| 【発明の名称】 |
腕 章 |
| 【発明者】 |
【氏名】川井 高 【住所又は居所】東京都板橋区赤塚7丁目11番14号株式会社エスエスシー内
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| 【要約】 |
【課題】予め筒状にして腕にとおし、安全ピンで着衣に装着する現行の腕章は、装着が面倒である、腕や指を傷つけやすい上に、着衣を傷つけるなどの欠陥があった。さらに、夏期使用時には、腕章と着衣の間の通気性が悪くなって汗ばみ、着衣が腕に絡み付き、不快であるなどの欠点が指摘され、改良が望まれていた。
【解決手段】本発明は、このような事情を鑑みて、安全ピンに代わる簡単な装着方法を備え、さらに、通気性を良くし腕が汗ばむことを押さえるようにした腕章を提供することにある。本発明の腕章1は、帯状で薄地の素材からなる本体2と、伸縮性に優れた薄地の素材で本体2より十分に短くかつ幅が狭い帯状の固定帯5からなっており、固定帯5は、本体2の裏側部に固定されていて、使用時腕などに巻き付けて止め具4で固定すると、固定帯5の収縮力によりずれおちることなく装着されるものである。本体2は、腕に巻き付けると固定帯5の収縮力によって違和感なく装着されるが、十分な長さがあるので腕との間にも十分な隙間を確保でき、通気性を保てるので汗ばむことは大幅に軽減されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】帯状で薄地の素材からなる本体と、伸縮性に優れた薄地の素材で該本体より短く幅の狭い帯状である固定帯からなり、該固定帯は該本体の裏側部に固定されており、腕などに巻き付け該本体を止め具で装着すると、該固定帯の収縮力によりずれ落ちなくなることを特徴とした腕章。 【請求項2】固定帯の一端が固定されてなくフリー状態であり、任意の長さに調節・固定した後、腕に巻き付け装着することを特徴とした請求項1記載の腕章。 【請求項3】固定帯の表面に突起を設けて摩擦力を増やし、腕などへの装着力を強くしたことを特徴とする請求項1、2記載の腕章。 【請求項4】固定帯が伸縮性のあるメッシュ地からなることを特徴とする請求項1、2及び3記載の腕章。 【請求項5】本体の素材が再帰反射シートであることを特徴とする請求項1、2、3及び4記載の腕章。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の所属する技術分野】行事、催事、工事現場、交通整理現場など広い分野に置いて、洋服など着衣の腕部にとりつけ利用する腕章に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の腕章は、主として帯状で薄地の軟質プラスチックで構成され、表面には用途に応じて図柄、紋章、文字、記号などの表示が印刷されており、中央部上端には鳩目が設けられ、両端には筒状として装着するための止め具が設けられている。利用者は、装着時にひも、ホックなどで筒状とし、洋服などの着衣の上から上腕部に通して、中央部にある鳩目を利用して安全ピンなどで洋服にとりつけて着用されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の腕章は、次のような問題点があった。 【0004】(a)腕章の長さが一定であるので、利用者の腕の太さあるいは着衣の種類によってきつかったり、緩かったりして装着感が悪い、(b)安全ピンで取り付けるので、洋服やワイシャツなどの着衣を傷める、(c)安全ピンでの取り付けは、面倒であり、腕や指などを傷つけやすく危険である、(d)腕にぴったりと巻き付くため、腕と腕章の間の通気性が非常に悪くなり、夏期着用時に、腕章で覆われる腕が汗染み不快である。 【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、本発明の一つの目的は、構造が簡単で、腕の太さや洋服の種類によって巻き付く径を自由に変更できる腕章を提供することにある。 【0006】本発明の他の目的は、着衣を傷めたり、取扱いが面倒で、腕や指などを傷つけやすい安全ピンを用いないで、簡単にとりつけられる腕章を提供することにある。 【0007】本発明の他の目的は、腕と腕章の間に十分な隙間を設けて通気性を良くし、夏期着用時に、腕章で覆われる腕が汗染み不快とならない腕章を提供することにある。 【0008】本発明のさらなる他の目的は、以下の説明から明らかになろう。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明による腕章は、帯状で薄地の軟質素材からなる本体と、伸縮性のある素材で本体より実質的に短く幅が狭い固定帯からなる。本体は、布地、プラスチックなどの帯状シートからなり、止め具によって任意の径にして腕に巻き付け使用できる構造となっている。固定帯は、伸縮性のあるニット布地やメッシュのゴムバンドなどからなっており、伸ばした状態で装着されている。本発明による腕章は、固定帯の収縮力によって腕にしっかりと装着されるが、その収縮力は固定帯を伸ばす量に比例するので、固定帯は、本体よりできるだけ短かくし伸びた状態で使用するのが良い。しかし、腕の太さや着衣の種類などによって必要となる固定帯の長さは異なってくるので、固定帯は、一端が固定され、他の端はフリー状態にしておき、装着時に必要となる長さに調整できるようにすると、ずれ落ちることなくしっかりと装着される。 【0010】このように、本発明の腕章は、上腕部に巻き付けた後、止め具によって筒状に固定されると、内側にある固定帯の収縮力によってしっかりと装着され、ずれ落ちることを防止している。この時、固定帯を必要とされる長さに調節できると、腕を圧迫することが無くなるとともに、しっかりと装着されてずれ落ちるのも防止できるようになって好ましい。また、固定帯が腕の着衣などに接触する面に、適当量の突起を設けると滑りにくくなり、ずれ落ち防止に非常に効果がある。突起は、塩化ビニルなどを主成分とした発砲性のあるインキで突起部を印刷し、加熱によって発砲させることによって突起部を簡単に作ることができる。 【0011】本発明の腕章は、本体によって腕がぴったりと覆われておらず、腕と本体の間の通気性は保たれている。腕を直接覆っているのは固定帯であるが、その素材であるニット生地は薄く織りが荒い生地なので通気性に優れており、さらに腕との接触面積も本体より少ないので、本発明の腕章は、夏期の着用時に汗ばむなどの欠陥も少なからず解消されている。また、前述のような突起を設けた固定帯を採用すると、接触面積がさらに少なくなり、通気性を高めるのに大きい効果が期待できる。そして、通気性対策としては、メッシュタイプの固定帯を採用すると、通気性が一層改良されるので好ましい方法である。 【0012】本発明の腕章は、腕に巻き付けて使用され、止め具としては、ホック、面ファスナーなどが利用されるが、本発明の腕章には面ファスナーが、最も適している。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の腕章の一実施例につき図面にしたがって説明する。 【0014】図1乃至図5は、本発明の腕章を説明する図面である。本発明の腕章1は、腕章1を構成する本体2と腕などに装着するための固定帯5からなる。本体2は、図1及び図2に示されるように、表面には図柄、紋章、文字、記号などの表示からなる表示面3が形成され、止め具4となる凹面ファスナー4Aが高周波ウエルダーで溶着され、裏側部には凹面ファスナー4Aと結合される凸面ファスナー4B及び固定帯5の長さを調整するための凹面ファスナー4Cが溶着されていて、帯状で薄地の塩化ビニル系のプラスチックシートからなっている。主として、本体2は、自由に折り曲げられる素材が好ましく、柔軟で薄い布地、プラスチックシートなどが適しており、堅いプラスチックや金属などでも構成できるが、危険である、平らな状態で保管できないなどの欠点がでてきて、好ましくない。プラスチックシートは、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリエステルなどのプラスチックシートが好ましいが、特にこれらプラスチックに限定されるものではない。また、柔軟なプラスチックシートからなるプリズム型再帰反射シートを使用した本体2は、夜間時の視認性に優れた安全型の腕章を提供できるので最も好ましい素材の一種である。 【0015】固定帯5は、伸びるニットなどの生地からなり、図3に示されるように、本体2の裏側部に一端は高周波ウエルダーで溶着されており、他端はフリー状態となっていて、本体2の凹面ファスナー4Cと結合される凸面ファスナー4Dが溶着されている。通常固体帯5は、本体2の裏側部の凹面ファスナー4Cの内側にあたる一端に仮固定されていて、本体2と固定帯5は、未使用時平面状態にできるので、保管や携帯に便利である。 【0016】次に本発明の腕章の使用方法について説明する。腕の太さや着衣の種類によって、図4に示されるように、凸面ファスナー4Dを凹面ファスナー4Cの適当な箇所に固定させて固定帯5を必要とされる長さに調節する。固定帯5の長さは、凹面ファスナー4Cの長さの範囲で任意に変更でき、本体2の長さより短くすればするほど収縮力が強くなるので、腕への装着力が増すとともに、本体2との隙間も広がってきて通気性が良くなり、発汗対策上からも好ましいものである。次に、腕章1を腕部に巻き付け、止め具の凸面ファスナー4Bを片手で持ち、凹面ファスナー4Aに押しつければ固定できるので、装着は、片手で簡単にでき、安全で容易である。腕章1は、図5に示されるような状態で腕に装着され固定帯の収縮力によって固定されるが、本体2と固定帯5の間には十分な隙間が保たれるので通気性は良く、夏期使用時の発汗による不快感は少なからず解消される。 【0017】 【発明の効果】帯状で薄地の軟質素材からなる本体2と、該本体より実質的に短くかつ幅が狭い伸縮性のある固定帯5からなっており、腕の太さや洋服など着衣の種類によって必要とされる長さに固定帯5を調節した後腕に巻き付け、簡便な面ファスナーで腕に装着されるので、危険で不便な安全ピンによって装着する従来の腕章とは異なって、次のように多くの効果を期待できるものである。 【0018】ア.腕章の本体より短く、長さを調整できる固定帯で腕に装着されるので、腕や着衣の種類が異なってもしっかりした装着が可能でずれ落ちることはない、ロ.固定帯は、伸縮力に優れたニット地やゴムバンドを採用しているので装着力が強力で、ずれ落ちることはなく、着用時に違和感を感じることはない、ハ.腕章の本体は、腕をぴったりと覆っておらず、通気性のよい素材からなる固定帯のみが腕を覆っており、しかも本体と固定帯の間には隙間があるので通気性に優れ、夏期使用時でも蒸れて汗ばむことを軽減できる、ニ.腕部へ止めるのに安全ピンを使用しないので、洋服やワイシャツなどの着衣を傷めない、ホ.腕に巻き付け面ファスナーによる装着なので、装着が簡単で、腕や指を傷つける事なく安全である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593065590 【氏名又は名称】株式会社エスエスシー 【住所又は居所】東京都板橋区赤塚7丁目11番14号
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| 【出願日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−159104(P2003−159104A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−402109(P2001−402109) |
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