| 【発明の名称】 |
透明中空状球体内で回転するアクセサリー部材とそれを用いた物品 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂本 雅宣 【住所又は居所】東京都台東区浅草3丁目25番9号 株式会社サカモト内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 透明なプラスチック樹脂などで形成した中空状球体内にその内部直径よりも短くされた軸棒を有し、該軸棒を中心とする回転動作しても球体内部に接触しない大きさに規制された立体的アクセサリー部材を該軸棒に取付けて封入していることを特徴とする透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材。 【請求項2】 立体的アクセサリー部材を封入した透明中空状球体自体に軸棒を取付けて別の透明中空状球体内で回転動作する立体的アクセサリー部材としていることを特徴とする請求項1に記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材。 【請求項3】 中空状球体が2分割されることで封入された立体的アクセサリー部材を取出すことができ、さらに中空状に形成した該立体的アクセサリー部材も2分割可能とすることで内部に他の物品を収容できるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材。 【請求項4】 透明中空状球体内に封入されている立体的アクセサリー部材にLEDと電池及び振動接触型スイッチを組込んで球体内で立体的アクセサリー部材が回転動作するとLEDが発光・点滅し外部から観察できるようにされていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材。 【請求項5】 透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材の1個または複数個を連結手段や鎖でつなぎ合わせることでキーホルダーや携帯電話用ストラップ、ネックレスなどの物品を構成させることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材を用いた物品。 【請求項6】 透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材をボールペンやシャープペンシルのような筆記具に取付けていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材を用いた物品。 【請求項7】 請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材の1個または複数個を、該透明中空状球体の外径よりも大きな内径とし、そのことによって該透明中空状球体が内部を自由に転がることができる透明プラスチック素材などによるチューブ内に封入していることを特徴とする透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材を用いた物品。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、透明な中空状球体内で適切に回転運動する立体的アクセサリー部材とそれを用いた新規な各種物品を提供しようとするものである。 【0002】 【従来の技術】様々なアクセサリー類や玩具類については、その外観デザインに工夫を施すと共に適宜な可動部分を設けたりして美感性を高め需要者の趣味性を満足させるようなことが行われている。 【0003】すなわち、装飾性も加味されたキーホルダーや携帯電話用ストラップ、携帯玩具、装身具的アクセサリー、その他の物品において可動部分を設けてその形態変化などを楽しむような製品が多数市場に出回っている。 【0004】特に、可動形式として回転動作を採用するものは独楽玩具やそれを応用した各種物品が提案されている【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術のものは可動部分を設けるといっても曲げたり伸ばしたりといったどちらかと言えば静止的な変化のものが多く、継続的に動的変化をする場合でも単に振動によってゆらゆら揺れるという程度のものであった。すなわち、ある程度の時間回転運動を続けるような可動部分を備えたものについての提案は殆どなされていない。 【0006】また、継続的に回転運動を続けるものとしては独楽玩具があるが、これに回転動作を与えるにはその軸部分に対する明確な操作が必要であり、軸に対する特別な操作なしで明確な回転動作を実現するようなものは提案されていない。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記したような従来技術における課題を解消することについて、実験と検討を繰り返し行い創案されたものであって、透明素材で形成された中空状球体内に所定長さに規定された軸棒を有し、該軸棒を中心とした回転動作を行う場合に球体内壁面によって回転が阻害されないサイズに規定された立体的アクセサリー部材を封入し、該中空状球体に対して適宜な外力を作用させることで該立体的アクセサリー部材を回転動作させ得ることを見出したものであって、具体的には以下の如くである。 【0008】(1) 透明なプラスチック樹脂などで形成した中空状球体内にその内部直径よりも短くされた軸棒を有し、該軸棒を中心とする回転動作しても球体内部に接触しない大きさに規制された立体的アクセサリー部材を該軸棒に取付けて封入していることを特徴とする透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材。 【0009】(2) 立体的アクセサリー部材を封入した透明中空状球体自体に軸棒を取付けて別の透明中空状球体内で回転動作する立体的アクセサリー部材としていることを特徴とする前記(1)項に記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材。 【0010】(3) 中空状球体が2分割されることで封入された立体的アクセサリー部材を取出すことができ、さらに中空状に形成した該立体的アクセサリー部材も2分割可能とすることで内部に他の物品を収容できるようにしたことを特徴とする前記(1)項または(2)項に記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材。 【0011】(4) 透明中空状球体内に封入されている立体的アクセサリー部材にLEDと電池及び振動接触型スイッチを組込んで球体内で立体的アクセサリー部材が回転動作するとLEDが発光・点滅し外部から観察できるようにされていることを特徴とする前記(1)項〜(3)項の何れか1つに記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材。 【0012】(5) 透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材の1個または複数個を連結手段や鎖でつなぎ合わせることでキーホルダーや携帯電話用ストラップ、ネックレスなどの物品を構成させることを特徴とする前記(1)項〜(4)項の何れか1つに記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材を用いた物品。 【0013】(6) 透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材をボールペンやシャープペンシルのような筆記具に取付けていることを特徴とする前記(1)項〜(4)項の何れか1つに記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材を用いた物品。 【0014】(7) 前記(1)項〜(4)項の何れか1つに記載の透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材の1個または複数個を、該透明中空状球体の外径よりも大きな内径とし、そのことによって該透明中空状球体が内部を自由に転がることができる透明プラスチック素材などによるチューブ内に封入していることを特徴とする透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材を用いた物品。 【0015】 【作用】透明なプラスチック樹脂などで形成した中空状球体内にその内部直径よりも短くされた軸棒を有し、該軸棒を中心とする回転動作しても球体内部に接触しない大きさに規制された立体的アクセサリー部材を該軸棒に取付けて封入していることで、中空状球体内部に軸棒を介して接している立体的アクセサリー部材が適当な外力を受けて多様な向きに傾いた状態で回転動作するようになる。 【0016】立体的アクセサリー部材を封入した透明中空状球体自体に軸棒を取付けて別の透明中空状球体内で回転動作する立体的アクセサリー部材としていることで、2層以上の構成で回転動作する立体的アクセサリー部材を封入した透明中空状球体によるアクセサリー部材を形成することが可能となる。 【0017】中空状球体が2分割されることで封入された立体的アクセサリー部材を取出すことができ、さらに中空状に形成した該立体的アクセサリー部材も2分割可能とすることで内部に他の物品を収容できるようにしたことで、立体的アクセサリー部材内にお菓子などのおまけ物品を収容した製品を実現することができる。 【0018】透明中空状球体内に封入されている立体的アクセサリー部材にLEDと電池及び振動接触型スイッチを組込んで球体内で立体的アクセサリー部材が回転動作するとLEDが発光・点滅し外部から観察できるようにしたことで、立体的アクセサリー部材の回転動作に付随してLEDが発光・点滅して従来にない美感・趣味性を満足する製品を提供することが可能となる。 【0019】透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材の1個または複数個を連結手段や鎖でつなぎ合わせることでキーホルダーや携帯電話用ストラップ、ネックレスなどの物品を構成させることで、本発明品を応用した多様な物品を製作することが可能となる。 【0020】透明中空状球体内で回転動作するアクセサリー部材の1個または複数個を、該透明中空状球体の外径よりも大きな内径とし、そのことによって該透明中空状球体が内部を自由に転がることができる透明プラスチック素材などによるチューブ内に封入していることで、チューブ内に透明中空状球体を転がしてそれにより内部の立体的アクセサリー部材も回転動作するような複合的変化に富んだ新たな製品を提供することが可能となる。 【0021】 【発明の実施の形態】上記した本発明の具体的な実施形態の若干例を添付図面に示すところに従って説明すると以下の如くである。すなわち、図1は本発明製品の基本的形態の1例を示したものである。ここで、透明なプラスチック樹脂などで形成した中空状球体1の少なくとも内側形状は真球形状とされ、立体的アクセサリー部材2は軸棒3に取付けられている。ここで軸棒3の長さは両端部3a、3b間の距離であり、中空状球体1の内側直径より短いものとされるが、できる限り大きな立体的アクセサリー部材2を採用するためには上記内側直径よりも若干短い程度のものとすべきである。また、立体的アクセサリー部材2の形状としては立体的キャラクター形状を採用することも可能である。 【0022】立体的アクセサリー部材2の大きさはこれが軸棒3によって中空状球体1内に保持され回転動作しても中空状球体1内部に接触してその回転動作が阻害されることがないように規制される。すなわち、軸棒3から中空状球体1内側への近い方の距離を超えて立体的アクセサリー部材2が張り出すことがないように規制することでこれが回転動作しても接触等しないようにするものである。 【0023】したがって、どのように移動・回転等しても立体的アクセサリー部材2自体は中空状球体1の内側に接触することはなく、軸棒3の両端部3a、3bのみが中空状球体1の内側に接触して立体的アクセサリー部材2を保持することになる。ここで立体的アクセサリー部材2の回転動作をより滑らかに実現するためには軸棒3の両端部3a、3bの接触部分をより小さくするためにその先端を尖らせる等するべきである。 【0024】上記したような立体的アクセサリー部材2は、それが封入されている透明中空状球体1を適当に揺らしたり回転させたりして動作させ、また、それら動作を急激に停止させるなどすると、加えられた外力に応じて透明中空状球体1内をランダムに動き軸棒3の両端部3a、3bによって保持されようとする状態が若干バランスを欠いていたり外力からの慣性力が残っていると該軸棒3を中心として適当な回転運動を行うものである。このような回転運動は軸棒3を中心とするので独楽と同様の運動であると理解できるが、独楽のように直接的に軸に対して回転運動を与えるわけではなく、透明中空状球体1に対する適当な外力によって実現するものであり、軸棒3の位置関係なども透明中空状球体1内の適宜な箇所にランダムに保持されて回転動作することになり、意外性に富んだものとなる。 【0025】図2は、本発明による透明中空状球体1内で回転動作するアクセサリー部材4について、立体的アクセサリー部材2を封入した透明中空状球体1自体が更に軸棒3を備えつけられた立体的アクセサリー部材2として透明中空状球体1内に封入されている2重構造の場合について示している。 【0026】すなわち、このような構造によれば回転動作するアクセサリー部材4自体が更に透明中空状球体1内に封入された立体的アクセサリー部材2として回転動作することになり、多重的で複合した回転動作を実現することが可能となるものである。また、図示のものは2重構造であるが3重構造やそれ以上の多重構造として実施しても構わない。 【0027】図3は、透明中空状球体1が嵌め込み部5によって2分割可能な構造とされることで封入された立体的アクセサリー部材2が任意に取出し可能なものとされ、さらに該立体的アクセサリー部材2自身も嵌め込み構造で2分割される中空状容器6として形成されており、該中空状容器6内におまけ的にお菓子や小玩具などの物品を収容させる例について示したものである。 【0028】このような構成とすることで本発明品はおまけ物品を収容したものとして製品化することが可能となり、また、任意に取出し可能とされた立体的アクセサリー部材2を適宜に取り替えて遊ぶようなことが可能となる。 【0029】また、2分割される透明中空状球体1は、キャラクター玩具などを収容して自動販売機により販売するカプセルとして使用するものとしてもよく、この場合には購入後のカプセルが不要なものとして安易に廃棄されることを阻止する新たな形態のカプセル玩具などが展開できるものである。さらに、図3においては、下記する発光・点滅素材であるLEDを採用した場合の立体的アクセサリー部材2の発光・点滅状態も併せて示している(すなわち、(a)は電源オン状態、(b)〜(d)は電源オフ状態である)。 【0030】つまり、上記にもあるように、近時は小型の電源となる各種電池や発光・点滅する様々なLED、更に外力による振動などを検知してオン・オフ操作を行うことができる振動接触型スイッチなどが広く普及し多種・多様な製品に応用されている。このようなLEDや電源としての電池、振動接触型スイッチを適宜に組合わせて本発明の立体的アクセサリー部材2に組込むものとすれば、その振動や回転動作に付随して様々に発光・点滅等を行うイルミネーション的なアクセサリー部材が実現されることになり、本発明品の需要者が有する美感や趣味性をより満足させる製品となすことができる。 【0031】図4は、本発明によるアクセサリー部材4を応用的に用いた物品として、上記してきたアクセサリー部材4を1個または複数個組合わせ、連結手段7や鎖8でつなぎ合わせることでキーホルダー9やネックレス10となす場合について示したものである。本発明のアクセサリー部材4はこのように多様な物品について応用可能であり、図示以外にも携帯電話などのストラップ部材と組合わせたアクセサリーなどとすることができる。 【0032】図5は、本発明のアクセサリー部材4をボールペンやシャープペンシルのような筆記用具11の上端部に取付ける場合について示している。筆記部を出没操作するタイプの筆記用具11に取付ける場合には、アクセサリー部材4自体をその出没操作部12として使用するものとしてもよく、また、クリップ部12aの如きをその出没操作部12としている場合であってもその出没操作の動作に合わせてアクセサリー部材4部分が上下動作や回転動作するように構成し、これによって封入されている立体的アクセサリー部材2が適当な回転動作を行うようにしてもよい。 【0033】上記のようにクリップ部の如き操作部12aにより出没操作する場合に本発明のアクセサリー部材4を上下・回転動作させる場合の構成の1例は図6に示すようにして実現することが可能である。すなわち、操作部12aと連結されているシャフト13の先端に本発明のアクセサリー部材4を取付け、該シャフト13の外周にはスパイラル状凸部14が形成され、筆記筒15上端のカバー材16に形成された開口部17の縁溝18がスパイラル状凸部14のガイド部として作用することで出没操作に伴ってシャフト13が上下動すると共に回転動作もするものである。 【0034】図7は、本発明のアクセサリー部材4を透明なプラスチック素材などによるチューブ19内に封入し、該チューブ19内を自由に転がしてやることで立体的アクセサリー部材2に外力を与えて適当な回転動作を楽しませる場合についてその1例を示しているものである。つまり、チューブ19の内径は透明中空状球体1の外径よりも大きなものとされているので該透明中空状球体1は内部を自由に転がることができるのであるが、チューブ内を滑らかに転がしてやるにはチューブ19の内径が透明中空状球体1の外径より大きくなり過ぎないようにすべきである。 【0035】また、図示においては本発明のアクセサリー部材4(透明中空状球体1)を1個だけチューブ19内に封入している場合について表しているが、複数個を同時に封入するものとしても構わない。さらに、チューブ19の形状として図示ではリング状に形成するものとして表しているが、封入した透明中空状球体1の滑らかな転がりが実現すればこのような形状に限定される必要はなく、直線状のものや波打たせた形状のものであっても構わない。 【0036】さらに、上記してきた本発明のアクセサリー部材4の他物品への応用の際には、当然に上記したLEDなどの発光・点滅部材との組合わせとなしてよく、このようにすることで応用各物品においてもLEDの発光・点滅によるイルミネーション的な美感向上を実現させることができるものである。 【0037】 【発明の効果】以上説明したような本発明によるならば、透明中空状球体内で適当な振動や回転などの外力によって回転動作する立体的アクセサリー部材を実現し、従来にないアクセサリー部材を提案すると共に種々の構成や多様な物品への応用によって広汎な商品展開を図ることができると同時に需要者に対しては意外性ある動きが観察し得る美感性に優れた製品として提示できるものであり、新たな需要を喚起するものとして工業的にその価値が高い発明であると理解される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591049527 【氏名又は名称】株式会社サカモト 【住所又は居所】東京都台東区浅草3丁目25番9号
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| 【出願日】 |
平成14年5月8日(2002.5.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058974 【弁理士】 【氏名又は名称】白川 一一
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| 【公開番号】 |
特開2003−325213(P2003−325213A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月18日(2003.11.18) |
| 【出願番号】 |
特願2002−132702(P2002−132702) |
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