| 【発明の名称】 |
爪切りとケース付き爪切り |
| 【発明者】 |
【氏名】▲梁▼ 東明
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| 【要約】 |
【課題】従来、爪切り時の爪の飛散防止を図るケース付き爪切りが、知られている。このケース付き爪切りでは、爪切りを下向きとした際に、ケース内に収容された爪が、刃部の隙間より落下する(飛散する)虞がある。殊に、足の爪を切る場合に、爪切りを下向きにした時に、ケース内の爪が落下することがあり問題である。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 刃部を備えた固定板と、この固定板に対峙する刃部を備えた可動板と、この固定板と可動板の刃部側に垂設した軸と、この軸に枢着し、かつ前記可動板を上下動する操作板と、前記固定板と可動板の連結部とで構成した爪切りであって、この爪切りを構成する固定板と可動板との間に遮蔽板を設け、この遮蔽板の枢着部を、この固定板又は可動板の刃部側に設け、また当該遮蔽板の開放部を、前記固定板又は可動板の連結部側に設けたことを特徴とする爪切り。【請求項2】 請求項1の遮蔽板は、複数枚の構成であって、この複数枚の遮蔽板を、可動板及び/又は固定板にそれぞれ枢着し、かつ交互に枢着して設けたことを特徴とする爪切り。【請求項3】 請求項1の遮蔽板は、開放部の重さを、枢着部の重さに対して、重くする構成であって、この開放部の重さを利用して、複数枚の遮蔽板を、可動板及び/又は固定板にそれぞれ枢着したことを特徴とする爪切り。【請求項4】 刃部を備えた固定板と、この固定板に対峙する刃部を備えた可動板と、この固定板と可動板の刃部側に垂設した軸と、この軸に枢着し、かつ前記可動板を上下動する操作板と、前記固定板と可動板の連結部とで構成した爪切りと、この爪切りに設けられたケースとで構成する爪切り構造であって、この爪切りを構成する固定板と、可動板との間に設けられた遮蔽板は、枢着部をこの固定板又は可動板の刃部側に設け、また開放部をこの固定板又は可動板の連結部側に設けたことを特徴とするケース付き爪切り。 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、可動板及び/又は固定板で構成した爪切りに、遮蔽板を枢着した爪切りと、この爪切りとケースで構成したケース付き爪切りに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、爪切りを行う際に、爪の飛散を防止する目的で、爪切りをケース(容器、カハ゛ー等)でカハ゛ーする構造の爪切り(ケース付き爪切り)が、知られている。このケース付き爪切りは、爪の飛散防止に役立つ特徴がある。しかし、可動板及び/又は固定板との間には、遮蔽板等のような爪の落下防止を図る構成を採用しないので、次のような所作をした場合には、問題がある。即ち、爪切りを下向きとした際に、ケース内に収容された爪が、刃部の隙間より落下する(飛散する)虞がある。殊に、足の爪を切る場合に、爪切りを下向きにした時に、ケース内の爪が落下することがあり問題である。尚、爪切りを下向きにする時は、他には、手を上向きで切る場合、又は他人の爪を切る場合、等が考えられるが、一例である。 【0003】尚、ケース付き爪切り、又はこれに類する爪切りとして、文献を挙げる。文献(1)は、特開平8-52024号の自動閉じ爪切りの発明である。この発明は、ケースを爪切りに移動自在に設ける構成であって、このケースの移動をノフ゛とハ゛ネを利用して行うことを特徴とする。これにより、ケース内の爪屑を簡易に排出することができる。また文献(2)は、特表平11-507571号の手指/足指の爪切り及び切り屑捕捉器である。この発明は、前側に刃部を、側面に側壁をそれぞれ備えた可動板及び固定板で構成した略箱形のケース部でなる爪切りであり、略箱形のケース部に爪屑を排出する排出ハッチを形成した構成である。従って、略箱形のケース部に収容した爪屑を、排出ハッチを利用して排出することができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前述の文献(1)、(2)は、カハ゛ー、ケース部等の収容部で爪屑を収容できる構成であり、飛散防止には役立っている。しかし、当該文献(1)、(2)の構成では、爪切りを下向きの状態で使用(刃部を下向きで使用)する場合は、収容部に収めた(貯めた)爪屑が、刃部の透間から落下し、飛散する虞があって、使用できないので不便である。この不便の状況を、前述の説明を基に、再度説明する。この種の爪切りを下向きで使用する一例としては、足の爪を切る場合、手を上向きで切る場合、又は他人の爪を切る場合、等がある。このように、下向きにする使用ができないのは、極めて不都合であり、改良が求められる。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、爪切りの刃部を下向きにする使用の場合においても、ケース等の収容部に収めた爪屑が、刃部の透間から落下しないこと、及び飛散する虞がないこと、又はこの爪屑が、刃部の透間から落下しないので、例えば、足の爪を切る場合、手を上向きで切る場合、又は他人の爪を切る場合、等における使用を可能とすること、等を意図する。 【0006】請求項1は、刃部を備えた固定板と、この固定板に対峙する刃部を備えた可動板と、この固定板と可動板の刃部側に垂設した軸と、この軸に枢着し、かつ前記可動板を上下動する操作板と、前記固定板と可動板の連結部とで構成した爪切りであって、この爪切りを構成する固定板と可動板との間に遮蔽板を設け、この遮蔽板の枢着部を、この固定板又は可動板の刃部側に設け、また当該遮蔽板の開放部を、前記固定板又は可動板の連結部側に設けたことを特徴とする爪切りである。請求項2の発明は、ケース等の収容部に収めた爪屑が、刃部の透間からの落下を確実になくすこと、及び飛散をなくすこと、等を意図する。 【0007】請求項2は、遮蔽板を、複数枚の構成として、この複数枚の遮蔽板を、可動板及び/又は固定板にそれぞれ枢着し、かつ交互に枢着して設けたことを特徴とする爪切りである。請求項3の発明は、遮蔽板の動きを確保して、請求項1の効果を発揮することを意図する。 【0008】請求項3は、遮蔽板の開放部の重さを、その枢着部の重さに対して、重くする構成であって、この開放部の重さを利用して、複数枚の遮蔽板を、可動板及び/又は固定板にそれぞれ枢着したことを特徴とする爪切りである。請求項4の発明は、爪切りの刃部を下向きにする使用の場合においても、ケースに収めた爪屑が、刃部の透間から落下しないこと、及び飛散する虞が全くないこと、又はこの爪屑が、刃部の透間から落下しないので、例えば、足の爪を切る場合、手を上向きで切る場合、又は他人の爪を切る場合、等における自由な使用を図ること、等を意図する。 【0009】請求項4は、刃部を備えた固定板と、この固定板に対峙する刃部を備えた可動板と、この固定板と可動板の刃部側に垂設した軸と、この軸に枢着し、かつ前記可動板を上下動する操作板と、前記固定板と可動板の連結部とで構成した爪切りと、この爪切りに設けられたケースとで構成する爪切り構造であって、この爪切りを構成する固定板と、可動板との間に設けられた遮蔽板は、枢着部をこの固定板又は可動板の刃部側に設け、また開放部をこの固定板又は可動板の連結部側に設けたことを特徴とするケース付き爪切りである。【0010】 【発明の実施の形態】本発明の使用の一例を説明する。爪切りの刃部間に位置する爪は、操作板のテコ運動を利用して移動する可動板と固定板との間で、カットされる。このカットされた時に、爪切りをやや上向き(刃部を上)にすると、可動板と固定板との間に設けた遮蔽板の開放部が、自重で下がり、この固定板又は可動板との間に隙間が形成される。この隙間より、爪屑が可動板と固定板の連結部側(収容部)に向かって移動し、この収容部に貯まる。必要により、爪切りを下向き(刃部を下向き)にすると、移動した遮蔽板の開放部が、自重で復帰し、この固定板又は可動板との間の隙間を閉塞する。この閉塞で、収容部に貯まった爪屑は落下せず、復帰した遮蔽板で捕捉(キャッチ)される。この捕捉の効果は、爪切りにケースを装着し、爪切りを略密封することが理想であるが、他の例としては、例えば、爪切りの側面開放部を、テーフ゜、紙、コ゛ム等の遮蔽部材を利用して塞ぐことでも対応できる。 【0011】以上で説明した、爪切りの上下等による操作を利用して、所定の場所に貯め得るので、爪屑は落下せず、種々の使用方法が可能となり重宝する。またこの操作を繰返すことで、確実、容易な爪切りが行える特徴がある。 【0012】 【実施例】本発明の爪切りの一例を説明する。爪切り1は、刃部20を備えた固定板2と、この固定板2に対峙する刃部30を備えた可動板3と、この固定板2と可動板3の刃部側20a、30aに垂設した軸4と、この軸4に枢着し、かつ可動板3を上下動する操作板5と、固定板2と、可動板3との間に設けられた一枚(図示せず)又は複数枚の遮蔽板6と、で構成されている。この遮蔽板6は、枢着部60を固定板2又は可動板3の刃部側20a、30aに設け、また開放部61を固定板2又は可動板3の連結部側20b、30bに設ける。従って、この遮蔽板6の開放部61は、枢着部60を支点として移動することで、固定板2又は可動板3との間に隙間SPを形成する。また遮蔽板6の開放部61は、枢着部60を支点として復帰することで、固定板2又は可動板3との間に形成された隙間SPを閉塞STする構成となっている。尚、この遮蔽板6を二枚又は複数枚設ける一例としては、図1〜図4の例が、枢着部60を可動板3、固定板2に交互に二枚設けた例を、図5〜6の例が、枢着部60を可動板3、固定板2に多数枚、又は並列式に多数枚設けた構成を示すが、他には、枢着部60を固定板2、可動板3に設ける例(図示せず)、又は固定板2のみ・可動板3のみ(同じ側)に設ける例(図示せず)等の各例が考えられる。図中、10はケースを示しており、固定板2の略全部と可動板3の一部とをカハ゛ーするように設けられる。このカハ゛ー10の形状、構造等は一例であり、限定されない。尚、遮蔽板6が一枚又は二枚の如く、少ない場合には、寸法を大きくすることが、可動の容易化、又は爪の落下防止に有効である。 【0013】 【発明の効果】請求項1の発明は、刃部を備えた固定板と、固定板に対峙する刃部を備えた可動板と、固定板と可動板の刃部側に垂設した軸と、軸に枢着し、かつ可動板を上下動する操作板と、固定板と可動板の連結部とで構成した爪切りであって、爪切りを構成する固定板と可動板との間に遮蔽板を設け、遮蔽板の枢着部を、固定板又は可動板の刃部側に設け、また遮蔽板の開放部を、固定板又は可動板の連結部側に設けたことを特徴とする爪切りである。従って、爪切りの刃部を下向きにする使用の場合においても、ケース等の収容部に収めた爪屑が、刃部の透間から落下しないこと、及び飛散する虞がないこと、又はこの爪屑が、刃部の透間から落下しないので、例えば、足の爪を切る場合、手を上向きで切る場合、又は他人の爪を切る場合、等での使用が可能となり重宝すること、等の特徴がある。請求項2の発明は、遮蔽板を、複数枚の構成として、複数枚の遮蔽板を、可動板及び/又は固定板にそれぞれ枢着し、かつ交互に枢着して設けたことを特徴とする爪切りである。従って、ケース等の収容部に収めた爪屑が、刃部の透間からの落下を確実になくし得ること、及び飛散をなく得ること、等の特徴がある。 【0014】請求項3の発明は、遮蔽板の開放部の重さを、その枢着部の重さに対して、重くする構成であって、開放部の重さを利用して、複数枚の遮蔽板を、可動板及び/又は固定板にそれぞれ枢着したことを特徴とする爪切りである。従って、遮蔽板の動きを確保して、請求項1の効果を発揮できる特徴がある。請求項4の発明は、刃部を備えた固定板と、固定板に対峙する刃部を備えた可動板と、固定板と可動板の刃部側に垂設した軸と、軸に枢着し、かつ可動板を上下動する操作板と、固定板と可動板の連結部とで構成した爪切りと、爪切りに設けられたケースとで構成する爪切り構造であって、爪切りを構成する固定板と、可動板との間に設けられた遮蔽板は、枢着部を固定板又は可動板の刃部側に設け、また開放部を固定板又は可動板の連結部側に設けたことを特徴とするケース付き爪切りである。従って、爪切りの刃部を下向きにする使用の場合に、ケースに収めた爪屑が、刃部の透間から落下しないこと、及び飛散する虞が全くないこと、又は爪屑が、刃部の透間から落下しないので、例えば、足の爪を切る場合、手を上向きで切る場合、又は他人の爪を切る場合、等での使用が自由となり重宝すること、等の特徴がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500054628 【氏名又は名称】▲梁▼ 東明
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| 【出願日】 |
平成13年9月19日(2001.9.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083068 【弁理士】 【氏名又は名称】竹中 一宣
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| 【公開番号】 |
特開2003−88417(P2003−88417A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月25日(2003.3.25) |
| 【出願番号】 |
特願2001−285034(P2001−285034) |
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