| 【発明の名称】 |
カーテン付きパラソル |
| 【発明者】 |
【氏名】碧村 治憲 【住所又は居所】山口県小野田市大字有帆558番地の1 株式会社ミドリ内
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| 【要約】 |
【課題】カーテンの開閉が容易に行え、しかも開き度合いの調整も容易に行えるカーテン付きパラソルを提供する。
【解決手段】放射状に配置される3本以上の親骨12の基端部が、支持軸11の上部に設けられた取付け部20に支持され、しかも放射状になった親骨12の上には日除け又は雨避け用のシート13が張設されているカーテン付きパラソル10において、親骨12の先側にカーテンレール22がリング状に取付けられ、カーテンレール22に、上部に取付けられているカーテン吊り部材41を介してシート製のカーテン40が開閉可能に取付けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 放射状に配置される3本以上の親骨の基端部が、支持軸の上部に設けられた取付け部に支持され、しかも放射状になった前記親骨の上には日除け又は雨避け用のシートが張設されているパラソルにおいて、前記親骨の先側にカーテンレールがリング状に取付けられ、該カーテンレールに、上部に取付けられているカーテン吊り部材を介してシート製のカーテンが開閉可能に取付けられていることを特徴とするカーテン付きパラソル。 【請求項2】 請求項1記載のカーテン付きパラソルにおいて、前記カーテンレールの吊り部が、それぞれの前記親骨の先端部より内側位置に設けられた取付け具に、取外し可能に掛止されていることを特徴とするカーテン付きパラソル。 【請求項3】 請求項1記載のカーテン付きパラソルにおいて、それぞれの前記親骨には、その先端部より内側位置に掛止孔が設けられ、該掛止孔に前記カーテンレールの吊り部が掛止していることを特徴とするカーテン付きパラソル。 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のカーテン付きパラソルにおいて、前記カーテンレールのレール本体は、屈曲性を有する合成樹脂素材からなっていることを特徴とするカーテン付きパラソル。 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のカーテン付きパラソルにおいて、前記カーテンは1又は2枚以上の矩形の透明又は不透明のシートからなって、隣り合うカーテンの端部にはそれぞれが取外し可能に係合するファスナーが設けられていることを特徴とするカーテン付きパラソル。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、工事用現場又は海岸等で使用するパラソル(傘も含む)に関し、特に、パラソルの周囲にカーテンが設けられたカーテン付きパラソルに関する。 【0002】 【従来の技術】周囲にカーテンが設けられたカーテン付きパラソルは、例えば実開昭62−129920号公報や実開平2−2015号公報、実開平4−133722号公報等において提案されているが、いずれも、放射状に配置された親骨の先側にカーテンの上部を固定するものであり、周囲からパラソルの内部が見えないようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしなから、工事現場等では部分的にカーテンを開けたい場合があり、従来例に係るカーテン付きパラソルでは、カーテンの一部を親骨から外して捲る等の必要があり、極めて手間であり、使用目的に応じて的確にカーテンを開くことが困難であるという問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、カーテンの開閉が容易に行え、しかも開き度合いの調整も容易に行えるカーテン付きパラソルを提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発明に係るカーテン付きパラソルは、放射状に配置される3本以上の親骨の基端部が、支持軸の上部に設けられた取付け部に支持され、しかも放射状になった前記親骨の上には日除け又は雨避け用のシートが張設されているパラソルにおいて、前記親骨の先側にカーテンレールがリング状に取付けられ、該カーテンレールに、上部に取付けられているカーテン吊り部材を介してシート製のカーテンが開閉可能に取付けられている。これによって、カーテンの開閉はカーテンレールを介して行うので容易となる。 【0005】また、第2の発明に係るカーテン付きパラソルは、第1の発明に係るカーテン付きパラソルにおいて、前記カーテンレールの吊り部が、それぞれの前記親骨の先端部より内側位置に設けられた取付け具に、取外し可能に掛止されている。第3の発明に係るカーテン付きパラソルは、第1の発明に係るカーテン付きパラソルにおいて、それぞれの前記親骨には、その先端部より内側位置に掛止孔が設けられ、該掛止孔に前記カーテンレールの吊り部が掛止している。 【0006】第4の発明に係るカーテン付きパラソルは、第1〜第3の発明に係るカーテン付きパラソルにおいて、前記カーテンレールのレール本体は、屈曲性を有する合成樹脂素材からなっている。第5の発明に係るカーテン付きパラソルは、第1〜第4の発明に係るカーテン付きパラソルにおいて、前記カーテンは1又は2枚以上の矩形の透明又は不透明のシートからなって、隣り合うカーテンの端部にはそれぞれが取外し可能に係合するファスナーが設けられている。 【0007】 【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形態に係るカーテン付きパラソルの断面図、図2は同カーテン付きパラソルの一部省略底面図、図3(A)、(B)は同カーテン付きパラソルの一部拡大説明図、図4(A)、(B)は本発明の他の実施の形態に係るカーテン付きパラソルの一部拡大説明図、図5(A)、(B)はそれぞれ更なる変形例に係るカーテン付きパラソルの部分説明図である。 【0008】図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係るカーテン付きパラソル10は、中央の支持軸11と、その上部の取付け部20に基端部が回動可能に支持され、放射状に配置された8本の親骨12と、親骨12の上側に張設された日除け又は雨避け用のシート13と、支持軸11に上下動可能に取付けられ、支持軸11の上限位置に設けられた周知のストッパー機構で掛止する摺動部材14と、それぞれの親骨12の中間部にその先部が回動可能に軸支され基部は摺動部材14に軸支された支持骨15とを有している。以下、これらについて詳しく説明する。 【0009】支持軸11は一般には金属製のパイプからなり、その表面はプラスチック等でコーティングされている。この実施の形態では上部の細いパイプ部材16に下部の太いパイプ部材17が嵌入し、しかも支持軸11の中間部にはストッパー機構17aが設けられて、パイプ部材16をパイプ部材17に装着した任意の位置でパイプ部材16を止めることができるようになっている。摺動部材14は、筒部18と骨取付け部19とからなって、骨取付け部19に8本の支持骨15の基部が回動自在に取付けられている。筒部18には図示しない係合孔を有し、支持軸11の途中位置に突出する図示しない突出片が嵌入し、摺動部材14の上限位置を決めている。なお、通常のパラソルや傘等と同じように、突出片を外側から押さえて前記係合孔と突出片の係合状態を解いて、摺動部材14を下降させることができる。8本の親骨12の基端部は支持軸11の頂部に設けられた取付け部20に回動可能に取付けられ、それぞれの中間位置には前記した支持骨15の先部が軸支され、摺動部材14を上下することによって、親骨12が取付け部20を中心にして開閉するようになっている。 【0010】親骨12の上側表面には、多角形(この実施の形態では概略八角形)の合成樹脂又は布製のシート13が張られている。図1、図3(A)、(B)に示すように、各親骨12の先側で先端から内側位置(4〜10cm)には、取付け具21が設けられ、この取付け具21を介してカーテンレール22が親骨12に掛止されている。取付け具21はこの実施の形態においては対向する2つの部材23、23aからなって、逆U字状の親骨12を両側から挟んだ状態で、ビス24及びナット25によって固定している。取付け具21の下部には貫通する止め孔26が設けられている。なお、実施の形態では取付け具21は2つの分離した部材23、23aを使用しているが、これらを一つにすることもできる。 【0011】前記した取付け具21に吊り下げられるカーテンレール22は、屈曲可能な合成樹脂素材(例えば、ポリプロピレン、塩化ビニール)からなるレール本体27と、レール本体27を走行する多数のキャリッジ28と、レール本体27に取付けられている吊り部29とを有している。レール本体27は中央にある縦板部30と縦板部30の両側にあるレール部31、32と、縦板部30の上端にあるフランジ部33と、縦板部30の中央位置の左右にある補強板部34、35を有している。キャリッジ28はU字状の支持部材36と支持部材36の左右内側に設けられている車輪37、38とを有し、車輪37、38がレール部31、32上をそれぞれ走行し、キャリッジ28がレール本体27に沿って走行できるようになっている。なお、支持部材36の下部には掛止部39が設けられ、下部に吊り下げられるカーテン40の上部に固定される周知構造のカーテン吊り部材41がリング部材42aを介して固定されている。 【0012】吊り部29は、左右対称な2つ部材42、43からなって、下部にレール本体27のフランジ部33を把持する掛止部を有し、ビス44及びナット45によってフランジ部33の任意の位置に取付けることができるようになっている。なお、この吊り部29の取付け位置は、隣り合う親骨12に設けられている取付け具21の距離に合わせておく必要がある。吊り部29の上部には貫通孔46が設けられ、吊り金具46aによって上部の取付け具21と取外し可能に連結している。レール本体27は縦板部30を有しているので、上下方向に撓むことはなく、吊り部29、吊り金具46a及び取付け具21を介して親骨12に部分的に取付けられ、図2に示すように、平面視してリング状になっている。そして、リング状になったレール本体27の対向する部分には連結部材、例えば、対向するフランジ部33に上部から固定される板材を用いて、連結してもよいし、レール本体27の端部を重合させて固定してもよい。 【0013】カーテン40の上部には多数のカーテン吊り部材41が、例えば10〜15cm間隔で取付けられている。カーテン40は全部が不透明で矩形の合成樹脂シート又は布であってもよいが、全部が透明で矩形の合成樹脂シートであってもよい。また、部分的に透明な合成樹脂シートを用いてよい。カーテンレール22のレール本体27の長さとカーテン40の長さ(横幅)は一致してもよいし、カーテン40の方を少し長くてもよい。また、カーテンレール22を走行して、開閉可能なカーテン40を分離可能な複数のシートによって構成してもよい。隣り合うカーテン40は、図1に示すような互いに取外し可能に係合する雄雌の面状ファスナー47、48を用いて重合状態で連結するのが好ましい。勿論、面状ファスナー47、48の代わりにボタン、ホック、ジッパー等であってもよく、これらは全てファスナーの一例である。 【0014】続いて、図4に示す本発明の他の実施の形態に係るカーテン付きパラソルに使用するカーテンレールの吊り機構について説明する。なお、前記実施の形態と同一の構成要素には同一の番号を付してその詳しい説明を省略する。このカーテンレール50は、レール本体51が断面逆T字状となって、縦板部52の下部両側にレール部53が設けられている。縦板部52の上部には所定ピッチ(例えば、0.5〜3cm)で多数の貫通孔54が設けられ、これに吊り金具46aの下部が嵌入している。この実施の形態では吊り金具46aとレール本体51とキャリッジ28とでカーテンレール50を形成している。これによって、レール本体51の形状がスマートになる。なお、隣り合う親骨12に設けられた取付け具21の距離を考慮して適当位置の貫通孔54を選択して吊り金具46aを取付けることになるが、貫通孔54は組立時に形成する場合も本発明は適用される。 【0015】なお、図3、図4に示す実施の形態においては、親骨12に別物である取付け具21を取付けているが、手間であるし部品が必要となるので、図5(A)に示すように、各親骨12の先端部より内側位置に掛止孔の一例である貫通孔56を形成し、この貫通孔56に吊り部の一例を構成する吊り金具46aの上部を掛止するようにしてもよい。親骨12に貫通孔56を設けると親骨12の強度が下がる場合には、図5(B)に示すように、親骨57の先端部から内側部分に下方に幅広の膨出部58を設け、この部分に掛止孔の一例である貫通孔59を設けて、吊り部の一例を構成する吊り金具46aを挿通するようにしてもよい。 【0016】本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での改良、寸法変更(親骨の本数の変更を含む)を行ったカーテン付きパラソルにも本発明は適用される。例えば、前記実施の形態においては、カーテンの下部はストレートであったが、この部分に適当な錘やリングを設けることもでき、これによって、風によるカーテンの揺れを防止できる。錘としては、鉛等の金属、砂やセラミック、木片、プラスチック、ゴム等を使用するのが好ましい。また、場合によってはカーテンの下端部を地表面に固定する掛止具を設けることもでき、これによって、カーテン付きパラソルによって形成される部屋の密閉性が高まる。 【0017】 【発明の効果】請求項1〜5記載のカーテン付きパラソルは以上の説明からも明らかなように、放射状に配置される3本以上の親骨の基端部が、支持軸の上部に設けられた取付け部に支持され、しかも放射状になった親骨の上には日除け又は雨避け用のシートが張設されているパラソルにおいて、親骨の先側にカーテンレールがリング状に取付けられ、カーテンレールに、上部に取付けられているカーテン吊り部材を介してシート製のカーテンが開閉可能に取付けられているので、カーテンの開閉が極めてスムーズに行え、開き度合いの調整も容易に行える。特に、請求項2、3記載のカーテン付きパラソルは、カーテンレールが親骨の先端部より内側に設けられているので、多少の風雨であっても、内側まで雨水が入り込まないという利点がある。請求項4記載のカーテン付きパラソルにおいては、カーテンレールをパラソル本体から簡単に取外すことができ、収納及び搬送が容易となる。そして、請求項5記載のカーテン付きパラソルにおいては、各カーテンの幅方向の端部は係合するファスナーが設けられているので、これを用いて隣り合うカーテンを繋ぐことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】395008919 【氏名又は名称】株式会社ミドリ 【住所又は居所】山口県小野田市大字有帆558番地の1
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| 【出願日】 |
平成13年11月28日(2001.11.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090697 【弁理士】 【氏名又は名称】中前 富士男
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| 【公開番号】 |
特開2003−159108(P2003−159108A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−362732(P2001−362732) |
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