| 【発明の名称】 |
スタッキングテーブル |
| 【発明者】 |
【氏名】熊沢 甫
【氏名】井関 徹
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| 【要約】 |
【課題】学校の食堂や事務所などで多数のテーブルを使用する場合において、このテーブルを並べて使用するときには整然と並べることができ、且つ、片付けるときには整然と積み重ねて保管できるスタッキングテーブルを提供することを目的とする。
【解決手段】天板2と、この天板2を支持する複数の可動脚3、4と、前記天板2と複数の可動脚3、4と接続する複数の接続金具5、6とを備え、前記複数の可動脚3、4が、前記複数の接続金具5、6により、前記天板2の外枠の内方から外方またはその逆方向へと双方向にスライド可能に支持され、しかも前記天板2の外枠の内方及び外方の所定位置で夫々係止される構成としたことを特徴とするスタッキングテーブル1を提供する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天板と、この天板を支持する複数の可動脚と、前記天板に複数の可動脚を接続する複数の接続金具とを備え、前記複数の可動脚が、前記複数の接続金具により、前記天板の外枠の内方から外方またはその逆方向へと双方向にスライド可能に支持され、しかも前記天板の外枠の内方及び外方の所定位置で夫々係止される構成としたことを特徴とするスタッキングテーブル。 【請求項2】 前記接続金具は、前記天板の稜部に配置され、前記可動脚は、該接続金具を介して、前記天板の内方部から稜部に向かってまたはその逆方向へと双方向にスライドすることを特徴とする請求項1に記載のスタッキングテーブル。 【請求項3】 前記可動脚は、前記天板の一辺の稜部にのみ配置され、前記天板の他辺の稜部には、固定金具を介して固定された固定脚が配置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスタッキングテーブル。 【請求項4】 前記可動脚は、回動するキャスタを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3何れか記載のスタッキングテーブル。 【請求項5】 前記可動脚は、一端に略直角方向に折曲された折曲部と、この折曲部に対して十の字に交差して固定されたスライド棒とを備え、前記接続金具は、前記天板の板面に固定される底板と、この底板に突設されたロックバネと、この底板の両縁から折曲された一対の側壁と、この一対の側壁のそれぞれに前記底板の板面に沿って略平行に穿設された一対の長孔とを備え、前記スライド棒の両縁部が、前記接続金具の一対の長孔に挿入されてこの長孔に沿ってスライドし、前記ロックバネにより係止される構成としたことを特徴とする請求項1〜請求項4何れか記載のスタッキングテーブル。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、学校の食堂や事務所などで多数並べて使用され、積み重ねた状態で保管できるスタッキングテーブルに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のスタッキングテーブルは、積み重ねて保管するために、特開2001―128740号公報、特開平10−127354号公報に記載された構成が知られている。 【0003】まず、第1の従来例として、特開2001―128740号公報に記載のスタッキングテーブルの構成を説明する。図8はスタッキングテーブルの平面図、図9は同スタッキングテーブルを複数段に積み重ねた構成を表す正面図である。図8、図9において、101はスタッキングテーブルであり、このスタッキングテーブル101は、台形状の天板102と、この天板102の一辺である台形の上辺から外方に突き出すように天板102に固定された一対の脚103と、この天板102の対向する二辺である台形の左右の辺から外方に突き出すように天板102に固定された一対の脚104とを備えている。 【0004】そして、このスタッキングテーブル101は、下段の天板102と上段の天板102とを、これら各天板102の形状である台形の高さ方向(図8、図9における矢印L方向)に互いにずらし、上段のスタッキングテーブル101の脚103、104を下段の天板102の外側に配置するようにすれば、複数段、積み重ねて保管することができる。 【0005】次に、第2の従来例として、特開平10−127354号公報に記載のスタッキングテーブルの構成を説明する。図10はスタッキングテーブルの平面図、図11は同スタッキングテーブルを複数段に積み重ねた構成を表す正面図である。図10、図11において、201はスタッキングテーブルであり、このスタッキングテーブル201は、長方形状の天板202と、この天板202の長手方向に沿った両側縁207、208から外方に突き出すように天板202に固定された脚205、206と、両側縁207、208から外方に突き出すことなく他辺の側縁209に接して固定された脚203、204とを備えている。 【0006】そして、このスタッキングテーブル201は、天板202を下段から上段に積み重ねるに従い、この天板202を長手方向(図10、図11における矢印L方向)にずらし、上段のスタッキングテーブル201の脚203〜206が下段の天板202の外側に配置するようにすれば、複数段、積み重ねて保管することができる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の従来例に記載された構成によれば、スタッキングテーブル101は、天板102の形状が台形状の形に制約されているので種々の形状のスタッキングテーブルを提供することが困難であり、且つ、脚103が天板102の側縁から外方に突き出すように固定されているので、多数のテーブルを並べて使用する場合において、隣接するスタッキングテーブル101どうしの天板を密着して並べることができなく、脚103が天板102の側縁から突き出した寸法だけ隙間が空いてしまい、複数のテーブルを隙間なく整然と並べることができないという問題点がある。 【0008】また、第2の従来例に記載されたスタッキングテーブル201の構成においても、脚203、204が天板202の側縁から外方に突き出すように固定されているので、多数のテーブルを並べて使用する場合に、隣接するスタッキングテーブル201どうしの天板202を密着して並べることができず、脚203、204、205、206が天板202の側縁から突き出した寸法だけ隙間が空いてしまい、複数のスタッキングテーブル201を隙間なく整然と並べることができないという問題点がある。 【0009】本発明は、前記問題点を解決するもので、多数のスタッキングテーブルを並べて使用する場合には、余分な床面積を必要とせず整然と並べることができ、使用しない場合には、容易に積み重ねることができるスタッキングテーブルを提供することを目的とするものである。 【0010】 【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、天板と、この天板を支持する複数の可動脚と、前記天板に複数の可動脚を接続する複数の接続金具とを備えスタッキングテーブルであって、前記複数の可動脚が、前記複数の接続金具により、前記天板の外枠の内方から外方またはその逆方向へと双方向にスライド可能に支持され、しかも前記天板の外枠の内方及び外方の所定位置で夫々係止される構成としたことを特徴とする。 【0011】このため、請求項1記載のスタッキングテーブルによれば、可動脚を天板の外枠の内方に配置して接続金具により係止させれば、隣接するスタッキングテーブル同士を密着して整然と並べることができ、逆に、可動脚を天板の側縁から外方に引き出して接続金具により係止させれば、この可動脚が下段のスタッキングテーブルに当たらないように複数段積み重ねることができる。 【0012】また、請求項1に記載のスタッキングテーブルは、接続金具を介して可動脚を天板の外枠の内方或いは外方の所定位置に配置できることから、天板の形状やデザイン等に制約されることなく実現できる。次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスタッキングテーブルにおいて、特に、接続金具が、天板の稜部に配置され、可動脚が、接続金具を介して、天板の内方部から稜部に向かってまたはその逆方向へと双方向にスライドすることを特徴とする。 【0013】このため、請求項2に記載のスタッキングテーブルによれば、スタッキングテーブルの天板の形が、長方形、正方形、台形など異なる場合でも可動脚のスライド方向を稜部に標準化し、容易に可動脚を双方向にスライドできる。また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスタッキングテーブルにおいて、可動脚が、天板の一辺の稜部にのみ配置され、天板の他辺の稜部には、固定金具を介して固定された固定脚が配置されたことを特徴とする。このため、請求項3に記載のスタッキングテーブルによれば、床面に安定して設置され、且つ、可動脚を天板の外方へ引き出したり、天板の内方へ戻したりする場合にも作業が容易に行えるという作用効果が得られる。 【0014】次に、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3何れかに記載のスタッキングテーブルにおいて、可動脚が、回動するキャスタを備えたことを特徴とする。このため、請求項4に記載のスタッキングテーブルによれば、可動脚が床面に設置した状態で、この可動脚を天板の外方へ引き出したり、天板の内方へ戻したりすることが容易にできるという作用効果が得られる。 【0015】一方、請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4何れか記載のスタッキングテーブルにおいて、可動脚が、一端に略直角方向に折曲された折曲部と、この折曲部に対して十の字に交差して固定されたスライド棒とを備え、接続金具が、天板の板面に固定される底板と、この底板に突設されたロックバネと、この底板の両縁から折曲された一対の側壁と、この一対の側壁のそれぞれに底板の板面に沿って略平行に穿設された一対の長孔とを備え、スライド棒の両縁部が、接続金具の一対の長孔に挿入されてこの長孔に沿ってスライドして、ロックバネにより係止される構成とされていることを特徴とする。 【0016】このため、請求項5に記載のスタッキングテーブルにおいては、スライド棒の両縁部が接続金具に形成された一対の長孔に沿ってスライドすることにより、可動脚が天板の外枠の内方から外方或いはその逆方向へとスライドすることになるので、可動脚が天板に対してスライドする方向が安定し、可動脚の天板に対する位置決めを容易に行うことができる。 【0017】また、可動脚の天板に対する固定位置は、スライド棒が接続金具の長孔に沿ってスライドさせた際にロックバネにより係止される位置であるので、その固定位置は接続金具に設けられたロックバネの位置によって常に所定位置に設定され、しかも、可動脚は、天板の外方へ引き出したり内方へ戻したりする際に、スライド棒がロックバネに係止される位置で簡単に位置決めできるので、この位置決めのための操作を極めて容易に行うことができる。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。図1は本発明が適用された実施形態のスタッキングテーブルの構成を表す分解斜視図、図2は本実施形態のスタッキングテーブルの可動脚の天板への取り付け部分を表す説明図、図3は本実施形態のスタッキングテーブルを積み重ねた状態を表す説明図である。 【0019】図1〜3において、1はスタッキングテーブルであり、このスタッキングテーブル1は、天板2と、接続金具5、6を介して天板2を支持する可動脚3、4と、固定金具14、15を介して天板2を支持する固定脚14、15と、天板2の略中央部に固定され接続金具5、6及び固定金具14、15とほぼ等しい厚みを有する補強パイプ7とより成る。 【0020】可動脚3、4は、天板2に固定した接続金具5、6に接続され、端部に回動するキャスタ18、19を備え、天板の一辺12の稜部8、9にのみ配置されている。また、天板2の他辺13の稜部10、11には、固定金具14、15に固定された固定脚16、17が配置されている。 【0021】接続金具5、6は、天板2の稜部8、9に固定され、この天板2の外枠の内方から外方またはその逆方向へと双方向(図2の矢印A方向、B方向)にスライドして所定の位置でそれぞれ係止するように構成されている。そして、スタッキングテーブル1は、並べて使用するときには、可動脚3、4を天板2の内方部に係止して整然と並べられ、保管するときには、可動脚3、4を天板2の外方部に係止して(図3)に示すように積み重ねられる。 【0022】次に、図4〜図6を用いて、可動脚3、4と接続金具5、6の構成を詳細に説明する。図4は同実施の形態におけるスタッキングテーブルの可動脚と接続金具との構成を示す分解斜視図、図5は同実施の形態における接続金具の一部を切り欠いた状態を表す平面図、図6は図5に示す接続金具を矢印A方向から見て一部を切り欠いた状態を表す側面図である。図5、図6中の二点鎖線は、可動脚がスライドした場合の仮想線であり、本実施の形態では、可動脚のスライド距離S寸法が略70mmに設定されている。 【0023】図4〜図6において、可動脚3、4は、一端に略直角方向に折曲された折曲部20を備え、この折曲部20に対して十の字に交差するようにスライド棒21を貫通せしめ、下方からネジ78で固定した構成となっている。なお、可動脚3、4及びスライド棒21を形成する材料は、表面にメッキ処理または塗装処理した丸棒鋼材から適宜選択される。 【0024】接続金具5、6は、脚ベース金具22と、この脚ベース金具22の底板28に突設された一対のロックバネ25、26と、可動脚3、4の折曲部20を挟持するスライドクランプ24、クランプカバー27と、脚ベース金具22を覆う脚スタックカバー23とを備えて構成されている。 【0025】脚ベース金具22は、金属板をプレス加工して形成され、底板28の両縁から折曲された一対の側壁29、30と、この一対の側壁29、30のそれぞれに前記底板28の板面に沿って略平行に穿設された一対の長孔31、32とが付設されている。長孔31、32は、幅寸法W1がスライド棒21の径D1より僅かに大きく形成されており、スライド棒21の縁部33、34が挿入されてこの長孔31、32のL1の方向に沿ってスライドするように構成されている。また、この脚ベース金具22は、スライドクランプ24を設置する座部41、42と脚スタックカバー23を固定する座部43〜46とが形成され、これらの座部41〜46の上面に雌ねじ47〜52が形成されている。更に、底板28には天板2とボルト締めするためのボルト孔56〜61が形成されている。 【0026】ロックバネ25、26は、バネ性が優れたステンレスをプレス加工して形成され、両縁部を反復して折り曲げて一対の山形部35、36が形成されている。そして、スライド棒21は、縁部33、34が、このロックバネの山形部35、36の頂点を押し下げて長孔31、32の端部に向かってスライドし、長孔31、32の端部に当接すると、ロックバネ25、26の山形部35、36がバネ圧により上方へ復元し、このロックバネ25、26の斜面部37、38によって係止される。この山形部37、38は、スライド棒21のスライドする軌道上にあってスライド範囲の始端部と終端部との2箇所に設けられているので可動脚3、4を引き出したり戻したりするときに位置決めが正確にできる。そして、スライド棒がスライドして係止するときにはカチっと音がするので極めて作業性が良い。 【0027】スライドクランプ24とクランプカバー27は、合成樹脂を用いて成形され、半円の開口溝39、40が形成されている。この半円の開口溝39、40を合わせて円形状の溝が形成されると、この円形状の溝の内径は、可動脚3、4の折曲部20の径よりわずかに大きく、この折曲部20が貫通してスライドされる。 【0028】脚スタックカバー23は、合成樹脂を用いて成形され、脚ベース金具22を覆い固定される。この脚スタックカバー23は、上面の略中央部に、一対のへこみ53、54が形成され、樹脂成形により歪みが無く強度の優れたものになっている。 【0029】また、この脚スタックカバー23には、脚ベース金具22に形成したボルト孔56〜61と重なる位置にボルト孔62〜67を設けており、これらのボルト孔62〜67にボルト(図示せず)を貫通せしめ天板2と固定できるようになっている。 【0030】次に、構成の接続金具5、6と可動脚3、4の組み立て方法を説明する。予め可動脚3、4には折曲部20が溶接やボルト締め(図示せず)により固定され、この折曲部20にスライド棒21を貫通せしめ下方からネジ78により固定されている。 【0031】まず、脚ベース金具22に、ロックバネ25、26をネジ74、75によって固定する。このとき、ロックバネ25、26は長孔31、32と平行に、且つ長さ方向の中心が一致するように固定される。次に、脚ベース金具22の長孔31、32に可動脚3、4のスライド棒21の両縁部33、34を挿入する。このとき、スライド棒21の縁部33、34を互いに長孔31、32のL1方向にずらすと容易に挿入できる。 【0032】次に、可動脚3、4の折曲部20の下面にスライドクランプ24の半円の開口溝39を重ねて脚ベース金具22の座41、42に設置し、上方よりクランプカバー27を重ねる。そして折曲部20を収納した状態で脚ベース金具22の座部41、42にスライドクランプ24及びクランプカバー27とを重ねてネジ止めする。 【0033】前記工程中、グリス55をスライド棒21の両縁部33、34と長孔31、32とのスライド部や、折曲部20とスライドクランプ24及びスライドクランプカバー27とのスライド部にグリス55が塗布される。これにより、スライド棒21は、スライドが円滑で寿命の優れたものになる。 【0034】次に、上方より脚スタックカバー23を脚ベース金具22に被せて、脚スタックカバー23のネジ孔68〜71が脚ベース金具の雌ねじ49〜52とが重なるように位置決めし、ネジ止めする。次いで、前記のように構成され組み立てられた接続金具5、6は、ボルト孔56〜61及び62〜67にボルト(図示せず)を挿入して天板2の裏面の稜部8、9に固定される。 【0035】尚、固定金具14、15と固定脚16、17は、可動脚3、4と接続金具5、6と基本的に同一の構成とし、スライド棒21がスライドしないように固定金具14、15に溶接して固定している。固定金具14、15と固定脚16、17の固定は、他に種々の構成が考えられるが、固定金具と固定金具の外観形状がほぼ同一なものになるように構成した。 【0036】前記の構成を有する本発明の実施の形態のスタッキングテーブル1の作用効果を、以下に記載する。本発明の実施の形態によるスタッキングテーブル1は、天板2の形状やデザイン等に制約がなく、並べて使用する場合には、前記可動脚3、4を天板2の側縁から内方に係止して整然と並べることができ、保管する場合には、前記可動脚3、4を天板2の側縁から外方に引き出して係止することによって上段の可動脚3、4と固定脚16、17が下段のスタッキングテーブル1に当たらないように積み重ねて保管できる。 【0037】また、本発明の実施の形態によるスタッキングテーブル1は、可動脚3、4を天板2の稜部に向かって引き出すように構成されているのでスタッキングテーブル1の天板2の形が、例えば、長方形、正方形、台形など異なる場合でも可動脚3、4のスライド方向を稜部に標準化し、容易に可動脚を双方向にスライドできる。 【0038】また、本発明の実施の形態によるスタッキングテーブル1は、固定脚16、17が配置されているので、床面に安定して設置され、可動脚3、4を天板2の外方へ引き出したり、天板2の内方へ戻したりする場合にも作業が容易である。また、本発明の実施の形態によるスタッキングテーブル1は、前記可動脚3、4を床面に設置した状態で、キャスタ18、19を回動させてこの可動脚3、4を天板2の外方へ引き出したり、天板2の内方へ戻したりすることが容易にできる。 【0039】また、本発明の実施の形態によるスタッキングテーブル1は、前記可動脚3、4の一端に固定されたスライド棒21を前記接続金具5、6の一対の長孔31、32に沿ってスライドし、前記ロックバネ25、26により係止することにより、天板2の外枠の内方から外方またはその逆方向へと双方向にスライド可能に成り、所定の位置で容易に位置決めができる。 【0040】図7は、本発明の種々の態様図であり、天板の形と可動脚及び固定脚の配置を示している。図7において、(a)、(b)、(c)、(d)に示すスタッキングテーブルは、互いに長さ寸法の異なる方形の天板2を有し、この天板2の一辺の稜部に接続金具5、6を介して可動脚3、4を立脚し、この天板の他片の稜部に固定金具14、15を介して固定脚16、17を立脚した構成としている。 【0041】図7(e)に示すスタッキングテーブルは、天板2の形を台形とし、底辺の稜部に接続金具5、6を介して可動脚3、4を立脚し、上辺の稜部に固定金具14、15を介して固定脚16、17を立脚した構成とし、接続金具5、6の間に補強補強パイプ7を備えた構成としている。 【0042】図7(f)に示すスタッキングテーブルは、長方形の天板2の一辺に近接する稜部に接続金具5、6を介して可動脚3、4を立脚し、他辺に近接する稜部に固定金具14、15を介して固定脚16、17を立脚し、さらに、補強パイプ7を接続金具5、6と固定金具14、15との中間部に備えた構成としている。 【0043】図7(g)に示すスタッキングテーブルは、長方形の天板2の一辺に近接する稜部に接続金具5、6を介して可動脚3、4を立脚し、他辺に近接する稜部に固定金具14、15を介して固定脚16、17を立脚し、さらに、補強パイプ7を接続金具5、6との間と固定金具14、15との間にそれぞれ備えた構成としている。 【0044】図7(h)に示すスタッキングテーブルは、長方形の天板2の一辺に近接する稜部に接続金具5、6を介して可動脚3、4を立脚し、他辺に近接する稜部に固定金具14、15を介して固定脚16、17を立脚し、さらに、接続金具5、6と固定金具14、15との間隙を補強パイプ7の幅分だけ空けて固定し、この間隙に補強パイプ7を挿入して固定した構成としている。 【0045】図7(i)に示すスタッキングテーブルは、円形の天板2の縁端に4つの接続金具5、6を介して可動脚3、4を4本立脚した構成としている。図7(j)に示すスタッキングテーブルは、半円状の天板2の稜部に接続金具5、6を介して可動脚3、4を立脚し、円周に沿っての中間部に固定金具14を介して固定脚16を立脚した構成としている。 【0046】図7(k)に示すスタッキングテーブルは、半円状の天板2の稜部に接続金具5、6を介して可動脚3、4を立脚し、円周に沿った2箇所に固定金具14、15を介して固定脚16、17を立脚し、接続金具5と6との間に補強パイプ7を固定した構成としている。 【0047】図7(m)に示すスタッキングテーブルは、天板2が一辺とこの一辺に直交する他辺のそれぞれの頂点を円弧上に結んだ形を有し、一辺の稜部に接続金具5、6を介して可動脚3、4を立脚し、他辺と円弧の交わる稜部及び円弧上に沿ってそれぞれ固定金具14、15を介して固定脚16、17を立脚した構成としている。 【0048】以上のように構成された本発明の種々の態様図によれば、スタッキングテーブルは、可動脚を容易に天板の内方から外方へ引き出したり、天板の外方から内方へ戻したりすることができるので、整然と並べることができ、且つ、片付けるときには整然と積み重ねて保管できる。且つ、種々の天板の形状にも適用することができるので実用性に優れたものとなる。 【0049】図7(a)、(b)、(c)、(d)、(f)、(G)、(h)に表したスタッキングテーブルは、天板の形が方形であるので、多数のテーブルを並べて使用する場合に、隣接するスタッキングテーブルどうしの天板の、何れの側縁でも密着して並べることができる。 【0050】図7(e)に表したスタッキングテーブルは、天板の形が台形であるので、多数のテーブルを並べて使用する場合に、隣接するスタッキングテーブルどうしの天板の、台形の底辺と上辺とを向かい合うように密着させて並べることができる。 【0051】図7(i)に示すスタッキングテーブルは、天板の形が円形であるので、多数のテーブルを並べて使用する場合に、隣接するスタッキングテーブルどうしを互いにスライドさせながら円形の任意の縁で互いに突き合わせて並べることができる。 【0052】図7(j)、(k)、(m)に示すスタッキングテーブルは、天板の形が半円または円弧から成る辺と、直線から成る辺とを結んだ形であるので、多数のスタッキングテーブルを並べて使用する場合に、隣接するスタッキングテーブルどうしの半円または円弧の任意の縁で互いに突き合わせて並べたり、直線から成る辺どうしを密着させて向かい合うように並べたりすることができる。 【0053】尚、本発明の実施の形態において、ロックバネ25、26と脚ベース金具22とはそれぞれ異なる部品として製作してネジで固定したが、脚ベース金具22をバネ性の優れた金属を用いて形成し、この脚ベース金具22の底板28の一部を上方に向けて切り曲げしロックバネ25、26を一体に形成しても良い。 【0054】また、ロックバネ25、26は、バネ性が優れたステンレスを用いて形成したが、ばね鋼材やリン青銅、洋白、黄銅等のバネ材料を用いても良い。また、本発明の実施の形態において、スライドクランプ24とクランプカバー27とはそれぞれ異なる部品として製作したが、これらを一体に成形し、可動脚3、4の折曲部20に挿入してからスライド棒21を折曲部20に固定しても良い。 【0055】また、本発明の実施の形態において、可動脚3、4は、折曲部20にスライド棒21を固定して形成したが、このスライド棒21を、軸受を介して回転するように構成しても良い。また、可動脚3、4に備えたキャスタ18、19には、必要に応じてこのキャスタ18、19の回動をロックするロックレバーや、床面とのがたつきを調製するためのアジャスタを備えると好ましい。 【0056】また、本発明の実施の形態において、可動脚のスライド距離S寸法を70mmに設定したが、本発明はスライド距離S寸法が70mmに限定されるものではなく、スタッキングテーブルの大きさや形状等を考慮して、使いやすいスライド距離に設定することが好ましい。 【0057】また、補強パイプ7の形状は細長い桟としたが、この形状に限定されるものではなく、スタッキングテーブル1を積み重ねたときに、天板2の歪みや損傷を防止できるものなら他の形状でも良い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000116596 【氏名又は名称】愛知株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年4月15日(2002.4.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082500 【弁理士】 【氏名又は名称】足立 勉
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| 【公開番号】 |
特開2003−304936(P2003−304936A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月28日(2003.10.28) |
| 【出願番号】 |
特願2002−112277(P2002−112277) |
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