| 【発明の名称】 |
化粧用具 |
| 【発明者】 |
【氏名】富岡 貞雄 【住所又は居所】東京都中央区日本橋室町2丁目2番1号 東レ株式会社東京事業場内
【氏名】田中 奈緒 【住所又は居所】東京都中央区日本橋室町2丁目2番1号 東レ株式会社東京事業場内
【氏名】西森 幸作 【住所又は居所】大阪府大阪市北区堂島1丁目6番20号 東レ株式会社大阪事業場内
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| 【要約】 |
【課題】携帯性に優れ、かつ化粧、化粧落とし、更に脂分取り、汗取り、汚れ落としを一つで可能な化粧用具を提供すること。
【解決手段】単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布が用いられ、かつ、使用者が手指を入れて保持が可能な袋状に形成されており、外表面の少なくとも実質的に半分領域が前記極細合成繊維布で構成されてなることを特徴とする化粧用具。更に、好ましくは、単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布が、繊維布として形成された後に、該繊維布表面に対しパンチング処理が施されて該繊維布表面における構成繊維の配置が攪乱されて構成されてなるものであること。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布が用いられ、かつ、使用者が手指を入れて保持が可能な袋状に形成されており、外表面の少なくとも実質的に半分領域が前記極細合成繊維布で構成されてなることを特徴とする化粧用具。 【請求項2】単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布が、繊維布として形成された後に、該繊維布表面に対しパンチング処理が施されて該繊維布表面における構成繊維の配置が攪乱されて構成されてなるものであることを特徴とする請求項1記載の化粧用具。 【請求項3】極細合成繊維布が、織物からなることを特徴とする請求項1または2記載の化粧用具。 【請求項4】極細合成繊維布が、編物からなることを特徴とする請求項1または2記載の化粧用具。 【請求項5】極細合成繊維布が、不織布からなることを特徴とする請求項1または2記載の化粧用具。 【請求項6】極細合成繊維布が、単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維シートと他のシート状物とからなる少なくとも二層以上の積層構造を呈してなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の化粧用具。 【請求項7】他のシート状物が、不織布であることを特徴とする請求項6記載の化粧用具。 【請求項8】他のシート状物が、連続気泡発泡体シートであることを特徴とする請求項6記載の化粧用具。 【請求項9】極細合成繊維布が、フラットな構造の繊維布であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の化粧用具。 【請求項10】極細合成繊維布が、極細合成繊維からなるパイル繊維を有する立体構造を呈するパイル布であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の化粧用具。 【請求項11】極細合成繊維布が、極細合成繊維からなるループパイル繊維を有する立体構造を呈するパイル布であることを特徴とする請求項10記載の化粧用具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、顔表面の化粧落としと、化粧をする際にファンデーション等のパウダーを付着させて、顔表面等に塗ることに使用することのできる化粧用具に関する。 【0002】更に詳しくは、顔の脂分、汗、汚れ等を拭き取るために使用することができ、これらの機能を一つに兼ね備えることのできる便利な化粧用具に関する。 【0003】 【従来の技術】従来、一般に化粧を落とす際は専用クリームを塗り、ガーゼや綿花で拭き取るか洗顔を行うか、化粧落とし専用液体を含んだガーゼや綿花で拭き取るかしている。いずれにせよ、拭き取りに使用するガーゼや綿花類は使い捨てることが多いため、非効率的である。更に、日中、顔に脂分が出たときは脂取り紙やフィルム等を顔に押し当てて脂分を拭き取るか、液体スプレーをしてティッシュ、ハンカチやタオル等で拭き取る方法がある。 【0004】化粧をする際に使用するスポンジは、ポリウレタン系の1〜100ミクロン程の微細連続気泡体で構成されているため、ファンデーションの構成要素である、例えば、セラミックパウダー粒子等はその気泡体内に詰まりやすい。そして、数回の使用後にスポンジを洗浄しても、ポリウレタン系微細連続気泡体は伸縮性に富み、摩擦性を有しているため、該微細連続気泡体内に入り込んだセラミックパウダー粒子等は全て除去することは難しい。このため、セラミックパウダー等を除去し切れていない状態のパウダーを使用して再度化粧をすることになるときにはファンデーションにパウダーを付着させようとしても、必要なパウダー量を十分にファンデーションに付着させることができないことがあった。最近ではスティック状のスポンジがあり、パウダー粒子が詰まっている箇所を削って使用するものがあるが、いずれもポリウレタン系素材のため、脂分や汗の拭き取り用としては良好には使用できないという欠点があった。 【0005】また、汗をかいたときや汚れを拭き取る際も同様に脂取り紙やフィルム、ティッシュ、ハンカチ、タオル等で顔の汗や汚れを押さえながら拭き取る。その際に押さえる力が強すぎると化粧崩れを生じやすい。また、夏には気温上昇による脂分の増量や汗ばむことが多くなるため、化粧崩れを生じる可能性が増大する。従って、特に夏は脂分除去の作業回数が倍増し、外出時の持ち物が増えるという不便もあった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、化粧落とし、または化粧をするため、さらには脂分取り、汗取り、汚れ落としが一つで可能な機能を持ち合わせた化粧用具を提供せんとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する本発明の化粧用具は、以下の(1)の構成からなるものである。また、かかる本発明の化粧用具において、具体的構造として、好ましくは(2)〜(11)の構成を有するものである。 (1)単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布が用いられ、かつ、使用者が手指を入れて保持が可能な袋状に形成されており、外表面の実質的に全領域が前記極細合成繊維布で構成されてなることを特徴とする化粧用具。 (2)単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布が、繊維布として形成された後に、該繊維布表面に対しパンチング処理が施されて該繊維布表面における構成繊維の配置が攪乱されて構成されてなるものであることを特徴とする上記(1)記載の化粧用具。 (3)該極細合成繊維布が、織物からなることを特徴とする上記(1)または(2)記載の化粧用具。 (4)該極細合成繊維布が、編物からなることを特徴とする上記(1)または(2)記載の化粧用具。 (5)該極細合成繊維布が、不織布からなることを特徴とする上記(1)または(2)記載の化粧用具。 (6)該極細合成繊維布が、単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維シートと他のシート状物とからなる少なくとも二層以上の積層構造を呈してなることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の化粧用具。 (7)該他のシート状物が不織布であることを特徴とする上記(6)記載の化粧用具。 (8)該他のシート状物が、連続気泡発泡体シートであることを特徴とする上記(6)記載の化粧用具。 (9)極細合成繊維布が、フラットな構造の繊維布であることを特徴とする上記(1)〜(8)のいずれかに記載の化粧用具。 (10)極細合成繊維布が、極細合成繊維からなるパイル繊維を有する立体構造を呈するパイル布であることを特徴とする上記(1)〜(8)のいずれかに記載の化粧用具。 (11)極細合成繊維布が、極細合成繊維からなるループパイル繊維を有する立体構造を呈するパイル布であることを特徴とする上記(10)記載の化粧用具。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面等を用いて本発明の化粧用具について詳細に説明する。 【0009】図1は、本発明の化粧用具の1実施形態例をモデル的に示した概略平面図である。図1において、1は本発明の化粧用具であり、単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布2が用いられて形成されているものである。 【0010】該化粧用具1の形状は、使用者が手指を入れて保持が可能な袋状に形成されており、該化粧用具の外表面は、少なくともその実質的に半分領域が極細合成繊維布2で構成されてなるものである。 【0011】ここで、「外表面が、少なくともその実質的に半分領域が極細合成繊維布2で構成されてなる」とは、例えば、図1に示したような構造のものでは、袋状が全体としてつぶされた状態を示しているが、その表の面3側が少なくとも単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布2であればよく、その裏の面3′側は、そのような極細合成繊維布2で構成されていてもよいが、すなわち、化粧用具1の表裏の全外表面領域が極細合成繊維布2で形成されていてもよいが、裏の面3′側は他のもので構成されていてもよい。 【0012】例えば、裏の面3′側はスポンジ等で構成してもよく、その場合、適宜に裏と表を使い分ければ、スポンジも化粧時に適時に使用できる便利なものとなる。 【0013】図2は、図1に示したものに対応する概略モデル側面図であり、本発明の化粧用具1は、結局、その外表面の全面積のうち、実質的に半分以上の面積が単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布2で構成されていることになる。 【0014】この極細合成繊維布2が後述する「発明の効果」の欄に記載したように、化粧落としと、化粧をする際にファンデーション等のパウダーを付着させて顔表面等に塗ることや、脂取りといった複数の効果をもたらすものである。 【0015】なお、本発明の化粧用具は、袋状の構造であるので、表裏ともに適宜に裏返して使用できるリバーシブル使用可能な構造であっても良く、リバーシブルのいずれかの使用態様のときに、上述のように、外表面が、少なくともその実質的に半分領域が極細合成繊維布2で構成されているようになるものであれば本発明の化粧用具に該当するものである。 【0016】本発明の化粧用具において、袋状構造のサイズについては、全高さ・全幅がそれぞれ3cm〜4cmなどの数cm程度のものであって手指が1〜2本入る小サイズのものから、2本〜3本〜4本程度の手指が入る全高さ・全幅がそれぞれ5cm〜8cmあるいは10cm〜10数cm程度の中サイズあるいは大サイズのものなどの適宜の寸法のいずれでも呈することができ、それぞれ使用できるものである。また、大・中・小サイズの各サイズのものを1セットとして常備して使用することも便利なものである。 【0017】該極細合成繊維布2は、織物、編物または不織布などのいずれからなっているものでもよい。 【0018】また、該極細合成繊維布が、単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維シートと他のシート状物とからなる少なくとも二層以上の積層構造を呈してなるものであってもよい。そのような二層以上の構造を呈する場合、他のシート状物としては、そのシート構造は特に限定されるものではないが、不織布やあるいは、ポリオレフィン樹脂等からなる連続気泡発泡体シート等を好ましく用いることができる。他のシート状物との積層構造とする場合、該他のシート状物を裏面側にしておき、該裏面を表側に返してリバーシブル使用のときに、該他のシートの特性を享受して使用することができる。例えば、リバーシブル裏面(図2の4で示した)をスポンジにしておけば、化粧の際にスポンジの使用も可能となる。 【0019】また、該極細合成繊維布2は、フラット(平坦)な構造の繊維布であってもよく、あるいは、極細合成繊維からなるパイル繊維を有する立体構造、もしくは、極細合成繊維からなるパイル繊維を有する立体構造を呈するパイル布であってもよい。 【0020】単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維を少なくとも表面層に有する極細合成繊維布2は、繊維布として形成された後に、該繊維布表面に対して、ニードルパンチあるいは/およびウォーターパンチなどによるパンチング処理が施されて、該繊維布表面における構成繊維の配置が攪乱されて構成されてなるものを用いると更に好ましい。該繊維布表面における構成繊維の配置が攪乱されて構成されている場合には、該繊維布表面層の単繊維に弛みや繊維間に空間が効果的に構成され、該繊維の緩み構造や繊維間間隙の空間構造が、繊維間に微細なパウダーを保持すること等をより良好に可能にせしめ、かつより高いスポンジ効果をもたらし得て、化粧をするにしても、あるいは化粧落とし、脂分取りなどをより良好に行うことができるようになる。特に、上述のニードルパンチあるいは/およびウォーターパンチなどによるパンチング処理を施すことは、織物・編物に対して行うのが効果的である。織物や編物では、該織糸や編糸が織組織や編組織に組み込まれているものであるため、該糸の構成繊維は、本来乱れ難いものであるが、パンチング処理を施して弛みや攪乱をいったん生じさせると、該弛みや繊維間間隙空間の発生効果や保持効果が高いものとなるのである。 【0021】極細繊維には、該繊維の多数が集合している糸状態で仮より加工を施すことにより得られる捲縮が付与されているものであっても良く、この捲縮付与によっても繊維間間隙の空間創出を達成することができる。 【0022】極細繊維布は、例えば、スポンジ等の連続気泡発泡体シート等の他のシート状物と積層されて用いられても良く、このような他のシートと積層して使用することにより、適宜のクッション性や、地厚感を使用者に与え得るものとなる。 【0023】他のシートとしては、ポリウレタン系連続気泡発泡体シートなども有効に使用できる。他のシートに、樹脂加工されているものであってもよい。 【0024】繊維布において、単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細繊維を表面層に有するようにするには、通常は、該極細繊維100%使いで該繊維布を構成することや、あるいは緯糸あるいは経糸のいずれかの織糸や編糸が表面に表れる織編物組織として、該表面に表れる織糸や編糸に極細繊維糸を用いる等の手段で、織物・編物であれば実現することができる。また、不織布であれば、単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細繊維を用いて不織布を構成することによっても達成できる。 【0025】単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細繊維は、特に限定されないが、ポリエステル系繊維やポリアミド系繊維など、また、円形断面のものや異形断面のものなどを適宜に使用することができる。 【0026】また、それらの極細繊維は、ポリエステル系繊維あるいはポリアミド系繊維などのうちの単独の使用であってもよく、あるいは、ポリエステル系繊維とポリアミド系繊維などの混用使用であってもよい。このような異種繊維を混合使用する場合、繊維間の間隙を形成しやすいことによって、より高い本発明の効果を得ることができる。 【0027】袋状にするには、縫製によって簡単に行うことができる。 【0028】 【発明の効果】請求項1記載の本発明の化粧用具によれば、顔に押し当てることにより、脂、汗、汚れを効果的に拭き取ることができる。効果的に拭き取りができるのは、外表面に存在する単繊維繊度0.001〜1.1デシテックスの極細合成繊維どうしが形成する繊維ゆるみや繊維間間隙空間に、汚れなどを極細繊維の持つ鋭いエッジ効果でそぎ取るように取込んでいくことができるからと考えられる。これは極細繊維のワイピング布が高いワイピング効果を有するのと同様な理由による。 【0029】また、手指を入れて使用することにより、その拭き取り力を調整することが容易に可能である。したがって、化粧を落とすこと等が簡単に可能である上、洗濯することにより、付着した化粧用パウダー粒子等は簡単に除去することもできるため、繰り返し使用することのできる化粧用具を提供することができる。特に重要なのは、これら全ての機能を一つに兼ね備えているという点である。 【0030】すなわち、従来のように脂取り用の脂取り紙または汗、汚れ拭き用のハンカチまたはタオルを二つあるいは三つと持ち歩く必要はなく、一つでも用を済ませることが可能な便利なものである。従って、本発明にかかる化粧用具は、夏場であっても、脂、汗、汚れ等を取る機能を一枚に兼ね備えているため、外出時などに化粧用具の持ち物が増えないという利点がある。 【0031】また、織物、編み物または不織布かのいずれかからなり、それらを構成するのは、0.001〜1.1デシデックスの極細繊維で構成されているため、従来のハンカチまたはタオル等に比べ、脂、汗、汚れ等の吸収率が良いので、強く顔に押し当てたり、従来品ほどこする必要がないため、化粧くずれがしずらいという利点がある。 【0032】更に、拭き取る際の力加減と極細繊維であることによる上述のそぎ取り効果との組合せによって、微妙なタッチにて効果的に化粧を落とすことができる。さらに、化粧をする際に0.001〜1.1デシデックスの極細繊維がセラミック等の化粧パウダー粒子等を容易に付着させることができるので、それらを微妙なタッチにて顔に塗ることができる。 【0033】本発明品の繊維布は、0.001〜1.1デシデックスの極細繊維で構成された織物、または編み物、または不織布などのいずれからなるため、ファンデーションの構成要素である、例えばセラミックの超微小なパウダー粒子等は繊維のたわみやゆるみに付着しやすく、更には離れやすい。従って、洗濯をすることにより、セラミックパウダー粒子等は簡単に該シートから離れ、化粧をする際に必要なセラミックパウダー粒子の量を十分に該シートにを付着させて顔にぬることができるため効率的である。すなわち、本発明品は洗濯することにより何度も使用できるという便利かつ効率的なものである。 【0034】また、請求項2記載の本発明の化粧用具によれば、繊維布表面層の単繊維の弛みや繊維間の空間が更により効果的に構成され、微細なパウダーを保持すること等をより良好に可能にせしめ、かつより高いスポンジ効果をもたらし得て、化粧をするにしても、あるいは化粧落とし、脂分取りなどをより良好に行うことができるようになる。 【0035】また、請求項3記載の本発明の化粧用具によれば、たて糸・よこ糸のしっかとした織物からなるので、全体として硬めのしっかりとした化粧用具を実現することができ、繰り返しの洗濯にも耐えうる化粧用具を実現できる。 【0036】また、請求項4記載の本発明の化粧用具によれば、伸縮性に富む編物を用いるのものなので、布そのものに肉厚感や膨らみを出すことが比較的簡単であり、肌に触れる際に最もふさわしいと思われる厚みに調整することが可能な化粧用具を実現できる。 【0037】また、請求項5記載の本発明の化粧用具によれば、不織布からなるので一般にコストや耐久性の面で有利であり、使い捨てに近い感覚で使用することが可能となる。さらに不織布の厚みやニードルパンチ加工等の加工方法を調整することにより、クッション性または肌触り感を調整できる化粧用具を実現できる。 【0038】また、請求項6、7または8の本発明の化粧用具によれば、極細合成繊維布の面で脂、汗、汚れを取り、化粧落としとして使用し、もう一方の面にスポンジ等を付けて、その面を利用して化粧をすることもできる。すなわち、脂、汗、汚れを全てを片面で拭き取ることが可能である上、拭き取り力を調整することにより、化粧を落とすことができる。 【0039】さらに、もう一方の片面で化粧をする際にセラミックパウダー粒子を付着させて顔に塗ることができ、脂、汗、汚れ等を拭き取り、化粧を落とす機能と化粧をする際に必要な機能が一つで可能であり、化粧する際に要る用具をたくさん持ち歩く必要がない便利な化粧用具を実現できる。 【0040】また、請求項9記載の本発明の化粧用具によれば、フラットな使用感のある化粧用具を提供でき、パウダーの保持量が少ない方が良いという場合に好適なものである。 【0041】また、請求項10、11記載の本発明の化粧用具によれば、パウダーの保持量を多くでき、パウダーを多く使用したいときに好適なものであり使用時のタッチ、使用感もボリュームに富むものとなる。特に、ループパイルのときには、特にパウダー保持量が多くかつ肌への繊維タッチもループに基づくソフトな使用感覚を与えることができるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003159 【氏名又は名称】東レ株式会社 【住所又は居所】東京都中央区日本橋室町2丁目2番1号
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| 【出願日】 |
平成14年4月1日(2002.4.1) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−289940(P2003−289940A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月14日(2003.10.14) |
| 【出願番号】 |
特願2002−98320(P2002−98320) |
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