| 【発明の名称】 |
平台用腰布固定具 |
| 【発明者】 |
【氏名】井手口 弘 【住所又は居所】東京都江東区新木場1−15−10 株式会社デザインアートスタジオ内
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| 【要約】 |
【課題】展示会場やパーティ会場などにおいて用いられる平台の場合、その周囲に腰布と称する布材を吊支して外観を整えることが行われているが、従来においては、この腰布の取付けはステイプラーによる固定釘針の打込みによって行われており、手数がかかるだけではなく、取りはずしの際に腰布を損傷することがあり、更に、平台周縁を傷付け、その耐用期間を短くしていた。
【解決手段】断面コ字形をなし、開口側を外側にして平台3の周縁に固定される長尺状のメス部材1と、前記メス部材1の内側に安定的に嵌め込むことができる外寸を有する断面コ字形の長尺状の挿入固定部4の一方の側壁上端縁から斜下方に向ってオーバーハング状に腕部5が一体的に延設され、更にこの腕部5の先端に比較的深いコ字形の溝6を有する挿入ポケット部7を一体的に設けたオス部材2とから平台用腰布固定具を構成し、棒状をなした芯材17を巻き付けた腰布16の上部を前記挿入ポケット部7の溝6に差し込むことにより、腰布16を取りはずし自在に吊支できる様にした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 断面コ字形をなし、開口側を外側にして平台3の周縁に固定される長尺状のメス部材1と;前記メス部材1の内側に安定的に嵌め込むことができる外寸を有する断面コ字形の長尺状の挿入固定部4の一方の側壁上端縁から斜下方に向ってオーバーハング状に腕部5が一体的に延設され、更にこの腕部5の先端に比較的深いコ字形の溝6を有する挿入ポケット部7を一体的に設けたオス部材2;とからなり、棒状をなした芯材17を巻き付けた腰布16の上部を前記挿入ポケット部7の溝6に差し込むことにより、腰布16を取りはずし自在に吊支できる様にしたことを特徴とする平台用腰布固定具。 【請求項2】 メス部材1、オス部材2、芯材17がいずれも金属製であることを特徴とする請求項1記載の平台用腰布固定具。 【請求項3】 メス部材1とオス部材2とが面ファスナー11によって着脱自在に結合されていることを特徴とする請求項1記載の平台用腰布固定具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】この発明は平台用腰布固定具、詳しくは、腰布を簡単に着脱できる作業性にすぐれた平台用腰布固定具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】化粧板など板状体の下面に脚を取付けた平台は、展示会場やパーティ会場における仮設用テーブルとして多く利用されている。そして、この平台においては、外観を整え、美感を向上させる為、その周囲に腰布と呼ばれている布を垂らし、脚を覆い隠すことが多く行われている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】腰布を垂らすことにより、その内側は見えなくなるので、使い古した資材でも使用できる為、この腰布の取付けは極めて有用である。従来においては、平台へのこの腰布の取付けは、平台の周縁部に腰布の上端部分をステイプラーを用いて釘針を打ち付けることによって行われていた。 【0004】しかしながら、ステイプラーにより釘針の打ち付けは、腰布を保持しながら行わねばならず、大変手間がかかると共に、平台周縁部に針穴が残ってしまう為、何回も腰布の取付け、取りはずしを繰り返すと、平台周縁部が穴だらけになり、傷んでしまうという問題があった。又、腰布自体も、その撤去の際に、平台から無理に取りはずそうとすると、裂けてしまうことがあった。 【0005】展示会場やパーティ会場での平台の設置、平台への腰布の取付け,腰布の取りはずし、平台の撤去などは仮設資材という特質上、極めて限られた時間内にスピーディに行わねばならないことが多く、従来の固定方法は、全体の作業能率向上の上からもネックとなっていた。 【0006】本発明者は、平台への腰布の取付け、取りはずしに関する上記問題点を解決する手法を鋭意研究した結果、取付け取りはずしが極めて容易で、平台、腰布とも傷付かず、何回でも再利用可能な便利な平台用腰布固定具を開発することに成功し、本発明として、ここに提案するものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】断面コ字形をなし、開口側を外側にして平台3の周縁に固定される長尺状のメス部材1と、前記メス部材1の内側に安定的に嵌め込むことができる外寸を有する断面コ字形の長尺状の挿入固定部4の一方の側壁上端縁から斜下方に向ってオーバーハング状に腕部5が一体的に延設され、更にこの腕部5の先端に比較的深いコ字形の溝6を有する挿入ポケット部7を一体的に設けたオス部材2とから平台用腰布固定具を構成し、棒状をなした芯材17を巻き付けた腰布16の上部を前記挿入ポケット部7の溝6に差し込むことにより、腰布16を取りはずし自在に吊支できる様にすることにより、上記課題を解決せんとするものである。 【0008】 【実施の形態】図1は、この発明に係る平台用腰布固定具の一実施形態の要部の拡大断面図、図2は実際に平台に腰布を装着した状態の一部を切欠いて描いた正面図である。 【0009】この発明に係る平台用腰布固定具は、メス部材1とオス部材2とからなっている。メス部材1は平台3の周縁に固定されるものであり、断面コ字形をなした長尺状の軽金属製チャンネル材であり、図1に示す様に、その開口側を外側にして平台3の周縁に取付けられる。 【0010】一方、オス部材2は、前記メス部材1の内側に安定的に嵌め込める外寸を有する断面コ字形の長尺状の挿入固定部4と、この挿入固定部4の一方の側壁の上端縁から斜め下方に向ってオーバーハング状に一体的に延設された腕部5と、この腕部5の先端に同じく一体的に形成された比較的深いコ字形の溝6を有する挿入ポケット部7とからなるものであり、挿入ポケット部7の外側の側壁上端縁にはかえし部8が形成されている。この実施の形態において、このオス部材2も軽合金製である。なお、このオス部材2の挿入固定部4の外底面9とメス部材1の内底面10との間には若干の空隙が形成される様になっており、オス部材2とメス部材1とはこの外底面9と内底面10とにそれぞれ貼付された面ファスナー11、11を係合させることにより、着脱自在に結合される様になっている。 【0011】更に、図中、12は回し縁であり、オス部材2の挿入固定部4の内側開口溝13に挿入される基部14に肉厚幅広の縁本体18を取付けたものであり、平台の装飾あるいは外観向上の為、その周縁に固定されるものである。この縁本体18は木あるいは合成樹脂を素材としている。なお、図示は省略したが、この回し縁12と挿入固定部4との固定も、面ファスナーによって行われる。 【0012】次に、この平台用腰布固定具の使用方法を説明すると、平台3に取付けようとする腰布16の上縁に棒状の芯材17を巻き付け、その状態で、腰布16の上部をオス部材2の挿入ポケット部7の溝6内に落し込む。すると、腰布16の上部は自重及び芯材17の重さにより、挿入ポケット部7の前端縁に振り分け状に保持され、安定的に吊持されることになる。芯材17はある程度の重さを有するものが好ましく、この実施の形態においては細長い金属板を用いた。なお、挿入ポケット部7の前端縁にはかえし部8が形成されているので、芯材17に巻かれた腰布16が挿入ポケット部7から意に反して抜け出てしまうことを防いでいる。 【0013】一方、腰布16を挿入ポケット部7からはずしたいときは、芯材17が巻かれている腰布16の上部を挿入ポケット部7の開口部の方向に向って斜めに持ち上げれば、容易に腰布16を挿入ポケット部7から離脱させることが出来る。 【0014】 【発明の効果】この発明に係る平台用腰布固定具は上記の通りの構成を有するものであり、腰布16の上縁に巻き付けた芯材17の重さによって、腰布16を安定的に吊支しようとするものであり、従来のステイプラーを用いて釘針を打ち付ける場合の様に、平台や腰布を傷めることはなく、取付け、取りはずし共、極めて容易であり、パーティ会場や展示会場設営の合理化、スピードアップ、低コスト化に資することができるすぐれた効果を有する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598007676 【氏名又は名称】株式会社デザインアートスタジオ 【住所又は居所】東京都江東区新木場1丁目15番8号
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| 【出願日】 |
平成13年11月29日(2001.11.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076093 【弁理士】 【氏名又は名称】藤吉 繁 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−159125(P2003−159125A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−363888(P2001−363888) |
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