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【発明の名称】 ゲルマニウム装身具の製造方法及びそのゲルマニウム装身具
【発明者】 【氏名】藤田 保
【住所又は居所】大阪府大阪市東成区中道4丁目4番12号 スバル産業有限会社内

【要約】 【課題】ゲルマニウム単体又はその他の材料を複合した装身具と略同等の作用及び効果が得られると共に、安価に製造することができるゲルマニウム装身具の製造方法及びそのゲルマニウム装身具を提供する。

【解決手段】ゲルマニウム部材4を、装着者Aの皮膚Aaと接触する状態に露出させてインゴット2の凹部2aに対して絶縁される状態に固定する。チェーン3の一端側に連結した連結部材6を、インゴット2の一側上部に形成した孔部2bに対して絶縁される状態に挿入して、ゲルマニウム部材4のネジ孔4aに対して導電される状態に連結する。チェーン3の他端側に連結した連結部材6を、ゲルマニウム部材4の他側上部に形成した孔部4aに連結して、ゲルマニウム装身具1を製造する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】装着者の皮膚と接触する状態に装着される無端帯と装身具本体とを連結する装身具の製造方法であって、上記装着者の皮膚と対向する装身具本体の外面に、ゲルマニウム単体又はその他の材料を複合してなるゲルマニウム部材を、上記装着者の皮膚と接触する状態に露出及び絶縁される状態に固定し、上記無端帯の一端側を、上記装身具本体に対して絶縁され、上記ゲルマニウム部材に対して導電される状態に連結すると共に、該無端帯の他端側を、上記ゲルマニウム部材と絶縁された装身具本体に連結して製造するゲルマニウム装身具の製造方法。
【請求項2】装着者の皮膚と接触する状態に装着される無端帯と装身具本体とを連結した装身具であって、上記装着者の皮膚と対向する装身具本体の外面に、ゲルマニウム単体又はその他の材料を複合してなるゲルマニウム部材を、上記装着者の皮膚と接触する状態に露出及び絶縁される状態に固定し、上記無端帯の一端側を、上記装身具本体に対して絶縁され、上記ゲルマニウム部材に対して導電される状態に連結手段で連結し、上記無端帯の他端側を、上記ゲルマニウム部材と絶縁された装身具本体に対して連結手段で連結したゲルマニウム装身具。
【請求項3】上記ゲルマニウム部材を、上記装着者の皮膚と対向して装身具本体の外面に形成した凹部に対して絶縁される状態に固定した請求項1記載のゲルマニウム装身具の製造方法又は請求項2記載のゲルマニウム装身具。
【請求項4】上記無端帯の一端側を、上記装身具本体に形成した孔部に対して絶縁される状態に挿通して上記ゲルマニウム部材に連結した請求項1記載のゲルマニウム装身具の製造方法又は請求項2記載のゲルマニウム装身具。
【請求項5】上記無端帯の表面を、導電性を有する材料でコーティングした請求項1記載のゲルマニウム装身具の製造方法又は請求項2記載のゲルマニウム装身具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばネックレスやブレスレット、イヤリング、ペンダント、ブローチ等の装着者の皮膚と接触する状態で使用されるゲルマニウム装身具の製造方法及びそのゲルマニウム装身具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のゲルマニウムを用いた装身具としては、例えばインジウム及び銀をゲルマニウムに複合してなる装身具用銀合金及び装身具(特開2000−144283号公報)と、例えば身体のツボが指圧される形状に形成したゲルマニウム片を粘着テープの中央面に貼り付けたゲルマニウム健康治療具(特開2000−33126号公報)とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のゲルマニウム単体又はその他の材料を複合した銀合金及びゲルマニウム片は、身体のツボを指圧するのに適した大きさ及び形状に成形することは可能であるが、例えばネックレスを構成するインゴットやチェーン等をゲルマニウムのみで製造した場合、材質的に脆くなるため、複雑な形状に加工することが難しく、微量しか混入することができない。また、インゴット及びチェーンを、例えばプラチナや金、銀等の材料で製造した場合、その材料に含まれるゲルマニウムが発生する価電子がチェーンに沿って導電され、首や肩の血行がよくなり、筋肉の疲れ痛み凝りが緩和する効果が得られるが、材料が高価であるため、インゴット及びチェーンの製造価格が高くなり、購入者の数が限られるという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、ゲルマニウム部材を装身具本体に取り付け、導電処理された無端帯をゲルマニウム部材に連結することにより、ゲルマニウム単体又はその他の材料を複合した装身具と略同等の作用及び効果が得られ、安価に製造することができるゲルマニウム装身具の製造方法及びそのゲルマニウム装身具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、装着者の皮膚と接触する状態に装着される無端帯と装身具本体とを連結するゲルマニウム装身具の製造方法又はそのゲルマニウム装身具であって、上記装着者の皮膚と対向する装身具本体の外面に、ゲルマニウム単体又はその他の材料を複合してなるゲルマニウム部材を、上記装着者の皮膚と接触する状態に露出及び絶縁される状態に固定し、上記無端帯の一端側を、上記装身具本体に対して絶縁され、上記ゲルマニウム部材に対して導電される状態に連結すると共に、該無端帯の他端側を、上記ゲルマニウム部材と絶縁された装身具本体に連結して製造するゲルマニウム装身具の製造方法であることを特徴とする。
【0006】上述のゲルマニウム部材は、例えばゲルマニウム単体又はスズやアンチモン、インジウム、銀等のその他の材料を複合して構成することができる。また、装身具本体は、例えばプラチナや金、銀、真鍮、アルミニウム等の単一又は複合した金属製の装身具本体(インゴット)、或いは、プラスチックやセラミック、合成ゴム、皮革、木等の単一又は複合した金属以外の材質からなる装身具本体で構成することができる。また、無端帯は、例えば金や銀等のコーティング(導電処理)されたチェーンや紐、線条で構成され、そのチェーンは、例えば真鍮やプラチナ、金、銀等の単一又は複合した金属、或いは、プラスチックやセラミック、合成ゴム、皮革、木等の単一又は複合した材料で構成することができる。また、連結方法として、例えば連結部材や接着、溶着、ハンダ付け等の連結手段で連結することができ、絶縁方法として、例えば絶縁性を有する接着剤や受け部材、プラスチック、セラミック、合成ゴム、木等の絶縁部材又は絶縁手段を用いることができる。
【0007】つまり、ゲルマニウム装身具を構成する装身具本体に連結された無端帯を、装着者の皮膚と接触する状態に装着して、装身具本体に取り付けたゲルマニウム部材を、装着者の皮膚に接触させる。ゲルマニウム部材に含まれるゲルマニウムが発生する価電子(イオン)を装着者の体内に伝導し、体内の血行をよくして、筋肉の疲れや痛みを緩和する。且つ、ゲルマニウム部材が発生する価電子を、導電処理された無端帯に導電して、その無端帯に沿って装着部の回りを周回させ、首や肩の血行をよくし、筋肉の疲れ痛み凝りを緩和する。
【0008】実施の形態として、上記ゲルマニウム部材を、上記装着者の皮膚と対向して装身具本体の外面に形成した凹部に対して絶縁される状態に固定することができる。また、上記無端帯の一端側を、上記装身具本体に形成した孔部に対して絶縁される状態に挿通して上記ゲルマニウム部材に連結することができる。また、上記無端帯の表面を、例えば金や銀等の導電性を有する材料でコーティングすることができる。
【0009】
【作用及び効果】この発明によれば、ゲルマニウム部材を、装着者の皮膚と接触する状態に露出させて装身具本体に取り付けるので、ゲルマニウムが発生する価電子が装着者の体内に対して直接伝導され、体内の血行がよくなり、筋肉の疲れや痛みを緩和されるため、ゲルマニウム単体又はその他の材料を複合してなる装身具と略同等の作用及び効果が得られる。
【0010】且つ、ゲルマニウムが発生する価電子を、導電処理された無端帯に導電して装着部の回りを周回させるので、例えばゲルマニウム単体又はその他の材料を複合したり、導電性を有する材料等で製造した無端帯と略同等の作用及び効果が得られ、装身具本体及び無端帯を、例えばインゴットやプラチナ、金、銀等の高価な材料で製造する必要がなく、価格の安い装身具を製造及び提供することができる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。図面は、装着者の首部に掛けられるゲルマニウム装身具の製造方法及びそのゲルマニウム装身具を示し、図1に於いて、このゲルマニウム装身具1は、所望する形状及び意匠を有するインゴット2と、インゴット2に連結されるチェーン3と、インゴット2後面に取り付けられるゲルマニウム部材4とで構成される。
【0012】上述のゲルマニウム装身具1を製造する場合、図2に示すように、インゴット2を、例えばプラチナや金、銀等の単一又は複合した導電性を有する金属により正面から見て略楕円形状に形成すると共に、後述するゲルマニウム部材4が取り付けられる凹部2aを、装着者Aの皮膚Aaと対向するインゴット2の後面側中央部に形成する。
【0013】なお、インゴット2の前面側には、例えば図柄や模様等の意匠を加工したり、宝石を埋め込む等している。また、インゴット2を、例えば略矩形や略円形、略鼓形、略球形等の所望する形状及び意匠に形成してもよい。
【0014】次に、図3に示すように、上述の凹部2aと略合致する大きさ及び形状で、凹部2aの開口側周縁部よりも所定量突出する厚みに形成したゲルマニウム部材4を、装着者Aの皮膚Aaと接触する状態に露出させて凹部2aに嵌込むと共に、その凹部2aとゲルマニウム部材4との対向面に絶縁性の接着剤5を略均一に塗布して、ゲルマニウム部材4を、インゴット2の凹部2aに対して絶縁される状態に接着固定する。
【0015】上述のゲルマニウム部材4は、例えば略80wt%のゲルマニウムと、略20wt%のスズと、略1/1000wt%のアンチモンとを含有しており、ゲルマニウムは、所定温度以上(例えば略32℃以上)に加温されると価電子B(イオン)を発生するが、身体への副作用の心配がなく、半永久的に効果が得られる。また、上述の材料の他に、例えばインジウムや銀等の材料を所定の重量比混合してもよい。
【0016】次に、図3に示すように、上述の凹部2aと連通する孔部2bを、例えば穿孔機や穿孔具等によりインゴット2の一側上部及び他側上部に形成し、一側上部の孔部2bと連通するネジ孔4aを、凹部2aに固定されたゲルマニウム部材4の一側上部に形成する。
【0017】且つ、一側上部の孔部2b及びネジ孔4aに差し込まれる連結部材6を、導電処理されたチェーン3の一端側及び他端側に連結して、図4に示すように、チェーン3の一端側に連結した連結部材6を、インゴット2の一側上部に形成した孔部2bに挿入し、ゲルマニウム部材4のネジ孔4aに捩じ込んで導電される状態に連結固定すると共に、その孔部2bと連結部材6との対向面間に接着剤5を略均一に充填して、連結部材6を、インゴット2の孔部2bに対して絶縁される状態に挿入固定する。
【0018】且つ、チェーン3の他端側に連結した連結部材6を、インゴット2の他側上部に形成した孔部2bに捩じ込んでゲルマニウム部材4に対して絶縁される状態に連結固定する。また、連結部材6を、例えば接着や溶着、ハンダ付け等の固定手段によりインゴット2及びゲルマニウム部材4に対して固定してもよい。
【0019】上述の接着剤5に代わる絶縁手段の他の例として、例えばプラスチックやセラミック、合成ゴム、木等の絶縁部材を用いてもよい。また、ゲルマニウム部材4を、インゴット2の凹部2aに対して接着固定するまえに、予め、孔部2bをインゴット2に形成し、ネジ孔4aをゲルマニウム部材4に形成しておいてもよい。
【0020】なお、上述のチェーン3及び連結部材6は、例えば金や銀等の導電性を有する金属でコーティング(導電処理)された真鍮で形成している。また、上述の真鍮に代わる材料として、例えばプラスチックやセラミック、合成ゴム、木等の単一又は複合した価格の安い材料に導電処理を施して形成してもよく、或いは、例えばプラチナや金、銀等の単一又は複合した導電性を有する金属で形成することもできる。
【0021】上述のように製造されたゲルマニウム装身具1を、図1及び図5に示すように、インゴット2に連結されたチェーン3を、装着者A(図中仮想線で示す)の首部Abに掛けて、インゴット2に取り付けたゲルマニウム部材4を、装着者Aの皮膚Aaに接触させて使用する。
【0022】つまり、インゴット2に取り付けたゲルマニウム部材4が、所定温度以上(例えば略32℃以上)の体温を有する装着者Aの皮膚Aaに接触すると、ゲルマニウム部材4に含まれるゲルマニウムが価電子Bを発生させる。その価電子B(イオン)を装着者Aの体内に直接伝導して、体内の生体電流を活性化させ、血行をよくして、筋肉の疲れや痛みを緩和する。また、太陽や照明の光を受けてもゲルマニウムが価電子Bを発生させる。
【0023】且つ、ゲルマニウム部材4が発生する価電子Bを、導電処理されたチェーン3に導電して、そのチェーン3に沿って首部Abの回りを周回させるので、首や肩の血行がよくなり、筋肉の疲れ痛み凝りが緩和され、ゲルマニウム製チェーンや磁気ネックレスと略同等の作用及び効果が得られる。
【0024】以上のように、ゲルマニウム単体又は複合したゲルマニウム部材4を、被装着者Aの皮膚Aaと接触する状態に露出させてインゴット2に取り付けるので、ゲルマニウムが発生する価電子B(イオン)が装着者Aの体内に対して直接伝導され、体内の生体電流が活性化し、血行がよくなるため、筋肉の疲れや痛みが緩和される。且つ、自然治癒力を高め、疲労物質の蓄積を抑えるので、ゲルマニウム単体又はその他の材料を複合してなるインゴット2を用いた装身具と略同等の作用及び効果が得られる。
【0025】且つ、ゲルマニウム部材4が発生する価電子Bを、導電処理されたチェーン3に導電して首部Abの回りを周回させるので、例えばゲルマニウム単体又はその他の材料を複合したり、導電性を有する材料等で製造されたチェーン3と略同等の作用及び効果が得られ、インゴット2及びチェーン3を、例えばインゴットやプラチナ、金、銀等の高価な材料で製造する必要がなく、価格の安い装身具を製造及び提供することができる。
【0026】且つ、ゲルマニウム部材4を、所望する形状及び意匠に形成したインゴット2に取り付けるだけで、ゲルマニウム単体又はその他の材料を複合したゲルマニウム製のインゴット2と略同等の作用及び効果を得ることができ、ゲルマニウム部材4を複雑な形状に加工する必要がなく、様々な材質及び意匠を有する装身具に用いることができる。
【0027】図6は、ゲルマニウム部材4の他の取り付け方法を示し、ゲルマニウム部材4を、インゴット2の凹部2aに対して接着固定された絶縁性を有する受け部材7に嵌込み、ゲルマニウム部材4の外周縁部に形成した孔部4b…を、受け部材7の内周縁部に形成した突起7a…に係止して固定してもよい。なお、受け部材7は、例えばプラスチックやセラミック、合成ゴム、木等の絶縁性を有する材料で形成している。
【0028】この発明の構成と、上述の実施例との対応において、この発明の装身具本体は、実施例のプラチナや金、銀等の金属で形成されたインゴット2やプラスチック、セラミック、合成ゴム、皮革、木等の金属以外の材質からなる部材に対応し、以下同様に、無端帯は、導電処理されたチェーン3や紐等に対応し、連結手段は、連結部材6や接着、溶着、ハンダ付け等に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0029】上述のゲルマニウム部材4を、例えば接着剤や粘着材、両面粘着テープ、面ファスナー等の固定手段によりインゴット2の後面側に対して直接固定してもよい。
【0030】また、チェーン3とゲルマニウム部材4とを連結した状態のまま、インゴット2の凹部2aに対してゲルマニウム部材4を絶縁される状態に固定してもよい。或いは、チェーン3の両端部をゲルマニウム部材4に対して連結してもよい。
【出願人】 【識別番号】502115154
【氏名又は名称】スバル産業有限会社
【住所又は居所】大阪府大阪市東成区中道4丁目4番12号
【出願日】 平成14年4月1日(2002.4.1)
【代理人】 【識別番号】100067747
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 良昭 (外1名)
【公開番号】 特開2003−289919(P2003−289919A)
【公開日】 平成15年10月14日(2003.10.14)
【出願番号】 特願2002−98587(P2002−98587)