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【発明の名称】 ファスナースライダ
【発明者】 【氏名】岡崎 徹

【氏名】徳永 力

【要約】 【課題】包装袋などに使用されているファスナースライダにおいて、包装袋出入口を閉じた際にできる袋出入口端の中空部およびストッパー外中空部を塞ぎ、収納品の洩れを防止するファスナースライダを提供する。

【解決手段】それぞれ前端が幅広で後端が幅狭な上スライド板3および下スライド板と、これら上スライド板3および下スライド板とが水平になるように介設される案内柱2とを備えるファスナースライダにおいて、案内柱2の下部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15から膨出の鏝形ヒサシ4を有する下スライドヒサシ付き板5を設けて形成する。あるいは、案内柱の上部に案内柱の前方の端であるクローズエンドから膨出の鏝形ヒサシを有する上スライドヒサシ付き板を設けて形成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 図面に示すようにファスナースライダ1の案内柱2の上部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15に合わせた上スライド板3を設け、案内柱2の下部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15から膨出の鏝形ヒサシ4を有する下スライド板5を設け、前記上スライド板3と前記下スライド板5をファスナー歯22の厚さに対応した長さを有する案内柱2で一体に形成する、前記上スライド板3の内側にガイドフフランジ12を設け、前記下スライド板5の内側に上スライド板3の内側のガイドフランジ12に対応するガイドフランジ13を設け、前記上スライド板3の任意個所に拉板9を支承する拉板ピン8を設け、前記上スライド板3の任意個所に拉板9の停止爪11が貫入できる停止孔7を設け、前記上スライド板3にファスナースライダ1の摺動を係止する停止爪11と拉板ピン8を貫入するピン孔10を設けた拉板9を支持杵6で支持して成るファスナースライダ。
【請求項2】 図面に示すようにファスナースライダ1の案内柱2の上部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15から膨出の鏝形ヒサシ4を有する上スライド板16を設け、ファスナースライダ1の案内柱2の下部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15に合わせた下スライド板17を設け、前記上スライド板16と前記下スライド板17をファスナー歯22の厚さに対応した長さを有する案内柱2で一体に形成する、前記下スライド板17の内側にガイドフランジ13を設け、前記上スライド板16の内側の案内柱2の前方の端であるクローズエンド15より後方に前記下スライド板17の内側ガイドフランジ13に対応するガイドフランジ12を設け、前記上スライド板16の任意箇所に拉板9を支承する拉板ピン8を設け、前記上スライド板16の任意個所に拉板9の停止爪11が貫入できる停止孔7を設け、前記上スライド板16にファスナースライダ1の摺動を係止する停止爪11と拉板ピン8を貫入するピン孔10を設けた拉板9を支持杵6で支持して成るファスナースライダ。
【発明の詳細な説明】【0001】〔産業上の利用分野〕この発明は穀物・化学工業品粒状物等収納する包装袋出入口の開閉に用いるファスナーの摺動具ファスナーフライダに関するものである。
【0002】〔従来の技術〕従来、ファスナーフライダは帯状の布の長さ方向に沿って片側に多数のファスナー歯を取付けてファスナー帯を形成した二つの布帯とファスナー帯同士を対向させたファスナー帯を噛合せたり噛合せを解除したりするものであった。ファスナーは使用目的によってオープンタイプとクローズタイプの二つに分けられる、オープンタイプは衣服の前身頃の打合せ部などに使用され、クローズタイプは包装袋・鞄・ズボンに使用されている。クローズタイプの包装袋などに使用されているファスナースライダは袋出入口を閉じた際、ファスナースライダのクローズエンドからファスナー歯、またはファスナーと包装袋の出入口端部の縫合した個所の間に中空部ができる。
【0003】〔発明が解決しようとする課題〕ファスナーの使用目的により使用されるファスナースライダも異なる。クローズタイプの包装袋などに使用されているファスナースライダでは袋出入口を閉じた状態であっても、ファスナー端部取付位置より手前に閉じられない中空部ができる、またファスナー歯のストッパーがファスナー歯より少しでも大であれば、ファスナー歯のストッパー手前に閉じられない中空部ができ、収納品が洩れる。従って包装・収納機能が果せない。このことは不経済であり取扱者の信用の失墜となる。これら前記中空部を塞ぐ構造のファスナースライダはなかった。ファスナーのスライダには実用新案出願公告昭33−4843、実用新案出願公開平2−26507、実用新案登録番号代301880号登録日平成7年9月20日がある。本発明はこれらの欠点を解決するためになされたものである。
【0004】〔課題を解決するための手段〕
(イ) 図面に示すようにファスナースライダ1の案内柱2の上部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15に合わせた上スライド板3を設け、案内柱2の下部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15から膨出の鏝形ヒサシ4を有する下スライド板5を設け、前記上スライド板3と前記下スライド板5をファスナー歯22の厚さに対応した長さを有する案内柱2で一体に形成する、前記上スライド板3の内側にガイドフランジ12を設け、前記下スライド板5の内側に上スライド板3の内側のガイドフランジ12に対応するガイドフランジ13を設け、前記上スライド板3の任意箇所に拉板9を支承する拉板ピン8を設け、前記上スライド板3の任意個所に拉板9の停止爪11が貫入できる停止孔7を設け、前記上スライド板3にファスナースライダ1の摺動を係止する停止爪11と拉板ピン8を貫入するピン孔10を設けた拉板9を支持杵6で支持して成るファスナースライダ。
(ロ) 図面に示すようにファスナースライダ1の案内柱2の上部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15から膨出の鏝形ヒサシ4を有する上スライド板16を設け、ファスナースライダ1の案内柱2の下部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15に合わせた下スライド板17を設け、前記上スライド板16と前記下スライド板17をファスナー歯22の厚さに対応した長さを有する案内柱2で一体に形成する、前記下スライド板17の内側にガイドフランジ13を設け、前記上スライド板16の内側の案内柱2の前方の端であるクローズエンド15より後方に前記上スライド板17の内側のガイドフランジ13に対応するガイドフランジ12を設け、前記上スライド板16の任意箇所に拉板9を支承する拉板ピン8を設け、前記上スライド板16の任意個所に拉板9の停止爪11が貫入できる停止孔7を設け、前記上スライド板16にファスナースライダ1の摺動を係止する停止爪11と拉板ピン8を貫入するピン孔10を設けた拉板9を支持杵6で支持して成るファスナースライダ。
【0005】〔作用〕包装袋の収納品出入口の開閉にファスナーを使用した包装袋において収納品を入れ、ファスナースライダを摺動して閉じるが、ファスナーの端部までファスナースライダが到着しないファスナースライダのクローズエンドの前方に残った部分が中空となる。これに対応する鏝形ヒサシを有する下スライド板においては前記中空部の下側に鏝形ヒサシを嵌入し中空部を塞ぐ。また鏝形ヒサシを有する上スライド板においても、前記中空部の上側に鏝形ヒサシを覆い中空部を塞ぐ。次に中空部が塞がれた状態で拉板を後方に倒しピン孔に拉板ピを貫入して支承すると同時に拉板の停止爪を停止孔から貫入するとファスナー歯の間に差し込まれファスナースライダは掛止する。
【0006】〔実施例〕以下、本発明の実施例について説明する(イ) ファスナースライダー1の案内柱2の上部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15に合わせた上スライド板3を設け、案内柱2の下部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15から膨出の鏝形ヒサシ4を有する下スライド板5を設け、前記上スライド板3と前記下スライド板5をファスナー歯22の厚さに対応した長さを有する案内柱2で一体に形成する。
(ロ) 前記上スライド板3の内側にファスナー帯18を通過させると共にファスナー帯を支えるガイドフランジ12を設け、前記下スライド板5の内側に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15より後方に前記上スライド板3の内側のガイドフランジ12に対応するガイドフランジ13を設ける。
(ハ) 前記上スライド板3の上側の後部任意個所に拉板9を支承する拉板ピン8を設け、前記上スライド板3の任意個所に拉板9の停止爪11が貫入する停止孔7を設ける。
(二) 前記上スライド板3にファスナースライダの摺動を係止する停止爪11と拉板ピン8を貫入するピン孔10設けた拉板9を支持杵6で支持する(ホ) ファスナースライダ1の案内柱2の上部に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15から膨出の鏝形ヒサシ4を有する上スライダ板16を設け、ファスナースライダ1の案内柱2の下都に案内柱2の前方の端であるクローズエンド15に合わせた下スライド板17を設け、前記上スライド板16と前記下スライド板17をファスナー歯22の厚さに対応した長さを有する案内柱2で一体に形成する。
(ヘ) 前記下スライド板17の内側にガイドフランジ13を設け、前記上スライド板16の内側の案内柱2の前方の端であるクローズエンド15より後方に前記下スライド板17の内側のガイドフランジ13に対応するガイドフランジ12を設ける。
(ト) 前記上スライド板16の上側の後部任意個所に拉板9を支承する拉板ピン8を設け、前記上スライド板16の上側の任意個所に拉板9の停止爪11が貫入できる停止孔7を設ける。
(チ) 前記上スライド板16にファスナースライダ1の摺動を係止する停止爪11と拉板ピン8を貫入するピン孔10を設けた拉板9を支持杵6で支持する。本発明は以上のような構造である(リ) ファスナー20を閉じる時、図に示すようにファスナー20のスライダ溝19にファスナー20が間挿された状態から拉板9を指で保持し、ファスナースライダ1を摺動さすとファスナー歯22が噛合わされファスナー端部25手前で閉じた状態となり中空部32ができる。次に拉板9を後方に倒すと同時に拉板9のピン孔10を貫入して拉板ピン8で支承する。この際ファスナースライダ1の鏝形ヒサシ4がファスナー20下方から中空部32を塞ぐ。
(ヌ)ファスナー20を包装袋30の開放縁31にファスナー20のファスナー帯21を縫着し、開放縁31とファスナー帯21の端部25の縫合位置がストッパー24の外側直近であればストッパー24の手前に中空部32ができる、またファスナー20を包装袋30の開放縁31にファスナー帯21を縫着し、開放縁31とファスナー帯21の端部25の縫合位置がストッパー24を基点に約8mm外側でないと縫合せ作業ができないので中空部32ができる。これはファスナー歯22やストッパー24の大きさによって縫合位置は異なり、また部材が大きくなればなるほどストッパー24を基点に縫合位置は離れる。
(ル) ファスナー20を開く時、図に示すようにファスナースライダ1の拉板9は後方に倒れピン孔10を貫入して拉板ピン8に支承されている拉板9を指で保持し拉板ピン8から引き貫き、ファスナースライダ1を後方へ摺動し開始ストッパー23の位置へ引き寄せる、この状態で包装袋30の出入口32は開放され収納品を取出す。
【0007】〔発明の効果〕包装袋の収納出入口の閉仕舞端の中空部をファスナースライダの鏝形ヒサシで塞ぐため収納品の洩を防ぐことができることによって、収納品の数量の確保ができムダを無くし経済的であると同時に取扱者の信用を高めることが出来る利点がある。以上の効果がある。
【出願人】 【識別番号】591102969
【氏名又は名称】日栄産資株式会社
【出願日】 平成14年2月3日(2002.2.3)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−225103(P2003−225103A)
【公開日】 平成15年8月12日(2003.8.12)
【出願番号】 特願2002−66117(P2002−66117)