| 【発明の名称】 |
髪ケア装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】大村 真吾 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】マイナスイオンを利用して効果的な髪のケアが行える髪ケア装置を提供することを課題とする。
【解決手段】髪を加熱する加熱板115を有し、髪を加熱板115にて加熱して整髪する髪ケア装置である。これにおいてマイナスイオン発生装置を具備し、マイナスイオン発生装置で発生したイオンを髪に向けて放出するイオン放出口118を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 髪を加熱する加熱板を有し、髪を加熱板にて加熱して整髪する髪ケア装置であって、マイナスイオン発生装置を具備し、マイナスイオン発生装置で発生したイオンを髪に向けて放出するイオン放出口を設けたことを特徴とする髪ケア装置。 【請求項2】 髪を加熱して整髪するときにマイナスイオンを放出する状態と髪の加熱と関係なくマイナスイオンを放出する状態とに切り替えることができる切り替え手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の髪ケア装置。 【請求項3】 髪を加熱挟持する髪ケア装置であって、マイナスイオン発生装置を具備し、髪を加熱挟持する挟持面に、スチームを放出するスチーム放出口と、マイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンを放出するイオン放出口とを開口したことを特徴とする髪ケア装置。 【請求項4】 ブリスルを有する髪ケア装置であって、マイナスイオン発生装置を具備し、空気を放出する空気放出口と、スチームを放出するスチーム放出口と、マイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンを放出するイオン放出口とをブリスル面に具備したことを特徴とする髪ケア装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、髪ケア装置に関し、詳しくはマイナスイオンを髪表面に放出して髪の手入れ効果に加えて、髪のケア後の感触をより好ましくする技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の髪ケア装置の一例としてのトリートメント器具Bは例えば図8に示すように構成されている。これはブリスル10面にマイナスイオンを放出するイオン放出口11を配設してあり、イオン放出口11にはイオンノズル12が設置されている。イオンノズル12には高圧リード線14を接続したイオン電極13を内蔵しており、高圧リード線14はイオン発生回路15に接続されている。制御回路16にはイオン発生回路15と、イオンのオン/オフの切り替えスイッチ17と電源供給用の電源コード18が接続されている。そしてブリスル10で髪を梳いたりして髪の手入れをするときイオン放出口11から髪にマイナスイオンを放出するようになっている。 【0003】また従来の髪ケア装置の一例としてのドライヤーCは例えば図9に示すように構成されている。これは吸い込み口19と吐出口20を備え、把手部と併用した円筒状の風洞21内に送風用ファン22とモータ23と整流翼24とヒータ25を内蔵している。吐出口20を有するブリスル26面にはマイナスイオンを放出するイオン放出口27を配設してあり、イオン放出口27にはイオンノズル28が設置されている。イオンノズル28には高圧リード線29を接続したイオン電極30を内装しており、高圧リード線29はイオン発生回路31に接続されている。送風及びイオンのオン/オフ切り替えスイッチ32にはイオン発生回路31とモータ23とヒータ25と電源供給用の電源コード33が接続されている。そしてブリスル26で髪を梳きながら吐出口20から温風等を吹き出して髪の乾燥をするときイオン放出口27からイオンを放出するようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、髪を加熱して髪をケアするのものでマイナスイオンを併用したものがない。また従来例の髪ケア装置としてトリートメント器具BやドライヤーCにあってはマイナスイオンを単独または空気と併用して放出するようになっているが、マイナスイオンの放出とスチームの放出を併用して髪をケアするようになっていない。このためマイナスイオンとスチームとを髪に付着させて保湿したりできなくて髪のケアが十分なものでなかった。 【0005】本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、マイナスイオンを利用して効果的な髪のケアが行える髪ケア装置を提供することを課題とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明の請求項1の髪ケア装置は、髪を加熱する加熱板を有し、髪を加熱板にて加熱して整髪する髪ケア装置であって、マイナスイオン発生装置を具備し、マイナスイオン発生装置で発生したイオンを髪に向けて放出するイオン放出口を設けたことを特徴とする。髪を加熱することで髪を整髪するとき、マイナスイオンの放出によって髪の保湿性、手触り感が向上し、髪ケア後の感触がより好ましくなる。 【0007】また本発明の請求項2の髪ケア装置は、請求項1において、髪を加熱して整髪するときにマイナスイオンを放出する状態と髪の加熱と関係なくマイナスイオンを放出する状態とに切り替えることができる切り替え手段を設けたことを特徴とする。髪を加熱して整髪するときにマイナスイオンを放出する状態と髪を加熱しないときもマイナスイオンを放出する状態とに切り替えて使用できる。 【0008】本発明の請求項3の髪ケア装置は、髪を加熱挟持する髪ケア装置であって、マイナスイオン発生装置を具備し、髪を加熱挟持する挟持面に、スチームを放出するスチーム放出口と、マイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンを放出するイオン放出口とを開口したことを特徴とする。髪を加熱することで髪から放出される水分をスチーム加湿で補い、さらにマイナスイオンの放出によって髪の保湿性、手触り感が向上し、髪ケア後の感触がより好ましくなる。 【0009】本発明の請求項4の髪ケア装置は、ブリスルを有する髪ケア装置であって、マイナスイオン発生装置を具備し、空気を放出する空気放出口と、スチームを放出するスチーム放出口と、マイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンを放出するイオン放出口とをブリスル面に具備したことを特徴とする。髪のスチーム保湿、乾燥、セット、マイナスイオンの照射を一つの髪ケア装置(ブラシ1本)で行うことができ、髪のケア後の感触をより好ましくできる。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の髪ケア装置ではマイナスイオンを発生させてこのマイナスイオンを髪に放出するものであるが、このマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置の機構は次のようになっている。 【0011】図2はコロナ放電を利用した放電式マイナスイオン発生機構の簡略図を示す。グランドに接続した対向板34(例えば、SUS304)を設け、これに対し高圧を維持する針状イオン電極35をマイナスイオンの発生量が最大となる距離xとして設置したものである。より多くのマイナスイオンを発生させるには対向板34は実験上半円筒形状が好ましい結果を得たが、必ずしも半円筒形状としなくてもよい。 【0012】図3に自冷放射を利用したマイナスイオン発生機構の概略を示す。これは本体36に放射物質37(トルマリン)を設置したものである。このとき、図3(b)のように本体36に放射物質38をコーティングしてもよい。 【0013】図4に静電噴霧を利用したマイナスイオン発生機構の概略図を示す。貯水部39と水位方向に延出した送水管40を備え、グランドまたは人体に対して高圧を維持するように送水管40に高電圧を印加している。そしてモータ41に接続したスクリュー42によって送水管40の水を端部43まで常時押し上げ、端部43から送水管40に印加した高電圧によってマイナスイオン帯電した霧状の微細水滴を噴霧させるようになっている。このとき、送水管40内の送水スピードは微細水滴の発生が維持できるように調整する。このときモータ41等を使用せず、毛細管現象を利用して送水管40内の水を押し上げてもよい。 【0014】図5に水破砕式マイナスイオン発生機構の概略図を示す。貯水部44内の水に接触または浸水した拡散プロペラ45をモータ46に接続して高速回転させ、水分子が破砕することで得られるマイナスイオンをイオン放出口47から放出させるようになっている。拡散プロペラ41の回転速度はマイナスイオンを多く発生維持できるように調整する。 【0015】図6は他の水破砕式マイナスイオン発生機構の概略図を示す。貯水部48の水を複数のポンプ49で吸い込み、高圧放水させて放水同士を衝突破砕させることでマイナスイオンを放出口50から放出させるようになっている。放水同士を衝突させることで大きな破砕力を得ることができるが、放水を壁面に衝突させる破砕方式としてもよい。 【0016】本発明の髪ケア装置は上記マイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンを放出するようにしたものあり、図1は髪ケア装置の一例を示し、髪の加熱挟持機構とスチーム放出部とマイナスイオン放出部を備えたヘアーアイロンである。ヒータ123を備えた加熱板115と、可動支点部116により可動する可動板117と、スチーム放出口145と、イオン放出口118で主体を構成したものである。髪は加熱板115と可動板117との間に挟んで使用するようになっている。イオン放出口118にイオンノズル119を接続してあり、イオンノズル119に内蔵されたイオン電極120に接続される高圧リード線121はイオン発生回路122に接続されている。イオン電極120やイオン発生回路122からなるマイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンはイオン放出口118から放出されるようになっている。スチーム放出口145はヒータ123を備えた気化室146とつながっている。ヒータ123への水の供給は着脱自在なタンク147内の水をフェルト148によって毛細管で給水することで行うようになっている。制御回路124にはヒータ123とイオン発生回路122とマイナスイオンのオン/オフの切り替えスイッチ125と電源供給用の電源コード126が接続されている。かかる切り替えスイッチ125の切り替えにてヒータ123への通電をオンした状態でマイナスイオンの発生をオンしたり、ヒータ123への通電をオフした状態でマイナスイオンの発生をオンしたりする切り替えができるようになっている。 【0017】このヘアーアイロンは、ヒータ123に通電して加熱板115を加熱し、加熱板115と可動板117との間に髪を挟持して整髪する。このときスチーム発生装置の気化室146で発生したスチームをスチーム放出口145から髪の加圧挟持面に放出すると共にマイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンをイオン放出口118から髪の加圧挟持面に放出する。このようにすることで、髪を加熱することで髪から放出される水分をスチーム加湿で補い、さらにマイナスイオンの放出によって髪の保湿性、手触り感が向上し、髪ケア後の感触がより好ましくなる。 【0018】図7は髪ケア装置の他の例を示し、空気放出口とイオン放出口とブリスル面とを備えた髪乾燥機能付きブラシである。吸い込み口127と空気放出口128を備えており、把手部と併用した円筒状の風洞129内に送風用のファン130とモータ131と整流翼132とヒータ133を内蔵している。空気放出口128を有するブリスル134面に、スチームを放出するスチーム放出口135とマイナスイオンを放出するイオン放出口136を配設してあり、イオン放出口136にはイオンノズル137が接続されている。イオンノズル137には高圧リード線138を接続したイオン電極139を内蔵しており、高圧リード線138はイオン発生回路140に接続されている。イオン電極139やイオン発生回路140からなるマイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンはイオン放出口136から放出されるようになっている。スチーム放出口135は気化ヒータ141を備えた気化室142とつながっている。気化ヒータ141への水の供給は着脱自在なタンク143内の水フェルト144によって毛細管で給水することで行うようになっている。送風、スチーム及びマイナスイオンのオン/オフの切り替えスイッチ150には気化ヒータ141とイオン発生回路140とモータとヒータ133と電源供給用の電源コード151が接続されている。 【0019】乾燥機能付きブラシは、ファン130を駆動すると共に必要に応じて通電することにより、空気放出口128から温風や冷風の空気を吹き出すことができて、この状態で把手部を持ってブリスル134で髪を梳かすしたりすることで髪を乾燥しながら整髪することができる。このときスチーム発生装置の気化室142で発生したスチームがスチーム放出口135から放出することができると共にマイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンをイオン放出口136から放出することができる。このようにすることで、髪のスチーム保湿、乾燥、セット、マイナスイオンの照射を一つの乾燥機能付ブラシで行うことができ、髪のケア後の感触をより好ましくできる。 【0020】なお、上記髪ケア装置において、マイナスイオン発生装置として図2乃至図6の構造のものを適宜採用してもよい。 【0021】 【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、髪を加熱する加熱板を有し、髪を加熱板にて加熱して整髪する髪ケア装置であって、マイナスイオン発生装置を具備し、マイナスイオン発生装置で発生したイオンを髪に向けて放出するイオン放出口を設けたので、髪を加熱することで髪を整髪するとき、マイナスイオンの放出によって髪の保湿性、手触り感が向上し、髪ケア後の感触がより好ましくなるものである。 【0022】また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、髪を加熱して整髪するときにマイナスイオンを放出する状態と髪の加熱と関係なくマイナスイオンを放出する状態とに切り替えることができる切り替え手段を設けたので、髪を加熱して整髪するときにマイナスイオンを放出する状態と髪を加熱しないときもマイナスイオンを放出する状態とに切り替えて使用できるものである。 【0023】また本発明の請求項3の発明は、髪を加熱挟持する髪ケア装置であって、マイナスイオン発生装置を具備し、髪を加熱挟持する挟持面に、スチームを放出するスチーム放出口と、マイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンを放出するイオン放出口とを開口したので、髪を加熱することで髪から放出される水分をスチーム加湿で補い、さらにマイナスイオンの放出によって髪の保湿性、手触り感が向上し、髪ケア後の感触がより好ましくなるものである。 【0024】また本発明の請求項4の発明は、ブリスルを有する髪ケア装置であって、マイナスイオン発生装置を具備し、空気を放出する空気放出口と、スチームを放出するスチーム放出口と、マイナスイオン発生装置で発生したマイナスイオンを放出するイオン放出口とをブリスル面に具備したので、髪のスチーム保湿、乾燥、セット、マイナスイオンの照射を一つの髪ケア装置(ブラシ1本)で行うことができ、髪のケア後の感触をより好ましくできるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地
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| 【出願日】 |
平成14年1月31日(2002.1.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087767 【弁理士】 【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−159114(P2003−159114A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2002−201040(P2002−201040) |
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