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【発明の名称】 書籍陳列棚の区分陳列用仕切板
【発明者】 【氏名】河村 亘
【住所又は居所】岐阜県岐阜市芥見東山1番17号 棚橋工業株式会社内

【要約】 【課題】表紙を正面に向けて書籍が陳列される書籍陳列棚において、棚部の段数にかかわらず書籍の大きさや陳列数に合わせて棚部を任意の横幅で仕切って区分陳列できるようにするとともに、陳列される書籍や区分についての情報を来店者に伝達すること。

【解決手段】区分陳列用仕切板10を、書籍陳列棚100の棚部101の段を任意の横幅で仕切る第一仕切部20と、棚部101に取り付けられた第一仕切部20に取着されて棚部101を複数段にわたって仕切る第二仕切部30とを備えて形成し、第一仕切部20には棚部101の任意の位置に取り付けできる取付手段を有するとともに、少なくとも第一仕切部20と第二仕切部30のいずれかに文字、図形等の情報を表示できる表示部50(51、52)を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 傾斜して多段に形成されている棚部を有する書籍陳列棚に使用され、該棚部を区分するための区分陳列用仕切板であって、前記棚部を任意の横幅で区分するための第一仕切部と、該第一仕切部を前記棚部の任意の段の任意の位置に取り付けられるように脱着を自在に行える取付手段とを備えるとともに、前記仕切部には、文字、図形等の情報を表示できる表示部を備えていることを特徴とする区分陳列用仕切板。
【請求項2】 傾斜して多段に形成されている棚部を有する書籍陳列棚に使用され、該棚部を区分するための区分陳列用仕切板であって、前記棚部のそれぞれ異なる段に取り付けされて任意の横幅で区分するための第一仕切部と、2以上の該第一仕切部を連結するようにして前記第一仕切部に取着される第二仕切部とを備えており、前記第一仕切部を前記棚部の任意の段の任意の位置に取り付けられるように脱着を自在に行える取付手段を備え、少なくとも前記第一仕切部又は前記第二仕切部のいずれかには、文字、図形等の情報を表示できる表示部を備えていることを特徴とする区分陳列用仕切板。
【請求項3】 取付手段は、棚部との接触面に配設され、磁力によって棚部に取付可能とする磁性体を備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の区分陳列用仕切板。
【請求項4】 少なくとも第一仕切部と第二仕切部のいずれかには、棚部の段数又は傾斜角度に応じて取着位置を変更可能とする取着位置選択手段を備えたことを特徴とする、請求項2又は3に記載の区分陳列用仕切板。
【請求項5】 取着位置選択手段が、第一仕切部に形成された第一螺子孔と、第二仕切部に複数形成された第二螺子孔と、前記第一螺子孔と前記第二螺子孔とを同時に挿通する螺子とから成り、複数形成された前記第二螺子孔の一を選択して前記螺子を挿通することを特徴とする、請求項4に記載の区分陳列用仕切板。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗で使用される書籍陳列棚に書籍を区分陳列するための区分陳列用仕切板であって、特に棚部が傾斜して形成された書籍陳列棚に使用されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンビニエンスストアが急速に普及したことにより、食料品、日用雑貨、書籍といった生活用品が24時間いつでも手軽に入手できるようになった。このうち、とりわけ書籍については誰でも気軽に閲覧、購入できるようになっており、集客要素として欠かすことのできない主力商品となっている。特に週刊誌等の雑誌類は来店者の様々なニーズを満たすべくあらゆるジャンルのものが用意されている。こうしたコンビニエンスストアでの書籍販売により、いつでも手軽に書籍を閲覧、購入できる反面、これら書籍の中には青少年の健全育成にマイナスの影響を与えるようないわゆる不健全図書類も他の一般書籍と同列に陳列されており、購読対象とされていない青少年であっても容易に閲覧、購入することができるという事態が生じている。これについて店側では陳列棚の端の方にまとめて陳列したり、店内の隅に別の陳列棚を設けて陳列して対応しているが、その一方で、販売を促進していく必要もあることから、表紙を前面に向けて陳列して来店者の目を引くようにもしているために、実質的には十分な対策がなされていないのが現状である。
【0003】このように、書籍の販売に関して青少年の健全育成にふさわしくない状況にありながらも、これを解決するための具体的対策は提案されておらず、これについては店側からだけでなく、父兄や教育現場からも何らかの対応手段が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、特定種類の書籍の区分陳列できるようにするとともに、その旨の情報を来店者にはっきりと明示することができる書籍陳列棚の区分陳列用仕切板を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明が採った手段は、傾斜して多段に形成されている棚部101を有する書籍陳列棚100に使用され、棚部101を区分するための区分陳列用仕切板10であって、棚部101を任意の横幅で区分する第一仕切部20と、第一仕切部20を任意の段の位置の位置に取り付けできるように脱着を自在に行える取付手段40を備えるとともに、文字、図形等の情報を表示可能な表示部50(51)を備えていることを特徴とする区分陳列用仕切板1である。
【0006】これは、棚部101への脱着を自在に行える取付手段40を備えることで、陳列する書籍の数や大きさに応じて区分の幅を任意に加減することができるようにするとともに、さらには表示部50(51)を備えて区分陳列されている旨等を来店者に対して掲示できるようにするものである。また、請求項2に記載した発明が採った手段は、傾斜して多段に形成されている棚部101を有する書籍陳列棚100に使用され、棚部101を区分するための区分陳列用仕切板10であって、棚部101のそれぞれ異なる段に取り付けられて任意の横幅に区分する第一仕切部20と、2以上の第一仕切部20、20・・・を連結するようにして第一仕切部20、20・・・に取着される第二仕切部30とを備えており、第一仕切部20は、棚部101の任意の段の任意の位置に取り付けられるように脱着を自在に行える取付手段40を備え、少なくとも第一仕切部20又は第二仕切部30のいずれかには、文字、図形等の情報を表示できる表示部50(51、52)を備えていることを特徴とする区分陳列用仕切板10である。
【0007】これは、棚部101への取付手段40を有する2以上の第一仕切部20、20・・・と、その第一仕切部20、20・・・を連結するように取着される第二仕切部30とから形成して、棚部101の区分をより一層明確に行えるようにするものである。さらに、第一仕切部20又は第二仕切部30の何れかに表示部50(51,52)を備えることで、情報を掲示できるようになり、さらには、書籍が区分陳列されている旨等を来店者の目にはっきりと留まるように掲示することもできる。
【0008】また、請求項3に記載した発明が採った手段は、取付手段40は、棚部101との接触面に配設され、磁力によって棚部101に取付可能とする磁性体42を備えていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の区分陳列用仕切板10である。
【0009】これは、店舗において使用される書籍陳列棚100は金属製のものが主流である点に着目してなされたものであり、取付手段40に磁性体42を備えて棚部への脱着を自在に行えるようにして、任意の横幅で区分できるようにするものである。
【0010】また、請求項4に記載した発明が採った手段は、少なくとも第一仕切部20及び第二仕切部30のいずれかに、棚部101の段数又は傾斜角度に応じて取着位置を変更可能とする取着位置選択手段70を備えたことを特徴とする、請求項2又は3に記載の区分陳列用仕切板10である。
【0011】店舗に設置される書籍陳列棚の棚部は段数や傾斜角度がその製造メーカーによって異なっている。そのため、あらゆる形状の棚部に対応できるよう形成しておくことが好ましい。そこで、第一仕切部20と第二仕切部30とが取着される位置を変更できるように取着位置選択手段70を設けたものである。このように取着位置選択手段70を備えることで、棚部101に合わせて設置することができるようになる。
【0012】また、請求項5に記載した発明が採った手段は、取着位置選択手段70が、第一仕切部20に形成された第一螺子孔21と、第二仕切部30に複数形成された第二螺子孔31a、31b・・・(31)と、第一螺子孔21と第二螺子孔31とを同時に挿通する螺子60とから成り、複数形成された第二螺子孔31a、31b・・・の一を選択して螺子60を挿通することによって第一仕切部20と第二仕切部30との取着位置を選択可能にしたことを特徴とする請求項3に記載の区分陳列用仕切板10である。
【0013】このように第一仕切部20と第二仕切部30とを螺子60によって取着し、さらに螺子60が挿通される第二螺子孔31を選択できるようにすることで、第一仕切部20と第二仕切部30との取着位置の変更作業を容易に行えるようにするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、書店やコンビニエンスストアに設置されている書籍陳列棚の書籍を区分陳列するための仕切板に係るものであって、詳しくは、棚部を任意の横幅で区分するために棚部への脱着を自在に行える取付手段を備えるとともに、文字や図形等を来店者に対して掲示するための表示部を備える書籍陳列棚の区分陳列用仕切板である。
【0015】本発明に係る区分陳列用仕切板は、棚部が傾斜を有して多段に形成されるとともに、書籍の表紙を正面に向けて載置する書籍陳列棚に使用されるものである。第一仕切部は、明確に区分できるものであれば、例えば平板状、棒状等、その形状や大きさ等は特に限定されるものではない。
【0016】第一仕切部には、棚部に取り付けるための取付手段を備える必要がある。取付手段は、第一仕切部を棚部にしっかりと固定でき、且つ脱着ができるものでなければならない。陳列される書籍を来店者が手にするとき等に接触して容易にぐらついたり外れたりしないようにするとともに、陳列される書籍の大きさや数に合わせて区分の幅を状況に応じて変更できるようにするためである。このような取付手段としては、例えば、挟持板を用いてネジ締め等によって棚部に挟着させるものや、棚部が金属製であれば磁石を用いて取着するものが考えられる。
【0017】また、第一仕切部には棚部を全段にわたって仕切るようにする第二仕切部を取着することもできる。第二仕切部は棚部に取り付けられる2以上の第一仕切部を連結するように第一仕切部に取着可能に形成されて区分を明確にすることができれば、その形状は平板状、棒状等特に限定されるものではない。
【0018】第一仕切部及び第二仕切部は、スチールやアルミ等の金属や、プラスチック等の容易に折れたり割れたりしない程度の強度を有する素材から形成されていることが好ましい。
【0019】また、第一仕切部と第二仕切部にはそれぞれ文字や図形等を表示する表示部を備えることができる。表示部は棚部に取り付けられたときに目に止まりやすい位置と大きさに形成される必要がある。また表示される文字等は、塗装によって表示したり、別途作成した印刷物やシール等を張り付けて表示することの他、マジック等で手書きにより表示すること等が考えられる。
【0020】さらに、第一仕切部と第二仕切部の少なくともいずれかには、書籍陳列棚の棚部の段数に合うように互いの取着位置を変更できるようにする取着位置選択手段を備えてもよい。取着位置選択手段としては、例えば、第一仕切部と第二仕切部とを螺子によって取着して、その螺子を挿通する螺子孔を複数設けてそのうちの一を選択して位置選択するものや、第一仕切部と第二仕切部とに形成した係止部同士を係合して取着して、その係合される係止部を複数形成してそのうちの一を選択して位置選択するもの等が挙げられる。
【0021】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
(実施例1)まず初めに、便宜上、本発明に係る区分陳列用仕切板10が取り付けられる書籍陳列棚100について説明する(図1)。区分陳列用仕切板10が取り付けられる書籍陳列棚100はスチール製であって、書籍の表紙を正面に向けて陳列できる複数の段からなるとともに上段側から下段側にかけて傾斜して形成される棚部101を有するものである。図1では棚部が七段に形成されたものを示しているが、段数は三段、五段、等その設定は様々である。本発明に係る区分陳列用仕切板10は、上述のような形態の書籍陳列棚に使用されるものである。
【0022】図2には、本実施例に係る区分陳列用仕切板10を書籍陳列棚100に取り付けた様子が示されている。区分陳列用仕切板10は、棚部の一段を仕切る第一仕切部20と、第一仕切部20を棚部101に取り付けるための取付手段40と、書籍や区分陳列等についての情報やメッセージを来店者に掲示するための第一表示部51を備えている。
【0023】図3には区分陳列用仕切板10の正面図及び側面図が示されている。この第一仕切部20は細長の板状に形成されており、棚部101に取り付けられたときにはその板面が側面となって一段毎に仕切ることとなる。図2においては、この第一仕切部20を備えた区分陳列用仕切板10が棚部101の段数が三段からなる書籍陳列棚100の一段目と二段目に取り付けられて棚部を区分している。
【0024】取付手段40は、第一仕切部20の下方内側面にスポット溶接された平面板41と、平面板41に貼着された磁性体42とからなっている。この磁性体42はシート状に形成されており、平面板41の棚部101と向き合う面に貼着されている。これによってスチール製の棚部101と磁力で第一仕切部20を取着することができるものである。このように取付手段40を磁性体で形成すれば、螺子等の部材を用いたときのように突起物を形成することがないので陳列の際に邪魔になることがなく、さらには脱着を簡単に行えるので取付位置を必要に応じて任意に変更することができる。
【0025】第一表示部51は、来店者の目線の高さに近い位置である第一仕切部20の上方部に形成されており、例えば、「R18」や「18禁」といった事項を記載した帯状のシールを貼付することにより、来店者に対してその旨を知らせることができる。表示内容を変更したいときにはシールを貼り替えるだけでよい。
【0026】このように区分陳列用仕切板10を形成することによって、書籍陳列棚100の棚部101を任意の区分幅を自在に設定することができるとともに、区分陳列に関する情報を来店者に伝えることができるのである。
(実施例2−1)棚部の段数が例えば五段や七段といったように多くの段数から形成されている場合、実施例1で説明した第一仕切部20によって区分する区分陳列用仕切板10では、棚部をその全段にわたって明確に区分をすることは困難である。そこで、本実施例に係る区分陳列用仕切板10は、段数の多い書籍陳列棚にも対応できるように第一仕切部20と第二仕切部30とによって区分を行うものである。図4及び図5には本実施例に係る区分陳列用仕切板10を、六段に形成された棚部101を備える書籍陳列棚100に取り付けた様子が示されている。この区分陳列用仕切板10は、第一仕切部20と、第二仕切部30を備えて形成されている。第一仕切部20は実施例1で説明したものと同様に構成されており、棚部101の下段側から一段目と五段目のそれぞれ取り付けされている。第一仕切部20と第二仕切部30とは螺子60により取着されており、第一仕切部20の上端部には螺子60が挿通される第一螺子孔21が形成されている。
【0027】図6には、第二仕切部30が示されている。第二仕切部30は平板状に形成されていて、その板面が側面となるように棚部101に取り付けられた第一仕切部20、20に取着される。第二仕切部30は、第一仕切部20に備える第一螺子孔21と対応する位置に第二螺子孔31を備えており、第一螺子孔21と第二螺子孔31に螺子60を挿通して図示しないナットで締めて固定される。こうして第二仕切部30は、2つの第一仕切部20、20をそれらの上端部で連結するような形で棚部101をほぼ全段にわたって縦に仕切ることとなる。また、第二仕切部30には、第一仕切部20と同じく、書籍や区分陳列等についての情報を表示することができる第二表示部52を備えている。第二表示部52は、第二仕切部30の側面全体に形成されており、第一表示部51よりも情報やメッセージをより詳しく且つ大きく表示することができる。例えば、「R18指定」の文字を大きく全体に表示したり、「この区分内の書籍はR18指定です」や「未成年の閲覧、購読禁止する」等のようなメッセージを記載したシールを貼付して、来店者に対して目立つように表示することができる。 また、このように第二仕切部30を備えて区分陳列用仕切板10を形成することで、段数の多い棚部であっても区分を明確にすることができるのである。
(実施例2−2)本実施例に係る区分陳列用仕切板10は、上記実施例2−1に係る区分陳列用仕切板10に改良を加えたものである。上記実施例2−1に係る区分陳列用仕切板は、第一仕切部と第二仕切部とを備えて段数の多い棚部でも明確に区分できるようにするものであるが、第一仕切部20と第二仕切部30との取着位置が一定の位置で設定されているため、例えば段数が七段の棚部を備える書籍陳列棚から段数が五段の棚部を備える書籍陳列棚に付け替えを行おうとしても取着位置を変更できないために取り付けることができないという場合が考え得る。そこで本実施例に係る区分陳列用仕切板10は、図7に示すように、第一仕切部20と第二仕切部30との取着位置を選択できるようにする取着位置選択手段70を備えたものである。
【0028】取着位置選択手段70は、第一仕切部20に形成される第一螺子孔21と、第二仕切部30に複数形成される第二螺子孔31a、31b・・・と、第一螺子孔21と第二螺子孔31a、31b・・・のいずれか1つとを同時に挿通する螺子60とからなる。
【0029】図8には、本実施例に係る区分陳列用仕切板10の第二仕切部が示されている。この第二仕切部30は、平板状に形成されてその板面を側面として、その側面全体を第二表示部52とするとともに、第一仕切部20と螺子60によって取着される第二螺子孔31を備えている点で実施例2−1の第二仕切部30と共通している。しかしながら、棚部101の下段側に取り付けられる第一仕切部20の第一螺子孔21と合わさる第二螺子孔31が長辺にそって4つ形成されている点で異なっている。このように形成される第二螺子孔31a、31b、31c、31dのうち1つを選択して螺子60を挿通できるようにすることで、取着位置を段数に合わせて変更することができるようにしている。なお、第一仕切部20については実施例1に示されたものと同様に形成されている。
【0030】図7には、棚部101が五段に形成された書籍陳列棚100に取り付けた様子を示されている。この場合、2つの第一仕切部20、20はそれぞれ下段側から一段目と四段目に取り付けられており、一段目に取り付けられた第一仕切部20の第一螺子孔21は第二仕切部31の下段側に4つ形成される第二螺子孔31a、31b、31c、31dのうち、最も内側にある31dと合わさって取着されている。また、図9には、七段に形成された書籍陳列棚100に取り付けた様子が示されている。この場合は、2つの第一仕切部20、20はそれぞれ下段側から一段目と六段目に取り付けられており、一段目に取り付けられた第一仕切部20の第一螺子孔21は第二螺子孔31a、31b、31c、31dのうち、最も外側にある31aと合わさって取着されている。このように、第二螺子孔31を複数形成し、このうちの一を選択して第一仕切部20との取着位置を変更できるようにしたことによって、段数に合わせて取り付けすることができるのである。
【0031】このように第一仕切部20と第二仕切部30との取着位置を変更できるようにしたことで段数の異なる書籍陳列棚であっても付け替えて使用することができるようになる。
【0032】なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、表示部に広告等を表示して看板のように使用することもできる。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、第一仕切部に棚部の任意の段の任意の位置に取付可能にする取付手段を備えたことによって、棚部を任意の横幅で区分することができるので、書籍のサイズや陳列数に応じて棚部の区分幅を自在に調節することができる。また、第一仕切部には文字や図形等を表示できる表示部を備えているので、陳列書籍や区分等に関する情報を来店者に伝えることができる。
【0034】請求項2に記載された発明によれば、棚部の任意位置に取付可能にする取付手段を備えた2以上の第一仕切部をそれぞれ異なる段に取り付けることによって書籍のサイズや陳列数に応じて棚部の区分幅を自在に調節することができるとともに、異なる段に配設される第一仕切部を連結するように第二仕切部を取着することで、棚部を全段にわたって区分できるので、段数の多い棚部でも明確に区分することができる。また、第一仕切部と第二仕切部には文字や図形等の表示できる表示部を備えているので、陳列される書籍や区分等に関する情報を来店者により明確に伝えることができる。
【0035】請求項3に記載された発明によれば、請求項1又は2に記載された発明の効果に加えて、取付手段に磁力によって取り付けできるようにする磁性体を備えたことによって、工具等を用いることなく容易に脱着することができるので、区分幅を無段階で設定できるとともに、変更作業を迅速に対応することができる。
【0036】請求項4に記載された発明によれば、請求項2又は3に記載した発明の効果に加えて、第一仕切部と第二仕切部との取着位置を変更可能とする取着位置選択手段を備えたことにより、第一仕切部と第二仕切部とが取着される位置を変更して、棚部の段数が異なる書籍陳列棚に対しても取着することができるようになる。
【0037】請求項5に記載された発明によれば、請求項4に記載の効果に加えて、取着位置選択手段を第一仕切部に形成された第一螺子孔と、第二仕切部に複数形成された第二螺子孔と、第一螺子孔と第二螺子孔とを同時に挿通する螺子とから構成して、複数ある第二螺子孔の一を選択して螺子を挿通することにより第一仕切部と第二仕切部との取着位置を書籍陳列棚の棚部の段数に合わせて容易に変更することができるので、付け替え作業を簡単に行うことができる。
【出願人】 【識別番号】000209223
【氏名又は名称】棚橋工業株式会社
【住所又は居所】岐阜県岐阜市芥見東山1番17号
【識別番号】591045389
【氏名又は名称】棚橋 義文
【住所又は居所】岐阜県岐阜市芥見東山1番17号
【出願日】 平成13年9月20日(2001.9.20)
【代理人】 【識別番号】100083932
【弁理士】
【氏名又は名称】廣江 武典
【公開番号】 特開2003−88431(P2003−88431A)
【公開日】 平成15年3月25日(2003.3.25)
【出願番号】 特願2001−287027(P2001−287027)