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【発明の名称】 ストラップ
【発明者】 【氏名】金川 隆映

【要約】 【課題】地図情報サービスによりモバイル機器に表示される地図を素早く、簡単、かつ、有効に利用できるようにする。

【解決手段】モバイル機器に装着されるストラップAに方位磁石4を設けることにより、その方位磁石4で基準となる方位の現場での向きを知ることができるので、この向きに基づいて表示された地図を見れば、目的地の方向がわかる。その結果、地図を素早く、簡単、かつ、有効に利用できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 携帯電話を含むモバイル機器に装着するストラップにおいて、方位磁石を設けたことを特徴とするストラップ。
【請求項2】 上記モバイル機器が地図を表示するものであることを特徴とする請求項1に記載のストラップ。
【請求項3】 上記方位磁石をモバイル機器からの磁界の影響を低減できる位置に取付けたことを特徴とする請求項1または2に記載のストラップ。
【請求項4】 ループ状にしたストラップベルトと、このベルトを対象物に取付けるための取付ベルトと、両者を互いに接続する接続部材とを備え、接続部材は一端に弾性の雄端子を有するコネクタと、この雄端子を受入れる雌端子を一端に有するコネクタの一対を雄端子の弾性により互いに着脱自在に係合するように設け、各コネクタの他端には各ベルトを係止する係止部材を嵌合する取付穴を有し、係止部材は各ベルトを係止する係止面にすべり止めと、両側部端面には突起とを有し、各コネクタには係止部材の突起に対応する位置に係止部を設けて構成したストラップ。
【請求項5】 ストラップベルトをループ状にして重ね合せた両端に係止される係止部材と、この係止部材を嵌合する取付穴を一端に有し、他端には相手方部材に接続するための接続端子を有するコネクタとから成り、係止部材はストラップベルトを係止する係止面にすべり止めと、両側部端面には突起とを有し、コネクタには係止部材の突起に対応する位置に係止部を設けて構成したストラップエンド。
【請求項6】 ストラップベルトをループ状にして重ね合せた両端に係止される係止部材と、この係止部材を嵌合する取付穴を有する本体とを備え、係止部材はストラップベルトを係止する係止面にすべり止めと、両側部端面には突起とを有し、本体には係止部材の突起に対応する位置に係止部を設けて構成したストラップエンド。
【請求項7】 前記係止部材を、2枚の帯状部材から形成し、両帯状部材の対向面に突起を設け、帯状部材間にストラップベルトを挟持するように形成したことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のストラップ又はストラップエンド。
【請求項8】 前記2枚の帯状部材を1枚の帯状部材を2つ折りとして形成したことを特徴とする請求項7に記載のストラップ又はストラップエンド。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の利用分野】この発明は、携帯電話を含むモバイル機器に取付けるのに適したストラップに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、PDA、メール専用端末・・・などのモバイル機器では、携行する際に便利なように、ストラップを装着するようにしている。通常、このような機器に装着されるストラップは、例えば、図4に示すように、機器に装着するための取付け紐1と、ループ状のストラップ紐2とを接続部(この図では金具)3を介してつないだ構造となっている。また、この他に、ネックストラップのものや、ストラップ紐2にキーパークリップをつけたものなどさまざまな形態のものがある。
【0003】このようなストラップは、従来機器等への取付用の紐や紐を取付けたジョイント部材をストラップベルトに通し、ストラップベルトをループ状にして重ね合わせた両端をカシメ用金具で加締めたり、半田ゴテなどにより熱溶着して作られている。
【0004】一方、モバイル機器の中で携帯電話を使用する際に利用できるサービスの1つとして、位置情報を提供するものがある。このサービスは、例えば図4に示すように、検索したお店や宿、経路情報、タウン情報などの地図をディスプレイ上に表示したり、あるいは自分のいる現在地をピンポイントでディスプレイに表示し、さらにその地図をメールで送信して送信相手のディスプレイに表示させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のように携帯電話のディスプレイに表示される地図は、例えば、ディスプレイ上方を「北」として表示されるが、その表示は、持つ人の向きを検出して表示している訳ではないので、持つ人の向き(方位)がいずれの方向を向いていても、又一回転しても変わらない。そのため、折角地図を表示しても地図に示される目印(ランドマーク)が見つけ難く、例えば、ビルの中や地下街などで地図を表示する場合などもあり、このため地図を利用するのに時間が掛り、特に、現在地をピンポイントで表示するものでは方向を認識するのが困難であるという問題がある。
【0006】又、上記従来のストラップは、加締や熱溶着で形成されるため、加締が緩かったり、熱溶着が不完全であると外れる虞れがあり、これら作業は主として手作業であるため作業者の技量や作業環境により仕上げ状態や強度にバラツキが生じる場合がある。さらに作業には加締機を使ったり、半田ゴテを使用するなど煩雑であり、効率が悪いという面がある。
【0007】そこで、この発明の課題は、表示される地図を素早く、簡単、かつ、有効に利用できるように改良されたストラップを提供することである。
【0008】又、上記のような機器に使用されるストラップについて、作業者の技量や作業環境に関係なく、所定の仕上がり、強度が得られるようにし、また加締機や半田ゴテを使用することなく簡易に製作できるストラップを提供することをもう1つの課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の第一の課題を解決するため、携帯電話を含むモバイル機器に装着するストラップにおいて、方位磁石を設けた構成のストラップを採用したのである。
【0010】このような構成のストラップを採用することにより、方位磁石を見れば、現在位置から基準とする方位(例えば、「北」)の向きがわかるので、これを基準として位置情報を利用することができる。このとき、方位磁石をストラップに設けたことにより、ストラップはモバイル機器に通常装着されるものなので、方位磁石をわざわざ単独に携行する必要をなくし、利便性、携行性を向上させることができる。
【0011】このとき、上記モバイル機器が地図を表示するものである構成を採用すれば、方位磁石から基準とする方位、例えば「北」の向きがわかるので、これを基準として表示された地図を見れば目的地がどの方向かがわかる。特に、現在位置をピンポイントで表示するものについては目的地がどこかすぐにわかり便利である。また、このとき上記方位磁石をモバイル機器からの磁界の影響を低減できる位置に取付けた構成を採用することにより、方位磁石が正確な方位を示すようにできる。
【0012】上記第2の課題を解決するため、第2の発明は、ループ状にしたストラップベルトと、このベルトを対象物に取付けるための取付ベルトと、両者を互いに接続する接続部材とを備え、接続部材は一端に弾性の雄端子を有するコネクタと、この雄端子を受入れる雌端子を一端に有するコネクタの一対を雄端子の弾性により互いに着脱自在に係合するように設け、各コネクタの他端には各ベルトを係止する係止部材を嵌合する取付穴を有し、係止部材は各ベルトを係止する係止面にすべり止めと、両側部端面には突起とを有し、各コネクタには係止部材の突起に対応する位置に係止部を設けて構成したストラップとしたのである。
【0013】上記のストラップでは雄、雌端子を有するコネクタには係止部材を介して各ベルトを簡単、確実に装着できるため、各ベルトの装着が緩むこともなく、又特別な作業機を使用する必要もない。係止部材による各ベルトのコネクタに対する装着は、係止部材のすべり止めに各ベルトを係止した状態で係止部材をコネクタの取付穴に嵌合させ、係止部材の両側方の突起をコネクタの対応する位置に設けた係止部に係合させることにより行なわれる。
【0014】なお、ストラップベルトと取付ベルトのいずれを雄、雌端子のコネクタの取付穴のいずれに挿入し、係合をさせてもよく、その組合わせは任意である。又、係止部材はストラップベルト、取付ベルトに対し少なくとも片面にすべり止めを有していればよく、すべり止めは突起又は凹凸面であればよい。
【0015】上記第2の課題を解決する第2の発明のストラップに用いられるストラップエンドとして、ストラップベルトをループ状にして重ね合せた両端に係止される係止部材と、この係止部材を嵌合する取付穴を一端に有し、他端には相手方部材に接続するための接続端子を有するコネクタとから成り、係止部材はストラップベルトを係止する係止面にすべり止めと、両側部端面には突起とを有し、コネクタには係止部材の突起に対応する位置に係止部を設けて構成したストラップエンドを採用することもできる。
【0016】このストラップエンドは、第2の発明のストラップの一対のコネクタの一方を独立の部材として利用するものである。コネクタ端の接続端子は、雄、雌端子に限らず、互いに着脱自在に接続、切離しができればよい。ストラップベルトの係止部材によるコネクタへの装着は第2の発明のストラップと同様である。
【0017】さらに、第2の課題を解決するストラップに用いられるストラップエンドとしてストラップベルトをループ状にして重ね合せた両端に係止される係止部材と、この係止部材を嵌合する取付穴を有する本体とを備え、係止部材はストラップベルトを係止する係止面にすべり止めと、両側部端面には突起とを有し、本体には係止部材の突起に対応する位置に係止部を設けて構成したストラップエンドを採用することもできる。
【0018】このストラップエンドは、ストラップベルトの端末に係止し、ベルト端末を止めるのに用いられる。又、ストラップベルトの端末をストラップエンドで止めたストラップに対し対象機器の取付リング、紐をストラップベルトに挿通して利用される。ストラップベルトを係止部材で本体の取付穴に係止する作用は第2、第3の発明と同じである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1、図2に第1実施形態のストラップについて示す。図1(a)、(b)に示すように、この形態のストラップAは、取付け紐1と、ループ状のストラップ紐2とを接続部として設けたコネクタ3を介して接続するとともに、前記コネクタ3に方位磁石4を取付けた構成となっている。取付け紐1は、細い丸紐をループ状に形成したもので、携帯電話を含むモバイル機器のストラップ取付け穴に通してストラップAを装着するためのものである。
【0020】コネクタ3は、図2に示すようなプラグ部5とソケット部6とで構成される樹脂製のものである。コネクタ3のプラグ部5は、プラグ本体7と係合部8とで構成されており、プラグ本体7には、取付け紐1と方位磁石4が取付けられている。前記取付け紐1は、プラグ本体7の先端に係止されるようになっている(例えば、プラグ本体7の先端に後述する方位磁石4の取付け穴9に連通する貫通孔を設け、その貫通孔に、こぶを(結えて)形成した取付け紐1を挿通することにより、取り付けることができる)。
【0021】方位磁石4は、方位盤と磁石(この形態では、方位盤に磁極を設けたもの)とを、円盤状の透明なカプセルに封止したもので、そのカプセルをプラグ本体7に取付け穴9を設けて、その穴に圧入あるいは接着剤により取付けるようになっている。そのため、方位磁石4は、プラグ本体7と一体になっており、取扱いの際に邪魔にならないようになっている。
【0022】係合部8は、図1に示すように、錨形に形成されたもので、ソケット部6に設けられた嵌入穴10にインサートすると、係合できるようになっている。ソケット部6は、一方に前述した嵌入穴10が設けられるとともに、両側部に前記嵌入穴10に連通する係合用の切欠11が設けられている。また、他方には、ストラップ紐2を取付けるための取付け穴12が設けられるとともに、前記取付け穴12に連通する係合用の溝13が両側部に設けられている。
【0023】前記嵌入穴10に連通する切欠11は、インサートされた係合部8の錨形の内側に折り曲げられた部分が露出するように形成されており、折り曲げられた先端が図1(b)に示すように、切り欠いた端部に当接して係止するようになっている。そのため、係合部8の前記切欠11から露出した部分を押し込んで切欠11との係合を解除すると、ソケット部6からプラグ部5を外せるようになっており、プラグ部5を外して取付け紐1をモバイル機器のストラップ取付け穴に簡単に装着できるようになっている。
【0024】一方、前記取付け穴12に連通する係合用の溝13は、取付け穴12に嵌入されるストラップ紐2を狭持するアダプタ部材14を係止するためのものである。前記アダプタ部材14は、中央に折曲部を設けた板状のもので、折り曲げられる内側の面にストラップ紐2を止めるための突起が設けられている。また、折り曲げ部分の両側に、前記溝13と係合する突部が設けられており、前記突部は、アダプタ部材14を折り曲げてストラップ紐2の端を挟んで、取付け穴12に押し込むと前記取付け穴に連通した溝13に嵌って固定できるようになっている。
【0025】この形態は上記のように構成されており、このストラップAは、携帯電話などのモバイル機器に取付けておくと、モバイル機器に地図情報を表示させたときにストラップAの方位磁石4を見れば、基準となる方角がわかる。そのため、その方角を基準にすれば(例えば、方位磁石の「北」と表示された地図の「北」とを合わせる)、地図上の目的地の方角が素早く簡単にわかる。よって、表示された地図を素早く有効に、かつ、簡単に利用することができる。
【0026】このとき、取付け紐1をモバイル機器に設けられたスピーカーや振動モータの磁界の影響を軽減できる長さにすることにより、方位磁石4の精度を向上させることができる。ちなみに、この長さは、実験などにより適宜決めることができる。
【0027】図3(a)に、第1変形例として、方位磁石4をプラグ本体7として形成したものを示す。なお、作用効果は第1実施形態と同じなので省略する。
【0028】また、図3(b)に第2変形例として、方位磁石4をストラップ紐2に取付けたものを示す。このように、方位磁石4をモバイル機器からの磁界の影響を低減できる位置に取付けられるようにすることにより、方位磁石4の精度を向上させることができる。他の作用効果は、第1実施形態と同じなので省略する。
【0029】図3(c)に示す第3変形例のものは、コネクタ部に方位磁石を鎖で留めるための係止部15を設けたものである。このようにすることにより、ファッション性を向上させるとともに、方位磁石をモバイル機器からの磁界の影響を低減できる位置に取付けるようにすれば、方位磁石の精度を向上させることができる。他の作用効果は、第1実施形態と同じなので省略する。
【0030】なお、実施形態では、主に、ハンドストラップについて述べたが、これに限定されるものではなく、例えば、従来例でも述べたネックストラップにも適用できるし、ストラップ紐にキーパークリップをつけたものでもよい。さらに、モバイル機器として携帯電話に限定されるものではなく、PDAやメール専用端末・・・などストラップを用いるものであればどのようなものでもよい。
【0031】また、実施形態では、方位磁石4をコネクタ3のプラグ側に設けたものを示したが、これに限定されるものではなく、図2の破線に示すように、ソケット6側に設けるようにしてもよい。また、実施形態では、接続部にコネクタを用いたものを示したが、これに限定されるものではない。接続部としては、取付け紐とストラップ紐とを接続できるものであれば、例えば、従来例の金具を用いたものや、その他どのようなものでもよい。
【0032】図5〜図6に第2実施形態のストラップを示す。図5に示すように、この実施形態のストラップBは、取付ベルト21と、ループ状のストラップベルト22とを接続部材であるコネクタ23を介して接続するように構成されているが、図示の例では方位磁石は設けられていない。但し、第1実施形態と同様に磁石を設けられるようにしてもよいことは勿論である。取付ベルト21もループ状に形成され、携帯電話を含むモバイル機器のストラップ穴に通してストラップBを装着するのに用いられる。コネクタ23も、図示のように、プラグ部25とソケット部26とで構成され、共に樹脂製である。取付ベルト21、ストラップベルト22のいずれも端末に係止部材であるアダプタ部材34を介してプラグ部25、ソケット部26に係止される。
【0033】プラグ部25は、プラグ本体27とその一端に一体に形成されている接続端子28とから成り、プラグ本体27にはアダプタ部材34を受入れるための取付穴30が端子28と反対側に設けられ、両側部にはアダプタ部材34を係止するための溝33が設けられている。接続端子28は2つの鈎形の端子を対称に錨形に形成され、鈎形端子の有する弾性を利用してソケット部26の嵌入穴29に着脱自在に装着され、接続される。
【0034】ソケット部26は、一端に上記嵌入穴29が設けられ、両側部に係合用の切欠き32が設けられている。そして、嵌入穴29と反対側にはプラグ部25のプラグ本体27と同じ構成部分が一体に形成されている。切欠き32は、挿入されるプラグ部25の接続端子28の2つの鈎形の端子が嵌入穴29の入口を通過の際は互いの距離が縮小し、入口を通過してプラグ部25のプラグ本体27の端壁がソケット部26の入口端に当接するまで挿入されると鈎形端子がその弾性で切欠き32に広がり、係止される。反対に両者の係合を解除するときは、切欠き32から露出した鈎形端子を外側から押し込むと係合が解除され、ソケット部26からプラグ部25を外せるようになっている。
【0035】一方、プラグ部25、ソケット部26の取付穴30に嵌入される取付ベルト21又はストラップベルト22はアダプタ部材34を介して本体に係止される。アダプタ部材34は、図6の(c)図に示すように、中央に折曲部を設けた板状の材料から成り、折り曲げられる内側の面に取付ベルト21又はストラップベルト22を止めるための突起37が設けられている。
【0036】又、アダプタ部材34の中央の折曲げ部分寄りの位置で、両側方には突起35、35が設けられている。アダプタ部材34は、2つに折り曲げて取付ベルト21又はストラップベルト22の端を挟んで取付穴30に挿入され、この時突起35、35はプラグ本体27又はこれと同形状部材の溝33に嵌合してベルトを固定できるように突起35、35と溝33、33は対応する位置にそれぞれ設けられている。36は先端位置に設けられたストッパ、38は突起35、35を溝33、33へ挿入する際の柔軟性を与えるためのスリットである。上記突起35、35はアダプタ部材34の両側方に設けられているため、アダプタ部材34の平板外面に設ける場合よりも厚さが薄くでき、従ってプラグ部25、ソケット部26の全体の厚みを薄くできる。
【0037】なお、上記第2実施形態のストラップは、雄端子を有するコネクタにストラップベルト、雌端子を有するコネクタに取付ベルトを係止するとして説明したが、各ベルトに係止されるコネクタは雄と雌の端子が逆の関係となるコネクタを係止してもよい。
【0038】又、上記第2実施形態のストラップは、雄、雌端子を有する1対のコネクタにストラップベルト、取付ベルトを含むものとして説明したが、上記1対のコネクタの片方にストラップベルトを係止したものを独立のストラップと見ることもできる(図示省略)。その場合、コネクタは雄、雌端子のいずれの端子であってもよく、そのコネクタに接続される相手方コネクタは図示の例のものを使用することもできるが、図示の例以外の端子が接続される場合もあり、又相手方コネクタを使用しない場合も含まれる。
【0039】図7、図8に第3実施形態のストラップエンドCを示す。図7に示すように、この実施形態のストラップエンドCは、ストラップ42の端を止めるためのものであり、前述した第2実施形態のプラグ部25のプラグ本体27のみを切り出して1部品とし、これに係止部材であるアダプタ部材34を組合せてストラップ端を止めるようにしたものである。ストラップエンドCの本体40Cは、従ってプラグ本体27と基本的に同じであり、内側に取付穴40を有し、両側部には溝43が設けられている。
【0040】なお、41はアダプタ部材34のストッパ36の嵌合する切欠きである。又、アダプタ部材34は第2実施形態のものであるから、図中に同一符号を付して説明は省略する。そして、ストラップ42の端を挿入、係合する作用も第2実施形態の対応部分と同じであるから、説明を省略する。この実施形態のストラップエンドで端末を止められたストラップ42は、そのループ状のバンド内に対象機器の吊下げリング又は紐を通して使用することができる。
【0041】上述した第2、第3実施形態のストラップ、ストラップエンドについては、ストラップベルトを例として用いる場合について説明したが、ストラップベルトに代えてストラップ紐を利用することもできる。ストラップ紐を用いる場合は、紐の断面が円形、楕円形、四角形など種々利用されるから、その断面に応じて、係止部材のアダプタ34やこれを受入れる取付穴は、図示のように矩形断面ではなく対応する断面形状に適宜適合するものに変えるものとする。
【0042】
【発明の効果】第1の発明のストラップは、以上のように構成したことにより、モバイル機器に表示される地図情報を有効、かつ、簡単に利用できる。また、方位磁石をモバイル機器に通常装着されるストラップに設けるようにしたことにより、利便性、携行性(方位磁石をわざわざ単独で持つ必要がなく、意識しなくとも常に携行できるので、忘れることもない)を向上させることができる。
【0043】第2、第3の発明のストラップ、ストラップエンドは、コネクタ又は本体に対して設けた取付穴にストラップベルトと取付ベルト、又はストラップベルトを係止部材で係止してコネクタ又は本体の係合部に係止部材の突起を係合させ、装着されるようにしたから、ストラップベルト、取付ベルトの装着を利用者が係止部材をコネクタ、本体に押込むだけで加締機のような特殊な機器を必要とせず、簡単に装着でき、装着されたベルトは緩むことはないという利点が得られる。
【出願人】 【識別番号】502036723
【氏名又は名称】金川 隆映
【出願日】 平成14年4月30日(2002.4.30)
【代理人】 【識別番号】100074206
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
【公開番号】 特開2003−289932(P2003−289932A)
【公開日】 平成15年10月14日(2003.10.14)
【出願番号】 特願2002−128611(P2002−128611)