| 【発明の名称】 |
ウォールユニット |
| 【発明者】 |
【氏名】稲上 和也 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】棚面構成部材を簡単に着脱することのできるウォールユニットを提供する。
【解決手段】天板(10)、左右の側板(20)、背板(30)および底板(40)を有する前方開口の箱体であって、底板(40)の前端面(41)より前方の箱体内には支持部材(50)が配置され、底板(40)と支持部材(50)には、底板(40)の後端から支持部材(50)の前端面までをカバーする棚面部材(80)が載置されて棚面が構成されており、棚面部材(80)はその前方水平面(81)と後方水平面(82)との間に、排水部(84)を備えた凹部(83)を有しており、この棚面部材(80)の凹部(83)が支持部材(50)と底板(40)との間の空間に嵌入されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天板、左右の側板、背板および底板を有する前方開口の箱体であって、底板の前端面より前方の箱体内には支持部材が配置され、底板と支持部材には、底板の後端から支持部材の前端面までをカバーする棚面部材が載置されて棚面が構成されており、棚面部材はその前方水平面と後方水平面との間に、排水部を備えた凹部を有しており、この棚面部材の凹部が支持部材と底板との間の空間に嵌入されていることを特徴とするウォールユニット。 【請求項2】 棚面部材が、その後端に背板当接面を有する請求項1のウォールユニット。 【請求項3】 排水部を有する台座部材が棚面部材の凹部に配設され、台座部材の天面と棚面部材の前後水平面とによって棚面が略同一高さ面を形成している請求項1のウォールユニット。 【請求項4】 台座部材が、その天面に1条以上の仕切溝を有する請求項3のウォールユニット。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この出願の発明は、洗面所や流し台等の壁面または天井部に設置される、前方開口の箱形ウォールユニットに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、洗面所や流し台等の壁面または天井部に設置される収納手段として、図4および図5に例示したようなウォールユニットが知られている。 【0003】このウォールユニットは、天板(10)、左右の側板(20)、背板(30)および底板(40)を有する前方開口の箱体として構成されている。そして、底板(40)は、箱体の後方に水平固定されており、その前端面(41)の前方の箱体内には支持部材(50)が固定されている。 【0004】また、このような従来のウォールユニットにおいては、底板(40)に棚面部材(61)を、支持部材(50)にカバー体(62)をそれぞれ配設し、底板(40)と支持部材(50)との間の空間には、図5に示したように、水切り棚(63)を架け渡し配置して棚面を構成している。そして、この水切り棚(63)によって、洗い終わった食器等を水拭きすることなく棚面に載置収納することができるようになっている。 【0005】なお、図5に示したように、従来のウォールユニットは、背板(30)に化粧板(31)を貼り付けてたり、化粧板(31)を配置することで背板(30)を省略すること等も行われており、底板(40)の下面には照明装置(70)を設置することも可能とされている。また、この図5の例では、ウォールユニットは壁面に設置されているが、その天板(10)を天井面に固定することもできる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】図4および図5に例示した従来のウォールユニットの場合には、棚面が棚面部材(61)、カバー体(62)および水切り棚(62)によって構成されており、少なくとも水切り棚(63)を支持部材(50)または底板(40)にビス等によって固定して、棚面部材(61)、カバー体(62)および水切り棚(62)からなる棚面の位置ずれを防止するようにしている。このように、従来のウォールユニットは複数の部材によって棚面を構成し、またビス等による固定を必要とするため、その設置工程が煩雑なものとなっていた。さらに、棚面を構成する棚面部材(61)、カバー体(62)および水切り棚(62)のそれぞれには水垢等の汚れが付着、蓄積しやすいが、棚面を取り外して清掃することが容易ではないため、衛生的にも好ましいものではなかった。 【0007】この出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであって、従来のウォールユニットの問題点を解決し、棚面構成部材を簡単に着脱することのできるウォールユニットを提供することを課題としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】この出願は、前記の課題を解決するための発明として、第1には、天板、左右の側板、背板および底板を有する前方開口の箱体であって、底板の前端面より前方の箱体内には支持部材が配置され、底板と支持部材には、底板の後端から支持部材の前端面までをカバーする棚面部材が載置されて棚面が構成されており、棚面部材はその前方水平面と後方水平面との間に、排水部を備えた凹部を有しており、この棚面部材の凹部が支持部材と底板との間の空間に嵌入されていることを特徴とするウォールユニットを提供する。 【0009】また、この出願の発明は、第2には、棚面部材が、その後端に背板当接面を有するウォールユニットを提供する。 【0010】第3には、排水部を有する台座部材が棚面部材の凹部に配設され、台座部材の天面と棚面部材の前後水平面とによって棚面が略同一高さ面を形成しているウォールユニットを提供する。 【0011】さらにまた、第4には、台座部材が、その天面に1条以上の仕切溝を有するウォールユニットを提供する。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この発明のウォールユニットについてさらに詳しく説明する。 【0013】図1は、この発明のウォールユニットの一例を示した斜視図であり、図2はその側断面図である。この図1および図2に例示したように、この発明のウォールユニットは、天板(10)、左右の側板(20)、背板(30)および底板(40)を有する前方開口の箱体である。底板(40)は、箱体の後方に水平固定されており、その前端面(41)の前方の箱体内には支持部材(50)が固定されている。 【0014】そして、この発明のウォールユニットの場合には、一体としての棚面部材(80)が底板(40)の後端から支持部材(50)の前端面までをカバーするように載置される。この棚面部材(80)は、その前方水平面(81)と後方水平面(82)との間に凹部(83)を有しており、図2にも示したように、この凹部(83)が支持部材(50)と底板(40)との間の空間に嵌入され、これによって位置ずれが生じないようになっている。このため、この棚面部材(80)はビス等による固定を必要とせず、簡単な操作で取り付けることができ、また清掃等のための取り外しも容易に行うことができる。 【0015】棚面部材(80)は金属板等の折り曲げ成形体であり、凹部(83)の底面には水切り手段(84)としての複数の開孔を有している。凹部(83)の深さ寸法は、凹部(83)が支持部材(50)と底板(40)との間の空間に嵌入して棚面部材(80)が前方に移動することを防止ために有効な範囲の深さであればよい。また、この図1および図2に示した例では、棚面部材(80)の後端には、背板当接面(85)として、折り曲げ片が立設しており、収納した食器等に付着した水が底板(40)に漏水することを防止している。 【0016】なお、この発明のウォールユニットは、図2に例示したように、背板(30)に化粧板(31)を貼り付けてもよく、また底板(40)の下面には照明装置(70)を設置するようにしてもよい。さらに、この発明のウォールユニットは壁面に固定設置することもでき、あるいはその天板(10)を天井面に固定することもできる。 【0017】図3は、この発明のウォールユニットの別の好ましい態様を例示した斜視図である。この図3に例示したウォールユニットでは、棚面部材(80)の凹部(83)に台座部材(90)が配設され、台座部材(90)の天面(91)と棚面部材(80)の前後水平面(81)(82)とによって棚面が略同一高さ面を形成するようにしている。台座部材(90)は、例えばこの図3に例示したように、金属針等による編み体として構成することによって排水機能を持たせることができる。また、台座部材(90)の天面(91)には仕切溝(92)を設けることによって、食器等を立てかけて収納することができ、食器等の水切り効率を向上させることができる。 【0018】もちろん、この発明は以上の例によって限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。 【0019】 【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、棚面構成部材を簡単に着脱することのできるウォールユニットが提供される。製造工程が簡略化するとともに、棚面を容易に取り外して清掃することができるため、衛生的に使用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地
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| 【出願日】 |
平成14年4月16日(2002.4.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093230 【弁理士】 【氏名又は名称】西澤 利夫
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| 【公開番号】 |
特開2003−304942(P2003−304942A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月28日(2003.10.28) |
| 【出願番号】 |
特願2002−113936(P2002−113936) |
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