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【発明の名称】 書見台
【発明者】 【氏名】矢代 修治
【住所又は居所】新潟県刈羽郡刈羽村大字滝谷字春日田 有限会社 矢代工業所内

【要約】 【課題】本を横向きに立てておくことができる書見台を提供すること。

【解決手段】書見台本体101と、本を押さえる保持部材302と、を有する書見台100であって、書見台本体101の側方にはスタンド104が設けられており、このスタンド104を下にして書見台100を立てることにより、本を横向きにして立てておくことができるようにしたことを特徴とする書見台100を提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 書見台本体と、本を押さえる保持手段と、を有する書見台であって、前記書見台本体の側方にはスタンド部が設けられており、前記スタンド部を下にして置くことにより、本を横向きにして立てておくことができるようにしたことを特徴とする書見台。
【請求項2】 前記書見台本体又はスタンド部のうち少なくともいずれか一方は、線状部材により形成されていることと特徴とする請求項1に記載の書見台。
【請求項3】 前記スタンド部は、折り畳むことができるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の書見台。
【請求項4】 前記スタンド部は、取り外すことができるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の書見台。
【請求項5】 前記書見台本体は、前記保持手段により本を押さえたまま折り畳むことができるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の書見台。
【請求項6】 前記スタンド部には、吸盤が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の書見台。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書見台に関する。特に、寝転んだ状態で本を読むために使用される書見台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寝転んだ状態で本を読むために使用される書見台は、書見台本体と、本のページを押さえる保持手段と、を有することにより、本のページを開いた状態にして立てておくことができるようにされていた。
【0003】そして、本のページを開いた状態で書見台を立てておくことにより、手で本を掴んでおくことなく、本を読むことができるようにされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の書見台は、本を横向きにして立てておくことはできず、横向きに寝転びながら本を読む場合には、不便であった。
【0005】そこで、本発明は、本を横向きにして立てておくことができるようにした書見台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するため、本発明は、書見台本体と、本を押さえる保持手段と、を有する書見台であって、前記書見台本体の側方にはスタンド部が設けられており、前記スタンド部を下にして置くことにより、本を横向きにして立てておくことができるようにしたことを特徴とする書見台を提供する。
【0007】書見台本体は、本を取り付けておくことができるものであればどのようなものでもよいが、本の形状に合わせてほぼ矩形状になるように形成することが望ましい。
【0008】本を押さえる保持手段としては、開いた本のページを押さえることができるものであればどのようなものでもよいが、例えば、この保持手段を弾性部材で形成し、開いた本のページの上から、書見台本体の方向に付勢するもの等がある。
【0009】書見台本体の側方には、スタンド部が設けられている。
【0010】このスタンド部は、書見台本体に取り付けられている本を横向きにして、書見台を立てておくことができるようなものであればどのようなものであってもよい。
【0011】例えば、板状に形成した書見台本体に対してほぼ垂直となるように、書見台本体の側方部を折り曲げること等により形成することができる。
【0012】また、書見台本体又はスタンド部は、線状部材により形成することにより、容易に成形が可能であるとともに、軽量化を図ることが可能で持ち運びに便利である。
【0013】なお、スタンド部を折り畳むことができるようにすることで、持ち運びに便利であり、また、スタンド部を取り外し自在に形成することも可能である。
【0014】さらに、保持手段により本のページを押さえたまま書見台本体を折り畳むことができるようにすることで、本を取り付けたまま持ち運ぶことができ便利である。
【0015】また、スタンド部に吸盤を設けることにより、書見台が容易に倒れてしまうことを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一の実施形態に係る書見台100の上方斜視図である。
【0017】書見台100は、書見台本体101に、本105を押さえるための保持部材102が取り付けられている。
【0018】本実施形態における書見台本体101は、樹脂製の板で形成されており、開いた本105の形状に合わせて、ほぼ矩形状に形成されている。
【0019】なお、この書見台本体101の形状は、例えば、図3に表されている第二の実施形態に係る書見台200のように、台形になるように形成することも可能であり、このような形状に書見台本体101を形成することにより、本105を斜め横の角度になるように置くことが可能となり、横向きに寝っ転がり、頭の下に腕や枕等を入れた時の頭の角度に合わせることができるようになる。
【0020】この書見台本体101には、保持部材102が二つ取り付けられており、開いた本105の見開き2ページの両方を押さえることができるようにされている。
【0021】この二つの保持部材102の間の間隔Sは、この書見台100を使用する本105の大きさ(例えば、B5版や文庫版)に合わせて好適な間隔を適時選択すればよい。
【0022】また、本実施形態に係る保持部材102は、弾性部材により形成されており、保持部材102の一端であって、書見台本体101に取り付けられていない方の端部102aと書見台本体101との間に本105を開いて挟み込むことにより、保持部材102の弾性力により、本105を書見台本体101の方向、即ち、A方向に付製するようにされている。
【0023】以上のように、保持部材の端部102aと書見台本体101との間に本105を挟み込んだ場合に、弾性部材により形成されている保持部材102がA方向に本105を付製することにより、本105は開いた状態を保持することとなる。
【0024】なお、本105を押さえるためには、保持部材102を用いれば充分であるが、本105が書見台100から外れてしまうことを防止するため、本実施形態においては、固定部材103が書見台本体101に取り付けられており、この固定部材103と書見台本体101との間に、本105の表紙と背表紙とを挟み込むことにより、本105が書見台101から外れてしまうことを防止している。
【0025】ここで、固定部材103は、書見台本体101に二つ取り付けられているが、これらの固定部材103同士の間の間の間隔Tやこれらの固定部材103の大きさ・形状は、本105が書見台101から外れてしまうのを防止することができるように適時選択すればよい。
【0026】書見台本体101の両側方には、スタンド104が設けられている。
【0027】スタンド104は、図2に示されているように、本105が取り付けられた書見台100を、このスタンド104を下にして置くことができるように形成されている。
【0028】即ち、スタンド104は、書見台本体101の側方にほぼ90度の角度をなすように取り付けられており、また、スタンド104の大きさは、本105を書見台100に取り付けてスタンド104を下にして置いた場合にも、この書見台100が倒れない程度の大きさを有している。
【0029】ここで、本実施形態においては、スタンド104の形状を矩形状に形成しているが、本105が取り付けられた書見台100を立てておくことができるものであればどのような形状でもよく、例えば、半円形の形状に形成することも可能である。
【0030】なお、本実施形態においては、スタンド104は、書見台本体101に、ヒンジ106を用いて取り付けられており、このヒンジ106を中心として書見台本体101の背面の方向、即ち、図1のB、B’の方向に回転させ、折り畳めるようになっている。
【0031】また、スタンドの外側104a、即ち、本105を書見台100に取り付けた際に、本105と面する側とは反対の側104aには、吸盤107が設けられている。
【0032】この吸盤107を設けることにより、図2のように、本105を書見台100に取り付けて、スタンド104を下にして書見台100を立てた場合に、吸盤107が床面等に吸着し、書見台100が容易に倒れてしまうことを防止することができる。
【0033】なお、この吸盤107は、書見台100を本が縦に向くように立てた場合に、壁や窓等に吸着させることにより、この書見台100が容易に倒れてしまうことを防止することもできる。
【0034】以上のように、本発明の第一の実施形態に係る書見台100を構成したので、スタンド104を下にして書見台100を立てることにより、本105を横向きにしておくことができるようになる。
【0035】図4は、本発明の第三の実施形態に係る書見台300の上方斜視図である。
【0036】本実施形態では、書見台本体301及びスタンド304がワイヤーで形成されている。
【0037】なお、ワイヤーは、本105を書見台300に挟み込みスタンド304を下にして立てた場合でも、折れ曲がってしまうことがないような堅さや太さのものを選ぶ必要がある。
【0038】ここで、書見台本体301は、表紙用部308と、背表紙用部309、とにより構成されており、これらにU字状連結部材310を嵌合させることにより、連結されている。
【0039】表紙用部308は、この書見台300に取り付けられる本105の表紙及び裏表紙の大きさ・形状に合わせてほぼ矩形状の形状に形成されており、また、背表紙部309の大きさ・形状は、この書見台300に取り付けられる本105の背表紙の大きさ・形状に合わせてほぼ矩形状の大きさ・形状に形成されている。
【0040】なお、このU字状連結部材310を取り外し、図5のように、背表紙用部309に対して、表紙用部308が垂直となるように位置させ、再びU字状連結部材310を嵌合させることにより書見台300を折り畳むことができるようになる。
【0041】スタンド304についてもU字状連結部材310を嵌合させることにより、表紙用部308に取り付けられており、このU字状連結部材310を取り外すことにより、スタンド304は取り外し自在にされている。
【0042】以上のように、本発明の第三の実施形態に係る書見台300を構成したので、固定部材303と保持部材302とにより本105を押さえたまま、書見台300を折り畳むことができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明を構成したので、本を横向きにして立てておくことができるようになる。
【0044】また、本を押さえたまま折り畳むことができ、書見台に本をつけたまま持ち運ぶことができる。
【出願人】 【識別番号】598119898
【氏名又は名称】有限会社 矢代工業所
【住所又は居所】新潟県刈羽郡刈羽村大字滝谷字春日田
【出願日】 平成14年5月16日(2002.5.16)
【代理人】 【識別番号】100096105
【弁理士】
【氏名又は名称】天野 広
【公開番号】 特開2003−325237(P2003−325237A)
【公開日】 平成15年11月18日(2003.11.18)
【出願番号】 特願2002−140987(P2002−140987)