| 【発明の名称】 |
保護帽子の構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】大 島 康 彰
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| 【要約】 |
【課題】転倒時に重大な損傷を受け易い後頭部、側頭部を重点的に保護でき、しかも、日常生活で着用しても、外見を損なわず、軽量であり、デザインの自由度を確保できて、ファッション性にも優れた保護帽子の構造を提供する。
【解決手段】布製の帽体に保護材を装着して構成された保護帽子であって、前記帽体は、頭部全体を覆うように形成され、前記保護材は前記帽体内にあって、少なくとも後頭部、頂部、側頭部を覆うように構成された硬質樹脂製のシェルと、その内側に貼り付けられた、所要厚さのスポンジ状緩衝材とから構成している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 布製の帽体に保護材を装着して構成された保護帽子であって、前記帽体は、頭部全体を覆うように形成され、前記保護材は前記帽体内にあって、少なくとも後頭部、頂部、側頭部を覆うように構成された硬質樹脂製のシェルと、その内側に貼り付けられた、所要厚さのスポンジ状緩衝材とから構成していることを特徴とする保護帽子の構造。 【請求項2】 布製の帽体に保護材を装着して構成された保護帽子であって、前記帽体は、頭部前半を覆うように形成され、また、前記保護材は、硬質樹脂製のシェルと、その内側に貼り付けられた、所要厚さのスポンジ状緩衝材とから構成してあり、その前縁部で、前記帽体の後縁部に接続されていることを特徴とする保護帽子の構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、外部からの衝撃に対して、頭部を保護するための保護帽子の構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、頭部を保護するものとしては、硬質の帽体の内部に緩衝材を装着した、現場作業用、交通安全用、各種スポーツ用などのヘルメットあるいはこれらに準ずる安全帽が知られているが、日常生活で、着用する帽子には、そのような安全策は講じられていない。 【0003】従って、歩行中に起きる不意の転倒時に、後頭部や側頭部を強打して頭蓋骨損傷や脳挫傷を受ける畏れがあり、特に、冬期に、路面が凍結している場合に、このような事故が多発している。しかしながら、前述のヘルメットなどを日常生活(散歩、旅行など)において着用するのは、外見が悪く、また、外径が大きく、全体として重量過多で、好ましくない。また、着用した際に、通気性が悪く、頭部が蒸れるなどの不都合がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、転倒時に重大な損傷を受け易い後頭部、側頭部を重点的に保護でき、しかも、日常生活で着用しても、外見を損なわず、軽量であり、デザインの自由度を確保できて、ファッション性にも優れた保護帽子の構造を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】このため、本発明では、布製の帽体に保護材を装着して構成された保護帽子であって、前記帽体は、頭部全体を覆うように形成され、前記保護材は前記帽体内にあって、少なくとも後頭部、頂部、側頭部を覆うように構成された硬質樹脂製のシェルと、その内側に貼り付けられた、所要厚さのスポンジ状緩衝材とから構成されていることを特徴とする。 【0006】また、本発明では、布製の帽体に保護材を装着して構成された保護帽子であって、前記帽体は、頭部前半を覆うように形成され、また、前記保護材は、硬質樹脂製のシェルと、その内側に貼り付けられた、所要厚さのスポンジ状緩衝材とから構成してあり、その前縁部で、前記帽体の後縁部に接続されていることを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る第1の実施の形態を、図1および図2を参照して、具体的に説明する。ここに提示する帽子は、ハット(例えば、ゴルフ用)およびキャップ(例えば、野球帽)であって、前者は図1に、後者は図2に示されているが、その構造の特徴は共通するものである。 【0008】即ち、この実施の形態での保護帽子の構造は、布製の帽体1に保護材2を装着して構成されたものであって、帽体1は、頭部全体を覆うように形成され、保護材2は帽体1内にあって、少なくとも後頭部、頂部、側頭部を覆うように構成された、ほぼ四半球形状の外観を呈する硬質樹脂製のシェル2Aと、その内側に貼り付けられた、所要厚さの、例えば発泡ウレタンなどの、スポンジ状緩衝材2Bとから構成している。 【0009】このような構成では、シェル2Aの形状が、ほぼ人間の頭蓋骨の形状に沿っているだけでなく、真空成形法などの樹脂成形法を採用しており、厚さが均等で、若干の弾性材質であるので、路面凍結などで、転倒した場合でも、硬質のヘルメットと異なり、その撓み性により、衝撃を受ける接触部位を、「点」から「面」に変えることができ、衝撃を分散して、頭部の保護を十分に発揮できる。しかも、内側の緩衝材2Bの働きで、頭部側での衝撃緩衝性も発揮できる。 【0010】因みに、保護材として、スポンジ状緩衝材だけを用いた場合、衝撃を受ける接触部位は一点に集中し、実質的な緩衝効果を発揮することはできない。 【0011】図3に示す第2の実施の形態での保護帽子(例えば、キャップ型)は、布製の帽体11が、頭部前半を覆うように形成されており、また、保護材12が、硬質樹脂製のシェル12Aと、その内側に貼り付けられた、所要厚さのスポンジ状緩衝材12Bとから構成してあり、その保護材12の前縁部で、前記帽体の後縁部に接続されている。この接続手段として、例えば、それぞれ前縁部および後縁部に、互いに合致する取付け孔13および14を穿ち、これらを貫通するリベット15で両者を接合する構造が採用できる。 【0012】この場合も、第1の実施の形態と同様に、路面凍結などで、転倒した場合でも、硬質のヘルメットと異なり、シェル12Aの撓み性により、衝撃を受ける接触部位を、「点」から「面」に変えることができ、衝撃を分散して、頭部の保護を十分に発揮できる。しかも、内側の緩衝材12Bの働きで、頭部側での衝撃緩衝性も発揮できる。 【0013】 【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、布製の帽体に保護材を装着して構成された保護帽子であって、前記帽体は、頭部全体を覆うように形成され、前記保護材は前記帽体内にあって、少なくとも後頭部、頂部、側頭部を覆うように構成された硬質樹脂製のシェルと、その内側に貼り付けられた、所要厚さのスポンジ状緩衝材とから構成されていることを特徴とする。 【0014】また、本発明は、布製の帽体に保護材を装着して構成された保護帽子であって、前記帽体は、頭部前半を覆うように形成され、また、前記保護材は、硬質樹脂製のシェルと、その内側に貼り付けられた、所要厚さのスポンジ状緩衝材とから構成してあり、その前縁部で、前記帽体の後縁部に接続されていることを特徴とする。 【0015】従って、転倒時に重大な損傷を受け易い後頭部、側頭部を重点的に保護でき、しかも、日常生活で着用しても、外見を損なわず、軽量であり、デザインの自由度を確保できて、ファッション性にも優れた保護帽子を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500125593 【氏名又は名称】株式会社特殊衣料
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| 【出願日】 |
平成13年10月22日(2001.10.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000051 【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2003−129324(P2003−129324A) |
| 【公開日】 |
平成15年5月8日(2003.5.8) |
| 【出願番号】 |
特願2001−324175(P2001−324175) |
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