| 【発明の名称】 |
健康装身具 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 三男
【氏名】河田 敏行
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| 【要約】 |
【課題】n‐型ゲルマニウム半導体の電子の還元性を利用した細胞の賦活効果を向上させるとともに、ゲルマニウムイオンの体内への浸透性を促進させて、ゲルマニウムイオンによる生理活性効果を高めた装身具を提供する。
【解決手段】貴金属基材1からなり、少なくとも一部を皮膚に接触させて着装する装身具において、n‐型ゲルマニウム半導体3を基材に埋め込むとともに、その皮膚に接触する部分の少なくとも一部を露出させ、他の部分の少なくとも一部を貴金属に接触させた構造とした健康装身具とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 貴金属基材からなり、少なくとも一部を皮膚に接触させて着装する装身具において、n‐型ゲルマニウム半導体を基材に埋め込むとともに、その皮膚に接触する部分の少なくとも一部を露出させ、他の部分の少なくとも一部を貴金属に接触させた構造としたことを特徴とする健康装身具。 【請求項2】 n‐型ゲルマニウム半導体が20℃における電気抵抗値0.5〜10Ω・cmを有する請求項1記載の健康装身具。 【請求項3】 貴金属基材が、白金、金、ロジウム又はパラジウムである請求項1又は2記載の健康装身具。 【請求項4】 貴金属基材が、表面を貴金属で被覆した非貴金属である請求項1、2又は3記載の健康装身具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、美的な身体装飾と同時に健康増進や治療効果を目的とした新規な装身具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】最近、指輪やピアスのように身体の美的装飾を目的とする装身具に対し、健康増進効果や所定の治療効果を付与した健康志向タイプの装身具が注目されている。そして、これまでに、このような装身具としては、ゲルマニウム及びインジウムを含む銀合金を材料とした装身具が提案されている(特許第3025245号公報)。他方、ゲルマニウムを用いた健康器具として、フェライト磁石からなる芯材の表面に、不純物としてリン、ヒ素、アンチモン又はビスマスを含むゲルマニウムを被覆した美肌用ゲルマニウムローラーが知られている(特開平11−235289号公報)。 【0003】ところで、ゲルマニウム半導体には、純粋なゲルマニウムにインジウムをドーピングして得られる、正孔を有するp‐型半導体と、純粋なゲルマニウムにアンチモンをドーピングして得られる自由電子をもつn‐型半導体があり、後者が人体に作用することが知られている。それは、n‐型には自由電子が多く存在し、この自由電子が電気的にプラスに帯電した人体の表面を中和するためと考えられている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、n‐型ゲルマニウム半導体の電子の還元性を利用した細胞の賦活効果を向上させるとともに、ゲルマニウムイオンの体内への浸透性を促進させて、ゲルマニウムイオンによる生理活性効果を高めた装身具を提供することを目的としてなされたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者は、n‐型ゲルマニウム半導体について、その人体への作用が高く、かつ装身具に形成したときに優れた装飾性とともに、優れた生理活性効果を与えるものを開発するために鋭意研究を重ねた結果、n‐型ゲルマニウム半導体と貴金属とを複合させることにより、その目的を達成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。 【0006】すなわち、本発明は、貴金属基材からなり、少なくとも一部を皮膚に接触させて着装する装身具において、n‐型ゲルマニウム半導体を基材に埋め込むとともに、その皮膚に接触する部分の少なくとも一部を露出させ、他の部分の少なくとも一部を貴金属に接触させた構造としたことを特徴とする健康装身具を提供するものである。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明装身具においては、人体に対する生理活性効果を与えるために、従来使用されている高純度のゲルマニウムの代わりに、n‐型ゲルマニウム半導体を用いること、及びこれを貴金属と接触させた構造とすることが必要である。このように、n‐型ゲルマニウム半導体を用いることにより、ゲルマニウムを用いた場合に比べ、電子を圧倒的に多くすることができ、皮膚に接したとき、人体へ移行する電子数を大幅に増加させることができる。このn‐型ゲルマニウム半導体としては、20℃における電気抵抗値が0.5〜10Ω・cmの範囲のものが好ましい。 【0008】また、ゲルマニウム半導体は、本来電子が流れにくいものであるが、ゲルマニウムより仕事関数の高い物質をこれに接触させると、ゲルマニウム内の易動性電子は、この物質へ容易に移動する。そして、導電性金属の中で仕事関数の最も高いのが白金であり、パラジウム、ロジウム、金などの貴金属がこれに次いでいる。したがって、n‐型ゲルマニウム半導体をこれらの貴金属と接触する構造をとることにより、ゲルマニウム中の電子を貴金属を通して効率よく皮膚に移行させることができる。 【0009】さらに、本発明装身具においては、ゲルマニウムが電子を放出した後で、いわゆる正孔が形成されるが、この正孔を直ちに中和して、常時ゲルマニウムが電子を放出しうる状態に保つことが好ましい。それには、ゲルマニウムを貴金属で被覆したとき、ゲルマニウムの一部を露出させてそれが皮膚に接触させる構造とし、その露出部を介してゲルマニウムの正孔をゲルマニウムイオンの形で皮膚内に浸透させ、中和状態に維持することが必要である。 【0010】なお、これまで知られている99.99%のゲルマニウムを用いた装身具は、ゲルマニウムの純度が低く、電気抵抗値が小さいため、これを金のような貴金属と接触しても、金を通して皮膚に移行する電子数が少なく、十分な生理活性を示さないし、またゲルマニウムと銀の合金を金のような貴金属で外側を被覆した装身具は、ゲルマニウムと銀の合金は半導体ではないので、電子が発生せず、したがって生理活性は期待できない。 【0011】本発明において用いるn‐型ゲルマニウム半導体は、ゲルマニウム鉱石から得られるゲルマニウム濃縮物に塩化水素を反応させて四塩化ゲルマニウムを調製し、これを蒸留して精製したのち、加水分解して酸化ゲルマニウムとし、これを水素化還元して高純度のゲルマニウムを得、さらにゾーンリファイニング法、エピタキシャル成長法、引上げ法で高純度化し、次いで、リン、ヒ素、アンチモン又はビスマスをドープさせることにより製造することができる。 【0012】そして、例えば、引上げ法を用いた場合は、ゲルマニウムの結晶を引き上げる間に、ドープ材を接触させることによりドープすることができる。この際のドープ材としては、周期表5属Aのリン、ヒ素、アンチモン又はビスマスが用いられる。 【0013】本発明健康装身具において、基材として用いる貴金属は、周期表第8属の原子量100〜200の範囲の金属、すなわちルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金及び金の中から任意に選ぶことができる。この貴金属材料としては、銅、鉄のような非貴金属の表面を上記の貴金属で被覆したものを用いることもできる。本発明健康装身具としては、例えばネックレス、ブレスレッド、イヤリング、指輪、時計ケース、時計バンドなどを挙げることができる。 【0014】次に添付図面に従って本発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明健康装身具の要部を示す側方断面図であって、貴金属基材1に穿設されたゲルマニウム半導体チップの取り付け穴2にその頭頂部の1部3´を露出させて、n‐型ゲルマニウム半導体チップ3が埋め込まれ、穴の入口部分をかしめることによって固定されている。 【0015】図2は、貴金属材料として、貴金属被覆4を有する非貴金属基材5を用いた例を示す側方断面図であって、この場合、取り付け穴2の内側は全面にわたって被覆されているが、所望ならばn‐型ゲルマニウム半導体チップ3と接触している一部のみを被覆することもできる。 【0016】また、図3は、ネックレス6のペンダント部分7を貴金属基材1中に埋め込まれたn‐型ゲルマニウム半導体チップ3で構成した例を示す裏面図であるし、図4は、貴金属製指輪8の裏側にn‐型ゲルマニウム半導体チップ2個3,3が埋め込まれた例を示す斜面図である。さらに、図5は、時計バンド9の裏側にn‐型ゲルマニウム半導体3,…が埋め込まれた例を示す裏面図である。 【0017】 【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。 【0018】実施例1図3に示す幅6mm、厚さ2mm、長さ600mmの18金製の鎖の両端に幅8mm、厚さ4mmを有し、長さ15mmの18金の鎖接合板を取り付ける。この接合板には直径4mm、深さ3mmのゲルマニウムチップを組み込むためのかしめ構造をもった穴を予め加工してある。他方、同じ18金で同様にゲルマニウムチップを組み込むための穴をもった縦30mm、横10mm、厚さ4mmのペンダントを作成する。一方、直径4mm、深さ3mmの半円型鋳型に、常温で抵抗値1.0Ω・cmのn‐型ゲルマニウム半導体0.5gを加熱溶融して注入し、ゲルマニウムチップを製造する。次いで、そのゲルマニウムチップの先端部分をめっき防止のエナメル塗料で覆い、金めっきを施す。上記の金製の鎖接合板及びペンダントの穴にゲルマニウムチップをかしめ法により固定する。次いで、ゲルマニウムチップの先端部分の塗料を除くことによって健康に対して効果的なネックレスを得る。このネックレスを装着する効果として、首の周りに集まっているツボと筋肉の反射点を刺激し、東洋医学においての大椎、風門、肩井、気舎などの全身の病気に対しても有効な特効ツボとも連携し、全身の体調バランスを整えることができる。 【0019】実施例2図5に示す20mm間隔でゲルマニウムチップを嵌め込む穴のある幅8mm、厚さ4mm、長さ15mmの銀製の板を蛇腹状に組み込んだ同じ幅と厚さを有する長さ210mmの時計バンド素材を作る。この穴には直径4mm、深さ3mmのゲルマニウムチップを組み込むための穴を予め加工しておく。実施例1で用いたのと同一のn‐型ゲルマニウム半導体のチップを用意し、その先端部分にめっき防止のエナメル塗料をかけて、白金めっきを施す。上記の時計バンドの穴に20℃の電気抵抗値1.5Ω・cmのn‐型ゲルマニウム半導体のチップをかしめ法により固定する。その後、全体に白金めっきを施し、最後にゲルマニウムチップの先端部分の塗料を除くことによって健康に対して効果的なブレスレッドを得る。この時計バンドを装着する効果として、手首の周りに沢山集まっているツボを刺激し、細胞の活性化を図り、全身の健康増進に役立つことが確認できる。自然治癒力を高め、神経筋肉の組織の働きを助けるほか、疲労物質の蓄積を抑え、各組織へ新鮮な酸素の供給をサポートして疲れや痛みに優れた効果を発揮する。 【0020】実施例3図4に示す内径20mm、厚さ3mm、幅6mmの18金製リングの内側に直径4mm、深さ3mmのゲルマニウムチップをかしめ組み込むための穴を予め加工しておく。実施例1で用いたのと同一のn‐型ゲルマニウム半導体のチップを用意し、その先端部分にめっき防止のエナメル塗料をかけて金めっきを施したのち、塗料を除く。上記のリングの内側の穴に20℃の電気抵抗が1.5Ω・cmのn‐型ゲルマニウム半導体チップをかしめ法により固定する。このリングを装着することによって、指に集中しているツボを刺激し、全身の活性化が図られる。 【0021】実施例4外径7mm、高さ4mmの半円球状の18金製のイヤリングの内側に、直径6mm、深さ3.5mmのゲルマニウムチップを組み込むための穴を予め加工しておく。実施例1で用いたのと同一の直径6mm、高さ3mmの半円型のn‐型ゲルマニウム半導体チップを用意し、その先端部分をめっき防止のエナメル塗料で覆ったのち、全体に金めっきを施し、次いで塗料を除去する。上記n‐型ゲルマニウム半導体チップをイヤリングの内側の穴にかしめ法により固定する。このイヤリングを装着することにより、内臓や経路と密接な関係をもつ重要な器官である耳を刺激することにより全身の健康に大きな影響を与え、細胞の活性化、自律神経の安定化、自然治癒力の増強に大きな効果を与える。 【0022】 【発明の効果】本発明の健康装身具は、従来のゲルマニウムと銀を用いた装身具より効率よく、また格段に多くの電子をこれら装身具と接する皮膚に伝えることができる。一方電子が放出したあとのゲルマニウム中の正孔は、ゲルマニウムイオンの形で皮膚に滲透することができる。皮膚に伝えられた電子は還元作用をもち、細胞中の水分あるいは血液中の水分に作用して還元性のマイナスイオンを生成する。このマイナスイオンは細胞の新陳代謝を促し、血液の酸性化を防止し、現在の医学で注目されている体内に蓄積された過酸化脂質、活性酸素を除去し、人体の老化防止と健康維持に役立つ。他方、体に滲透したゲルマニウムイオンは、有機ゲルマニウムの形として近年の漢方医学で多くの体の異常な症例に対して有効である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597022171 【氏名又は名称】河田商事株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年4月19日(2002.4.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071825 【弁理士】 【氏名又は名称】阿形 明 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−310317(P2003−310317A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月5日(2003.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2002−117494(P2002−117494) |
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