| 【発明の名称】 |
マニキュア除去具 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴島 宏治 【住所又は居所】東京都港区浜松町2丁目3番25号 株式会社丸鈴内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】ポリエチレン樹脂を基材とする連続気泡を有する成形品であって、炭酸カルシウム及び/又は重炭酸カルシウムが含有されているマニキュア除去具。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 爪に塗布されたマニキュアを除去する除去具であって、前記マニキュアを除光する除光液を吸収するための連続気泡を有し、炭酸カルシウム及び重炭酸カルシウムの少なくとも一方が含有されているポリエチレン発泡体から成ることを特徴とするマニキュア除去具。 【請求項2】 前記ポリエチレン発泡体の基材となるポリエチレン樹脂100重量部に対し、前記炭酸カルシウム及び/又は重炭酸カルシウムが10重量部以上、40重量部以下の範囲で含有されていることを特徴とする請求項1記載のマニキュア除去具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、手や足の爪に塗布されるマニキュアを除去するための除去具に関する。 【0002】 【従来の技術】手や足の爪に塗布されたマニキュアを除去する場合、従来、コットン(木綿)に除光液を吸着させ、このコットンにより爪上のマニキュアを拭き取っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、コットンの場合、除光液の吸収量が多いため、拭き取り作業中に除光液が指等の皮膚に付着したり、落下することがある上に、除光液の使用量も多くなってしまう。また、コットンの繊維屑が爪に残ってしまう上に再使用が不可能である。このため、マニキュアを除去するための専用の除去具が望まれていた。本発明は、除光液を付着及び落下させることなく、しかも屑等を残存させずに爪からマニキュアを除去することができる上に再使用が可能な除去具を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明のマニキュア除去具は、マニキュアを除去するための除光液を吸収する連続気泡を有し、炭酸カルシウム又は重炭酸カルシウム又は両者が含有されているポリエチレン発泡体から成ることを特徴とする。 【0005】〈作用〉本発明の除去具は、ポリエチレン発泡体から成るので、保水性及び親水性に優れ、従って、使用中に除光液が落下することがなく、又指に除光液を不要に付着させずにマニキュアを除去することができる。また、炭酸カルシウム又は重炭酸カルシウムが含有されていることで、爪上のマニキュアを研摩しながら除光液にて拭き取ることができ、従って、マニキュアを効率的かつ確実に爪から除去することができる。そして、ポリエチレン発泡体が耐薬品性及び耐久性に優れているので、除光液により劣化せず、従って、水洗いするだけで再使用が可能である。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明する。 〈実施例1〉図1は本発明に係るマニキュア除去具の斜視図である。この除去具は、ポリエチレン発泡体11から形成され、重炭酸カルシウムを含有している。即ち、基材となる低密度ポリエチレン樹脂80重量部とEVA樹脂20重量部とを用意し、これら樹脂に重炭酸カルシウム20重量部を混入して混練し、発泡剤であるアゾジカルボンアミド15重量部及び架橋剤であるジクミルパーオキサイド3重量部を添加し、発泡及び架橋処理することにより、本発明の連続気泡を有する除去具を製造した。この除去具は、セル数が100〜250個/25mm(JIS K 6402測定)の連続気泡を有していた。この除去具において、ポリエチレン発泡体11には除光液が吸着される。除光液は、一般的に、アセトン、酢酸エチル、酢酸アルミを主成分とし、香料やIPMR(イソプロピルミリステート)等が添加されている。 【0007】ポリエチレン発泡体11に除光液を吸着させた後は、一方の手により把持し、該発泡体11を他方の手の指の爪1に押し当てて弾性変形させる。これにより、押圧力(変形量)に対応させて所望量の除光液をポリエチレン発泡体11より押し出すことができる。従って、ポリエチレン発泡体11により除光液を落下させずに爪1上のマニキュアを拭き取ることが可能な上に指に除光液が付着することもなくなり、皮膚を傷める虞れがない。更に、繊維屑の生じることもない。 【0008】また、ポリエチレン発泡体11には重炭酸カルシウムが含有されているので、爪1上のマニキュア(層)を重炭酸カルシウムの粒子により研摩しながら除光液にて拭き取ることができる。従って、本発明の除去具は爪の縁部に確実に押し付けることが可能であることと相俟ってマニキュアを簡単かつ確実に拭き取ることができる。更に、ポリエチレン発泡体11が保水性を有しているので、吸引した除光液が使用中に気化する量が少なく、従って、除光液の使用量が少なくて済む。また、ポリエチレン発泡体11が耐薬品性及び耐候性を有している上に耐久性を有しているので、本発明の除去具は除光液にて劣化したり変色せず、かつ水洗いするだけで再使用が可能であり、特に、使用後に乾燥させるとポリエチレン発泡体11の表面に拭き取ったマニキュアから成る乾燥層が形成されるので、再使用のためにポリエチレン発泡体11を収縮させたり変形させることによりこの乾燥層の殆どを除去することができる。 【0009】上記重炭酸カルシウムは、ポリエチレン樹脂100重量部に対し10重量部以上含有させると除去効果が現れ、それ以下だと除去に時間を要してしまう。また、重炭酸カルシウムを40重量部以上含ませると、発泡体自体の耐摩耗性が劣り又爪に傷を付ける虞れがある。また、重炭酸カルシウムの粒径は40μm以下の場合除去が不充分になり、100μm以上であると爪に傷を付ける虞れがある。 【0010】〈実施例2〉本実施例のマニキュア除去具は、ポリエチレン発泡体に、重炭酸カルシウム及びカテキンを含む茶の粉末が含有されている。即ち、基材となる低密度ポリエチレン樹脂80重量部とEVA樹脂20重量部とを用意し、これら樹脂に重炭酸カルシウム20重量部と緑茶の粉末10重量部を混入して混練し、発泡剤であるアゾジカルボンアミド15重量部及び架橋剤であるジクミルパーオキサイト3重量部を添加し、発泡及び架橋処理することにより、連続気泡を有するマニキュア除去具を製造した。この除去具は、茶粉末(カテキン)を含むことで消臭、抗菌機能を更に備える。 【0011】〈実施例3〉本実施例のマニキュア除去具は、ポリエチレン発泡体に、重炭酸カルシウム及び柿から抽出した柿カテキンが含有されている。即ち、基材となる低密度ポリエチレン樹脂80重量部とEVA樹脂20重量部とを用意し、これら樹脂に重炭酸カルシウム20重量部と柿カテキン5重量部を混入して混練し、アゾジカルボンアミド15重量部及びジクミルパーオキサイド3重量部を添加し、発泡及び架橋処理することにより、除去具を製造した。この除去具も柿カテキンを含むことで消臭、抗菌作用を備える。上記実施例において、重炭酸カルシウムに代えて炭酸カルシウムを用いても同様の効果が得られ、又両者を用いてもよい。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、炭酸カルシウム及び/又は重炭酸カルシウムを含有する連続気泡のポリエチレン発泡体からマニキュア除去具を構成したので、マニキュアを簡単かつ確実に取り除くことができる上に再使用が可能で除光液を経済的に利用し得るマニキュア除去具を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500055463 【氏名又は名称】鈴島 宏治 【住所又は居所】東京都足立区東保木間1−10−12
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| 【出願日】 |
平成13年12月5日(2001.12.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082050 【弁理士】 【氏名又は名称】佐藤 幸男
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| 【公開番号】 |
特開2003−169710(P2003−169710A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月17日(2003.6.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−371085(P2001−371085) |
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