| 【発明の名称】 |
撮影機材の収納バッグ |
| 【発明者】 |
【氏名】馬場 信幸
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| 【要約】 |
【課題】携帯時等に便利で、標準的な三脚も収納可能な撮影機材の収納バッグを提供する。
【解決手段】カメラ、三脚その他の撮影機材を収納する収納部を有する、ほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状のバッグ本体1と、このバッグ本体を肩から下げて携帯するためのストラップ2とを備えた収納バッグであって、バッグ本体1の収納部が、三脚を立てた状態で収納する三脚収納部12と、三脚以外の撮影機材を収納する機材収納部11とに区画され、三脚収納部12および機材収納部11のそれぞれの上部に開口部121,111が形成され、これらそれぞれの開口部を開閉する蓋122,112が設けられている |
【特許請求の範囲】
【請求項1】カメラ、三脚その他の撮影機材を収納する収納部を有する、ほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状のバッグ本体と、このバッグ本体を肩から下げて携帯するためのストラップとを備えた収納バッグであって、前記収納部が、三脚を立てた状態で収納する三脚収納部と、三脚以外の撮影機材を収納する機材収納部とに区画され、前記三脚収納部および機材収納部のそれぞれの上部に開口部が形成され、これらそれぞれの開口部を開閉する蓋が設けられている撮影機材の収納バッグ。 【請求項2】前記三脚収納部の開口部を開閉する蓋は、バッグ本体に対して着脱可能に構成されている請求項1記載の撮影機材の収納バッグ。 【請求項3】前記機材収納部の開口部を開閉する蓋は、バッグ本体の短辺側をヒンジにして開閉する請求項1又は2記載の撮影機材の収納バッグ。 【請求項4】三脚を収納可能な巾着状であって、前記三脚収納部の内壁面に対し着脱自在に構成され、前記三脚の長さに応じて前記三脚収納部の開口部から突出する長さが可変となる三脚カバーをさらに有する請求項1乃至3の何れかに記載の撮影機材の収納バッグ。 【請求項5】前記バッグ本体の上部の長辺側に、互いに対向する一対の取っ手が設けられ、この取っ手の中央に形成された把持部は互いに着脱可能とされ、非使用時には、取っ手を丸めて前記収納部の開口部から待避する位置に収納される請求項1乃至4の何れかに記載の撮影機材の収納バッグ。 【請求項6】ベルト差込部が形成され、前記バッグ本体に設けられたベルトを前記ベルト差込部に差し込むことでバッグ本体に着脱される小物入れをさらに有する請求項1乃至5の何れかに記載の撮影機材の収納バッグ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【技術分野】本発明は、カメラ、三脚その他の撮影機材を収納するのに適したバッグに関する。 【0002】 【背景技術】屋外、特に遠方まで出かけて撮影を行おうとするときには、様々な撮影場面に対応できるように、カメラ以外にも、三脚、交換レンズ、フィルター、ストロボなどのカメラ用品を携帯することが多い。こうした場合に収納バッグが用いられる。 【0003】従来より利用されているカメラ収納バッグとしては、概ね直方体の箱形本体にショルダーストラップを付けたものが一般的であるが、たとえば特開平11−346818号公報にて提案されているバッグのように、正面視において横長の箱形本体であるため、肩から下げて携帯したときに箱形本体が身体の前後からはみ出してしまい、雑踏の中やラッシュの電車の中で周囲の人に迷惑をかけてしまうといった問題があった。また、標準的な四段収納式三脚をバッグに収納しようとしても、その長さから箱形本体の中に収容できず、別に携帯したり、あるいは箱形本体の外にベルトなどを用いて縛り付けるほかなかった。このため、さらに身体からはみ出す寸法が大きくなった。 【0004】 【発明の開示】本発明は、携帯時等に便利で、標準的な三脚も収納可能な撮影機材の収納バッグを提供することを目的とする。 【0005】上記目的を達成するために、本発明によれば、カメラ、三脚その他の撮影機材を収納する収納部を有する、ほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状のバッグ本体と、このバッグ本体を肩から下げて携帯するためのストラップとを備えた収納バッグであって、前記収納部が、三脚を立てた状態で収納する三脚収納部と、三脚以外の撮影機材を収納する機材収納部とに区画され、前記三脚収納部および機材収納部のそれぞれの上部に開口部が形成され、これらそれぞれの開口部を開閉する蓋が設けられている撮影機材の収納バッグが提供される。 【0006】本発明では、バッグ本体はほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状に形成されているので、ストラップにより肩から下げたときや座って膝の上に置くときに、身体の前後からはみ出す寸法が著しく小さくなる。したがって、雑踏の中や電車の中で周囲に迷惑をかけたりすることがなくなる。また、ほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状に形成されているので、底面積に対する容積が大きくなり、多くの撮影機材を収納することができる。 【0007】さらに、本発明では、ほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状のバッグ本体に三脚を立てた状態で収納する三脚収納部を形成しているので、標準的な四段収納式三脚であってもバッグ本体から上方へ頭を出すだけであり、身体の前後からはみ出すことはない。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 【0009】図1は本発明の撮影機材の収納バッグの実施形態を示す正面斜視図、図2は同実施形態に係る撮影機材の収納バッグを示す背面斜視図、図3は収納バッグの本体内部を示す一部破断分解斜視図、図4は三脚収納部を示す斜視図、図5は取っ手の構造を示す斜視図、図6は小物入れの装着構造を示す斜視図、図7は小物入れの他の装着構造を示す斜視図である。 【0010】本実施形態のバッグ100は、カメラ、三脚その他の撮影機材を収納する収納部を有するほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状のバッグ本体1と、このバッグ本体1を肩から下げて携帯するためのストラップ2とを備える。なお、バッグ本体1の箱形状とは、高さHと幅Wで構成される面の形状が、ほぼ正方形か或いは縦長(高さH>幅Wとなる形状)の長方形となることを意味する。 【0011】バッグ本体1は、図1に示すように幅Wが30cm〜60cm、奥行きDが10cm〜30cm、高さHが35cm〜70cmのほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状、特に好ましくは、幅Wが38cm±5cm、奥行きDが19cm±5cm、高さHが37cm±5cmのほぼ正方形の箱形状とされ、合成皮革にウレタンなどの緩衝材をサンドイッチした材料で構成されている。このほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状とされたW,D,Hの寸法は、ちょうど平均的日本人の男性成人が肩から下げたときに、バッグ本体1が身体の前後からはみ出す寸法が著しく小さい寸法である。従来の撮影機材の収納バッグは、横長の箱形状であったため、肩から下げて携帯すると、雑踏の中やラッシュ時の電車の中、あるいは座って膝に置くと身体の前後からはみ出し、周囲の人に迷惑をかけていたが、本例の収納バッグ100では、バッグ本体1自体がほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状であるため、携帯時においても身体の前後からはみ出す寸法が極めて少ない。また、バッグ本体1はほぼ正方形乃至縦長の長方形の箱形状に形成されているので、底面積W×Dに対する容積W×D×Hを大きくでき、多くの撮影機材を収納することができる。 【0012】バッグ本体1の内部は収納部とされ、この収納部は、三脚を立てた状態で収納する三脚収納部12と、三脚以外の撮影機材を収納する機材収納部11とに区画されている。 【0013】三脚以外の撮影機材、たとえばカメラ、交換レンズその他の小物などを収納する機材収納部11の内部構造を図3に示すが、この機材収納部11は、上部に開口部111が形成され、この開口部111を開閉する蓋112が、後述する三脚収納部12との仕切壁113の上縁をヒンジ114にして開閉可能に取り付けられている。蓋112のヒンジ114以外の周辺は、ファスナー115によって封止される。蓋112のヒンジ114をバッグ本体1の短辺側、特に仕切壁113の上縁に設定することで、開けた蓋112のバッグ本体1からはみ出す寸法が最小限となり、また肩から下げた状態で蓋112を開閉しても蓋112が邪魔にならずに作業性がよく、さらに機材収納部11に収納した各種機材の取出作業性もよい。 【0014】機材収納部11の内壁は、面状ファスナーの一方の材料(図示を省略する。)から構成されており、ここに各種の仕切部材116(116a〜116e)や小物入れポケット118が貼り付け可能となっている。図3に示す例では、機材収納部11の底側を交換レンズの収納場所にすべく、バッグ本体1の短辺側の長さを有し、両端部に面状ファスナーの他方の材料117が取り付けられた仕切部材116aと、この仕切部材116aと機材収納部11の内壁との間に貼り付けられ、同じく両端部に面状ファスナーの他方の材料117が取り付けられた2つの仕切部材116bとを有する。これら3つの仕切部材116a,116bを同図に示すように十字状に組み合わせることで、交換レンズを立てて収納できる領域が4つ形成されることになる。また、高倍率の望遠レンズなどのように長いレンズを収納する場合は、一方又は両方の仕切部材116bを取り外し、仕切部材116aのみを取り付けることで、長い交換レンズを寝かせて収納できる領域が1つ又は2つ形成される。 【0015】また、仕切部材116cは、その下に収納した交換レンズを保護するために、仕切部材116a,116bの上部に載置するもので、機材収納部11の開口部の大きさに形成され、一端部に面状ファスナーの他方の材料117が取り付けられている。また、同図に点線で示す部分で屈曲自在に構成されているので、仕切部材116cを取り付けたまま交換レンズの取り出しおよび収納が可能となる。 【0016】さらに、仕切部材116cの上部には、U字状の仕切部材116dや板状の仕切部材116e、さらにはポケットを有する小物入れポケット118が取り付けられる。各仕切部材116d,116eおよび小物入れポケット118には面状ファスナーの他方の材料117が取り付けられており、これを図3に符号117にて示す。 【0017】これに対して、バッグ本体1に形成された三脚収納部12の構造を図4に示す。この三脚収納部12は、上部に開口部121が形成され、この開口部121を開閉する蓋122が、上述した機材収納部11との仕切壁113の上縁をヒンジ123にして開閉可能に取り付けられている。蓋122のヒンジ123は、面状ファスナー124によって着脱可能に構成され、ヒンジ123以外の周辺は、蓋122側に形成されたフード122aが三脚収納部12の開口部121の外側面に被さり、この状態で面状ファスナー125によって係止される。蓋122のヒンジ123をバッグ本体1の短辺側、特に仕切壁113の上縁に設定することで、開けた蓋122のバッグ本体1からはみ出す寸法が皆無となり、また肩から下げた状態で蓋122を開閉しても蓋122が邪魔にならずに作業性がよく、さらに三脚収納部12に収納した三脚の取出作業性もよい。しかも、蓋122自体をバッグ本体1から脱着可能に構成しているので、長い三脚であって三脚収納部12から飛び出してしまう場合には、蓋122を取り外して家に置いたまま、バッグ100を携帯することもできる。 【0018】三脚収納部12の内壁も、面状ファスナーの一方の材料(図示を省略する。)から構成されており、ここに図4に示す三脚カバー6の外面中央に取り付けられた面状ファスナーの他方の材料61が貼り付け可能となっている。三脚カバー6は、三脚の抜け落ち防止、衝撃吸収および見栄え向上等を目的としたものである。すなわち、上述したように長い三脚などでは三脚収納部12の開口部121から飛び出すので、電車の網棚などに置いたときにバッグから抜け落ちるのを防止したり、周囲の人に当たって傷付けるのを防止したり、三脚自体の損傷を防止したりする。また、三脚がバッグから飛び出していると見栄えが良くないのでこれを三脚カバー6で隠す目的もある。三脚カバー6は、三脚を収納可能な巾着状の緩衝性を有する材料で形成された袋であり、最も長い三脚でも収納できる長さを備えたものが望ましい。三脚を入れて三脚カバー6の上部の巾着紐62を閉め込むことで、収納された三脚の抜け落ち等々が防止できる。 【0019】なお、三脚カバー6の外面中央に取り付けられた面状ファスナー61は、短い三脚を収納する場合に利用する。すなわち、短い三脚を三脚カバー6に入れると上側が余るが、このような短い三脚を収納する場合には、三脚カバー6の面状ファスナー61より下側を丸め、面状ファスナー61を三脚収納部12の内壁に貼り付けることで、三脚カバー6の巾着紐62がちょうど三脚収納部12の開口部121の高さに位置するように設定することができる。このように、三脚カバー6の面状ファスナー62を利用することで、如何なる長さの三脚でも巾着紐62が三脚収納部12の開口部121の高さに位置するように設定することができ、汎用性の高い収納バッグ100を提供することができる。 【0020】本例の三脚収納部12は、一般的な三脚、長さが40cm〜80cmを収納しても開口部121から上方に飛び出すだけであることから、肩にかけて携帯しても身体からはみ出すことがなく、周囲の人に迷惑をかけたり邪魔になったりすることを防止することができる。 【0021】図1に戻り、バッグ本体1の短辺の両側には、バッグ本体1を肩から下げるためのストラップ2が取り付けられている。このストラップ2には、移動可能に挿入された肩当て21と、ストラップ2の長さを調節するための長さ調節用バックル22,22が設けられている。 【0022】また、バッグ本体1の長辺の両側には、取っ手5a,5bが取り付けられている。図1には手前の取っ手5aのみを示す。本例の取っ手5a,5bの中央には、軟性材料で形成された把持部51a,51bが設けられ、図2に示すように一方の取っ手5aの把持部51aに面状ファスナーの一方の材料52aが取り付けられ、他方の取っ手5bの把持部51bに面状ファスナーの他方の材料52b(図示を省略する。)が取り付けられている。また、図1に示すように、バッグ本体1の長辺側の側面に、面状ファスナーの他方の材料53a,53b(図1には手前の53aのみを示す。)が取り付けられている。 【0023】本例では、取っ手5a,5bに取り付けられた面状ファスナー52a,52bと、バッグ本体1の側面に取り付けられた面状ファスナー53a,53bとを、図2に示すように取っ手5bを丸めて係合させることで、取っ手5を使用しないときに邪魔にならないように収納しておくことができる。これにより、機材収納部11や三脚収納部12から撮影機材を取り出したり入れたりする際に、取っ手5a,5bが邪魔になることがない。 【0024】また、ストラップ2ではなく取っ手5a,5bを用いてバッグ本体1を把持する際には、図5に示すように取っ手5a,5bの把持部51a,51bに取り付けられた面状ファスナー52a,52bを互いに張り合わせることで、取っ手5a,5bが固定されるので、バッグ本体1を置いたり把持したりする際につかみやすくなる。 【0025】図1に示すように、本例の収納バッグ100には、撮影機材のうち小物部品や交換フィルターなどを収納するための小物入れ3,4がバッグ本体1に着脱可能に取り付けられている。小物入れ3は、たとえば撮影機材の小物部品を収納するためのもので、図6に示すように、バッグ本体1の側面に設けられた第1の差込ベルト7を差し込むことができる第1のベルト差込部31が裏面に形成されている。そして、この第1のベルト差込部31に、バッグ本体の側面に設けられた第1の差込ベルト7を差し込み、当該第1の差込ベルト7に取り付けられた面状ファスナー71を他方の面状ファスナー72に貼り付けることで、小物入れ3がバッグ本体1の側面に固定される。 【0026】なお、小物入れ3の裏面には第2のベルト差込部32も形成され、この第2のベルト差込部32に図6および図7に示す第2の差込ベルト8を差し込むことで、バッグ本体1の前面に固定することもできる。 【0027】他方の小物入れ4は、たとえば交換フィルタを収納するためのもので、図7に示すように、バッグ本体1の前面側部に設けられた第2の差込ベルト8を差し込むことができる第2のベルト差込部41が裏面に形成されている。この第2のベルト差込部41は、先端に取り付けられた面状ファスナー42を他方の面状ファスナー43に貼り合わせることで構成され、この第2のベルト差込部41に、バッグ本体の前面側部に設けられた第2の差込ベルト8を差し込み、当該第2の差込ベルト8に取り付けられた面状ファスナー81を他方の面状ファスナー82に貼り付けることで、小物入れ4がバッグ本体1の前面に固定される。なお、この小物入れ4は図6に示す第2の差込ベルト8に固定することもできる。 【0028】このように、小物入れ3や4を必要に応じてバッグ本体1の側面や前面に固定することができるので、即座に取り出したい小物部品や交換フィルターなどの収納に便利である。 【0029】図1および図2に戻り、バッグ本体1の前面および裏面のそれぞれには、A4サイズのファイルや書類が収納できるポケット9a,9bが設けられており、さらに前面のポケット9aの表面には網状ポケット9cも設けられている。 【0030】なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591103298 【氏名又は名称】アサヒリサーチ株式会社 【識別番号】502124190 【氏名又は名称】馬場 信幸
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| 【出願日】 |
平成14年5月15日(2002.5.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097180 【弁理士】 【氏名又は名称】前田 均 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−325222(P2003−325222A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月18日(2003.11.18) |
| 【出願番号】 |
特願2002−139709(P2002−139709) |
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