| 【発明の名称】 |
ロック装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】ホルディ バドレナス ブスカルト
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| 【要約】 |
【課題】衣服、荷物、スポーツ用具等に使用される、コード、ひも等に用いるコードロック装置を提供する。
【解決手段】コードロック装置(10)は、コード(12)を締めつけるボデー(16)及びプランジャ(20)と、コードロック装置を取りつける、物品あるいは布(14)における開口部を貫通して挿入するための延伸スリーブ(18)とを有している。後方プレート(24)は、延伸スリーブ長手方向に沿って係合していて、ボデーと後方プレートとの間に布あるいは物品を挟さんでいる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コードロック装置が、ボデーと環状スリーブとプランジャとばね手段と後方プレートとを具備していて:該ボデーはボデーを貫通して延在する穴とポケットとを画成していて、前記ポケットは前記ボデーの端部にポケット開口部を有しており;該環状スリーブは、前記ボデーにおける前記穴に整列するスリーブの穴を有し、前記ボデーに接続されかつ前記ボデーから突出していて;該プランジャは、前記ポケット内に受け入れられ、プランジャホールを画成し、前記ポケット内で実質的に前記整列したボデーの穴とスリーブの穴とに直交的に可動であり、前記ポケット内で第一位置と第二位置との間で移動するようになっていて、該第一位置において前記プランジャホールが前記整列したボデーの穴とスリーブの穴とに整列しており、該第二位置において前記プランジャホールが前記整列したボデーの穴とスリーブの穴とに整列しておらず;該ばね手段は前記プランジャを前記第二位置へ付勢していて;該後方プレートは前記環状スリーブに取りつけられている;ところのコードロック装置。 【請求項2】 前記ばね手段が前記プランジャと一体であるところの、請求項1に記載のコードロック装置。 【請求項3】 前記ばね手段が前記ポケットに配置された前記プランジャから独立している分離したばねであるところの、請求項1に記載のコードロック装置。 【請求項4】 前記プランジャが頂部を有していて、前記頂部は自身の一方の端部の厚さが対向している他方の端部より厚いところの、請求項1に記載のコードロック装置。 【請求項5】 前記ボデーが前記ポケット開口部に実質的に対向している角度のついた端部を有していて、前記角度のついた端部は前記環状スリーブに向いた角度がついているところの、請求項4に記載のコードロック装置。 【請求項6】 前記後方プレートが前記環状スリーブに係合するためのリングと、前記リングの外側へ向いたスカートとを含んでいるところの、請求項1に記載のコードロック装置。 【請求項7】 前記環状スリーブがリッジを有していて、前記リングが前記リッジに係合用のタブを有しているところの、請求項6に記載のコードロック装置。 【請求項8】 前記スカートが、比較的薄くかつフレキシブルであって、かつ非平面形状の外端部を有しているところの、請求項6に記載のコードロック装置。 【請求項9】 該環状スリーブがリッジを有していて、さらに前記リングが前記リッジに係合用のタブを有しているところの、請求項8に記載のコードロック装置。 【請求項10】 前記プランジャが前記ポケットの外部に頂部を有していて、さらに前記ボデーが前記頂部に実質的に対向している端部を有しており、前記頂部と前記ボデーの前記端部とが握ることを容易にするために人間工学的形状となっているところの、請求項9に記載のコードロック装置。 【請求項11】 前記ばね手段が前記プランジャから独立している分離したばねであって、前記ばねは前記ポケット内に配置されているところの、請求項10に記載のコードロック装置。 【請求項12】 前記ばね手段が前記プランジャに一体であるところの、請求項10に記載のコードロック装置。 【請求項13】 物品に取りつけ可能なコードロック装置が、ボデーとプランジャと延伸スリーブと後方プレートとを具備していて:該ボデーは、コードを滑動可能に受け入れられるようになっている穴を画成していて;前記ボデー内における該プランジャは、前記ボデー内における該コードを締めつけるためのものであり;前記ボデーからの該延伸スリーブは、該物品における穴を貫通するためのものであって、前記ボデーが前記物品における一方の側面に配置されており;該後方プレートは、前記物品における、前記ボデーからの対向側の前記延伸スリーブに係合され、前記ボデー及び前記後方プレートはそれらの間に前記物品の一部を挟持するようになっている;ところのコードロック装置。 【請求項14】 前記延伸スリーブがリブを有していて、前記後方プレートは前記リブに係合するための屈曲可能なタブを有しているところの、請求項13に記載のコードロック装置。 【請求項15】 前記後方プレートが、前記延伸スリーブにおいて滑動可能なリングと、前記リングの外側に向いたスカートとを含んでいるところの、請求項14に記載のコードロック装置。 【請求項16】 前記スカートが、平面でない端部を有していて、前記ボデーに対する圧縮により屈曲するようになっているところの、請求項15に記載のコードロック装置。 【請求項17】 前記ボデー及び前記延伸スリーブが該コードを受け入れるための整列した穴を画成しているところの、請求項13に記載のコードロック装置。 【請求項18】 前記プランジャが該コードを受け入れるための穴を画成しているところの、請求項17に記載のコードロック装置。 【請求項19】 前記プランジャはプランジャ頂部を含んでいて;前記プランジャが圧縮される場合、前記プランジャ頂部及び前記後方プレートは、それらの間に使用者の親指あるいは指を挟さむことを防止するために非平面となっているように、該プランジャ頂部が形状化されているところの、請求項13に記載のコードロック装置。 【請求項20】 ロック装置が第一ボデー部材と第二ボデー部材とを具備していて:該第一ボデー部材は、それから外向きに延伸しているスリーブを有しており;該第二ボデー部材は、前記スリーブに位置決めされるようになっている第一内部と、非平面端部を有している第二外部とを有しており、前記第二外部はフレキシブルな構造であって、物品が前記第一ボデー部材と前記第二ボデー部材との間に位置決めされる場合、前記非平面端部が、物品を前記第一ボデー部材と前記第二ボデー部材との間にしっかりと保持するために、前記第一ボデー部材に対する圧力で屈曲するようになっている;ところのロック装置。 【請求項21】 コードロック装置を有するコードを用いて物品を組立てる方法において、前記物品組立方法が:物品とコードとコードロック装置とを準備する段階であって、該コードロック装置がボデーと延伸スリーブと後方プレートとを有しているところの準備する段階と;該物品に開口部を形成する段階と;該物品における該開口部を貫通して該コードロック装置の延伸スリーブを挿入する段階と;該物品の一部を該ボデーと該後方プレートとの間に挟持するとともに、該後方プレートを該延伸スリーブに締めつける段階と;該コードを該コードロック装置に挿入し、かつコードをコードロック装置に締めつける段階と;を含んでいる物品組立方法。 【請求項22】 該後方プレートを該延伸スリーブに締めつける前記段階が、後方プレートを延伸スリーブへ押しつけることにより達成されるところの、請求項21に記載の物品組立方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はひも又はコード又は同様なものに沿った場所に取りつけることのできる装置、より詳しくは、例えば衣服、荷物、スポーツ用具及び同様のものに使用される、例えばコード、ひも及び同様なものに使用されるコードロックに関する。 【0002】 【従来の技術】ひも及びコードは多くの品目、例えば、衣服、スポーツ用具、背負い式用具及び他の旅行荷物、又は同様のものにより使用されている。例えばジャケット、スエットシャツ、及び衣類等のフードは一般に前方開口部にひもを備えていて、フードが衣類の面周囲に密着するようになっている。スエットパンツ、ショーツ、水着等のような衣類は、一般にウエストバンドにひもを使用していて、独立したベルトの必要なく衣類を脱衣できるようにしている。旅行荷物、背負い式用具及び他の用具におけるひも及びコードは、ポケット及び他の開口部等を閉止するために使用されている。簡単な用途において、ひもは二つの端部を一体に結びつけることにより固縛することができ、もしひもが連続的なループになっている場合、ループセグメントを一体に引き簡単に結ぶことができる。 【0003】ひもやコードの使用において、単純な結び目はひもあるいはコードを締めつけるのに効果的なものである。しかしながら、他の使用において簡単な結び目はひもあるいはコードをルーズにしゆるめてしまう。複雑な結び目はゆるみを防止することができるけれど、形成するのが複雑で結ぶことを困難なものにしている。さらにすべての使用者が、結び方に精通しているわけでなく、又は、コードあるいはひもを用いて正しい結び目をきちんと作れるような手先の器用さがあるわけでない。簡単な結び目の使用さえも、再三にわたるコードの調整を必要とすることは不便なものである。 【0004】ひも及びコードを縛ばるために結ぶことに伴なう困難さを克服するために、コードロック装置が使用される。コードはコードロック装置に通され、コードロック装置はコードをどちら方向においても挟さむか緊縛する。公知の使用において、コードロック装置は、挟持機構をはずして単にコードに沿って摺動させ、挟持機構を係合してコードの所定位置に保持する。そのような構造のコードロック装置を使用することは、操作すべき独立した三つの部品、コードとロックとコードを使用する物品とを操作するという不便さがある。コードの末端を結ぶか広げておかないと、コードロック装置はコードの末端から滑り落ち紛失してしまうかもしれない。コードロック装置を独立したひもを使用することにより取りつけることは公知である。このことはコードロック装置の使用を扱いにくく厄介なものにしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】技術的に必要なものは、コードを取りつける物品に直接固定することのできるコードロック装置である。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、コードあるいはひもが貫通する穴を囲んで物品に直接取りつけるコードロック装置を提供することである。 【0007】一つの形態において、本発明はボデーを有するコードロック装置を提供していて、そのボデーは、ボデーを貫通して延在している穴と実質的にその穴に直交しているポケットとを画成している。ポケットはボデーの端部にポケット開口部を有している。環状スリーブは、ボデーにおける穴に整列するスリーブの穴を有している。スリーブはボデーに接続されかつボデーから突出している。プランジャは、ポケット内に受け入れられ、プランジャホールを画成している。プランジャは、ポケット内で実質的に整列したボデーの穴とスリーブの穴とに直交的に可動であり、ポケット内で第一位置と第二位置との間で移動するようになっていて、第一位置においてプランジャホールが整列したボデーの穴とスリーブの穴とに整列しており、第二位置においてプランジャホールが整列したボデーの穴とスリーブの穴とに整列していない。ばね手段はプランジャを第二位置へ付勢している。後方プレートは環状スリーブに取りつけられている。 【0008】もう一つの形態において、本発明は物品に取りつけ可能なコードロック装置を提供している。ボデーは、コードを滑動可能に受け入れられるようになっている穴を画成している。プランジャは、ボデー内におけるコードをボデー内において緊縛するためのものである。延伸スリーブはボデーから、物品における穴を貫通していて、ボデーは物品における一方の側面に配置されている。後方プレートは、物品における、ボデーからの対向側の延伸スリーブに係合されている。ボデー及び後方プレートはそれらの間に物品の一部を挟持するようになっている。 【0009】さらなる実施の形態において、コードロック装置を有するコードを用いて物品を組立てる方法を提供している。物品組立方法が:物品とコードとコードロック装置とを準備する段階であって、コードロック装置がボデーと延伸スリーブと後方プレートとを有しているところの準備する段階と;物品に開口部を形成する段階と;物品における開口部を貫通してコードロック装置の延伸スリーブを挿入する段階と;物品の一部をボデーと後方プレートとの間に挟持するとともに、後方プレートを延伸スリーブに締めつける段階と;コードをコードロック装置に緊縛する段階と;を含んでいる。 【0010】本発明の利点は、なわ又はひも又はつな又は同様なものを必要としないで、布に直接取りつけることのできるコードロック装置を提供していることである。 【0011】本発明のもう一つの利点は、コードが通る穴の周囲を補強し従ってコードと布との間におけるほころびやもつれや干渉を軽減するコードロック装置を提供していることである。 【0012】本発明のさらなる利点は、使用するのが容易で、かつコードとコードロック装置とを用いて物品を組立てることが簡単なコードロック装置を提供することである。 【0013】本発明における他の特徴及び利点は、当業者において、以下の詳細な説明と前述の特許請求の範囲と図面とを検討することにより、明瞭になるであろう。なお図面において、同一符号は同類の部品を表わしている。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を詳述するにあたり、本発明は、適用するにあたって、以下の記載に説明されあるいは図面に示めされた、詳細な構造及び部品の構成とを限定しているものでないことは理解されるべきである。本発明は、他の実施形態が可能であり、かつ種々の方法で実行し実施することができる。ここに使用された専門語及び用語は説明を目的としているものであって限定することを目的としているものではないことは理解されるであろう。ここに使用している“含んでいる”及び“具備している”、並びにそれらの変形語は、以降に記載する項目及びそれらの同等項目、並びに付加的な項目及びそれらの同等項目を包含していることを意味している。特に記載しない限り、ここに記載の方法における段階は変更した順番で実施することができる。 【0015】図1及び2において本発明におけるコードロック装置10の実施例が示めされている。コードロック装置10は、物品又は布14(図4)にコード12(図4)を緊縛するために使用され、物品又は布14に対するコードロック装置10の相対位置が調節できるようになっている。コードロック装置10は、本発明の原理及び特徴を逸脱することなく、種々の直径あるいはサイズの様々なタイプのコード12、ひも、帯又は同様のものを緊縛するために種々のサイズ及び形状で製造されていることを理解すべきである。さらに物品あるいは布14は単層で図示されているが、物品あるいは布14は多層で種々の厚さとすることができることを理解すべきである。本発明の利点は、コードロック装置10が、荷物、スーツケース、スポーツバッグ、衣服及びその他同様なもののような種々のタイプの物品あるいは布14に使用出来ることである。 【0016】コードロック装置10は延伸スリーブ18に接続されたあるいは一体的に成形されたボデー16を含んでいる。プランジャ20は、コード12をボデー16に対して取りはずし可能に緊縛するために、ばね手段22と共にボデー16に結合されている。後方プレート24が、コードロック装置10を物品又は布14に取りつけるために、延伸スリーブ18に備えられている。 【0017】ボデー16は成形プラスチックあるいは同様なものであってもよくて、ボデーの中にポケット30を形成しているほぼ中空な形状である。ポケット30の形成及び画成においてボデー16は、前方壁面32と、ほぼ前方壁面32に対向している後方壁面34と、前方壁面32及び後方壁面34の間において対向している第一及び第二側壁面36及び38とをそれぞれ有している。ポケット30はボデー16の端部42に配設されている開口部40を有している。ボデー16が穴44を画成していて、その穴44は、前方壁面32前面46から前方壁面32を通ってポケット30中へ貫通していて、かつポケット30から後方壁面34へ貫通している。前方壁面32と後方壁面34とにおける穴部44は実質的に整列されている。 【0018】延伸スリーブ18はボデー16に取りつけられるか、又は一体で成形されていてもよい。延伸スリーブ18は、ボデー16の後方壁面34から外向きに突出している。従って、ボデー16及び延伸スリーブ18を単一構造体としてプラスチックあるいは同様の材料から成形することは適切なことである。穴50は延伸スリーブ18を完全に貫通しポケット30の中へ延伸している。延伸スリーブ18における穴50はボデー16の穴44に実質的に整列している。穴44及び穴50は端部42から離間しているけれど、ポケット30により画成される領域内に全体がある。複数の突起52が、延伸スリーブ18の外表面に備えられていて、かつ後方プレート24へのアタッチメントとなっている。突起52は複数の環状リッジ又は部分的な環状リッジを画成してもよいし、又は、ねじ山若しくは同様のものであってもよい。後述するように、後方プレート24は、厚さが変化する物品あるいは布14を収容するために、好ましくは突起52にラチェット的に係合される。 【0019】プランジャ20がポケット30内において、前方壁面32と後方壁面34との間で比較的ゆるく、かつ第一及び第二側壁面36及び38の間に、滑動可能に係合する寸法形状になっている。プランジャ20はポケット30の開口部40に対して内向き及び外向き方向に、整列している穴44と50とにほぼ直交的に可動である。プランジャ20はプランジャ頂部60及びプランジャボデー62を含んでいる。プランジャボデー62はポケット内30で滑動し、プランジャ頂部60はボデー62のキャップを画成している。好ましくは、プランジャ頂部60は、ポケット30の中へ押込むことができないように開口部40より大きくなっているけれど、別の形状でもよい。プランジャボデー62がプランジャホール64を画成していて、プランジャホール64は、プランジャ頂部60から離間した位置を、プランジャボデーの前方側から後方側へ貫通して延在している。プランジャボデー62は、ポケット30内において第一位置と第二位置の間で可動であって、その第一位置においてプランジャホール64が整列したボデーと延伸スリーブホール44及び50とに整列しており、その第二位置においてプランジャホール64が整列したボデーと延伸スリーブホール44及び55とに整列していない。 【0020】ばね手段あるいはいずれの適切な付勢装置22もがポケット30の底面(図示されていない)とプランジャボデー62との間でポケット30内に配置されている。図2に示めす実施例において、ばね手段22は、プランジャボデー62と一体に形成されていて、プランジャボデー62に接続された折り曲げられた第一及び第二脚70及び72と、ボデー62の対向側で終点となっている、脚70及び72の間の中央足74とを含んでいる。折り曲げられた、脚70及び72のアコーデオン式構造体がばねを提供していて、そのばねはプランジャボデー62をポケット30に対して外向きに、プランジャホール64が整列した穴44及び50と整列しない位置へ向けて付勢作用している。ばね手段22及びプランジャ20はプラスチック成形部品のように一体で成形されてもよい。 【0021】図3において、後方プレート24がドーム型環状ボデーであて、そのドーム型環状ボデーは内向きに突出しているレッジ82を内部に有している中心開口部80を画成している。中心開口部80及びレッジ82は、後方プレート24が延伸スリーブ18上に押しつけられることを可能にするようなサイズとなっていて、レッジ82は延伸スリーブ18の突起52に係合する。ある実施例において、レッジ82が、レッジ82を形成している複数のセグメントあるいは分離タグ84(図8参照)であって、中心開口部80において角度がついている。少なくとも一つのレッジ82及びスリーブ18は、後方プレート24を延伸スリーブ18上に押しつけることができるような一定の度合のフレキシビリティを有するようになっていて、レッジ82及び/又は突起52は、レッジ82が突起52にラッチするように、十分に曲がるようになっている。 【0022】コードロック装置10の取りつけ及び使用にあたって、穴又は開口部90が、打ち抜き加工あるいは切断加工あるいは同様な加工法で物品あるいは布14に形成される。穴90は延伸スリーブ18を挿入できるように十分に大きいけれど;穴90は延伸スリーブ18を受け入れるのに必要以上に大きなものとするべきではない。代りに、開口部90は物品あるいは布90における複数の交差スリットとして形成されてもよくて、そこに延伸スリーブ18をそう入可能となっている。穴あるいは開口部90はウエストバンド、衣服のカフスあるいはフード、バッグ開口部等の出口/入口として形成されてもよい。 【0023】図3及び4において、延伸スリーブ18は、物品あるいは布14の第一側面92がボデー16の後方壁面34に対して実質的に係合するまで、穴90あるいはスリット(図示されていない)を貫通して挿入される。ボデー16は、ポケット30がポケット30内におけるプランジャ20の容易な操作を可能にする適切な位置に対面するように回転されてもよい。ボデー16の位置決めに伴なって、後方プレート24が延伸スリーブ14上に押しつけられ、レッジ82は、後方プレート24が物品あるいは布14の第二側面94に移動するまで、延伸スリーブ18の突起52とラチェット係合する。物品あるいは布14は、つづいて後方プレート24とボデー16との間に挟持され、コードロック装置10が物品あるいは布14に対して所望するように取りつけられるようになる。延伸スリーブ18の実質的な長手方向に沿って一連の突起52を備えることにより、コードロック装置10は、種々の厚さの様々な物品あるいは布14に使用することができる。後方プレートは、延伸スリーブ18の長手方向に沿った数ヶ所の異なる位置に取りつけることができて、従って種々の厚さの物品を、後方プレート24とボデー16との間に挟持された物品あるいは布14と共に受け入れることができ、コードブロック装置10は、物品あるいは布14に取りつけられる場合、グロメットとしての機能も果していて、布端部のほぐれあるいは破れを軽減するために布の切断端部を緊縛している。 【0024】プランジャ20は、ポケット30に挿入され、さらにプランジャホール64が整列した穴44及び50に整列するように、ばね手段22を圧縮するべく押し下げられる。利点のあることに、プランジャボデー62のサイズとプランジャボデー62内におけるプランジャホール64の位置とはプランジャ20が実質的に完全に押し込まれるように選択されていて、プランジャホール64が整列した穴44及び50に整列される場合プランジャ頂部60は端部42に係合される。穴44,50及び64が実質的に整列するので、コード12は、どちらの方向からでも挿入され、ボデー16、プランジャ20及び後方プレート20と共に延伸スリーブ18を通して延在するようになっている。プランジャ20は穴64,50及び44が整列するように押し下げられるので、コード12は、コードロック装置10に対して長手方向に沿って選択したコード12位置へ、どちら方向にも引くことができる。 【0025】プランジャ20に作用する内向きの圧力が解放される場合、ばね手段22はプランジャ20をポケット30に対し外向きに付勢し、プランジャホール64が整列した穴44及び50に整列しなくなる。コードロック装置10を貫通して延在しているコード12と穴との不整列は、ボデー16内でのコード12の締めつけ作用をもたらす。このように締めつけられたコード12はコードロック装置10に対してどちらの方向にも容易に引くことはできない。コード12のコードロック装置10に対する再位置決めが必要な場合、プランジャ上部60に力を作用することによりプランジャ20が押し下げられ、従ってばね手段24が圧縮され、プランジャホール64が整列した穴44及び50に再整列される。続いて、コード12は、コードロック装置10に対するコード12の所望位置が達成されるまで、コードロック装置10を通して滑動することができる。プランジャ20の再解放によりコード12をコードロック装置10内に締めつけることができる。 【0026】コードロック装置10は、衣服のウエストバンド、フード、カフス等の、又はバッグ等の開口部の縁における、出口構造体として使用される場合、コード12を引くことのできる滑らかな構造体を提供する。従ってコードを物品の縁に対して引かねばならない場合に比較して、コードを締めつけることはより容易である。 【0027】種々のサイズの、コード12、ひも又はその他同様なものを受け入れ、かつ他の物品に取りつけるために、コードロック装置10の全体サイズおよび形状を変更することに加えて、さらなる修正は可能である。図5−9は、多少異なった構造となっている、修正されたコードロック装置100を示めしている。ばね手段が、金属あるいはプラスチック製の、分離したコイルばね102として備えられている。コイルばね102は、最初にポケット30に入る、プランジャボデー62端部のポスト104に係合している。コイルばね102の特性のばね手段は、前述の構造体であるアコーデオン型脚70,72及び足74と同様に作動し、プランジャボデー62をポケット30に対して外向きに付勢する。 【0028】コードロック装置100は、中央リング130を有している修正した後方プレート124と、リング130の外周縁から外向きに突出しているスカート132とを含んでいる。スカート132の端部134はスカラップ形になっていて、従って平面ではない。解除用スロット136及び138がスカート132のほぼ対向する両側に備えられていて、従ってスカート132は実質的に半円形部分あるいは二つ割れに分離されている。スカート132は弾力性はないけれど比較的薄くてフレキシブルであるので、スカートの半円形部分はたわみ、曲ることができ、スカート132が後方プレート34に対して布を挟持し、かつ圧縮力が後方プレート124に作用するようになっている。スカート132が134を平らにするべく曲るので、物品あるいは布14は後方プレート124とボデー16との間により強力に挟持される。さらにスカート132からのスプリングバック力が、突起52に対するレッジ82のロックあるいは付勢力を提供する。利点のあることに、中心リング130が、延伸スリーブ18の突起52へ係合するための複数のリングセグメント84を画成する。代りに、レッジ82及び突起52がねじ山アタッチメントを形成する、協働するねじ山あるいはねじ山セグメントを画成してもよい。後方壁面34及び/又は後方プレート24が、物品あるいは布14を係合することを容易にするために、織り目あるいは突起あるいはコーティングのような表面処理を備えていてもよい。 【0029】さらに修正したコードロック装置100において、プランジャ上部60及びボデー16は、プランジャ20をポケット30内に押し下げるために、握り、挟みあるいは押し込みを容易にするべく人間工学的に形状化されている。この目的のために、プランジャ上部60が、物品あるいは布14から最もはずれて厚くなった端部140を含んでいて、かつボデー16が端部42にほぼ対向している、前方面46から延伸スリーブに向けて角度のついている端部142を含んでいる。さらにボデー16は穴44を画成している前方面46の部分から後方へ向けて湾曲している。延伸スリーブ18へ向けて角度のついている全体的に傾斜して、後方へ突出している表面は、指がコードロック装置100を握って後方プレート24と物品あるいは布14に向けて滑動できるようにしている。使用者の親指と人差し指との間に握られたコードロック装置100と共に、親指及び人差し指をコードロック装置100の前方面46から前方へはずして滑動するのには、前述した人間工学的な点からも適切なものではない。好適な実施の形態において、プランジャ160が完全に押し下げられた場合、後方プレート124はプランジャ頂部60の下方に着座している。このような方法で、とくに物品あるいは布14が薄いかフレキシブルな材料の場合、使用者がプランジャを押し下げると、使用者の親指及び/又は指はプランジャ頂部60と後方プレート124との間に挟さまれない。 【0030】本発明は物品あるいは布に取りつけられるか固定されるコードロック装置を提供している。本コードロック装置は、ルーズにコードに取りつけられるか、締め索又は物品あるいは布に接続された同様なものに取りつけられるかしたコードロックに比較してより容易に操作できる。従って本発明はユーザフレンドリーなコードロック装置を提供していて、かつ構造体を固定する結果として、種々のサイズ及び形状の物品に使用出来るものである。 【0031】前述の変更及び修正は本発明の範囲内である。ここに開示され規定された本発明が、明細書及び/又は図面に記載されたあるいは明白な個々の特徴の二つ以上の組合わせすべてに拡張できることは理解されるであろう。これらの種々の組合せが本発明の多くの別の形態を構成する。ここに説明した実施例は、本発明のベストな実施の形態を説明していて、当業者において本発明の実施が可能であろう。特許請求の範囲は、従来技術で可能な範囲までの別の実施の形態で構成されている。 【0032】本発明の種々の特徴が前述の特許請求の範囲に説明されている。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591203428 【氏名又は名称】イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
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| 【出願日】 |
平成14年12月27日(2002.12.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077517 【弁理士】 【氏名又は名称】石田 敬 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−204808(P2003−204808A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月22日(2003.7.22) |
| 【出願番号】 |
特願2002−381762(P2002−381762) |
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