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【発明の名称】 歯磨きを内蔵した歯ブラシ
【発明者】 【氏名】バク、ショル

【要約】 【課題】小さい力で押すだけでも内蔵された歯磨きが容易に押出される歯磨きを内蔵した歯ブラシを提供する。

【解決手段】ゲルタイプの歯磨き100が内蔵された歯磨き貯蔵桶20の上部に、水平ボタン13aを備えた押圧装置12及びポンプアセンブリー30が内設される歯磨き押出し通路15が形成された歯ブラシ台10を結合構成して、ポンピング作用により前記歯磨き100を押出するように構成された歯ブラシであって、前記歯ブラシ台10の一方側に、内、外部に連通するボタン装着溝11を形成し、水平方向に押圧される押圧装置12を、前記歯ブラシ台10の内部に形成された通常の歯磨き押出し通路15の上下部に昇降させるように昇降棒14を装着して歯磨きを内蔵した歯ブラシを構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】歯磨きが内蔵された歯磨き貯蔵桶の上部に、押圧装置及びポンプアセンブリーが内設される歯磨き押出し通路が形成された歯ブラシ台を結合構成して、ポンピング作用により前記歯磨きを押出するように構成された歯ブラシであって、前記歯ブラシ台の一方側に、内、外部に連通するボタン装着溝を形成し、水平方向に押圧される押圧装置を、前記歯ブラシ台の内部に形成された通常の歯磨き押出し通路の上下部に昇降させるように昇降棒を装着して結合させることを特徴とする歯磨きを内蔵した歯ブラシ。
【請求項2】前記押圧装置は、押し斜部が具備された水平ボタンと、前記歯ブラシ台の内側に位置され、押え斜部が形成された前記昇降棒と、を備えて構成されて、前記水平ボタンを押すことで前記昇降棒が上下方向に昇降作動するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の歯磨きを内蔵した歯ブラシ。
【請求項3】前記ポンプアセンブリーは、前記押圧装置を構成する前記昇降棒の下端部に結合される係止突条を含む連結棒と、該連結棒の下部に嵌合されるスプリング支持台、傾斜部及びロード孔が具備されたピストンロードと、該ピストンロードの上端外部に位置され、第1接続部及び第2接続部を備えたアダプターと、が内側に具備され、このとき、前記連結棒の下方端と前記アダプターの上端部間には有隔が形成されるように構成され、底部の一方側には貫通孔が穿孔形成されたハウジングと、前記ハウジングの底部に位置され、引出口及び嵌合溝が一方側及び上部側にそれぞれ形成され、該嵌合溝に嵌合される嵌合突起が突成された逆止板が備えられたチェックバルブと、が結合して構成されたことを特徴とする請求項1記載の歯磨きを内蔵した歯ブラシ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯磨きを内蔵した歯ブラシに係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、健康な歯を維持するためには、飲食物を摂取してから3分以内に歯を磨くべきで、口の中を常に清潔に保つことですっきりした気分を味わうと同時に相手方に不快感を与えないために、歯ブラシ及び歯磨きを利用して随時歯磨きをする。
【0003】従って、歯ブラシ及び歯磨きは、歯を磨く時に常に一緒にされる随伴関係のもので、現代人は、飲食物を摂取した後直ちに歯を磨くために、歯ブラシ及び歯磨きをそれぞれ別途に準備するべきであるため、非常に不便であった。
【0004】また、歯磨きをするためには、チューブタイプの歯磨きを別途に用意し、歯磨きの蓋を開けて歯磨きを歯ブラシ台に形成された歯ブラシ毛に絞り出した後、歯磨きの蓋を閉じるようになっており、歯磨きの蓋を開け閉じしながら歯磨きを絞り出すことを毎度反復するべきであるため非常に面倒であった。
【0005】更に、旅行時や事務室で歯磨きをする場合でも、常に歯ブラシ及び歯磨きを一緒に用意するべきであるため面倒であると共に、歯ブラシと歯磨きとが分離されているため、体積が大きくて携帯が不便であるという欠点があった。
【0006】そこで、上述したような問題点を解消するために、歯磨き貯蔵桶と歯ブラシとを一体に形成することで歯磨きを歯ブラシに供給し得るように構成された多様な歯ブラシが提示されたが、それらは単に歯ブラシ及び歯磨き貯蔵桶を一体にしただけで、別途の通路を介して歯磨きが押出されるように構成され、更に進歩された例として、実用新案出願第1999-1654号には、歯磨きを押出するためにピストンをポンピングさせるプッシュボタンを垂直に押すように形成された構造が提案されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従来の技術においては、垂直に押されるプッシュボタンが歯ブラシ台の平断面上の狭い空間部で突条ほどの小さい係止突条部に突成された構造に設置されているため、使用者の手に水気がある場合は、滑って完全な力が加えられないだけでなく、押すためにもかなり力が必要であるため使用が不便であるという不都合な点があった。
【0008】本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、手に水気がある場合であっても、使用者が小さい力を加えるだけで内臓された歯磨きが容易に押出される歯磨きを内蔵した歯ブラシを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成するため、本発明に係る歯磨きを内蔵した歯ブラシにおいては、歯磨きが内蔵された歯磨き貯蔵桶の上部に、押圧装置及びポンプアセンブリーが内設される歯磨き押出し通路が形成された歯ブラシ台を結合構成して、ポンピング作用により前記歯磨きを押出するように構成された歯ブラシであって、前記歯ブラシ台の一方側に、内、外部に連通するボタン装着溝を形成し、水平方向に押圧される押圧装置を、前記歯ブラシ台の内部に形成された通常の歯磨き押出し通路の上下部に昇降させるように昇降棒を装着して結合させることを特徴とする。
【0010】より詳しくはゲルタイプの歯磨きを内蔵した歯磨き貯蔵桶と歯ブラシ台とが結合して構成されてポンピング作用により押出される歯ブラシであって、内部にピストンが内設され、底部に穿孔形成された通気孔を閉鎖させる底部栓と、を備える歯磨き貯蔵桶の上部に、上部から順に歯ブラシ毛、歯磨き吐出口、水平ボタンを備えた押圧装置及びハウジングを備えたポンプアセンブリーが形成され、前記押圧装置によりポンピング作用を行う歯ブラシ台を結合させて構成されたもので、使用時には、前記水平ボタンを押す小さい力だけでも歯磨き貯蔵桶に内蔵された歯磨きが容易に押出されて、旅行時や事務室または学校などでも容易に携帯して使用し得るようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対し、図面を用いて説明する。
【0012】本発明に係る歯磨きを内蔵した歯ブラシにおいては、図1〜図8に示したように、歯磨き100が内蔵された歯磨き貯蔵桶20と、水平ボタン13a及びポンプアセンブリー30が内設装着された歯ブラシ台10と、が結合して構成されて、ポンピング作用により押出される歯ブラシ1であって、ピストン23が内部に内設され、底部に穿孔形成された通気孔22を閉鎖するための底部栓21と、が形成された歯磨き貯蔵桶20と;該歯磨き貯蔵桶20の上部に位置され、上部から順に、歯ブラシ毛17、歯磨き吐出口16、水平ボタン13aを備えた押圧装置12及びハウジング31が内設されたポンプアセンブリー30が設置されて、前記押圧装置12によりポンピング作用を行う前記歯ブラシ台10と;が結合されて構成されたものである。
【0013】そして、前記歯ブラシ台10は、前記歯磨き100を押出する歯磨き押出し通路15が内部に形成され、その先端部には前記歯磨き100を吐出するための歯磨き吐出口16が形成されると同時に前記歯ブラシ毛17が植えられて形成されたものである。
【0014】且つ、前記押圧装置12は、前記歯ブラシ台10の一方側にボタン装着溝11が形成され、該ボタン装着溝11を中心にして前記歯ブラシ台10の外方側には水平方向に押圧される押し斜部13bを備えた水平ボタン13aが形成され、前記歯ブラシ台10の内方側には押え斜部14aを備えた昇降棒14が形成されて、前記水平ボタン13aを押すことで前記昇降棒14が上下方向に作動するようになっている。
【0015】また、前記歯ブラシ台10の底部には、ポンピング作用を行うハウジング31が装着されたポンプアセンブリー30が内設され、前記ハウジング31の底部には、引出口32a及び嵌合溝32bが一方側及び上部側にそれぞれ形成され、更に、前記嵌合溝32bに嵌合される嵌合突起32dが突成された逆止板32cが具備されたチェックバルブ32が結合されている。
【0016】また、前記ハウジング31の底部31aの一方側には、前記チェックバルブ32の引出口32aと連通するように貫通孔31bが穿孔形成されている。
【0017】一方、前記ハウジング31の内側には、前記押圧装置12を構成する昇降棒14の下端部に結合される係止突条33aが形成された連結棒33と、該連結棒33の下部に嵌合されるスプリング支持台35、傾斜部34a及びロード孔34bを包含するピストンロード34と、が形成され、前記ピストンロード34の上端外部に位置され、前記ハウジング31の内径と接する第1接続部36a及び前記ピストンロード34の傾斜部34aと接する第2接続部36bを備えたアダプター36と、が結合され、ここで、前記連結棒33の下方端と前記アダプター36の上端部間には有隔Sが存在するように構成される。
【0018】また、前記スプリング支持台35の底部と前記ハウジング31の底部31a間には、スプリング38が掛止されている。
【0019】図中、未説明符号101は、前記水平ボタン13aが前記歯ブラシ台10の一方側に形成された前記ボタン装着溝11に挿入されて引っ掛かるようにした係止突起を示したものである。
【0020】以下、このように構成された本発明に係る歯磨きが内蔵された歯ブラシの作用及び効果に対し、図4及び図5〜図8を参照して説明する。本発明に係る歯磨きが内蔵された歯ブラシは、図4に示したように、歯磨き貯蔵桶20から、ハウジング31に結合形成されたチェックバルブ32の引出口32a、前記ハウジング31の底部31aに穿孔形成された貫通孔31b、ピストンロード34に穿孔形成されたロード孔34b、連結棒33、昇降棒14、歯ブラシ台10の内部に形成された歯磨き押出し通路15及び歯磨き吐出口16が相互連結された一つの連結通路を形成する。
【0021】従って、このように構成された本発明に係る歯磨きが内蔵された歯ブラシを使用する際、歯磨き貯蔵桶20に内蔵された歯磨き100が、歯ブラシ台10の上部に形成された歯磨き吐出口16を介して吐出される過程を説明すると以下のようである。
【0022】先ず、図5に示したように、歯磨き貯蔵桶20に歯磨き100が充填された状態で、歯ブラシ台10の一方側に位置される押圧装置12を構成する水平ボタン13aを、使用者の親指を利用して、図6〜図8に示したように前記歯ブラシ台10の方向に押した後、親指を後退させる。
【0023】この時、親指により押えられる前記水平ボタン13aは、前記歯ブラシ台10の内側に形成された歯磨き押出し通路15に結合された前記昇降棒14を上下方向に作動させるものであって、前記水平ボタン13aの一方側に形成されて、水平方向に加えられる力を直角方向に転換させる押し斜部13bが、前記歯ブラシ台10の内側に形成された、前記歯磨き押出し通路15の下方側に連結結合された前記昇降棒14の押え斜部14aを押すことで、前記昇降棒14を下方側に移動させ、このような前記水平ボタン13aの押圧動作によって前記昇降棒14が上下方向に昇降作動するようになる。
【0024】次いで、前記水平ボタン13aをそっと押すと、図6に示したように、前記ハウジング31の内部の昇降棒14と前記ピストンロード34が固定結合された連結棒33とが同時に有隔Sだけ下方側に移動され、前記ピストンロード34の外部に結合されたアダプター36は、前記ピストンロード34と緩く接され第1接続部36aが前記ハウジング31の内面に接しているため動かない状態になり、よって、前記連結棒33の下部と前記アダプター36の上部間に形成された有隔Sが無くなると同時に、前記ピストンロード34の上部傾斜部34aと前記アダプター36の内側に形成された第2接続部36bとが離隔されて、通路37を形成するようになる。
【0025】このように前記ピストンロード34とアダプター36間の通路37を維持しながら、前記歯ブラシ台10の外部一方側に突成された前記水平ボタン13aに力を加えて最後まで押すと、図6に示したように、前記連結棒33、ピストンロード34及びアダプター36が所定距離だけ下方側に移動され、従って、スプリング支持台35に支持されたスプリング38が前記スプリング支持台35の移動距離だけ縮まれる。
【0026】上述したように前記水平ボタン13aを押すと、前記連結棒33が移動されると共に該連結棒33の移動によって前記アダプター36が移動されるので、前記ハウジング31の内部の空気が、前記通路37を経由し、前記ピストンロード34のロード孔34bを介して前記歯ブラシ台10の歯磨き押出し通路15を沿って前記歯ブラシ毛17に形成された歯磨き吐出口16から外部に排出される。
【0027】次いで、前記ハウジング31の内部の空気が排出された状態で、図8に示したように、使用者が押していた親指をこっそり前記水平ボタン13aから放すと、前記ハウジング31の内部に内設されたスプリング38の反発力によって前記ピストンロード34の底部に形成されたスプリング支持台35が押されるので、前記連結棒33及び昇降棒14が瞬間的に前記連結棒33とアダプター36間の有隔Sの距離だけ上部に移動され、よって、前記ピストンロード34の傾斜部34aと前記アダプター36の第2接続部36bとが接するようになって、前記通路37が閉鎖される。
【0028】次いで、このように前記通路37が閉鎖された状態で使用者が親指を前記水平ボタン13aから完全に放すと、前記スプリング38によって前記ピストンロード34、アダプター36、連結棒33及び昇降棒14が同時に上部側に移動され、よって、前記昇降棒14に形成された押え斜部14aにより前記水平ボタン13aが外部に突出されて最初の状態に復帰される。
【0029】一方、前記ハウジング31の内部は真空圧縮状態になりながら、その底部に位置されるチェックバルブ32の引出口32aを閉鎖している逆止板32cが開放されるので、前記歯磨き貯蔵桶20に内蔵された歯磨き100が、前記引出口32aを経由し前記ハウジング31の底部に形成された貫通孔31bを介して前記ハウジング31の内部に引込まれる。
【0030】この時、前記歯磨き貯蔵桶20の内側底部に位置されるピストン23は、底部栓21に形成された通気孔22から外部空気が流入されながら、大気圧を利用して前記歯磨き100を前記歯磨き貯蔵桶20の内側上部に押し上げる。
【0031】次いで、このように適正量の前記歯磨き100が前記ハウジング31の内部に引込まれた状態で、前記歯ブラシ台10の一方側に形成された前記水平ボタン13aを反復的に押すと、図5〜図8に示したような真空吸着及び押出過程を反復しながら、前記ハウジング31の内部に引込まれた前記歯磨き100は、前記ピストンロード34の傾斜部34aと前記アダプター36の第2接続部36bとが接する部分の前記通路37を介して前記ロード孔34bを通過し、前記連結棒33及び昇降棒14を沿って前記歯ブラシ台10の歯磨き押出し通路15に移動した後、歯ブラシ毛17が植えられて形成された歯磨き吐出口16まで移動させて吐出されようになっている。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る歯磨きを内蔵した歯ブラシにおいては、ゲルタイプの歯磨きが内蔵された歯磨き貯蔵桶と、押圧装置及びポンプアセンブリーが内設された歯ブラシ台と、が結合して構成され、水平方向に押圧される押し斜部が形成された水平ボタンと、押え斜部が形成された昇降棒と、を備えて、手に水気がある場合であっても使用者が小さい力を加えることだけで容易に押えられると同時に、ポンプアセンブリーの真空圧縮作用により、歯磨き貯蔵桶に内蔵された歯磨きが歯ブラシ毛側に容易に押出されて使用し得るようになっているため、旅行時や事務室または学校などでも容易に携帯して使用することができるという効果がある。
【出願人】 【識別番号】502218916
【氏名又は名称】バク、ショル
【氏名又は名称原語表記】Park Seol
【住所又は居所原語表記】102−1108, Seong−Won Apt.114, Seryu−dong, Gwonseon−gu, Suwon−si, Gyeonggi−do, 441−110, Republic of Korea
【出願日】 平成14年6月18日(2002.6.18)
【代理人】 【識別番号】100091362
【弁理士】
【氏名又は名称】阿仁屋 節雄 (外2名)
【公開番号】 特開2003−289946(P2003−289946A)
【公開日】 平成15年10月14日(2003.10.14)
【出願番号】 特願2002−177035(P2002−177035)