| 【発明の名称】 |
リング状健康装身具 |
| 【発明者】 |
【氏名】土屋 美文
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| 【要約】 |
【課題】従来製品はその素材や配合のみに注意が払われており、装飾性についてはなんら考慮されていないという問題があり、その解決が望まれていた。
【解決手段】トルマリン粉末を含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を、所定のリング形状に成形した装身具本体を備えるとともに、装身具本体の表面側に周溝を設け、この周溝に飾り帯を取り付けたことを特徴とするものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】トルマリン粉末を含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を、所定のリング形状に形成してなるリング状装身具本体であって、装身具本体をリング状の長さ方向、もしくはリング状の長さ方向に対して交叉する方向に不連続に成形し、かつそれらを所定のリング形状に形成したことを特徴とするリング状健康装身具。 【請求項2】トルマリン粉末を含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を、所定のリング形状に形成してなるリング状装身具本体であって、装身具本体の表面側に周溝を設け、この周溝に飾り帯を取り付けたことを特徴とするリング状健康装身具。 【請求項3】トルマリン粉末を含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を、所定のリング形状に形成してなるリング状装身具本体であって、装身具本体の表面側に周溝を設け、この周溝に上記装身具本体と同様の素材からなる飾り帯を取り付けたことを特徴とするリング状健康装身具。 【請求項4】トルマリン粉末を含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を、所定のリング形状に形成してなるリング状装身具本体であって、装身具本体をリング状の長さ方向に不連続に成形し、かつそれらを紐やコード類等で連結して所定のリング形状に形成したことを特徴とするリング状健康装身具。 【請求項5】ゴム弾性素材もしくはプラスチック素材製のリング状装身具本体および/または飾り帯が、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、天然ゴム、シリコンゴム等の合成ゴムから選ばれてなる請求項1ないし4のいずれかに記載のリング状健康装身具。 【請求項6】トルマリン粉末の含有量が、ゴム弾性素材もしくはプラスチック素材100重量%に対し、1〜10重量%からなる請求項1ないし5のいずれかに記載のリング状健康装身具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ネックレスやブレスレット等のリング状健康装身具に関し、トルマリン粉末を配合してマイナスイオンが充分に発生するようにしたリング状健康装身具を提供しようとするものである。 【0002】 【従来の技術】近年、マイナスイオンの治療的効果が注目されており、例えば、マイナスイオンが沈静的な作用を持ち、鎮痛、快眠、鎮咳、制汗、食欲増進、血圧降下、爽快感、疲労防止等の効果を有することが報告されている。さらにマイナスイオンは、抗菌、防臭等効果を有することも知られている。しかしながら、マイナスイオンが治療やその他の効果を有するとしても、マイナスイオン発生装置あるいは機器自体が高価であり、一部の病院等において用いられているのみで一般に広く普及されるには至っていない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】一方、電気石と称されるトルマリンは、極性結晶体であり、電場中に置かれなくても電気分極を生じており、自然界に存在するマイナスイオンがトルマリン鉱石のプラス電極に吸い付けられ、絶えず、マイナス電極からプラス電極に向けて電子が流れ、マイナス電極からマイナス電子が放出されることが知られている。このような現象に着目して、トルマリン粉末を繊維にコーティングしたりあるいは繊維に織込み、練り込みなどをして、下着類、サポーター等として利用することが試みられている。さらに、化粧品素材などにも練り込むことによって、美顔化粧品としての利用も図られている。しかしながら、トルマリンのマイナスイオンの発生量は、きわめて微弱であり、充分な効果が得られていないのが現状である。 【0004】また、たとえば特開平7−149956号公報には、トルマリンの粉末を担持したゴム組成物とその製造方法において、弾性耐磨耗性、耐老化性等の優れた性質を持ち、トルマリン担持物が各種洗浄用具等の接水反応材のほか、電極力値を均一にかつ高め得るとしているが、該トルマリンのマイナスイオンについての記載はない。さらに、トルマリンを担持せしめマイナスイオンの発生による治癒効果、疲労回復、脱臭効果等では、目的別に応じ即効性のみならず、さらにその持続性が要求される場合がある。 【0005】このため、たとえば特願平8−333517号においては、ゲル状弾性体にトルマリンを配合し熱成形して得られる弾性体が、マイナスイオンの発生量が増加して、各種の用途に有効に利用し得ることにつき提案している。しかしながら、上記いずれの製品もその素材や配合のみに注意が払われており、装飾性についてはなんら考慮されていないという問題があり、その解決が望まれている。 【0006】 【課題を解決するための手段】そこでこの発明のリング状健康装身具は、上述の問題点を解決しようとするものであり、トルマリン粉末を含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を、所定のリング形状に形成してなるリング状装身具本体であって、装身具本体をリング状の長さ方向、もしくはリング状の長さ方向に対して交叉する方向に不連続に成形し、かつそれらを所定のリング形状に形成したことを特徴とするものである。 【0007】この発明のリング状健康装身具は、トルマリン粉末を含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を、所定のリング形状に形成してなるリング状装身具本体であって、装身具本体の表面側に周溝を設け、この周溝に飾り帯を取り付けたことをも特徴とするものである。 【0008】この発明のリング状健康装身具は、トルマリン粉末を含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を、所定のリング形状に形成してなるリング状装身具本体であって、装身具本体の表面側に周溝を設け、この周溝に上記装身具本体と同様の素材からなる飾り帯を取り付けたことをも特徴とするものである。 【0009】この発明のリング状健康装身具は、トルマリン粉末を含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を、所定のリング形状に形成してなるリング状装身具本体であって、装身具本体をリング状の長さ方向に不連続に成形し、かつそれらを紐やコード類等で連結して所定のリング形状に形成したことをも特徴とするものである。 【0010】この発明のリング状健康装身具は、ゴム弾性素材もしくはプラスチック素材製のリング状装身具本体および/または飾り帯が、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、天然ゴム、シリコンゴム等の合成ゴムから選ばれたことをも特徴とするものである。 【0011】この発明のリング状健康装身具は、トルマリン粉末の含有量が、ゴム弾性素材もしくはプラスチック素材100重量%に対し、1〜10重量%配合したことをも特徴とするものである。 【0012】このように、1〜10重量%のトルマリンを含有するゴム弾性素材もしくはプラスチック素材、特にシリコンゴム製のリング状装身具本体の使用は、トルマリンによるマイナスイオンの発生量の顕著な向上、並びにトルマリン粉末の混合によって装身具としての違和感のない形態を得る上で非常に有用であった。そして、粉末化したトルマリンをゴム弾性素材もしくはプラスチック素材に練り込み配合する場合、当該トルマリン粉末が、ゴム弾性素材もしくはプラスチック素材100重量%に対して1〜10重量%の低濃度の混合領域が有用であることが判明した。 【0013】また、リング状装身具本体の表面側に周溝を設け、この周溝に飾り帯を取り付けることによって装飾性を飛躍的に向上させることが可能であり、しかもリング状装身具本体と飾り帯とでトルマリン粉末の配合量を変えることにより、マイナスイオンの発生量等を簡単に調整することができるようになった。もちろん、飾り帯のみを交換することにより、バリエーションに富む製品を得ることが可能である。さらに、装身具本体をリング状の長さ方向に不連続に成形して連結使用することにより、上記と同様にマイナスイオンの発生量等を簡単に調整することができ、しかも装身具本体に使用する熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、天然ゴム、シリコンゴム等の合成ゴムの素材の色彩を変化させてカラフルなものとすることが容易にできる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、この発明に係るリング状健康装身具の実施の形態を、図面に基いて詳細に説明する。図1はこの発明のリング状健康装身具の1実施例を示し、ブレスレットに適用した場合の斜視図、図2はその拡大断面図である。 【0015】図1および図2において、この発明のリング状健康装身具1は、天然ゴムまたは合成ゴムからなるゴム弾性素材もしくはプラスチック素材からなるリング状装身具本体2内に、トルマリン粉末3を低濃度に配合したものである。また上記リング状装身具本体2の表面側には周溝4が形成されており、その周溝4には飾り帯5が取り付けられている。この飾り帯5は、トルマリン粉末3を含有していてもいなくてもよいが、当然トルマリン粉末3を含有している方がマイナスイオンの発生量等の面で望ましいことはいうまでもない。もちろん、リング状装身具本体2と同様の天然ゴムまたは合成ゴムからなるゴム弾性素材もしくはプラスチック素材を使用することができる。さらに飾り帯5は、上記リング状装身具本体2とは異なる色彩や透明度、質感等を備えていることが可能であり、そうすることによってリング状健康装身具1全体の装飾性を大幅に向上させることができ、ファッション性に富み、高級感のあるリング状健康装身具1とすることができる。 【0016】そして、この発明のリング状健康装身具1においては、100重量%のゴム弾性素材もしくはプラスチック素材からなるリング状装身具本体2に対して1〜10重量%のトルマリン粉末3を配合することが望ましい。その理由は、ゴム弾性素材もしくはプラスチック素材からなるリング状装身具本体2に対しトルマリン粉末3をほぼ等量以上に配合しても、あまり際立ったマイナスイオンの発生作用を検出することができなかったことにある。ところが、ゴム弾性素材もしくはプラスチック素材からなるリング状装身具本体2に対しトルマリン粉末3がより低濃度になるよう、すなわち100重量%のゴム弾性素材もしくはプラスチック素材からなるリング状装身具本体2に対して10重量%以下、とりわけ1〜5重量%のトルマリン粉末3を配合したところ、逆にマイナスイオンの検出量が飛躍的に増大することが判明したのである。 【0017】この発明において使用される熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、天然ゴムまたは合成ゴムとしては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、天然ゴムまたは合成ゴム単体、または熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、天然ゴムまたは合成ゴムの混合物や積層構造物、また上記複数の種類に係る天然ゴムまたは合成ゴムのラテックスを配合した混合物を主体とするものであることが望ましい。ちなみにプラスチック素材としてはナイロン樹脂やポリエステル樹脂、ポリプロピレンやサーリン樹脂、あるいはその他、エンジニアリングプラスチック類等が使用可能である。また合成ゴムラテックスとしては、イソプレンラテックス、クロロプレンラテックス、アクリロニトリルラテックス、ポリウレタンラテックス、エチレンプロピレン共重合ラテックス、スチレンブタジエンラテックス等を使用することが可能である。そして、ゴムラテックス組成物100重量%に、平均粒径0.1μm〜0.01mmのトルマリン粉末を1〜5重量部混合し、加硫剤及び加硫促進剤を配合した混合物を熱加硫することによって得ることができる。 【0018】さらに、この発明において使用されるゴム弾性素材もしくはプラスチック素材からなるリング状装身具本体2として、また飾り帯5としてはシリコンゴムを使用することが望ましい。このシリコンゴムは、身体に装着して使用する装身具に用いた場合でも、ほとんどアレルギー等を生じることがなく、また非常に肌触りのよい装身具を得ることができる。またトルマリン粉末を含有させた場合においても、その分散性がよいのでほぼ均一にトルマリン粉末を混合することができ、非常に効率よくマイナスイオンを発する製品を得ることができる。 【0019】この発明で使用するトルマリンとしては、ショールトルマリン、リチウムトルマリン、ドラバイトトルマリン、ルベライトトルマリン、ピンクトルマリン、インデコライト、パライバトルマリン、ウォーターメロン等を用いることができ、特に黒トルマリンと呼ばれるショールトルマリンが好ましい。 【0020】トルマリン鉱石の粒径は、0.1μm〜500μm程度、好ましくは、0.5〜100μm,より好ましくは、0.5〜10μmで、この範囲の粒径とすることによって表面積が拡大して多量のマイナスイオンを発生させることができる。トルマリンの使用量は、ゴム弾性素材もしくはプラスチック素材100重量%に対し、約1〜10重量%である。使用量が1重量%以下の場合にはマイナスイオンの発生量が充分ではなく、また10重量%以上では逆にマイナスイオンの発生量が増加しないことが判明した。その理由は詳らかではないが、トルマリン粉末の分散性が低下して、マイナスイオンの発生が相殺されるためではないかと考えられる。 【0021】熱加硫するゴム弾性素材の加硫促進剤としては、従来使用されている適宜の促進剤を用いることができ、加硫速度条件に応じて選択および配合量を決めることができる。特に限定するものはないが、通常配合部として0.1〜1.5重量部が好ましい。また加硫剤として、コロイドイオウが好ましい。配合部として0〜1.5重量部が適当である。なお、上記配合部0は促進剤加硫による無イオウ加硫である。活性剤として、活性亜鉛華、1号亜鉛華があり、配合部として0.5〜10重量部、好ましくは0.8〜5.0重量部が好ましい。分散剤として、オレイン酸カリウム、オレイン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等があり、分散度合によって、それぞれ選択することができ、配合量として0.5〜5重量部が好ましい。液体安定剤およびPH調製剤として、アンモニア水で通常0.2〜0.7重量部が好ましい。 【0022】シリコンゴムの場合の加硫促進剤や加硫剤、活性剤、分散剤、液体安定剤およびPH調製剤等は、上記ゴムラテックスの場合とほぼ同様の種類および配合量が用いられる。 【0023】上記においては、この発明のリング状健康装身具をブレスレットに適用した場合について説明したが、ネックレスやアンクレット(足首用)、あるいはその他のリング状に形成される種々の装身具に適用可能であることはいうまでもない。 【0024】この発明の他の実施例を示す図3において、この発明のリング状健康装身具11は、天然ゴムまたは合成ゴムからなるゴム弾性素材もしくはプラスチック素材からなるリング状装身具本体単体12をその長さ方向に不連続に形成したものである。図ではリング状装身具本体単体12を数珠状に成形し、その素材中にトルマリン粉末13を低濃度に配合したものである。数珠状の各素材は、ワイヤやプラスチックコード、紐類等を用いてリング状に連結されている。特にプラスチックコード14として、シリコンゴム製のコードを用い、その伸縮性を利用することによってブレスレットやネックレスとして手首や首に簡単に装着することができる製品を提供可能となる。 【0025】 【発明の効果】この発明のリング状健康装身具によれば、リング状装身具本体の表面側に周溝を設け、この周溝に飾り帯を取り付けることによって装飾性を飛躍的に向上させることが可能であり、しかもリング状装身具本体と飾り帯とでトルマリン粉末の配合量を変えることにより、マイナスイオンの発生量等を簡単に調整することができるようになった。もちろん、飾り帯のみを交換することにより、バリエーションに富む製品を得ることが可能である。さらに、装身具本体をリング状の長さ方向に不連続に成形して連結使用することにより、上記と同様にマイナスイオンの発生量等を簡単に調整することができ、しかも装身具本体に使用する熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、天然ゴム、シリコンゴム等の合成ゴムの素材の色彩を変化させてカラフルなものとすることが容易にできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】501462882 【氏名又は名称】株式会社アドバンス
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| 【出願日】 |
平成13年11月30日(2001.11.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080654 【弁理士】 【氏名又は名称】土橋 博司
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| 【公開番号】 |
特開2003−164308(P2003−164308A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月10日(2003.6.10) |
| 【出願番号】 |
特願2001−365654(P2001−365654) |
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