| 【発明の名称】 |
バッグ |
| 【発明者】 |
【氏名】中村 夬卯
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| 【要約】 |
【課題】一対の持ち手を合わせて一緒に手のひらで握持するときに、荷重が両方の持ち手に対し均等に分配されて手に伝わるようになり、したがって、荷重バランスが良くて長時間持ち続けても手が疲れにくく、又、荷重が一方の持ち手に偏らないで持ち手が壊れにくいバッグを提供する。
【解決手段】バッグ本体1に一対の持ち手2,3を設けて、それら一対の持ち手2,3の握り部7,8を互いに合わせて一緒に手のひらで握持するときに、その一方の持ち手3の握り部8が他方の持ち手2の握り部7の内側に収まって上下に重なり合うように、両方の持ち手2,3の形状及び/又はサイズを異ならせたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 バッグ本体1に一対の持ち手2,3を設けて、それら一対の持ち手2,3の握り部7,8を互いに合わせて一緒に手のひらで握持するときに、その一方の持ち手3の握り部8が他方の持ち手2の握り部7の内側に収まって上下に重なり合うように、両方の持ち手2,3の形状及び/又はサイズを異ならせたことを特徴とするバッグ。 【請求項2】 上下に重ね合わせたときに上側に位置する持ち手2の握り部7の幅を下側に位置する持ち手3の握り部8の幅より大きくした請求項2記載のバッグ。 【請求項3】 持ち手2,3の握り部7,8を、皮革等の帯状体9,10を2つ折りしてその内側にパイプ状の芯体11,12を包む構造として、それらの断面形状を、上下に重ね合わせたときの密着性が良い形状、すなわち、丸い玉部13,14から肉薄の扁平板部15,16が突出して、その玉部13,14と扁平板部15,16との間に丸い玉部13,14と曲率がほぼ同一で玉部13,14との密着性が良い凹状曲面部17,18を有する形状とした請求項1又は2記載のバッグ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はバッグ、特に一対の持ち手を具えたバッグに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のバッグでは、バッグ本体に取付けた一対の持ち手は形状及びサイズが同一であった。したがって、一対の持ち手の握り部を合わせて一緒に手のひらで握持するときに、一対の持ち手は並列状態、すなわち横に並ぶ状態となった。したがって、手のひらで一対の持ち手を握ると、バッグの荷重が両方の持ち手を介して手に伝わることになるが、その荷重は両方の持ち手に対し均等に分配されにくく、どちらか一方の持ち手側に偏りやすかった。そのため、手のひらに掛かる荷重のバランスも悪くて、長く持ち続けていると疲れてくるという問題があった。また、どちらか一方の持ち手に荷重が偏ることにより、その持ち手が壊れやすいという問題もあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は上記の問題を解決すること、すなわち、一対の持ち手を合わせて一緒に手のひらで握持するときに、荷重が両方の持ち手に対し均等に分配されて手に伝わるようになり、したがって、荷重バランスが良くて長時間持ち続けても手が疲れにくく、又、荷重が一方の持ち手に偏らないで持ち手が壊れにくいバッグの提供を課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のバッグは、バッグ本体1に一対の持ち手2,3を設けて、それら一対の持ち手2,3の握り部7,8を互いに合わせて一緒に手のひらで握持するときに、その一方の持ち手3の握り部8が他方の持ち手2の握り部7の内側に収まって上下に重なり合うように、両方の持ち手2,3の形状及び/又はサイズを異ならせたことを特徴とする、という構成にしたものである。 【0005】なお、本発明のバッグは、上下に重ね合わせたときに上側に位置する持ち手2の握り部7の幅を下側に位置する持ち手3の握り部8の幅より大きくすることが可能である。 【0006】また、本発明のバッグは、持ち手2,3の握り部7,8を、皮革等の帯状体9,10を2つ折りしてその内側にパイプ状の芯体11,12を包む構造として、それらの断面形状を、上下に重ね合わせたときの密着性が良い形状、すなわち、丸い玉部13,14から肉薄の扁平板部15,16が突出して、その玉部13,14と扁平板部15,16との間に丸い玉部13,14と曲率がほぼ同一で玉部13,14との密着性が良い凹状曲面部17,18を有する形状とすることが可能である。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図示した本発明の一実施例に基づき、本発明の実施の形態について説明する。まず、バッグ本体1は一対の持ち手2,3を取り付けている。なお、バッグ本体1には、図示した実施例のように、ショルダーベルト4を着脱自在とすることも可能である。バッグ本体1のその他の構造及び素材は自由である。一対の持ち手2,3はバッグ本体1における前胴部5と後胴部6とに取り付けることができる。 【0008】一対の持ち手2,3はその握り部7,8を合わせて一緒に手のひらで握持することになるが、そのとき、一方の持ち手3の握り部8が他方の持ち手2の握り部7の内側に収まって上下に重なり合うようにする。そうするために、両方の持ち手2,3の形状及び/又はサイズを異ならせる。つまり、一方の持ち手3と他方の持ち手2の形状を異ならせるか、又は形状を同一にしてサイズを異ならせるか、又は形状とサイズの両方を異ならせるようにする。例えば図示した実施例のように、両方の持ち手2,3の形状を異ならせ、かつ、一方の持ち手3のサイズを他方の持ち手2より少し小さくすることができる。 【0009】なお、一対の持ち手2,3を上下に重ね合わせたときに、上側に位置する持ち手2の握り部7の幅を、下側に位置する持ち手3の握り部8の幅より大きくすることができる。このようにすれば、上側の握り部7が下側の握り部8を完全にカバーして、両者の一体感が良くなる。 【0010】また、持ち手2,3の構造及び素材は自由であるが、例えば図示した実施例のように、皮革等の帯状体9,10を2つ折りして、その内側にプラスチック等のパイプ状の芯体11,12を包むことにより、外端側に肉厚で丸い玉部13,14を設けるとともに、内端側に肉薄の扁平板部15,16を設けた構造にすることができる。このような構造にすれば、それらの断面形状を、上下に重ね合わせたときの密着性が良い形状にすることができる。すなわち、丸い玉部13,14から肉薄の扁平板部15,16が突出して、その玉部13,14と扁平板部15,16との間に丸い玉部13,14と曲率がほぼ同一で玉部13,14との密着性が良い凹状曲面部17,18を有する断面形状にすることができる。そして、このような断面形状にすれば、両方の持ち手2,3の握り部7,8を合わせるときに、内端側の肉薄な扁平板部15,16が互いに干渉せずに、つまり、衝突することなくスムースに重なり合うことができるというメリットも得られ、又、両方の握り部7,8が重なり合った状態では、幅方向の両端にそれぞれ丸い玉部13,14が位置するので手のひらに対する触感が良いというメリットも得られる。 【0011】 【発明の効果】本発明のバッグは上記の通りであり、両方の持ち手2,3の握り部7,8を手のひらで握持するときに、両方の握り部7,8は互いに上下に重なり合って一体になるので、バッグの荷重がどちらか一方に偏らず両方の持ち手2,3に対し均等に掛かるようになって、荷重バランスが良くなり、長く持ち続けていても疲れにくくなり、又、どちらか一方の持ち手に荷重が偏らないので壊れにくくなる。また、両方の持ち手2,3の握り部7,8が上下に重なり合うことにより、もちろん、握りやすいというメリットもある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391006500 【氏名又は名称】株式会社松崎
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| 【出願日】 |
平成14年4月19日(2002.4.19) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−310330(P2003−310330A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月5日(2003.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2002−118093(P2002−118093) |
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