| 【発明の名称】 |
エステ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高田 知明 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1号 タカラベルモント株式会社内
【氏名】角矢 有司 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1号 タカラベルモント株式会社内
【氏名】三井 浩則 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1号 タカラベルモント株式会社内
【氏名】堀尾 和史 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1号 タカラベルモント株式会社内
|
| 【要約】 |
【課題】従来のエステ施術方法にあっては、センサーを備えた肌診断器と、エステ施術を行うためのエステ機器とは別個のものであり、エステ施術を行う場合には肌診断器とエステ機器の2つの機器が必要となり、作業性が悪いばかりでなく、保管等にも面倒であるといった問題があった。
【解決手段】被施術者の肌診断を行うためのセンサー16が取付けられ、該センサーからの出力で肌データを表示する液晶パネル等のディスプレー13が取付けられ、さらに、前記肌データに基づいて施術を行うためのエステ機器16,2が取付けられたエステ装置である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被施術者の肌診断を行うためのセンサーが取付けられ、該センサーからの出力で肌データを表示する液晶パネル等のディスプレーが取付けられ、さらに、前記肌データに基づいて施術を行うためのエステ機器が取付けられていることを特徴とするエステ装置。 【請求項2】 被施術者の肌診断を行った結果を表示すると共に後述する蒸気発生装置等のエステ機器を制御するための操作パネルを有する制御装置と、被施術者が施術を受けるための施術台と、該施術台の近傍に配置され前記制御装置によって設定された時間、温度等のデータに基づいて制御されるエステ機器とから構成されたことを特徴とするエステ装置。 【請求項3】 前記制御装置は、肌診断器よりの水分量、油量、弾性等のデータを取り込み、予め制御装置内に記憶されているデータとの比較演算して前記肌データに基づく最適な状態で前記エステ装置を駆動するための温度や時間等のデータをエステ機器に出力するようにしたことを特徴とする請求項2記載のエステ装置。 【請求項4】 前記制御装置は、前記エステ機器を制御するための信号を送出し、また、前記エステ機器は蒸気を発生するための湯の温度や水の量等のデータを前記制御装置に送出するようにしたことを特徴とする請求項2記載のエステ装置。 【請求項5】 前記制御装置は、複数台のエステ機器を遠隔的に同時に制御するようにしたことを特徴とする請求項2記載のエステ装置。 【請求項6】 前記エステ機器における少なくとも蒸気発生装置は、移動可能な柱や前記施術台に対して脱着自在に取付けられていることを特徴とする請求項2記載のエステ装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、施術者が行う被施術者の肌診断の結果を表示し、該結果に基づいて被施術者の顔に蒸気を当てる蒸気発生装置、ローションを顔に噴霧してトリートメントでほてった肌をクールダウンするためのスプレイ、空気の負圧を利用して皮膚の表面に付いた余分な皮脂や汚れを除くためのバキューム、ホット・クールを繰り返すことによって血行を良くしてトリートメント効果を高めるためのペルチェ等のエステ機器を操作するための時間や温度設定の参考となし、かつ、一部のエステ機器、例えば、前記蒸気発生装置を遠隔位置からに制御するようにしたエステ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、エステサロンにおいてエステ機器のうちの1つである蒸気発生装置により被施術者の顔に蒸気を噴霧して肌に潤いを与えるフェーシャルトリートメントが行われているが、従来の蒸気発生装置による施術は、先ず、施術者が被施術者の肌を肌診断器によって肌の水分、油分および弾性等を検査し、その検査結果から施術者が経験や勘によって蒸気発生装置に備えられている設定キー等を操作して蒸気温度や時間を設定した後に、該蒸気発生装置を動作させてエステ施術を行っていた。また、蒸気発生装置以外のエステ機器の場合も同様であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従来の方法にあっては、センサーを備えた肌診断器と、エステ施術を行うためのエステ機器とは別個のものであり、エステ施術を行う場合には肌診断器とエステ機器の2つの機器が必要となり、作業性が悪いばかりでなく、保管等にも面倒であるといった問題があった。 【0004】また、施術機器によるエステ施術を行う場合には、肌診断器による診断の結果に基づいてエステ機器の操作時間や温度等を設定して行うものであるが、例えば、エステ機器の内の蒸気発生装置を使用する場合には、該蒸気発生装置自体に装備されている操作キーによって前記時間や温度を設定していたので、操作性が悪いと共に、各蒸気発生装置毎に操作キーを設けなければならず、複数台の蒸気発生装置を使用して同時に施術を行う場合には、各蒸気発生装置毎に設定しなければならないといった問題もあった。 【0005】本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、肌診断器とエステ機器とを一体化したことにより、エステ施術時のスペースを狭くすることができると共に作業性がよくなり、かつ、保管も便利であり、また、肌診断器が取付けられた制御装置によって蒸気発生装置等のエステ機器を操作するための時間や温度の遠隔位置から設定が行えるようにしたので、操作性の向上が図れると共に複数台のエステ機器の設定を1つの制御装置で行えるエステ装置を提供せんとするにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のエステ装置は前記した目的を達成せんとするもので、その請求項1の手段は、被施術者の肌診断を行うためのセンサーが取付けられ、該センサーからの出力で肌データを表示する液晶パネル等のディスプレーが取付けられ、さらに、前記肌データに基づいて施術を行うためのエステ機器が取付けられているものである。 【0007】請求項2の手段は、被施術者の肌診断を行った結果を表示すると共に後述する蒸気発生装置等のエステ機器を制御するための操作パネルを有する制御装置と、被施術者が施術を受けるための施術台と、該施術台の近傍に配置され前記制御装置によって設定された時間、温度等のデータに基づいて制御されるエステ機器とから構成されたものである。 【0008】請求項3の手段は、前記制御装置が、肌診断器よりの水分量、油量、張り等のデータを取り込み、予め制御装置内に記憶されているデータとの比較演算して前記肌データに基づく最適な状態で前記エステ装置を駆動するための温度や時間等のデータをエステ機器に出力するようにしたことを特徴とする。 【0009】請求項4の手段は、前記制御装置が、前記エステ機器を制御するための信号を送出し、また、前記エステ機器は蒸気を発生するための湯の温度や水の量等のデータを前記制御装置に送出するようにしたことを特徴とする。 【0010】請求項5記載の手段は、前記制御装置が、複数台のエステ機器を遠隔的に同時に制御するようにしたことを特徴とし、請求項6の手段は、前記エステ機器における少なくとも蒸気発生装置は、移動可能な柱や前記施術台に対して脱着自在に取付けられていることを特徴とする。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエステ装置の一実施の形態を図面と共に説明する。図1において1は制御装置を示し、キャスター11a付きの台部11より起立した支柱12のケース12a内に図4に示す制御回路1a、および通信ユニット1bが収納されている。そして、前記制御回路1aには前記ケース12aより起立した状態で液晶パネル等のディスプレー13が取付けられている。なお、ディスプレー13の下部には後述する蒸気発生装置2を含むエステ機器15の温度や施術時間を設定するための操作キー13aが配置されている。 【0012】また、ケース12aの前面側に取付けられたホルダー14には、ローションを顔に噴霧してトリートメントでほてった肌をクールダウンするためのスプレイ、空気の負圧を利用して皮膚の表面に付いた余分な皮脂や汚れを除くためのバキューム、ホット・クールを繰り返すことによって血行を良くしてトリートメント効果を高めるためのペルチェ等のエステ機器15が垂下保持されている。 【0013】さらに、前記した制御回路1aは肌センサー16が接続されており、かつ、制御回路1aは該肌センサー16よりの光学的出力から被施術者の顔における水分量、油量、弾性等のデータを得ることが可能なように構成されている。また、制御回路1aには、例えば、肌データの水分、油分、弾性の諸条件を勘案してエステ機器15(後述する蒸気発生装置を含む)を使用する際の最適な操作温度や時間データを予めテーブルに記憶しておき、実際に肌診断器によって得られたデータと前記テーブルに記憶されているデータとの比較演算を行って、エステ機器の操作温度や時間を自動的に設定することが可能なようになっている。 【0014】2はエステ機器15の1つである蒸気発生装置にして、キャスター21aを有する台板21から直立した柱板22に対して蒸気噴出部23aを有する蒸気発生本体23の背板24が着脱自在に取付けられている。なお、蒸気発生本体23は公知のものと同じようにタンク23bを有し、水タンク23b内に装備されたヒーターに通電して加熱することにより蒸気を発生するものである。 【0015】そして、蒸気発生装置2内には図4に示すように、制御回路2aおよび通信ユニット2bが内蔵されており、該制御回路2aにはタンク23b内の水の温度および水位を計測するセンサー2cおよびタンク23b内の水を加熱するためのヒーター2dが接続されている。 【0016】3は脚体31に取付けられた座部32に対して背凭れ33および前垂れ34が起伏自在に形成された施術台にして、図示されていないが座部32の下面より突出した支持杆に対して図2に示した蒸気発生装置2が着脱自在に取付け可能なように形成されている。 【0017】次に、前記した構成に基づいてエステ施術を行う方法について説明する。なお、説明では図3に示す蒸気発生装置2を施術台3に設置した場合について説明するが、図2に示す移動可能な支柱12に取付けられた蒸気発生装置2を施術台3の側面に移動した場合であっても良い。 【0018】先ず、エステ施術を行う場合には、制御装置1をキャスター11aを利用して施術台3に寝ている被施術者の頭部に移動して、該制御装置1の電源を投入すると、ディスプレー13に表示される手順に基づいて肌センサー16を被施術者の顔の額、頬、顎等に当てて皮膚の水分、油分、弾性等を計測する。 【0019】これらの計測した肌データや前記エステ機器15を操作するための操作温度や時間データはディスプレー13上に表示されると共に制御装置1の制御回路1aに取り込まれ、氏名、住所等の必要顧客情報データに追加情報として記憶され、次回の来店時に測定したデータと前記制御装置1に記憶されているデータとを比較してディスプレー13上に表示可能なように構成されている。 【0020】また、前記取り込まれた各種の肌データは、予め制御装置1内に記憶されているデータとの比較演算が行われ、前記肌データに基づく最適な状態で前記エステ装置を駆動するための温度や時間等のデータとして蒸気発生装置2を含むエステ機器14に出力可能なように構成されている。 【0021】今、前記得られた肌データを見た施術者が蒸気発生装置2よりの蒸気を被施術者の顔に蒸気を当てて肌に潤いを与える場合について説明すると、制御装置1の制御回路1aより、あるいは、被施術者によるディスプレー13に配置されている操作キー13aによって設定した温度や蒸気発生時間のデータは通信ユニット1bを介して有線、無線あるいは光によって蒸気発生装置2の通信ユニット2b電送され制御回路2aに記憶される。 【0022】一方、蒸気発生装置2は制御装置1よりのデータ受信と同時にヒーター2dへの通電を開始するが、制御回路2aはタンク23bの水の温度および水位を温度センサー・水位センサー2cよりの信号によって常時監視しているので、前記制御装置1より電送されたデータによる蒸気発生装置2の駆動開始は、該記憶されているデータの温度時間に達した時点において行われる。 【0023】そして、施術台3の側面に設置された蒸気発生装置2は前記制御装置1よりの温度データに基づいて動作を開始し、施術台3に寝ている被施術者の顔面に対して蒸気を当てて潤いを与え、前記時間データの時間に達すると蒸気発生を停止され蒸気による施術は終了する。 【0024】なお、他のエステ機器による施術は、制御装置1を施術台1の近傍に移動して行うが、施術時間等は制御装置1内の制御回路1aに記憶されているデータに基づいて施術者が行うことになる。また、図2に示したスタンド型の蒸気発生装置2の場合には、該蒸気発生装置2を施術台1の近傍に移動して行う。 【0025】また、制御装置1によって複数台の蒸気発生装置2の駆動を同時に行う場合には、各蒸気発生装置2にアドレスを設定し、該アドレスに基づいて制御装置1より施術データを通信ユニット1bを介して蒸気発生装置2の通信ユニット2bに電送することによって、前記したと同様な動作によって1つの制御装置1によって多数の蒸気発生装置2を制御することが可能である。 【0026】また、本発明における制御装置1において、前記したように肌診断した結果をディスプレー13上に表示する場合について説明したが、さらに、前記肌診断の結果に基づいて各種の施術における時間や温度を設定することにより、施術の手順をディスプレー13上に表示すると共に1つの施術が終了するとブザー等で報知して次の施術に移行するように施術者に知らせることも可能である。 【0027】 【発明の効果】本発明は前記したように、被施術者の肌診断を行うためのセンサーが取付けられ、該センサーからの出力で肌データを表示する液晶パネル等のモニターが取付けられ、さらに、前記肌データに基づいて施術を行うためのエステ機器が取付けられているので、1つの装置を使用して肌データの取り込みからエステ機器による施術が行えるものである。 【0028】また、被施術者の肌診断を行った結果を表示すると共に後述する蒸気発生装置等のエステ機器を制御するための操作パネルを有する制御装置と、被施術者が施術を受けるための施術台と、該施術台の近傍に配置され前記制御装置によって設定された時間、温度等のデータに基づいて制御されるエステ機器とから構成したので、蒸気発生装置等のエステ機器毎に施術時間や施術温度を設定するための装置を組み込む必要がなくなってエステ機器のコストダウンが図れ、また、1つの制御装置によって複数台のエステ機器を遠隔的に同時に制御可能としたことによって、さらなるコストダウンを図ることができるものである。 【0029】また、前記制御装置は肌診断器よりの水分量、油量、弾性等のデータを取り込み、予め制御装置内に記憶されているデータとの比較演算して前記肌データに基づく最適な状態で前記エステ装置を駆動するための温度や時間等のデータをエステ機器に出力するようにしたので、エステ機器は自動的に設定が行われて操作に不慣れな者であってもエステ機器の使用が可能になるものである。 【0030】さらに、制御装置は前記エステ機器を制御するための信号を送出し、また、前記エステ機器は蒸気を発生するための湯の温度や水の量等のデータを前記制御装置に送出するようにして相互通信が可能であることから、遠隔位置から蒸気発生装置の駆動状況を把握できるので、従来のように蒸気発生装置まで施術者が赴く必要がなくなり操作性の向上が図れるものである。 【0031】また、前記エステ機器における少なくとも蒸気発生装置は、移動可能な柱や前記施術台に対して脱着自在に取付けられるようにしたので、エステサロンの室内状況に合わせて蒸気発生装置を使用することができて使い勝手が非常に良い等の効果を有するものである。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000108672 【氏名又は名称】タカラベルモント株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1号
|
| 【出願日】 |
平成14年5月17日(2002.5.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082669 【弁理士】 【氏名又は名称】福田 賢三 (外2名)
|
| 【公開番号】 |
特開2003−325227(P2003−325227A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月18日(2003.11.18) |
| 【出願番号】 |
特願2002−143047(P2002−143047) |
|