| 【発明の名称】 |
上履用スリッパの収納箱 |
| 【発明者】 |
【氏名】堀越 邦昭
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| 【要約】 |
【課題】上履用スリッパを収納箱に収納した状態で、人体に悪影響のない濃度のオゾン化空気でスリッパを脱臭殺菌して、快い感じで安心して履くことができるようにした上履用スリッパの収納箱を提供することを課題とする。
【解決手段】前面開放状のスリッパ収納箱1を組立自在に構成し、該収納箱1の背面板1dに経緯方向に所要の間隔を存してノズル2を挿入配設し、背面板1dの裏側に開口したオゾン発生装置3のオゾン化空気吸入口5bに連通接続した管状のオゾン化空気供給路13、14を背面板1dの裏側からノズル2に連通接続し、スリッパのカバー内にノズル2を挿入した状態で、オゾン化空気によりスリッパを脱臭殺菌するように構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 病院等の玄関に設置される前面開放状の上履用スリッパの収納箱であって、該収納箱は面板を基材として組立分解自在に構成され、かつ背面板には経緯方向に所要の間隔を存してノズルの挿入孔が形成され、背面板の裏側には、オゾン発生装置のオゾン化空気吸入口に連通接続した管状のオゾン化空気供給路が挿入孔に挿入したノズルに連通接続され、スリッパのカバーをノズルに挿入保持した状態で、該スリッパを脱臭殺菌するように構成したことを特徴とする上履用スリッパの収納箱。 【請求項2】 オゾン化空気吸入口は、オゾン発生装置のオゾン化空気放出口に連通接続されて、経方向に配設された管状の基幹供給路と、挿入孔に挿入されるノズルに連通接続され、かつ基幹供給路に連通接続されて、緯方向に配設された管状の分岐供給路とによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の上履用スリッパの収納箱。 【請求項3】 オゾン発生装置は回転式オゾン発生装置であって、シロッコファンを内装した第1円筒状ケーシングの上手側に、放射状に配設した連結部材を介して連結した第2円筒状ケーシングに内装した円筒状固定電極と、該固定電極内に所要の空隙を存して遊嵌した回転電極となる回転子と、上記シロッコファンを内装した第1円筒状ケーシングの下手側に一体状に連結した第3円筒状ケーシングに内装した駆動モータと、上記回転子とシロッコファンの回転軸をそれぞれ駆動モータの駆動軸に一直線状に連動連結し、シロッコファンの回転軌跡の外側方に、第1円筒状ケーシングを延出して形成したオゾン化空気放出口とによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の上履用スリッパの収納箱。 【請求項4】 ノズルの直下には、上履用スリッパのカバーをノズルに挿入した状態で、スリッパの底部を保持する載置棚が水平状に架設されていることを特徴とする請求項1記載の上履用スリッパの収納箱。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、上履用スリッパの収納箱に係り、詳しくは、病院などの玄関に設置されている上履用スリッパの収納箱に収納されているスリッパに、オゾン化空気を放出することにより脱臭殺菌し、常に清潔な状態を保持して、来院者が快い感じで安心して使用できるようにした上履用スリッパの収納箱に関するものである。 【0002】 【従来の技術】不特定多数の人が出入りする病院などには、玄関口に上履用スリッパの収納箱が設置されている場合が多い。この場合、来院者は下履の靴などを脱いで上履用スリッパに履き替えることになるが、足の指先と甲部を覆うスリッパのカバー内は空気の流通が悪いうえ、汗などで悪臭を発生したり、雑菌が繁殖したりして不衛生な状態となっているので、履き替える際、気分的に不快な感じがする場合がある。そのうえ来院者の中には「みずむし」の疾患者もいることから、夏季などに上履用スリッパを履くことにより、往々にして「みずむし」に感染する惧れもある。ところが、病院などに設置されている上履用スリッパの収納箱には、スリッパを脱臭殺菌した状態で収納するものがないのが実状であった。 【0003】 【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のような実状に鑑み、環境衛生の視点から創案されたものであって、その意図するところは、上履用スリッパを収納箱に収納した状態で、人体に悪影響の全くない均一な濃度のオゾン化空気によりスリッパを脱臭殺菌して、不衛生に起因する「みずむし」などの感染を未然に防止し、来院者が気分的に快い感じで安心して履くことができる上履用スリッパの収納箱を提供することを課題とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】課題を解決するため、本発明が採用した第1の技術的手段は、病院等の玄関に設置される前面開放状の上履用スリッパの収納箱であって、該収納箱は面板を基材として組立分解自在に構成され、かつ背面板には経緯方向に所要の間隔を存してノズルの挿入孔が形成され、背面板の裏側には、オゾン発生装置のオゾン化空気吸入口に連通接続した管状のオゾン化空気供給路が挿入孔に挿入したノズルに連通接続され、スリッパのカバーをノズルに挿入保持した状態で、該スリッパを脱臭殺菌するように構成したことを特徴とするものである。 【0005】本発明が採用した第2の技術的手段は、オゾン化空気吸入口は、オゾン発生装置のオゾン化空気放出口に連通接続されて、経方向に配設された管状の基幹供給路と、挿入孔に挿入されるノズルに連通接続され、かつ基幹供給路に連通接続されて、緯方向に配設された管状の分岐供給路とによって構成されていることを特徴とするものである。 【0006】本発明が採用した第3の技術的手段は、オゾン発生装置は回転式オゾン発生装置であって、シロッコファンを内装した第1円筒状ケーシングの上手側に、放射状に配設した連結部材を介して連結した第2円筒状ケーシングに内装した円筒状固定電極と、該固定電極内に所要の空隙を存して遊嵌した回転電極となる回転子と、上記シロッコファンを内装した第1円筒状ケーシングの下手側に一体状に連結した第3円筒状ケーシングに内装した駆動モータと、上記回転子とシロッコファンの回転軸をそれぞれ駆動モータの駆動軸に一直線状に連動連結し、シロッコファンの回転軌跡の外側方に、第1円筒状ケーシングを延出して形成したオゾン化空気放出口とによって構成されていることを特徴とするものである。 【0007】本発明が採用した第4の技術的手段は、ノズルの直下には、上履用スリッパのカバーをノズルに挿入した状態で、スリッパの底部を保持する載置棚が水平状に架設されていることを特徴とするものである。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の構成を、図面に示した実施例に基づいて詳細に説明する。図1は上履用スリッパの収納箱の正面側斜視図、図2は同上背面側斜視図、図3はオゾン発生装置の斜視図、図4は同上縦断面図であって、先ず図1に示すように、収納箱1は面板を基材とし、具体的には天板1a、底板1b、左右側板1c、背面板1dからなる前面側開放状の箱体であって、公知の技術手段としての蝶番、緊締具、アングル部材などで組立分解自在に構成されており、背面板1dには経緯方向に所要間隔を存してノズル2の挿入孔2aが形成されている。 【0009】3は回転式オゾン発生装置であって、その配設位置は、収納箱1の底板1bでも、左右側板1cのいずれの側部でも、更に背面板1dの裏側であっても良いが、本実施例では底板1bの一側に網状体3aを張設して配設してある。 【0010】上記回転式オゾン発生装置3は、図3および図4に示すように、シロッコファン4を回転自在に内装した第1円筒状ケーシング5の上手側に、該ケーシング5内への空気取入口5aを形成すべく、放射状に連結部材6を介して連結した第2円筒状ケーシング7に内装した円筒状の固定電極8と、該固定電極8内に所要の空隙を存して遊嵌した回転電極としての回転子9と、該回転子9の回転軸9aに軸支された吸引ファン12と、上記第1円筒状ケーシング5の下手側に一体状に連結した第3円筒状ケーシング10に内装した駆動モータ11と、該駆動モータ11の駆動軸11aにシロッコファン4の回転軸4aと回転子9の回転軸9aが、それぞれ一直線状に連動連結され、更にシロッコファン4の回転軌跡の外側方に第1円筒状ケーシング5を延出してオゾン化空気放出口5bが形成されている。7aは第2円筒状ケーシング7の空気取入口7bに張設されたエアフィルタである。 【0011】上記オゾン化空気放出口5bは背面板1dの裏側に臨ませて開口配設されており、背面板1dに形成した挿入孔2aにはノズル2が挿入されていると共に、背面板1dの裏側には、図2に示すように、オゾン化空気放出口5bに連通接続した管状の基幹供給路13が経方向に配設され、該基幹供給路13に連通接続された管状の分岐供給路14は、ノズル2に連通接続された状態で緯方向に配設されている。なお、ノズル2と分岐供給路14との接続は、分岐供給路14にノズル2を一体状に形成したものであっても良い。 【0012】背面板1dの表側に突出されたノズル2の直下には、図1に示すように、上履用スリッパのカバーをノズル2に挿入して収納状態とした際、スリッパの底部を支承する載置棚2bが収納箱1の左右側板1c間に水平状に架設されており、ノズル2から放出されるオゾン化空気をカバー内に万遍なく流通させて脱臭殺菌の効率化が図られるようになっている。なお、載置棚2bに代えて、ノズル2にスリッパのカバーが安定良く支承できる係止部材を形成してもよい。 【0013】叙上の構成において、いま、不特定多数の人が出入りする病院などの玄関に、本発明に係る上履用スリッパの収納箱を組み立て設置して、収納状態にあるスリッパを脱臭殺菌するには、駆動モータ11の駆動軸11aを回転させる。すると、これに同期してシロッコファン4、回転子9、吸引ファン12が回転し、空気取入口7bから矢印Aで示すように空気が第2円筒状ケーシング7に吸入される。そこで、固定電極8の外面に保持させた給電子16とにより、固定電極8と回転子9との間に高電圧を印加すると、コロナ放電が発生してオゾン化され、更に矢印Bで示すようにオゾン化された空気は、第1円筒状ケーシング5の空気取入口5aから取り入れられた空気と合流して稀釈化され、矢印Cで示すように、オゾン化空気放出口5bから基幹供給路13、分岐供給路14を経てノズル2から上履用スリッパのカバー内に放出されて、スリッパの脱臭殺菌が行われる。 【0014】ノズル2から放出されるオゾン化空気の濃度は、図示しないオゾン濃度調整具で調整するようになっており、実験の結果、0.4〜0.8ppmの範囲で調整するのが好ましい。また、オゾン化空気の放出時間も、タイマーで適宜調整しても良く、時間帯を限定して調整しても良い。 【0015】 【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、不特定多数の人が病院などに来院した際、玄関口の収納箱に上履用スリッパが載置棚に支承された状態で、カバー内がノズルから放出されるオゾン化空気により万遍なく脱臭殺菌されるので、来院者は気分的に快い感じで安心して履き替えることができる。又、入院患者も病院に備えたスリッパを履くことにより安心感が高められ、この安心感が契機となって病状を好転させることにもつながるうえ、スリッパは常に清潔な状態に保管されているので、夏季などに素足でスリッパを履いたとしても、「みずむし」などに感染する惧れはない。しかも、オゾン化空気は回転式オゾン発生装置で生成されるため、人体に悪影響のない均一な濃度を保持することができ、来院者に対し、衛生管理が行き届いた印象を与えることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594042066 【氏名又は名称】堀越 邦昭
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| 【出願日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066876 【弁理士】 【氏名又は名称】稲葉 昭治 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−159130(P2003−159130A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−360998(P2001−360998) |
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