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【発明の名称】 汗取りパット
【発明者】 【氏名】今治 壽一
【住所又は居所】徳島県阿南市津乃峰町新浜33−28 株式会社いまじ内

【要約】 【課題】ヘルメットや帽子の下にかぶる汗取りパットを大量に簡単にコストを安くして、製造し提供できるようにする。

【解決手段】ヘルメットBや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、タオル地により構成した、分割生地1を縫製により接合して、キャップ状に構成し、また、分割生地1を、円周4等分した山型形状の生地を縫製することにより構成し、また、分割生地の周縁に、縫製しろを取り、該縫製しろ1a・1bを、内側に突出して縫製し、下方の縁部は折り返して縫い込んで、円周状の強度補強縁部1cに構成し、また、自動縫製機により自動縫製した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ヘルメットや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、タオル地により構成した、分割生地1を縫製により接合して、キャップ状に構成したことを特徴とする汗取りパット。
【請求項2】 請求項1記載の汗取りパットにおいて、分割生地1を、円周4等分した山型形状の生地を縫製することにより構成したことを特徴とする汗取りパット。
【請求項3】 請求項1記載の汗取りパットにおいて、分割生地の周縁に、縫製しろを取り、該縫製しろ1a・1bを、内側に突出して縫製し、下方の縁部は折り返して縫い込んで、円周状の強度補強縁部1cに構成したことを特徴とする汗取りパット。
【請求項4】 自動縫製機により自動縫製したことを特徴とする請求項1記載の汗取りパット。
【請求項5】 ヘルメットや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、半球型のキャップ状に、タオル地を自動織機により形状織りして、縫い目の無いタオル状キャップCにより構成したことを特徴とする汗取りパット。
【請求項6】 ヘルメットや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、高度吸湿性を具備したパルプ繊維材料を、半球型のキャップ状に厚みを待たせて成型し、縫い目の無い吸湿性紙材料製のキャップCとしたことを特徴とする汗取りパット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘルメットや帽子の下にかぶって、頭皮から出る汗を吸収する為の汗取りパットの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、汗取りキャップに関する技術は公知とされているのである。例えば、特開平9−291411号公報や、特開平10−25611号公報に記載の技術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、工事現場においてかぶるヘルメットや、野球等のスポーツ選手が競技においてかぶる帽子やヘルメットの下にかぶり、頭皮から出る汗を事前に吸収してしまう為のキャップ状の汗取りパットの構成に関するものである。従来から、ヘルメットや帽子の下に、汗取りキャップをかぶれば、快適に作業やスポーツが出来るということは判っているのであるが、実際には、汗取りキャップのコストが高すぎたり、洗濯して繰り返し使用することの出来る生地が無い事などから、現状としては、手拭いやタオルを、頭に巻き付けて、汗取りキャップの代わりに使用していたのである。本発明は、このような汗取りパットを、大量に簡単にコストを安くして、製造し提供できるようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。請求項1においては、ヘルメットや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、タオル地により構成した、分割生地1を縫製により接合して、キャップ状に構成したものである。請求項2においては、請求項1記載の汗取りパットにおいて、分割生地1を、円周4等分した山型形状の生地を縫製することにより構成したものである。請求項3においては、請求項1記載の汗取りパットにおいて、分割生地の周縁に、縫製しろを取り、該縫製しろ1a・1bを、内側に突出して縫製し、下方の縁部は折り返して縫い込んで、円周状の強度補強縁部1cに構成したものである。請求項4においては、前記汗取りパットを、自動縫製機により自動縫製したものである。請求項5においては、ヘルメットや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、半球型のキャップ状に、タオル地を自動織機により形状織りして、縫い目の無いタオル状キャップCにより構成したものである。請求項6においては、ヘルメットや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、高度吸湿性を具備したパルプ繊維材料を、半球型のキャップ状に厚みを待たせて成型し、縫い目の無い吸湿性紙材料製のキャップCとしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明する。図1はヘルメットをかぶって作業をしている状態の図面、図2は汗取りキャップAをかぶって、その上にヘルメットBをかぶろうとする状態を示す図面、図3は汗取りキャップAの全体図、図4は汗取りキャップAを縫製した後の裏返し状態の図面、図5は単位分割生地1と縫製しろ1a・1bを示す図面、図6はタオル生地により半球型のキャップ状に一体成型した汗取りキャップCを示す図面、図7は汗取りキャップAを自動縫製する自動縫製機を示す図面であり、また半球型のキャップ状に一体成型した汗取りキャップCを生成する自動成型機をも示す図面である。
【0006】図1から図5において、本発明の縫製により構成したキャップ状の汗取りパットよりなる汗取りキャップAの構成を説明する。汗取りキャップAは、ヘルメットBとは別体で取外しが出来るものであり、この汗取りキャップAだけを取り出して、毎日洗濯する為に、取り替えることが出来るのである。このように、洗濯を可能とする為には、繰り返し洗濯に耐える生地であり、かつ汗の吸湿性の高い、タオル地が好都合である。そして、タオル生地を図5に示す如く、山型状に裁断して、該山形状の分割生地1の外周に縫製しろ1a・1bを設けるのである。
【0007】該縫製しろ1a・1bの中で、縫製しろ1bは、隣合う分割生地1の縫製しろ1b同士を、摘み合わせ状に接合して、ミシンで縫合するのである。また、縫製しろ1aの部分は、内向きに折り曲げて、袋縫い状に縫製して、強度補強縁部1cを、汗取りキャップAの下側縁部の全周にわたって構成するのである。図4に示す如く、汗取りキャップAの裏側において、縫製しろ1bと縫製しろ1bを摘み接合して、ミシンによりう縫製接合するのである。4枚の分割生地1を縫製することにより、半円球状の汗取りキャップAが構成されるのである。この縫製した状態の汗取りキャップAを、裏返すことにより、縫い目が裏側に隠されることとなり、図3のような汗取りキャップAが構成されるのである。
【0008】本実施例においては、分割生地1は4分割されているが、より多数に分割することにより、分割生地1の半円球状の構成は、円径に近い外周になるのである。しかし、分割生地1の分割数が増加すれば、それだけ縫製の回数が増加して、縫製コストの他、分割生地1の切断コストが高くなり、汗取りキャップの普及が遅れるのである。本実施例においては、この分割生地1を4枚に分割して、該4枚の分割生地1に縫製しろ1a・1bを設けて、縫製により汗取りキャップAを構成している。このように構成した汗取りキャップAを、図2に示す如く、頭皮の上に直接にかぶって、さらにその上にヘルメットBや帽子等をかぶるのである。図1は、汗取りキャップAの上にヘルメットBをかぶって、道路工事等の作業をしている状態を図示している。
【0009】本発明の4枚の分割生地1により構成した汗取りキャップAを、大量にコストを安く製造する為に、図7のように構成した、分割生地1を自動縫製する自動縫製機として自動汗取りキャップ製造機Dを用意している。4枚の分割生地1をセット台Sの上に設けた治具にセットして、上方から立体自動縫製ミシンを下降させることにより、簡単に汗取りキャップAの縫製が出来るのである。図7において、自動汗取りキャップ製造機Dは、自動縫製ミシンにより構成する場合もあるが、4枚の分割生地1をセット台Sにセットして、縫製しろ1a・1bの部分を接着剤により接着する自動機に構成しても良いものである。
【0010】また、セット台Sの上に、おいて、タオル生地を自動的に編む構成としても良いものである。生地の編み機は、円弧や球面状に編むことは困難なのであるが、汗取りキャップのような、簡単な構成であれば、コンピュータによる自動編みをすることも可能であり、縫い目の無い半球型のキャップ状に一体成型した汗取りキャップCを構成することも出来る。また、半球型のキャップ状に一体成型した汗取りキャップCを構成する為には、自動編みとするよりも、吸湿性の高い紙パルプを、セット台Sの上で、一体成型する方法とすることが出来るのである。このように自動織り等により半球型のキャップ状に一体成型した汗取りキャップCを構成した場合でも、図6の如く、強度補強縁部1cの部分を構成して、縁部の補強を図る必要がある。汗取りキャップが普及しない原因は、縫製等にコストがかかる為であり、半球型のキャップ状に一体成型した汗取りキャップCに構成することにより、製造コストを安くして、大量に市場に投入することができ、洗濯して複数回、繰り返し使用した後に捨てることもできる。また、吸湿性の高い紙パルプよりなる汗取りキャップCであれば、使い捨てとすることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。請求項1の如く、ヘルメットや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、タオル地により構成した、分割生地1を縫製により接合して、キャップ状に構成したので、1日の作業等に使用した後には、簡単にキャップ状の汗取りパットを取り外して洗濯し、繰り返し使用することが出来るので、清潔な状態でヘルメットBをかぶることが出来るのである。また、夏の高温時においては、汗取りキャップAを水に浸すことにより、気化熱により涼しく作業をすることが出来るのである。また冬は、頭皮に汗取りキャップAを被ることにより、防寒の役目もできるのである。また、直接にヘルメットに頭皮が接触しないので、抜け毛を少なくすることができ、また頭部の凹凸にも汗取りキャップAが対応することが出来るのである。また、猛暑や厳寒においてゴルフをする場合に、ゴルフ帽子の下にかぶることにより、防熱と防寒の効果を果たすことが出来るのである。また、麦わら帽子をかぶって畑仕事や海水浴の場合にも、防熱等の効果を果たすことが出来るのである。
【0012】請求項2の如く、請求項1記載の汗取りパットにおいて、分割生地1を、円周4等分した山型形状の生地を縫製することにより構成したので、4枚の分割生地1により、最低限度の縫い目で、円形の頭皮に被ることのできるキャップ状の汗取りパットを構成することが出来て、出来るだけコストを安くすることが出来たものである。
【0013】請求項3の如く、請求項1記載の汗取りパットにおいて、分割生地の周縁に、縫製しろを取り、該縫製しろ1a・1bを、内側に突出して縫製し、下方の縁部は折り返して縫い込んで、円周状の強度補強縁部1cに構成したので、強度補強縁部1cにより、キャップ状の汗取りパットを補強して、洗濯にも強く、繰り返し使用のできる汗取りパットとすることが出来たものである。
【0014】請求項4の如く、請求項1記載の汗取りパットを、自動縫製機により自動縫製したので、分割生地1をセット台Sの上にセットすることにより、短時間で大量に、人手による縫製行程を省いて製造することができて、コストを安くすることが出来たものである。
【0015】請求項5の如く、ヘルメットや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、半球型のキャップ状に、タオル地を自動織機により形状織りして、縫い目の無いタオル状キャップにより構成したので、縫製行程を無くすことにより、より廉価で半球型のキャップ状に一体成型した汗取りキャップCを構成することが可能となったのである。
【0016】請求項6の如く、ヘルメットや帽子等をかぶる前に、頭皮に対して直接にかぶる汗取りパットであって、高度吸湿性を具備したパルプ繊維材料を、半球型のキャップ状に厚みを待たせて成型し、縫い目の無い吸湿性紙材料製のキャップとしたので、繊維ではなく紙パルプを材料にすることにより、ティッシュペーパーのように、使い捨て可能な汗取りパットを構成することが出来たのである。
【出願人】 【識別番号】501247809
【氏名又は名称】株式会社いまじ
【住所又は居所】徳島県阿南市津乃峰町新浜33−28
【出願日】 平成13年6月20日(2001.6.20)
【代理人】 【識別番号】100080621
【弁理士】
【氏名又は名称】矢野 寿一郎
【公開番号】 特開2003−3318(P2003−3318A)
【公開日】 平成15年1月8日(2003.1.8)
【出願番号】 特願2001−187049(P2001−187049)