、前記マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを締結手段により互いに結合分離可能に構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項6において、前記マットレスユニットは脚部を有し、この脚部を介して、ベッドのボトムを支えるフレーム側部側、フレーム頭側、またはフレーム足側に形成した差込穴に着脱可能に装着する構成としたベッド装置を開示する。また本発明では、請求項7において、前記マットレスユニットは、マットレスを支えるボトムに取付手段を介して着脱可能に構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項8において、前記取付手段は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固定し、ボトムに差し入れて挟持してなるクランプ部と、このクランプ部を締付ける締付ノブとによって構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項9において、前記ボトムは通孔を有し、前記取付手段は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記ボトムの通孔に引掛係止してなる引掛係止具によって構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項10において、前記ボトムは線体を格子状に張って構成し、前記取付手段は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記線体格子状のボトムに係合載置してなる係合枠部材と、係合枠部材を前記線体格子状のボトムから脱落しないように締付ける締付具とによって構成したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項11において、前記ボトム長手方向に装着パイプを配設し、前記取付手段は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固定した支柱パイプを前記装着パイプに嵌入し、抜止手段により保持する構成とし、前記抜止手段は、支柱パイプの内壁に固設したガイド部材に、ばね部材の付勢下に支柱パイプ内壁から外壁に突没可能に設けた係止ピンによって構成し、この係止ピンを、装着パイプに設けた凹部にばね部材の付勢下に係脱させてなるベッド装置を開示する。さらに本発明では、請求項12において、前記マットレスユニットは、それぞれマットレスの周端面側と係着手段によって結合する構成としたベッド装置を開示する。 【0005】請求項1によれば、マットレスの頭側、足側、側面側に、マットレス上面より突出する状態で囲んだようにマットレスユニットを付設したことにより、落下予防は勿論、金属製のように触れても冷たくはなく、またぶつかっても苦痛を覚えることはなく、安心して使用することができる。 【0006】請求項2によれば、空気を充填したマットレスユニットでマットレスの頭側、足側、側面側に、マットレス上面より突出する状態で囲んだように保持したことにより、これまでの側柵や、ボードとしての機能をもたらすことができる。 【0007】請求項3によれば、マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを連続的に連なる構成としたので、従前のような、マットレス長手側端面におけるボードの機能は勿論、側柵の機能をももたらすことができる。 【0008】請求項4によれば、マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを係着手段により、必要に応じて分離して、あるマットレスユニットを取り外して使用するといった使い方が可能となる。 【0009】請求項5によれば、マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを結合する締結手段を、必要に応じて分離して、あるマットレスユニットを取り外して使用するといった使い方が可能となる。 【0010】請求項6によれば、マットレスユニットを、脚部を介して、ベッドのボトムを支えるフレーム側部側、フレーム頭側、またはフレーム足側に形成した差込穴に差し込むことで、マットレス上面より突出するように保持することができる。 【0011】請求項7によれば、マットレスユニットを、マットレスを支えるボトムに、取付手段により着脱可能に装着したので、ギャッチベッドのマットレスユニットとして使用することができる。 【0012】請求項8によれば、マットレスユニットは、底部にそれぞれ固定したクランプ部を、ボトムに差し入れて挟持し、このクランプ部を締付ノブによって締付けて保持することができる。 【0013】請求項9によれば、ボトムの通孔に、引掛係止具を引っ掛け係止させ、マットレスユニットを支持することができる。 【0014】請求項10によれば、線体を格子状に張って構成したボトム上に、係合枠部材を載置し、この係合枠部材を前記線体格子状のボトムから脱落しないように締付具によって締付けることで、マットレスユニットを支持することができる。 【0015】請求項11によれば、支柱パイプを装着パイプに嵌入して、支柱パイプ側の係止ピンを、装着パイプに設けた凹部にばね部材の付勢下に係止させることで、マットレスユニットを支持することができる。 【0016】請求項12によれば、マットレスユニットを、マットレスユニットは、それぞれマットレスの周端面側と係着手段によって結合する構成としたので、ギャッチベッドのマットレスユニットとして使用することができる。 【0017】 【発明の実施の態様】次に、本発明にかかるベッド装置について、一つの実施の形態を示し、添付の図面に基づいて以下説明する。図1にベッド装置1を示す。このベッド装置1は、ベッドフレーム2上のボトムBに支えられマットレス3に、ベッドの頭側、足側、背側面側、足側面側から当接させるように、クッション材(後述)を詰物として構成した複数のマットレスユニット4として頭ユニット4h,足ユニット4f,背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2を互いに一体状に設けている。これら頭ユニット4h,足ユニット4f,背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2は、マットレス3の頭側、足側、背側面側、足側面側に当接させると共に、マットレス3上面より突出させるように保持する構成としている。また、前記頭ユニット4h,足ユニット4fは、背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2と同等の高さに突出させるものでなくてよく、前記頭ユニット4h,足ユニット4fは、個々に背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2に比較して高さ寸法が違うように突出させるようにすることも可能である。なお、符号Cはキャスタを示す。 【0018】前記ベッド装置1の頭側においては、頭ユニット4hを中心に頭ユニット4h両端側に背側面ユニット4s1,4s1を一体的に結合して、マットレス3頭側を囲むベッドフレーム2周縁部に着脱可能に装着している。一方、ベッド装置1の足側においては、足ユニット4fを中心に足ユニット4f両端側に足側面ユニット4s2,4s2を一体的に結合して、マットレス3足側を囲むベッドフレーム2周縁部に着脱可能に装着している。すなわち、前記頭ユニット4hおよび背側面ユニット4s1,4s1は、それぞれ底部に脚部5を有し、マットレス3頭側を囲むベッドフレーム2周縁部に設けた差込穴6に、前記脚部5を差し込むことで、マットレス3頭側を囲むように、頭ユニット4hおよび背側面ユニット4s1,4s1を、マットレス3の頭側、背側面側に当接させると共に、マットレス3上面より突出させるように保持するようにしている(図3参照)。また前記足ユニット4fおよび足側面ユニット4s2,4s2も同様に底部に脚部5を有し、マットレス3足側を囲むベッドフレーム2周縁部に設けた差込穴6に前記脚部5を介して、マットレス3の足側、足側面側に当接させると共に、マットレス3上面より突出させるように保持している。 【0019】なお、前記頭ユニット4hと背側面ユニット4s1、足ユニット4fと足側面ユニット4s2とは必ずしも常時結合した構成でなくてもよく、互いに接した状態で配置するようにしてもよい。さらには、互いに係着手段7(例えば面ファスナ)、締結手段8(締付ひも状物)によって必要に応じて結合分離するようにしてもよい(図4参照)。 【0020】そして、前記頭ユニット4h,足ユニット4f,背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2は、例えばウレタンフォーム等のクッション材を詰物とし、ビニールレザー等の表地で覆う構成としている。 【0021】以上のようなベッド装置1において、ベッド装置1の頭側において、頭ユニット4hを中心に頭ユニット4h両端側に一体的に結合した背側面ユニット4s1,4s1を、マットレス3頭側を囲むベッドフレーム2周縁部に設けた差込穴6に、脚部5を差し込むことで、マットレス3頭側を囲むように、頭ユニット4hおよび背側面ユニット4s1,4s1を、マットレス3の頭側、背側面側に当接させると共に、マットレス3上面より突出させるように保持することができる。一方、ベッド装置1の足側においては、足ユニット4fを中心に足ユニット4f両端側に一体的に結合した足側面ユニット4s2,4s2を、マットレス3足側を囲むベッドフレーム2周縁部に設けた差込穴6に脚部5を介して、マットレス3の足側、足側面側に当接させると共に、マットレス3上面より突出させるように保持することができる。 【0022】このようにマットレス3の頭側、足側、背側面側、および足側面側に、頭ユニット4h,足ユニット4f,背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2を保持すると、これらマットレスユニットは、マットレス3上面よりほぼ等しい高さに突出し、落下予防は勿論、ウレタンフォーム等のクッション材を詰物とし、ビニールレザー等の表地で覆う構成のものであるので、金属製のように触れても冷たくはなく、またぶつかっても苦痛を覚えることはなく、安心して使用することができる。 【0023】また、前述のように、マットレス3の頭側に、頭ユニット4hを中心に頭ユニット4h両端側に一体的に結合した背側面ユニット4s1,4s1を配置し、足側に、足ユニット4fを中心に足ユニット4f両端側に一体的に結合した足側面ユニット4s2,4s2を配置したので、従前のような、マットレス長手側端面におけるボードの機能は勿論、側柵の機能をももたらすことができる。この際、ベッド装置1の頭側、足側にマットレスユニット4を配置したことにより、マットレス3中央、側部側が開放状態にあるので、前記マットレスユニット4を装着した状態でも、ベッドの乗り降りや、介護行為、治療行為は何ら問題なく行うことができる。 【0024】なお、前記頭ユニット4hと背側面ユニット4s1、足ユニット4fと足側面ユニット4s2とが初めから分離していて、個々に互いに接するように配置するものや、係着手段7によって結合分離するようにしたものにあっては、必要に応じて、適宜、特定のマットレスユニットを取り外して使用するといった使い方が可能となる。 【0025】本発明にかかるベッド装置1は、図5に示すようにマットレスユニット4をマットレス3を支えるボトムBに取り付けて構成することもできる。図5に示すベッド装置1は、ボトム傾斜調節機構(図示省略)を備えたギャッチベッドであり、頭ユニット4hおよび背側面ユニット4s1,4s1は、図6に示すように背ボトムB1の頭側、側部側に取付手段9によって取り付けている。この取付手段9は、マットレスユニット4底部に固設し、前記背ボトムB1に側方から差し入れて挟持する挟持具9aと、挟持具9aに下から背ボトムBにねじ込んで固定する固定ねじ9bとによって構成している。 【0026】このようなベッド装置1によれば、ボトム傾斜調節機構を作動して、ボトムBを傾斜させると、ボトムBに追従して、マットレスユニット4も追従し、ボトムBがどのような位置にあっても、マットレスユニット4との相対位置関係は変わらず、前記マットレスユニット4を、常時、これまでの側柵や、ボードとして作用させることができる。 【0027】また本発明にかかるベッド装置1は、以下のように構成することもできる。この場合、図7に示すように、ボトムBは複数の通孔10を有し、取付手段9として、マットレスユニット4の各ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記ボトムBの通孔10に引掛係止してなる引掛係止具11によって構成している。この引掛係止具11は、板金を折り曲げ加工して構成したもので、マットレスユニット4底面からマットレスユニット4のボトムBに相対する面にかけて密接するように加工すると共に適宜な固定手段(ねじ等)によりマットレスユニット4に固定している。そして、引掛係止具11の先端側には、前記ボトムBの通孔10に、ボトムBの表面から通孔10の裏面にかけて引っ掛けるようにした鉤状部Fを有している。なお、前記引掛係止具11をボトムBの通孔10に引っ掛けた状態で固定する固定手段(図示省略)を設けることもできる。 【0028】かかる構成によれば、引掛係止具11の先端側の鉤状部Fを、ボトムBの通孔10に、ボトムBの表面から通孔10の裏面にかけて引っ掛けるだけであるから、マットレスユニット4の取り付けが簡単であり、ギャッチベッドに適したマットレスユニット4とすることができる。 【0029】またマットレスユニット4のボトムBへの取り付け方としては、図8に示すように構成することができる。このベッド装置1では、固定脚12によって支持するフレーム2上のボトムBは、線体13を格子状に張って構成し、取付手段9を、マットレスユニット4の各ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記線体格子状のボトムBに係合載置してなる係合枠部材14と、係合枠部材14を前記線体格子状のボトムBから脱落しないように締付ける締付具15とによって構成している。前記ボトムBは、周縁部を構成する枠縁16と、枠縁16中間に配した補強枠17とこれら枠縁16および補強枠17で囲う面に前記線体13を格子状に帳設して構成している。そして前記係合枠部材14は、前記枠縁16と補強枠17とに係止させるための縁部14e,14eを有し、前記締付具15は、係合枠部材14を縁部14e,14eを介して前記枠縁16と補強枠17とに係止させた状態で締付けるためのものである。 【0030】以上のような取り付け方によれば、マットレスユニット4は、係合枠部材14を縁部14e,14eを介して前記枠縁16と補強枠17とに係止させた状態で締付具15により締め付け固定して、支持するだけであるから、マットレスユニット4の装着は簡単であり、必要に応じて取り付けたり、外したりすることができる【0031】また本発明では、マットレスユニット4の取り付け方は以下のようにすることもできる。すなわち図9に示すように、取付手段9は、ボトムB内側に、ボトムB長手方向に固設した装着パイプ18に、マットレスユニット4底部に取り付けた支柱パイプ19を嵌入し、抜止手段20で脱落しないように保持する構成としている。前記装着パイプ18には、抜止手段20を係止させてなる凹部21を形成している。前記抜止手段20は、支柱パイプ19の内壁に固設したガイド部材22に、ばね部材23の付勢下に支柱パイプ19内壁から外壁に突没可能に設けた係止ピン24によって構成している。なお、この係止ピン24の先端は、装着パイプ18における凹部21の曲率より、若干小さめの曲率のドーム状に形成している。 【0032】以上のような取り付け方によれば、マットレスユニット4底部における支柱パイプ19をボトムB側の装着パイプ18に嵌入する際、抜止手段20の係止ピン24をばね部材23の付勢力に抗して押し込んだ状態で嵌入する。そして、かかる抜止手段20の係止ピン24が装着パイプ18における凹部21にもたらされることで、ばね部材23の付勢力により係止ピン24が凹部21に係止して、マットレスユニット4を保持することができる。なお、マットレスユニット4をある程度の力でボトムB長手方向に引っ張ると、抜止手段20の係止ピン24が、ばね部材23の付勢力に抗して押し込まれ、装着パイプ18における凹部21を乗り越えることができ、マットレスユニット4を取り外すことができる。 【0033】以上、本発明にかかるベッド装置1について、実施の態様を示し、説明したが、マットレスユニット4は、クッション材を詰物として構成する他、空気を充填して構成したものも可能である。かかるマットレスユニット4によっても、落下予防は勿論、金属製のように触れても冷たくはなく、またぶつかっても苦痛を覚えることはなく、安心して使用することができる。 【0034】さらに、本発明にかかるベッド装置1におけるマットレスユニット4は、直接マットレス3と係着手段7によって結合することも可能である(図10参照)。このような構造であれば、ギャッチベッドに用いることができる。 【0035】 【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、(1)マットレスの頭側、足側、側面側に、マットレス上面より突出するマットレスユニットを付設したことにより、落下予防は勿論、金属製のように触れても冷たくはなく、またぶつかっても苦痛を覚えることはなく、安心して使用することができる。 (2)空気を充填したマットレスユニットでマットレスの頭側、足側、側面側に、マットレス上面より突出する状態で保持したことにより、これまでの側柵や、ボードとしての機能をもたらすことができる。 (3)マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを連続的に連なる構成としたので、従前のような、マットレス長手側端面におけるボードの機能は勿論、側柵の機能をももたらすことができる。 (4)マットレスの頭側、または足側に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマットレスユニットとを係着手段や締結手段により、必要に応じて分離して、あるマットレスユニットを取り外して使用するといった使い方が可能となる。 (5)マットレスユニットを、脚部を介して、ベッドのボトムを支えるフレーム側部側、フレーム頭側、またはフレーム足側に形成した差込穴に差し込むことで、マットレス上面より突出するように保持することができる。 (6)マットレスユニットを、マットレスを支えるボトムに着脱可能に構成したので、ギャッチベッドの機能を生かすものとなる。 (7)マットレスユニットを、直接マットレスに係着手段により装着したことで、ギャッチベッドに対応したものとなる。 【0036】
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| 【出願人】 |
【識別番号】390039985 【氏名又は名称】パラマウントベッド株式会社 【住所又は居所】東京都江東区東砂2丁目14番5号
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| 【出願日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071102 【弁理士】 【氏名又は名称】三觜 晃司
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| 【公開番号】 |
特開2003−159155(P2003−159155A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−361722(P2001−361722) |
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