| 【発明の名称】 |
組合せ収納家具 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤本 有希 【住所又は居所】大阪市城東区今福東1丁目4番12号 株式会社イトーキクレビオ内
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| 【要約】 |
【課題】机又は袖キャビネットと、移動可能なワゴン、特に全周に開放した物品載置部を有するワゴンとを組合せて構成した組合せ収納家具を提供する。
【解決手段】机1又は袖キャビネット2の天板4の縁部に円弧状の凹陥部5を形成するとともに、下端に複数のキャスター6を備えたワゴン3に凹陥部の曲率半径と一致又は若干小さい曲率半径を有する円形天板7を設け、机又は袖キャビネットの天板とワゴンの円形天板とを略同一高さに設定し、ワゴンを、その円形天板の縁部を天板の凹陥部に係合させた状態で、回転可能となした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 机又は袖キャビネットの天板の縁部に円弧状の凹陥部を形成するとともに、ワゴンに前記凹陥部の曲率半径と一致又は若干小さい曲率半径を有する円形天板を設け、前記机又は袖キャビネットの天板とワゴンの円形天板とを略同一高さに設定したことを特徴とする組合せ収納家具。 【請求項2】 前記ワゴンの下端に複数のキャスターを備えて移動可能となし、前記円形天板の縁部を前記天板の凹陥部に係合させた状態で、回転可能となした請求項1記載の組合せ収納家具。 【請求項3】 前記ワゴンは、下面に前記キャスターを設けたベース板と前記円形天板との間に全周に開放した物品載置部を設けてなる請求項1又は2記載の組合せ収納家具。 【請求項4】 前記円形天板と、前記ベース板との間に中間棚板を配設し、ベース板と中間棚板間及び円形天板と中間棚板間を、それぞれ板材を十文字に配した支柱部材で連結して前記物品載置部を形成してなる請求項3記載の組合せ収納家具。 【請求項5】 前記机又は袖キャビネットの本体部より前記天板の凹陥部を形成した部分を突出させるとともに、その下方に前面開放した収納部を形成してなる請求項1〜4何れかに記載の組合せ収納家具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、組合せ収納家具に係わり、更に詳しくは机又は袖キャビネットとワゴンを組合せて使用する組合せ収納家具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、机と、下面に複数のキャスターを設けて移動可能となした袖キャビネットとを組合せて使用することは公知であるが、机又は袖キャビネットと移動可能なワゴンとを組合せた家具は見当たらない。 【0003】特に、全周に開放した物品載置部を有するワゴンを用いて組合せ収納家具を構成することは、例がない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、机又は袖キャビネットと、移動可能なワゴン、特に全周に開放した物品載置部を有するワゴンとを組合せて構成した組合せ収納家具を提供する点にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解決のために、机又は袖キャビネットの天板の縁部に円弧状の凹陥部を形成するとともに、ワゴンに前記凹陥部の曲率半径と一致又は若干小さい曲率半径を有する円形天板を設け、前記机又は袖キャビネットの天板とワゴンの円形天板とを略同一高さに設定した組合せ収納家具を構成した。 【0006】ここで、前記ワゴンの下端に複数のキャスターを備えて移動可能となし、前記円形天板の縁部を前記天板の凹陥部に係合させた状態で、回転可能となすことが好ましい。 【0007】また、前記ワゴンは、下面に前記キャスターを設けたベース板と前記円形天板との間に全周に開放した物品載置部を設けてなる構造のものである。 【0008】そして、前記円形天板と、前記ベース板との間に中間棚板を配設し、ベース板と中間棚板間及び円形天板と中間棚板間を、それぞれ板材を十文字に配した支柱部材で連結して前記物品載置部を形成してなることがより好ましい。 【0009】また、前記机又は袖キャビネットの本体部より前記天板の凹陥部を形成した部分を突出させるとともに、その下方に前面開放した収納部を形成してなる構造である。 【0010】 【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る組合せ収納家具の代表的実施形態を示し、図中符号1は机、2は袖キャビネット、3はワゴンをそれぞれ示している。 【0011】本実施形態では、袖キャビネット2とワゴン3とからなる組合せ収納家具を示し、その特徴とするところは、袖キャビネット2の天板4の縁部に円弧状の凹陥部5を形成するとともに、下端に複数のキャスター6,…を備えたワゴン3に前記凹陥部5の曲率半径と一致又は若干小さい曲率半径を有する円形天板7を設け、前記袖キャビネット2の天板4とワゴン3の円形天板7とを略同一高さに設定してなるものである。 【0012】更に詳しくは、前記袖キャビネット2は、図2に示すように、本体部8の上端に前記天板4を設け、該天板4の前部は本体部8よりも前方へ突出させ、その突出部の縁部に前記円弧状の凹陥部5を形成している。また、前記本体部8内には、前方へ開放した収納部9を設けている。尚、当該袖キャビネット2は、前記机1の側部に並べて設置するので、天板の高さは略一致させている。 【0013】また、前記ワゴン3は、前記袖キャビネット2の凹陥部5の曲率半径と一致又は若干小さい曲率半径を有する円形天板7と、下面に前記キャスター6,…を設けたベース板10との間に、全周に開放した物品載置部11を設けたものである。具体的には、前記円形天板7と、ベース板10との間に中間棚板12を配設し、ベース板10と中間棚板12間、円形天板7と中間棚板12間を、それぞれ板材を十文字に配した支柱部材13,13で連結し、前述の物品載置部11を構成している。ここで、前記ベース板10と中間棚板12は、前記円形天板7と平面視形状を同一にしている。 【0014】また、前記ベース板10又は中間棚板12の上面に、ケース入りのCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)等の扁平箱物、あるいは書籍等の物品を載置し、それを縦向きで整列したり、横向きで積み重ねたりするが、十文字の支柱部材13は、物品の姿勢を維持するための背板あるいは仕切板の作用をする。また、十文字の支柱部材13によって、物品載置部11が4つの異なる方向に開放した空間に区画されているので、その区画を利用して異なる種類の物品を分別収納することができる。 【0015】そして、図1及び図4に示すように、前記袖キャビネット2の天板4の凹陥部5に、前記ワゴン3の円形天板7の縁部を係合させて組合せると、前記天板4と円形天板7とが隙間なく連続し、一体の天板構造体となる。そして、図1において机1に着座した使用者が、前記ワゴン3の円形天板7の端部を持って手前、又はその逆方向に移動させると、該ワゴン3は凹陥部5の両側部の膨出部14,14で横振れを規制されながら定位置で回転し、次々と物品載置部11の異なった部分が手前に現れるので、椅子に座ったままで所望の物品を物品載置部11から取り出し、また収納することができる。 【0016】勿論、前記ワゴン3は、袖キャビネット2から離して単独で使用することも可能である。前記ワゴン3を単独で使用する場合には、ミーティング用の簡易テーブルとしての利用の外、植木鉢の載置台として、あるいは電話台として利用することができる。尚、本実施形態では、前記ベース板10と中間棚板12を、円形天板7と同形としたが、ワゴン3の回転の際に支障がなければどのような形状であっても良い。 【0017】また、前記ワゴン3を回転させる際に、円形天板7が袖キャビネット2の凹陥部5から離れないようにするために、図5に示すように、円形天板7の外周面と凹陥部5の内周面の何れか一方に磁性体15を、他方に永久磁石16をそれぞれ周面が面一となるように配することも好ましい。本実施形態の場合、前記円形天板7の外周面にスチール製又はステンレス製、あるいはフェライト製の帯状の磁性体15を貼着するとともに、前記凹陥部5の内周面に複数の永久磁石16,…を埋設している。尚、前記永久磁石16,…を覆うように、凹陥部5の内周面の全長に渡って帯状の磁性体を配設することも好ましい。このように、磁性体15と永久磁石16との吸着によって、ワゴン3を回転する際にも、また静置している際にも、袖キャビネット2の凹陥部5から容易に離れることを規制できる。 【0018】本実施形態では、前記ワゴン3の円形天板7の縁部を摺接回転可能に係合する円弧状の凹陥部5を袖キャビネット2の天板4に設けたが、前記机1の天板に設けて、机1とワゴン3とを組合せて構成しても良い。 【0019】 【発明の効果】以上にしてなる請求項1に係る発明の組合せ収納家具は、机又は袖キャビネットの天板の縁部に円弧状の凹陥部を形成するとともに、ワゴンに前記凹陥部の曲率半径と一致又は若干小さい曲率半径を有する円形天板を設け、前記机又は袖キャビネットの天板とワゴンの円形天板とを略同一高さに設定してなるので、天板と円形天板とが隙間なく連続して一体の天板構造体となって、天板を広く使用でき、天板の凹陥部にワゴンの円形天板の縁部が係合した状態では、机又は袖キャビネットに対するワゴンの側方移動を制限することができる。 【0020】請求項2によれば、ワゴンの円形天板の縁部を前記机又は袖キャビネットの天板の凹陥部に係合させた状態で、ワゴンを回転することができ、従来存在しない全く新しいタイプの家具を提供することができる。 【0021】請求項3によれば、天板の凹陥部にワゴンの円形天板の縁部を係合させて組合せた状態で、ワゴンの円形天板の端部を持って手前、又はその逆方向に移動させると、該ワゴンは凹陥部の両側部の膨出部で横振れを規制されながら定位置で回転し、次々と物品載置部の異なった部分を手前に出現させることができる。 【0022】請求項4によれば、ベース板又は中間棚板の上面に、ケース入りのCDやDVD等の扁平箱物、あるいは書籍等の物品を載置し、それを縦向きで整列したり、横向きで積み重ねたりする場合、十文字の支柱部材を物品の姿勢を維持するための背板あるいは仕切板として利用でき、また十文字の支柱部材によって、物品載置部を4つの異なる方向に開放した空間に区画されるので、その区画を利用して異なる種類の物品を分別収納することができる。 【0023】請求項5によれば、天板の凹陥部にワゴンの円形天板の縁部を係合させて組合せた状態では、机又は袖キャビネットの本体部の収納部は、前記ワゴンによってその前面開放部分が概略覆われて、収納部に収納した物品を隠すことができ、また収納部に対して物品を出し入れするときに、ワゴンを移動させて収納部を簡単に開放することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000139780 【氏名又は名称】株式会社イトーキクレビオ 【住所又は居所】大阪市城東区今福東1丁目4番12号
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| 【出願日】 |
平成14年4月1日(2002.4.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074561 【弁理士】 【氏名又は名称】柳野 隆生
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| 【公開番号】 |
特開2003−289962(P2003−289962A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月14日(2003.10.14) |
| 【出願番号】 |
特願2002−99027(P2002−99027) |
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