トップ :: A 生活必需品 :: A42 頭部に着用するもの




【発明の名称】 フットボールヘルメット
【発明者】 【氏名】サド・エム・イデ

【氏名】ラルフ・ジエイ・インフジノ

【氏名】ネルソン・クレマー

【要約】 【課題】着用者に大きな防護を与える。

【解決手段】新しいフットボールヘルメットは該ヘルメットの耳フラップに取り付けられた顎フラップを備え、該顎フラップはフットボールプレイヤーの下顎の側の上に乗り、又該ヘルメットはショックアブゾーバー部材を有するフエースガードコネクターを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 フットボールヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、そして2つの側部と、を備えており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該着用者は2つの側部分を有する下顎を備えており、該シェルの各側部は該着用者の耳と、頬の部分と、の上に概ね乗るよう適合された耳フラップを有しており、各耳フラップはそのそれぞれの側から概ね下方に延びており、各耳フラップは該耳フラップに取り付けられた顎フラップを含んでおり、各顎フラップは該耳フラップから該シェルの該前部の方へ前方に延びておりそして概ね該ヘルメットの該着用者の該下顎の側部分の上に乗るために延びるよう適合されており、各側部はおとがいプロテクターの部分を該シェルに結合するよう適合された、おとがいプロテクターコネクターを有しており、各側部はフエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合された、フエースガードコネクターを有しており、そして該ヘルメットは又衝撃吸収ライナーを該シェルの該内壁面の部分に結合するよう適合された、ライナーコネクターを具備することを特徴とする該フットボールヘルメット。
【請求項2】 該フエースガードコネクターにより該ヘルメットの少なくとも両側部に結合されたフエースガードを具備しており、各フエースガードコネクターが該フエースガード上に印加された衝撃力を該シェル全体を通して実質的に全方向に分布させるよう適合されたショックアブゾーバー部材を有することを特徴とする請求項1の該フットボールヘルメット。
【請求項3】 各ショックアブゾーバー部材が該シェルの側部内に形成された開口部内に配置されたグロメットであることを特徴とする請求項2の該フットボールヘルメット。
【請求項4】 各グロメットがゴムで形成されることを特徴とする請求項3の該フットボールヘルメット。
【請求項5】 各グロメットがエラストマー材料で形成されることを特徴とする請求項3の該フットボールヘルメット。
【請求項6】 各グロメットがそれを通過する開口部を有する円形部材であることを特徴とする請求項3の該フットボールヘルメット。
【請求項7】 各円形部材が該シェルの該内壁面に隣接する内部の環状のリップと該シェルの該外壁面に隣接する外部の環状のリップとを有することを特徴とする請求項6の該フットボールヘルメット。
【請求項8】 該フエースガードコネクターが該グロメットの部分を密接な嵌合、隣接関係で受ける凹部を有することを特徴とする請求項3の該フットボールヘルメット。
【請求項9】 各グロメットがそれを通過する開口部を有し、そしてブッシングが該開口部内に配置されることを特徴とする請求項3の該フットボールヘルメット。
【請求項10】 該ブッシングが上壁面と下壁面とを有するキャップ部材を備えており、該下壁面が該シェルの該内壁面に隣接して配置されることを特徴とする請求項9の該フットボールヘルメット。
【請求項11】 第1及び第2端部を有するボルトが各ブッシング及び各フエースガードを通過しており、そしてナットが該ボルトの該第2端部を受けており、それにより該フエースガードが該シェルの各側部に取り付けられることを特徴とする請求項10の該フットボールヘルメット。
【請求項12】 各キャップ部材の該上壁面が対応するナットを受ける凹部を有することを特徴とする請求項11の該フットボールヘルメット。
【請求項13】 該キャップ部材の該凹部が該対応するナットを嵌合式に受けておりそして該凹部が該シェルに対する該ナットの回転運動を拘束することを特徴とする請求項12の該フットボールヘルメット。
【請求項14】 該ナットがテーナットであり、そして該テーナットの部分が該ブッシング内に配置されることを特徴とする請求項13の該フットボールヘルメット。
【請求項15】 各フエースガードコネクターが内面と外面とを有しており、そして各フエースガードコネクターが実質的に平行で、実質的に非共線的関係に配置された少なくとも2つのチャンネルを有し、各チャンネルが該フエースガードの部分を受けることを特徴とする請求項3の該フットボールヘルメット。
【請求項16】 該フエースガードが複数のワイヤ部材で形成され、そして各チャンネルたワイヤ部材を受けることを特徴とする請求項15の該フットボールヘルメット。
【請求項17】 少なくとも1つのチャンネルが該フエースガードコネクターの該内面内に形成され、そして該少なくとも1つのチャンネル内に受けられた該ワイヤ部材が該フエースガードコネクターの該内面と該シェルの該外壁面との間に配置されることを特徴とする請求項16の該フットボールヘルメット。
【請求項18】 少なくとも1つのフエースガードコネクターがその中に形成されたアクセス通路を有し、該アクセス通路が該シェル内に配置された膨張ポートと整合され、そして該膨張ポートへのアクセスを提供し該衝撃吸収ライナーが膨張させられることを可能にするよう適合され、ていることを特徴とする請求項2の該フットボールヘルメット。
【請求項19】 2つの側を有するおとがいプロテクターであるが、該おとがいプロテクターの各側に付随する少なくとも2つの柔軟部材を有する該おとがいプロテクターを具備しており、該少なくとも2つの柔軟部材は該シェルの該側部上で該おとがいプロテクターコネクターの1つと係合するよう適合されていることを特徴とする請求項1の該フットボールヘルメット。
【請求項20】 該おとがいプロテクターコネクターが該シェルの下部縁面内に形成された少なくとも2つのノッチを有しており、少なくとも1つのノッチは該シェルの各側部上に配置されており、そして該おとがいプロテクターの各側上の該柔軟部材の少なくとも1つは該シェルの各側部上で該ノッチの少なくとも1つを通過することを特徴とする請求項19の該フットボールヘルメット。
【請求項21】 該少なくとも2つのノッチが該シェルの各耳フラップに隣接する該シェルの該下部縁面上に配置されることを特徴とする請求項20の該フットボールヘルメット。
【請求項22】 各耳フラップが、該着用者への音の伝達を可能にするために該着用者の耳に隣接して配置されるよう適合された耳開口部を有しており、そして該少なくとも1つのノッチが実質的に該耳開口部の直接下にある該シェルの該下部縁面内に配置されることを特徴とする請求項21の該フットボールヘルメット。
【請求項23】 該柔軟部材の各々が柔軟なストラップであることを特徴とする請求項20の該フットボールヘルメット。
【請求項24】 該おとがいプロテクターの各側に付随する、該少なくとも2つの柔軟部材が各々上部柔軟部材と下部柔軟部材とを有しており、そして該下部柔軟部材が該シェルの各側部上で該ノッチの少なくとも1つを通過することを特徴とする請求項20の該フットボールヘルメット。
【請求項25】 各下部柔軟部材の第1部分は該シェルの内壁面に隣接して配置され、該下部柔軟部材の第2部分は該ノッチの少なくとも1つを通過しており、そして該柔軟部材の第3部分は該シェルの該外面に隣接して配置されることを特徴とする請求項24の該フットボールヘルメット。
【請求項26】 該外部シェルが該クラウンから下方に延びる垂直な、縦軸線を有し、そして各耳フラップが該外部シェルの該縦軸線に実質的に平行な平面内に概ね横たわることを特徴とする請求項1の該フットボールヘルメット。
【請求項27】 該外部シェルが該クラウンから下方へ延びる垂直な、縦軸線を有し、そして各顎フラップが該外部シェルの該縦軸線に実質的に平行な平面内に概ね横たわることを特徴とする請求項26の該フットボールヘルメット。
【請求項28】 ヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、そして2つの側部と、を備えており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該ヘルメットは又、フエースガードを具備しており、該シェルの各側部は該フエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合された、フエースガードコネクターを備えており、そして各フエースガードコネクターは該フエースガード上に印加された衝撃力を該シェル全体を通して実質的に全方向に分布させるよう適合されたショックアブゾーバー部材を有することを特徴とする該ヘルメット。
【請求項29】 各ショックアブゾーバー部材が該シェルの側部内に形成された開口部内に配置されたグロメットであることを特徴とする請求項28の該ヘルメット。
【請求項30】 各グロメットがゴムで形成されることを特徴とする請求項29の該ヘルメット。
【請求項31】 各グロメットがエラストマー材料で形成されることを特徴とする請求項29の該ヘルメット。
【請求項32】 各グロメットがそれを通過する開口部を有する円形部材であることを特徴とする請求項29の該ヘルメット。
【請求項33】 各円形部材が該シェルの該内壁面に隣接する内部の環状リップと該シェルの該外壁面に隣接する外部の環状のリップとを有することを特徴とする請求項32の該フットボールヘルメット。
【請求項34】 該フエースガードコネクターが密接な嵌合、隣接関係で該グロメットの部分を受ける凹部を有することを特徴とする請求項29の該ヘルメット。
【請求項35】 各グロメットがそれを通過する開口部を有し、ブッシングが該開口部内に配置されることを特徴とする請求項29の該ヘルメット。
【請求項36】 該ブッシングが上壁面と下壁面とを有するキャップ部材を備えており、該下壁面は該シェルの該内壁面に隣接して配置されることを特徴とする請求項35の該ヘルメット。
【請求項37】 第1及び第2端部を有するボルトが各ブッシングと各フエースガードコネクターとを通過するようにされており、そしてナットが該ボルトの第2端部を受けており、それにより該フエースガードが該シェルの各側部に取り付けられることを特徴とする請求項36の該ヘルメット。
【請求項38】 各キャップ部材の該上壁面が対応するナットを受ける凹部を有することを特徴とする請求項37の該ヘルメット。
【請求項39】 該キャップ部材の該凹部が該対応するナットを嵌合式に受けており、該凹部は該シェルに対する該ナットの回転運動を拘束することを特徴とする請求項38の該ヘルメット。
【請求項40】 該ナットがテーナットであり、該テーナットの部分が該ブッシング内に配置されることを特徴とする請求項39の該ヘルメット。
【請求項41】 各フエースガードコネクターは内面と外面とを有しており、各フエースガードコネクターは実質的に平行で、実質的に非共線的関係に配置された少なくとも2つのチャンネルを有しており、各チャンネルは該フエースガードの部分を受けることを特徴とする請求項29の該ヘルメット。
【請求項42】 該フエースガードが複数のワイヤ部材で形成され、各チャンネルがワイヤ部材を受けることを特徴とする請求項41の該ヘルメット。
【請求項43】 少なくとも1つのチャンネルが該フエースガードコネクターの該内面内に形成され、そして該少なくとも1つのチャンネル内に受けられた該ワイヤ部材が該フエースガードコネクターの該内面と該シェルの該外壁面との間に配置されることを特徴とする請求項42の該ヘルメット。
【請求項44】 ヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、2つの側部と、を備えており、そして該シェルの各側部は、着用者の耳と、頬の部分と、の概ね上に乗るよう適合された耳フラップを有しており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該ヘルメットは又、フエースガードを具備しており、該シェルの各側部は、該フエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合された、フエースガードコネクターを有しており、該ヘルメットは更に、該シェルの該内壁面に付随する衝撃吸収ライナーを具備しており、該衝撃吸収ライナーは該シェル上に印加された衝撃力を吸収するよう適合された複数の弾性部材を有しており、そして該複数の弾性部材は該シェルの該後部と側部の該内壁面に沿って配置され、そして該シェルの該内壁面の各側上で、該衝撃吸収ライナーの該弾性部材の間に耳チャンネルが形成されそして各耳チャンネルは各耳フラップ内に形成された耳開口部に隣接して配置されることを特徴とする該ヘルメット。
【請求項45】 各耳チャンネルは、該シェルの該クラウンから該シェルの該耳フラップに隣接する該シェルの該下部縁面へ延びる該シェルの実質的に垂直な軸線と実質的に平行に配置された軸線に沿って延びることを特徴とする請求項44の該ヘルメット。
【請求項46】 該耳チャンネルが該耳開口部から該耳開口部の下の該シェルの該下部縁面まで実質的に遮られず、それにより該ヘルメットの着用者は、該着用者の該耳と該衝撃吸収ライナーの該弾性部材及び弾性パッド部材との間の実質的接触無しに、該ヘルメットを容易に着用し、又は外すことを特徴とする上記45の該ヘルメット。
【請求項47】 フットボールヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、2つの側部と、を備えており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該頭は基底面と前頭面に沿った面とを有しており、該着用者は2つの側部分を有する下顎を有しており、該シェルの各側部は該着用者の耳と、頬の部分と、の上に概ね乗るよう適合された耳フラップを有しており、各耳フラップはそのそれぞれの側部から概ね下方に延びており、各側部は、おとがいプロテクターの部分を該シェルに結合するよう適合された、おとがいプロテクターコネクターを有しており、各側部は、フエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合された、フエースガードコネクターを有しており、そして該フットボールヘルメットは又該外部シェル内と、該着用者の該頭の前頭面に沿った面の前と、そして該着用者の該頭の該基底面の下と、に配置された実質的な量のエネルギーフオームを具備することを特徴とする該フットボールヘルメット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフットボールヘルメット(football helmets)の様な、ヘルメットに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】接触スポーツ(contact sports)、特にフットボールのスポーツの様な種々の活動は、この様な活動中こうむる衝撃力(impact forces)による頭部への傷害から関係者を保護しようと企てるためにヘルメットの使用を要する。長年前に個人が彼等の頭部を保護しようと企てるためにヘルメットを着用し始めてからずっと、種々のタイプのヘルメットがフットボールスポーツで使用されて来た。当該技術で全て公知の様に、着用者の頭へヘルメット取り付けるために、典型的に、これらのヘルメットは、それらをフットボールのスポーツで使用するための必要強度(requisite strength)及び耐久性(durability characteristics)を有する、適当なプラスチック材料で一般に作られる、外部シェル(outer shell)と、該シェル内の或るタイプの衝撃吸収ライナー(shock absorbing liner)と、フエースガード(face guard)と、そして該ヘルメットの着用のおとがい(chin)付近にぴったり適合するおとがいプロテクター(chin protector)、又はおとがいストラップ(chin strap)とを含む。
【0003】長年に亘り、フットボールヘルメットの種々の部品に対し種々の改良が行われて来たが、しかしながら、一般に、フットボールヘルメットの全体的構成及び形状は長年に亘り同じに留まった。この点で、典型的フットボールヘルメットは該ヘルメットを形成するシェルの1部として耳フラップ(ear flap)を含み、そして該耳フラップは一般に着用者の耳と該着用者の頬(cheek)の部分との上に乗るが、しかしながら、典型的に該着用者の顎(jaw)は該ヘルメットの外部周囲を超えて外方に延び、それにより該着用者の該顎の大部分は該おとがいプロテクターにより保護されるのみであった。
【0004】一般に、従来のフットボールヘルメットは現在耳フラップを有し、その下部は首(neck)と、該耳フラップにより上に乗られたプレイヤーの顎骨(jawbone)の最後部部分の方へ内方にテーパーを有する。この構造の結果として、プレイヤーが彼又は彼女のヘルメットを動かす時、該ヘルメットが該プレイヤーの耳をクリアするように該ヘルメットの側(sides)又は耳フラップを外方に引く必要がある。更にこの点で、従来のヘルメットは又該プレイヤーの耳に隣接するパッド(pads)を有し、これらのパッドは一般に該耳フラップの下及び前の縁に沿って配置される。従来のヘルメットを脱ぐ時、これらのパッドも又該競技者の耳から引き離されねばならない。フットボールヘルメットの繰り返される着用と取り外しは該プレイヤーの耳に炎症(irritaton)を起こさせる。プレイヤーの耳の起こり得る炎症を防止するために、もしフットボールヘルメットの着用と取り外しがプレイヤーの耳との繰り返される摺動摩擦接触(sliding frictional contact)を引き起こさないならば望ましいことである。
【0005】従来のフットボールヘルメットは一般に金属又は熱可塑性材料製のフエースガード(face guards)を利用する。プレイヤーは練習及びゲーム中可成りの時間ヘルメットを着用するので、防護性を犠牲にせずに、該ヘルメットの重さを最小化することが望ましい。従来のヘルメットのフエースガードは該ヘルメットの側部のみならず該ヘルメットの前部上にも取り付けられるのが典型的である。かくして、該ヘルメットの側部に取り付けられるために該フエースガードは後方に伸びねばならない。もし該フエースガードの寸法が減じられ、それにより該ヘルメットで使用される該フエースガードの重さを減じられれば望ましい。
【0006】フットボールヘルメット、そして他のタイプの保護用ヘルメットが傷害の発生を防止することが望みであり、ゴールであるが、本発明のヘルメットのみならず従来技術のヘルメットに関しても、特にフットボールスポーツの性質のために、どんな保護器具又はヘルメットも、フットボールスポーツをプレイする個人への傷害を完全に、全てに亘っては防止出来ないことは注意すべきである。更に、フットボールの規則に違反であるが相手プレイヤーにバット(butt)、ラム(ram)又はスピア(spear)する様な、不適当な仕方でフットボールプレイヤーが彼のフットボールヘルメットを使用するなら、どんな保護器具もプレイヤーへの傷害を完全に防止することは出来ないことを注意すべきである。相手プレイヤーをバット、ラム又はスピアするヘルメットの不適当な使用は、フットボールプレイヤーの相手方への起こり得る傷害のみならず該フットボールプレイヤーへの重症の、頭部及び/又は首部の傷害、麻痺(paralysis)又は死に帰着する。本発明のそれの様な、どんなフットボールヘルメット、又は保護ヘルメットも、フットボールプレイヤーがフットボールのプレイ中に受けるかも知れない頭部、おとがい、又は首の傷害を防止出来ない。本発明のヘルメットはフットボールプレイヤーへの防護を提供すると信じられるが、どんなヘルメットもフットボールプレイヤーへの頭部傷害を全てに亘りそして完全に防止することは出来ず、将来も防止しないであろうと信じられる。
【0007】本発明のフットボールヘルメットは、前に提案された従来のフットボールヘルメットと比較すると、該ヘルメットを打つ衝撃力時引き起こされる傷害から該ヘルメットの着用者を保護しようと設計され、プレイヤーの耳への炎症り防止し、該着用者の顎(jaw of the wearer)へのより大きな防護を与え、そしてより軽量なフエースガードの使用を提供する利点を有する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に依れば、前記利点は本発明のフットボールヘルメットにより達成されると信じられる。本発明のフットボールヘルメットは、内壁面(inner wall surface)と外壁面(outer wall sueface)とを有する外部シェル(outer shell)を備えており、該シェルはクラウン部(a crown)、後部(a back)、前部(a front)、下方縁面(lower edge surface)と2つの側部(two sides)とを有しており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該着用者は2つのサイド部分(two side portions)を有する下顎(lower jaw)を有しており、該シェルの各側部は概ね、該着用者の耳と、頬の部分との上にある(overlie)よう適合された耳フラップ(ear flap)を有しており、各耳フラップは概ねそのそれぞれの側から下方に延びており、各耳フラップは該耳フラップに取り付けられた顎フラップ(jaw flap)を有しており、各顎フラップ該耳フラップから該シェルの該前部の方へ前方に延びておりそして該ヘルメットの着用者の下顎のサイド部分の上にあるよう概して延びるよう適合されており、各側部はおとがいプロテクターの部分を該シェルに結合するよう適合された、おとがいプロテクターコネクター(chin protector connector)を有し、各側部はフエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合された、フエースガードコネクター(face guard connector)と、そして衝撃吸収ライナー(shock absorbing liner)を該シェルの該内壁面の部分に結合するよう適合された、ライナーコネクター(liner connector)とを有する。本発明のもう1つの特徴は該フエースガードコネクターにより該ヘルメットの少なくとも両側に結合されたフエースガードがあり、各フエースガードコネクターは該フエースガード上に印加された、衝撃力を該シェル全体を通して実質的に全方向(substantially omni-directionally)に分布させるよう適合されたショックアブゾーバー部材(shock absorber member)を有することである。本発明のこの側面の更に進んだ特徴は各ショックアブゾーバー部材が該シェルの側部に形成された開口部内に配置されるグロメット(grommet)であることである。
【0009】本発明のもう1つの側面に依れば、該フットボールヘルメットは2つの側を有するおとがいプロテクターと、該おとがいプロテクターの各側に付随する少なくとも2つの柔軟部材と、を備えており、該少なくとも2つの柔軟部材は該シェルの該側部上のおとがいプロテクターコネクターの1つと係合するよう適合されている。本発明のこの側面のもう1つの特徴は該おとがいプロテクターコネクターが該シェルの該下部縁面内に形成された少なくとも2つのノッチを有し、少なくとも1つのノッチは該シェルの各側部上に配置され、そして該おとがいプロテクターの各側上の該柔軟部材の少なくとも1つは該シェルの各側部上のノッチの少なくとも1つを通過していることである。本発明の更に進んで側面は該少なくとも2つのノッチは該シェルの各耳フラップに隣接する該シェルの下部縁面内に配置されてもよいことである。本発明のこの側面の追加的特徴は該おとがいプロテクターコネクターが該シェルの各側部内に形成された少なくとも1つのスロットを含み、そして該おとがいプロテクターの各側上の該柔軟部材の少なくとも1つが該少なくとも1つのスロットを通過することである。
【0010】本発明のもう1つの側面に依れば、該フットボールヘルメットは該ライナーコネクターにより該シェルの該内壁面に付随させられた衝撃吸収ライナーを有する。本発明のこの側面の追加的特徴は該衝撃吸収ライナーが該シェル上に印加された衝撃力を吸収するよう適合された複数の弾性部材を有し、そして該複数の弾性部材は該シェルの該後部及び側部の内壁面に沿って配置され、該シェルの顎フラップの各々の部分の該内壁面上に配置された少なくとも1つの弾性パッド部材を有することである。本発明のこの側面の更に進んだ特徴は該少なくとも1つの弾性パッド部材(resilient pad members)は該複数の弾性部材と不可欠に形成されてもよく、或いは少なくとも1つの弾性パッド部材は該複数の弾性部材に解除可能に取り付けられてもよいことである。本発明のこの側面の追加的特徴は該シェルの該内壁面の各側で、該衝撃吸収ライナーの該弾性部材の少なくとも1つと、該顎フラップの部分の内壁面上に配置された該少なくとも1つの弾性パッド部材との間に耳チャンネル(ear channel)が形成されてもよく、そして各耳チャンネルは各フラップ内に形成された耳開口部(ear opening)に隣接して配置されてもよいことである。
【0011】本発明のもう1つの側面は該外部シェルが該ヘルメットの該クラウンから下方に延びる垂直な縦軸線を有してもよく、そして各耳フラップは該外部シェルの該縦軸線に実質的に平行な面内に概ね横たわってもよいことである。本発明のこの側面のもう1つの特徴は該ヘルメットの該外部シェルが該クラウンから下方に延びる垂直な縦軸線を有してもよく、そして各顎フラップが該外部シェルの該縦軸線に実質的に平行な面内に概ね横たわってもよいことである。
【0012】前に提案された従来のフットボールヘルメットに比較すると、本発明の該フットボールヘルメットは、フットボールのゲームをプレイ中該フットボールヘルメット上に印加される衝撃力により引き起こされる傷害に対しフットボールプレイヤーに防護を提供し、該ヘルメットの着用者が着用及び外すのにより容易でプレイヤーの耳への炎症を最小化するフットボールヘルメットを提供し、着用者の顎用の防護を提供し、そしてより小さく、かくしてより軽量なフエースガードを提供する利点を有すると信じられる。
【0013】本発明はここに示す好ましい実施例と連携して説明されるが、これは本発明をそれらの実施例に限定するように意図されていないことは理解されるであろう。反対に、付属する請求項により規定される本発明の精神と範囲内に含まれる全ての代替え、変型そして等化物をカバーするよう意図されている。
【0014】
【実施例】図1,1Aそして19では、本発明のフットボールヘルメット30が、外部シェル31、耳フラップ32を一般的に備えるよう示されており、各耳フラップ32は顎フラップ33,おとがいプロテクターコネクター34,フエースガードコネクター35そしてライナーコネクター36を有する(図14)。外部シェル31は、当該技術で公知の、その1つがレキサンアール(LEXAN R)として公知の、ポリカーボネートプラスチック材料の様な、フットボールヘルメット、又は他のタイプの保護用ヘルメットとして機能するに必要な強度と耐久性を有する何等かの適当なプラスチック材料で作られるのが好ましい。外部シェル31は内壁面37(図12)と外壁面38を有する。シェル31は更にクラウン39,後部40,前部41,下部縁面42そして2つの側部43(図1及び1A)及び44(図19)を有する。当該技術で公知の様にそしてこの後詳細に説明される様に、シェル31は該ヘルメット30の着用者46の頭45を受けるよう適合されており、該着用者46は2つのサイド部分48(図19)を有する下顎47(図19)を有しており、該顎47の該右サイド部分48のみが図解されている。図19に示す様に、下顎47は該頭45の前部に向かって該着用者の頭45のおとがい49に概ね隣接して終了し、そして該下顎、すなわちマンデイブル(mandible)47、は着用者46の耳50に概ね隣接しその前で上顎とのその結合を終了する。
【0015】なお図1、1Aそして19を参照すると、該シェル31の各側部43,44は耳フラップ32を備え、該左耳フラップ32は図1,1Aに示され、該右耳フラップ32は図19で図解され、そして耳フラップ32は該着用者46の耳50(図19)及び頬52の部分の概ね上にあるよう適合されている。各耳フラップ32はそのそれぞれの側43,44から概ね下方に延び、一般にクラウン39からシェル31の下部縁面42の方へ下方に延びる方向で延びている。各耳フラップ32は顎フラップを有し、左顎フラップ33が図1及び1Aに図解され、右顎フラップ33が図19に図解されている。各顎フラップ33はその対応する耳フラップ32から該シェル31の前部41の方へ前方へ概ね延び、そして図19で見られる様に、該ヘルメットの着用者46の下顎47のサイド部分48の上にあるよう概ね延びるように適合されている。
【0016】図19に示す様に、顎フラップ33は着用者46のおとがい49の方へ配置された下顎47の前方へ配置された部分55の上にあるよう前方に延びて示される。図19に図解される様に、顎フラップ33は着用者46のおとがい49の側の上にあるのに充分な程前方へ延びている。この点で、本発明のヘルメット30は、該ヘルメットの特定の着用者の頭の寸法に依り、種々の寸法の外部シェル31を有して一般に作られることを注意すべきである。図19では、ヘルメット30の着用者の平均の寸法の頭であると信じられるものの上にヘルメット30がスーパーインポーズされて示されているが、そこでは顎フラップ33は、着用者46の該おとがい49の側の上に乗ることも含め、着用者46のおとがい49に隣接する下顎47の前方へ配置された部分55を含む、下顎47の全体のサイド部分48の上に概ね乗るように示される。図19は、該着用者の頭から離れ外方へ大幅に延びるおとがいの様な、全ての寸法の頭と全てのタイプのおとがい構造の表現でないので、本発明のヘルメット30を着用する誰かが顎フラップ33の外側周辺を超えて外方に延びる彼又は彼女のおとがいの僅かな側部分を有するかもしれないことは恐らく起こり得ることは理解されるべきである。顎フラップ33がヘルメット30の仮想的全着用者の下顎47の少なくとも前方に配置された部分55の上に乗るだろうことは信じられる。この点で、本発明の該顎フラップ33を有しない、従来の耳フラップの、図19で仮想線で示された外側周辺60は従来のヘルメットの着用者の下顎、又はマンデイブル、47の前方に配置された部分55の上に乗ることはない。更に、従来のフットボールヘルメットの該耳フラップは事実上従来のヘルメットの着用者のおとがい49の上には決して乗らない。
【0017】図12,19そして20を参照すると、該外部シェル31はクラウン39から概ね下方へ延びる垂直な縦軸線61を有し、各耳フラップ32は概ね、シェル31の該縦軸線61に実質的に平行な面内に横たわる。同様に、各顎フラップ33も又概ね、該外部シェル31の該縦軸線61に実質的に平行な面内に横たわる。シェル31のクラウン39は、シェル31を通る空気通路を可能にする少なくとも1つの、そして好ましくは複数の換気開口部、又は空気ベント(air vents)、62を備えてもよい。ベント62は、頭45と接触することにより加熱された、着用者46の頭45に隣接する空気が、開口部62を通して外方へベントされ、通されることを可能にし、それはヘルメット30の着用者46に与えられるべきより大きな快適性に貢献する。
【0018】図1,1A、8そして15を参照して、本発明のフエースガードコネクター35が詳細に説明される。フエースガード65は、当該技術で公知の様な、フットボールヘルメットフエースガードとして機能するために必要な強度と耐久性を有する何等かの適当な材料で形成されてもよい、複数のワイヤ部材で形成される。該ワイヤ部材66は何等かの適当な鋼の様な、そして当該技術で公知の、金属材料で形成されるのが好ましく、該ワイヤ部材66は適当なプラスチックコーテイングを備えてもよい。追加的に、該ワイヤ部材66は無垢の、又はチューブ状の断面形状であってもよい。代わりに、ワイヤ部材は、この材料も又フットボールヘルメットフエースガードの機能を果たすに必要な強度と耐久性とを有している何等かの適当なプラスチック材料で形成されてもよい。フエースガードコネクター35は該フエースガード65の部分をシェル31に結合するのに適合されている。フエースガードコネクター35はシェル31の各側部43,44上に配置される。フエースガードの1実施例は図1,1Aそして8で示されるが、一方フエースガードコネクターのもう1つの実施例が図15及び17で図解される。一般に、フエースガードコネクター35の該2つの実施例は実質的に同様であり、そこでは同じ部品は同一参照数字で説明され、そして主要な参照数字は、同じ又は同様な機能であるが、異なる構造又は形状を有する部品と関連して使用される。
【0019】図1,1A、2そして8の該ヘルメット30と関連して使用される該フエースガードコネクター35の詳細は図3及び4で図解されるが、図15の該フエースガードコネクター35の構造の詳細は図15及び17で図解される。図3,4,8そして15を参照すると、本発明のフエースガードコネクター35は該フエースガード65に印加された、衝撃力をシェル31を通して実質的に全方向に分布させるよう適合されたショックアブゾーバー部材67を有するよう示される。好ましくは、各ショックアブゾーバー部材67はシェル31の側部43,44内に形成された開口部69内に配置されたグロメット68であるのがよい。グロメット68は、該フエースガード65上に印加された衝撃力のヘルメット30のシェル31全体を通しての実質的に全方向分布を可能にするように機能するゴム、又は何等かの他の適当なエラストマー材料で形成されてもよい。好ましくは、グロメット68は合成ゴムで形成されるのがよい。この点で、フエースガード65はフットボールのゲーム中種々の方向の衝撃力をこうむる。例えば、タックルされた時プレイヤーが大地に当たると、彼又は彼女のフエースガードはフエースガード65の最下部の中心70(図1)で大地に当たり、それはフエースガード65上に上方に印加された力となる。同様に、もう1人のプレイヤーのヘルメット又は手がフエースガード65のワイヤ部材71(図1)上を下方に押すかも知れず、かくしてフエースガード65上に下方へ延びる衝撃力を印加する。加えて、プレイヤーのフエースガードがヘルメット30の側部43,44の1つからの方向で打たれ、それはフエースガード65上に印加される側方の又は横の衝撃力であるであろう。勿論、衝撃力は、フエースガード65を打つ又はそれに衝撃を与えることが可能などんな方向からもフエースガード65上に印加され得ることは当業者には容易に明らかになるであろう。この後一層詳細に説明される様に、衝撃力がフエースガード65に印加されると、ショックアブゾーバー部材67,又はグロメット68は該フエースガード上に印加される衝撃力を吸収、又は減衰させ、そして該衝撃力を該シェル31を通して実質的に全方向に分布させるよう機能する。
【0020】グロメット68はそれを通過する開口部73を有する円形部材72である。図3で見られる様に、各円形部材72は、該シェル31の内壁面37と隣接する内部の、環状の又は円形のリップ74と、該シェル31の外壁面38と隣接する外部の、環状のリップ75とを含む。該フエースガードコネクター35の各々は図3で見られる様に該グロメット68の1部を密接な嵌合、隣接関係で受ける凹部76(図4)を有する。好ましくは、該外部の、環状のリップ75は該凹部76内で受けられるのがよい。図3,8そして15で示される様に、ブッシング77はグロメット68を通過する開口部73内に配置されてもよい。好ましくは、該ブッシングはフットボールヘルメットフエースガードコネクターの部分として機能するために必要な強度と耐久性とを有する適当なプラスチック材料製であるのがよい。好ましくは、ブッシング77はサーリンアール(SURLYN R)の様な、熱可塑性材料で形成されるのがよい。ブッシング77は上壁面79(図3)と下壁面80(図8及び15)とを有するキャップ部材78を備えてもよく、該下壁面80は該シェル31の該内壁面37に隣接して配置されている。第1及び第2端部83,84を有するボルト82は各ブッシングと、各フエースガードコネクター35の該フエースガードコネクターボデイ部材、又はクリップ、85,85’と、を通過してもよい。ナット86は該ボルト82の第2端部84を受ける。
【0021】ボルト82がナット86に対し回転可能にねじ込まれ回転されることにより、フエースガード65はシェル31の各側部43,44に取り付けられてもよい。万一プレイヤーが受傷してフエースガード65を外すことが必要になると、取り外しの容易さのために該シェルの外側から挿入されることが好ましいが、ボルト82はシェル31の外側から挿入されても、その配置は逆にされることも出来ることを注意されるべきである。各キャップ部材78の上壁面79は対応するナット86を受ける凹部87を有してもよい。キャップ78の該凹部87は好ましくは該対応するナット86を嵌合式に受けそして凹部87は該ナットのシェル31に対する動きを拘束するのがよい。好ましくは、該ナット86は、上部長方形部材89と、ブッシング77内に受けられ、配置されるねじ付き円筒部材90とを有するテーナット(T-nut)88であるのがよい。
【0022】本発明のフエースガードコネクター35の各々はフエースガードコネクターボデイ部材85,85’を有する。図3,4そして8を参照して、フエースガードコネクターボデイ部材85が説明される。フエースガードコネクター85は内面又は内壁面、91と外面、又は外壁面、92を有する。各フエースガードコネクターボデイ部材85は実質的に平行で、実質的に非共線的な関係に配置された少なくとも2つのチャンネル93,94を有し、各チャンネル93,94は該フエースガード65の部分を受ける。好ましくは、その両側部上のフエースガード65は、図8に示す様なワイヤ部材66a、66b、66c、そして66dにより形成された様な、実質的に長方形の開口部を有する複数のワイヤ部材を備え、ワイヤ部材66b及び66dはそれぞれチャンネル93,94内に受けられる。好ましくは、該チャンネル93,94の少なくとも1つは該フエースガードコネクターボデイ部材85の内面91内に形成され、該ワイヤ部材66b、66dは該少なくとも1つのチャンネル内で受けられ、それにより該ワイヤ部材66b、66dは該フエースガードコネクターボデイの内面91と、シェル31の外壁面38と、の間に配置される。好ましくは、図3と8に示される様に、両チャンネル、93,94は該フエースガードコネクターボデイ部材85の内面91内に形成されるのがよい。フエースガードコネクターボデイ部材85のみならずこの後説明されるべき、フエースガードコネクターボデイ部材85’も、好ましい熱可塑性材料の様な、フエースガードコネクターの部分として機能するのに必要な強度と耐久性を有する何等かの適当な材料で作られるのがよい。それが該シェル31の外部輪郭に容易に適合することが出来るようにボデイ部材85に柔軟性を提供するために開口部95が該フエースガードコネクターボデイ部材内に形成されてもよい。
【0023】図15と17を参照すると、フエースガードボデイ部材85’はボデイ部材85のそれと設計で類似していることが分かる。ボデイ部材85’は、ボデイ部材85’がボデイ部材85’の外面92’内に形成されたアクセス通路96を有する点で、ボデイ部材85のそれと異なる。アクセス通路96はシェル31内に配置された膨張ポート(inflation port)97と整合され、膨張ポート97へのアクセスを提供するよう適合されそして、この後説明されるべき、衝撃吸収ライナーが膨張することを可能にする。アクセス通路はボデイ部材85’の一端部に形成された半円形ノッチ98であってもよい。
【0024】図1と1Aで見られるヘルメット30は、その1つだけが図1と1Aで図解されるが、従来のフエースガードクリップ99を備えてもよく、それはフエースガード65の上部部分をシェル31の該前部41に取り付けるため使用される。フエースガードクリップ99の構造の詳細は図5と6に示される。プレイヤーの顔にアクセスするか又はプレイヤーのヘルメット30の除去をより良く助けることが必要な場合に、フエースガードコネクター35からのボルト82の取り外し時そしてフエースガードコネクターボデイ部材85,85’の取り外し時、フエースガード65はフエースガードクリップ99の周りで上方に回転されてもよい。この点で、ボルト82と、フエースガードコネクターボデイ部材85,85’と、を取り除くために、ねじドライバーの他の何のツールも要しない。ブッシング77とナット86との間の摩擦力が回転からナット86を拘束し、一方ボルト82はそこからねじ戻されない。
【0025】本発明のフエースガードコネクター35はフットボールヘルメット30でのその使用に関して特に説明されたが、フエースガードコネクター35,特にそのショックアブゾーバー部材67が、他のタイプの防護ヘルメットと連携して利用され得ることは注意されるべきである。例えば、或る種のフエースガードが一緒に使用される他のタイプのヘルメットは例えば、ラクロス(lacrosse)ヘルメット、ホッケイ(hockey)ヘルメット、そして、とりわけ、野球バッターのヘルメットを含む。
【0026】図1と1Aを参照すると、各ヘルメットはおとがいプロテクター100の部分をシェル31に結合するためのおとがいプロテクターコネクター34を有する。おとがいプロテクター100は従来のデザインでもよく、2つの側101,102と、該おとがいプロテクターの各側101,102に付随する少なくとも2つの柔軟部材103,104と、を有する。おとがいプロテクター100の側102に付随する、柔軟部材103、104だけが図解されている。該少なくとも2つの柔軟部材、又はストラップ部材、103,104はシェル31の該側部43,44上の該おとがいプロテクターコネクター34の1つと係合するよう適合されている。おとがいプロテクター100は当該技術で公知の従来のおとがいカップ(chin cup)105を有してもよい。本発明の、おとがいプロテクターコネクター34の2つの実施例が図1と1Aで示される。
【0027】図1A、1B、15,そして19を参照すると、おとがいプロテクターコネクター34はシェル31の下部縁面42内に形成された少なくとも2つのノッチ107,108(図19)を有し、少なくとも1つのノッチはシェル31の各側部43,44上に配置されている。図1Aと1Bに示される様に、該おとがいプロテクター100の各側上の柔軟部材103,104の少なくとも1つは該シェル31の各側部43,44上のノッチ107,108の少なくとも1つ107を通過する。好ましくは、唯1つのノッチが該シェルの各側部43,44上の該シェル31内に形成されるのがよいが、しかしながら、もし望むなら、従来のノッチが該シェルの該側部上に形成されることも出来る。好ましくは、ノッチ107,108は一般にV形ノッチがよいが、しかしながら、もし望むなら、他の形のノッチが利用されることも出来る。図1Aと1Bに示される様に、柔軟部材、又は柔軟なストラップ部材104がノッチ107を通過する。当該技術で公知の様に、おとがいプロテクター100は各側上に上部及び下部柔軟部材103,104を有し、該上部柔軟部材、又は柔軟なストラップ部材103は従来のスナップコネクターによる様に該シェル31に解除可能に取り付けられ、該スナップ109の雄部分(図15と19)、は上部ストラップ103(図1A)上に設置されたブラケット111に担われた雌スナップコネクター110と協力する。
【0028】ヘルメット30は各耳フラップ32内の耳開口部112を各々提供され、着用者46の耳50に隣接して配置されるよう適合された該耳開口部112は該着用者46への音の伝達を可能にする。耳開口部112は概ね円形の形状を備え、耳開口部112は一般に切頭3角形の形状を有し、追加的なより小さい開口部112’が主耳開口部112の後方に配置されている。好ましくは該ノッチ107,108は該シェル31の下部縁面42内に配置されるのがよく、そして図19で見られる様に、該ノッチ107,108は該耳開口部112の実質的に、直接下に配置されるのが好ましい。図1Aと1Bに見られる様に、各下部柔軟部材104の第1部分115はシェル31の内壁面37に隣接して配置され、ストラップ部材104の第2部分116はノッチ107を通過し、そして該柔軟部材又は下部ストラップ部材104の第3部分117はシェル31の外壁面38に隣接して配置される。各下部ストラップ部材104の該第3部分117はシェル31の外壁面38上に配置されたおとがいプロテクターコネクター34の部分に好ましくは解除可能に取り付けられるのがよい。前に説明した様に、好ましくは、ストラップ104は雌雄スナップコネクター109,110、そしてブラケット111により解除可能に取り付けられるのがよい。前記説明のおとがいプロテクター100は、4点フックアップ(4 point hookup)、又は”ハイフックアップ(highhookup)”おとがいプロテクター、又はおとがいストラップと一般に呼ばれ、それは、特にプレイヤーがヘルメット30への衝撃力をこうむった時、着用者の頭に対しヘルメット30のよりよい安定性を提供すると信じられる。
【0029】前記説明の様に、本発明の耳フラップ32は該外部シェル31の縦軸線61に実質的に平行な面内に横たわるよう一般に配置されるので、おとがいプロテクターコネクター34のノッチ107,108は、該下方ストラップ104が、耳フラップ32の外壁面の周りに滑るよう自由になることを防止することにより、該下部おとがいストラップ、又は柔軟部材104の改良された安定性を提供するため役立つ。該ノッチ107,108は該下部おとがいストラップ104の自由摺動を防止するために該下部ストラップ部材104を有効に”キャッチする(catch)”と信じられる。一般に、もしヘルメット30がフエースマスク65上の下方への衝撃力に供されるなら、ヘルメット30は該耳開口部112の僅か上に配置された仮想旋回軸上の点(virtual pivot point)の周りで前方へロールする傾向がある。このローリング効果は該下部ストラップコネクター109,110と該ヘルメットの着用者のおとがい49の間に作用する力により抵抗されるのが典型的である。該仮想旋回軸上の点から該下部おとがいストラップ104の下部スナップ結合部が離れて配置される程、ローリングに対する該ヘルメット30の抵抗は良くなる。ノッチ107は、該仮想旋回軸上の点から更に離れた位置へ該ストラップの力の作用線を向け直すことにより該望ましくないローリング効果に抵抗するのに役立つ。
【0030】図1と2と7を参照して、本発明のおとがいプロテクターコネクター34のもう1つの実施例が説明される。この実施例、おとがいプロテクターコネクター34で,少なくとも1つのスロット120がシェル31の各側部43,44内に形成され、該柔軟部材103,104の少なくとも1つが該少なくとも1つのスロット120を通過する。好ましくは、該少なくとも1つのスロット120はシェル31の各側部43,44内に形成されるのがよく、そして該少なくとも1つのスロット120はシェル31の各耳フラップ32内に配置されるのがよい。好ましくは、唯1つのスロット120が該シェル31の各側用に提供されるのがよい。加えて、該少なくとも1つのスロット120は各耳開口部112の前方へ配置され、そして該シェルの前部41と各耳開口部112の間に位置付けられるのが好ましい。図7で示される様に、スロット120は該シェルの内外壁面37,38に対しテーパーが付けられ、それにより柔軟部材又はストラップ部材、104を破損させ得る鋭利な縁が避けられる。又ストラップ部材104は、前記説明の様に、雌雄スナップコネクターとブラケット109−111による使用法に依る様にシェル31に解除可能に取り付けられる。下部ストラップ部材104に付随する下部スナップ結合を解除すると、該おとがいプロテクター104は該ヘルメットの着用者のおとがいに対し弛められ、それにより該ヘルメットの着用者は彼又は彼女の頭からヘルメット30を取り外してもよい。ヘルメット30を取り外すために、上部柔軟ストラップ部材30を係合解除、又はスナップ外しする必要はない。
【0031】本発明のヘルメット30は好ましくはライナーコネクター36によりシェル31の内壁面に付随させられた衝撃吸収ライナー125を有する。好ましくは該衝撃吸収ライナー125は該ライナーコネクター36によりシェル31の内壁面37に解除可能に結合されているのがよい。好ましくは該ライナーコネクター36はフックアンドループフアスナー組立体(hook and loop fastener assembly)126を有するのがよく、該組立体は、ベルクロアールアタッチメント(VELCROR attachment)と一般に呼ばれ、当該技術により公知の様に、該フックアンドループ組立体(hook and loop assembly)126,127の部分を該衝撃吸収ライナー125と該シェル31の該内壁面37上に置くことに依っている。
【0032】図14と16に示す様に、衝撃吸収ライナー125は一般に、該シェル31上に印加される衝撃力を吸収するよう適合された複数の弾性部材130を有し、該複数の弾性部材130はシェル31の後部40及び側部43,44の内壁面37に沿って配置される。衝撃吸収ライナー125の一般的構造は本出願と共通に譲り渡される米国特許第5、263、203号で開示されており、その特許は引用によりここに組み入れられる。衝撃吸収ライナー125,125’は各々、該シェル31の後部40内に配置された開口部、又はポートと嵌合する膨張弁(inflation valve)131を有してもよく、それにより衝撃吸収ライナー125,125’は望まれる様に膨張させられ得る。衝撃吸収ライナー125,125’は各々、シェル31の顎フラップ33の各々の部分の内壁面136上に配置された少なくとも1つの弾性パッド部材135を有する。弾性パッド部材の2つの実施例が図解される。弾性パッド部材135の第1実施例は図1,1A、2,8,12そして14で示される。弾性パッド部材135のもう1つの実施例が図15と16に図解されている。該少なくとも1つの弾性パッド部材、又は顎パッド、135は該衝撃吸収ライナー125,125’の該複数の弾性部材130と必須不可欠に形成されることも出来るが、該弾性パッド部材135は衝撃吸収ライナー125を形成する該複数の弾性部材130に解除可能に取り付けられるのが好ましい。図14と16で見られる様に、該衝撃吸収ライナー125,125’の各々は第1及び第2端部140,141を有し、そして該衝撃吸収ライナー125,125’は該端部140,141の各々に配置されたコネクター部材145,145’を有する。該コネクター部材145,145’の各々は該顎フラップ33の部分の内壁面136上に配置された該弾性パッド部材135の少なくとも1つを該衝撃吸収ライナー125,125’に結合するよう適合されている。
【0033】図8と14に示す様に、該少なくとも1つの弾性パッド部材135の1実施例は顎パッドであってもよい。該少なくとも1つの弾性パッド部材のもう1つの実施例は顎パッド150’として図15と16で見られる。該弾性パッド部材135、又は顎パッド150,150’の各々は、顎パッド150の実施例の場合は少なくとも1つの、そして好ましくは3つの弾性パッド部材151,152,153を、そして図16の、弾性パッド部材135、又は顎パッド150’の実施例では2つの弾性パッド部材151’と152’を含む。前に説明した様に、該弾性パッド部材135又は顎パッド150,150’の各々はコネクター部材145,145’により、該衝撃吸収ライナー125,125’の該弾性部材130に解除可能に取り付けられる。好ましくは該コネクター部材145,145’は顎パッド150,150’を含む該弾性パッド部材の少なくとも1つをつり下げる(suspends)つり具(sling)160,160’であるのがよい。例えば、図1A、8そして14に示す様に、弾性パッド部材151はつり具160からつり下げられる。同様に。図15と16に示す様に、顎パッド150’の弾性パッド部材151’はつり具160からつり下げられる。つり具160は、その中に弾性パッド部材151の外部形状、又は周囲を、好ましくは密接に適合する又は嵌合する、ぴったりした嵌合関係で、受ける開口部161を有するのがよい。同様に、つり具160’は、顎パッド150’の弾性パッド部材151’の外周を、これ又好ましくは嵌合する、ぴったりした嵌合関係で、受ける開口部161’を有するのがよい。顎パッド150,150’の各々は又、顎パッド150,150’をシェル31の内壁面37に、そして好ましくは該シェル31の該顎フラップ33の部分の内壁面136に、解除可能に取り付けるために、ベルクロアール(VELCRO R)の様な或るフックアンドループフアスナー材料、162,163(図8)と162’、163’(図15)を有するので、該弾性パッド部材151,151’の開口部161,161’との間の嵌合関係はぴったりした、摩擦的関係である必要はないことは注意されるべきである。それは、該顎パッド150,150’を解除可能に取り付けるために作用する該フックアンドループフアスナー材料162,163そして162’及び163’を用いて、該顎パッド150,150’をそれらの望まれる位置に位置付けるために位置付け目的のみのためのルースな取付関係であってもよい。
【0034】図12と14を参照すると、該少なくとも1つの弾性パッド部材135、又は顎パッド150が衝撃吸収ライナー125に付随することを含めて、衝撃吸収ライナー125がシェル31の該内壁面37に付随する時、耳チャンネル(ear channel)170が、該衝撃吸収ライナー125の弾性部材130の少なくとも1つと少なくとも1つの弾性パッド部材135、又は顎パッド150との間で該シェル31の各側部上に形成される。各耳チャンネル170は耳フラップ32内に形成された耳開口部112に隣接して配置される。例えば、図12と14を参照して、耳チャンネル170は、1つの側で弾性部材130aによりそしてもう1つの側で弾性パッド部材151と152により形成されそして境界を付けられる。図解される様に、耳チャンネル170の上端は弾性部材130bにより境界を付けられる。同様に、図16で見られる様に、耳チャンネル170は1つの側で弾性部材130aにより、そしてもう1つの側で弾性パッド部材151’と152’により境界を付けられる。該耳チャンネルの頂部は弾性部材130b’により境界を付けられてもよい。該耳チャンネル170の各々は、該シェル31のクラウン39から該耳フラップ32に隣接する該シェル31の下部縁面42まで延びる該シェル31の実質的に垂直な縦軸線61に実質的に平行に配置された軸線71に沿って延びるのが好ましい。該耳チャンネル170はかくして該耳開口部112から該耳開口部112の下の該シェル31の下部縁面42まで実質的に遮られず、それにより該着用者の耳と該衝撃吸収ライナー125,125’の弾性部材130及び弾性パッド部材135との間実質的接触無しに、該ヘルメットの着用者は該ヘルメット30を容易に着用し又は脱いでよい。耳チャンネル170は該プレイヤーの耳の炎症を防止及び/又は最小化するだろうと信じられる。
【0035】図8−11を参照すると、顎パッド150の構造の詳細が図解される。一般に、弾性パッド部材135,又はパッド151,152,153は室又はハウジング178、179,180内に配置されたパッデイング材料の1層175又はパッデイング材料の2層176,177を有してもよい。該室178−180はフットボールヘルメット用の、弾性部材、又はパッド部材として機能するために、当該技術で公知の、必要強度及び耐久性を有するどんな適当なプラスチック材料で形成されてもよい。もし望むならば、該室178−180の全てはパッデイング材料の1層で充たされることも出来るが、或いは該室の幾つかは1層で充たされ、他の室はパッデイング材料の2つ以上の層で充たされることも出来る。代わりに、該弾性パッド部材135、又はパッド151−153の少なくとも1つは又、空気の様な流体の、加圧されたものの様な、流体を含むことも出来る。図8−11に示す顎パッド150の実施例では、パッド151と153はパッデング材料の1層で充たされており、パッデイング材料の少なくとも1層176に加えたパッド152は流体を含んでおり、そして該流体は加圧されてもよい。好ましくは、該流体は空気であるのがよい。図9に示す様に、パッド152は好ましくはそのそれぞれのハウジング、又は室179内に、パッデイング材料の2層、176,177を有するのがよい。種々のパッデイング材料が層175−177用に使用出来る。当該技術で公知の様に、例えば、ピーブイシーニトリルフオーム(PVC nitrile foam)、ラバーフオーム(rubber foam)、又はポリウレタンフオームが利用してもよいフオームパッデイング材料(foam padding materials)の例である。パッド152に於ける様に、パッデイング材料の多層が利用される時、176の第1層は、エネルギー又は力減衰用、フオームと一般に称される前記のタイプのフオーム材料の1つであってもよく、そしてフオームパッデイング材料の第2層177は当該技術で公知の、装着、又は快適フオーム(fitting, or comfort, foam)と一般に称される、”よりソフトな(softer)”フオームである。又前記説明のパッドの構造での材料の例は本出願の現在の譲り受け人に共通に譲り渡される米国特許第3,882,547号で見出され、該特許は引用によりここに組み入れられる。該加圧流体、又は空気は、1端でハウジング179の内部と流体的に連通し、そしてそのもう1つの端部で適当な膨張弁182と流体的に連通する、空気チャンネル181による様に、室、又はハウジング179の内部へ提供されてもよい。膨張弁182は、空気チャンネル181と流体的に連通する出口オリフイス185を有する従来の、圧縮可能なニードル弁部材184へのアクセスを可能にする入り口オリフイス183を備える。加圧流体、又は空気の望まれる量を空気チャンネル181内へ提供し、かくして望まれる様に、室、又はハウジング179を膨張させるために、当該技術で公知の様に、従来の膨張ニードル(conventional inflation needle)を有する従来の手持ちポンプが該ニードル弁部材184を通して挿入されてもよい。その中に含まれるフオームパッデイング材料と組み合わせて、室179の膨張は、該ヘルメットの着用者の頭の形まで、顎パッド150を含むヘルメットを適切に寸法決めするのに役立つ。空気チャンネル181は、図9と11で示す形状に一緒にヒートシールされる適当な熱可塑性材料の2層による様に、空気チャンネル181の形状に形成された何等かの従来のプラスチック材料により形成されてもよい。膨張弁182は、図14に示す様に、パッド152が、望まれる様に、膨張させられた後、膨張弁182が顎パッド150上へと戻るよう折り畳まれる時、開口部187の境界内に受けられる環状シート186を有してもよい。
【0036】図15と16を参照すると、顎パッド150’は構造が顎パッド150と同様である。又パッド151’はフオーム175’の1つの、固体層を有する室178’を備え、パッド152’は、もし望むなら、室、又はハウジング179’内に配置されたフオームの多数層を有してもよい。もし室179’内に流体を供給することを望むなら、パッド150’は又、前に記述した様に、翻ると室179’の内部と流体的に連通する様な、空気チャンネル181’と流体的に連通する膨張弁182を有してもよい。図15に示す様に、パッド150’用の膨張弁182はシェル31の外壁面38内に配置される膨張ポート97に付随しており、膨張ポート97は今度はシェル31の内壁面37へと該シェル31を通過する。かくして、顎パッド150’の該膨張弁182はシェル31の外部からアクセス可能であるが、パッド150の膨張弁182はシェル31の内部からアクセス可能である。顎パッド150’のパッド152’用の室、又はハウジング、179は何等かの適当な外形形状を有してもよいが、しかしながら、一般には、図16に図解する様に、多角形の形状を有する。耳チャンネル170の1つの側を規定する、室179’の2つの外壁面190,191は概ね円い形状であり、耳チャンネル170内へ延びる鋭い突出部はない。顎パッド150’のハウジング又は室179’は少なくとも3つの側を有し、5つの側が図15と16の実施例で図解されている。顎パッド150’が3つより多い側を有するのみならず、もしそれが円の形状で形成されるなら、唯1つの外周も有し得ることは当業者には容易に明らかであるべきである。
【0037】図12と13を参照すると、クラウン衝撃吸収パッド200は好ましくはクラウン39の下のシェル31の該内壁面37に隣接して配置されるのがよい。好ましくは、クラウン衝撃吸収パッド200は膨張可能で、シェル31のクラウン39内に形成された開口部(示されてない)内で受けられ、クラウン衝撃吸収パッド200が膨張されるのを可能にする、膨張弁201を有するのがよい。又クラウン200は、シェル31内にクラウンパッド200を位置付け、保持するために、シェル31内の開口部205内に受けられる位置付け部材202,又はスナップ部材203、又はプッシュインプラグ(push-in-plug)204を有してもよい。クラウン衝撃吸収パッド200はどんな適当な構造でもよく、そしてその中に配置された適当な衝撃吸収フオーム材料の1層又は多層を有してもよい。図12で見られる様に、シェル31の該前部41は当該技術で公知の様に、従来の額パッド(brow pad)210を有してもよい。
【0038】図8,14−17、そして19で見られる様に、顎パッド150,150’を有する、本発明の該ヘルメット30は、前に提案されたヘルメットに比較した時、該ヘルメットの着用者の体の前頭面に沿った面(coronal plane)の前そして該ヘルメットの着用者の頭の基底面(basic plane)の下に配置された、実質的な量のエネルギー、又は力減衰用、フオーム、又はパッデイング材料を提供する。エネルギー又は力減衰用フオーム又はパッデイング材料は、少なくとも約5PCF(ポンド/立法フイート)の密度及び8PSI(ポンド/平方インチ)の少なくとも約25%圧縮歪み(ASTM D−1056基準)を有する、PVCニトリル・フオーム又はポリウレタン・フオ−ムであるのが好ましい。当業者には公知の様に、該前頭面に沿った面は体の長軸、又は縦軸を通過する前頭面(frontal plane)であり、そして該基底面は体の耳及び目の下方眼窩縁を概ね通過する横断面(traverse plane)である。
【0039】当業者には、明白な変型と等化物が明らかな様に、本発明が、示され、説明された構造、動作、正確な材料又は実施例の、正確な詳細には限定されないことは理解されるべきである。従って、本発明はそれ故付属する請求項の範囲によりのみ限定される。
【0040】本発明の特徴及び態様を示せば以下の通りである。
【0041】1.フットボールヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、そして2つの側部と、を備えており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該着用者は2つの側部分を有する下顎を備えており、該シェルの各側部は該着用者の耳と、頬の部分と、の上に概ね乗るよう適合された耳フラップを有しており、各耳フラップはそのそれぞれの側から概ね下方に延びており、各耳フラップは該耳フラップに取り付けられた顎フラップを含んでおり、各顎フラップは該耳フラップから該シェルの該前部の方へ前方に延びておりそして概ね該ヘルメットの該着用者の該下顎の側部分の上に乗るために延びるよう適合されており、各側部はおとがいプロテクターの部分を該シェルに結合するよう適合された、おとがいプロテクターコネクターを有しており、各側部はフエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合された、フエースガードコネクターを有しており、そして該ヘルメットは又衝撃吸収ライナーを該シェルの該内壁面の部分に結合するよう適合された、ライナーコネクターを具備することを特徴とする該フットボールヘルメット。
【0042】2.該フエースガードコネクターにより該ヘルメットの少なくとも両側部に結合されたフエースガードを具備しており、各フエースガードコネクターが該フエースガード上に印加された衝撃力を該シェル全体を通して実質的に全方向に分布させるよう適合されたショックアブゾーバー部材を有することを特徴とする上記1の該フットボールヘルメット。
【0043】3.各ショックアブゾーバー部材が該シェルの側部内に形成された開口部内に配置されたグロメットであることを特徴とする上記2の該フットボールヘルメット。
【0044】4.各グロメットがゴムで形成されることを特徴とする上記3の該フットボールヘルメット。
【0045】5.各グロメットがエラストマー材料で形成されることを特徴とする上記3の該フットボールヘルメット。
【0046】6.各グロメットがそれを通過する開口部を有する円形部材であることを特徴とする上記3の該フットボールヘルメット。
【0047】7.各円形部材が該シェルの該内壁面に隣接する内部の環状のリップと該シェルの該外壁面に隣接する外部の環状のリップとを有することを特徴とする上記6の該フットボールヘルメット。
【0048】8.該フエースガードコネクターが該グロメットの部分を密接な嵌合、隣接関係で受ける凹部を有することを特徴とする上記3の該フットボールヘルメット。
【0049】9.各グロメットがそれを通過する開口部を有し、そしてブッシングが該開口部内に配置されることを特徴とする上記3の該フットボールヘルメット。
【0050】10.該ブッシングが上壁面と下壁面とを有するキャップ部材を備えており、該下壁面が該シェルの該内壁面に隣接して配置されることを特徴とする上記9の該フットボールヘルメット。
【0051】11.第1及び第2端部を有するボルトが各ブッシング及び各フエースガードを通過しており、そしてナットが該ボルトの該第2端部を受けており、それにより該フエースガードが該シェルの各側部に取り付けられることを特徴とする上記10の該フットボールヘルメット。
【0052】12.各キャップ部材の該上壁面が対応するナットを受ける凹部を有することを特徴とする上記11の該フットボールヘルメット。
【0053】13.該キャップ部材の該凹部が該対応するナットを嵌合式に受けておりそして該凹部が該シェルに対する該ナットの回転運動を拘束することを特徴とする上記12の該フットボールヘルメット。
【0054】14.該ナットがテーナットであり、そして該テーナットの部分が該ブッシング内に配置されることを特徴とする上記13の該フットボールヘルメット。
【0055】15.各フエースガードコネクターが内面と外面とを有しており、そして各フエースガードコネクターが実質的に平行で、実質的に非共線的関係に配置された少なくとも2つのチャンネルを有し、各チャンネルが該フエースガードの部分を受けることを特徴とする上記3の該フットボールヘルメット。
【0056】16.該フエースガードが複数のワイヤ部材で形成され、そして各チャンネルたワイヤ部材を受けることを特徴とする上記15の該フットボールヘルメット。
【0057】17.少なくとも1つのチャンネルが該フエースガードコネクターの該内面内に形成され、そして該少なくとも1つのチャンネル内に受けられた該ワイヤ部材が該フエースガードコネクターの該内面と該シェルの該外壁面との間に配置されることを特徴とする上記16の該フットボールヘルメット。
【0058】18.少なくとも1つのフエースガードコネクターがその中に形成されたアクセス通路を有し、該アクセス通路が該シェル内に配置された膨張ポートと整合され、そして該膨張ポートへのアクセスを提供し該衝撃吸収ライナーが膨張させられることを可能にするよう適合され、ていることを特徴とする上記2の該フットボールヘルメット。
【0059】19.2つの側を有するおとがいプロテクターであるが、該おとがいプロテクターの各側に付随する少なくとも2つの柔軟部材を有する該おとがいプロテクターを具備しており、該少なくとも2つの柔軟部材は該シェルの該側部上で該おとがいプロテクターコネクターの1つと係合するよう適合されていることを特徴とする上記1の該フットボールヘルメット。
【0060】20.該おとがいプロテクターコネクターが該シェルの下部縁面内に形成された少なくとも2つのノッチを有しており、少なくとも1つのノッチは該シェルの各側部上に配置されており、そして該おとがいプロテクターの各側上の該柔軟部材の少なくとも1つは該シェルの各側部上で該ノッチの少なくとも1つを通過することを特徴とする上記19の該フットボールヘルメット。
【0061】21.該少なくとも2つのノッチが該シェルの各耳フラップに隣接する該シェルの該下部縁面上に配置されることを特徴とする上記20の該フットボールヘルメット。
【0062】22.各耳フラップが、該着用者への音の伝達を可能にするために該着用者の耳に隣接して配置されるよう適合された耳開口部を有しており、そして該少なくとも1つのノッチが実質的に該耳開口部の直接下にある該シェルの該下部縁面内に配置されることを特徴とする上記21の該フットボールヘルメット。
【0063】23.該柔軟部材の各々が柔軟なストラップであることを特徴とする上記20の該フットボールヘルメット。
【0064】24.該おとがいプロテクターの各側に付随する、該少なくとも2つの柔軟部材が各々上部柔軟部材と下部柔軟部材とを有しており、そして該下部柔軟部材が該シェルの各側部上で該ノッチの少なくとも1つを通過することを特徴とする上記20の該フットボールヘルメット。
【0065】25.各下部柔軟部材の第1部分は該シェルの内壁面に隣接して配置され、該下部柔軟部材の第2部分は該ノッチの少なくとも1つを通過しており、そして該柔軟部材の第3部分は該シェルの該外面に隣接して配置されることを特徴とする上記24の該フットボールヘルメット。
【0066】26.各下部柔軟部材の該第3部分は該シェルの該外壁面上に配置された該おとがいプロテクターコネクターの部分に解除可能に取り付けられることを特徴とする上記25の該フットボールヘルメット。
【0067】27.該上部柔軟部材は、該シェルの該耳フラップ内に形成された耳開口部の上にそしてそれに隣接して配置された、該おとがいプロテクターコネクターの部分により該シェルの該側部の該外壁面に解除可能に取り付けられることを特徴とする上記24の該フットボールヘルメット。
【0068】28.該おとがいプロテクターコネクターは該シェルの各側部内に形成された少なくとも1つのスロットを有し、そして該おとがいプロテクターの各側上の該柔軟部材の少なくとも1つは該少なくとも1つのスロットを通過することを特徴とする上記19の該フットボールヘルメット。
【0069】29.該シェルの各側部内に形成される、該少なくとも1つのスロットが該シェルの各耳フラップ内に配置されることを特徴とする上記28の該フットボールヘルメット。
【0070】30.該シェルの各耳フラップが、該着用者への音の伝達を可能にするために該着用者の耳に隣接して配置されるよう適合された耳開口部を有し、そして該少なくとも1つのスロットが各耳開口部の前にそして該シェルの該前部と各耳開口部との間に配置されることを特徴とする上記29の該フットボールヘルメット。
【0071】31.各スロットが該シェルの内外壁面に対しテーパーが付けられることを特徴とする上記28の該フットボールヘルメット。
【0072】32.該ライナーコネクターにより該シェルの該内壁面に付随させられた衝撃吸収ライナーを具備することを特徴とする上記1の該フットボールヘルメット。
【0073】33.該衝撃吸収ライナーが該ライナーコネクターにより該シェルの該内壁面に解除可能に結合されることを特徴とする上記32の該フットボールヘルメット。
【0074】34.該ライナーコネクターが該衝撃吸収ライナーと、該シェルの該内壁面と、に付随するフックアンドループフアスナー組立体を有することを特徴とする上記33の該フットボールヘルメット。
【0075】35.該衝撃吸収ライナーが該シェル上に印加された衝撃力を吸収するよう適合された複数の弾性部材を有しており、該複数の弾性部材は該シェルの該後部及び側部の該内壁面に沿って配置され、該シェルの該顎フラップの各々の部分の該内壁面上に配置された少なくとも1つの弾性パッド部材を有することを特徴とする上記32の該フットボールヘルメット。
【0076】36.該シェルの該顎フラップの部分の該内壁面上に配置された該少なくとも1つの弾性パッド部材の各々が該複数の弾性部材と必要不可欠に形成されることを特徴とする上記35の該フットボールヘルメット。
【0077】37.該シェルの顎フラップの部分の該内壁面上に配置された少なくとも1つの弾性パッド部材が該複数の弾性部材に解除可能に取り付けられることを特徴とする上記35の該フットボールヘルメット。
【0078】38.該衝撃吸収ライナーが第1及び第2端部を有し、そして該ライナーの該端部の各々に配置されたコネクター部材を有しており、各コネクター部材は、該シェルの該顎フラップの部分の該内壁面上に配置された該、少なくとも1つの、弾性パッド部材の少なくとも1つを該衝撃吸収ライナーに結合するよう適合されていることを特徴とする上記37の該フットボールヘルメット。
【0079】39.該コネクター部材が該、少なくとも1つの、弾性パッド部材の該少なくとも1つをつり下げるつり具であることを特徴とする上記38の該フットボールヘルメット。
【0080】40.各つり具が該、少なくとも1つの弾性パッド部材の該少なくとも1つを受ける開口部を形成することを特徴とする上記39の該フットボールヘルメット。
【0081】41.該開口部が該、少なくとも1つの弾性パッド部材の該少なくとも1つの外形と、密接に適合し、そして該外形をよく合って保持することを特徴とする上記40の該フットボールヘルメット。
【0082】42.該シェルの該内壁面の各側で、該衝撃吸収ライナーの該弾性部材の少なくとも1つと、該顎フラップの部分の該内壁面上に配置された該少なくとも1つの弾性パッド部材と、の間で耳チャンネルが形成され、各耳チャンネルは各耳フラップ内に形成された耳開口部に隣接して配置されることを特徴とする上記35の該フットボールヘルメット。
【0083】43.各耳チャンネルが、該シェルの該クラウンから、該シェルの該耳フラップに隣接する該シェルの該下部縁面へと延びる該シェルの実質的に垂直な軸線と実質的に平行に配置された軸線に沿って延びることを特徴とする上記42の該フットボールヘルメット。
【0084】44.該耳チャンネルは、該耳開口部から、該耳開口部の下の該シェルの該下部縁面まで実質的に遮られず、それにより該ヘルメットの該着用者は、該着用者の該耳と該衝撃吸収ライナーの該弾性部材及び弾性パッド部材との間の実質的な接触無しに、該ヘルメットを容易に着用し、又は取り外すことを特徴とする上記43の該フットボールヘルメット。
【0085】45.該複数の弾性部材の少なくとも1つは室内に配置され、該室は流体を含むことを特徴とする上記35の該フットボールヘルメット。
【0086】46.該流体は加圧流体であることを特徴とする上記45の該フットボールヘルメット。
【0087】47.該流体は空気であることを特徴とする上記46の該フットボールヘルメット。
【0088】48.該弾性パッド部材の少なくとも1つは室内に配置され、そして該室は流体を含むことを特徴とする上記35の該フットボールヘルメット。
【0089】49.該流体が加圧流体であることを特徴とする上記48の該フットボールヘルメット。
【0090】50.該流体が空気であることを特徴とする上記49の該フットボールヘルメット。
【0091】51.該少なくとも1つの弾性部材が該室と流体的伝送関係にある膨張弁を含むことを特徴とする上記48の該フットボールヘルメット。
【0092】52.該膨張弁は、流体が該室内へ伝送されることを可能にするために該シェル内からアクセス可能であることを特徴とする上記51の該フットボールヘルメット。
【0093】53.該膨張弁が、該シェル内に配置された膨張ポートに付随しており、該膨張ポートが該シェルの該外壁面内に配置され、該シェルを通して該シェルの該内壁面へ通過することを特徴とする上記51の該フットボールヘルメット。
【0094】54.該シェルの該クラウンの該内壁面に隣接して配置されたクラウン衝撃吸収パッドを具備することを特徴とする上記1の該フットボールヘルメット。
【0095】55.該クラウン衝撃吸収パッドが膨張可能であることを特徴とする上記54の該フットボールヘルメット。
【0096】56.該外部シェルが該クラウンから下方に延びる垂直な、縦軸線を有し、そして各耳フラップが該外部シェルの該縦軸線に実質的に平行な平面内に概ね横たわることを特徴とする上記1の該フットボールヘルメット。
【0097】57.該外部シェルが該クラウンから下方へ延びる垂直な、縦軸線を有し、そして各顎フラップが該外部シェルの該縦軸線に実質的に平行な平面内に概ね横たわることを特徴とする上記56の該フットボールヘルメット。
【0098】58.該シェルの該クラウンが、該外壁面から該シェルを通り該シェルの該内壁面まで延びる空気通路を形成する少なくとも1つの換気開口部を有することを特徴とする上記1の該フットボールヘルメット。
【0099】59.ヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、そして2つの側部と、を備えており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該ヘルメットは又、フエースガードを具備しており、該シェルの各側部は該フエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合された、フエースガードコネクターを備えており、そして各フエースガードコネクターは該フエースガード上に印加された衝撃力を該シェル全体を通して実質的に全方向に分布させるよう適合されたショックアブゾーバー部材を有することを特徴とする該ヘルメット。
【0100】60.各ショックアブゾーバー部材が該シェルの側部内に形成された開口部内に配置されたグロメットであることを特徴とする上記59の該ヘルメット。
【0101】61.各グロメットがゴムで形成されることを特徴とする上記60の該ヘルメット。
【0102】62.各グロメットがエラストマー材料で形成されることを特徴とする上記60の該ヘルメット。
【0103】63.各グロメットがそれを通過する開口部を有する円形部材であることを特徴とする上記60の該ヘルメット。
【0104】64.各円形部材が該シェルの該内壁面に隣接する内部の環状リップと該シェルの該外壁面に隣接する外部の環状のリップとを有することを特徴とする上記63の該フットボールヘルメット。
【0105】65.該フエースガードコネクターが密接な嵌合、隣接関係で該グロメットの部分を受ける凹部を有することを特徴とする上記60の該ヘルメット。
【0106】66.各グロメットがそれを通過する開口部を有し、ブッシングが該開口部内に配置されることを特徴とする上記60の該ヘルメット。
【0107】67.該ブッシングが上壁面と下壁面とを有するキャップ部材を備えており、該下壁面は該シェルの該内壁面に隣接して配置されることを特徴とする上記66の該ヘルメット。
【0108】68.第1及び第2端部を有するボルトが各ブッシングと各フエースガードコネクターとを通過するようにされており、そしてナットが該ボルトの第2端部を受けており、それにより該フエースガードが該シェルの各側部に取り付けられることを特徴とする上記67の該ヘルメット。
【0109】69.各キャップ部材の該上壁面が対応するナットを受ける凹部を有することを特徴とする上記68の該ヘルメット。
【0110】70.該キャップ部材の該凹部が該対応するナットを嵌合式に受けており、該凹部は該シェルに対する該ナットの回転運動を拘束することを特徴とする上記69の該ヘルメット。
【0111】71.該ナットがテーナットであり、該テーナットの部分が該ブッシング内に配置されることを特徴とする上記70の該ヘルメット。
【0112】72.各フエースガードコネクターは内面と外面とを有しており、各フエースガードコネクターは実質的に平行で、実質的に非共線的関係に配置された少なくとも2つのチャンネルを有しており、各チャンネルは該フエースガードの部分を受けることを特徴とする上記60の該ヘルメット。
【0113】73.該フエースガードが複数のワイヤ部材で形成され、各チャンネルがワイヤ部材を受けることを特徴とする上記72の該ヘルメット。
【0114】74.少なくとも1つのチャンネルが該フエースガードコネクターの該内面内に形成され、そして該少なくとも1つのチャンネル内に受けられた該ワイヤ部材が該フエースガードコネクターの該内面と該シェルの該外壁面との間に配置されることを特徴とする上記73の該ヘルメット。
【0115】75.内壁面及び外壁面と、2つの側部とを有する外部シェルを備えるヘルメットであり、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭とフエースガードとを受けるよう適合されている、該ヘルメット内で使用するためのフエースガードコネクターに於いて、該フエースガードコネクターは該フエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合されており、内面と外面と、そして実質的に平行な、実質的に非共線的な、関係に配置された少なくとも2つのチャンネルと、を具備しており、各チャンネルは該フエースガードの部分を受けるよう適合されていることを特徴とする該フエースガードコネクター。
【0116】76.該フエースガードが複数のワイヤ部材で形成され、そして各チャンネルがワイヤ部材を受けるよう適合されていることを特徴とする上記75の該フエースガードコネクター。
【0117】77.少なくとも1つのチャンネルが該フエースガードコネクターの該内面内に形成され、それにより該少なくとも1つのチャンネル内に受けられるよう適合された該ワイヤ部材が該フエースガードコネクターの該内面と該シェルの該外壁面との間に配置されるよう適合されることを特徴とする上記76の該フエースガード。
【0118】78.内壁面及び外壁面と、2つの側部とを有する外部シェルを備えるヘルメットであり、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭と、フエースガードと、を受けるよう適合されている、該ヘルメット内で使用するためのフエースガードコネクターに於いて、該フエースガードコネクターは該フエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合されており、内面と外面と、そして該フエースガード上に印加された、衝撃力を該シェル全体を通して、実質的に全方向に分布させるよう適合されたショックアブゾーバー部材と、を具備することを特徴とする該フエースガードコネクター。
【0119】79.各ショックアブゾーバー部材が該シェルの側部内に形成された開口部内に配置されるよう適合されたグロメットであることを特徴とする上記78の該フエースガードコネクター。
【0120】80.各グロメットがゴムで形成されることを特徴とする上記79の該フエースガードコネクター。
【0121】81.各グロメットがエラストマー材料で形成されることを特徴とする上記79の該フエースガードコネクター。
【0122】82.各グロメットがそれを通過する開口部を有する円形部材であることを特徴とする上記79の該フエースガードコネクター。
【0123】83.各円形部材が該シェルの該内壁面に隣接するよう適合された内部の環状のリップと該シェルの該外壁面に隣接するよう適合された外部の環状のリップとを有することを特徴とする上記82の該フエースガードコネクター。
【0124】84.該フエースガードコネクターが密接な嵌合、隣接関係で該グロメットの部分を受ける凹部を有することを特徴とする上記79の該フエースガードコネクター。
【0125】85.該グロメットがそれを通過する開口部を有し、ブッシングが該開口部内に配置されることを特徴とする上記79の該フエースガードコネクター。
【0126】86.該フエースガードコネクターが実質的に平行で、実質的に非共線的関係に配置された少なくとも2つのチャンネルを有しており、各チャンネルが該フエースガードの部分を受けるよう適合されることを特徴とする上記78の該フエースガードコネクター。
【0127】87.該フエースガードが複数のワイヤ部材で形成され、各チャンネルがワイヤ部材を受けるよう適合されることを特徴とする上記86の該フエースガードコネクター。
【0128】88.少なくとも1つのチャンネルが該フエースガードコネクターの該内面内に形成され、そして該ワイヤ部材が、該少なくとも1つのチャンネル内で受けられそして該フエースガードコネクターの該内面と該シェルの該外壁面との間に配置されるよう適合されることを特徴とする上記16の該フエースガードコネクター。
【0129】89.ヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、そして2つの側部と、を備えており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該ヘルメットは又、2つの側を備えるおとがいプロテクターと、該おとがいプロテクターの各側に付随する少なくとも2つの柔軟部材とを具備しており、該少なくとも2つの柔軟部材は該シェルの該側部上で該おとがいプロテクターコネクターの1つと係合するよう適合されており、そして該おとがいプロテクターコネクターは該シェルの該下部縁面内に形成された少なくとも2つのノッチを有しており、少なくとも1つのノッチは該シェルの各側部上に配置されており、そして該おとがいプロテクターの各側上の該柔軟部材の少なくとも1つは該シェルの各側部上の該ノッチの少なくとも1つを通過することを特徴とする該ヘルメット。
【0130】90.該少なくとも2つのノッチは該シェルの各耳フラップに隣接する該シェルの該下部縁面内に配置されることを特徴とすることを特徴とする上記89の該ヘルメット。
【0131】91.各耳フラップが、該着用者への音の伝達を可能にするために該着用者の耳に隣接するよう配置されるよう適合された、耳開口部を有しており、該少なくとも1つのノッチが該耳開口部の実質的に直接下にある該シェルの該下部縁面内に配置されることを特徴とする上記90の該ヘルメット。
【0132】92.該おとがいプロテクターの各側に付随する、該少なくとも2つの柔軟部材が各々上柔軟部材と下柔軟部材とを有しており、そして該下柔軟部材が該シェルの各側部上の該ノッチの少なくとも1つを通過することを特徴とする上記89の該ヘルメット。
【0133】93.各下柔軟部材の第1部分は該シェルの該内壁面に隣接して配置され、該下柔軟部材の第2部分は該ノッチの少なくとも1つを通過し、そして該柔軟部材の第3部分は該シェルの該外面に隣接して配置されることを特徴とする上記92の該ヘルメット。
【0134】94.各下柔軟部材の該第3部分は該シェルの該外壁面上に配置された該おとがいプロテクターコネクターの部分に解除可能に取り付けられることを特徴とする上記93の該ヘルメット。
【0135】95.ヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、そして2つの側部と、を備えており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、そして該ヘルメットは又2つの側を有するおとがいプロテクターと該おとがいプロテクターの各側に付随する少なくとも2つの柔軟部材とを具備しており、該少なくとも2つの柔軟部材は該シェルの該側部上の該おとがいプロテクターコネクターの1つと係合するよう適合されており、そして該おとがいプロテクターは該シェルの各側部内に形成された少なくとも1つのスロットを備えており、そして該おとがいプロテクターの各側上の該柔軟部材の少なくとも1つは該少なくとも1つのスロットを通過することを特徴とする該ヘルメット。
【0136】96.該シェルの各側部内に形成された該少なくとも1つのスロットは該シェルの各耳フラップ内に配置されることを特徴とする上記91の該ヘルメット。
【0137】97.該シェルの各耳フラップは該着用者への音の伝達を可能にするために該着用者の耳に隣接して配置されるよう適合された耳開口部を有しており、そして該少なくとも1つのスロットは各耳開口部の前方にそして該シェルの該前部と各耳開口部の間に配置されることを特徴とする上記91の該ヘルメット。
【0138】98.各スロットは該シェルの内壁面及び外壁面に対しテーパーが付けられることを特徴とする上記91の該ヘルメット。
【0139】99.ヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、2つの側部と、を備えており、そして該シェルの各側部は、着用者の耳と、頬の部分と、の概ね上に乗るよう適合された耳フラップを有しており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該ヘルメットは又、フエースガードを具備しており、該シェルの各側部は、該フエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合された、フエースガードコネクターを有しており、該ヘルメットは更に、該シェルの該内壁面に付随する衝撃吸収ライナーを具備しており、該衝撃吸収ライナーは該シェル上に印加された衝撃力を吸収するよう適合された複数の弾性部材を有しており、そして該複数の弾性部材は該シェルの該後部と側部の該内壁面に沿って配置され、そして該シェルの該内壁面の各側上で、該衝撃吸収ライナーの該弾性部材の間に耳チャンネルが形成されそして各耳チャンネルは各耳フラップ内に形成された耳開口部に隣接して配置されることを特徴とする該ヘルメット。
【0140】100.各耳チャンネルは、該シェルの該クラウンから該シェルの該耳フラップに隣接する該シェルの該下部縁面へ延びる該シェルの実質的に垂直な軸線と実質的に平行に配置された軸線に沿って延びることを特徴とする上記99の該ヘルメット。
【0141】101.該耳チャンネルが該耳開口部から該耳開口部の下の該シェルの該下部縁面まで実質的に遮られず、それにより該ヘルメットの着用者は、該着用者の該耳と該衝撃吸収ライナーの該弾性部材及び弾性パッド部材との間の実質的接触無しに、該ヘルメットを容易に着用し、又は外すことを特徴とする上記100の該ヘルメット。
【0142】102.ヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、そして2つの側部と、を備えており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該ヘルメットは又、該シェルの該内壁面に付随する衝撃吸収及び寸法決め用ライナーを具備しており、該衝撃吸収及び寸法決め用ライナーは、該シェル上に印加された衝撃力を吸収するそして該ヘルメットを該ヘルメットの該着用者の該頭に寸法決めするのを助ける両方のために適合された複数の弾性部材を有し、そして該複数の弾性部材は該シェルの該後部と側部の該内壁面に沿って配置されており、該衝撃吸収及び寸法決め用ライナーは該ヘルメットの該着用者の頬に接触する少なくとも1つの弾性部材を有することを特徴とする該ヘルメット。
【0143】103.該複数の弾性部材の少なくとも1つは室内に配置され、該室は流体を含むことを特徴とする上記102の該ヘルメット。
【0144】104.該流体は加圧流体であることを特徴とする上記103の該ヘルメット。
【0145】105.該流体が空気であることを特徴とする上記104の該ヘルメット。
【0146】106.フットボールヘルメットに於いて、内壁面と外壁面とを備える外部シェルを具備しており、該シェルはクラウンと、後部と、前部と、下部縁面と、2つの側部と、を備えており、該シェルは該ヘルメットの着用者の頭を受けるよう適合されており、該頭は基底面と前頭面に沿った面とを有しており、該着用者は2つの側部分を有する下顎を有しており、該シェルの各側部は該着用者の耳と、頬の部分と、の上に概ね乗るよう適合された耳フラップを有しており、各耳フラップはそのそれぞれの側部から概ね下方に延びており、各側部は、おとがいプロテクターの部分を該シェルに結合するよう適合された、おとがいプロテクターコネクターを有しており、各側部は、フエースガードの部分を該シェルに結合するよう適合された、フエースガードコネクターを有しており、そして該フットボールヘルメットは又該外部シェル内と、該着用者の該頭の前頭面に沿った面の前と、そして該着用者の該頭の該基底面の下と、に配置された実質的な量のエネルギーフオームを具備することを特徴とする該フットボールヘルメット。
【0147】107.各耳フラップが該耳フラップに取り付けられた顎フラップを有し、各顎フラップは該耳フラップから該シェルの該前部の方へ前方へ延びておりそして該ヘルメットの該着用者の該下顎の側部分の上に乗るように概ね延びるよう適合されていることを特徴とする上記106の該フットボールヘルメット。
【出願人】 【識別番号】503024619
【氏名又は名称】リデル・インコーポレーテツド
【出願日】 平成15年5月1日(2003.5.1)
【代理人】 【識別番号】100060782
【弁理士】
【氏名又は名称】小田島 平吉
【公開番号】 特開2003−328225(P2003−328225A)
【公開日】 平成15年11月19日(2003.11.19)
【出願番号】 特願2003−126545(P2003−126545)