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【発明の名称】 シート・バック・パッド
【発明者】 【氏名】石原 正夫
【住所又は居所】東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株式会社タチエス内

【要約】 【課題】抜き型を省いて型を複雑化せずに作業性を改善でき、そして、型内に発泡性樹脂液を円滑に流せてその発泡性樹脂液の発泡不良を未然に回避する。

【解決手段】一対の切欠き13、13が、シート・バック・フレーム21の一対のリクライニング・デバイス・ボルト穴23、23の間隔でトリム・ライン30からそのボルト穴23、23に伸びてパッド・サイド12、12の下端部分に成形され、そして、支持パッド14が、その一対の切欠き13、13の間でそのトリム・ライン30に伸びてそのパッド・サイド12、12のその下端部分に残される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一対の切欠きが、シート・バック・フレームの一対のリクライニング・デバイス・ボルト穴の間隔でトリム・ラインからそのボルト穴に伸びてパッド・サイドの下端部分に成形され、そして、支持パッドが、その一対の切欠きの間でそのトリム・ラインに伸びてそのパッド・サイドのその下端部分に残されるところのシート・バック・パッド。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、リクライニング・デバイス付きシートに適するシート・パッドに関する。
【0002】
【背景技術】通常、自動車のリクライニング・デバイス付きシートでは、シート・バック・フレームが予めシート・バック・パッドを被せた状態でリクライニング・デバイスをボルト締めするので、そのシート・バック・パッドは、そのシート・バック・フレームのボルト穴を露呈する抜き穴を備える。そのシート・バック・パッドの成形には、上下型の他に抜き型が必要でそのように型が複雑になるに加えて作業性が悪く、そして、発泡性樹脂液が型内で発泡する際、その発泡性樹脂液の流れがその抜き型で阻害されて発泡不良が起き易い。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、抜き方を省いて型を複雑化せずに作業性を改善でき、そして、型内に発泡性樹脂液を円滑に流せてその発泡性樹脂液の発泡不良を未然に回避するところのシート・バック・パッドの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、一対の切欠きがシート・バック・フレームの一対のリクライニング・デバイス・ボルト穴の間隔でトリム・ラインからそのボルト穴に伸びてパッド・サイドの下端部分に成形され、そして、支持パッドが、その一対の切欠きの間でそのトリム・ラインに伸びてそのパッド・サイドのその下端部分に残され、そして、抜き方を省いて型内に発泡性樹脂液に円滑に流す。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明のシート・バック・パッドを説明するに、図1は、乗用車のリクライニング・デバイス付きフロント・シートのシート・バック20に活用されるところのこの発明のシート・バック・パッドの具体例10を示し、そして、このシート・バック・パッド10では、一対の切欠き13、13が、シート・バック・フレーム21の一対のリクライニング・デバイス・ボルト穴23、23の間隔でトリム・ライン30からそのボルト穴23、23に伸びてパッド・サイド12、12の下端部分に成形され、また、支持パッド14が、その一対の切欠き13、13の間でそのトリム・ライン30に伸びてそのパッド・サイド12、12のその下端部分に残される。
【0006】また、このシート・バック・パッド10において、11はパッド・センタである。そして、そのシート・バック・フレーム21において、22はフレーム・サイドである。
【0007】したがって、このシート・バック・パッド10では、成形の際、抜き穴に用いる抜き型が省かれて型が簡略化され、作業性が改善され、そして、発泡性樹脂液が型内に円滑に発泡しながら流れて発泡不良が防がれる。また、シート・バック20には、バック・サイドの下端形状を決めるトリム・ライン30がその支持パッド14の存在で確保形状を決めるトリム・ライン30がその支持パッド14の存在で確保され、そして、外観品質が損なわれない。
【0008】先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
【0009】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明のシート・バック・パッドは、一対の切欠きが、シート・バック・フレームの一対のリクライニング・デバイス・ボルト穴の間隔でトリム・ラインからそのボルト穴に伸びてパッド・サイドの下端部分に成形され、そして、支持パッドが、その一対の切欠きの間でそのトリム・ラインに伸びてそのパッド・サイドのその下端部分に残されるので、この発明のシート・バック・パッドでは、成形の際、抜き穴に用いる抜き型が省かれて型が簡略化され、作業性が異が改善され、そして、発泡性樹脂液が型内に円滑に発泡しながら流れて発泡不良が防がれ、また、シート・バックには、バック・サイドの下端形状を決めるトリム・ラインがその支持パッドの存在で確保されて外観品質も確保され、その結果、自動車のリクライニング・デバイス付きシートにとって非常に有用で実用的である。
【出願人】 【識別番号】000133098
【氏名又は名称】株式会社タチエス
【住所又は居所】東京都昭島市松原町3丁目3番7号
【出願日】 平成13年11月29日(2001.11.29)
【代理人】 【識別番号】100074321
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 治彌
【公開番号】 特開2003−159144(P2003−159144A)
【公開日】 平成15年6月3日(2003.6.3)
【出願番号】 特願2001−363515(P2001−363515)