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【発明の名称】 挟持用縫いぐるみ
【発明者】 【氏名】生地 由美子

【要約】 【課題】紙袋等の開口部などに差し込むクリップにおいて、被挟持物に当たる部分に当り止め機能を備えると共に、挟持部を補強し、なおかつクリップ自体を掴み易い形態にする。また、その形状は、装飾性を有して使用しやすいように応用されやすいこととする。

【解決手段】紙袋の開口部等の、被挟持物をはさむクリップにおいて、挟持部の少なくとも一部または全体が、ナイロン、ビニロン、不織布、人工皮革等のシート材もしくは布で覆われており、該シート材または布は、動物、人形、魚類、キャラクター等の、要は装飾性のある形状に成形され、その一部が挟持部に沿う形状の、補強部材を兼ねた当り止め部材となっていることを特徴とするクリップを提供する。また、シート材または布の一部は、挟持部をはさんで一方が他方より長く成形され、当該クリップの把持部となっている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被挟持物を挟持部に挟むクリップにおいて、挟持部の少なくとも一部または全体が、シート材または布で覆われており、該シート材または布は、動物、人形、魚類、キャラクターの形状に成形され、その一部が上記挟持部に沿う形状の補強部材を兼ねた当り止め部材となっていることを特徴とするクリップ。
【請求項2】 上記挟持部を被覆するか、または挟持部の一部に取り付けられる、動物、人形、魚類、キャラクターの形状に成形されたシート材または布の一部は、挟持部を挟んで一方が他方より長く成形され、当該クリップの把持部となっている請求項1記載のクリップ。
【請求項3】 挟持部の全体または一部に取り付けたシート材または布からなる縫いぐるみの内部に、綿、ビーズ、ウレタン、スポンジのいずれかまたはその複数を充填した請求項1および請求項2のクリップ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙袋等の開口部の端部を閉じておくためのクリップに関し、挟持部を補強すると共に、把持部を設け、掴み易くしたクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙帳等の端部を挟むクリップにおいて、物を挟む場合に簡単に挿入して挟むことの出来るクリップ(特開平11−347294)や、単一の樹脂成形品で構成されたクリップ(特開平11−348477)など、安価で使い易いクリップは開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、紙袋等の開口部に差し込むクリップにおいて、紙帳等の端部に当たる部分に当り止め機能を備えると共に挟持部を補強し、クリップ自体を掴み易い形状にすることを課題とする。また、その形状は装飾性を有して使用しやすい様に工夫され易い事とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明では、次のような構造とする。すなわち、紙袋の開口部等の、被挟持物を挟持部に挟むクリップにおいて、挟持部の少なくとも一部または全体が、ナイロン、ビニロン、不織布、人工皮革等のシート材、もしくは布で覆われており、該シート材または布は、動物、人形、魚類、キャラクター等の要は装飾性のある形状に成形され、その一部が上記挟持部に沿う形状の、補強部材を兼ねた当り止め部材となっていることを特徴とするクリップを提供する。また、該シート材または布の一部は、挟持部をはさんで一方が他方より長く成形され、当該クリップの把持部となっている。
【0005】自転車のハンドルなどの被挟持物を挟むことが出来る挟持部の一部または全体に、動物、人形、魚類、キャラクター等の形状に成形されたシート材または布の内部に、綿、ビーズ、ウレタン、スポンジ等軟質の素材を充填した縫いぐるみを取り付けたことを特徴とする上記記載のクリップを提供すれば、紙袋の開口部のような、薄い被挟持物だけでなく、自転車のハンドル部のような厚みのある被挟持物にも使用可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、犬の形状を為すクリップを、本発明にかかる実施形態の一例として挙げつつ詳細に説明する。本発明にかかるクリップの構成は、紙袋等を挟む挟持部1が一対の下片部12、12を備え、これら下片部12、12の間隔部25で物を挟み込むので、下片部12、12は犬の形状の縫いぐるみ2の首部分に固定している。縫いぐるみ2の素材としては、ナイロン、ビニロン、不織布、人工皮革、等々、柔らかい素材であればよく、本実施例では縫製により成形している。形状は、犬以外にも、兎、熊などの動物、人形、魚類、キャラクター等、装飾性のある形状ならば、様々な形状に成形できる。
【0007】図1における犬の前足部分20は、本発明にかかるクリップの補強機能及び当り止め機能を有する補強部材である。図3に前足部分を抜粋した横面からの図を紹介している。縫いぐるみの頭部に埋め込んだ挟持部1に補強部材20を沿わせて形成する。挟持部の上片部11の真横に当り止め部21が来るように補強部材20を形成する。補強部材20は、シート材または布からなる筒状体に綿等を充填して充分であるが、さらに針金等挿通させて強化してもよい。また、補強押圧部22には、合成樹脂のビーズ等を詰めて重みをもたせ、下片部12に沿わせやすくしてもよい。
【0008】挟持部1を縫いぐるみに取り付け、挟持部の下片部12、12の間隔部に犬の顎部分が固定されて、当該クリップの挟持部となる。縫いぐるみと下片部12、12の間は、接着剤等で固定させてもよい。少量の綿等を挿入しておけば、被挟持物にクリップの跡が付くのを防ぐことが出来る。
【0009】図2に当該クリップの断面図を示している。縫いぐるみの中には詰め物3が充填されている。詰め物3は、綿、PET等の人工綿、ビーズ、ウレタン、スポンジ等、軟らかい材質のものを詰め、犬の胴体部分24は、当該クリップの把持部となって、持ちやすい。
【0010】図4の(ア)のように縫いぐるみの双方の前足に挟持部を設けてもよい。その場合、犬の顔部分が補強機能及び当り止め部機能を有する補強部材となる。被挟持物4に(ア)の場合のクリップを使用すれば、(イ)に示す外観となる。挟持部1で被挟持物を挟み、把持部24は被挟持物4に沿いやすい成形である。
【0011】縫いぐるみの内部に取り付ける挟持部の下片部の形状を代えることによって、被挟持物が、自転車のハンドルのような棒状の形状の物にも使用できる(図5)。本発明によるクリップは、本体を綿等の軟らかい材質で形成しているため、子供用の自転車のハンドル等に装着しておけば、頭などをぶつけたときのクッションの役割をする。動物の縫いぐるみ等、装飾性のある製品が提供できるので、装着しやすい。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明を使用すれば、紙袋の開口部等を挿入しやすく、装着しておいてもはずれ難いクリップを提供できる。また、把持部が柔らかいシート材または布等で形成されているので持ちやすい。補強機能及び当り止め機能をもたせた、装飾性のあるクリップを提供することが出来る。
【出願人】 【識別番号】501095107
【氏名又は名称】有限会社イール
【出願日】 平成14年4月22日(2002.4.22)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−310314(P2003−310314A)
【公開日】 平成15年11月5日(2003.11.5)
【出願番号】 特願2002−156485(P2002−156485)